JPH1021466A - コンベア式料金支払いシステム - Google Patents
コンベア式料金支払いシステムInfo
- Publication number
- JPH1021466A JPH1021466A JP8191638A JP19163896A JPH1021466A JP H1021466 A JPH1021466 A JP H1021466A JP 8191638 A JP8191638 A JP 8191638A JP 19163896 A JP19163896 A JP 19163896A JP H1021466 A JPH1021466 A JP H1021466A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- product
- price
- code
- payment
- box
- Prior art date
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- Pending
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-
- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07G—REGISTERING THE RECEIPT OF CASH, VALUABLES, OR TOKENS
- G07G1/00—Cash registers
- G07G1/0036—Checkout procedures
- G07G1/0045—Checkout procedures with a code reader for reading of an identifying code of the article to be registered, e.g. barcode reader or radio-frequency identity [RFID] reader
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
- Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 スーパー等の流通店における料金支払い業務
の完全自動化システム。 【解決手段】 買上げ商品8を搬送する搬送手段1と、
商品に印刷されたボックスコード9を読取る読取手段2
と、読取ったボックスコードを商品管理テーブル4で参
照して読取った画像より商品名、個数、定価を特定する
認識手段3と、特定した商品を集計して代金を算出する
演算手段5と、算出した支払い金額を表示する表示手段
7と、表示した代金により現金払い又はボックスコード
のプリペイドカード10により精算手続きを行う精算手
段6を有している。
の完全自動化システム。 【解決手段】 買上げ商品8を搬送する搬送手段1と、
商品に印刷されたボックスコード9を読取る読取手段2
と、読取ったボックスコードを商品管理テーブル4で参
照して読取った画像より商品名、個数、定価を特定する
認識手段3と、特定した商品を集計して代金を算出する
演算手段5と、算出した支払い金額を表示する表示手段
7と、表示した代金により現金払い又はボックスコード
のプリペイドカード10により精算手続きを行う精算手
段6を有している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スーパー、コンビ
ニ等大型流通店における商品販売の精算業務を完全自動
化する料金支払いシステムに関するものである。
ニ等大型流通店における商品販売の精算業務を完全自動
化する料金支払いシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、商品の流通業界においては、PO
S(販売時点情報管理)システムを始め、同様な商品管
理システムによるコンピュータを用いた流通情報管理が
広く行われている。
S(販売時点情報管理)システムを始め、同様な商品管
理システムによるコンピュータを用いた流通情報管理が
広く行われている。
【0003】図8はこうした従来のPOSシステムの概
略構成図であり、顧客が商品を選んでレジスターのカウ
ンタに置くと、店のレジスター係りが読取部101に備
付けのハンディ・スキャナによって、商品に印刷してあ
るバーコードを読取って商品を識別し、コンピュータ
(ストアコントローラ)103と繋がったPOS端末部
であるレジスター102では、読取ったバーコードに対
応する商品の定価をストアコントローラより引出して料
金を徴収するか、価格情報もバーコードに含まれる場合
は、バーコードの示す定価により料金を徴収する。同時
にレシートを顧客に発行し、この当該商品の販売時点情
報は店内コンピュータ103へも送られて、商品の販売
個数、在庫数等のデータの商品管理ファイルを自動的に
更新する帳票ソフト(Lotus123等)による処理
が行われ、これらの情報がリアルタイムに本部コンピュ
ータ104にも届いて、全傘下店トータルでの特定商品
の値下げ情報、死に筋情報等の総括サイドの情報が返還
される。
略構成図であり、顧客が商品を選んでレジスターのカウ
ンタに置くと、店のレジスター係りが読取部101に備
付けのハンディ・スキャナによって、商品に印刷してあ
るバーコードを読取って商品を識別し、コンピュータ
(ストアコントローラ)103と繋がったPOS端末部
であるレジスター102では、読取ったバーコードに対
応する商品の定価をストアコントローラより引出して料
金を徴収するか、価格情報もバーコードに含まれる場合
は、バーコードの示す定価により料金を徴収する。同時
にレシートを顧客に発行し、この当該商品の販売時点情
報は店内コンピュータ103へも送られて、商品の販売
個数、在庫数等のデータの商品管理ファイルを自動的に
更新する帳票ソフト(Lotus123等)による処理
が行われ、これらの情報がリアルタイムに本部コンピュ
ータ104にも届いて、全傘下店トータルでの特定商品
の値下げ情報、死に筋情報等の総括サイドの情報が返還
される。
【0004】図9はPOSシステムで用いられるバーコ
ードの1例である。図9の例はJISで制定されている
JANシンボルと呼ばれるコードであり、1桁と2桁目
が国コードで日本は49である。3〜7桁は標準メーカ
ーコードで発売元の情報である。8〜12桁が商品コー
ドで商品情報を示している、13桁は誤り訂正用パリテ
ィである。
ードの1例である。図9の例はJISで制定されている
JANシンボルと呼ばれるコードであり、1桁と2桁目
