JP2019139583A - 精算システム - Google Patents

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昌宏 山口
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Takahiro Miyamoto
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【課題】これまでの精算カウンターにおいて、読取装置で読み取れなかった購入商品があっても、精算カウンターで客を滞留させずに処理できる新たな精算システムを提供することを課題とする。【解決手段】購入商品Mを精算レーン1に沿って搬送するコンベア2と、該コンベア2の中間部において、購入商品Mに付された情報を読み取る読取装置3と、読取装置3で読み取られた情報でもって、POSサーバー4から購入商品Mの商品情報を呼び出して表示するとともに、客が提示する支払条件に基づいて、購入商品Mの精算処理を実行するPOS装置5と、を備え、コンベア2の上流側には、コンベア2に載置する購入商品と、載置しない購入商品とを仕分ける仕分領域7が設けられている。【選択図】図2

Description

本発明は、例えばスーパーマーケットや量販店等の精算カウンターにおける客の滞留を防止することができる精算システムに関する。
この種の精算システムとしては、例えば下記特許文献1に記載のチェックアウトシステムが知られている。このチェックアウトシステムは、図1に示すように、スタートボタン33の操作により購入商品26を搬送するベルトコンベア24と、そのベルトコンベア24の中間部に設けられて、搬送する購入商品の高さを計測する計測装置29と、そのベルトコンベア24の中間部に設けられて、搬送する購入商品を撮像する撮像カメラ30と、高さ計測及び撮像により通過する購入商品を計数する第1の計数手段、通過する購入商品からバーコードを読取ってデコードするバーコードスキャナ、登録済み購入商品数を計数する第2の計数手段並びに撮像した画像を処理して購入商品の位置、大きさ等を判定し、スキャナからの購入商品データに基づいて登録を行い、第1及び第2の計数手段の計数値が一致すると登録完了を判断し、顧客の合計金額を表示させるPOS端末と、自動支払機37への自動支払い及びレシート発行機38のレシート発行が終了すると開放して顧客を通過させるゲート40とを設けたものである。
この特許文献1では、購入商品からバーコードを読み取って、対応する商品情報をPOSサーバーから呼び出しているが、最近では、バーコードに代えて電子透かし、所謂デジタル透かしと言われる、目視不能の情報が包装された購入商品に事前印刷され、その情報をデジタルカメラで読み取って処理することにより、対応する商品情報をPOSサーバーから呼び出す技術が普及しつつある。
こうした電子透かしとバーコートとを包装商品に併記し、何れの情報も読み取れるようにしておけば、一方が読み取りエラーになっても他方で補完的に商品情報を呼び出すことができるから、精算カウンターでの客の待ち時間を短縮することができる効果がある。
特開平7−320164号公報 特表2014−531636号公報
しかし、バーコードや電子透かし等を購入商品に付したとしても、それらが不鮮明であったり、購入商品同士の重なりによって隠されていたりすると、それらの識別子が読み取れない場合がある。また、バーコードラベルが貼付されない購入商品、例えば包装されない大根やキュウリ、ホウレンソウ等や果物等を特許文献1のシステムで処理しようとすると、それらの商品情報の呼び出しができなかったり、呼び出しに時間が掛かったりして、精算カウンターで客が滞留してしまう問題があった。
本発明は、この問題に鑑み、これまでの精算カウンターにおいて、読取装置で読み取れなかった購入商品があっても、精算カウンターで客を滞留させずに処理できる新たな精算システムを提供することを課題とする。
第一発明に係る精算システムは、購入商品を精算レーンに沿って搬送するコンベアと、該コンベアで搬送される購入商品に付された情報を読み取る読取装置と、前記読取装置で読み取られた情報でもって、POSサーバーから購入商品の商品情報を呼び出すと共に、前記購入商品の精算処理を行うPOS装置と、を備え、
前記コンベアの上流側には、前記コンベアに載置する購入商品と、載置しない購入商品とを仕分けるための仕分領域が設けられていること特徴とする。
