JPH10213717A - 光導波路モジュール及びその製造方法 - Google Patents

光導波路モジュール及びその製造方法

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JPH10213717A
JPH10213717A JP9004097A JP409797A JPH10213717A JP H10213717 A JPH10213717 A JP H10213717A JP 9004097 A JP9004097 A JP 9004097A JP 409797 A JP409797 A JP 409797A JP H10213717 A JPH10213717 A JP H10213717A
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JP
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adhesive
optical fiber
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optical waveguide
optical
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JP9004097A
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Masahide Saito
眞秀 斉藤
Takashi Sasaki
隆 佐々木
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長期間の使用が可能な光導波路モジュール及
びその製造方法を提供する。 【解決手段】 光ファイバテープFTを固定する際に、
第1接着剤8と第2接着剤10を用い、それぞれの接着
剤8及び10を別々に硬化させる。第1接着剤8の表面
は略平坦となり、その熱膨張及び収縮の影響を低減する
ことができ、第2接着剤10は特に上下方向の応力の影
響を低減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバ及び光
導波路を備える光導波路モジュール及びその製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光ファイバアレイは、特開平5−
333225号公報に記載されている。このような光フ
ァイバアレイは、光ファイバをV溝基板に接着剤を用い
て固定することにより形成される。光導波路モジュール
は、このようにして形成された光ファイバアレイを光導
波路に接続することによって製造される。このような単
純な接着剤による固定によっても、常温短期間の使用に
おいては、光導波路モジュールの特性が劣化することは
なく、優れた光導波路モジュールが提供される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
光ファイバアレイを用いた光導波路モジュールを長期間
使用すると、光導波路モジュールの伝送損失が増加す
る。これは、接着剤が所定の熱膨張係数を有しており、
熱サイクルによって膨張及び収縮するためと考えられ
る。接着剤の塗布量を減少させることによって、接着剤
の膨張及び収縮量は減少するが、この場合には、光ファ
イバの固定が十分ではなくなるため、光ファイバ及びモ
ジュール自体のハウジングの膨張及び収縮及び当該モジ
ュールの取扱に伴って、光ファイバの特定部位に応力が
集中し、この特定部位が劣化し、伝送損失が増加する。
本発明は、このような課題を解決するためになされたも
のであり、長期間の使用が可能な光導波路モジュール及
びその製造方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明に係る光導波路モジュールは、V溝を有する
第1領域、及び、V溝の端部に連続する凹部を有する第
2領域を備えた第1部材と、V溝内に配置された第1部
分、及び、第1部分に連続し、被覆を有するとともに、
凹部内に配置された第2部分を有する光ファイバと、第
1領域の少なくとも一部に当接した第2部材と、第1領
域上の、第2部分と第2部材との間の領域の表面が略平
坦となるように、第1領域上に塗布された第1接着剤
と、第2領域上に塗布された第2接着剤と、光ファイバ
に光学的に結合した光導波路と、を備える。
【0005】本発明によれば、第1接着剤の表面が略平