が国コードで日本は49である。3〜7桁は標準メーカ
ーコードで発売元の情報である。8〜12桁が商品コー
ドで商品情報を示している、13桁は誤り訂正用パリテ
ィである。
【0005】これらのバーコードは、バーの白黒白黒
…、黒白黒白…の並び、バーの間隔、太さによりエンコ
ードされて数字等を表すもので、ハンド・スキャナによ
ってバーの間隔、太さ等をアナログ信号として読取って
デジタル変換し、コンピュータ処理によりデコードして
発売元、商品名等の情報を取出すものである。
…、黒白黒白…の並び、バーの間隔、太さによりエンコ
ードされて数字等を表すもので、ハンド・スキャナによ
ってバーの間隔、太さ等をアナログ信号として読取って
デジタル変換し、コンピュータ処理によりデコードして
発売元、商品名等の情報を取出すものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この場
合、レジスターには必ず機械を操作して代金を徴収する
係員を配置して置かなければならないので、スーパーマ
ーケット等のように多数の精算カウンターを配置する構
成では、係員に要する人件費、手間等も無視できず、デ
ータ入力、計算等についても人為的なミスが発生しやす
く、無駄な時間が掛かって顧客サービスに欠けるという
問題がある。
合、レジスターには必ず機械を操作して代金を徴収する
係員を配置して置かなければならないので、スーパーマ
ーケット等のように多数の精算カウンターを配置する構
成では、係員に要する人件費、手間等も無視できず、デ
ータ入力、計算等についても人為的なミスが発生しやす
く、無駄な時間が掛かって顧客サービスに欠けるという
問題がある。
【0007】また、商品識別用のバーコードは、バーの
間隔、太さによるエンコーディングを行う、高い印刷精
度が要求される機械的コードなので、生鮮食料品のよう
に平坦部の少ないパッケージにインストア・マーキング
するような場合には、物によってはミス・リードが発生
して、係員が入力し直すといった無駄な手間を要する可
能性があるという問題がある。
間隔、太さによるエンコーディングを行う、高い印刷精
度が要求される機械的コードなので、生鮮食料品のよう
に平坦部の少ないパッケージにインストア・マーキング
するような場合には、物によってはミス・リードが発生
して、係員が入力し直すといった無駄な手間を要する可
能性があるという問題がある。
【0008】そこで、本発明の目的は、レジスターの精
算業務を完全自動化して顧客サービスを向上させ不要人
員と経費を削減できる共に、インストア・マーキングの
商品情報も正確に迅速に読取ることが可能なコンベア式
料金支払いシステムを提供することにある。
算業務を完全自動化して顧客サービスを向上させ不要人
員と経費を削減できる共に、インストア・マーキングの
商品情報も正確に迅速に読取ることが可能なコンベア式
料金支払いシステムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本出願に係る発明の目的
を実現する構成は、請求項1に記載のように、買上げ商
品を搬送する搬送手段と、前記買上げ商品に商品コード
として印刷されたボックスコードを読取る読取手段と、
前記読取手段によって読取ったボックスコードより商品
管理テーブルを参照して商品名、個数および定価を特定
する認識手段と、前記認識手段によって特定した商品を
集計して代金を算出する演算手段と、前記演算手段によ
り求めた代金額と商品名および個数を表示する表示手段
と、前記表示金額に応じて現金払いまたはボックスコー
ドのカードによる決済処理を行い、決済終了を確認して
商品を引き渡す精算手段とを有することを特徴とするコ
ンベア式料金支払いシステムにあり、また読取手段は、
請求項2記載のように、前記買上げ商品をCCDカメラ
で撮影し、画像処理をすることによって、前記商品の大
きさ,形,色その他から商品名を判断する読取手段であ
り、さらに請求項3記載のように、値札に代えて、無線
式あるいは電磁式の商品タグを前記商品に貼付けて専用
のセンサによって前記商品タグを読取る読取手段であ
り、さらにまた、請求項4記載のように、メッシュセン
サを用いて前記商品の形状その他から商品名を判断する
読取手段である。
を実現する構成は、請求項1に記載のように、買上げ商
品を搬送する搬送手段と、前記買上げ商品に商品コード
として印刷されたボックスコードを読取る読取手段と、
前記読取手段によって読取ったボックスコードより商品
管理テーブルを参照して商品名、個数および定価を特定
する認識手段と、前記認識手段によって特定した商品を
集計して代金を算出する演算手段と、前記演算手段によ
り求めた代金額と商品名および個数を表示する表示手段
と、前記表示金額に応じて現金払いまたはボックスコー
ドのカードによる決済処理を行い、決済終了を確認して
商品を引き渡す精算手段とを有することを特徴とするコ
ンベア式料金支払いシステムにあり、また読取手段は、
請求項2記載のように、前記買上げ商品をCCDカメラ
で撮影し、画像処理をすることによって、前記商品の大
きさ,形,色その他から商品名を判断する読取手段であ
り、さらに請求項3記載のように、値札に代えて、無線
式あるいは電磁式の商品タグを前記商品に貼付けて専用
のセンサによって前記商品タグを読取る読取手段であ
り、さらにまた、請求項4記載のように、メッシュセン
サを用いて前記商品の形状その他から商品名を判断する
読取手段である。
【0010】この構成によれば、顧客が買上げ商品を搬
送手段に乗せれば、あとはシステムが自動的に商品のボ
ックスコードを読取って商品名、個数、定価を照合し、
トータル代金を計算して、商品名とその個数と代金を表
示する。顧客は表示に間違いがあれば商品を交換して再
度商品名、個数、代金を確認して決済を行い、システム
は決済終了を確認して商品を引渡すことによって、精算
業務を自動的に行うことができる。
送手段に乗せれば、あとはシステムが自動的に商品のボ
ックスコードを読取って商品名、個数、定価を照合し、
トータル代金を計算して、商品名とその個数と代金を表
示する。顧客は表示に間違いがあれば商品を交換して再
度商品名、個数、代金を確認して決済を行い、システム
は決済終了を確認して商品を引渡すことによって、精算
業務を自動的に行うことができる。
【0011】本出願に係る発明の目的を実現する具体的
な構成は、請求項5に記載のように、請求項1記載のコ
ンベア式料金支払いシステムにおいて、前記ボックスコ
ードによる商品管理テーブルは、面積の異なる4つの四
辺形を同心状に重ねて1基本コードとし前記四辺形の辺