このシステムでは、客が移動する精算レーンに沿ってコンベアが設けられ、そのコンベアに購入商品が順次載置されて、下流側へ搬送されるようになっている。読取装置は、そのコンベアの中間部に設けられ、そこを通過する購入商品に付された情報、例えばバーコートや電子透かし情報を読み取って、それをPOSサーバーに送信する。POSサーバーは、受け取った情報に基づいて、対応する購入商品の品名や価格、特売情報等の商品情報を呼び出し、それをPOS装置に送信する。POS装置は、受け取った商品情報を表示部に表示する。
一方、購入商品をコンベアへ載置する作業を終えた客は、精算レーンに沿って下流へ移動する。下流側には、POS装置が設けられ、その表示部には、読取装置で読み取られた各購入商品の商品情報(商品名、価格、数量等)が表示される。
全購入商品の表示が終了すると、客は、搬送されてきた購入商品と、表示部の表示内容とが一致するか否かを確認し、一致していれば、表示部の確認キーを押す。確認キーが押されるとPOS装置は、表示内容と合計金額とを確定させて、支払処理部へ合計金額を送信する。支払処理部は、合計金額を受け取ると、客が提示した支払条件、例えばプリペイドカード、クレジットカード、デビットカード、それらに代わる電子マネー等の提示、或いは現金の投入等に基づいて支払処理を実行する。その支払が完了すると、POS装置の表示部に支払完了を表示させる。客は、それを確認してから、コンベア上の支払済購入商品を買い物袋に収納する。
このようにして、一人の客の精算作業が終了すると、次の客は、自身の購入商品をコンベアへ載置する。その際、先の客の購入商品と、次の客の購入商品とを区別する仕切りバーを、前後の購入商品群の境目に置けば、読取装置が仕切りバーを検出した時点で、それまでに読み取った購入商品群を先の客の購入商品として処理することができる。これにより、複数の客が精算レーンの上流側と下流側でそれぞれ作業を行っても、先の客の購入商品と、次の客の購入商品とを区別して処理することができる。
一方、読取装置が、購入商品に付された情報の読み取りを失敗すると、読取装置は、コンベアを停止させる。そうすると、精算レーンで客が滞留するので、本発明では、コンベアの上流側にコンベアに載置する購入商品と、載置しない購入商品とを仕分ける仕分領域を設けている。
コンベアに載置しない購入商品とは、例えばエビやサンマのように、客が自ら袋詰めにして精算カウンターに持っていく購入商品には、初めからバーコードや電子透かし情報が付与されていない。また、値下げシールが貼ってある購入商品も、読取装置が値下げ価格を読み取れない場合がある。そうした購入商品は、仕分領域で待機する店員によって、或いは客自身で仕分を行い、機械読取が可能な購入商品だけをコンベアに載置するようにする。
第二発明に係る精算カウンターシステムは、前記仕分領域に、前記コンベアに載置しない購入商品にバーコードを付与するためのバーコードラベル発行装置、或いは、前記購入商品の商品情報を、人手を介して入力もしくは前記POSサーバーから呼び出す操作部が設けられていることを特徴とする。
これにより、当初からバーコードが付与されていない購入商品には、仕分領域において発行させたバーコードラベルを貼付することができるから、それをコンベアに載置して読取装置で読み取らせることができる。
また、生鮮野菜や果物等のように、傷を付けずに丁寧に扱うことを希望する客は、そうした購入商品を仕分領域に持ち込んで、そこで精算することができる。
仕分領域の操作部は、精算レーンに設けられるPOS装置の端末機で構成され、その操作部には、表示部とバーコードや二次元コード等のコード情報を読み取るリーダが設けられている。また、その表示部には、当初からコード情報や電子透かし情報等が付されていない購入商品、例えば生鮮野菜や果物等の画像一覧が表示されるようになっている。そして、表示された画像一覧から該当する購入商品を指定すれば、指定された購入商品の商品情報がPOSサーバーから呼び出され、それが表示部に表示される。また、購入商品にコード情報が付されていれば、それをリーダで読み取って、該当する購入商品の商品情報を表示部に表示させる。
店員又は客が、表示された内容を確認して表示部の確認キーを押すと、仕分領域に持ち込まれた購入商品の合計金額が支払処理部に移される。支払処理部は、POS装置に組み込まれ、確定した合計金額と客が提示する支払条件とに基づいて精算を実行する。こうして、精算レーンで複数の客が待たされる事態を回避することができる。
