JP2001203708A - プロトコルコネクション設定システムおよび設定方法 - Google Patents

プロトコルコネクション設定システムおよび設定方法

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JP2001203708A JP2000011457A JP2000011457A JP2001203708A JP 2001203708 A JP2001203708 A JP 2001203708A JP 2000011457 A JP2000011457 A JP 2000011457A JP 2000011457 A JP2000011457 A JP 2000011457A JP 2001203708 A JP2001203708 A JP 2001203708A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】障害発明により現用系から予備系に切り替えの
際に、1対向パケット通信制御装置の状態に依存するこ
となく、速やかに能動的にコネクションを切断し、その
後に再設定を実行する。再設定実行までの時間を短縮す
る。 【解決手段】障害発明により、予備系パケット通信制御
装置11のプロトコルコネクション設定部24はパケッ
ト作成部23にシーケンス番号の異なる複数のコネクシ
ョン設定パケットを指示することで、パケット送信部2
2より1対向パケット通信制御装置11に送信する。対
向装置の通信プロトコル処理部27では、状態受信変数
レジスタ29のVR値と受信したパケットのシーケンス
番号を比較して異なれば拒絶パケットを返送する。予備
系装置では、設定フラグ25の「コネクション切断中」
を解除して、再設定パケットを待つ。他の方法は、シー
ケンス番号の異なるコネクション設定パケットを1つず
つ送信し、応答パケットの種別を判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、障害発生に備えた
同一のパケット通信制御装置を2台配置し、2台のパケ
ット通信制御装置のうちの一方を現用系、他方を予備系
とするパケット通信制御装置を保有する通信システムに
おいて、現用系装置に障害が発生した場合に予備系のパ
ケット通信制御装置と1対向パケット通信制御装置との
間でプロトコルのコネクションを設定するシステムおよ
びその設定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】障害発生に備えて、ITU−T勧告Q.
2110を具備したパケット通信制御装置を2台配置
し、2台のパケット通信制御装置のうちの一方をパケッ
ト現用通信制御装置とし、2台のパケット通信制御装置
のうちの他方を予備系のパケット通信制御装置とする通
信システムが設けられている。この通信システムにおい
て、現用系装置に障害が発生した場合に予備系のパケッ
ト通信制御装置と1対向パケット通信制御装置との間で
プロトコルのコネクションを設定する従来の設定システ
ムでは、下記のようにしてコネクションを設定してい
た。一般的に現用系のパケット通信制御装置に障害が発
生した場合、予備系のパケット通信制御装置より1対向
パケット通信制御装置にコネクション設定パケットを1
つ送信し、1対向パケット通信制御装置で受信した当該
パケットのシーケンス番号の異常によりプロトコルコネ
クションを一旦切断することでリセットをかけた後、上
位レイヤプロトコルを利用して、再度プロトコルコネク
ションを設定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来システムでは、予備系装置より1対向パケット通信
制御装置にコネクション設定パケットを1つだけ送信す
るにもかかわらず、Q.2110の受信状態変数によっ
てはプロトコルコネクションは速やかに切断されず、こ
の後、何等かの通信エラーが発生する契機を待って初め
てコネクションが切断される可能性があり、その場合に
は、コネクション再設定処理が遅れるという問題があっ
た。
【0004】そこで、本発明の目的は、これら従来の課
題を解決し、1対向パケット通信制御装置の状態に依存
せずに、速やかに能動的にコネクションを切断して、そ
の後に再設定を実行することで、障害からプロトコルコ
ネクションの再設定までの時間を短縮することが可能な
プロトコルコネクション設定システムおよび設定方法を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のプロトコルコネクション設定システムで