直線が切断状態か否かによってビット表示するボックス
コードを用いて、四辺形1個に相当する各ボックスを商
品名、発売元および定価等の各認識項目にそれぞれ対応
させ前記1基本コードによって商品名、発売元および定
価を認識できることを特徴とするコンベア式料金支払い
システムにある。
な構成は、請求項5に記載のように、請求項1記載のコ
ンベア式料金支払いシステムにおいて、前記ボックスコ
ードによる商品管理テーブルは、面積の異なる4つの四
辺形を同心状に重ねて1基本コードとし前記四辺形の辺
直線が切断状態か否かによってビット表示するボックス
コードを用いて、四辺形1個に相当する各ボックスを商
品名、発売元および定価等の各認識項目にそれぞれ対応
させ前記1基本コードによって商品名、発売元および定
価を認識できることを特徴とするコンベア式料金支払い
システムにある。
【0012】この構成によれば、二次元図形コードの一
種である簡単なボックスコードを用いて商品管理テーブ
ルを構成して、ボックスコードを商品コードとする商品
管理を行い、ボックスコードの1基本コードによって商
品の商品名、発売元および定価をダイレクトに表すこと
ができる。
種である簡単なボックスコードを用いて商品管理テーブ
ルを構成して、ボックスコードを商品コードとする商品
管理を行い、ボックスコードの1基本コードによって商
品の商品名、発売元および定価をダイレクトに表すこと
ができる。
【0013】本出願に係る発明の目的を実現する他の具
体的な構成は、請求項6に記載のように、前記演算手段
により求めた代金額、商品名および個数を、音声により
通知する通知手段を有することを特徴とする請求項1記
載のコンベア式料金支払いシステムにある。
体的な構成は、請求項6に記載のように、前記演算手段
により求めた代金額、商品名および個数を、音声により
通知する通知手段を有することを特徴とする請求項1記
載のコンベア式料金支払いシステムにある。
【0014】この構成によれば、顧客は自分が選んだ商
品に間違いがないか否かを、目と耳両方で確認すること
ができる。
品に間違いがないか否かを、目と耳両方で確認すること
ができる。
【0015】
【本発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図を参
照して説明する。図1は本発明の第1の実施の形態に係
るコンベア式料金支払いシステムのブロック図である。
図2は図1に示すコンベア式料金支払いシステムの斜視
図である。図3は図1に示す商品管理テーブルの1例を
示す図である。
照して説明する。図1は本発明の第1の実施の形態に係
るコンベア式料金支払いシステムのブロック図である。
図2は図1に示すコンベア式料金支払いシステムの斜視
図である。図3は図1に示す商品管理テーブルの1例を
示す図である。
【0016】図1において、1はレジスターに向けて顧
客が買った商品8を送り込む搬送手段であり、具体的に
はベルトコンベアにより構成している。2は搬送手段1
上を送られてくる商品の形状と商品8に印刷されている
ボックスコード9を光学的手段(例えば、商品を前後左
右より撮像するTVカメラ、マトリクス状にスキャン可
能な定置式スキャナ等)により読み取る読取り手段、3
は読取った商品8の形状とボックスコード9の画像を画
像認識処理して商品名、商品個数、発売元、定価等の情
報を抽出する認識手段、4は商品管理テーブルで認識手
段3が参照する商品名、発売元、定価の対応表でボック
スコードで表示している。5は認識手段3により特定し
た商品名、個数、定価をトータルして料金を演算する演
算手段であり、ここで認識手段3と演算手段5(および
メモリ内の商品管理テーブル4)がコンピュータ(図示
していない)内の機能となる。
客が買った商品8を送り込む搬送手段であり、具体的に
はベルトコンベアにより構成している。2は搬送手段1
上を送られてくる商品の形状と商品8に印刷されている
ボックスコード9を光学的手段(例えば、商品を前後左
右より撮像するTVカメラ、マトリクス状にスキャン可
能な定置式スキャナ等)により読み取る読取り手段、3
は読取った商品8の形状とボックスコード9の画像を画
像認識処理して商品名、商品個数、発売元、定価等の情
報を抽出する認識手段、4は商品管理テーブルで認識手
段3が参照する商品名、発売元、定価の対応表でボック
スコードで表示している。5は認識手段3により特定し
た商品名、個数、定価をトータルして料金を演算する演
算手段であり、ここで認識手段3と演算手段5(および
メモリ内の商品管理テーブル4)がコンピュータ(図示
していない)内の機能となる。
【0017】7は演算手段5により算出した支払い金額
を表示するLCD等の表示手段である。6は顧客が表示
金額が正しいと判断したら、通常の紙幣、貨幣を投入し
て自動的にお釣を受け取る支払機と、ボックスコード9
のプリペイドカード10による精算処理機構とを併置し
た精算手段である。
を表示するLCD等の表示手段である。6は顧客が表示
金額が正しいと判断したら、通常の紙幣、貨幣を投入し
て自動的にお釣を受け取る支払機と、ボックスコード9
のプリペイドカード10による精算処理機構とを併置し
た精算手段である。
【0018】図2は図1に示すコンベア式料金支払いシ
ステムの具体例を示し、20は速度制御(停止、スター
トも含む)、商品の整列制御、等が可能な商品8搬送用
のベルトコンベアで搬送手段1に相当する。21は商品
検査用のフード、22は検査フード内に設置したTVカ
メラ、又は定置スキャナ等の光学手段で読取手段2に相
当する、23は買い上げ商品8のトータル代金を表示
し、スピーカ24から音声で通知する表示板で表示手段
7に相当する。25は表示板23に表示される代金が正
しい場合に、顧客が現金又はボックスコードのプリペイ
ドカード10で料金を支払う支払い機で精算手段6に相
当し、26は料金決済によって排出される商品の受取り
用梱包材で、紙袋、籠等である。
ステムの具体例を示し、20は速度制御(停止、スター
トも含む)、商品の整列制御、等が可能な商品8搬送用
のベルトコンベアで搬送手段1に相当する。21は商品
検査用のフード、22は検査フード内に設置したTVカ
メラ、又は定置スキャナ等の光学手段で読取手段2に相
当する、23は買い上げ商品8のトータル代金を表示
し、スピーカ24から音声で通知する表示板で表示手段
7に相当する。25は表示板23に表示される代金が正
しい場合に、顧客が現金又はボックスコードのプリペイ
ドカード10で料金を支払う支払い機で精算手段6に相
当し、26は料金決済によって排出される商品の受取り