第三発明に係る精算システムでは、第一発明の購入商品に付された情報が、コード及び/又は電子透かし情報であり、前記読取装置が、コードリーダ及び/又は電子透かし情報の読取装置であることを特徴とする。
これにより、コートリーダでバーコードや二次元コードが読み取れなかった場合でも、包材に印刷された電子透かし情報から購入商品を特定することができるから、読取装置による読み取りミスの発生確率を減らすことができる。
第四発明に係る精算システムは、第一発明の読取装置の上流側に、前記コンベアで搬送される購入商品の個数を検出する検出部が設けられ、前記読取装置は、検出された購入商品個数と、読み取った購入商品個数とが不一致であれば、それを報知して、前記コンベアを停止させることを特徴とする。
この読取装置は、コンベア上の購入商品を三次元的にスキャンして各購入商品に付されたバーコードを読み取ったり、俯瞰的に撮影した各購入商品の画像情報から二次元コードや電子透かし情報を読み取ったりするため、複数の購入商品が並走していても、それらに付された情報がコンベアの搬送面に接して隠れていると、読取装置は、それらを読み取ることができない。
そうした場合に備えて、このシステムでは、読取装置の上流側に、コンベアで搬送される購入商品の個数を検出する検出部を設けている。この検出部は、例えば俯瞰的に購入商品を撮像するカメラで構成され、得られた画像から購入商品の輪郭を抽出して、搬送商品の個数をカウントするようにしたものである。また、一列縦隊で搬送される購入商品の場合は、コンベアの搬送路を横断する方向に投光器と受光器とを配置して、購入商品の前後の切れ目で照射光がオン・オフする回数に基づいて、通過した購入商品の個数をカウントするようにしても良い。
こうした検出部で、読取装置を通過する購入商品の個数をカウントすることにより、読取装置で読み取れなかった場合に、先頭から何番目の購入商品が読み取りミスを生じた購入商品であるかを特定することができる。
読み取れなかった場合は、例えばその購入商品が読取装置を通過するときに、その購入商品に対してスポットライトを当てて明示する。或いはその購入商品の包装袋に識別マークを付与して明示する。そして、スポットライトが当てられた購入商品或いはマークが付与された購入商品がコンベアから取り除かれると、停止したコンベアが、再び起動するようにすれば、精算レーンでの客の滞留を最小限度に止めることができる。
本発明によれば、読取装置で読み取れない購入商品を仕分領域で事前に仕分けてから、機械読取が可能な購入商品をコンベアに載置して精算することができるので、複数の客が精算レーンに順次入ってきても、客を滞留させない効果がある。
また、傷を付けずに丁寧に扱わなければならない生鮮野菜や果物等のような購入商品を、仕分領域に待機する店員や客自身の操作で精算することができるから、客の要望を満足させながら、精算レーンにおける精算処理の自動化を進めることができる。
特許文献1に開示された精算カウンターの平面図。 本発明の一実施形態に係る精算カウンターの概略平面図。 図2の精算カウンターの概略側面図。 読取装置の構成説明図。
以下、図2〜図4を参照しながら、本発明の一実施形態を説明する。なお、この実施形態は、本発明の技術的範囲を限定するものではない。また、この実施形態では、精算カウンターを2レーンしか描いていないが、スーパーマーケットや量販店では、このカウンターが、複数レーンが並設されるものである。また、この精算カウンターでは、ショッピングカートを利用する客を描いているが、店内籠を持って精算カウンターに入る客であっても良い。
図2、図3において、一実施形態に係る精算システムAは、購入商品Mを精算レーン1に沿って搬送するコンベア2と、コンベア2の中間部において、購入商品Mに付されたコード情報や電子透かし情報等を読み取る読取装置3と、読取装置3で読み取られた情報に基づいてPOSサーバー4から購入商品Mの商品情報を呼び出して表示するとともに、購入商品の精算処理を行うPOS装置5と、を備えている。
また、コンベア2の上流側には、そのコンベア2に載置する購入商品と、載置しない購入商品とを仕分ける仕分領域7が設けられている。
精算レーン1は、コンベア2に沿って設けられた通路であって、ショッピングカートCを利用する客が楽に移動できる幅を有している。通常は、横並びに並設されたコンベア2とコンベア2の間が精算レーン1とされる。
