JPH10216562A - 遠心分離機 - Google Patents
遠心分離機Info
- Publication number
- JPH10216562A JPH10216562A JP3697897A JP3697897A JPH10216562A JP H10216562 A JPH10216562 A JP H10216562A JP 3697897 A JP3697897 A JP 3697897A JP 3697897 A JP3697897 A JP 3697897A JP H10216562 A JPH10216562 A JP H10216562A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- drive shaft
- groove
- bearing hole
- pin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B04—CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
- B04B—CENTRIFUGES
- B04B9/00—Drives specially designed for centrifuges; Arrangement or disposition of transmission gearing; Suspending or balancing rotary bowls
- B04B9/08—Arrangement or disposition of transmission gearing ; Couplings; Brakes
- B04B2009/085—Locking means between drive shaft and rotor
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ロータを駆動軸に容易に結合させることがで
きる遠心分離機を提供すること。 【解決手段】 駆動軸の周面にピンを突設するととも
に、ロータの軸受用孔に溝を形成し、該溝を上記ピンに
落とし込んで上記ロータを上記駆動軸に係合させる遠心
分離機において、上記溝の開口縁に傾斜面を形成し、該
傾斜面によって上記ピンを上記溝内に案内するようにし
ている。
きる遠心分離機を提供すること。 【解決手段】 駆動軸の周面にピンを突設するととも
に、ロータの軸受用孔に溝を形成し、該溝を上記ピンに
落とし込んで上記ロータを上記駆動軸に係合させる遠心
分離機において、上記溝の開口縁に傾斜面を形成し、該
傾斜面によって上記ピンを上記溝内に案内するようにし
ている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遠心分離機に関するも
ので、詳しくはロータをモータ等の駆動軸に係合するた
めの結合構造に関するものである。
ので、詳しくはロータをモータ等の駆動軸に係合するた
めの結合構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】遠心分離機では、図4に示したようにロ
ータ1を単体として形成し、それをモータ等の駆動軸2
に嵌着させている。
ータ1を単体として形成し、それをモータ等の駆動軸2
に嵌着させている。
【0003】図5に示したように、ロータ1を駆動軸2
に係合するための結合構造として、駆動軸2にピン3を
植設するとともに、ロータ1の底面に形成した軸受孔4
の内周面に溝5を形成し、該溝5に駆動軸2のピン3を
嵌入させることによってロータ1と駆動軸2とを連結す
る構造が採用されている。
に係合するための結合構造として、駆動軸2にピン3を
植設するとともに、ロータ1の底面に形成した軸受孔4
の内周面に溝5を形成し、該溝5に駆動軸2のピン3を
嵌入させることによってロータ1と駆動軸2とを連結す
る構造が採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記遠心分
離機では、ロータ1の軸受孔4を駆動軸2に落とし込む
際に、軸受孔4の溝5を駆動軸2のピン3に合致させな
くてはならない。即ち、図6に示したように、軸受孔4
の溝5が駆動軸2のピン3に合致されずに軸受孔4の周
縁に当接した場合に、溝5をピン3に合致させるべくロ
ータ1を回動させても駆動軸2も共に回動してしまうた
め、溝5をピン3に合致させることが困難である。
離機では、ロータ1の軸受孔4を駆動軸2に落とし込む
際に、軸受孔4の溝5を駆動軸2のピン3に合致させな
くてはならない。即ち、図6に示したように、軸受孔4
の溝5が駆動軸2のピン3に合致されずに軸受孔4の周
縁に当接した場合に、溝5をピン3に合致させるべくロ
ータ1を回動させても駆動軸2も共に回動してしまうた
め、溝5をピン3に合致させることが困難である。
【0005】そこで、ロータ1の軸受孔4を駆動軸2に
落とし込んだ際に、軸受孔4の溝5が駆動軸2のピン3