坦なので、熱膨張及び収縮によってこの第1接着剤が光
ファイバの第1部分に与える応力を低減することがで
き、さらに、第2接着剤が第2領域に塗布されているの
で、第1部分と第2部分との間の境界に加わる応力を低
減することができる。ここで、第1及び第2接着剤は同
一の材料からできていてもよい。また、このような応力
の観点から、第1接着剤の厚みは略一定であることが望
ましい。
【0006】上記光導波路モジュールは、第1接着剤を
第1領域上に略平坦となるように塗布する工程と、第1
接着剤を硬化させる工程と、第1接着剤を硬化させた後
に第2接着剤を第2領域上に塗布する工程と、を用いて
製造することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態に係る光導波路
モジュール及びその製造方法について説明する。同一要
素又は同一機能を有する要素には同一符号を用いるもの
とし、重複する説明は省略する。
【0008】図1は光ファイバテープFTを示す。この
光ファイバテープFTは、クラッド2が露出した裸ファ
イバ部分(第1部分)NP1及び被覆4を有する被覆部
分(第2部分)CP1を有する。
【0009】図2は図1の光ファイバテープFTの長手
方向に垂直な断面(A−A矢印断面)を示す。本実施の
形態に係る光ファイバテープFTは、4心テープ心線で
あり、それぞれがコア1、クラッド2、被覆3を有する
光ファイバFを4本と、これらの4本の光ファイバF全
体を覆う被覆4とから構成される。なお、被覆3は、有
機樹脂材料から構成される1又は2層以上の層を備える
が、簡単のため、図面上は単一の被覆3として示す。ま
た、図1に示した裸ファイバ部分NP1の各光ファイバ
Fがカーボン被覆を有する場合は、裸ファイバ部分NP
1とは光ファイバFの最外層がこのカーボン被覆である
ものとする。
【0010】図3は、上記光ファイバテープFTの固定
されるV溝基板(第1部材)5を示す。V溝基板5の上
面は、4本のV溝51〜54の形成された第1領域5a
と、V溝51〜54の端部に連続した凹部55の形成さ
れた第2領域5bとを有する。
【0011】図4は、上記光ファイバテープFT、V溝
基板5及び押さえ板(第2部材)6から構成される光フ
ァイバアレイ中間体FAM1を示す。光ファイバアレイ
中間体FAM1を製造する際には、まず、同図に示すよ
うに、光ファイバテープFTの最外被覆4を有する被覆
部分CP1がV溝基板5の凹部55内に位置するように
配置するとともに、最外層がクラッド2である裸ファイ
バ部分NP1のそれぞれが各V溝51〜54内に位置す
るように配置する。なお、裸ファイバ部分NP1は、V
溝51〜54と所謂2点接触であっても良いし、3点接
触であっても良い。次に、押さえ板6(第2部材)を第
1領域5aの一部に当接させ、裸ファイバ部分NP1の
第1領域5aに垂直な方向の動きを抑制する。なお、V
溝基板5及び押さえ板6の材料は、ガラス(石英を含
む)又はSiを用いることができる。
【0012】図5は、図4に示した光ファイバアレイ中
間体FAM1、ディスペンサ7及び第1接着剤8を示
す。光ファイバアレイを製造するために、同図に示すよ
うに、押さえ板6を第1領域5aの一部上に配置した後
に、ディスペンサ7から第1接着剤8を第1領域5aの
残りの領域上に供給する。第1接着剤8は、紫外線を照
射することにより硬化するエポキシアクリレート系UV
接着剤である。第1接着剤8は、紫外線を照射する前
は、液状であり、押さえ板6とV溝基板5との間のV溝
内、及び露出したV溝内に供給される。なお、第1接着
剤8は、第2領域5a内には殆ど侵入しない。次に、こ
の第1接着剤8に紫外線を照射して、硬化させる。ここ
で、硬化した第1接着剤8の表面は平坦である。
【0013】図6は、図5に示した光ファイバアレイ中
間体FAM1、ディスペンサ9及び第2接着剤10を示
す。光ファイバアレイを製造するためには、同図に示す
ように、第1接着剤8を硬化させた後に、ディスペンサ
9を第1領域5aと第2領域5bとの間の境界上方に配
置し、ディスペンサ9から第2接着剤10を第2領域5
b上に供給する。第2接着剤10も、紫外線を照射する
ことにより硬化するウレタンアクリレート系UV接着剤
である。第2接着剤10も、紫外線を照射する前は、液
状であり、第2領域5bの被覆4上及び第1領域5aの
第1接着剤8上に広がる。次に、この第2接着剤10に
紫外線を照射して、硬化させる。ここで、第2接着剤1
