JPH10214021A - データ伝送制御方法及びデータ伝送制御システム並びに記録媒体 - Google Patents

データ伝送制御方法及びデータ伝送制御システム並びに記録媒体

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JPH10214021A
JPH10214021A JP9019477A JP1947797A JPH10214021A JP H10214021 A JPH10214021 A JP H10214021A JP 9019477 A JP9019477 A JP 9019477A JP 1947797 A JP1947797 A JP 1947797A JP H10214021 A JPH10214021 A JP H10214021A
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Toshimitsu Suzuki
利光 鈴木
Kazumi Saito
一実 斉藤
Sadao Yashiro
禎夫 屋代
Takahide Muramoto
貴英 村本
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Fujitsu Ltd
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    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09BEDUCATIONAL OR DEMONSTRATION APPLIANCES; APPLIANCES FOR TEACHING, OR COMMUNICATING WITH, THE BLIND, DEAF OR MUTE; MODELS; PLANETARIA; GLOBES; MAPS; DIAGRAMS
    • G09B5/00Electrically-operated educational appliances

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワーク通信システムでの画面データの
表示を迅速に行なう。 【解決手段】 サーバ10Aの画面でウインドウが重な
っている場合に、隠れ領域検出部13により、重なって
表示されていない隠れ領域を検出して当該クライント3
0Aに通知する。クライアント30Aは、画面データ抽
出部38により隠れ領域の画面データを除いた画面デー
タを抽出し、サーバ10Aに伝送する。ウインドウが重
なって表示されない部分の画面データを伝送しないの
で、伝送データ量が少なくなり、画面データの表示が早
くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話回線,ケーブ
ル,衛星通信のようなネットワークを利用して画面デー
タを伝送する通信システムに関するデータ伝送制御方法
及びデータ伝送制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】ネットワークを利用した通信システム、
例えば遠隔教育を目的とした教育通信システムでは、一
人の教師(サーバ)に対して複数の生徒(クライアン
ト)が夫々個別に端末を持ち、教師の画面と生徒の画面
とに同一の画像を表示したり、教師の画面に複数の生徒
の画面を表示したり、また生徒の画面を随時教師の画面
に切り替えたりすることにより遠隔地に居る生徒に教育
を行なう。また、ケーブル又は衛星通信を利用して教師
の画面を生徒の画面にブロードキャスティングすること
により、テキストとなる画面データをテレビのように複
数の生徒の画面に表示させると共に、公衆回線により生
徒からの質問を受付け、双方向性を確立している。
【0003】図16及び図17は従来の遠隔通信システ
ムの構成図であり、図16は衛星通信を利用した場合
を、図17はLAN(Local Erea Network)を利用した
場合を示している。図15に示すシステムでは、サーバ
(コンピュータ)1と複数のクライアント(コンピュー
タ)3,3…との夫々は距離的に大きく離れており、相
互間は公衆回線で接続されている。サーバ1からのデー
タ、例えばサーバの画面又はその一部は衛星通信により
各クライアント3,3…に伝送され、クライアント3,
3…からの質問は公衆回線を利用してサーバに送られる
ようになっている。
【0004】図17に示すシステムでは、サーバ1と複
数のクライアント3,3…との夫々がLANのようなネ
ットワーク回線2で接続されており、同一教室内での通
信及び遠隔地相互の通信が可能である。サーバ1の画面
は任意のクライアント3に伝送され、クライアント3,
3…の画面はサーバ1に伝送されるようになっている。
同一教室内での通信の場合にはクライアント3との口答
質疑が可能である。また遠隔地での通信の場合に、例え
ばWWW(World Wide Web)サーバを利用してテキスト
をサーバ1の画面に表示し、クライアント3,3…のユ
ーザがそのテキストを参照しながら各自で学習すること
が可能である。
【0005】このような遠隔教育システムでは、クライ
アント3の画面をサーバ1の画面に表示することにより
クライアント3の学習状態を管理することができる。例
えば、サーバ1の画面に複数のクライアント3,3…の
画面をウインドウ表示し、複数のクライアント3,3…
の学習状態を同時に管理する。図18はサーバの画面の
表示状態を示す図である。図に示すように、ユーザ1,
ユーザ2,…ユーザNが使用するクライアントの画面3
0,30…夫々が、サーバの画面10にウインドウ表示
されている。クライアント数が少ない場合は各クライア
ントの画面30は全体表示されるが、クライアント数が
多い場合には、図におけるユーザ1及びユーザ2のよう
に、ウインドウを重ねることによって全てのクライアン
トの画面30が表示される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上の如き遠隔教育シ
ステムでは、サーバに複数のクライアントから画面デー
タが送られるために伝送データ量が多く、また画面デー
タの表示のためには長い時間を要することから、クライ
アントからサーバ画面へ伝送された画面データの表示が
遅いという問題があった。また、前述した如くクライア
ント画面が重なってウインドウ表示されている場合に、
画面の一部が重なって隠れているクライアントのユーザ
の学習状態が把握しにくいという問題があった。さら
に、画面の一部が重なって隠れているクライアントが何
らかのアクションを起こした際に、サーバのユーザが気
付くのが遅くなるという問題があった。
【0007】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、第1情報処理装置の画面上で隠れて表示され
ない部分を除いた画面データを第2情報処理装置から第
1情報処理装置に伝送することにより、伝送データ量を
少なくして画面データの表示を迅速に行なうデータ伝送
処理方法及びデータ伝送処理システムを提供することを
目的とする。また、隠れて表示されない領域が変更され
た場合に、伝送されない画面データをこれに応じて変更
することにより、画面データの表示をさらに迅速に行な
