JPH10215278A - 無通信回避方法および装置 - Google Patents

無通信回避方法および装置

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JPH10215278A
JPH10215278A JP9016303A JP1630397A JPH10215278A JP H10215278 A JPH10215278 A JP H10215278A JP 9016303 A JP9016303 A JP 9016303A JP 1630397 A JP1630397 A JP 1630397A JP H10215278 A JPH10215278 A JP H10215278A
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JP
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JP9016303A
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Toshihiro Ikeda
俊弘 池田
Hiroyuki Nakayama
博幸 中山
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】パケット通信ネットワーク内で、一連の通信の
最終パケットまたはCRパケットに対するCCパケット
が紛失した場合の、利用者通信のハングアップ状態やパ
スの片切れ状態の発生を防止する。 【解決手段】交換機間でデータグラムプロトコルによっ
て通信を行うパケット通信ネットワークの交換機におい
て、パケットを送信したとき無通信状態を監視するため
のタイマをセットするとともに次の送信通番のパケット
を送信したときタイマをリセットし、タイマがタイムア
ウトしたとき特定の網制御パケットを作成して送信す
る。そして対向局からのこのような特定網制御パケット
によって対向局からの受信パケットにおける送信通番の
不連続性を検出したとき、正しい順序のパケットを待ち
合わせる順序補正監視を開始する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パケット通信にお
ける異常処理機能に関し、特に、ネットワーク内におい
てパケットが紛失した場合における利用者通信のハング
アップ状態やパスの片切れ状態の発生を防止するため
の、無通信回避方法および装置に関するものである。
【0002】パケット通信ネットワークにおいては、ノ
ード(交換機)間の通信手順はデータグラムプロトコル
に従って行われる。このようなシステムにおいて、ネッ
トワーク内でパケットが紛失した場合は、受信側のパケ
ット交換機の順序補正機能によって抜けている送信通番
を待ち合わせて、一定時間以上、パケットの順序が正し
くならなかった場合には、回線を切断し、または回線状
態をリセットすることによって通信を復旧する。
【0003】この際、一連の通信の最後のパケットが紛
失した場合における、利用者通信のハングアップ状態の
発生を防止できるようにすることが必要である。また、
発呼(CR)パケットに対する発呼応答(CC)パケッ
トが紛失した場合における、利用者通信におけるパスの
片切れ状態の発生を防止できるようにすることが必要で
ある。
【0004】
【従来の技術】図7は、ネットワークにおけるパケット
紛失時の復旧シーケンスを示したものである。いま、セ
ンタから交換機1を経て、端末からのデータの送信を求
める、単一電文からなるデータ(DT)パケットを送出
し、これが交換機3を経て端末に送られ、これに対して
端末から交換機3に対して、DTパケットによって先頭
電文を送出すると、交換機3において送信通番を付さ
れて交換機1に送られ、さらに交換機1において送信通
番を付されてセンタに送られる。次に端末からDTパ
ケットによって中間電文を送出し、これが送信通番と
して送られたものが、ネットワーク内で紛失して交換機
1に届かなかったものとする。
【0005】この場合、端末が引き続きDTパケットに
よって次の中間電文を送出し、これが送信通番として
交換機1に送られたとき、交換機1では、先に受信した
DTパケットの送信通番と、次のDTパケットの送信
通番との連続性が保たれていないことを検出して順序
補正監視を開始し、順序補正監視機能のタイマのタイム
アウトによって、一定時間以上、DTパケットの順序が
