JPH10213712A - バックライトユニット - Google Patents
バックライトユニットInfo
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- JPH10213712A JPH10213712A JP1677497A JP1677497A JPH10213712A JP H10213712 A JPH10213712 A JP H10213712A JP 1677497 A JP1677497 A JP 1677497A JP 1677497 A JP1677497 A JP 1677497A JP H10213712 A JPH10213712 A JP H10213712A
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- light
- guide sheet
- sheet
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- Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 高輝度であるが輝度むらが低レベルに抑えら
れた大型の発光面を有することが可能である超軽量なバ
ックライトユニット（液晶ディスプレイ装置）を実現す
る。 【解決手段】 導光手段と、導光手段の少なくとも１つ
の側面側に配置した光源ユニット７、とを含むバックラ
イトユニット１であって、導光手段は、下方の導光シー
ト１５と、上方の光制御導光シート２１と、導光シート
１５及び光制御導光シート２１によって挟まれる中空の
空洞導光部１３、とを含み、導光シート１５は、下面に
反射層を有し、光制御導光シート２１は、プリズムが鋸
歯状に規則正しく形成されて成るプリズムアレイ面を下
面に有し、プリズムの稜線が光源ユニット７と略平行で
ある。
れた大型の発光面を有することが可能である超軽量なバ
ックライトユニット（液晶ディスプレイ装置）を実現す
る。 【解決手段】 導光手段と、導光手段の少なくとも１つ
の側面側に配置した光源ユニット７、とを含むバックラ
イトユニット１であって、導光手段は、下方の導光シー
ト１５と、上方の光制御導光シート２１と、導光シート
１５及び光制御導光シート２１によって挟まれる中空の
空洞導光部１３、とを含み、導光シート１５は、下面に
反射層を有し、光制御導光シート２１は、プリズムが鋸
歯状に規則正しく形成されて成るプリズムアレイ面を下
面に有し、プリズムの稜線が光源ユニット７と略平行で
ある。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶ディスプレイ
装置（Liquid Crystal Display：ＬＣＤ）の裏面から平
面的な照明を与えることができる両側点灯方式及び片側
点灯方式のバックライトユニットに関する。特に、本発
明に係るバックライトユニットは、均一な高輝度が要求
される液晶カラーテレビやＯＡ用の液晶表示機器に好適
である。
装置（Liquid Crystal Display：ＬＣＤ）の裏面から平
面的な照明を与えることができる両側点灯方式及び片側
点灯方式のバックライトユニットに関する。特に、本発
明に係るバックライトユニットは、均一な高輝度が要求
される液晶カラーテレビやＯＡ用の液晶表示機器に好適
である。
【０００２】
【従来の技術】近時、薄型で低消費電力等の理由で液晶
ディスプレイ（装置）が注目され、ワープロや携帯型パ
ソコン、一部の小型テレビ等に幅広く採用され、更に大
型テレビや大型モニタ等の液晶化も検討されている。こ
のような液晶ディスプレイには、その性能を補完するた
めのバックライトユニットが不可欠であって、視認性や
再現性等の面からバックライトユニットの発光面は、可
能な限り均一且つ高輝度である必要がある。
ディスプレイ（装置）が注目され、ワープロや携帯型パ
ソコン、一部の小型テレビ等に幅広く採用され、更に大
型テレビや大型モニタ等の液晶化も検討されている。こ
のような液晶ディスプレイには、その性能を補完するた
めのバックライトユニットが不可欠であって、視認性や
再現性等の面からバックライトユニットの発光面は、可
能な限り均一且つ高輝度である必要がある。
【０００３】他面、液晶画面の大型化に伴いバックライ
トユニットも不可避的に大型化して、ディスプレイ全体
の重量が増加するが、商品の軽量化という普遍的な市場
ニーズのため、重量増を出来得る限り低く抑える必要が
ある。
トユニットも不可避的に大型化して、ディスプレイ全体
の重量が増加するが、商品の軽量化という普遍的な市場
ニーズのため、重量増を出来得る限り低く抑える必要が
ある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】液晶ディスプレイ全体
の重量軽減、特に抜本的な軽量化のために、バックライ
トユニットの重量の大半を占める導光板をなくすこと
は、一応考えられるが、導光板をなくし且つ均一で高輝
度な発光面を形成することは、従来とは異なる軽量化ア
プローチであって、未知の技術テーマである。
の重量軽減、特に抜本的な軽量化のために、バックライ
トユニットの重量の大半を占める導光板をなくすこと
は、一応考えられるが、導光板をなくし且つ均一で高輝
度な発光面を形成することは、従来とは異なる軽量化ア
プローチであって、未知の技術テーマである。
【０００５】そこで、本発明においては、高輝度である
が輝度むらが低レベルに抑えられた大型の発光面を有す
