JPH10215853A - アロエ酒 - Google Patents

アロエ酒

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Publication number
JPH10215853A
JPH10215853A JP3714997A JP3714997A JPH10215853A JP H10215853 A JPH10215853 A JP H10215853A JP 3714997 A JP3714997 A JP 3714997A JP 3714997 A JP3714997 A JP 3714997A JP H10215853 A JPH10215853 A JP H10215853A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aloe
leaves
liquor
extract
alcoholic beverage
Prior art date
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Pending
Application number
JP3714997A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayoshi Ashikawa
正義 芦川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOKYO AROE KK
Original Assignee
TOKYO AROE KK
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Publication date
Application filed by TOKYO AROE KK filed Critical TOKYO AROE KK
Priority to JP3714997A priority Critical patent/JPH10215853A/ja
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  • Alcoholic Beverages (AREA)
  • Non-Alcoholic Beverages (AREA)
  • Medicines Containing Plant Substances (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】アロエ特有の苦みを極力抑えながらも、薬効が
高く、しかも、保存性の良いアロエ酒を提供すること。 【解決手段】 乾燥キダチアロエ成分がアルコール飲料
に所定の濃度で含有されており、かつ、これに風味添加
物としての甘味料およびリキュール酒が所定の割合でブ
レンドされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は健康補助飲食品とし
てのアロエ酒に関し、特に無農薬、有機栽培された成熟
キダチアロエ原葉を乾燥させて、これを焼酎に漬けたア
ロエ酒に関するものである。
【0002】
【従来の技術】アロエは、外用薬としての効用(例え
ば、火傷、切り傷、虫刺され、打撲、痔などに対する効
用)があり、また、内用薬としての効用(例えば、高血
圧、胃腸疾患、二日酔、糖尿病などに対する効用)があ
ることは広く知られているところである。ところで、ア
ロエの内、特に、キダチアロエは薬事法の適用外品であ
るため、これを使用した薬効の有る健康補助飲食品が多
く提供されているところである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来よ
り提供されているキダチアロエ(以下、このキダチアロ
エを単にアロエと称する)を原料とする健康補助飲食品
は、その葉肉成分を単純に破砕、搾汁したものを原料と
していたので、苦みが強過ぎて飲用に適しないものとな
っていた。また、アロエの汁は、変色し易く、また保存
性が悪いため、市販品に用いるには不適であった。
【0004】また、従来のアロエを原料とした健康補助
飲食品において、苦みを弱くするためには、アロエ原料
を少なくしなければならないが、これでは、薬効が低減
し、好ましくない。
【0005】本発明は、前記従来技術の課題に着目して
発明されたものであり、アロエの苦みを極力抑えながら
も、薬効が高く、しかも、保存性の良いアロエ酒を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、乾燥キダチアロエ成分がアルコール飲料
(アルコール成分を含む飲料)に所定の濃度で含有され
ており、かつ、これに風味添加物としての甘味料および
リキュール酒が所定の割合でブレンドされていることを
特徴とする。
【0007】また、本発明のアロエ酒は、前記アルコー
ル飲料が焼酎であることを特徴とする。
【0008】また、本発明は、キダチアロエの成熟葉を
洗浄・消毒後、所定温度で所定時間乾燥させた後、これ
をアルコール飲料に浸してアロエエキスを抽出させ、か
つ、これに所定の風味添加物を添加し、この状態で所定
の環境下で熟成させ、この後に濾過してビンなどに充填
することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して本発
明の実施の形態について詳細に説明する。
【0010】図1に示すように、本発明のアロエ酒は、
アルコール成分を含む飲料(アルコール飲料)A、アロ
エエキスBおよび風味添加物Cを所定の割合でブレンド
したものである。
【0011】ここで、アルコール飲料Aは、例えば甲類
の焼酎を用いる。この焼酎のアルコール度は特に限定さ
れるものではなく、一般的な度数のものでよい。そし
て、風味添加物Cとしては、例えば、はちみつ、氷砂
糖、ブランデー、各種リキュール類などを用いる。な
お、アルコール飲料としては甲類焼酎に限定されるもの
ではなく、乙類焼酎であっても良い。また、焼酎の原料
も特に限定されるものではなく、米、麦、砂糖きび、芋
およびその他のものであってもよい。風味添加物Cも、
前記のものに限定されるものではなく、所望の風味によ
って決定されるものである。
【0012】また、アロエエキスBは、スライス状にさ
れた後に乾燥された乾燥アロエ葉を前記アルコール飲料
Aに漬け込むことによって、アルコール飲料A内に抽出
される。
【0013】次に、本発明のアロエ酒の製造方法につい
て、図2を参照して説明する。
【0014】先ず、キダチアロエの原葉を採取するが、
ここに用いる原葉は、無農薬、有機栽培されたキダチア
ロエの原木の下側の成熟した葉である。すなわち、2年
生以上の葉で、葉長さが300mm以上、葉幅40mm
以上、葉厚10mm以上の成熟したものを用いる。
【0015】原木から採取された原葉を先ず洗浄して、
葉の表面に付着している塵や埃を除去する。ここにおけ
る洗浄方法としては、例えば、水洗タンク内において加
圧空気泡により全体的に洗浄し、さらに流水中に晒すこ
とによって行う。
【0016】次に、洗浄された原葉を消毒するが、ここ
に用いる消毒液としては、例えばアルコール45%の水
溶液を原葉の表面に全体的に噴霧することによって行
う。もっとも、原葉をこの消毒液中に、所定時間浸すこ
とによって消毒してもよいし、ハケで塗布することによ
って行ってもよい。
【0017】次に、前記消毒された原葉を流水に晒して
再洗浄し、ここで良く水きりをしておく。
【0018】そして、再洗浄された原葉を、スライス機
にかけて厚さ3〜5mm位にスライスする。
【0019】このスライスされた原葉を乾燥機に入れ
て、例えば摂氏50〜55度にて、7〜8時間程度乾燥
させる。
【0020】この様にして乾燥されたスライス状原葉
を、例えば甲類焼酎などのアルコール飲料に入れるとと
もに、風味添加物としてのはちみつ、氷砂糖、ブランデ
ーなどをこの中に添加してブレンドする。ここで、各成
分の比率としての代表的な例としては、甲類焼酎を80
%、はちみつを10%、氷砂糖を5%、ブランデーを5
%としておく。なお、配合比はこれに限定されるもので
はない。また、前記アルコール飲料は、前記したように
甲類焼酎に限定されるものではない。
【0021】前記のようにしてブレンドされたものを、
冷暗室にて例えば60〜90日間放置して、熟成させ
る。熟成に必要な温度や湿度は、用いるアルコール飲料
により決定されるものである。
【0022】熟成後、濾過して瓶に詰めて製品として出
荷する。
【0023】
【発明の効果】前記のように、本発明のアロエ酒によれ
ば、アロエの薬効を有したリキュール酒が出来上がり、
しかも、アロエをスライス状にして乾燥したものをアル
コール飲料に浸すので、アロエエキスの抽出が完全に行
え、エキス濃度の濃い飲料を得ることができる。しか
も、本発明のアロエ酒においては、風味添加物をブレン
ドしているので、アロエ特有の臭いが消され、極めて飲
み易いものとなる。また、アロエ成分をアルコール飲料
に抽出させておくことで、保存性が極めてよく、市販品
としては最適なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアロエ酒の成分の例を示す説明図であ
る。
【図2】本発明のアロエ酒の製造方法を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
A アルコール飲料 B アロエエキス C 風味添加物

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乾燥キダチアロエ成分がアルコール飲料
    に所定の濃度で含有されており、かつ、これに風味添加
    物としての甘味料およびリキュール酒が所定の割合でブ
    レンドされていることを特徴とするアロエ酒。
  2. 【請求項2】 前記アルコール飲料が焼酎であることを
    特徴とする請求項1に記載のアロエ酒。
  3. 【請求項3】 キダチアロエの成熟葉を洗浄・消毒後、
    所定温度で所定時間乾燥させた後、これをアルコール飲
    料に浸してアロエエキスを抽出させ、かつ、これに所定
    の風味添加物を添加するとともに、この状態で所定の環
    境下で熟成させることを特徴とするアロエ酒の製造方
    法。
JP3714997A 1997-02-05 1997-02-05 アロエ酒 Pending JPH10215853A (ja)

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