正しくならなかったことを検出した場合、センタおよび
端末に対して、L3パケットプロトコル上の呼処理パケ
ットであるパス切断(CQ)パケットまたはリセット
(RQ)パケットを送り、これによって通信が復旧され
る。順序補正監視は、各交換機において、データグラム
プロトコルの機能によって実行される。
【0006】図8は、パケット紛失時の利用者通信のハ
ングアップを説明するものである。いま、センタから交
換機1を経てDTパケットによって単一電文を送出し、
これが交換機3を経て端末に送られ、これに対して端末
から交換機3に対して、DTパケットによって先頭電文
を送出し、これが送信通番として、交換機1を経てセ
ンタに送られる。次に端末からDTパケットによって順
次送信通番,として中間電文をセンタに送出し、さ
らに端末からDTパケットによって最終電文を送出した
ものが、ネットワーク内で紛失して交換機1に届かなか
ったものとする。
【0007】この場合、交換機1では、先に受信したD
Tパケットの送信通番と比較すべき、次のDTパケッ
トを受信しないため、順序補正監視が起動されない。従
ってこの場合は、センタでは、利用者通信がハングアッ
プの状態となって、通信を復旧できないことになる。
【0008】図9は、パケット紛失時のパスの不一致を
説明するものである。いま、センタから交換機1を介し
てCRパケットを送出し、これが交換機3を経て端末で
受信されたとき、パスありの状態となるので、端末では
交換機3を経てCCパケットを送出するが、CCパケッ
トがネットワーク内で紛失して交換機1に届かなかった
場合は、センタではパスなしの状態となるので、利用者
通信におけるパスの片切れが発生し通信を復旧できない
状態になる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように、パケット
交換機間においてデータグラムプロトコルによって通信
を行うネットワークにおいて、従来、一連の通信の最後
のパケットがネットワーク内において紛失した場合に
は、順序補正機能が有効にならないため、通信が中断し
たままとなるので、利用者通信がハングアップ状態とな
り、またCRパケットに対するCCパケットが紛失した
場合には、同じ理由から利用者通信におけるパスの片切
れが発生するという問題があった。
【0010】本発明は、このような従来技術の課題を解
決しようとするものであって、パケット交換機間でデー
タグラムプロトコルによって通信を行うネットワークに
おいて、パケット紛失時における、利用者通信のハング
アップや、利用者通信におけるパスの片切れを防止する
ことが可能な、無通信回避方法および装置を提供するこ
とを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明においては、パケ
ット紛失時でも無通信状態を発生させないようにするこ
とによって、交換機の有する順序補正機能によって、い
つでもパケット紛失を検出することができるようにし、
これによって、パケット紛失を迅速に検出して通信を復
旧できるようにする。
【0012】これを実現するための第1の手段として、
次のようにする。 通信の終了後、すなわちDTパケット送信後にタイ
マをセットして無通信状態の監視を行う。 無通信状態を監視しているタイマがタイムアウトし
て、無通信状態と認識したときは、新規に網制御パケッ
トを作成して送信する。
【0013】また、第2の手段として、次のようにす
る。 通信の終了後、すなわちDTパケット送信後にタイ
マをセットして無通信状態の監視を行う。 無通信状態を監視しているタイマがタイムアウトし
て、無通信状態と認識したときは、受信パケットシーケ
ンス番号(PR)を更新しないで、受信応答(RR)パ
ケットを送信する。
【0014】すなわち、パケットの紛失によって順序通
信に空きが生じたときは、ノードで自動的に通信を発生
させることによって、直ちに順序補正機能によって通信
の復旧を図ろうとするものである。この場合、ノードで
自動的に通信を発生させる際に、利用者に影響を与えな
いようにするためには、第1の手段として、新規に網制
御パケットを作成して送信し、第2の手段として、受信
パケットシーケンス番号を更新しないでRRパケットを
送信するようにする。
【0015】図1は、本発明の無通信状態回避シーケン
ス(1) を示したものであって、上述の第1の手段に対応
している。いま、センタから交換機1を経てCRパケッ
