JP6417912B2 - 商品処理システム、商品処理方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、商品処理システム商品処理方法及びプログラムに関する。
近年、商品を撮像することで得られる画像情報に基づいて商品を識別する商品識別装置が普及しつつある。この商品識別装置をキャッシュレジスタの精算に用いることで、バーコードを付していない青果類等の売上登録が容易になるという利点がある。
例えば、特許文献1には、商品の撮像によって得られる画像情報に基づいて商品の外観特徴量を抽出する特徴量抽出手段と、所定の認識辞書ファイルの特徴量データと外観特徴量との比較に基づいて類似度を算出する類似度算出手段と、類似度算出手段によって算出される類似度に基づいて対象商品の候補を出力する候補出力手段と、を備える商品識別装置について記載されている。
特開2014−92975号公報
特許文献1では、オペレータ(店員)がカゴから取り上げた商品を読取窓にかざし、商品識別装置によって商品を撮像・識別した後、この商品を別のカゴに入れていくという作業を繰り返す態様になっている。
一方、顧客自身が商品をベルトコンベアに次々と載せ、精算が終了した商品を顧客自身が袋に詰めていくというベルトコンベア式のシステムが知られている。これによって、商品をカゴから取り出して別のカゴへ移すという作業をオペレータが行う必要がなくなる。
このようなシステムは、例えば、ベルトコンベアの途中にトンネル形の商品識別装置を設け、商品識別装置によって識別された商品については自動的に売上登録し、商品識別装置によって識別されなかった(一つの商品に絞れなかった)ものについてはオペレータの操作で売上登録する構成になっている。
つまり、ベルトコンベア式のシステムは、オペレータ自身が商品をカゴから取り出して売上登録するのではなく、ベルトコンベアによって搬送されてくる商品を売上登録するように構成されている。したがって、次々と搬送されてくる商品(対象物)と、商品識別装置の識別対象となった商品(対象物)と、の対応関係をオペレータが把握しにくく、オペレータにとって使い勝手が悪いという問題があった。
そこで、本発明は、対象物に関する識別結果を容易に把握可能な商品処理システム商品処理方法及びプログラムを提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、本発明に係る商品処理システムは、搬送手段によって所定の搬送方向に搬送される対象物を、当該対象物を撮像して取得される画像情報に基づいて商品識別する商品識別手段と、対象物に関する前記商品識別手段の商品識別結果を所定のディスプレイに表示させるとともに、前記対象物が前記搬送方向における所定位置まで移動するのを待ってから、当該対象物に関する前記商品識別手段の商品識別結果を、前記ディスプレイとの間に前記搬送手段が位置するように配置された所定の発光手段により報知させる報知制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る商品処理方法は、搬送手段によって所定の搬送方向に搬送される対象物を、当該対象物を撮像して取得される画像情報に基づいて商品識別する商品識別ステップと、対象物に関する前記商品識別ステップでの商品識別結果を所定のディスプレイに表示させるとともに、前記対象物が前記搬送方向における所定位置まで移動するのを待ってから、当該対象物に関する前記商品識別ステップでの商品識別結果を、前記ディスプレイとの間に前記搬送手段が位置するように配置された所定の発光手段により報知させる報知制御ステップと、有し、前記報知制御ステップは、前記商品識別ステップで前記対象物を前記画像情報に基づいて商品識別した際に前記商品の候補が一つに絞れて商品を特定できた場合と前記商品の候補が複数得られて一つに絞り切れていない場合と前記商品の候補が得られなかった場合とで、前記発光手段の発光態様を異ならせる、ことを特徴とする。
また、本発明に係るプログラムは、コンピュータを、搬送手段によって所定の搬送方向に搬送される対象物を、当該対象物を撮像して取得される画像情報に基づいて商品識別する商品識別手段、対象物に関する前記商品識別手段の商品識別結果を所定のディスプレイに表示させるとともに、前記対象物が前記搬送方向における所定位置まで移動するのを待ってから、当該対象物に関する前記商品識別手段の商品識別結果を、前記ディスプレイとの間に前記搬送手段が位置するように配置された所定の発光手段により報知させる報知制御手段、として機能させ、前記報知制御手段は、前記商品識別手段が前記対象物を前記画像情報に基づいて商品識別した際に前記商品の候補が一つに絞れて商品を特定できた場合と前記商品の候補が複数得られて一つに絞り切れていない場合と前記商品の候補が得られなかった場合とで、前記発光手段の発光態様を異ならせる、ことを特徴とする。
本発明によれば、対象物に関する識別結果を容易に把握可能な商品処理システム商品処理方法及びプログラムを提供できる。
本発明の第1実施形態に係る商品処理システムの外観斜視図である。 商品処理システムの構成図である。 商品識別装置のマイクロコンピュータを含む機能ブロック図である。 商品識別装置が実行する処理を示すフローチャートである。 表示制御回路が実行する処理を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る商品処理システムの表示制御回路が実行する処理を示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係る商品処理システムの表示制御回路が実行する処理を示すフローチャートである。
本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。以下では、商品処理システムS(図1参照)のベルトコンベア1(図1参照)に載せられた商品を「対象物」と記すことがあるものとする。また、図1に示すように、前後・上下・左右を定義する。
≪第1実施形態≫
図1は、第1実施形態に係る商品処理システムSの外観斜視図である。
商品処理システムSは、商品の精算等を行うためのシステムであり、商品を搬送するベルトコンベア1(搬送手段)と、商品を識別する商品識別装置2(商品識別手段)と、商品識別装置2の識別結果に応じて色分けして点灯する表示ランプP(報知手段)と、精算等を行うPOS端末3と、を備えている。
なお、図1ではオペレータ(店員)や顧客の図示を省略したが、オペレータはベルトコンベア1の左側(紙面手前側)でPOS端末3を操作しており、顧客はベルトコンベア1の右側(紙面奥側)で金銭の支払い等を行うものとする。
また、購入対象である商品は、ベルトコンベア1の上流端付近で顧客によってカゴ(図示せず)から取り出され、ベルト12上に1つずつ載せられる。そして、金銭の支払いが終わった後、載置台C上で顧客によって商品が袋に詰められる。
ベルトコンベア1は、環状を呈する幅広のベルト12を回転させることによって、商品である対象物を所定の搬送方向(図1の矢印を参照)に搬送する装置である。