うデータ伝送処理方法及びデータ伝送処理システムを提
供することを目的とする。
【0008】さらに、第2情報処理装置の画面データの
更新の有無、又は質疑要求を第1情報処理装置が管理す
るデータ伝送処理方法及びデータ伝送処理システムを提
供することを目的とする。
【0009】さらにまた、隠れて表示されない部分を除
いた画面データを第2情報処理装置から第1情報処理装
置に伝送すべくデータ伝送を制御するプログラムを記録
してあり、伝送データ量を少なくして画面データの表示
を迅速に行なえる記録媒体を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1発明に係るデータ伝
送制御方法は、ネットワークを介して第1情報処理装置
及び複数の第2情報処理装置が相互に接続され、前記第
2情報処理装置から伝送された画面データが、前記第1
情報処理装置の画面上に割当てられた夫々の表示領域に
表示されるデータ伝送制御方法において、前記表示領域
が互いに重なっているか否かを判定する過程と、重なっ
ている場合に、複数の第2情報処置装置のうち、少なく
とも一部の画面データが表示されていない第2情報処理
装置について、前記表示領域が重なった隠れ領域を検出
する過程と、前記第2情報処理装置の画面データのうち
前記隠れ領域の画面データを除いて前記第1情報処理装
置へ伝送する過程とを有することを特徴とする。
【0011】また、第6発明に係るデータ伝送制御シス
テムは、ネットワークを介して第1情報処理装置及び複
数の第2情報処理装置が相互に接続され、前記第2情報
処理装置から伝送された画面データが、前記第1情報処
理装置の画面上に割当てられた夫々の表示領域に表示さ
れるデータ伝送制御システムにおいて、前記表示領域が
互いに重なっているか否かを判定する手段と、重なって
いる場合に、複数の第2情報処置装置のうち、少なくと
も一部の画面データが表示されない第2情報処理装置に
ついて、前記表示領域が重なった隠れ領域を検出する手
段と、前記第2情報処理装置の画面データから前記隠れ
領域を除いた画面データを抽出する手段と、抽出された
画面データを前記第1情報処理装置へ伝送する手段とを
有することを特徴とする。
【0012】さらに、第13発明に係る記録媒体は、ネ
ットワークを介して第1情報処理装置及び複数の第2情
報処理装置が相互に接続され、前記第2情報処理装置か
ら伝送された画面データが、前記第1情報処理装置の画
面上に割当てられた夫々の表示領域に表示されるべくデ
ータ伝送を制御せしめるプログラムを記録した記録媒体
において、前記表示領域が互いに重なっているか否かを
判定するステップと、重なっている場合に、複数の第2
情報処置装置のうち、少なくとも一部の画面データが表
示されない第2情報処理装置について、前記表示領域が
重なった隠れ領域を検出するステップと、前記第2情報
処理装置の画面データのうち前記隠れ領域の画面データ
を除いて前記第1情報処理装置へ伝送するステップとを
情報処理装置に実行させるためのプログラムを記録して
あることを特徴とする。
【0013】従って、第1,第6及び第13発明にあっ
ては、表示領域が重なっているために画面データが表示
されない隠れ領域を、第2情報処理装置の夫々に関して
管理し、画面データのうち隠れ領域の画面データを除い
たものを第2情報処理装置から第1情報処理装置へ伝送
する。隠れ領域の画面データを伝送しないので伝送デー
タ量が少なくなり、画面データの伝送時間及び表示時間
が短縮される。
【0014】第11発明に係る第1情報処理装置は、ネ
ットワークを介して第1情報処理装置及び複数の第2情
報処理装置が相互に接続され、前記第2情報処理装置か
ら伝送された画面データが、前記第1情報処理装置の画
面上に割当てられた夫々の表示領域に表示されるデータ
伝送制御システムにおいて、前記表示領域が互いに重な
っているか否かを判定する手段と、重なっている場合
に、複数の第2情報処置装置のうち、少なくとも一部の
画面データが表示されない第2情報処理装置について、
前記表示領域が重なった隠れ領域を検出する手段と、検
出された隠れ領域を前記第2情報処理装置に通知する手
段とを備えることを特徴とする。
【0015】従って、第11発明にあっては、第1情報
処理装置は、画面に表示される表示領域の互いに重なっ
た部分である隠れ領域を検出し、隠れ領域を有する第2
情報処理装置に隠れ領域の存在を通知するので、夫々の
第2情報処理装置に対して必要最小限の画面データを要
求することができ、伝送帯域を有効に利用できる。
【0016】第12発明に係る第2情報処理装置は、ネ
ットワークを介して第1情報処理装置及び複数の第2情
報処理装置が相互に接続され、前記第2情報処理装置か
ら伝送された画面データが、前記第1情報処理装置の画
面上に割当てられた夫々の表示領域に表示されるデータ
伝送制御システムにおいて、前記第1情報処理装置から
通知された、前記表示領域が重なった隠れ領域を記憶す
る手段と、画面データから前記隠れ領域を除いた画面デ
ータを抽出する手段と、抽出された画面データを前記第
1情報処理装置へ伝送する伝送手段とを有することを特
徴とする。
【0017】従って、第12発明にあっては、第2情報
処理装置は、第1情報処理装置の画面に表示される表示
領域で、重なったために画面データが表示されない隠れ
領域が通知されるので、隠れ領域の画面データを除いた
画面データを抽出することにより、必要最小限の画面デ
ータを伝送することができ、伝送帯域を有効に利用でき
る。
【0018】第2発明に係るデータ伝送制御方法は、第
1発明において、前記隠れ領域を検出した後、検出され
た隠れ領域を記憶する過程と、画面データを前記第1情
報処理装置へ伝送した後、前記隠れ領域が変更されたか
否かを判定する過程と、変更された場合に、前記第2情
報処理装置の画面データのうち、変更された隠れ領域の
画面データを除いて前記第1情報処理装置へ伝送する過
程と、変更された隠れ領域を記憶する過程とをさらに有
することを特徴とする。
【0019】また、第7発明に係るデータ伝送制御シス
テムは、第6発明において、検出された隠れ領域を記憶
する手段と、画面データを前記第1情報処理装置へ伝送
した後、前記隠れ領域が変更されたか否かを判定する手
段を備え、隠れ領域が変更された場合に、前記画面デー
タを抽出する手段は、前記第2情報処理装置の画面デー
タから、変更された隠れ領域を除いた画面データを抽出
し、前記隠れ領域を記録する手段は、変更された隠れ領
域を記憶することを特徴とする。
【0020】さらに、第14発明に係る記録媒体は、第
13発明において、前記プログラムは、前記隠れ領域を
検出した後、検出された隠れ領域を記憶するステップ
と、画面データを前記第1情報処理装置へ伝送した後、
前記隠れ領域が変更されたか否かを判定するステップ
と、変更された場合に、前記第2情報処理装置の画面デ
ータのうち、変更された隠れ領域の画面データを除いて
前記第1情報処理装置へ伝送するステップと、変更され
た隠れ領域を記憶するステップとをさらに有することを
特徴とする。
【0021】従って、第2,第7及び第14発明にあっ
ては、隠れ領域が変更される都度、伝送する画面データ
を抽出するので、第1情報処理装置の画面表示状態に応
じて必要最小限の画面データを伝送でき、伝送帯域をさ
らに有効利用できる。