トを送出したとき、交換機1はこれを交換機3を経て端
末に送るとともに、タイマをセットして無通信監視を開
始する。
【0016】CRパケットに対して、端末から交換機3
を経てCCパケットを送出したとき、交換機3はこれを
交換機1を経てセンタに送るとともに、タイマをセット
して無通信監視を開始する。
【0017】CCパケットがネットワーク内で紛失して
パスなしの状態になったとき、交換機1では無通信監視
タイマがタイムアウトし、これによって交換機1から新
規の網制御パケットである無通信回避データ(仮名)が
送出される。
【0018】交換機3では、無通信回避データの到着に
よって、前回のCRパケットとの間に送信通番の連続性
が保たれているので順序補正監視は起動されない。そし
て無通信監視タイマがタイムアウトしたとき、これによ
って交換機3から無通信回避データが送出されるととも
に、再び無通信監視が開始される。
【0019】交換機1では、前回のCCパケットの紛失
によって、交換機3からの無通信回避データにおいて、
送信通番の連続性が保たれていないので、タイマをセッ
トして順序補正監視を開始する。その後、交換機3か
ら、無通信監視タイマのタイムアウトによって、無通信
回避データが送出されるが、これによって紛失したCC
パケットに対応する送信通番の補正は行われないので、
順序補正監視が継続される。
【0020】順序補正監視タイマのタイムアウトによっ
て、交換機1からセンタと端末に対して呼処理パケット
であるCQパケットまたはRQパケットを送出するの
で、センタおよび端末においてパスを切断しまたはリセ
ットすることによって、正常に通信を再開できる状態と
なる。
【0021】このように、第1の手段では、パケットの
紛失時に、特定の網制御パケットによって通信を発生さ
せるが、網制御パケットは交換機間の通信に用いられる
だけなので、これによって利用者に影響を与えることは
ない。
【0022】図2は、本発明の無通信状態回避シーケン
ス(2) を示したものであって、上述の第2の手段に対応
している。いま、センタから交換機1を介してDT(P
S=0,PR=0)パケット(PSは送信パケットシー
ケンス番号,PRは受信パケットシーケンス番号)(以
下、PS,PRの表示を省略する)によって単一電文を
送出し、これが交換機3を経て相手先(端末)に送られ
る。
【0023】これに対して端末から交換機3を介して、
DT(1,1)パケットによって送信通番の先頭電文
を送出し、これが交換機1を経て相手先(センタ)に送
られる。ここでPS=1は、端末からの1番目の送信パ
ケットであることを示す。さらに端末はDT(2,1)
パケット,DT(3,1)パケットによって送信通番
,送信通番の中間電文を送出し、DT(4,1)パ
ケットを最終電文として送出したが、DT(4,1)パ
ケットはネットワーク内で紛失して交換機1に届かなか
ったものとする。
【0024】交換機1では、DTパケット(0,0)に
よって無通信監視のタイマをセットして無通信監視を開
始しているが、DT(4,1)パケットが届かないま
ま、無通信監視タイマがタイムアウトする。この場合、
交換機1は前回の送信通番に対応する、受信パケット
シーケンス番号を更新しないRRパケット、すなわちR
R(3)パケットを交換機3に送出する。
【0025】交換機3は、DTパケット(4,1)の送
信によって無通信監視のタイマをセットして無通信監視
を開始している。このとき、前回の送信通番に対応す
る受信パケットシーケンス番号を更新しないRR(3)
パケットが到着したので、RR(3)パケットを廃棄す
る。この場合、DT(0,0)パケットとRR(3)パ
ケットとの間には、送信通番の連続性が保たれているの
で、順序補正監視は起動されない。そして無通信監視タ
イマのタイムアウトによって、前回送信時の受信パケッ
トシーケンス番号を更新しないRRパケット、すなわち
RR(1)を交換機1に送出する。
【0026】交換機1では、DT(4,1)パケットの
紛失によって、交換機3からのRR(1)パケットにお
いて、前回のDT(3,1)パケットとの間で送信通番
の連続性が保たれていないので、タイマをセットして順
序補正監視を開始する。その後、交換機3から、無通信
監視タイマのタイムアウトによって、再びRR(1)パ
ケットを交換機1に送出するが、これによって紛失した
DT(4,1)パケットとの間の送信通番の連続性は回
復されないので、順序補正監視が継続される。