ベルトコンベア1は、軸線が平行となるように並べられた複数のローラ11と、このローラ11上を摺動するように張られた環状のベルト12と、各ローラ11を回転自在に軸支する支持具13と、ローラ11を回転させるモータ14と、モータ14の回転角(機械角)を検出する回転角センサ15(図2参照)と、モータ14を制御するモータ制御回路16(図2参照)と、モータ14の駆動/停止を切り替えるフットスイッチ17(切替手段)と、を備えている。
なお、図1では、複数のローラ11のうち、モータ14の回転子に連結されたキャリアローラのみを図示し、ベルト12との摩擦力で回転するフリーローラについては図示を省略している。
また、本実施形態では、ベルト12として光透過性を有する透明(又は半透明)のベルトを用いている。これは、後記するカメラ221〜224によって、上下左右の4方向から対象物を撮像するためである。つまり、ベルト12の下側に配置されたカメラ222によって、対象物を下側からも撮像できるように光透過性のベルト12を用いている。
図1に示すように、フットスイッチ17はPOS端末3の下方に配置されている。そして、オペレータが足でフットスイッチ17を踏むたびに、モータ制御回路16(図2参照)によって、モータ14の駆動/停止(つまり、ベルト12上の対象物の移動/停止)が切り替わるようになっている。
図2に示す回転角センサ15は、モータ制御回路16に接続されるとともに、表示ランプPの表示制御回路Pbに接続されている。そして、回転角センサ15は、その検出値をモータ制御回路16及び表示制御回路Pbに出力するようになっている。
図1に示す商品識別装置2は、ベルトコンベア1によって所定の搬送方向(図1の矢印を参照)に搬送される対象物を、当該対象物を撮像して取得される画像情報に基づき、商品として識別する装置である。なお、対象物に対応する商品を特定できなかった場合には、その旨の情報や、一又は複数の候補商品を示す情報が、商品識別装置2からPOS端末3に出力されるようになっている。
図1に示すように、商品識別装置2は、ハウジング21と、カメラ221〜224と、信号送信回路23と、を備えている。
ハウジング21は、孔部Hを有し、縦断面視で四角枠状を呈している。そして、この孔部Hを貫通するようにベルト12が配置されている。つまり、商品識別装置2は、搬送方向においてベルトコンベア1の途中に配置され、ベルトコンベア1によって対象物が搬送される途中で、その対象物を識別するようになっている。
図1に示すカメラ221は、対象物を上から撮像するものであり、ハウジング21の上壁に設置されている。カメラ222は、対象物を下から撮像するものであり、ハウジング21の下壁に設置されている。カメラ223は、対象物を左から撮像するものであり、ハウジング21の左壁に設置されている。カメラ224は、対象物を右から撮像するものであり、ハウジング21の右壁に設置されている。
このように本実施形態では、カメラ221〜224によって、対象物を上下左右の4方向から撮像する構成になっている。なお、図1では図示を省略したが、上下左右から商品に光を照射する光源が、ハウジング21の上壁・下壁・左壁・右壁にそれぞれ設置されている。
前記したように、ベルト12は光透過性を有しているため、下壁に設置された光源(図示せず)からの光がベルト12を透過して対象物に照射され、カメラ222によって対象物を下側からも撮像できるようになっている。ちなみに、搬送方向においてハウジング21に対応する範囲には、ローラ11が設置されていない。したがって、カメラ222による対象物の撮像が、ローラ11によって阻害されるおそれはない。
カメラ221〜224は、例えば、カラーCCD(Charge-Coupled Device)イメージセンサ、カラーCMOSイメージセンサ(Complementary Metal Oxide Semiconductor)であり、CPU241(図2参照)からの指令に従って所定のフレームレートで(例えば、1秒間に30回の)撮像を行うようになっている。
信号送信回路23は、後記する「商品識別処理」の結果に基づく情報を表示ランプPに送信する機能を有している。詳細については後記するが、商品識別装置2によって実行される「商品識別処理」の結果は、以下に示す(A)、(B)、(C)のいずれかに該当する。
(A)対象物を商品として特定できた場合
(B)対象物を商品として特定できないものの、その候補商品が挙げられた場合
(C)対象物を商品として特定できず、候補商品も挙げられない場合
信号送信回路23は、ベルトコンベア1によって搬送されてくる対象物に関して、前記した(A)、(B)、(C)のいずれに該当するかを示す信号を表示制御回路Pb(図2参照)に送信するようになっている。
表示ランプPは、対象物が搬送方向における所定位置(表示ランプPの付近)まで移動したときに、この対象物に関する商品識別装置2の識別結果を報知するものである。図1に示す例では、表示ランプPは、オペレータから見てベルトコンベア1の向かい側(右側)に配置されている。
また、表示ランプPは、鉛直方向に延びる柱状の支持部材Dにおいて、オペレータから見えやすい高さに設けられ、搬送方向においてPOS端末3よりも若干上流側に配置されている。これは、オペレータの目の前(表示ランプPの付近)まで移動してきた対象物に関して、この対象物に関する識別結果を表示ランプPによってオペレータに知らせるためである。
表示ランプPは、ランプ本体Pa(図2参照)と、表示制御回路Pb(図2参照)と、を備えている。ランプ本体Paは、例えば、LED(Light Emitting Diode)であり、表示制御回路Pbからの信号に従って点灯/消灯し、また、点灯時の発光色(例えば、青色/黄色/赤色)を切替可能に構成されている。
表示制御回路Pb(図2参照)は、ランプ本体Paを制御する回路であり、信号送信回路23から受信した点灯信号に対応する発光色でランプ本体Paを点灯させるようになっている。例えば、表示制御回路Pbは、信号送信回路23からの信号に応じてランプ本体Paを、青色(A:商品を一つに特定できた場合)、黄色(B:候補商品が挙げられた場合)、又は赤色(C:商品を特定できない場合)で色分けして点灯させるようになっている。
また、商品識別装置2から表示ランプPの設置位置(所定位置)までの距離を示す距離情報が、商品識別装置2によって対象物が検出されてから当該対象物に関する報知を行うまでのベルト12の移動距離として、表示制御回路Pbに設定されている。
分かりやすくいうと、商品識別装置2によって識別された対象物がオペレータの目の前(表示ランプPの付近)まで移動したときに、表示ランプPによって、この対象物に関する識別結果をオペレータに報知するようになっている。
図2は、商品処理システムSの構成図である。
商品識別装置2は、前記したハウジング21(図1参照)、カメラ221〜224(図2では、「カメラ22」と記載)、及び信号送信回路23の他、マイクロコンピュータ24と、インタフェース25と、電源26と、を備えている。