に合致しない場合には、ロータ1を再び持ち上げて再度
軸受孔4の溝5を駆動軸2のピン3に合致させことを試
みることになるが、一般的にロータ1の質量は重く(約
10kg)、しかも中腰の状態で作業を行うため重労働
になる。
落とし込んだ際に、軸受孔4の溝5が駆動軸2のピン3
に合致しない場合には、ロータ1を再び持ち上げて再度
軸受孔4の溝5を駆動軸2のピン3に合致させことを試
みることになるが、一般的にロータ1の質量は重く(約
10kg)、しかも中腰の状態で作業を行うため重労働
になる。
【0006】そこで、本発明の目的は、ロータを駆動軸
に容易に結合させることができる遠心分離機を提供する
ことにある。
に容易に結合させることができる遠心分離機を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の遠心分離機で
は、駆動軸の周面にピンを突設するとともに、ロータの
軸受用孔に溝を形成し、該溝を上記ピンに落とし込んで
上記ロータを上記駆動軸に係合させる遠心分離機におい
て、上記溝の開口縁に傾斜面を形成している。
は、駆動軸の周面にピンを突設するとともに、ロータの
軸受用孔に溝を形成し、該溝を上記ピンに落とし込んで
上記ロータを上記駆動軸に係合させる遠心分離機におい
て、上記溝の開口縁に傾斜面を形成している。
【0008】本発明の遠心分離機によれば、ロータの軸
受孔周縁の傾斜面によって駆動軸のピンが軸受孔の溝内
に案内される。
受孔周縁の傾斜面によって駆動軸のピンが軸受孔の溝内
に案内される。
【0009】さらに、本発明の遠心分離機では、前記軸
受孔の開口の中心に向かって内方へ傾斜するテーパ面を
形成している。
受孔の開口の中心に向かって内方へ傾斜するテーパ面を
形成している。
【0010】本発明の遠心分離機によれば、テーパ面が
駆動軸のピンに当接し、それによってガイドされて軸受
孔の軸芯が駆動軸の軸芯と合致される。
駆動軸のピンに当接し、それによってガイドされて軸受
孔の軸芯が駆動軸の軸芯と合致される。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る遠心分離機に
おけるロータ10と駆動軸20との結合構造を示してい
る。
おけるロータ10と駆動軸20との結合構造を示してい
る。
【0012】ロータ10の下面10aの中心には、真鍮
製のブロック11が埋設されている。そして、このブロ
ック11には下方に開口する軸受孔12が形成されてい
る。この軸受孔12は、その開口側から大径部13,中
径部14,小径部15を有している。
製のブロック11が埋設されている。そして、このブロ
ック11には下方に開口する軸受孔12が形成されてい
る。この軸受孔12は、その開口側から大径部13,中
径部14,小径部15を有している。
【0013】そして、大径部13と中径部14とによっ
て形成される段部16には、大径部13から中径部14
に軸受孔12の内方へ向かって傾斜するテーパ面が形成
されている。
て形成される段部16には、大径部13から中径部14
に軸受孔12の内方へ向かって傾斜するテーパ面が形成
されている。
【0014】また、中径部14と小径部15とによって
形成される段部17には、図2に示したように4つの溝
18が等間隔に形成されており、さらにこの段部17に
は、溝18,18間に頂部17aを有し各溝18,18
に向かって傾斜する傾斜面17bが形成さている。
形成される段部17には、図2に示したように4つの溝
18が等間隔に形成されており、さらにこの段部17に
は、溝18,18間に頂部17aを有し各溝18,18
に向かって傾斜する傾斜面17bが形成さている。
【0015】一方、駆動軸20の周面にはピン21,2
1が一直線状に突設されている。
1が一直線状に突設されている。
【0016】このように構成された遠心分離機では、ロ
ータ10の軸受孔12を駆動軸20に落とし込むと、段
部16のテーパ面が駆動軸20のピン21に当接し、そ
れによってガイドされて軸受孔12の軸芯が駆動軸20
の軸芯と合致される。
ータ10の軸受孔12を駆動軸20に落とし込むと、段
部16のテーパ面が駆動軸20のピン21に当接し、そ
れによってガイドされて軸受孔12の軸芯が駆動軸20
の軸芯と合致される。
【0017】次いで、段部17の傾斜面17bがピン2
1に当接し、それによって駆動軸20が回動され、図3
に示したようにピン21が軸受孔12の溝18に案内さ
れて溝18がピン21に嵌合される。
1に当接し、それによって駆動軸20が回動され、図3
に示したようにピン21が軸受孔12の溝18に案内さ
れて溝18がピン21に嵌合される。
【0018】上記実施例では、溝18,18間に頂部1
7aを有し各溝18,18に向かって傾斜する傾斜面1
7bを形成しているが、頂部17aを溝18の開口縁に
形成し、そこから隣合う溝18まで傾斜面を形成しても
よい。
7aを有し各溝18,18に向かって傾斜する傾斜面1
7bを形成しているが、頂部17aを溝18の開口縁に