用梱包材で、紙袋、籠等である。
【0019】図3は商品識別用の商品管理テーブル4の
1例を示したもので、図中上段には4個のボックス図形
コードの基本コードを図示している。このボックス図形
コードは4つの四辺形(四辺形をボックスと呼ぶ)を同
心状に重ねて、1基本コードとして構成する二次元図形
コードで、例えば、図3の最左側の図形コードの一番外
側のボックスを例にとると、このボックスNO.1は辺
a,b,c,dを有し、この辺直線上に切断部分Aがあ
れば“0”、切断部分Aが無い時は“1”の如く対応す
るものとして、辺直線に切断部のある無しによって表示
を区別するようにしている。
1例を示したもので、図中上段には4個のボックス図形
コードの基本コードを図示している。このボックス図形
コードは4つの四辺形(四辺形をボックスと呼ぶ)を同
心状に重ねて、1基本コードとして構成する二次元図形
コードで、例えば、図3の最左側の図形コードの一番外
側のボックスを例にとると、このボックスNO.1は辺
a,b,c,dを有し、この辺直線上に切断部分Aがあ
れば“0”、切断部分Aが無い時は“1”の如く対応す
るものとして、辺直線に切断部のある無しによって表示
を区別するようにしている。
【0020】従って、いまボックスNO.1は辺aに切
断部Aがあって、他の3辺b,c,dには切断部Aが無
い形であって、ボックスNO.1はこの辺の組合わせに
よって1つの情報を表わしていることになる。この場合
は、図3の下段に示すボックス表示内容の表中のボック
スNO.1の欄は、商品名を表示するものとしている。
商品名の情報としては、例えば、上段一番左側の基本コ
ードのようにボックスの辺aに切断部Aがあって他の辺
b,c,dに無ければスナックの「ポテトチップ」を表
わし、又、辺bに切断部Aがあって他の辺に無い場合は
「洗濯機用洗剤」を表わし(上段左から二番目の基本コ
ード図)、辺cに切断部があって他の辺に無い場合は
「輸入肉」を表わし(左から三番目の基本コード図)、
辺dに切断部があって他の辺に無い場合は「マグロ刺
身」を表わす(四番目の基本コード図)等の表示方法で
ある。(勿論、これらに限らずあらゆる商品に適用可能
である)。
断部Aがあって、他の3辺b,c,dには切断部Aが無
い形であって、ボックスNO.1はこの辺の組合わせに
よって1つの情報を表わしていることになる。この場合
は、図3の下段に示すボックス表示内容の表中のボック
スNO.1の欄は、商品名を表示するものとしている。
商品名の情報としては、例えば、上段一番左側の基本コ
ードのようにボックスの辺aに切断部Aがあって他の辺
b,c,dに無ければスナックの「ポテトチップ」を表
わし、又、辺bに切断部Aがあって他の辺に無い場合は
「洗濯機用洗剤」を表わし(上段左から二番目の基本コ
ード図)、辺cに切断部があって他の辺に無い場合は
「輸入肉」を表わし(左から三番目の基本コード図)、
辺dに切断部があって他の辺に無い場合は「マグロ刺
身」を表わす(四番目の基本コード図)等の表示方法で
ある。(勿論、これらに限らずあらゆる商品に適用可能
である)。
【0021】次に、上段一番左の基本コード中のボック
スNO.2は、辺a1,b1,c1,d1で構成され、
且つ、辺a1に切断部があって他の3辺b1,c1,d
1には切断部が無い組合わせである。この場合は、下段
のボックス表示内容表のボックスNO.2の欄に示すよ
うに、発売元を示すものであり、辺a1に切断部があつ
て他の3辺にない場合は「明治製菓KK」を表し、又、
辺b1に切断部があって他の3辺に無い場合は「花王K
K」を表し(上段二番目の基本コード図に相当)、辺c
1に切断部があって他の3辺には無い場合は「輸入元」
を表し(上段三番目の基本コード図に相当)、辺d1に
切断部があって他の3辺には無い場合は「築地市場」を
表す(四番目の基本コード図)等といった表示例とな
る。
スNO.2は、辺a1,b1,c1,d1で構成され、
且つ、辺a1に切断部があって他の3辺b1,c1,d
1には切断部が無い組合わせである。この場合は、下段
のボックス表示内容表のボックスNO.2の欄に示すよ
うに、発売元を示すものであり、辺a1に切断部があつ
て他の3辺にない場合は「明治製菓KK」を表し、又、
辺b1に切断部があって他の3辺に無い場合は「花王K
K」を表し(上段二番目の基本コード図に相当)、辺c
1に切断部があって他の3辺には無い場合は「輸入元」
を表し(上段三番目の基本コード図に相当)、辺d1に
切断部があって他の3辺には無い場合は「築地市場」を
表す(四番目の基本コード図)等といった表示例とな
る。
【0022】同様に、ボックスNO.3は辺a2,b
2,c2,d2という構成で商品の内容を表し、切断部
の場所によって夫々「箱の寸法、製造年月日」、「箱の
寸法、製造年月日」、「焼き肉用、入荷日時」、「南マ
グロ赤身、入荷日時」等を表している。同様に、ボック
スNO.4は辺a3,b3,c3,d3で構成して「価
格」を表し、切断部の場所によって、「100円」,
「300円」,「400円」,「200円」を表わすと
いった例である。
2,c2,d2という構成で商品の内容を表し、切断部
の場所によって夫々「箱の寸法、製造年月日」、「箱の
寸法、製造年月日」、「焼き肉用、入荷日時」、「南マ
グロ赤身、入荷日時」等を表している。同様に、ボック
スNO.4は辺a3,b3,c3,d3で構成して「価
格」を表し、切断部の場所によって、「100円」,
「300円」,「400円」,「200円」を表わすと
いった例である。
【0023】従って、上段の4個中の一番左側の基本コ
ードは、ボックスNO.1は辺aに切断部があるので商
品名の「ポテトチップ」を表し、ボックスNO.2は辺
a1に切断部があるので発売元の「明治製菓KK」を、
ボックスNO.3は辺a2に切断部があるので内容が
「寸法4×10×20cm、製造日96・6・10」の
箱を、ボックスNO.4は辺a3に切断部があるので定
価の「100円」を表していることになり、認識手段の
識別では商品名:ポテトチップ、定価100円等とな
る。
ードは、ボックスNO.1は辺aに切断部があるので商
品名の「ポテトチップ」を表し、ボックスNO.2は辺
a1に切断部があるので発売元の「明治製菓KK」を、
ボックスNO.3は辺a2に切断部があるので内容が
「寸法4×10×20cm、製造日96・6・10」の
箱を、ボックスNO.4は辺a3に切断部があるので定
価の「100円」を表していることになり、認識手段の
識別では商品名:ポテトチップ、定価100円等とな
る。
【0024】同じように、上段の左から二番目の基本コ