【0022】第3発明に係るデータ伝送制御方法は、第
1又は第2発明において、隠れ領域を有する第2情報処
理装置の画面データが更新されたか否かを判定する過程
と、所定の期間を計測する過程と、前記所定の期間に画
面データが更新されていない場合に、前記第1情報処理
装置により当該第2情報処理装置を報知する過程とを有
することを特徴とする。
【0023】また、第8発明に係るデータ伝送制御シス
テムは、第6又は第7発明において、隠れ領域を有する
第2情報処理装置の画面データが更新されたか否かを判
定する手段と、所定の期間を計測するタイマーと、前記
所定の期間に画面データが更新されていない場合に、前
記第1情報処理装置により当該第2情報処理装置を報知
する手段とを有することを特徴とする。
【0024】さらに、第15発明に係る記録媒体は、第
13又は第14発明において、前記プログラムは、隠れ
領域を有する第2情報処理装置の画面データが更新され
たか否かを判定するステップと、所定の期間を計測する
ステップと、前記所定の期間に画面データが更新されな
い場合に、前記第1情報処理装置により当該第2情報処
理装置を報知するステップとを含むことを特徴とする。
【0025】従って、第3,第8及び第15発明にあっ
ては、所定の期間で画面データの変更がないような第2
情報処理装置を検出し、第1情報処理装置に知らせるの
で、例えば作業が進んでいない第2情報処理装置をいち
早く見つけることができる。
【0026】第4発明に係るデータ伝送制御方法は、第
1又は第2発明において、隠れ領域を有する第2情報処
理装置の画面データが更新されたか否かを判定する過程
と、更新された際に、前記第1情報処理装置の画面上
の、当該第2情報処理装置の画面データを表示すべき表
示領域を最上層に移動せしめる過程とを有することを特
徴とする。
【0027】また、第9発明に係るデータ伝送制御シス
テムは、第6又は第7発明において、隠れ領域を有する
第2情報処理装置の画面データが更新されたか否かを判
定する手段と、更新された際に、前記第1情報処理装置
の画面上の、当該第2情報処理装置の画面データを表示
すべき表示領域を最上層に移動せしめる手段とを有する
ことを特徴とする。
【0028】さらに、第16発明に係る記録媒体は、第
13又は第14発明において、前記プログラムは、隠れ
領域を有する第2情報処理装置の画面データが更新され
たか否かを判定するステップと、更新された際に、前記
第1情報処理装置の画面上の、当該第2情報処理装置の
画面データを表示すべき表示領域を最上層に移動せしめ
るステップとを含むことを特徴とする。
【0029】従って、第4,第9及び第16発明にあっ
ては、第2情報処理装置の画面データの変更があったと
きに、当該第2情報処置装置の画面データが最上層の表
示領域で全面表示されるので、第1情報処理装置が画面
データの変更に迅速に対応することが可能となる。
【0030】第5発明に係るデータ伝送制御方法は、第
1又は第2発明において、第2情報処理装置のユーザの
発声を検出する過程と、発声が検出された際に、前記第
1情報処理装置により当該第2情報処理装置を報知する
過程とを有することを特徴とする。
【0031】また、第10発明に係るデータ伝送制御シ
ステムは、第6又は第7発明において、第2情報処理装
置のユーザの発声を検出する手段と、発声が検出された
場合に、前記第1情報処理装置により当該第2情報処理
装置を報知する手段とを有することを特徴とする。
【0032】さらに、第17発明に係る記録媒体は、第
13又は第14発明において、前記プログラムは、第2
情報処理装置のユーザの発声を検出するステップと、発
声が検出された際に、前記第1情報処理装置により当該
第2情報処理装置を報知するステップとを含むことを特
徴とする。
【0033】従って、第5,第10及び第17発明にあ
っては、質問等のアクションを示している第2情報処理
装置がいち早く特定されるので、第1情報処理装置がそ
のアクションに対して迅速に反応することができる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態を
示す図面に基づき具体的に説明する。 第1の実施の形態 図1は、本発明の第1の実施の形態のデータ伝送制御シ
ステムの構成を示す図であり、遠隔教育通信を目的とし
たシステムである。図1に示すように、前記第1情報処
置装置たるサーバ10Aはネットワーク回線2を介し
て、前記第2情報処理装置たる複数のクライアント30
Aと接続されている。なお、図ではクライアント30A
の一つを示しており、他は省略している。サーバ10A
は、通信インタフェース(通信I/F)16、表示部1
7、操作キー又はマウス(操作キー/マウス)18及び
CPU11、並びに本発明の特徴となるウインドウ表示
状態判定部12、隠れ領域検出部13、隠れ領域管理テ
ーブル14、隠れ領域通知部15及び表示面積管理部1
9を有する。通信インタフェース16はネットワーク回
線2に接続されるデータ通信路から情報を受信したり、
データ通信路に情報を送信したりする。CPU11はサ
ーバ10A全体の制御を行う。受信された画面データは
CPU11により処理されて表示部17に表示され、操
作キー又はマウス18の操作により、表示部17の表示
状態を変更したり、データの入力を行なったりするよう
になっている。
【0035】また、表示部17には複数のクライアント
30Aの画面データが表示される。図2は、第1の実施
の形態のサーバ画面における隠れ領域を説明する図であ
る。図に示すように、サーバ画面10には複数のクライ
アント画面30,30…が重なってウインドウ表示され
ている。ユーザNが使用しているクライアント画面30
はサーバ画面10上で最上層に位置しており、画面の全
面が表示されている。ユーザNの下側にはユーザ2のク
ライアント画面30が一部の領域を重ねた態様で表示さ
れており、その下側にはユーザ1のクライアント画面3
0が一部の領域を重ねた態様で表示されている。
【0036】このときのウインドウの重なった領域、即
ち隠れ領域では、下側のクライアント画面30の画面デ
ータは表示されていない。例えば、ユーザ1のクライア
ント画面30の隠れ領域は、対角頂点の座標を用いて
(x1,y1)(x2,y2)で表され、ユーザ2のク
ライアント画面30の隠れ領域は、(x3,y3)(x
4,y4)で表される。ユーザNのクライアント画面3
0は、全体が表示されているので隠れ領域は無しであ
る。ウインドウ表示状態判定部12は、表示部17に表
示された上述したようなウインドウの重なりの有無を判
定し、重なりがある場合は隠れ領域検出部13に通知す
る。隠れ領域検出部13は夫々のクライアント画面30
の隠れ領域を検出し、その座標を隠れ領域通知部15に
知らせる。隠れ領域管理テーブル14には、各クライア
ント毎に隠れ領域が書換え可能に記憶される。隠れ領域
通知部15は検出された隠れ領域をネットワーク回線2
を介して各クライアント30Aに通知する。
【0037】また表示面積管理部19は、表示部17に
表示された各ウインドウの表示面積を管理しており、例
えば操作キーからの入力によりCPU11がウインドウ
位置を変更した場合には、ウインドウの表示面積が変更
されたことをウインドウ表示状態判定部12に知らせ、
ウインドウの重なり状態を判定させるようになってい