は、コネクション開始パケットを複数送出するための機
構として新たにプロトコルコネクション設定部を設ける
とともに、プロトコルコネクション設定部で2つのコ
ネクション設定パケットの送信と異なるシーケンス番号
をパケット作成部に指示し、連続して2つのコネクショ
ン設定パケットを対向局に送信するか、あるいはプロ
トコルコネクション設定部で先ず1つのコネクション設
定パケットの送信とシーケンス番号をパケット作成部に
指示し、対向局から送られてきたパケットの種別を判定
した結果、さらにもう1つのコネクション設定パケット
の送信と異なるシーケンス番号をパケット作成部に指示
する。
【0006】また、本発明のプロトコルコネクション設
定方法では、現用系パケット通信制御装置に障害が発生
した場合に、予備系のパケット通信制御装置より1対
向パケット通信制御装置にシーケンス番号の異なる複数
のコネクション設定パケットを送出する。または、予
備系のパケット通信制御装置より1対向パケット通信制
御装置に1つのコネクション設定パケットを送出し、1
対向パケット通信制御装置からの応答パケット種別によ
って、コネクションが切断されたか否かを判別し、コネ
クションが切断されていない場合には、当該1対向パケ
ット通信制御装置にシーケンス番号の異なるコネクショ
ン設定パケットを送出する。これにより、現用系のパケ
ット通信制御装置に障害が発生した場合に、速やかで能
動的なコネクション切断が可能となり、その結果、現用
系のパケット通信制御装置に障害が発生した後も、速や
かなコネクションの再設定が必ず可能となる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を、図面に
より詳細に説明する。 (第1の実施例)図1は、本発明の第1の実施例を示す
プロトコルコネクション設定システムのブロック図であ
る。図1において、パケット通信制御装置11は、新た
に設けられたプロトコルコネクション設定部24、設定
フラグ25、パケット作成部23、パケット送信部2
2、パケット受信部26、バッファ21、バッファ2
8、例えばITU−T勧告Q.2110に従った処理を
行う通信プロトコル処理部27、例えばVR(SQ)を
保持する受信状態変数レジスタ29を備える。従来のシ
ステムでは、コネクションの再設定のためにコネクショ
ン開始パケットを1つしか送出しなかったので、通常の
プロトコル動作である通信プロトコル処理部27でこれ
を処理していた。しかし、本実施例では、コネクション
開始パケットを複数送出するので、そのための機構とし
てプロトコルコネクション設定部24を設けている。
【0008】プロトコルコネクション設定部24は、信
号線35を介して現用系障害を契機に上位レイヤから現
用系切り替え指示を受けた場合、信号線34を介して2
つのコネクション設定パケット(例えば、ITU−T
Q.2110仕様に基づくとBGN PDU)の送信と
当該パケットの異なるシーケンス番号をパケット作成部
23に指示し、信号線36を介して設定フラグ25に
「コネクション切断中」を設定する。通信プロトコル処
理部27は、信号線42を介して上位レイヤからの各種
指示を受けた場合、信号線37を介して各種パケットの
送出をパケット作成部23に指示することもできる。パ
ケット作成部23は、信号線34を介してプロトコルコ
ネクション設定部24からのコネクション設定パケット
の送信指示を受けた場合、指示されたシーケンス番号を
含むコネクション設定パケットを作成し、信号線33を
介してパケット送信部22に送出する。
【0009】また、パケット作成部23は、信号線37
を介して通信プロトコル処理部27から各種パケット送
信指示を受けた場合には、各種パケットを作成し、信号
線33を介してパケット送信部22に送出する。パケッ
ト送信部22は、信号線33を介してパケット作成部2
3から受信したパケットを信号線32を介してバッファ
21に蓄積し、信号線31を介して当該パケットを相手
局に送出する。パケット受信部26は、信号線38を介
して相手局から送出されたパケットを受信し、信号線3
9を介してバッファ28にパケットを蓄積し、信号線4
0を介して当該パケットを通信プロトコル処理部27に
送信した後、蓄積したパケットをバッファ28から解放
する。通信プロトコル処理部27は、信号線40を介し
て受信したパケットを解析し、コネクション設定拒絶パ
ケット(例えば、ITU−T Q.2110仕様に基づ
くとBGREJ PDU)である場合には、信号線43
を介してプロトコルコネクション設定部24に「コネク