0の厚さは、第1接着剤8の厚さよりも厚い。なお、第
1接着剤8及び第2接着剤10は、熱硬化性樹脂接着剤
であってもよい。
【0014】図7は、図6に示した光ファイバアレイ中
間体FAM1及び研磨盤11を示す。光ファイバアレイ
を製造するため、光ファイバの先端部分が研磨盤11の
表面に当接するように、光ファイバアレイ中間体FAM
1のV溝基板5及び押さえ板6を研磨盤11の表面に押
しつけながら、当該研磨盤11を回転させてこれらの接
触部を研磨し、4心光ファイバアレイFA1が完成す
る。
【0015】図8は、1心光ファイバアレイFA2を製
造する工程を説明するための組立工程図である。V溝基
板105のV溝151に単心光ファイバSFの露出した
クラッド102が最外層である裸ファイバ部分NP2を
配置するととともに、最外層が2次被覆104である被
覆部分CP2を凹部155内に配置する。なお、単心光
ファイバSFは、コア101、クラッド102、1次被
覆103及び2次被覆104を備えている(図11参
照)。次に、押さえ板106を第1領域105aの一部
に当接させ、4心光ファイバアレイFA1の製造方法と
同様に、第1及び第2の接着剤108,110(図10
参照)を第1及び第2領域105a及び105bに順次
塗布して硬化させ、当該単心光ファイバSFをV溝基板
105に固定し、1心光ファイバアレイ中間体FAM2
を製造する。しかる後、4心光ファイバアレイFA1の
製造方法と同様に、図7に示した研磨盤11を用いて、
1心光ファイバアレイ中間体FAM2の光ファイバSF
の端面を含む端面を研磨し、1心光ファイバアレイFA
2が完成する。
【0016】図9は、4心光ファイバアレイFA1、1
心光ファイバアレイFA2、光導波路基板WG、ディス
ペンサ12,13及び接着剤14,15を示す。まず、
4心光ファイバアレイFA1の端面E1を光導波路基板
WGの一方の端面F1に近接させると同時に、1心光フ
ァイバアレイFA2の端面E2を光導波路基板WGの他
方の端面F2に近接させる。次に、ディスペンサ12,
13から、接着剤14,15を、端面E1及びF1間、
端面E2及びF2間の隙間に、それぞれ滴下注入する。
この接着剤14,15の注入の後、光導波路基板WGの
位置を固定したままで、光ファイバアレイFA1及びF
A2を、それぞれ矢印X1及びX2の方向、すなわち、
各端面E1及びE2が、光導波路基板WGに近付く方向
に移動させる。この移動により、接着剤14,15が端
面E1,F1及びE2,F2間の付勢圧力及び毛細管現
象にしたがって、端面E1,F1及びE2,F2全体に
接触するように広がる。接着剤14及び15は、共に、
紫外線を照射することにより硬化するエポキシアクリレ
ート系UV接着剤である。
【0017】光導波路基板WGは、ガラス又はSiから
なる基板(図示せず)、この基板上に形成されたクラッ
ド(図示せず)及びこのクラッド内に埋設されたコア1
6から構成される光導波路17と、このクラッド上に固
定された補助板18とからなる。補助板18は、接着剤
14及び15を滴下する際に、接着剤14及び15が光
導波路17側へ流れないようにするための接着剤流入阻
止手段であり、補助板18の上面と押さえ板6,106
の上面とは、略同一の高さ、すなわち、略同一平面内に
位置する。なお、光導波路17のコア16は、単心光フ
ァイバSFを介して入射した光のパワーを4分割する分
岐構造を有しており、4分割された光は、ぞれぞれ、4
心光ファイバテープFTのコア内に入射する。
【0018】これらの光導波路基板WG、単心光ファイ
バSF及び4心光ファイバテープFTの光軸調整(調
軸)は、以下のようにして行われる。すなわち、接着剤
14及び15が硬化する前に、単心光ファイバSFから
光導波路基板WGに向けて出射された光を、4心光ファ
イバテープFTの出力側でモニタしながら、モニタされ
る光の強度が最大となるように、単心光ファイバSF及
び4心光ファイバテープFTを、その長手方向又はこれ
に直交する方向を回転軸として、回転させる。このよう
にして光軸調整を行った後、光導波路基板WGの上面又
は下面方向から、接着剤14及び15に紫外線を照射し
て、硬化させる。なお、紫外線は、光ファイバアレイF
A1及びFA2方向から、接着剤14及び15に照射し
てもよい。また、接着剤14及び15は、熱硬化性樹脂
接着剤であってもよい。また、本実施の形態では、光導
波路17として1×4分岐の分岐導波路について説明し
たが、光導波路17として、対称2分岐のY型導波路、