ードは、ボックスNO.1の辺bに切断部があるので商
品名の「洗濯機用洗剤」を示し、ボックスNO.2は辺
b1に切断部があるので発売元は「花王KK」を、ボッ
クスNO.3は辺b2に切断部があるので内容が「寸法
5×15×40cm、製造日96・6・5」の箱を、ボ
ックスNO.4は辺a3に切断部があるので定価の「3
00円」を夫々表していて、識別では商品名「洗濯機用
洗剤」、定価「300円」となる等である。以上、4種
類の商品について4つの認識項目により識別することを
説明したが、更に、商品名を表すボックスNO.1を例
にとれば、1つの辺だけではなく2つの辺に、例えば、
辺aと辺cに切断部があれば、商品名が「ポテトチッ
プ」でも1箱200円以上の高級品を表すといった同一
種商品の階層的な表示も可能である。
ードは、ボックスNO.1の辺bに切断部があるので商
品名の「洗濯機用洗剤」を示し、ボックスNO.2は辺
b1に切断部があるので発売元は「花王KK」を、ボッ
クスNO.3は辺b2に切断部があるので内容が「寸法
5×15×40cm、製造日96・6・5」の箱を、ボ
ックスNO.4は辺a3に切断部があるので定価の「3
00円」を夫々表していて、識別では商品名「洗濯機用
洗剤」、定価「300円」となる等である。以上、4種
類の商品について4つの認識項目により識別することを
説明したが、更に、商品名を表すボックスNO.1を例
にとれば、1つの辺だけではなく2つの辺に、例えば、
辺aと辺cに切断部があれば、商品名が「ポテトチッ
プ」でも1箱200円以上の高級品を表すといった同一
種商品の階層的な表示も可能である。
【0025】このように1ボックス4つの辺の切断、非
切断の組合せによって1ボックスにつき24=16種類
の各種の商品名表示が可能になる。
切断の組合せによって1ボックスにつき24=16種類
の各種の商品名表示が可能になる。
【0026】つぎに動作について説明する。先ず、図2
に示すようなベルトコンベア20に買上げ商品8の列が
運び込まれると、ベルトコンベアで検査フード21方向
へ整列させながら搬送する。商品8が検査フード21内
に到達すると、ベルトコンベア20は停止しカメラ22
が商品8のボックスコード9、全体の形状を読取りやす
い位置に商品を整列制御する。カメラ又は定置スキャナ
22で全商品の形状、個数、ボックスコードを読取り、
読取ったボックスコード情報9より認識手段3が図3に
示す商品管理テーブル4を参照して、商品名、個数、定
価を認識する。
に示すようなベルトコンベア20に買上げ商品8の列が
運び込まれると、ベルトコンベアで検査フード21方向
へ整列させながら搬送する。商品8が検査フード21内
に到達すると、ベルトコンベア20は停止しカメラ22
が商品8のボックスコード9、全体の形状を読取りやす
い位置に商品を整列制御する。カメラ又は定置スキャナ
22で全商品の形状、個数、ボックスコードを読取り、
読取ったボックスコード情報9より認識手段3が図3に
示す商品管理テーブル4を参照して、商品名、個数、定
価を認識する。
【0027】演算手段5は特定した商品名それぞれの価
格を合計して代金を算出し、表示板23に「商品名、個
数、定価、トータル代金」を表示する。(スピーカ24
より同一の通知を音声でも行う)顧客は、商品名、個
数、定価に間違いがあれば交換係員に申し出て品物を交
換した後、再度表示板23上の表示を確認して、表示内
容に間違いが無ければ、支払い機25の現金投入口に紙
幣、貨幣を投入して釣り銭を受取り精算を済ます。ある
いは、ボックスコードのプリペイドカードをカード投入
口に挿入してカード支払いにより精算する。
格を合計して代金を算出し、表示板23に「商品名、個
数、定価、トータル代金」を表示する。(スピーカ24
より同一の通知を音声でも行う)顧客は、商品名、個
数、定価に間違いがあれば交換係員に申し出て品物を交
換した後、再度表示板23上の表示を確認して、表示内
容に間違いが無ければ、支払い機25の現金投入口に紙
幣、貨幣を投入して釣り銭を受取り精算を済ます。ある
いは、ボックスコードのプリペイドカードをカード投入
口に挿入してカード支払いにより精算する。
【0028】支払い機25による料金の支払いが完了す
ると、検査フード21内で停止していたベルトコンベア
20が走行し始め、買上げ商品の全てを紙袋、籠等の梱
包材26に向け排出する。
ると、検査フード21内で停止していたベルトコンベア
20が走行し始め、買上げ商品の全てを紙袋、籠等の梱
包材26に向け排出する。
【0029】ここで、当システムのプリペイドカードと
は、図4のカード発券機の概略ブロック図に示すよう
な、CPU55制御のカード書込み手段によって図3で
説明したようなボックスコードを透明インクで書込みプ
リペイドカード10として発行するものである。
は、図4のカード発券機の概略ブロック図に示すよう
な、CPU55制御のカード書込み手段によって図3で
説明したようなボックスコードを透明インクで書込みプ
リペイドカード10として発行するものである。
【0030】ボックスコードの書込みは、所定速度でカ
ードの移動方向に直交する方向(横方向)へ移動する書
込みヘッド51により書込むが、図3に示した各基本コ
ードを夫々100円コード,300円コード,400円
コード,200円コード等と決めておき、この決めに従
って使用者の投入金額(例えば、1万円)に応じ、10
0円コード×10個,200円コード×10個,300
円コード×10個,400円コード×10個,等の個数
で基本コードをそのまま特殊な波長の光を照射しないと
読取れない透明インキで書き込む。ここで透明インキを
使用するのはカードの偽造防止のためである。なお、ボ
ックスコードと対応金額の決め方も上述の基本コードを
100〜400円に対応させる例に限らず、単にNO.
4ボックスのみを使用する等の方法は自由に決めること
が可能である。
ードの移動方向に直交する方向(横方向)へ移動する書
込みヘッド51により書込むが、図3に示した各基本コ
ードを夫々100円コード,300円コード,400円
コード,200円コード等と決めておき、この決めに従
って使用者の投入金額(例えば、1万円)に応じ、10
0円コード×10個,200円コード×10個,300
円コード×10個,400円コード×10個,等の個数
で基本コードをそのまま特殊な波長の光を照射しないと
読取れない透明インキで書き込む。ここで透明インキを
使用するのはカードの偽造防止のためである。なお、ボ
ックスコードと対応金額の決め方も上述の基本コードを
100〜400円に対応させる例に限らず、単にNO.