【0027】順序補正監視タイマのタイムアウトによっ
て、交換機1からセンタと端末に対して呼処理パケット
であるCQパケットまたはRQパケットを送出すること
によって、センタおよび端末においてパスを切断しまた
はリセットすることによって、正常に通信を再開できる
状態となる。
【0028】このように、第2の手段では、パケットの
紛失時に、受信パケットシーケンス番号を更新しないR
Rパケットによって通信を発生させるが、このRRパケ
ットは対局の交換機において廃棄されるので、利用者に
影響を与えることはない。
【0029】第1の手段は、交換機間の通信を行なうデ
ータグラムプロトコルの機能によって実現されるので、
ネットワーク内において、図1に示されたCRパケット
に対するCCパケットが紛失した場合にも、図2に示さ
れた一連の通信の最終パケットが紛失した場合にも適用
できる。また、第2の手段は、利用者間における通信の
処理を行なうパケットプロトコルの機能によって実現さ
れるので、図2に示された一連の通信の最終パケットが
紛失した場合に適用できる。
【0030】以下、本発明の課題を解決するための具体
的手段と作用とを記述する。
【0031】(1) 交換機間でデータグラムプロトコルに
よって通信を行うパケット通信ネットワークの交換機に
おいて、パケットを送信したとき無通信状態を監視する
ためのタイマをセットするとともに次の送信通番のパケ
ットを送信したときタイマをリセットし、タイマがタイ
ムアウトしたとき特定の網制御パケットを作成して送信
し、対向局からのこのような特定の網制御パケットによ
って対向局からの受信パケットにおける送信通番の不連
続性を検出したとき、正しい順序のパケットを待ち合わ
せる順序補正監視を開始する。
【0032】このように、無通信状態が発生したとき、
交換機から自動的に特定の網制御パケットを送って通信
を発生させるので、パケット紛失が発生しても順序補正
機能によって、通信を復旧させることができ、従って一
連の通信の最終パケットの紛失による利用者通信のハン
グアップ状態の発生や、CRパケットに対するCCパケ
ットの紛失による利用者通信におけるパスの片切れを防
止することができる。
【0033】(2) 交換機間でデータグラムプロトコルに
よって通信を行うパケット通信ネットワークの交換機に
おいて、パケットを送信したとき無通信状態を監視する
ためのタイマをセットするとともに次の送信通番のパケ
ットを送信したときタイマをリセットし、タイマがタイ
ムアウトしたとき受信パケットシーケンス番号を更新し
ない受信応答パケットを作成して送信し、対向局からの
このような受信応答パケットによって対向局からの受信
パケットにおける送信通番の不連続性を検出したとき、
正しい順序のパケットを待ち合わせる順序補正監視を開
始する。
【0034】このように、無通信状態が発生したとき、
交換機から自動的に受信パケットシーケンス番号を更新
しない受信応答パケットを送って通信を発生させるの
で、パケット紛失が発生しても順序補正機能によって、
通信を復旧させることができ、従って一連の通信の最終
パケットの紛失による利用者通信のハングアップ状態の
発生を防止することができる。
【0035】(3) ノード間処理部2を備えて交換機間で
データグラムプロトコルによって通信を行うとともに対
向局からの受信パケットにおける送信通番の不連続性を
検出したとき正しい順序のパケットを待ち合わせる順序
補正監視を行うパケット通信ネットワークの交換機にお
いて、ノード間処理部2に、パケットを送信したとき無
通信状態を監視するためのタイマをセットするとともに
次の送信通番のパケットを送信したときタイマをリセッ
トし、タイマがタイムアウトしたとき特定の網制御パケ
ットを作成して送信する無通信回避機能部4を設ける。
【0036】このよう構成することによって、無通信状
態の発生時、交換機から自動的に特定の網制御パケット
を送出して通信を発生させるので、パケット紛失が発生
しても順序補正機能によって、通信を復旧させることが
できる。従って一連の通信の最終パケットの紛失による
利用者通信のハングアップ状態の発生や、CRパケット
に対するCCパケットの紛失による利用者通信における
パスの片切れを防止することができる。
【0037】(4) ノード間処理部2を備えて交換機間で
データグラムプロトコルによって通信を行うとともに対
向局からの受信パケットにおける送信通番の不連続性を
検出したとき正しい順序のパケットを待ち合わせる順序