非対称2分岐のY型導波路、N分岐(Nは3以上)の分
岐導波路を用いてもよく、また、光導波路17として、
パワー分配器の代わりに、方向性結合器又はスターカプ
ラ等を用いてもよい。また、光導波路17の一部を構成
する基板の材料は、Siの他ガラスであっても良いし、
また、これらの材料上に適当なガラスを添加したものを
用いても良い。
【0019】図10は、図9に示した接着剤14及び1
5を硬化させることにより完成した光学部品組立体PS
1を示す。この組立体PS1は、4心光ファイバアレイ
FA1、光導波路基板WG、1心光ファイバアレイFA
2及び接着剤14,15を備えている。
【0020】図11は、図10に示した光学部品組立体
PS1の長手方向に沿った断面図(B−B矢印断面)で
ある。本組立体PS1は、V溝51(151)を有する
第1領域5a(105a)、及び、V溝51(151)
の端部に連続する凹部55(155)を有する第2領域
5b(105b)を備えた第1部材5(105)と、V
溝51(151)内に配置された第1部分NP1(NP
2)、及び、第1部分NP1(NP2)に連続し、被覆
3(104)を有するとともに、凹部55(155)内
に配置された第2部分CP1(CP2)を有する光ファ
イバF(SF)と、第1領域5aの少なくとも一部に当
接した第2部材6(106)と、第1領域5a(105
a)上に表面が略平坦となるように塗布された第1接着
剤8(108)と、第2領域5b(105b)上に塗布
された第2接着剤10(110)と、光ファイバF(S
F)に光学的に結合した光導波路17とを備える。ここ
で、略平坦とは、図11において、第2部材6(10
6)と被覆部分CP1(CP2)との間の第1接着剤8
(108)の表面の、V溝基板5(105)の表面から
の高さの最大値Hmaxに対する最小値Hminの比率(H
min/Hmax)が、90%以上であるものと規定する。な
お、説明の都合上、第1接着剤8(108)の表面の湾
曲及び厚みを、実際よりも強調して示す。また、第1領
域5a(105a)の全域にわたって、第1接着剤8
(108)の厚みは略一定、すなわち、前記高さで表現
される厚みの最大値Hmaxに対する最小値Hminの比率
(Hmin/Hmax)が90%以上、である。
【0021】図12は、図11に示した光学部品組立体
PS1を下部ハウジングHS1及び上部ハウジングHS
2からなるハウジング又はパッケージPKG内に収容し
てなる光導波路モジュールを一部破断して示す斜視図で
ある。この光導波路モジュールは、組立体PS1を下部
ハウジングHS1内面底部に固定部材又は材料FMを介
して固定した後、上部ハウジングHS2を下部ハウジン
グHS2に被せるように固定し、これらのハウジングH
S1,HS2の両端にゴムブーツ19及び20を取付け
ることより製造される。なお、固定材料FMは、下部ハ
ウジングHS1の内面と図10に示した光導波路17の
下面のみに接触している。
【0022】次に、本光導波路モジュールの利点につい
て、以下の比較例を参照して説明する。
【0023】図13は、裸ファイバ部分NP1を単一の
接着剤200を用いてV溝基板5に固定してなる光ファ
イバアレイの断面図である。この光ファイバアレイで
は、接着剤200の厚みの不均一さによって、熱サイク
ルに応じて応力S1が接着剤200内部に加わる。この
場合、裸ファイバ部分NP1の特定部位P1に歪が発生
し、伝送損失が増加する。本光ファイバアレイを用いた
光導波路モジュールを、−40°C〜+85°Cの熱サ
イクル環境下に配置した場合の、伝送損失の増加量は、
0.3dB以下0.2dB以上であり、光ファイバの断
線発生率は5%であった。
【0024】図14は、このような光ファイバアレイの
問題を解消するべく、接着剤201の厚みが均一となる
ようにした光ファイバアレイの断面図である。この場
合、被覆部分CP1に力S2が加わると、被覆部分CP
1と裸ファイバ部分NP1との境界部分P2に応力が加
わり、この部分P2が歪み、伝送損失が増加する。本光
ファイバアレイを用いた光導波路モジュールの光ファイ
バを上下方向に撓ませた場合の、伝送損失の増加量は、
0.3dB以下0.2dB以上であり、光ファイバの断
線発生率は5%であった。また、V溝基板5の表面の全
領域を覆う押さえ板を配置した場合は、伝送損失の増加
量は抑制されたが、部品点数が多くなるため、上記実施
の形態の光導波路モジュールの1.2倍のコストが必要
であった。
【0025】一方、本実施の形態に係る光導波路モジュ