る。
【0038】一方、クライアント30Aは、通信インタ
フェース(通信I/F)35、表示部36、操作キー又
はマウス(操作キー/マウス)37、CPU31及び記
憶部32、並びに本発明の特徴となる領域データ管理部
33、画面データ伝送部34及び画面データ抽出部38
を有する。通信インタフェース35はネットワーク回線
2に接続されるデータ通信路から情報を受信したり、デ
ータ通信路に情報を送信したりする。CPU31はクラ
イアント30A全体の制御を行う。操作キー又はマウス
18の操作により入力された情報は、CPU31により
処理されて画面データとして表示部36に表示されると
共に記憶部32に記憶される。
【0039】領域データ管理部33は隠れ領域を格納す
るテーブル33aを備えている。図2に示すように、領
域データ管理部33のテーブル33aには、サーバ画面
10上の自身の隠れ領域が書換え可能に記憶されるよう
になっている。ユーザ1のクライアント画面30の隠れ
領域は(x1,y1)(x2,y2)で表され、ユーザ
2のクライアント画面30の隠れ領域は(x3,y3)
(x4,y4)で表される。ユーザNのクライアント画
面30は全体が表示されているので隠れ領域は無しであ
る。画面データ抽出部38は、テーブル33aに格納さ
れた隠れ領域に基づいて必要な画面データのみを抽出す
る。画面データ伝送部34は、隠れ領域が通知された場
合には抽出された画面データをネットワーク回線2を介
してサーバ10Aに伝送し、隠れ領域が通知されない場
合には全画面データを伝送する。
【0040】以上の如き構成のデータ伝送制御システム
を用いて、クライアント30Aの画面データをサーバ1
0Aに伝送する場合の制御の手順を以下に説明する。図
3は本実施の形態のサーバの処理手順を示すフローチャ
ートであり、図4は本実施の形態のクライアントの処理
手順を示すフローチャートである。
【0041】まず、図3に示すように時点T1におい
て、サーバ10AのCPU11の指示によりクライアン
トに画面データの伝送を要求する(ステップS11)。
次に、ウインドウ表示状態判定部12によりウインドウ
が重なって表示されているか否かを判定する(ステップ
S12)。重なっている場合には隠れ領域検出部13に
より隠れ領域を検出し(ステップS13)、隠れ領域管
理テーブル14に書込む(ステップS14)。そして時
点T2において、隠れ領域通知部15により隠れ領域を
クライアント30Aに通知する(ステップS15)。
【0042】図4に示すように、サーバ10Aから隠れ
領域を受信したクライアント30Aは(ステップS2
1)、隠れ領域を領域データ管理部33のテーブル33
aに書き込む(ステップS22)。次に、画面データ抽
出部38が、テーブル33aに格納された隠れ領域の部
分を除いた画面データを抽出し(ステップS23)、時
点T3において、画面伝送部34が抽出された画面デー
タをサーバ10Aに伝送する(ステップS24)。図3
に示すように、サーバ10Aは受信した画面データを表
示する(ステップS16)。また、ステップS12にお
いて、ウインドウが重なっていないと判定された場合
は、隠れ領域を検出することなくクライアントから伝送
された画面データを表示する(ステップS16)。
【0043】図5はこのような処理手順の状態遷移を示
す図である。上述したように、時点T1にてサーバ10
Aから画面データ伝送要求が出された後、隠れ領域が検
出され、時点T2にて隠れ領域がクライアント30Aに
通知される。クライアント30Aでは、隠れ領域の部分
を除いた画面データが抽出される。時点T3にて抽出さ
れた画面データがサーバ10Aに伝送され、表示され
る。
【0044】次に、サーバ画面のウインドウ表示に変更
があった場合の処理手順を説明する。サーバ10Aの表
示面積管理部19が、ウインドウの移動があったか否か
を判定する(ステップS17)。移動があった場合はス
テップS12に戻ってウインドウが重なっているか否か
を判定し、変更された隠れ領域を検出する(ステップS
13)。ステップS14において、変更された隠れ領域
を隠れ領域管理テーブル14に書換え、変更された隠れ
領域をクライアント30Aに通知する(ステップS1
5)。クライアント30Aは、変更された隠れ領域を受
信して領域データ管理部33のテーブル33aを書換え
(ステップS22)、変更された隠れ領域の部分を除い
た画面データをサーバ10Aに伝送する(ステップS2
4)。
【0045】なお、サーバ10Aは、実際には複数のク
ライアント30A,30A…と接続されており、上述し
たデータ伝送制御処理をクライアント30A夫々につい
て行なう。
【0046】このように、クライアント30Aの画面デ
ータのうち、ウインドウが重なっているために表示され
ない画面データを除いてサーバ10Aに伝送するので、
伝送するデータ量を必要最小限に少なくでき、画面デー
タの表示が迅速になる。また、サーバ画面でウインドウ
を移動するなどして隠れ領域が変更された場合に、変更
された隠れ領域に基づいて画面データを抽出するので、
サーバ画面の表示状態に応じて必要な画面データを抽出
でき、伝送帯域を有効に利用できる。
【0047】なお、上述した実施の形態では、隠れ領域
が変更された場合に、変更された隠れ領域の画面データ
を全画面データから除いて抽出する場合を説明している
が、これに限るものではなく、現状で伝送している画面
データから、隠れ領域の変更分の画面データのみを加え
るか又は取り除いくようにしてあっても良い。
【0048】また、上述した実施の形態では、クライア
ント画面30は一つのウインドウにのみ重なっており、
隠れ領域は一領域であるが、実際には複数のウインドウ
に重なって複数の隠れ領域を有するときもある。このよ
うな場合は、全画面データから夫々の隠れ領域分を除
き、表示される画面データのみを抽出するように処理さ
れる。
【0049】さらに、上述した実施の形態では、隠れ領
域を格納するテーブルをサーバ10Aとクライアント3
0Aの両方に設けた場合を説明しているが、これに限る
ものではなく、どちらか一方に設けてあっても良い。こ
の場合は、検出された隠れ領域がテーブルを備える側の
端末に通知されるように処理される。
【0050】さらにまた、クライアント画面30の所定
率以上が隠れ領域である場合に、画面の全領域を隠れ領
域として、画面データを全く伝送しないように処理して
も良い。例えば、画面データの20%未満が表示されてい
てもシステムの実質的な活用がなされない場合は、全画
面の80%以上が隠れ領域である場合に隠れ領域は全画面
であるとして通知される。これにより、さらに不要な画
面データを伝送しないので、伝送データ量が少なくな
り、クライアント画面の表示がさらに迅速になる。
【0051】第2の実施の形態 図6は、第2の実施の形態のデータ伝送制御システムの
構成を示す図であり、遠隔教育通信を目的としたシステ
ムである。図6に示すように、サーバ10Bはネットワ
ーク回線2を介して複数のクライアント30Bと接続さ
れている。なお、図ではクライアント30Bの一つを示
しており、他は省略している。サーバ10Bは、設定時
間管理テーブル20、接続順管理テーブル21、タイマ
ー22及びスピーカ23を有する。サーバ10Bのその
他の構成は第1の実施の形態と同様であり、同部分に同
符号を付して説明を省略する。