マイクロコンピュータ24は、商品識別装置2が備えるカメラ221〜224や信号送信回路23を制御するものであり、CPU241と、ROM242と、RAM243と、を含んで構成される。
CPU241、ROM242、及びRAM243はバス接続され、ROM242に記憶されたプログラムを読み出してRAM243に展開し、CPU241が各種処理を実行するようになっている。CPU241には、カメラ22と、信号送信回路23と、インタフェース25と、電源26と、が内部バスや入出力回路(図示せず)を介して接続されている。
インタフェース25は、商品識別装置2とPOS端末3との間でデータの送受信するためのものであり、POS端末3が備えるインタフェース36に接続されている。
電源26は、商品識別装置2が備える各機器の電源であり、前記した各機器に接続されている。
POS端末3は、商品識別装置2によって商品が一つに特定された場合(前記した(A))、その商品の商品分類、商品名、単価等の売上登録に係る情報を売上マスタファイル(不図示)に記録して売上登録するようになっている。
また、POS端末3は、商品識別装置2よって商品が一つに特定されなかった場合(前記した(B)、(C))、オペレータの操作によって特定された商品IDに対応する商品を売上登録し、さらに商品が特定されたことを示す信号を表示制御回路Pbに出力するようになっている。
図2に示すように、POS端末3は、マイクロコンピュータ31と、ディスプレイ32と、タッチパネル33と、キーボード34と、顧客用ディスプレイ35と、インタフェース36と、HDD37(Hard Disk Drive)と、ドロワ38と、プリンタ39と、電源40と、を備えている。
マイクロコンピュータ31は、POS端末3が備える各機器を制御するものであり、CPU311、ROM312、及びRAM313を含んで構成される。CPU311、ROM312、及びRAM313はバス接続され、ROM312に記憶されたプログラムを読み出してRAM313に展開し、CPU311が各種処理を実行するようになっている。
また、CPU311には、ディスプレイ32、タッチパネル33、キーボード34、顧客用ディスプレイ35、インタフェース36、HDD37、ドロワ38、プリンタ39、及び電源40が、内部バスや入出力回路(図示せず)を介して接続されている。
ディスプレイ32は、インタフェース36を介して商品識別装置2から入力される情報や、タッチパネル33等を介したオペレータの操作に基づき、CPU311からの指令に従って、商品に関する情報を表示するものである。
タッチパネル33は、ディスプレイ32に表示された情報に関するオペレータの操作を受け付けるものである。
キーボード34は、売上登録の仮締め(仮会計)を行う際に押下される仮締めキー341と、売上登録の締め(会計)を行う際に押下される締めキー342と、数字キー・各種演算子キーを含むテンキー343と、を備えている。
顧客用ディスプレイ35は、CPU311からの指令に従って、売上登録に関する情報を顧客に提示するものである。
インタフェース36は、商品識別装置2とPOS端末3との間でデータを送受信するためのものであり、商品識別装置2が備えるインタフェース25に接続されている。
HDD37には、プログラムや各種ファイルが格納されている。HDD37に記憶されているプログラムや各種ファイルはPOS端末3の起動時に、その全部又は一部がRAM313にコピーされ、RAM313にコピーされたプログラムがCPU311によって実行される。HDD37には、各商品に関する特徴量ファイル371が格納されている。特徴量ファイル371は、店舗に陳列して販売する商品の各々について、商品の識別情報や商品価格等の情報と、その商品の基準画像情報との関連付けが設定された商品ファイルである。
ドロワ38は、現金等を収納するものであり、キーボード34を介した所定の操作によって開くようになっている。
プリンタ39は、CPU311からの指令に従って、商品に関する取引内容をレシートに印字するものである。
電源40は、POS端末3が備える各機器の電源であり、前記した各機器に接続されている。
図3は、商品識別装置2のマイクロコンピュータ24を含む機能ブロック図である。
マイクロコンピュータ24は、画像情報取得部24aと、対象物検出部24bと、特徴量抽出部24cと、類似度算出部24dと、類似度判定部24eと、信号生成部24fと、情報出力部24gと、を備えている。前記した各構成の機能は、マイクロコンピュータ24のCPU241(図2参照)が、ROM242(図2参照)に格納されたプログラムを実行することによって具現化される。
画像情報取得部24aは、カメラ22(図1に示すカメラ221〜224)に撮像オン信号を出力し、撮像によって得られる対象物のフレーム画像を順次取り込んでRAM243(図2参照)に保存する。
対象物検出部24bは、画像情報取得部24aによって取得されたフレーム画像に含まれる対象物の全部又は一部を、パターンマッチング等に基づいて検出する。例えば、対象物検出部24bは、前記したフレーム画像を二値化して輪郭線を抽出し、この輪郭線に基づいて対象物を検出する。
特徴量抽出部24cは、前記したフレーム画像から特徴量を抽出する。具体的には、特徴量抽出部24cは、対象物が検出されたフレーム画像から、対象物の色合い、形状(表面の凹凸を含む)、大きさ等の特徴量を画像情報として抽出する。
このように画像中に含まれる対象物を認識することは、一般物体認識(generic object recognition)と呼ばれている。柳井啓司著の「一般物体認識の現状と今後」では、一般物体認識の研究のサーベイを手法に加えて、データセット、評価ベンチマークを行い、更にその今後について展望している。
柳井 啓司,「一般物体認識の現状と今後」,[online]、情報処理学会論文誌,2007年11月15日,Vol.48,No.SIG16、1-24頁,[平成26年11月27日検索],インターネット<URL:http://mm.cs.uec.ac.jp/IPSJ-TCVIM-Yanai.pdf>
また、画像をオブジェクトごとに領域分割することによって一般物体認識を行う技術は、以下の文献に記載されている。
Jamie Shottonら,“Semantic Texton Forests for Image Categorization and Segmentation”,Computer Vision and Pattern Recognition, 2008. CVPR 2008. IEEE Conference on,[平成26年11月27日検索],インターネット<URL: http://mi.eng.cam.ac.uk/~cipolla/publications/inproceedings/2008-CVPR-semantic-texton-forests.pdf>
特徴量抽出部24cは、カメラ221〜224(図1参照)によって対象物を上下左右から撮像することで取得される4方向のフレーム画像それぞれについて特徴量を抽出する。