形成し、そこから隣合う溝18まで傾斜面を形成しても
よい。
【0019】
【発明の効果】上記したように、本発明に係る遠心分離
機によれば、ロータを駆動軸に落とし込む際に、軸受孔
の斜面が駆動軸のピンに当接し、傾斜面によって駆動軸
のピンが軸受孔の溝に案内されるので、ロータを駆動軸
に装填させる作業が極めて容易になる。
機によれば、ロータを駆動軸に落とし込む際に、軸受孔
の斜面が駆動軸のピンに当接し、傾斜面によって駆動軸
のピンが軸受孔の溝に案内されるので、ロータを駆動軸
に装填させる作業が極めて容易になる。
【0020】さらに、本発明に係る遠心分離機によれ
ば、ロータを駆動軸に落とし込む際に、軸受孔のテーパ
面が駆動軸のピンに当接し、テーパ面によって軸受孔の
軸芯が駆動軸の軸芯に合致されるので、ロータを駆動軸
に装填させる作業がさらに容易になる。
ば、ロータを駆動軸に落とし込む際に、軸受孔のテーパ
面が駆動軸のピンに当接し、テーパ面によって軸受孔の
軸芯が駆動軸の軸芯に合致されるので、ロータを駆動軸
に装填させる作業がさらに容易になる。
【図1】本発明に係る遠心分離機のロータと駆動軸との
連結部を示したもので、ロータの軸受部と駆動軸の上部
とを示した斜視図である。
連結部を示したもので、ロータの軸受部と駆動軸の上部
とを示した斜視図である。
【図2】本発明に係る遠心分離機におけるロータの軸受
孔を示した底面図である。
孔を示した底面図である。
【図3】本発明に係る遠心分離機におけるロータと駆動
軸との連結部の結合動作を示した断面図である。
軸との連結部の結合動作を示した断面図である。
【図4】本発明が対象とする遠心分離機のロータと駆動
軸を示した斜視図である。
軸を示した斜視図である。
【図5】従来の遠心分離機のロータと駆動軸との連結部
を示したもので、ロータの軸受部と駆動軸の上部とを示
した斜視図である。
を示したもので、ロータの軸受部と駆動軸の上部とを示
した斜視図である。
【図6】従来の遠心分離機におけるロータと駆動軸との
連結部の結合動作を示した断面図である。
連結部の結合動作を示した断面図である。
10 ロータ 11 ブロック 12 軸受孔 13 大径部 14 中径部 15 大径部 16 段部 17 段部 17a 頂部 17b 傾斜面 18 溝 20 駆動軸 21 ピン
Claims (2)
- 【請求項1】 駆動軸の周面にピンを突設するととも
に、ロータの軸受孔に溝を形成し、該溝を上記ピンに落
とし込んで上記ロータを上記駆動軸に係合させる遠心分
離機において、上記溝の開口縁に傾斜面を形成し、該傾
斜面によって上記ピンを上記溝内に案内することを特徴
とする遠心分離機。 - 【請求項2】 前記軸受孔の開口その中心に向かって内
方へ傾斜するテーパ面を形成したことを特徴とする請求
項1に記載の遠心分離機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3697897A JPH10216562A (ja) | 1997-02-05 | 1997-02-05 | 遠心分離機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3697897A JPH10216562A (ja) | 1997-02-05 | 1997-02-05 | 遠心分離機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10216562A true JPH10216562A (ja) | 1998-08-18 |
Family
ID=12484854
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3697897A Pending JPH10216562A (ja) | 1997-02-05 | 1997-02-05 | 遠心分離機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10216562A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006081986A (ja) * | 2004-09-15 | 2006-03-30 | Tomy Ltd | 遠心分離機のロータ取付け構造 |
US7081081B2 (en) * | 2002-04-22 | 2006-07-25 | Kendro Laboratory Products, Lp | Bayonet coupling mechanism for a centrifuge |
DE202005010883U1 (de) * | 2005-07-08 | 2006-11-16 | Hengst Gmbh & Co.Kg | Rotor für eine Zentrifuge zum Reinigen einer Flüssigkeit |
KR101371063B1 (ko) * | 2012-04-19 | 2014-03-10 | 캄텍주식회사 | 차량용 진공 펌프 |