コンベア2は、ベルトコンベアで構成され、その上流側始端部が購入商品Mを載置するエリアとされ、終端部には、搬送されてきた購入商品を一時的に貯留するストックエリア20が設けられている。この上流側始端部に購入商品Mを載置すると、ベルトが自動的に走行して、矢印方向に購入商品Mを搬送していく。また、コンベア2に載置された購入商品が無くなると、コンベア2は、自動的に停止するようになっている。
なお、購入商品Mのコンベア2への載置が終わると、次の客との境目を明示するための仕切りバーBが前後の客の購入商品群の境目に置かれる。
読取装置3は、購入商品Mに付されたコード情報や電子透かし情報を読み取って、それをPOSサーバー4に送信する。そのため、図4に示すように、トンネル状のフレームFに、バーコートを読み取るスキャナBSと、デジタルカメラDCが組み込まれている。スキャナBSは、上下方向と左右方向から購入商品Mにレザー光を照射し、その反射光からバーコードを読み取って、それをPOSサーバー4に送信する。デジタルカメラDCは、フレームFの上部に取り付けられ、そこから俯瞰的にコンベア2上の購入商品Mを撮影する。得られた画像情報は、内蔵の画像処理装置によって、購入商品Mに付された二次元コード情報や印刷面に付された電子透かし情報を読み取り、それをPOSサーバー4に送信する。したがって、購入商品に付された情報を読み取るコードリーダは、バーコードスキャナBSと、二次元コードを読み取るデジタルカメラDCとで構成されている。
その際、一つの購入商品Mに、コード情報と電子透かし情報とが付与されている場合は、先に読み取った情報をPOSサーバー4に送信する。あるいは、双方の情報をPOSサーバー4に送信し、それらの一致でもって読取精度を向上させるようにしても良い。
デジタルカメラDCは、コンベア2で搬送される購入商品Mの個数を検出する検出部8としても機能するように構成されている。具体的には、カメラで捉えた画像情報から各購入商品の輪郭を抽出し、抽出された各購入商品Mが読取装置3を通過した時点でもって、何個の購入商品が読取装置3を通過したかをカウントするようになっている。
一方、読取装置3が読取ミスをした場合は、コンベア2に対し停止信号を出力して、コンベア2を停止させる。その際、読取装置3がどの購入商品Mの読み取りを失敗したかを明示するため、読取装置3のフレームFには、スポットライト9が取り付けられ、そのスポットライト9で、読み取りに失敗した購入商品M1を照射するようになっている。あるいは、このスポットライト9に代えて、インクジェットプリンタでもってミスした購入商品M1上に読取ミスを示すマークを付与するようにしても良い。
こうして明示された購入商品M1が、コンベア2上から取り除かれると、図示しない光電センサがそれを検知して、コンベア2が再び動き出すようになっている。なお、コンベア2が停止したときの購入商品M1の位置は、読み取りに失敗した時点からのコンベアベルトの走行距離となるので、その距離は、コンベア速度と、読取装置3の位置とから一義的に決定することができる。したがって、スポットライト9は、その位置に向けて照射するように設定されている。
POSサーバー4は、例えば店舗内の事務所に設けられたホストコンピュータで構成され、内蔵の商品マスタには、全商品の商品コード、品名、価格、特売情報等のデータが記憶されている。そして、読取装置3から送信された情報に基づいて、該当する購入商品の商品情報(商品コード、商品名、価格等)をPOS装置5に送信する。
また、このPOSサーバー4は、顧客管理サーバーとしても機能するように構成され、客が提示する支払条件、例えばプリペイドカード、クレジットカード、デビットカード、それらに代わる電子マネー等の提示に基づいて、精算処理に必要な情報をPOS装置5に送信する。POS装置5の支払処理部6は、受け取った情報に基づいて、その客の精算処理を実行するようになっている。また、現金で精算する客用として釣銭支払機を用意し、それを操作して支払を完了させるようにしても良い。
POS装置5は、図3に示すタッチパネル式の表示部50を備え、その表示部50にPOSサーバー4から送信された商品情報が表示されるようになっている。また、その表示部50には、確認キー51が表示され、全購入商品が表示された時点で客が確認キー51を押すと、POS装置5は、表示部50の表示内容とその合計金額とを確定させて、支払処理部6へ合計金額を送信する。
支払処理部6には、カードリーダとともに、スマートフォンと交信する通信部と、図示しないレシート発行装置とが設けられている。