類似度算出部24dは、特徴量抽出部24cによって抽出した特徴量等の画像情報と、HDD37に格納されている各商品の基準画像情報と、を比較参照し、対象物と各商品との類似度を算出する。ここで「類似度」とは、商品に対して対象物がどの程度類似しているかを示す値である。対象物の画像が商品の画像に完全一致している場合には類似度が100%になり、対象物の画像が商品の画像と大きく異なっている場合には類似度が低くなる。
類似度判定部24eは、類似度算出部24dによって算出された類似度に基づいて商品を特定したり、一又は複数の候補商品を挙げたりする機能を有している。類似度判定部24eの判定結果は、前記したA(商品を特定できた場合)、B(候補商品が挙げられた場合)、C(商品を特定できず、候補商品も挙げられなかった場合)のいずれかに該当する。
信号生成部24fは、類似度判定部24eの判定結果を含む信号(後記する第1信号、第2信号、第3信号)を生成する機能を有している。信号生成部24fによって生成された信号は、信号送信回路23(図2参照)によって、表示ランプPの表示制御回路Pbに出力される。なお、信号生成部24fが実行する処理については後記する。
情報出力部24gは、類似度判定部24eの判定結果に基づく情報をPOS端末3のマイクロコンピュータ31に出力する。具体的には、対象物に対応する商品が特定された場合(前記した(A)の場合)、情報出力部24gは、特定した商品の商品ID等をPOS端末3に出力する。この場合、POS端末3側では、この商品がそのまま売上登録される。
また、対象物に関して一又は複数の候補商品が挙げられた場合(前記した(B)の場合)、情報出力部24gは、候補商品の商品ID等をPOS端末3に出力する。この場合、POS端末3側ではオペレータの操作によって選択された候補商品が売上登録される。
また、対象物に対応する商品が特定されず候補商品も挙げられなかった場合(前記した(C)の場合)、情報出力部24gは、その旨の情報をPOS端末3に出力する。この場合、POS端末3側ではオペレータの操作によって入力された商品が売上登録される。
図4は、商品識別装置2が実行する処理を示すフローチャートである。
なお、図4に示す処理中、ベルトコンベア1によって対象物(商品)が搬送されているものとする。
ステップS101において商品識別装置2は、対象物検出部24bによって、対象物が検出されたか否かを判定する。前記したように、商品識別装置2は、対象物の撮像によって得られるフレーム画像から、パターンマッチング等に基づいて対象物を検出する。
対象物が検出された場合(S101→Yes)、商品識別装置2の処理はステップS102に進む。一方、対象物が検出されていない場合(S101→No)、商品識別装置2はステップS101の処理を繰り返す。
ステップS102において商品識別装置2は、特徴量抽出部24cによって、対象物のフレーム画像から特徴量を抽出する。すなわち、商品識別装置2は、撮像によって得られた対象物のフレーム画像から、対象物の色合い、形状、大きさ等の特徴量を画像情報として抽出する。前記したように、カメラ221〜224によって対象物を撮像することで取得される上下左右の4方向のフレーム画像それぞれについて、オブジェクト認識に基づく画像情報が抽出される。
ステップS103において商品識別装置2は、カメラ221〜224によって撮像された対象物の画像情報と、特徴量ファイル371(図3参照)に登録されている各商品の基準画像情報と、の類似度αを、類似度算出部24dによって算出する。
商品識別装置2は、例えば、次のようにして類似度を算出する。すなわち、商品識別装置2は、カメラ221によって対象物を上から撮像して得られたフレーム画像に基づく画像情報(特徴量)と、特徴量ファイル371に格納されている各商品の基準画像情報と、を比較参照することによって、類似度αを算出する。なお、特徴量ファイル371には、商品のそれぞれについて、上下左右の4方向に対応する基準画像情報が格納されている。
次に、商品識別装置2は、1つの商品の4方向の基準画像情報のうち、上からの撮像によって得られた対象物の画像情報との類似度が最も高いもの(方向)を特定する。さらに、商品識別装置2は、他の方向(類似度が最も高かった方向を上として、下・左・右)に対応する基準画像情報と、対象物を下・左・右から撮像して得られたフレーム画像に基づく画像情報(特徴量)と、をそれぞれ比較参照することによって、各方向における類似度を算出する。商品識別装置2は、このような処理を各商品について行う。
通常、顧客は、対象物(商品)の向きに特に注意を払わずに、対象物を次々にベルト12に載せていく。したがって、仮に1つのカメラの撮像結果のみに基づいて類似度を算出した場合、対象物の載せ方によっては、この対象物に対応する商品との類似度が低くなる可能性がある。
これに対して本実施形態では、上下左右の4方向から対象物を撮像して得られる画像情報に基づいて、各方向に対応する類似度が算出される。したがって、次に説明する類似度の判定処理(S104、S108)の精度を高めることができる。
ステップS104において商品識別装置2は、類似度判定部24eによって、上下左右の4方向全てにおいて、類似度が第1閾値α1(例えば、70%)以上である商品が存在するか否かを判定する。なお、第1閾値α1は、対象物に対応する商品を特定する際の判定基準となる閾値であり、予め設定されている。
上下左右の4方向全てにおいて、類似度が第1閾値α1以上である商品が存在する場合(S104→Yes)、商品識別装置2の処理はステップS105に進む。
ステップS105において商品識別装置2は、対象物に対応する商品を特定する。すなわち、類似度が第1閾値α1以上である商品が一つに絞られている場合には、商品識別装置2は、対象物を当該商品として特定する。また、類似度が第1閾値α1以上である商品が複数存在する場合、商品識別装置2は、例えば、類似度の最大値を与える商品を、対象物に対応する商品として特定する。
ステップS106において商品識別装置2は、信号生成部24fによって第1信号を生成し、さらに信号送信回路23(図2参照)によって第1信号を表示ランプPに送信する。ここで「第1信号」とは、対象物に対応する商品が特定されたことを示す信号である。
ステップS107において商品識別装置2は、情報出力部24gによって、ステップS105で特定した商品に関する商品情報(商品ID等)をPOS端末3に送信する。これによって、ステップS101で検出した対象物が、ステップS105で特定した商品として売上登録される。
また、ステップS104で上下左右の4方向全てにおいて類似度が第1閾値α1以上である商品が存在しない場合(S104→No)、商品識別装置2の処理はステップS108に進む。
ステップS108において商品識別装置2は、類似度判定部24eによって、上下左右の4方向全てにおいて類似度が第2閾値α2(例えば、50%)以上である商品が存在するか否かを判定する。なお、第2閾値α2は、対象物の候補となる候補商品を挙げるか否かの判定基準となる閾値であり、予め設定されている。
上下左右の4方向全てにおいて、類似度が第2閾値α2以上である商品が存在する場合(S108→Yes)、商品識別装置2の処理はステップS109に進む。