補正監視を行い、交換処理部1を備えて利用者間におい
てパケットプロトコルによって呼処理を行うパケット通
信ネットワークの交換機において、交換処理部1に、パ
ケットを送信したとき無通信状態を監視するためのタイ
マをセットするとともに次の送信通番のパケットを送信
したときタイマをリセットし、タイマがタイムアウトし
たとき受信パケットシーケンス番号を更新しない受信応
答パケットを作成して送信する無通信回避機能部5を設
ける。
【0038】このよう構成することによって、無通信状
態の発生時、交換機から自動的に受信パケットシーケン
ス番号を更新しない受信応答パケットを送出して通信を
発生させるので、パケット紛失が発生しても順序補正機
能によって、通信を復旧させることができる。従って一
連の通信の最終パケットの紛失による利用者通信のハン
グアップ状態の発生を防止することができる。
【0039】
【発明の実施の形態】図3は、本発明の実施形態(1) の
機能構成を示したものであって、前述の第1の手段を実
現する構成を例示している。図中、1は交換処理部であ
って、パケット通信における利用者間の通信手順を定め
るL3プロトコルによって利用者間のパケットの交換処
理を行う。2はノード間処理部であって、パケット通信
におけるノード間の通信手順を定めるデータグラムプロ
トコルによってノード間の通信処理を行うとともに、対
向局からの受信パケットにおける送信通番の不連続性を
検出したとき正しい順序のパケットを待ち合わせる順序
補正監視を行なう。3は運用コマンド処理部であって、
パケット通信における各種運用コマンドの処理を行う。
4は無通信回避機能部であって、ノード間処理部2内に
設けられ、データグラムプロトコルによって動作して、
無通信状態を検出したとき、新しい網制御パケット(仮
名:無通信回避データ)を作成して送信する処理を行
う。
【0040】図4は、本発明の実施形態(1) における無
通信回避機能部の処理フローを示したものである。
【0041】 交換機からパケットを送信したら、無
通信監視用のタイマをセットする。 無通信監視タイマがタイムアウトする前に、パケッ
トの送信契機が発生した場合には、無通信監視タイマを
リセットする。 無通信監視タイマがタイムアウトしたときは、新し
い網制御パケットである無通信回避データを作成して送
信する。
【0042】図5は、本発明の実施形態(2) の機能構成
を示したものであって、前述の第2の手段を実現する構
成を例示している。図中、図3の場合と同じものを同じ
番号で示している。5は無通信回避機能部であって、交
換処理部1内に設けられ、L3パケットプロトコルによ
って動作して、無通信状態を検出したとき、受信パケッ
トシーケンス番号を更新しないRRパケットを送信す
る。
【0043】図6は、本発明の実施形態(2) における無
通信回避機能部の処理フローを示したものである。
【0044】 交換機からパケットを送信したら、無
通信監視用のタイマをセットする。 無通信監視タイマがタイムアウトする前に、パケッ
トの送信契機が発生した場合には、無通信監視タイマを
リセットする。 無通信監視タイマがタイムアウトしたときは、受信
パケットシーケンス番号を更新しないRRパケットを送
信する。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、パ
ケット交換機間でデータグラムプロトコルによって通信
が行われるパケット通信ネットワークにおいて、ネット
ワーク内で一連の通信の最終パケットが紛失した場合、
利用者通信のハングアップ状態が発生することを防止す
るとともに、CRパケットに対するCCパケットが紛失
した場合に、利用者通信におけるパスの片切れを防止す
ることができる。
【0046】また本発明によれば、パケット交換機間で
データグラムプロトコルによって通信が行われるととも
に、利用者間でパケットプロトコルによって交換処理が
行われるネットワークにおいて、ネットワーク内で一連
の通信における最終パケットが紛失した場合に、利用者
通信のハングアップ状態の発生を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の無通信状態回避シーケンス(1) を示す
図である。
【図2】本発明の無通信状態回避シーケンス(2) を示す
図である。
【図3】本発明の実施形態(1) の機能構成を示す図であ
る。
【図4】本発明の実施形態(1) における無通信回避機能