4ボックスのみを使用する等の方法は自由に決めること
が可能である。
【0031】基本コードの書込みが終わったら他にID
情報等の書込みがあれば書込み、読取用の紫外線等の特
殊光を照射して追認(ベリファイ)用の光学的読取ヘッ
ド52によって、書込み内容を確認した後プリペイドカ
ード10として発行する。
情報等の書込みがあれば書込み、読取用の紫外線等の特
殊光を照射して追認(ベリファイ)用の光学的読取ヘッ
ド52によって、書込み内容を確認した後プリペイドカ
ード10として発行する。
【0032】図5は自動支払い機23内のカード読取機
の概略ブロック図である。プリペイドカード10により
精算する場合は、使用者は表示板23に表示された支払
い価格を見て、プリペイドカード10を挿入し料金入力
部60より金額(例えば、1000円)を入力すると、
CPU61はキーコード読取りセンサ50によりキーコ
ード(暗号化の場合のデコード情報)を読取り、ボック
スコードの情報に特殊波長光を照射して光学的読取ヘッ
ド63により基本コード数等を読取る。光学的読取ヘッ
ド63はカード10の移動方向に直交する向きに移動し
て、ボックスコード上を走査しながら読み取りカード1
0の現在の残金額を検知する。その中から支払い価格に
相当する個数のボックスコードを、書込みヘッド62に
より塗潰し抹消して支払い手続きを完了する。例えば、
支払金額が1000円なら100円,200円,300
円,400円の基本コードを1個づつ、計4個を抹消し
て1000円の精算処理を完了する等となる。この場合
の塗潰し処理は変造防止に効果がある。
の概略ブロック図である。プリペイドカード10により
精算する場合は、使用者は表示板23に表示された支払
い価格を見て、プリペイドカード10を挿入し料金入力
部60より金額(例えば、1000円)を入力すると、
CPU61はキーコード読取りセンサ50によりキーコ
ード(暗号化の場合のデコード情報)を読取り、ボック
スコードの情報に特殊波長光を照射して光学的読取ヘッ
ド63により基本コード数等を読取る。光学的読取ヘッ
ド63はカード10の移動方向に直交する向きに移動し
て、ボックスコード上を走査しながら読み取りカード1
0の現在の残金額を検知する。その中から支払い価格に
相当する個数のボックスコードを、書込みヘッド62に
より塗潰し抹消して支払い手続きを完了する。例えば、
支払金額が1000円なら100円,200円,300
円,400円の基本コードを1個づつ、計4個を抹消し
て1000円の精算処理を完了する等となる。この場合
の塗潰し処理は変造防止に効果がある。
【0033】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。第1実施例が当商品管理装置システム独自のボック
ス基本コードそのものをプリペイドカード10に印字し
て塗潰していく対応的カード処理であったのに対し、第
2実施例はボックスコードにより数字、文字情報等をコ
ード化し、カードに印字した一般的なボックスコードの
プリペイドカードを使用した汎用精算処理である。
る。第1実施例が当商品管理装置システム独自のボック
ス基本コードそのものをプリペイドカード10に印字し
て塗潰していく対応的カード処理であったのに対し、第
2実施例はボックスコードにより数字、文字情報等をコ
ード化し、カードに印字した一般的なボックスコードの
プリペイドカードを使用した汎用精算処理である。
【0034】図6は本発明の第2実施例に係るボックス
コードの角切型基本コードを示す図である。図6(a)
において、一番外側のボックスNO.1は辺a,b,
c,dで構成し、ボックスNO.2は辺a1,b1,c
1,d1とで構成し、ボックスNO.3は辺a2,b
2,c2,d2で構成し、ボックスNO.4は辺a3,
b3,c3,d3で構成し、各辺をそれぞれセグメント
としてビットに対応させれば、1つの四辺形(ボック
ス)で4ビット、4つの四辺形を重ねた1基本コードで
はダイレクトで16ビット65536通りの表示が可能
である。
コードの角切型基本コードを示す図である。図6(a)
において、一番外側のボックスNO.1は辺a,b,
c,dで構成し、ボックスNO.2は辺a1,b1,c
1,d1とで構成し、ボックスNO.3は辺a2,b
2,c2,d2で構成し、ボックスNO.4は辺a3,
b3,c3,d3で構成し、各辺をそれぞれセグメント
としてビットに対応させれば、1つの四辺形(ボック
ス)で4ビット、4つの四辺形を重ねた1基本コードで
はダイレクトで16ビット65536通りの表示が可能
である。
【0035】図6(b)に示すボックスNO.1を例に
とれば、セグメントの直線に切断による欠落部分Aが無
い場合を“1”、切断による欠落部Aがある場合を
“0”と約束するものとすれば、このボックスNO.1
はa=“1”,b=“1”,c=“1”,d=“0”で
あり、この1ボックスで2進数コード“1110“を表
示していると解することができる。
とれば、セグメントの直線に切断による欠落部分Aが無
い場合を“1”、切断による欠落部Aがある場合を
“0”と約束するものとすれば、このボックスNO.1
はa=“1”,b=“1”,c=“1”,d=“0”で
あり、この1ボックスで2進数コード“1110“を表
示していると解することができる。
【0036】この2進数への換算処理については、図7
に示す2進数の説明図のように、例えば、10進数の1
3,14,250は2進数では“1101”,“111
0”,“11111010”となるが、10進法による
2nの表記を図7(a)のように、辺d=20=1,辺c
=21=2,辺b=22=4,辺a=23=8というよう
に指定し、2進数の桁数nを図7(b)に示すように、
辺d=1桁,辺c=2桁,辺b=3桁,辺a=4桁とい
うように指定して、各桁に従い“1”,“0”を並べれ
ば2進数のコード表示とすることができる。
に示す2進数の説明図のように、例えば、10進数の1
3,14,250は2進数では“1101”,“111
0”,“11111010”となるが、10進法による
2nの表記を図7(a)のように、辺d=20=1,辺c
=21=2,辺b=22=4,辺a=23=8というよう
に指定し、2進数の桁数nを図7(b)に示すように、
辺d=1桁,辺c=2桁,辺b=3桁,辺a=4桁とい
うように指定して、各桁に従い“1”,“0”を並べれ
ば2進数のコード表示とすることができる。
【0037】例えば、図7(c)では、セグメントd:
1桁=“0”,c:2桁=“1”,b:3桁=“1”,
a:4桁=“1”で、桁数の大きい方から並べれば2進
数、“1110”を表示し、これは10進数0+2+4
+8=14である。同様に、図7(d)では、セグメン
トc=“0”なので10進数1+4+8=13、の2進
数表示は“1101”となる。2進数から16進数表示
は簡単なのでボックスコードにより、数字、文字、記号
等をコード表示することが可能になる。
1桁=“0”,c:2桁=“1”,b:3桁=“1”,
a:4桁=“1”で、桁数の大きい方から並べれば2進
数、“1110”を表示し、これは10進数0+2+4
+8=14である。同様に、図7(d)では、セグメン
トc=“0”なので10進数1+4+8=13、の2進
数表示は“1101”となる。2進数から16進数表示
は簡単なのでボックスコードにより、数字、文字、記号
等をコード表示することが可能になる。
【0038】従って、図4に示すような発券機よりボッ
クスコードにより数字情報を透明インクで書込んだプリ
ペイドカードを、図5に示すような読取機に挿入して支
払い金額を入力すると、残金額を読取ヘツド63で読取