ステップS109において商品識別装置2は、信号生成部24fによって第2信号を生成し、さらに信号送信回路23(図2参照)によって第2信号を表示ランプPに送信する。ここで「第2信号」とは、対象物に関する候補商品が挙げられたことを示す信号である。
ステップS110において商品識別装置2は、情報出力部24gによって、ステップS108で特定した候補商品に関する情報(商品ID等)をPOS端末3に送信する。これによって、候補商品の選択画面(候補商品が一つである場合には、確認画面)が、POS端末3のディスプレイ32に表示される。
ステップS108で、上下左右の4方向全てにおいて類似度が第2閾値α2以上である商品が存在しない場合(S108→No)、商品識別装置2の処理はステップS111に進む。
なお、ベルトコンベア1によって所定の搬送方向に搬送される対象物を、この対象物を撮像して取得される画像情報に基づいて商品として識別する「商品識別処理」(商品識別ステップ)には、ステップS102〜S105、S108の処理が含まれる。
ステップS111において商品識別装置2は、信号生成部24fによって第3信号を生成し、さらに信号送信回路23(図2参照)によって第3信号を表示ランプPに送信する。ここで「第3信号」とは、対象物に対応する商品が特定されず、候補商品も挙げられなかったことを示す信号である。
ステップS112において商品識別装置2は、情報出力部24gによって、商品が特定されなかった旨の情報をPOS端末3に送信する。これによって、商品が特定されなかったことがPOS端末3のディスプレイ32に表示される。
図5は、表示制御回路Pb(図2参照)が実行する処理を示すフローチャートである。
ステップS201において表示制御回路Pbは、商品識別装置2から信号(前記した第1信号、第2信号、又は第3信号)を受信したか否かを判定する。商品識別装置2から信号を受信した場合(S201→Yes)、表示制御回路Pbの処理はステップS202に進む。また、商品識別装置2から信号を受信していない場合(S201→No)、表示制御回路PbはステップS201の処理を繰り返す。
ステップS202において表示制御回路Pbは、商品識別装置2によって対象物が検出されたときを基準とするベルト12の移動距離x(つまり、この対象物の移動距離)を算出する。すなわち、表示制御回路Pbは、ステップS201の信号を受信したときのモータ14の回転角を基準として、回転角センサ15(図2参照)の検出値に基づいてベルト12の移動距離xを算出する。
ステップS203において表示制御回路Pbは、ステップS202で算出した移動距離xが、所定距離x1以上であるか否かを判定する。この所定距離x1(図1参照)は、商品識別装置2の識別対象となった対象物がオペレータの目の前(POS端末3の付近)まで移動したか否かの判定基準となる閾値である。例えば、搬送方向においてPOS端末3の付近に表示ランプPを設置する場合には(図1参照)、商品識別装置2と表示ランプPとの距離を所定距離x1として設定すればよい。
ベルト12の移動距離xが所定距離x1以上である場合(S203→Yes)、表示制御回路Pbの処理はステップS204に進む。この場合、商品識別装置2の識別対象となった対象物は、搬送方向においてPOS端末3の付近まで移動している。
一方、ベルト12の移動距離xが所定距離x1未満である場合(S203→No)、表示制御回路Pbの処理はステップS202に戻る。この場合、商品識別装置2の識別対象となった対象物は、POS端末3に向かって下流側に移動している。
ステップS204において表示制御回路Pbは、商品識別装置2の識別結果を報知する。具体的に説明すると、対象物に対応する商品を特定したことを示す第1信号を商品識別装置2から受信した場合、表示制御回路Pbは表示ランプPを青色に点灯させる。
例えば、商品識別装置2によって商品「大根」として特定された対象物J2(図1参照)がPOS端末3の付近まで移動したときに、表示制御回路Pbによって表示ランプPが青色に点灯される。これによって、POS端末3の手前側にいるオペレータは、ディスプレイ32に表示されている商品「大根」と対象物J2との対応関係を容易に把握できる。つまり、オペレータは、対象物J2に関しては、ベルトコンベア1を止めることなく素通りさせればよいことを把握できる。
また、商品識別装置2から、対象物に関する候補商品を特定したことを示す第2信号を受信した場合、表示制御回路Pbは表示ランプPを黄色に点灯させる。
例えば、商品識別装置2によって候補商品が挙げられた対象物J3(図1参照)がPOS端末3の付近まで移動したときに、表示制御回路Pbによって表示ランプPが黄色に点灯される。これによって、オペレータは、ディスプレイ32に表示された候補商品と対象物J3との対応関係を容易に把握できる。この場合、対象物J3がPOS端末3の前まで移動したときにオペレータによってフットスイッチ17(図1参照)が踏まれ、ベルトコンベア1が一旦止められる。そして、ディスプレイ32に表示された候補商品の中から対象物J3に該当するものがオペレータによって選択され、売上登録される。
また、商品識別装置2から、対象物に対応する商品を特定できず候補商品も特定できなかったことを示す第3信号を受信した場合、表示制御回路Pbは表示ランプPを赤色に点灯させる。
例えば、商品等が特定されなかった対象物J1(図1参照)がPOS端末3の付近まで移動したときに、表示制御回路Pbによって表示ランプPが赤色に点灯される。これによって、オペレータは、この対象物J1が商品として特定されなかったことを容易に把握できる。この場合、対象物J1(図1参照)がPOS端末3の前まで移動したときに、オペレータによってフットスイッチ17が踏まれ、ベルトコンベア1が一旦止められる。そして、対象物J1に該当する商品がオペレータによって入力され(又は、バーコードスキャナを用いてバーコードが読み取られ)、売上登録される。
なお、対象物が搬送方向における所定位置まで移動したときに、この対象物に関する商品識別処理の識別結果を報知する「報知処理」(報知ステップ)には、ステップS201〜S204の処理が含まれる。
図5のステップS204で識別結果を報知した後、表示制御回路Pbの処理は「START」に戻る(RETURN)。このようにして、表示制御回路Pbは、商品識別装置2によって対象物が識別されるたびに、その対象物がPOS端末3の付近まで移動したタイミングで識別結果を報知する。
<効果>
本実施形態では、図1に示すように、商品識別装置2の識別対象となった対象物がPOS端末の付近(オペレータの目の前)まで移動してきたときに、商品の識別結果に対応する色で表示ランプPが点灯される。したがって、POS端末3を操作しているオペレータは、ディスプレイ32に表示された商品(候補商品、又は識別できなかった旨の情報)と、次々と搬送されてくる対象物との対応関係を容易に把握できる。つまり、オペレータは、対象物をそのまま素通りさせるべきか、ベルトコンベア1を一旦止めて対象物を確認すべきをを把握できる。このように、本実施形態によれば、対象物に関する識別結果を容易に把握可能な商品処理システムSを提供できる。