ション切断中」であるか否かを問い合わせ、その結果と
して「コネクション切断中」である場合には、設定フラ
グ25の「コネクション切断中」をクリアし、コネクシ
ョンの再設定後に信号線35を介して現用系切り替え指
示に対する応答を返却し、またその他のパケットの場合
には、例えば、ITU−T勧告Q.2110に従った通
信プロトコル処理を行う機能を含んでいる。
【0010】図2は、第1の実施例のプロトコルコネク
ション設定システムの動作シーケンスチャートである。
ここでは、現用系のパケット通信制御部が障害になって
から、予備系のパケット通信制御部において、再度、通
信コネクションが設定されるまでの通信動作手順を示し
ている。A局の上位レイヤは、現用系からの障害を認識
(ステップ100)した後、予備系のパケット通信制御
部11に現用系切り替えを指示する(ステップ10
1)。次に、現用系切り替え指示を受けた通信制御部1
1のプロトコルコネクション設定部24は、信号線36
を介して設定フラグ25に「コネクション切断中」を設
定し(ステップ102)、2つのコネクション設定パケ
ットの送信と当該各パケットの異なるシーケンス番号を
パケット作成部23に指示し、パケット作成部23で2
つのコネクション設定パケットを作成し、パケット送信
部23より当該2つのコネクション設定パケットを相手
局B局に送信する(ステップ103)。
【0011】次に、B局のパケット受信部26は、受信
したコネクション設定パケットを一旦バッファ28に格
納した後に、これを通信プロトコル処理部27に転送す
る。通信プロトコル処理部27では、受信したコネクシ
ョン設定パケットのシーケンス番号と受信状態変数レジ
スタ29に格納されている,例えばITU−T Q.2
110仕様に基づくと、2つのコネクション設定パケッ
ト(SQ=AおよびSQ=B)をそれぞれVR(SQ)
値=Aと比較する(ステップ104,106)。比較の
結果、両者が同一である場合には、コネクション設定応
答パケット(例えば、ITU−T Q.2110仕様に
基づくとBGNAK PDU)の送信をパケット作成部
23に指示することにより、対向局Aにコネクション応
答パケットを送信する(ステップ105)。また、比較
の結果、両者が異なる値の場合には、例えば、ITU−
T Q.2110仕様に基づいて、コネクション設定拒
絶パケットの送信をパケット作成部23に指示すること
で対向局Aにコネクション拒絶パケットを送信し(ステ
ップ107)、上位レイヤにコネクションの切断を通知
する(ステップ108)。
【0012】次に、A局のパケット受信部26は、受信
したコネクション設定パケットを一旦バッファ28に格
納した後に通信プロトコル処理部27に転送し、通信プ
ロトコル処理部27では、受信したコネクション設定パ
ケットがコネクション設定応答パケットの場合には廃棄
し(ステップ109)、コネクション設定拒絶パケット
の場合には信号線43を介してプロトコルコネクション
設定部24に通知し、設定フラグ25に格納されている
「コネクション切断中」を解除する(ステップ11
0)。以上の動作により、A局、B局において、速やか
にコネクションを切断することができ、最終的には以下
のようにB局の上位レイヤによりコネクションが再設定
される。すなわち、B局の上位レイヤが、再度パケット
通信制御装置11にコネクション設定指示を発行するこ
とにより(ステップ112)、パケット通信制御装置1
1はA局にコネクション設定パケット(BGN PD
U)を送出する(ステップ113)。A局は、コネクシ
ョン設定パケットを受信した際に、コネクション設定応
答パケット(BGNAK PDU)をB局に送出する
(ステップ115)とともに、信号線35を介して上位
レイヤに現用系切り替え指示の応答を返却する(ステッ
プ114)。B局がコネクション設定応答パケットを受
信した際に、上位レイヤにコネクション設定応答を返却
する(ステップ116)。
【0013】(第2の実施例)第2の実施例において
も、図1が適用できる。図1のうち、第2の実施例で
は、プロトコルコネクション設定部24は、信号線35
を介して現用系障害を契機に上位レイヤから現用系切り
替え指示を受けた場合、信号線34を介して1つのコネ
クション設定パケット(例えば、ITU−T Q.21
10仕様に基づくとBGN PDU)の送信と当該パケ
ットのシーケンス番号をパケット作成部23に指示し、
信号線36を介して設定フラグ25に「コネクション切
断中」を設定する。また、プロトコルコネクション設定
部24は、通信プロトコル処理部27よりコネクション
設定応答パケット(例えば、ITU−T Q.2110