って確認し、支払い金額(例えば1000円)を差引き
計算して、残金額を改めて書込ヘッド62によりボック
スコードを使用して透明インキを用いて書込み、精算処
理が完了したら使用者にカードを返還する。
クスコードにより数字情報を透明インクで書込んだプリ
ペイドカードを、図5に示すような読取機に挿入して支
払い金額を入力すると、残金額を読取ヘツド63で読取
って確認し、支払い金額(例えば1000円)を差引き
計算して、残金額を改めて書込ヘッド62によりボック
スコードを使用して透明インキを用いて書込み、精算処
理が完了したら使用者にカードを返還する。
【0039】このように、本実施例においては、簡単な
ボックスコードを用いた効率的な商品管理システムの構
成により、商品の認識処理から料金の精算処理までを完
全に自動化することができた。
ボックスコードを用いた効率的な商品管理システムの構
成により、商品の認識処理から料金の精算処理までを完
全に自動化することができた。
【0040】また、バーコードの代わりに印刷表示が多
少ラフでも直線の断続さえ検知できれば確実に機能する
印刷精度を要しないボックスコードを用いたので、特
に、形状が不揃いで汚れで印字が見にくくなりやすい生
鮮食品のインストア・マーキング等の読取管理において
は、ミスリードの再入力処理等に要する時間が要らなく
なり威力を発揮する。
少ラフでも直線の断続さえ検知できれば確実に機能する
印刷精度を要しないボックスコードを用いたので、特
に、形状が不揃いで汚れで印字が見にくくなりやすい生
鮮食品のインストア・マーキング等の読取管理において
は、ミスリードの再入力処理等に要する時間が要らなく
なり威力を発揮する。
【0041】また、最近急速に発達を見ている画像認識
処理によりボックスコードの各辺の断続を検知して、簡
単なオン/オフ認識回路を介したコード・データのコン
ピュータへのダイレクト入力が可能になるので、バーコ
ードの場合のような複雑な信号の前処理が必要無くな
り、その分コンピュータの余力を情報量の増加、情報の
圧縮、暗号化処理のレベルアップ等に負担させることが
できるので、システムのセキュリティの向上、顧客に対
するより一層ハイレベルなサービスの提供が可能にな
る。
処理によりボックスコードの各辺の断続を検知して、簡
単なオン/オフ認識回路を介したコード・データのコン
ピュータへのダイレクト入力が可能になるので、バーコ
ードの場合のような複雑な信号の前処理が必要無くな
り、その分コンピュータの余力を情報量の増加、情報の
圧縮、暗号化処理のレベルアップ等に負担させることが
できるので、システムのセキュリティの向上、顧客に対
するより一層ハイレベルなサービスの提供が可能にな
る。
【0042】なお、これまではボックスコードによる商
品管理と、ボックスコードのプリペイドカードについて
のみ説明したが、システムに互換性を持たせて、従来の
バーコードによる商品管理も、あるいは通常のJCBと
かVISAといったカードの使用も同時に可能なシステ
ムとすることは、本発明の請求の範囲内の組合わせ事項
である。
品管理と、ボックスコードのプリペイドカードについて
のみ説明したが、システムに互換性を持たせて、従来の
バーコードによる商品管理も、あるいは通常のJCBと
かVISAといったカードの使用も同時に可能なシステ
ムとすることは、本発明の請求の範囲内の組合わせ事項
である。
【0043】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、買上げ商品をレジスターのベルトコンベアに投入し
て、商品の形状と印字してあるボックスコードを読取
り、読取った商品の判別認識、トータル料金の計算、料
金の精算手続きまでを一貫して簡単で効率的なボックス
コードを用いたシステムで制御するように構成したの
で、流通店における商品の料金支払い業務を完全自動化
して顧客サービスを向上させることが可能になった。
ば、買上げ商品をレジスターのベルトコンベアに投入し
て、商品の形状と印字してあるボックスコードを読取
り、読取った商品の判別認識、トータル料金の計算、料
金の精算手続きまでを一貫して簡単で効率的なボックス
コードを用いたシステムで制御するように構成したの
で、流通店における商品の料金支払い業務を完全自動化
して顧客サービスを向上させることが可能になった。
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るコンベア式料
金支払いシステムのブロック図である。
金支払いシステムのブロック図である。
【図2】図1に示すコンベア式料金支払いシステムの斜
視図である。
視図である。
【図3】図1に示す商品管理テーブルの1例を示す図で
ある。
ある。
【図4】図1に示す精算手段のカード発券機の概略ブロ
ック図である。
ック図である。
【図5】図1に示す精算手段のカード読取機の概略ブロ
ック図である。
ック図である。
【図6】本発明の第2実施例に係るボックスコードにお
ける角切型基本コードを示す図である。
ける角切型基本コードを示す図である。
【図7】図6に示す角切型基本コードの2進数コードの
説明図である。
説明図である。
【図8】従来のPOSシステムの概略構成図である。
【図9】図8に示すPOSシステムで使用するバーコー
ドの説明図である。
ドの説明図である。
1 搬送手段 2 読取手段 3 認識手段 4 商品管理テーブル 5 演算手段 6 精算手段 7 表示手段 8 商品 9 ボックスコード 10 プリペイドカード 20 ベルトコンベア 21 検査フード 22 TVカメラ 23 表示板 24 スピーカ 25 支払い機 26 梱包材 51,62 書込ヘッド 52,63 読取ヘッド 55,61 CPU 60 料金入力部
Claims (6)
- 【請求項1】 買上げ商品を搬送する搬送手段と、前記
買上げ商品に商品コードとして印刷されたボックスコー
ドを読取る読取手段と、前記読取手段によって読取った
ボックスコードより商品管理テーブルを参照して商品
名、個数および定価を特定する認識手段と、前記認識手
段によって特定した商品を集計して代金を算出する演算
手段と、前記演算手段により求めた代金額と商品名およ
び個数を表示する表示手段と、前記表示金額に応じて現
金払いまたはボックスコードのカードによる決済処理を
行い、決済終了を確認して商品を引き渡す精算手段とを
有することを特徴とするコンベア式料金支払いシステ
ム。 - 【請求項2】 買上げ商品を搬送する搬送手段と、前記
買上げ商品をCCDカメラで撮影し、画像処理をするこ
とによって、前記商品の大きさ,形,色その他から商品
名を判断する読取手段と、前記読取手段によって読取っ
たボックスコードより商品管理テーブルを参照して商品
名、個数および定価を特定する認識手段と、前記認識手
段によって特定した商品を集計して代金を算出する演算
手段と、前記演算手段により求めた代金額と商品名およ
び個数を表示する表示手段と、前記表示金額に応じて現
金払いまたはボックスコードのカードによる決済処理を
行い、決済終了を確認して商品を引き渡す精算手段とを
有することを特徴とするコンベア式料金支払いシステ
ム。 - 【請求項3】 買上げ商品を搬送する搬送手段と、値札
に代えて、無線式あるいは電磁式の商品タグを前記商品
に貼付けて専用のセンサによって前記商品タグを読取る
読取手段と、前記読取手段によって読取ったボックスコ
ードより商品管理テーブルを参照して商品名、個数およ
び定価を特定する認識手段と、前記認識手段によって特
定した商品を集計して代金を算出する演算手段と、前記
演算手段により求めた代金額と商品名および個数を表示