また、本実施形態では、対象物を上下左右の4方向から撮像し、撮像によって得られる画像情報に基づいて対象物を識別する構成になっている。したがって、対象物を一方向から撮像する場合と比較して、対象物に対応する商品を正確に特定できる。なお、顧客がベルト12上に対象物を載せる際、その特徴がよく出ている方向で撮像されるように気を配ることは稀である。本実施形態によれば、対象物を4方向から撮像するため、ベルト12上における対象物の向きに関わらず、この対象物に対応する商品を正確に特定できる。
≪第2実施形態≫
第2実施形態は、商品識別装置2によって対象物に対応する商品が特定されない場合において、オペレータの操作で商品が特定されたときに表示ランプPを消灯する点が第1実施形態とは異なっている。なお、商品処理システムSの構成(図1、図2、図3参照)、及び商品識別装置2が実行する処理(図4参照)については、第1実施形態と同様である。したがって、第1実施形態とは異なる部分(表示制御回路Pbが実行する処理)について説明し、第1実施形態と重複する部分については説明を省略する。
図6は、第2実施形態に係る商品処理システムSの表示制御回路Pbが実行する処理を示すフローチャートである。なお、第1実施形態で説明した処理(図5参照)と重複する部分については、同一のステップ番号を付している。
ステップS203でベルト12の移動距離xが所定距離x1以上である場合(S203→Yes)、表示制御回路Pbの処理はステップS304に進む。
ステップS304において表示制御回路Pbは、ステップS201で受信した信号が第1信号であるか否かを判定する。前記したように、第1信号は、対象物に対応する商品が特定された場合に商品識別装置2から表示制御回路Pbに出力される信号である。
ステップS201で受信した信号が第1信号である場合(S204→Yes)、表示制御回路Pbの処理はステップS305に進む。
ステップS305において表示制御回路Pbは、表示ランプPを青色に点灯させる。これによってオペレータは、目の前まで移動してきた対象物と、POS端末3に売上登録された商品と、の対応関係を容易に把握できる。
ステップS306において表示制御回路Pbは、商品識別装置2によって対象物が識別されたときを基準とするベルト12の移動距離xを再び算出する。
ステップS307において表示制御回路Pbは、ステップS306で算出した移動距離xが、所定距離x2以上であるか否かを判定する。なお、所定距離x2は、表示ランプPの前を対象物が通り過ぎたか(つまり、オペレータが対象物を素通りさせたか)否かの判定基準となる閾値であり、予め設定されている。
移動距離xが所定距離x2以上である場合(S307→Yes)、表示制御回路Pbの処理はステップS308に進む。一方、移動距離xが所定距離x2未満である場合(S307→No)、表示制御回路Pbの処理はステップS305に戻る。
ステップS308において表示制御回路Pbは表示ランプPを消灯し、商品識別装置2からの次回の信号に備える(RETURN)。
また、ステップS201で受信した信号が第1信号でない場合(S304→No)、表示制御回路Pbの処理はステップS309に進む。
ステップS309において表示制御回路Pbは、ステップS201で受信した信号が第2信号であるか否かを判定する。前記したように、第2信号とは、対象物に関する候補商品が挙げられた場合に、商品識別装置2から表示制御回路Pbに出力される信号である。
ステップS201で受信した信号が第2信号である場合(S309→Yes)、表示制御回路Pbの処理はステップS310に進む。
ステップS310において表示制御回路Pbは、表示ランプPを黄色に点灯させる。これによってオペレータは、目の前まで移動してきた対象物と、POS端末3に表示された一又は複数の候補商品と、の対応関係を容易に把握できる。
ステップS311において表示制御回路Pbは、オペレータの操作によって候補商品の中から対象物に対応する商品が特定されたか否かを判定する。対象物に対応する商品が特定された場合(S311→Yes)、ステップS308において表示制御回路Pbは表示ランプPを消灯する(つまり、報知を止める)。一方、対象物に対応する商品が特定されていない場合(S311→No)、表示制御回路Pbの処理はステップS310に戻る。
また、ステップS201で受信した信号が第2信号でない場合(S309→No)、表示制御回路Pbの処理はステップS312に進む。この場合には、商品識別装置2からは、対象物に対応する商品が特定できず、候補商品も挙げられなかったことを示す第3信号が表示制御回路Pbに入力されている。
ステップS312において表示制御回路Pbは、表示ランプPを赤色に点灯させる。これによってオペレータは、目の前まで移動してきた対象物と、商品等が特定されない旨の情報と、の対応関係を容易に把握できる。
ステップS313において表示制御回路Pbは、オペレータの操作によって、対象物に対応する商品が特定(入力)されたか否かを判定する。対象物に対応する商品が特定された場合(S313→Yes)、ステップS308において表示制御回路Pbは表示ランプPを消灯する(つまり、報知を止める)。一方、対象物に対応する商品が特定されていない場合(S313→No)、表示制御回路Pbの処理はステップS312に戻る。
<効果>
本実施形態では、商品識別装置2によって対象物に対応する商品が特定されなかった場合において(S304→No)、オペレータの操作によって商品が特定されたとき(S311→Yes、S313→Yes)、表示制御回路Pbは表示ランプPを消灯する(S308)。したがって、オペレータは、自身の目の前(POS端末3の付近)まで移動してきた対象物が商品として売上登録されたことを、表示ランプPの消灯によって容易に把握できる。
≪第3実施形態≫
第3実施形態は、商品識別装置2によって対象物に対応する商品が特定されない場合において、ベルトコンベア1が再駆動されたときに表示ランプPを消灯する点が第2実施形態とは異なっているが、それ以外については第2実施形態と同様である。したがって、第2実施形態と異なる部分(表示制御回路Pbが実行する処理)について説明し、第2実施形態と重複する部分については説明を省略する。
図7は、第3実施形態に係る商品処理システムSの表示制御回路Pbが実行する処理を示すフローチャートである。なお、第1、第2実施形態で説明した処理(図5、図6参照)と重複する部分については、同一のステップ番号を付している。
ステップS201で受信した信号が第1信号でない場合(S304→No)、表示制御回路Pbの処理はステップS409に進む。
ステップS409において表示制御回路Pbは、表示ランプPを赤色で点灯させる。これによってオペレータは、目の前まで移動してきた対象物に関して、これに対応する商品が商品識別装置2では特定されなかったことを把握できる。