仕様に基づくとBGNAK PDU)の受信通知を受
け、かつ設定フラグ25が「コネクション切断中」の場
合には、再度、信号線34を介して1つのコネクション
設定パケットの送信と先に送信したパケットのシーケン
ス番号と異なる番号をパケット作成部23に指示する。
【0014】すなわち、第2の実施例と第1の実施例と
が異なる点は、第1実施例では、連続して2つのコネク
ション設定パケットをB局に送信するのに対して、第2
実施例では先ず1つだけコネクション設定パケットを送
信した後、パケット種別判定の結果により、他の1つの
コネクション設定パケットを再送信する。上記のパケッ
ト種別の判定処理は、通信プロトコル処理部27におい
て行われる。すなわち、最初に送信したコネクション設
定パケットがB局で比較された結果、送信されてきたパ
ケットの種別を通信プロトコル処理部27が判別する。
なお、第1実施例、第2実施例とも、図1では、パケッ
ト作成部23、プロトコルコネクション設定部24、お
よび通信プロトコル処理部27はそれぞれ別個のブロッ
クに分割されて配置されているが、これらの各プロセッ
サはパケット通信制御部内の1つのプロセッサで実施す
ることも可能である。
【0015】図3は、本発明の第2の実施例を示すプロ
トコルコネクション設定システムの動作シーケンスチャ
ートである。ここでは、現用系のパケット通信制御部が
障害になってから、予備系のパケット通信制御部におい
て再度、通信コネクションが設定されるまでの通信動作
手順を示す。A局の上位レイヤは、現用系からの障害を
認識(ステップ100)した後、予備系のパケット通信
制御部11に現用系切り替えを指示する(ステップ10
1)。次に、現用系切り替え指示を受けた通信制御部1
1のプロトコルコネクション設定部24は、信号線36
を介して設定フラグ25に「コネクション切断中」を設
定し(ステップ102)、1つのコネクション設定パケ
ットの送信とシーケンス番号をパケット作成部23に指
示する。パケット作成部23では、2つのコネクション
設定パケットを作成し、パケット送信部22より当該の
1つのコネクション設定パケット(BGN PDU(S
Q=A))を相手局B局に送信する(ステップ10
3)。
【0016】次に、B局のパケット受信部26は、受信
したコネクション設定パケットを一旦バッファ28に格
納した後、これを通信プロトコル処理部27に転送す
る。通信プロトコル処理部27では、受信したコネクシ
ョン設定パケットのシーケンス番号と受信状態変数レジ
スタ29に格納されている例えばVR(SQ)値(SQ
=A)と比較する(ステップ104)。図3に示すよう
に、比較の結果、両者の値が同一の場合には、コネクシ
ョン設定応答パケットの送信をパケット作成部23に指
示することにより、対向局Aにコネクション設定応答パ
ケットを送信する(ステップ105)。ここで、もし同
一でない場合には、ステップ109に遷移する。
【0017】次に、A局のパケット受信部26は、受信
したコネクション設定パケットを一旦バッファ28に格
納した後に通信プロトコル処理部27に転送する。通信
プロトコル処理部27では、そのパケットの種別を判別
し(ステップ106)、受信したコネクション設定パケ
ットがコネクション設定応答パケットの場合には、プロ
トコルコネクション設定部24に通知する。プロトコル
コネクション設定部24は、設定フラグ25が「コネク
ション切断中」の場合には、1つのコネクション設定パ
ケットの送信と前記で送出したコネクション設定パケッ
トの持つシーケンス番号とは異なるシーケンス番号(S
Q=B)をパケット作成部23に指示する。パケット作
成部23は2つのコネクション設定パケットを作成し、
パケット送信部22より当該1つのコネクション設定パ
ケットを相手局B局に送信する(ステップ107)。
【0018】次に、B局のパケット受信部26は、受信
したコネクション設定パケットを一旦バッファ28に格
納した後に通信プロトコル処理部27に転送する。通信
プロトコル処理部27では、受信したコネクション設定
パケットのシーケンス番号と受信状態変数レジスタ29
に格納されている例えばVR(SQ)値(=A)と比較
する(ステップ108)。図3に示すように、比較の結
果、異なる値の場合には、例えば、ITU−T Q.2
110仕様に基づいて、コネクション設定拒絶パケット
(例えば、例えば、ITU−T Q.2110仕様に基
づくとBGNREJ PDU)の送信をパケット作成部
23に指示することで、対向局Aにコネクション設定拒
絶パケットを送信し(ステップ109)、上位レイヤに