【0052】図7は、第2の実施の形態のサーバ画面で
の隠れ領域を説明する図である。図に示すように、サー
バ画面10には第1の実施の形態と同様に、複数のクラ
イアント画面30,30…がウインドウ表示されてお
り、ウインドウが重なった部分に隠れ領域が形成されて
いる。また、サーバ10Bの設定時間管理テーブル20
には、各クライアント(ユーザ名)毎の設定時間が格納
されている。また接続順管理テーブル21には、クライ
アント30Bのサーバ10Bに接続された順番が格納さ
れる。タイマー22はテーブル22aを有しており、各
クライアント毎に設定時間が計測可能である。また、ス
ピーカ23はクライアント30Bからの通知に応じてメ
ッセージ等を通知する。
【0053】一方、図6に示すように、クライアント3
0Bは領域データ管理部33、タイマー41、画面変化
検出部39及び設定時間管理テーブル40を有する。ク
ライアント30Bのその他の構成は、第1の実施の形態
と同様であり、同部分に同符号を付して説明を省略す
る。領域データ管理部33はフラグを有するテーブル3
3bを備えている。図7に示すように、テーブル33b
には画面データの変化の有無を知らせるフラグと隠れ領
域とが格納され、画面データに変化があった場合にフラ
グを立てるようになっている。設定時間管理テーブル4
0には様々な条件に応じた設定時間が格納されており、
タイマー41は設定時間を計測する。画面変化検出部3
9はクライアント30Bの画面全体の画面データの変
化、例えば画面に文字を表示させたり、ウインドウサイ
ズ又はウインドウの位置を変更した場合の変化を検出す
る。
【0054】以上の如き構成のデータ伝送制御システム
を用いて、クライアント30Bの画面データをサーバ1
0Bに伝送する場合の制御の手順を以下に説明する。図
8は本実施の形態のクライアントの処理手順を示すフロ
ーチャートであり、図9は本実施の形態のサーバの処理
手順を示すフローチャートである。第2の実施の形態で
は、サーバ画面でウインドウが重なって表示されている
場合に、クライアントは隠れ領域を除いた画面データを
抽出してサーバに伝送するように制御され、その処理手
順は第1の実施の形態と同様であり、ここではその説明
を省略する。
【0055】図8に示すように、時点T13において、
クライアント30Bはサーバ10Bから通知された隠れ
領域をテーブル33bに格納し、抽出した画面データを
サーバ10Bに伝送する(ステップS31)。図9に示
すように、サーバ10Bはクライアント30Bからの画
面データを受信し、これを画面に表示する(ステップS
41)。
【0056】クライアント30Bは、設定時間管理テー
ブル41に格納された設定時間をタイマー41で計測し
(ステップS32)、所定時間が経過した後(ステップ
S33)、画面変化検出部39によりクライアント30
Bの画面に変化が生じたか否かを検出する(ステップS
34)。画面変化があった場合はテーブル33bのフラ
グを立てる(ステップS36)。画面変化がない場合
は、時点T14においてフラグを立てずにそのフラグデ
ータをサーバ10Bに通知する(ステップS35)。
【0057】時点T14でフラグデータを受信したサー
バ10Bは、フラグデータを通知した当該クライアント
30Bのウインドウを最上層に移動せしめ(ステップS
42)、スピーカ23から音声又はメッセージを発声さ
せてクライアントナンバーを報知する(ステップS4
3)。これにより、サーバ10Bのユーザは、どのクラ
イアント30Bが所定期間画面データを変更していない
かを認識できる。サーバ10Bは、時点T15におい
て、当該クライアント30Bの画面データを要求する
(ステップS44)。クライアント30Bはサーバ10
Bからの要求を受け、ステップS31にて第1の実施の
形態と同様に画面データを抽出し、サーバ10Bに伝送
する。サーバ10Bは、伝送された画面データを表示す
る(ステップS45)。
【0058】このようなデータ伝送制御により、クライ
アントの画面に所定時間変化がないような場合にサーバ
に通知するので、サーバのユーザはどのクライアントが
画面データを変更させていないかをいち早く知ることが
できる。なお、サーバ10Bは、ステップS42及びス
テップS43で、ウインドウを最上層に移動せしめた後
にクライアントを報知しているが、これに限るものでは
なく、何れか一方のみを行なっても良い。また、クライ
アント報知は、音声又はメッセージの発声に限らず、ウ
インドウの点滅,ウインドウの変色等の処理を行なうこ
とによってなされても良い。
【0059】図8及び図9ではクライアントからサーバ
に画面変化の通知をする場合の処理手順を説明してある
が、これに限るものではない。例えば、サーバからクラ
イアントに画面変化の通知を要求するようにしてあって
も良く、その場合の処理手順を以下に説明する。
【0060】図10は、サーバからクライアントに画面
変化の通知を要求する場合のサーバの処理手順を示すフ
ローチャートであり、図11は、その場合のクライアン
トの処理手順を示すフローチャートである。なお、サー
バ画面でウインドウが重なって表示されている場合に、
第1の実施の形態と同様にデータ伝送処理が行なわれ、
ここではその説明を省略する。
【0061】図11に示すように、時点T23におい
て、クライアント30Bはサーバ10Bから通知された
隠れ領域をテーブル33bに格納し、抽出した画面デー
タをサーバ10Bに伝送する(ステップS61)。図1
0に示すように、サーバ10Bはクライアント30Bか
らの画面データを受信し、これを画面に表示する(ステ
ップS51)。そして、設定時間管理テーブル20に基
づいて、所定のクライアントに設定された所定の時間を
タイマー22にて計測する(ステップS52)。タイマ
ー22はテーブル22aを有しており、複数のクライア
ントの設定時間を計測することができる。所定時間が経
過した後(ステップS53)、時点T24において、当
該クライアントが備える領域データ管理部33のフラグ
データを要求する(ステップS54)。
【0062】クライアント30Bは、画面データを伝送
した後に(ステップS61)画面変化検出部39により
画面変化を判定する(ステップS62)。画面変化があ
った場合には領域データ管理部33のテーブル33bが
有するフラグを立てる(ステップS63)。画面変化が
ない場合はフラグを立てない。時点T24にてサーバ1
0Bからフラグデータの要求があったとき、クライアン
トは時点T25でフラグデータをサーバ10Bに伝送す
る(ステップS64)。その後、サーバ10Bから画面
データの要求があった場合にはステップS61に戻り、
隠れ領域び基づいて画面データを伝送する。
【0063】時点T25で伝送されたフラグデータによ
り、所定時間内に画面変化が無いと判定された場合に
(ステップS55)、音声又はメッセージを発声させて
クライアントナンバーを報知する(ステップS56)。
これにより、サーバ10Bのユーザは、どのクライアン
ト30Bが所定時間画面データを変更していないかを認
識できる。全クライアントについて画面変化の有無を確
認したか否かを判定する(ステップS60)。接続順管
理テーブル21に基づいた順番で、未だ判定していない
クライアントにフラグデータを要求する(ステップS5
4)。
【0064】一方、ステップS55において画面変化が