ステップS410において表示制御回路Pbは、ベルトコンベア1が停止されたか否かを判定する。つまり、ステップS410では、対象物を確認するためにオペレータによってフットスイッチ17(図1、図2参照)が踏まれてベルトコンベア1が一旦停止されたか否かが判定される。なお、フットスイッチ17が踏まれたことを示す信号が表示制御回路Pbに出力されるようになっている。
ステップS410でベルトコンベア1が停止された場合(S410→Yes)、表示制御回路Pbの処理はステップS411に進む。
ステップS411において表示制御回路Pbは、一旦停止していたベルトコンベア1が再駆動されたか否かを判定する。通常、オペレータは、対象物に対応する商品を選択等して売上登録を行った後、フットスイッチ17を踏んでベルトコンベア1を再駆動する。つまり、ステップS411では、対象物に対応する商品が特定されたか否かの判定が間接的に行われているともいえる。
ベルトコンベア1が再駆動された場合(S411→Yes)、ステップS308において表示制御回路Pbは表示ランプPを消灯し(つまり、報知を止めて)、商品識別装置2からの次回の信号に備える(RETURN)。
また、ベルトコンベア1が再駆動されていない場合(S411→No)、表示制御回路Pbの処理はステップS409に戻る。つまり、表示制御回路Pbは、ベルトコンベア1が再駆動されるまでは、表示ランプPを赤色で点灯させる。
また、ステップS410でベルトコンベア1が停止されていない場合(S410→No)、表示制御回路Pbの処理はステップS412に進む。例えば、目の前を通り過ぎる対象物をオペレータが目視することで、この対象物がどの商品であるか分かることがある。この場合には、オペレータは、POS端末3を操作して対象物に対応する商品を選択等するとともに、フットスイッチ17を踏まずに対象物を素通りさせることが多い。
ステップS412において表示制御回路Pbは、商品識別装置2によって対象物が識別されたときを基準とするベルト12の移動距離xを算出する。
ステップS413において表示制御回路Pbは、ステップS412で算出した移動距離xが、所定距離x2以上であるか否かを判定する。前記したように、所定距離x2は、対象物がPOS端末3の前(所定位置)を通り過ぎた(つまり、オペレータが対象物を素通りさせた)か否かの判定基準となる閾値である。
移動距離xが所定距離x2以上である場合(S413→Yes)、表示制御回路Pbの処理はステップS308に進む。すなわち、対象物が表示ランプPの前を通り過ぎたことを検知した場合(S413→Yes)、ステップS308において表示制御回路Pbは表示ランプPを消灯し(つまり、報知を止めて)、商品識別装置2からの次回の信号に備える(RETURN)。これは、オペレータの前を対象物が通り過ぎた後も表示ランプPを赤色で点灯させ続ける必要はないからである。
また、移動距離xが所定距離x2未満である場合(S413→No)、表示制御回路Pbの処理はステップS409に戻る。つまり、表示制御回路Pbは、オペレータの前を対象物が通り過ぎるまでは表示ランプPを赤色で点灯させる。
<効果>
本実施形態では、商品識別装置2によって対象物に対応する商品が特定されなかった場合において(S304→No)、ベルトコンベア1が再駆動されたときに(S411→Yes)、表示制御回路Pbは表示ランプPを消灯する(S308)。したがって、ベルトコンベア1の再駆動後に次々と搬送されてくる対象物に関して、次回からの点灯に備えることができる。
また、商品識別装置2によって、対象物に対応する商品が特定されなかったものの(S304→No)、ベルトコンベア1が停止されずに対象物がPOS端末3の前を素通りした場合(S413→Yes)、表示制御回路Pbは表示ランプPを消灯する(S308)。これによって、対象物が通り過ぎたにも関わらず、この対象物に関する点灯状態が続いているという事態を回避できる。
≪変形例≫
以上、本発明に係る商品処理システムSについて各実施形態により説明したが、本発明はこれらの記載に限定されるものではなく、種々の変更を行うことができる。
例えば、各実施形態では、カメラ221〜224(図1、図6参照)によって上下左右の4方向から対象物を撮像する構成について説明したが、これに限らない。例えば、対象物を斜め方向で見下ろすように設置された一つのカメラの撮像結果に基づいて、対象物を識別するようにしてもよい。
また、2方向(例えば、上・右)、又は3方向(例えば、上・右・左)から対象物を撮像し、その撮像結果に基づいて対象物を識別するようにしてもよい。なお、対象物を下側から撮像しない場合には、ベルト12として光透過性を有しない通常のベルトを用いればよい。
また、第1、第2実施形態では、商品識別処理の結果に基づいて表示ランプPを青色/黄色/赤色に点灯させる場合について説明し、第3実施形態では、表示ランプPを青色/赤色に点灯させる場合について説明したが、表示ランプPの色は適宜変更してもよい。
また、各実施形態では、対象物を撮像して得られる画像情報(特徴量)に基づいて、対象物を識別する構成について説明したが、これに限らない。例えば、商品識別装置2に代えて、対象物に付されたバーコード(識別ラベル)を読み取るバーコードスキャナ(商品識別手段:図示せず)をベルトコンベア1の途中に配置してもよい。この場合において表示制御回路Pbは、バーコードスキャナによってバーコードが読み取られた対象物については、その対象物がPOS端末3の付近まで移動したときに表示ランプPを青色で点灯させる。また、バーコードが読み取れなかった対象物については、その対象物がPOS端末3の付近まで移動したときに表示ランプPを赤色で点灯させる。これによってオペレータは、バーコードが読み取られた対象物と、そうでない対象物と、を正確に把握できる。
また、商品識別装置2がバーコードスキャナも備えており、対象物を撮像して得られる画像情報、及び/又は、対象物に付されたバーコード(識別ラベル)に基づいて対象物を識別する構成にしてもよい。この構成において、バーコードに基づいて特定される商品と、画像情報に基づいて特定される商品と、が異なる場合には、確実性が高いバーコードを優先させるようにすることが好ましい。
また、各実施形態では、表示ランプPによって、商品識別装置2の識別結果をオペレータに報知する構成について説明したが、これに限らない。例えば、商品識別装置2の識別対象となった対象物が所定位置(POS端末3の付近)まで移動してきたときに、この対象物に関する識別結果をスピーカ(報知手段)によって音声で報知するようにしてもよい。また、表示ランプPと音声とを組み合わせて、対象物に関する識別結果を報知するようにしてもよい。
また、各実施形態では、表示ランプPとPOS端末3とが別体である構成について説明したが、これに限らない。すなわち、商品識別装置2の識別結果を報知する「報知手段」をPOS端末3に組み入れてもよい。この場合において、商品識別装置2によって商品が特定されなかった対象物がPOS端末3の前まで移動してきたときに、当該対象物の画像(カメラ22の撮像によって得られた画像)をディスプレイ32に表示させることが好ましい。これによってオペレータは、目の前の対象物と、ディスプレイ32に画像として表示された対象物と、の対応関係を明確に把握できる。