カードリーダは、客が提示したカードから情報を読み取り、それに基づいて支払処理を実行する。また、通信部を介して客のスマートフォンとの交信が成立すると、その客の電子マネーでもって支払処理を実行する。
こうして支払処理が終了すると、支払処理部6は、レシートを発行するとともに、支払が完了した旨をPOS装置5の表示部50に表示させる。客は、それを見てコンベア2やストックエリア20から支払済の購入商品Mを回収する。
仕分領域7は、コンベア2に載置する購入商品と、載置しない購入商品とを仕分ける場所であり、そこには、店員が待機する。待機しない場合でも、客自身で購入商品の精算処理ができるようになっている。そのため、仕分領域7には、客自身で精算処理ができる操作部10が設けられている。この操作部10は、POS装置5の端末機として構成され、前述のPLU操作やコードリーダ等の操作によって、POSサーバー4から商品情報が呼び出せるようになっている。
具体的には、操作部10には、図3に示す表示部50と同じ表示部が設けられ、加えて図示しないコードリーダも設けられている。この表示部50には、コード情報や電子透かし情報の付されていない購入商品、特に生鮮野菜や果物等の画像一覧が表示されるようになっている。したがって、客は、表示された画像一覧から該当する購入商品を指定すれば、対応する購入商品の商品情報がPOSサーバー4から呼び出され、それが表示部50に表示される。また、購入商品にコード情報が付されている場合は、コードリーダでコード情報を読み取れば、読み取られた購入商品の商品情報がPOSサーバー4から呼び出され、それが表示部50に表示される。
続いて、その表示内容と仕分領域7の購入商品M0の一致を確認して、表示部50の確認キー51を押せば、その情報が支払処理部6へ送信されるから、客は、前述と同様な操作を行うことによって、操作部10の支払処理部6で支払を完了させる。支払が終了すれば、客は、仕分領域7から支払済の購入商品M0を回収して、下流の精算レーン1へ移動する。
また、仕分領域7が、精算コーナーの適宜な位置に配置されることを考慮して、そこに設置される操作部10と、POS装置5とには、それぞれ無線通信手段が搭載され、これらの間で各種データが送信されるようになっている。したがって、図2の仕分領域7の配置は、一例であって、これには限定されない。場合によっては、精算レーン1毎に配置する場合や、複数の精算レーン1を束ねた適宜な位置に配置される場合もある。
1 精算レーン
2 コンベア
3 読取装置
4 POSサーバー
5 POS装置
6 支払処理部
7 仕分領域
8 検出部
9 スポットライト
10 操作部

Claims (4)

  1. 購入商品を精算レーンに沿って搬送するコンベアと、前記コンベアで搬送される前記購入商品に付された情報を読み取る読取装置と、前記読取装置で読み取られた情報に基づいてPOSサーバーから前記購入商品の商品情報を呼び出すと共に前記購入商品の精算処理を行うPOS装置と、を備え、
    前記コンベアの上流側には、前記コンベアに載置する購入商品と、載置しない購入商品とを仕分けるための仕分領域が設けられていること特徴とする精算システム。
  2. 前記仕分領域には、前記コンベアに載置しない購入商品に識別情報を付与するためのラベル発行装置、又は、前記購入商品の商品情報を、人手を介して入力もしくは前記POSサーバーから呼び出す操作部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の精算システム。
  3. 前記購入商品に付された識別情報が、コード情報及び/又は電子透かし情報であり、前記読取装置が、コードリーダ及び/又は電子透かし情報の読取装置であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の精算システム。
  4. 前記読取装置の上流側には、前記コンベアで搬送される購入商品の個数を検出する検出部が設けられ、前記読取装置は、検出された購入商品個数と、読み取った購入商品個数とが不一致であれば、それを報知して、前記コンベアを停止させることを特徴とする請求項1に記載の精算システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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