コネクションの切断を通知する(ステップ110)。
【0019】次に、A局のパケット受信部26は、受信
したコネクション設定パケットを一旦バッファ28に格
納した後に通信プロトコル処理部27に転送する。通信
プロトコル処理部27では、受信したコネクション設定
パケットがコネクション設定拒絶パケットの場合には、
信号線43を介してプロトコルコネクション設定部24
に通知し、設定フラグ25に格納されている「コネクシ
ョン切断中」を解除する(ステップ111)。以上によ
り、A局、B局において、速やかにコネクションを切断
することができるので、最終的には以下のようにB局の
上位レイヤによりコネクションが再設定される。すなわ
ち、B局の上位レイヤが再度、パケット通信制御装置1
1にコネクション設定指示を発行する(ステップ11
2)ことにより、パケット通信制御装置11はA局にコ
ネクション設定パケットを送出する(ステップ11
3)。A局はコネクション設定パケットを受信した際
に、コネクション設定応答パケットをB局に送出する
(ステップ115)とともに、信号線35を介して上位
レイヤに現用系切り替え指示の応答を返却する(ステッ
プ114)。B局がコネクション設定応答パケットを受
信した際には、上位レイヤにコネクション設定応答を返
却する(ステップ116)。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
現用系のパケット通信制御装置に障害が発生した場合に
は、予備系のパケット通信制御装置より1対向装置にシ
ーケンス番号の1つのコネクション設定パケットを送信
するか、あるいは異なるシーケンス番号の2つのコネク
ション設定パケットを送信することにより、1対向装置
で受信した当該パケットのシーケンス番号の異常によ
り、必ずプロトコルコネクションを即時に切断すること
ができる。その結果、障害から上位レイヤプロトコルに
よるプロトコルコネクションの再設定までの時間を短縮
することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す交換システムにおける
パケット通信制御装置のブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施例を示すプロトコルコネク
ション設定方法による動作シーケンスチャートである。
【図3】本発明の第2の実施例を示すプロトコルコネク
ション設定方法による動作シーケンスチャートである。
【符号の説明】
11…パケット通信制御装置、21,28…バッファ、
22…パケット送信部、23…パケット作成部、24…
プロトコルコネクション設定部、25…設定フラグ、2
6…パケット受信部、27…通信プロトコル処理部、2
9…受信状態変数レジスタ、31〜43…信号線。
フロントページの続き (72)発明者 平野 美貴 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5K014 AA01 BA00 CA06 EA01 FA01 HA05 5K030 GA12 GA14 HA08 HB18 JT03 MA01 MB10 MD02 5K035 AA01 AA03 BB01 CC08 DD01 EE01 HH07 JJ01 LL18 9A001 CC07 KK56

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 障害発生に備えて2台のパケット通信制
    御装置を配置し、その一方を現用系、他方を予備系とす
    る冗長構成を有するパケット通信制御装置のプロトコル
    コネクション設定システムであって、 送信側の現用系装置で障害が発生したとき、予備系装置
    への切り替え指示により、「コネクション切断中」を設
    定し、1対向装置に送信するためのシーケンス番号の異
    なる複数のコネクション設定パケットの作成を指示する
    プロトコルコネクション設定部と、 上記1対向装置から返送された複数の応答パケットを解
    析し、上記パケットのうちの1つが拒絶パケットである
    場合には、上記プロトコルコネクション設定部に「コネ
    クション切断中」であるか否かを問い合わせ、切断中で
    ある場合にはこれを解除させる通信プロトコル処理部と
    を具備することを特徴とするプロトコルコネクション設
    定システム。
  2. 【請求項2】 障害発生に備えて2台のパケット通信制
    御装置を配置し、その一方を現用系、他方を予備系とす
    る冗長構成を有するパケット通信制御装置のプロトコル