あったと判定された場合は、当該クライアントの画面デ
ータを表示しているウインドウを最上層に移動せしめる
(ステップS57)。時点T26にてクライアント30
Bに画面データの伝送を要求し(ステップS58)、受
信した画面データを表示する(ステップS59)。全ク
ライアントについて、画面変化の確認をする(ステップ
S60)。
【0065】以上の如きデータ伝送制御により、クライ
アントの画面に所定時間変化がないような場合に、サー
バのユーザはどのクライアントが画面データを変更させ
ていないかをいち早く知ることができる。また、画面に
変化があったクライアントのウインドウを最上層に移動
せしめるので、サーバはクライアントの画面変化に迅速
に反応することができる。さらに、サーバ側で複数のク
ライアントの設定時間を計測し、夫々の画面データの変
化の通知を要求するので、複数のクライアントについて
のウインドウ表示の制御を行い易い。
【0066】なお、上述した第2の実施の形態では、サ
ーバ10Bとクライアント30Bとの両方で設定時間管
理テーブルを備えているが、何れか一方のみに備えてあ
っても良い。また、サーバ10Bとクライアント30B
との両方でタイマーを備えているが、何れか一方のみに
備えてあっても良い。タイマーの設定時間は、上述した
ようにクライアント毎に設定しても良いし、全クライア
ントに共通の時間を設定しても良い。また画面データ変
化の通知の要求は、上述したように接続順であっても良
いし、アルファベット順又は任意のクライアント順であ
っても良く、接続順管理テーブル21のようなテーブル
に格納された順に要求するようにしてあれば良い。
【0067】第3の実施の形態 図12は、第3の実施の形態のデータ伝送制御システム
の構成を示す図であり、遠隔教育通信を目的としたシス
テムである。図12に示すように、サーバ10Cはネッ
トワーク回線2を介して複数のクライアント30Cと接
続されている。なお、図ではクライアント30Cの一つ
を示しており、他は省略している。サーバ10Cは第1
の実施の形態と同様の構成を有しており、同部分に同符
号を付して説明を省略する。
【0068】クライアント30Cは、領域データ管理部
33、音声認識部42、ボタン検出部44及び認識デー
タ登録部43を有する。クライアント30Cのその他の
構成は、第1の実施の形態と同様であり、同部分に同符
号を付して説明を省略する。領域データ管理部33はフ
ラグを有するテーブル33bを備えている。テーブル3
3bには画面データの変化の有無を知らせるフラグと隠
れ領域とが格納され、画面データに変化があった場合に
フラグを立てるようになっている。音声認識部42は、
クライアント30Cのユーザが発声した音声を認識し、
これが認識データ登録部43に格納されている音声であ
った場合に、クライアント30Cのユーザが何らかのア
クションを示したと判断してサーバ10Cに通知する。
ボタン検出部44は、クライアントのウインドウ上に設
けた質問ボタンが操作されたことを検出し、クライアン
ト30Cのユーザが何らかのアクションを示したと判断
してサーバ10Cに通知する。
【0069】以上の如き構成のデータ伝送制御システム
を用いて、クライアント30Cの画面データをサーバ1
0Cに伝送する場合の制御の手順を以下に説明する。図
13は本実施の形態のクライアントの処理手順を示すフ
ローチャートであり、図14は本実施の形態のサーバの
処理手順を示すフローチャートである。第3の実施の形
態では、サーバ画面でウインドウが重なって表示されて
いる場合に、クライアントは隠れ領域を除いた画面デー
タを抽出してサーバに伝送するように制御され、その処
理手順は第1の実施の形態と同様であり、ここではその
説明を省略する。
【0070】図13に示すように、時点T33におい
て、クライアント30Cはサーバ10Cから通知された
隠れ領域をテーブル33bに格納し、抽出した画面デー
タをサーバ10Cに伝送する(ステップS71)。画面
データ伝送後、音声認識部42によりユーザからの発声
を検出した際に(ステップS72)、検出された単語が
例えば‘質問’,‘すみません’等の認識データ登録部
43に登録された単語であるか否かを判定する(ステッ
プS73)。登録された単語である場合には、時点T3
4でサーバ10Cに通知し(ステップS74)、その
後、画面変化検出部39により画面変化を検出する(ス
テップS75)。画面変化があった場合には、第2の実
施の形態と同様に領域データ管理部33のフラグを立
て、画面変化がない場合にはフラグを立てない。
【0071】なお、ステップS72及びステップS73
では、音声が認識される替わりに、ボタン検出部44に
より質問ボタンの操作が検出されたか否かを判定するよ
うに処理されても良い。質問ボタンの操作により、クラ
イアントのユーザがアクションを示したとしてサーバ1
0Cに通知される。また、質問ボタンの操作の検出に限
らず、入力等の処理を終了したときに操作する終了ボタ
ンをクライアントのユーザが操作したか否かを検出し、
これをサーバ10Cに通知するように処理されても良
い。
【0072】クライアント30Cから発声の通知を受信
したサーバ10Cは、図14に示すように、音声又はメ
ッセージを発声させてクライアントナンバーを報知する
(ステップS81)。これにより、サーバ10Cのユー
ザは、どのクライアント30Cのユーザがアクションを
示したかを認識する。サーバ10Cは、時点T35でア
クションを示したクライアント30Cに画面データを要
求する(ステップS82)。クライアント30Cは、サ
ーバ10Cから画面データの要求があった後、画面変化
がある場合には(ステップS76)画面データを伝送し
(ステップS77)、画面変化がない場合には(ステッ
プS76)画面データを伝送しない。サーバ10Cは、
クライアント30Cから画面データが伝送されたか否か
を判定し(ステップS83)、伝送された場合に画面デ
ータの表示を更新する(ステップS84)。なお、画面
データが伝送された際に、画面データの表示を更新する
と共に該クライアントのウインドウを最上層に移動せし
めても良い。
【0073】以上の如きデータ伝送制御により、クライ
アントのユーザが質問,終了等のアクションを示した場
合に、サーバのユーザはどのクライアントのユーザが質
問しているのか、又は操作が終了しているのかをいち早
く知ることができる。また、質問等のアクションを示し
たクライアントの画面データに変化がある場合には画面
データを伝送させて表示を更新するので、サーバのユー
ザはクライアントからの質問に迅速に対応できる。一
方、画面データに変化がない場合には伝送しないので、
伝送データ量を少なくして伝送帯域を有効利用できる。
【0074】なお、第3の実施の形態では、クライアン
トのユーザが質問,終了等のアクションを示した場合
に、音声又はメッセージの発声によりクライアントの報
知をしているが、これに限るものではなく、ウインドウ
の点滅,ウインドウの変色等の処理を行なうことによっ
てなされても良い。
【0075】また、上述した第1〜第3の実施の形態で
は、遠隔教育通信システムのを例に挙げて説明している
が、これに限るものではなく、ネットワークを介して相
互に接続された複数の情報処理装置間におけるデータ伝
送制御に適用され、同様の効果を奏する。