-
1997
- 1997-02-05 JP JP3697897A patent/JPH10216562A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7081081B2 (en) * | 2002-04-22 | 2006-07-25 | Kendro Laboratory Products, Lp | Bayonet coupling mechanism for a centrifuge |
JP2006081986A (ja) * | 2004-09-15 | 2006-03-30 | Tomy Ltd | 遠心分離機のロータ取付け構造 |
US7419464B2 (en) * | 2004-09-15 | 2008-09-02 | Tomy Kogyo Co., Ltd. | Rotor mounting structure for centrifugal separator |
JP4546794B2 (ja) * | 2004-09-15 | 2010-09-15 | トミー工業株式会社 | 遠心分離機のロータ取付け構造 |
DE202005010883U1 (de) * | 2005-07-08 | 2006-11-16 | Hengst Gmbh & Co.Kg | Rotor für eine Zentrifuge zum Reinigen einer Flüssigkeit |
KR101371063B1 (ko) * | 2012-04-19 | 2014-03-10 | 캄텍주식회사 | 차량용 진공 펌프 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7419464B2 (en) | Rotor mounting structure for centrifugal separator | |
CN108136413A (zh) | 离心机的管架 | |
JPH10216562A (ja) | 遠心分離機 | |
CN100522580C (zh) | 带和胎面鼓 | |
JP4613905B2 (ja) | 遠心分離機用ロータとこれを備えた遠心分離機 | |
JP3297578B2 (ja) | リファイナ | |
US7004898B2 (en) | Rotor for a centrifugal separator | |
US5138606A (en) | Disk drive device having a swingable lever carrying pin and positioned in a space between a rotary plate and a magnetic member mounted on the rotary plate | |
FR2566072A1 (fr) | Disque d'embrayage a hysteresis stabilise | |
US6620089B2 (en) | Centrifugal separator having rotor with projection received in receiving member | |
JPH09106600A (ja) | コンパクトディスクプレーヤーのディスクチャッキング装置 | |
JPH11243657A (ja) | モータ | |
JPH0942422A (ja) | 樹脂製ギヤ | |
JPH07614Y2 (ja) | 回動軸 | |
KR200262001Y1 (ko) | 디스크의 와블이 자동 조정되는 턴테이블 | |
JP4962183B2 (ja) | チャッキング装置、モータおよびディスク駆動装置 | |
KR200245038Y1 (ko) | 디스크 플레이어용 자기보상 밸런서형 턴테이블 | |
KR100247054B1 (ko) | 디스크 드라이브 트레이 구조 | |
JP2609171B2 (ja) | アイスクラッシャー | |
KR0138939Y1 (ko) | 풀리 | |
KR200145235Y1 (ko) | 디스크 플레이어의 디스크 척킹장치 | |
JPH0615489Y2 (ja) | モーターの軸受構造 | |
JP2646395B2 (ja) | アイスクラッシャー | |
KR200290298Y1 (ko) | 디스크 플레이어용 자기보상 밸런서형 턴테이블 | |
KR100446733B1 (ko) | 디스크와 턴테이블의 클램핑 구조 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050826 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20050906 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060110 |