する表示手段と、前記表示金額に応じて現金払いまたは
ボックスコードのカードによる決済処理を行い、決済終
了を確認して商品を引き渡す精算手段とを有することを
特徴とするコンベア式料金支払いシステム。 - 【請求項4】 買上げ商品を搬送する搬送手段と、メッ
シュセンサを用いて前記商品の形状その他から商品名を
判断する読取手段と、前記読取手段によって読取ったボ
ックスコードより商品管理テーブルを参照して商品名、
個数および定価を特定する認識手段と、前記認識手段に
よって特定した商品を集計して代金を算出する演算手段
と、前記演算手段により求めた代金額と商品名および個
数を表示する表示手段と、前記表示金額に応じて現金払
いまたはボックスコードのカードによる決済処理を行
い、決済終了を確認して商品を引き渡す精算手段とを有
することを特徴とするコンベア式料金支払いシステム。 - 【請求項5】 請求項1記載のコンベア式料金支払いシ
ステムにおいて、前記ボックスコードによる商品管理テ
ーブルは、面積の異なる4つの四辺形を同心状に重ねて
1基本コードとし前記四辺形の辺直線が切断状態か否か
によってビット表示するボックスコードを用いて、四辺
形1個に相当する各ボックスを商品名、発売元および定
価等の各認識項目にそれぞれ対応させて前記1基本コー
ドによって商品名、発売元および定価を認識できること
を特徴とするコンベア式料金支払いシステム。 - 【請求項6】 前記演算手段により求めた代金額、商品
名および個数を、音声により通知する通知手段を有する
ことを特徴とする請求項1記載のコンベア式料金支払い
システム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8191638A JPH1021466A (ja) | 1996-07-03 | 1996-07-03 | コンベア式料金支払いシステム |
EP97109532A EP0817140A3 (en) | 1996-07-03 | 1997-06-12 | Conveyor-type fee payment system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8191638A JPH1021466A (ja) | 1996-07-03 | 1996-07-03 | コンベア式料金支払いシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1021466A true JPH1021466A (ja) | 1998-01-23 |
Family
ID=16277992
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8191638A Pending JPH1021466A (ja) | 1996-07-03 | 1996-07-03 | コンベア式料金支払いシステム |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0817140A3 (ja) |
JP (1) | JPH1021466A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000252889A (ja) * | 1999-03-02 | 2000-09-14 | Omron Corp | データ通信装置 |
JP2016110538A (ja) * | 2014-12-10 | 2016-06-20 | カシオ計算機株式会社 | 商品処理システム及び商品処理方法 |
JP2017538498A (ja) * | 2014-12-11 | 2017-12-28 | キュー・ビー・オー・コーヒー・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツングQbo Coffee Gmbh | 飲料カプセル、飲料準備システムおよび飲料カプセルを識別する方法 |
CN108335437A (zh) * | 2018-02-05 | 2018-07-27 | 银川网曌科技有限公司 | 结账装置及结账管理系统 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4792018A (en) * | 1984-07-09 | 1988-12-20 | Checkrobot Inc. | System for security processing of retailed articles |
US4939355A (en) * | 1988-01-22 | 1990-07-03 | Spectra-Physics, Inc. | Automatic package label scanner |
FR2658059A1 (fr) * | 1990-02-15 | 1991-08-16 | Crocy Jean Louis | Caisse enregistreuse a lecture automatique et simultanee de prix de produits; et, a facturation automatique. |
DE4005081A1 (de) * | 1990-02-17 | 1991-08-22 | Torres Peraza Mario | Waage, insbesondere selbstbedienungswaage |
CN1104791A (zh) * | 1993-12-30 | 1995-07-05 | 富冈信 | 一种数据处理用的二维代码纸 |
EP0769766A3 (en) * | 1995-10-20 | 1998-09-02 | Kichinosuke Nagashio | Two-dimensional code symbol and prepaid card using the same |
-
1996
- 1996-07-03 JP JP8191638A patent/JPH1021466A/ja active Pending
-
1997
- 1997-06-12 EP EP97109532A patent/EP0817140A3/en not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2000252889A (ja) * | 1999-03-02 | 2000-09-14 | Omron Corp | データ通信装置 |
JP2016110538A (ja) * | 2014-12-10 | 2016-06-20 | カシオ計算機株式会社 | 商品処理システム及び商品処理方法 |
JP2017538498A (ja) * | 2014-12-11 | 2017-12-28 | キュー・ビー・オー・コーヒー・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツングQbo Coffee Gmbh | 飲料カプセル、飲料準備システムおよび飲料カプセルを識別する方法 |
CN108335437A (zh) * | 2018-02-05 | 2018-07-27 | 银川网曌科技有限公司 | 结账装置及结账管理系统 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0817140A2 (en) | 1998-01-07 |
EP0817140A3 (en) | 1998-08-19 |
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