【0076】さらに、上述した第1〜第3の実施の形態
は、通信開始以後は常時クライアントからサーバに画面
データが伝送されているような伝送方式の場合を説明し
ているが、データの伝送方式の如何に関わらず適用可能
であり、例えば所定期間のみ画面データを伝送するよう
な断続的な伝送方式であっても同様の効果を奏する。
【0077】さらにまた、上述した第1〜第3の実施の
形態で説明した処理手順は、記録媒体からコンピュータ
プログラムを一般的なコンピュータシステムに読み取ら
せることにより実現することも勿論可能である。
【0078】図15は、上述したサーバのようなコンピ
ュータシステムMCの外観及び記録媒体Dを示す模式図で
あり、コンピュータシステムMCに接続されたディスクド
ライブDVに記録媒体Dが挿入される。記録媒体Dには第
1,第2又は第3の実施の形態で示したデータ伝送制御
処理を行なうプログラムが記録されており、記録媒体D
からディスクドライブDVを介して、サーバが備えるプロ
グラム記憶部へコンピュータプログラムがロードされ
る。その後の処理動作は、上述した実施の形態と全く同
様である。
【0079】
【発明の効果】以上のように、本発明においては、第1
情報処理装置の画面でウインドウが重なった場合に表示
されている画面データのみを第1情報処理装置に伝送す
るので、伝送するデータ量を少なくでき、画面データの
表示が迅速になる。また、第1情報処理装置の画面のウ
インドウ表示が変更された場合に、これに応じて伝送す
る画面データを変更するので、伝送帯域を有効に利用で
きる。
【0080】また、画面データの変化を管理することに
より、所定期間に変化がない第2情報処理装置を第1情
報処理装置に通知するので、第1情報処理装置のユーザ
はどの第2情報処理装置のユーザが作業を中断させてい
るかをいち早く知ることができる。さらに、画面に変化
があった第2情報処理装置のウインドウを最上層に移動
せしめることにより、第1情報処理装置は第2情報処理
装置の画面変化に迅速に反応することができる。さらに
また、第1情報処理装置側で複数の第2情報処理装置の
設定時間を計測し、夫々の期間での画面データの変化の
通知を要求するので、複数の第2情報処理装置について
のウインドウ表示の制御を行い易い。
【0081】さらにまた、第2情報処理装置のユーザが
質問,終了等のアクションを示した場合に、第1情報処
理装置のユーザは、どの第2情報処理装置のユーザが質
問しているのか、操作が終了しているのか等をいち早く
知ることができる。また、質問等のアクションを示した
第2情報処理装置の画面データに変化がある場合のみ、
第2情報処理装置から第1情報処理装置に画面データが
伝送されるので、伝送データ量を少なくして伝送帯域を
有効利用できる等、本発明は優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態のデータ伝送制御システムの
構成図である。
【図2】第1の実施の形態のサーバ画面における隠れ領
域を説明する図である。
【図3】第1の実施の形態のサーバの処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図4】第1の実施の形態のクライアントの処理手順を
示すフローチャートである。
【図5】第1の実施の形態のデータ伝送制御システムの
状態遷移を示す図である。
【図6】第2の実施の形態のデータ伝送制御システムの
構成図である。
【図7】第2の実施の形態のサーバ画面における隠れ領
域を説明する図である。
【図8】第2の実施の形態のクライアントの処理手順を
示すフローチャートである。
【図9】第2の実施の形態のサーバの処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図10】第2の実施の形態のサーバの他の処理手順を
示すフローチャートである。
【図11】第2の実施の形態のクライアントの他の処理
手順を示すフローチャートである。
【図12】第3の実施の形態のデータ伝送制御システム
の構成図である。
【図13】第3の実施の形態のクライアントの処理手順
を示すフローチャートである。
【図14】第3の実施の形態のサーバの処理手順を示す
フローチャートである。
【図15】本発明のデータ伝送制御方法が実現されるコ
ンピュータプログラムを記録した記録媒体を示す模式図
である。
【図16】従来の遠隔通信システム(衛星通信)の構成
図である。
【図17】従来の遠隔通信システム(LAN)の構成図
である。
【図18】サーバ画面の表示状態を示す図である。
【符号の説明】
2 ネットワーク回線 10 サーバ画面 10A,10B,10C サーバ 12 ウインドウ表示状態判定部 13 隠れ領域検出部 14 隠れ領域管理テーブル 15 隠れ領域通知部 19 表示面積管理部 20,40 設定時間管理テーブル 22,41 タイマー 23 スピーカー 30 クライアント画面 30A,30B,30C クライアント 33 領域データ管理部 38 画面データ抽出部 39 画面変化検出部 42 音声認識部 43 認識データ登録部 44 ボタン検出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 屋代 禎夫 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 村本 貴英 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して第1情報処理装置
    及び複数の第2情報処理装置が相互に接続され、前記第
    2情報処理装置から伝送された画面データが、前記第1
    情報処理装置の画面上に割当てられた夫々の表示領域に
    表示されるデータ伝送制御方法において、 前記表示領域が互いに重なっているか否かを判定する過
    程と、重なっている場合に、複数の第2情報処置装置の
    うち、少なくとも一部の画面データが表示されていない
    第2情報処理装置について、前記表示領域が重なった隠
    れ領域を検出する過程と、前記第2情報処理装置の画面
    データのうち前記隠れ領域の画面データを除いて前記第
    1情報処理装置へ伝送する過程とを有することを特徴と
    するデータ伝送制御方法。
  2. 【請求項2】 前記隠れ領域を検出した後、検出された
    隠れ領域を記憶する過程と、画面データを前記第1情報
    処理装置へ伝送した後、前記隠れ領域が変更されたか否
    かを判定する過程と、変更された場合に、前記第2情報
    処理装置の画面データのうち、変更された隠れ領域の画
    面データを除いて前記第1情報処理装置へ伝送する過程
    と、変更された隠れ領域を記憶する過程とをさらに有す
    る請求項1記載のデータ伝送制御方法。
  3. 【請求項3】 隠れ領域を有する第2情報処理装置の画
    面データが更新されたか否かを判定する過程と、所定の
    期間を計測する過程と、前記所定の期間に画面データが
    更新されていない場合に、前記第1情報処理装置により
    当該第2情報処理装置を報知する過程とを有する請求項
    1又は2記載のデータ伝送制御方法。
  4. 【請求項4】 隠れ領域を有する第2情報処理装置の画