部の処理フローを示す図である。
【図5】本発明の実施形態(2) の機能構成を示す図であ
る。
【図6】本発明の実施形態(2) における無通信回避機能
部の処理フローを示す図である。
【図7】ネットワークにおけるパケット紛失時の復旧シ
ーケンスを示す図である。
【図8】パケット紛失時の利用者通信のハングアップを
説明する図である。
【図9】パケット紛失時のパスの不一致を説明する図で
ある。
【符号の説明】
1 交換処理部 2 ノード間処理部 3 運用コマンド処理部 4 無通信回避機能部 5 無通信回避機能部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交換機間でデータグラムプロトコルによ
    って通信を行うパケット通信ネットワークの交換機にお
    いて、 パケットを送信したとき無通信状態を監視するためのタ
    イマをセットするとともに次の送信通番のパケットを送
    信したとき該タイマをリセットし、該タイマがタイムア
    ウトしたとき特定の網制御パケットを作成して送信し、
    対向局からの該特定網制御パケットによって対向局から
    の受信パケットにおける送信通番の不連続性を検出した
    とき、正しい順序のパケットを待ち合わせる順序補正監
    視を開始することを特徴とする無通信回避方法。
  2. 【請求項2】 交換機間でデータグラムプロトコルによ
    って通信を行うパケット通信ネットワークの交換機にお
    いて、 パケットを送信したとき無通信状態を監視するためのタ
    イマをセットするとともに次の送信通番のパケットを送
    信したとき該タイマをリセットし、該タイマがタイムア
    ウトしたとき受信パケットシーケンス番号を更新しない
    受信応答パケットを作成して送信し、対向局からの該受
    信応答パケットによって対向局からの受信パケットにお
    ける送信通番の不連続性を検出したとき、正しい順序の
    パケットを待ち合わせる順序補正監視を開始することを
    特徴とする無通信回避方法。
  3. 【請求項3】 ノード間処理部を備えて交換機間でデー
    タグラムプロトコルによって通信を行うとともに対向局
    からの受信パケットにおける送信通番の不連続性を検出
    したとき正しい順序のパケットを待ち合わせる順序補正
    監視を行うパケット通信ネットワークの交換機におい
    て、前記ノード間処理部に、 パケットを送信したとき無通信状態を監視するためのタ
    イマをセットするとともに次の送信通番のパケットを送
    信したとき該タイマをリセットし、該タイマがタイムア
    ウトしたとき特定の網制御パケットを作成して送信する
    無通信回避機能部を設けたことを特徴とする無通信回避
    装置。
  4. 【請求項4】 ノード間処理部を備えて交換機間でデー
    タグラムプロトコルによって通信を行うとともに対向局
    からの受信パケットにおける送信通番の不連続性を検出
    したとき正しい順序のパケットを待ち合わせる順序補正
    監視を行い、交換処理部を備えて利用者間においてパケ
    ットプロトコルによって呼処理を行うパケット通信ネッ
    トワークの交換機において、前記交換処理部に、 パケットを送信したとき無通信状態を監視するためのタ
    イマをセットするとともに次の送信通番のパケットを送
    信したとき該タイマをリセットし、該タイマがタイムア
    ウトしたとき受信パケットシーケンス番号を更新しない
    受信応答パケットを作成して送信する無通信回避機能部
    を設けたことを特徴とする無通信回避装置。
JP9016303A 1997-01-30 1997-01-30 無通信回避方法および装置 Withdrawn JPH10215278A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002098109A1 (en) * 2001-05-29 2002-12-05 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Packet reception apparatus and packet reception method

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