また、各実施形態では、商品処理システムSを商品の売上登録に用いる場合について説明したが、これに限らない。例えば、ベルトコンベアを用いて商品を分類や管理等を行うシステムにも、各実施形態の商品処理システムSを適用できる。
また、各実施形態で説明した処理(図4〜図7等)を、プログラムによって別のコンピュータに実行させるようにしてもよい。前記したプログラムは、通信回線を介して提供することもできるし、CD−ROM等の記録媒体に書き込んで配布することも可能である。
以下に、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記)
[1]
搬送手段によって所定の搬送方向に搬送される対象物を、当該対象物を撮像して取得される画像情報、及び/又は、当該対象物に付された識別ラベルに基づいて、商品として識別する商品識別手段と、
対象物が前記搬送方向における所定位置まで移動したときに、当該対象物に関する前記商品識別手段の識別結果を報知する報知手段と、を備えることを特徴とする商品処理システムである。
[2]
前記搬送手段は、ベルトを有するベルトコンベアであり、
前記商品識別手段は、前記搬送方向において前記ベルトコンベアの途中に配置され、
前記報知手段には、前記商品識別手段から前記所定位置までの距離を示す距離情報が、前記商品識別手段によって対象物が検出されてから当該対象物に関する前記報知を行うまでの前記ベルトの移動距離として設定されていることを特徴とする請求項1に記載の商品処理システムである。
[3]
前記報知手段は、対象物に対応する商品が前記商品識別手段によって特定されなかった旨を報知した後、オペレータの操作によって当該対象物に対応する商品が特定された場合、当該対象物に関する前記報知を止めることを特徴とする請求項2に記載の商品処理システムである。
[4]
前記ベルトコンベアは、切替手段の操作に応じて、その駆動/停止を切り替えるように構成され、
前記報知手段は、対象物に対応する商品が前記商品識別手段によって特定されなかった旨を報知した後、前記切替手段によって前記ベルトコンベアが一旦停止され、その後に再駆動された場合、当該対象物に関する前記報知を止めることを特徴とする請求項2に記載の商品処理システムである。
[5]
前記ベルトコンベアは、切替手段の操作に応じて、その駆動/停止を切り替えるように構成され、
前記報知手段は、前記商品識別手段によって対象物に対応する商品が特定されなかった旨を報知した後、前記切替手段によって前記ベルトコンベアが停止されずに、当該対象物が前記所定位置を通り過ぎたことを検知した場合、当該対象物に関する前記報知を止めることを特徴とする請求項2に記載の商品処理システムである。
[6]
搬送手段によって所定の搬送方向に搬送される対象物を、当該対象物を撮像して取得される画像情報、及び/又は、当該対象物に付された識別ラベルに基づいて、商品として識別する商品識別ステップと、
対象物が前記搬送方向における所定位置まで移動したときに、当該対象物に関する前記商品識別ステップの識別結果を報知する報知ステップと、を含むことを特徴とする商品処理方法である。
S 商品処理システム
1 ベルトコンベア(搬送手段)
12 ベルト
13 支持具
14 モータ
15 センサ
15 回転角センサ
16 モータ制御回路
17 フットスイッチ(切替手段)
2 商品識別装置(商品識別手段)
21 ハウジング
22,221,222,223,224 カメラ
23 信号送信回路
24 マイクロコンピュータ
24a 画像情報取得部
24b 対象物検出部
24c 特徴量抽出部
24d 類似度算出部
24e 類似度判定部
24f 信号生成部
24g 情報出力部
3 POS端末
P 表示ランプ(報知手段)
Pa ランプ本体
Pb 表示制御回路

Claims (4)

  1. 搬送手段によって所定の搬送方向に搬送される対象物を、当該対象物を撮像して取得される画像情報に基づいて商品識別する商品識別手段と、
    対象物に関する前記商品識別手段の商品識別結果を所定のディスプレイに表示させるとともに、前記対象物が前記搬送方向における所定位置まで移動するのを待ってから、当該対象物に関する前記商品識別手段の商品識別結果を、前記ディスプレイとの間に前記搬送手段が位置するように配置された所定の発光手段により報知させる報知制御手段と、
    を備えることを特徴とする商品処理システム。
  2. 前記搬送手段は、ベルトを有するベルトコンベアであり、
    前記商品識別手段は、前記搬送方向において前記ベルトコンベアの途中に配置され、
    前記報知制御手段には、前記商品識別手段から前記所定位置までの距離を示す距離情報が、前記商品識別手段によって対象物が検出されてから当該対象物に関する前記報知を行うまでの前記ベルトの移動距離として設定されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の商品処理システム。
  3. 搬送手段によって所定の搬送方向に搬送される対象物を、当該対象物を撮像して取得される画像情報に基づいて商品識別する商品識別ステップと、
    対象物に関する前記商品識別ステップでの商品識別結果を所定のディスプレイに表示させるとともに、前記対象物が前記搬送方向における所定位置まで移動するのを待ってから、当該対象物に関する前記商品識別ステップでの商品識別結果を、前記ディスプレイとの間に前記搬送手段が位置するように配置された所定の発光手段により報知させる報知制御ステップと、
    を有し、
    前記報知制御ステップは、前記商品識別ステップで前記対象物を前記画像情報に基づいて商品識別した際に前記商品の候補が一つに絞れて商品を特定できた場合と前記商品の候補が複数得られて一つに絞り切れていない場合と前記商品の候補が得られなかった場合とで、前記発光手段の発光態様を異ならせる、
    ことを特徴とする商品処理方法。
  4. コンピュータを、
    搬送手段によって所定の搬送方向に搬送される対象物を、当該対象物を撮像して取得される画像情報に基づいて商品識別する商品識別手段、
    対象物に関する前記商品識別手段の商品識別結果を所定のディスプレイに表示させるとともに、前記対象物が前記搬送方向における所定位置まで移動するのを待ってから、当該対象物に関する前記商品識別手段の商品識別結果を、前記ディスプレイとの間に前記搬送手段が位置するように配置された所定の発光手段により報知させる報知制御手段、
    として機能させ、
    前記報知制御手段は、前記商品識別手段が前記対象物を前記画像情報に基づいて商品識別した際に前記商品の候補が一つに絞れて商品を特定できた場合と前記商品の候補が複数得られて一つに絞り切れていない場合と前記商品の候補が得られなかった場合とで、前記発光手段の発光態様を異ならせる、
    ことを特徴とするプログラム。
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