    コネクション設定システムであって、 送信側の現用系装置で障害が発生したとき、予備系装置
    への切り替え指示により、1対向装置に送信するための
    シーケンス番号が付加されたコネクション設定パケット
    の作成を指示するプロトコルコネクション設定部と、 上記1対向装置から返送された応答パケットの種別を判
    定し、上記パケットが拒絶パケットであることによりコ
    ネクションが切断されたか否かを判別し、コネクション
    が切断されていない場合には、上記プロトコルコネクシ
    ョン設定部に前回とは異なるシーケンス番号のコネクシ
    ョン設定パケットの上記1対向装置への再送を指示する
    通信プロトコル処理部とを具備することを特徴とするプ
    ロトコルコネクション設定システム。
  3. 【請求項3】 障害発生に備えて2台のパケット通信制
    御装置を配置し、その一方を現用系、他方を予備系とす
    る冗長構成を有するパケット通信制御装置のプロトコル
    コネクション設定方法であって、 予備系の送信側パケット通信制御装置は、現用系で障害
    が発生し、予備系への切り替え指示により、設定フラグ
    を「コネクション切断中」に設定し、 1対向装置に送信するための2つの異なるシーケンス番
    号を付加したコネクション設定パケットの作成をパケッ
    ト作成部に指示し、 パケット作成部で2つのコネクション設定パケットを作
    成して、上記1対向装置に送信し、 上記1対向のパケット通信制御装置は、受信した2つの
    コネクション設定パケットのシーケンス番号と受信状態
    変数レジスタに格納されているVR(SQ)値とをそれ
    ぞれ比較し、 比較の結果、同一である場合には、コネクション設定応
    答パケットの送信をパケット作成部に指示するが、異な
    る場合には、コネクション設定拒絶パケットの送信を指
    示して、上記予備系パケット通信制御装置に返送し、 上記予備系パケット通信制御装置は、受信したパケット
    がコネクション設定応答パケットの場合には廃棄する
    が、コネクション設定拒絶パケットの場合には上記設定
    フラグの「コネクション切断中」を解除し、 両局間のコネクションを切断することにより、上記1対
    向装置からのコネクションの再設定を待つことを特徴と
    するプロトコルコネクション設定方法。
  4. 【請求項4】 障害発生に備えて2台のパケット通信制
    御装置を配置し、その一方を現用系、他方を予備系とす
    る冗長構成を有するパケット通信制御装置のプロトコル
    コネクション設定方法であって、 予備系の送信側パケット通信制御装置は、現用系で障害
    が発生し、予備系への切り替え指示により、設定フラグ
    を「コネクション切断中」に設定し、 1対向装置に送信するためのコネクション設定パケット
    とシーケンス番号の作成をパケット作成部に指示し、 パケット作成部で2つのコネクション設定パケットを作
    成して、そのうちの1つを上記1対向装置に送信し、 上記1対向のパケット通信制御装置は、受信した最初の
    コネクション設定パケットのシーケンス番号と受信状態
    変数レジスタに格納されているVR(SQ)値とをそれ
    ぞれ比較し、 比較の結果、同一である場合には、コネクション設定応
    答パケットの送信をパケット作成部に指示するが、異な
    る場合には、コネクション設定拒絶パケットの送信を指
    示して、上記予備系パケット通信制御装置に返送し、 上記予備系パケット通信制御装置は、受信したパケット
    の種別を判別し、該パケットがコネクション設定応答パ
    ケットの場合には、上記設定フラグの「コネクション切
    断中」を確認して、先に送信したシーケンス番号とは異
    なるシーケンス番号のコネクション設定パケットの作成
    をパケット作成部に指示し、 パケット作成部で他方のコネクション設定パケットに前
    と異なるシーケンス番号を付加して上記1対向装置に送
    信し、 パケットの種別の判別の結果、コネクション設定拒絶パ
    ケットの場合には、上記設定フラグの「コネクション切
    断中」を解除して、両局間のコネクションを切断し、上
    記1対向装置からのコネクションの再設定を待つことを
    特徴とするプロトコルコネクション設定方法。
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