    面データが更新されたか否かを判定する過程と、更新さ
    れた際に、前記第1情報処理装置の画面上の、当該第2
    情報処理装置の画面データを表示すべき表示領域を最上
    層に移動せしめる過程とを有する請求項1又は2記載の
    データ伝送制御方法。
  5. 【請求項5】 第2情報処理装置のユーザの発声を検出
    する過程と、発声が検出された際に、前記第1情報処理
    装置により当該第2情報処理装置を報知する過程とを有
    する請求項1又は2記載のデータ伝送制御方法。
  6. 【請求項6】 ネットワークを介して第1情報処理装置
    及び複数の第2情報処理装置が相互に接続され、前記第
    2情報処理装置から伝送された画面データが、前記第1
    情報処理装置の画面上に割当てられた夫々の表示領域に
    表示されるデータ伝送制御システムにおいて、 前記表示領域が互いに重なっているか否かを判定する手
    段と、重なっている場合に、複数の第2情報処置装置の
    うち、少なくとも一部の画面データが表示されない第2
    情報処理装置について、前記表示領域が重なった隠れ領
    域を検出する手段と、前記第2情報処理装置の画面デー
    タから前記隠れ領域を除いた画面データを抽出する手段
    と、抽出された画面データを前記第1情報処理装置へ伝
    送する手段とを有することを特徴とするデータ伝送制御
    システム。
  7. 【請求項7】 検出された隠れ領域を記憶する手段と、
    画面データを前記第1情報処理装置へ伝送した後、前記
    隠れ領域が変更されたか否かを判定する手段を備え、隠
    れ領域が変更された場合に、前記画面データを抽出する
    手段は、前記第2情報処理装置の画面データから、変更
    された隠れ領域を除いた画面データを抽出し、前記隠れ
    領域を記録する手段は、変更された隠れ領域を記憶する
    請求項6記載のデータ伝送制御システム。
  8. 【請求項8】 隠れ領域を有する第2情報処理装置の画
    面データが更新されたか否かを判定する手段と、所定の
    期間を計測するタイマーと、前記所定の期間に画面デー
    タが更新されていない場合に、前記第1情報処理装置に
    より当該第2情報処理装置を報知する手段とを有する請
    求項6又は7記載のデータ伝送制御システム。
  9. 【請求項9】 隠れ領域を有する第2情報処理装置の画
    面データが更新されたか否かを判定する手段と、更新さ
    れた際に、前記第1情報処理装置の画面上の、当該第2
    情報処理装置の画面データを表示すべき表示領域を最上
    層に移動せしめる手段とを有する請求項6又は7記載の
    データ伝送制御システム。
  10. 【請求項10】 第2情報処理装置のユーザの発声を検
    出する手段と、発声が検出された場合に、前記第1情報
    処理装置により当該第2情報処理装置を報知する手段と
    を有する請求項6又は7記載のデータ伝送制御システ
    ム。
  11. 【請求項11】 ネットワークを介して第1情報処理装
    置及び複数の第2情報処理装置が相互に接続され、前記
    第2情報処理装置から伝送された画面データが、前記第
    1情報処理装置の画面上に割当てられた夫々の表示領域
    に表示されるデータ伝送制御システムにおいて、 前記表示領域が互いに重なっているか否かを判定する手
    段と、重なっている場合に、複数の第2情報処置装置の
    うち、少なくとも一部の画面データが表示されない第2
    情報処理装置について、前記表示領域が重なった隠れ領
    域を検出する手段と、検出された隠れ領域を前記第2情
    報処理装置に通知する手段とを備えることを特徴とする
    第1情報処理装置。
  12. 【請求項12】 ネットワークを介して第1情報処理装
    置及び複数の第2情報処理装置が相互に接続され、前記
    第2情報処理装置から伝送された画面データが、前記第
    1情報処理装置の画面上に割当てられた夫々の表示領域
    に表示されるデータ伝送制御システムにおいて、 前記第1情報処理装置から通知された、前記表示領域が
    重なった隠れ領域を記憶する手段と、画面データから前
    記隠れ領域を除いた画面データを抽出する手段と、抽出
    された画面データを前記第1情報処理装置へ伝送する伝
    送手段とを有することを特徴とする第2情報処理装置。
  13. 【請求項13】 ネットワークを介して第1情報処理装
    置及び複数の第2情報処理装置が相互に接続され、前記
    第2情報処理装置から伝送された画面データが、前記第
    1情報処理装置の画面上に割当てられた夫々の表示領域
    に表示されるべくデータ伝送を制御せしめるプログラム
    を記録した記録媒体において、 前記表示領域が互いに重なっているか否かを判定するス
    テップと、重なっている場合に、複数の第2情報処置装
    置のうち、少なくとも一部の画面データが表示されない
    第2情報処理装置について、前記表示領域が重なった隠
    れ領域を検出するステップと、前記第2情報処理装置の
    画面データのうち前記隠れ領域の画面データを除いて前
    記第1情報処理装置へ伝送するステップとを情報処理装
    置に実行させるためのプログラムを記録した機械読み取
    り可能な記録媒体。
  14. 【請求項14】 前記プログラムは、前記隠れ領域を検
    出した後、検出された隠れ領域を記憶するステップと、
    画面データを前記第1情報処理装置へ伝送した後、前記
    隠れ領域が変更されたか否かを判定するステップと、変
    更された場合に、前記第2情報処理装置の画面データの
    うち、変更された隠れ領域の画面データを除いて前記第
    1情報処理装置へ伝送するステップと、変更された隠れ
    領域を記憶するステップとをさらに有する請求項13記
    載の記録媒体。
  15. 【請求項15】 前記プログラムは、隠れ領域を有する
    第2情報処理装置の画面データが更新されたか否かを判
    定するステップと、所定の期間を計測するステップと、
    前記所定の期間に画面データが更新されていない場合
    に、前記第1情報処理装置により当該第2情報処理装置
    を報知するステップとを含む請求項13又は14記載の
    記録媒体。
  16. 【請求項16】 前記プログラムは、隠れ領域を有する
    第2情報処理装置の画面データが更新されたか否かを判
    定するステップと、更新された際に、前記第1情報処理
    装置の画面上の、当該第2情報処理装置の画面データを
    表示すべき表示領域を最上層に移動せしめるステップと
    を含む請求項13又は14記載の記録媒体。
  17. 【請求項17】 前記プログラムは、第2情報処理装置
    のユーザの発声を検出するステップと、発声が検出され
    た際に、前記第1情報処理装置により当該第2情報処理
    装置を報知するステップとを含む請求項13又は14記
    載の記録媒体。
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