ールでは、第1及び第2の接着剤8,10によって、図
13及び14に記載した光ファイバアレイにおいて発生
する特定部位P1,P2の歪みを低減し、伝送損失の増
加を防止することができる。本実施の形態に係る光ファ
イバアレイを用いた光導波路モジュールを、−40°C
〜+85°Cの熱サイクル環境下に配置した場合の、伝
送損失の増加量は、0.05dB以下であり、光ファイ
バの断線発生率は0%であった。また、本実施の形態に
係る光ファイバアレイを用いた光導波路モジュールの光
ファイバを上下方向に撓ませた場合の、伝送損失の増加
量は、0.1dB以下であった。
【0026】
【発明の効果】以上、本発明によれば、第1及び第2接
着剤により、熱膨張及び収縮及び応力の影響を低減する
ことができ、長期間の使用が可能な光導波路モジュール
及びその製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】光ファイバテープの斜視図。
【図2】図1に示した光ファイバテープのA−A矢印断
面図。
【図3】V溝基板の斜視図。
【図4】光ファイバアレイの組立工程図。
【図5】光ファイバアレイの組立工程図。
【図6】光ファイバアレイの組立工程図。
【図7】光ファイバアレイの組立工程図。
【図8】光ファイバアレイの組立工程図。
【図9】光学部品組立体の組立工程図。
【図10】光学部品組立体の斜視図。
【図11】図10に示した光学部品組立体のB−B矢印
断面図。
【図12】光導波路モジュールを一部破断して示す斜視
図。
【図13】比較となる光ファイバアレイの断面図。
【図14】比較となる光ファイバアレイの断面図。
【符号の説明】
51〜54,151…V溝、5a,105a…第1領
域、55,155…凹部、5b,105b…第2領域、
5,105…第1部材、NP1,NP2…第1部分、
3,104…被覆、CP1,CP2…第2部分、F,S
F…光ファイバ、6,106…第2部材、8,108…
第1接着剤、10,110…第2接着剤、17…光導波
路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光導波路モジュールにおいて、 V溝を有する第1領域、及び、前記V溝の端部に連続す
    る凹部を有する第2領域を備えた第1部材と、 前記V溝内に配置された第1部分、及び、前記第1部分
    に連続し、被覆を有するとともに、前記凹部内に配置さ
    れた第2部分を有する光ファイバと、 前記第1領域の少なくとも一部に当接した第2部材と、 前記第1領域上の、前記第2部分と前記第2部材との間
    の領域の表面が、略平坦となるように、前記第1領域上
    に塗布された第1接着剤と、 前記第2領域上に塗布された第2接着剤と、 前記光ファイバに光学的に結合した光導波路と、を備え
    ることを特徴とする光導波路モジュール。
  2. 【請求項2】 前記第1接着剤の厚みは略一定であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の光導波路モジュール。
  3. 【請求項3】 V溝を有する第1領域、及び、前記V溝
    の端部に連続する凹部を有する第2領域を備えた第1部
    材と、第1及び第2接着剤によって前記第1部材の前記
    第1及び第2領域に固定された光ファイバと、前記第1
    領域の少なくとも一部に当接した第2部材と、前記光フ
    ァイバに光学的に結合した光導波路と、を備えた光導波
    路モジュールの製造方法において、 前記第1接着剤を前記第1領域上に略平坦となるように
    塗布する工程と、 前記第1接着剤を硬化させる工程と、 前記第1接着剤を硬化させた後に前記第2接着剤を前記
    第2領域上に塗布する工程と、を備えることを特徴とす
    る光導波路モジュールの製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002107594A (ja) * 2000-09-29 2002-04-10 Ngk Insulators Ltd 光学部品の接着構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002107594A (ja) * 2000-09-29 2002-04-10 Ngk Insulators Ltd 光学部品の接着構造

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