ることが可能である超軽量なバックライトユニットを実
現することをその課題とする。
が輝度むらが低レベルに抑えられた大型の発光面を有す
ることが可能である超軽量なバックライトユニットを実
現することをその課題とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、導光手段と、導光手段の少なくとも１つの
側面側に配置した光源ユニット、とを含むバックライト
ユニットであって、導光手段は、下方の導光シートと、
上方の光制御導光シートと、導光シート及び光制御導光
シートによって挟まれる中空の空洞導光部、とを含み、
導光シートは、下面に反射層を有し、光制御導光シート
は、プリズムが鋸歯状に規則正しく形成されて成るプリ
ズムアレイ面を下面に有し、プリズムの稜線が光源ユニ
ットと略平行であることを構成上の特徴とする。
に本発明は、導光手段と、導光手段の少なくとも１つの
側面側に配置した光源ユニット、とを含むバックライト
ユニットであって、導光手段は、下方の導光シートと、
上方の光制御導光シートと、導光シート及び光制御導光
シートによって挟まれる中空の空洞導光部、とを含み、
導光シートは、下面に反射層を有し、光制御導光シート
は、プリズムが鋸歯状に規則正しく形成されて成るプリ
ズムアレイ面を下面に有し、プリズムの稜線が光源ユニ
ットと略平行であることを構成上の特徴とする。
【０００７】好ましくは、前記導光手段の上方側に配設
した拡散板を含む。好ましくは、前記導光手段の下方側
に配設した反射板を含む。好ましくは、前記光制御導光
シートのプリズムは、非対称な鋸歯状に形成される。好
ましくは、前記導光手段の両側には、光源ユニットが相
互に略平行に配設され、前記光制御導光シートは、切妻
屋根を逆さにしたような全体形状を呈し、該切妻屋根の
直線状の峰部が光源ユニットと略平行である。
した拡散板を含む。好ましくは、前記導光手段の下方側
に配設した反射板を含む。好ましくは、前記光制御導光
シートのプリズムは、非対称な鋸歯状に形成される。好
ましくは、前記導光手段の両側には、光源ユニットが相
互に略平行に配設され、前記光制御導光シートは、切妻
屋根を逆さにしたような全体形状を呈し、該切妻屋根の
直線状の峰部が光源ユニットと略平行である。
【０００８】本発明においては、プリズムアレイ面を有
する光制御導光シートの作用により、光源ユニットから
の光が直接及び間接に表示側に効果的に導かれる。ま
た、発光面の輝度が高いまま輝度分布が著しく平均化・
均一化する。更に、中空の空洞導光部を設けるので、バ
ックライトユニット（液晶ディスプレイ装置）が相当軽
くなる。
する光制御導光シートの作用により、光源ユニットから
の光が直接及び間接に表示側に効果的に導かれる。ま
た、発光面の輝度が高いまま輝度分布が著しく平均化・
均一化する。更に、中空の空洞導光部を設けるので、バ
ックライトユニット（液晶ディスプレイ装置）が相当軽
くなる。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図１は、本発明の一実施態様の
（いわゆる）両側点灯方式のバックライトユニット１を
組み込んだ液晶ディスプレイ装置３の概略構成を示す
が、分かり易いように構成要素を適宜誇張して描いてあ
る。尚、本発明に従い、図示しないが、図１の中央の左
右対称線（図示せず）を境にした片側半分のみを有する
構成の（いわゆる）片側点灯方式のバックライトユニッ
トやそれを組み込む液晶ディスプレイ装置を想到するこ
ともできる。
を参照して説明する。図１は、本発明の一実施態様の
（いわゆる）両側点灯方式のバックライトユニット１を
組み込んだ液晶ディスプレイ装置３の概略構成を示す
が、分かり易いように構成要素を適宜誇張して描いてあ
る。尚、本発明に従い、図示しないが、図１の中央の左
右対称線（図示せず）を境にした片側半分のみを有する
構成の（いわゆる）片側点灯方式のバックライトユニッ
トやそれを組み込む液晶ディスプレイ装置を想到するこ
ともできる。
【００１０】図示液晶ディスプレイ装置３は、基本的に
上側の液晶表示部５とその下側のバックライトユニット
１とから構成される。液晶表示部５は、一般的に液晶層
を上下の偏光シートでサンドイッチ状態にしたような構
造から成るが、それ自体は、本発明と直接関係しないの
でこれ以上の説明は省略する。図示バックライトユニッ
ト１は、その両側において、相互に略平行に配置した
（同図の紙面に略垂直な方向に延びる）光源ユニット７
（７ａ、７ｂ）を含む。光源ユニット７（７ａ、７ｂ）
の各々は、蛍光灯管、具体的には冷陰極管や熱陰極管か
ら成る複数（図示実施態様では、各側２本ずつの熱陰極
管）の、例えば丸棒状のランプ９と、各ランプ９の背面
側を覆い且つ内表面に反射ミラー（層）の形成された、
例えば数字の『３』のような横断面を有したランプホル
ダ１１、とを含んで成る。尚、図示実施態様では、バッ
クライトユニット１の高さ寸法を考慮して各側にランプ
２本（上１本、下１本）を配置しているが、各側１本、
あるいは３本以上のランプを配置するように構成するこ
ともできる。
上側の液晶表示部５とその下側のバックライトユニット
１とから構成される。液晶表示部５は、一般的に液晶層
を上下の偏光シートでサンドイッチ状態にしたような構
造から成るが、それ自体は、本発明と直接関係しないの
でこれ以上の説明は省略する。図示バックライトユニッ
ト１は、その両側において、相互に略平行に配置した
（同図の紙面に略垂直な方向に延びる）光源ユニット７
（７ａ、７ｂ）を含む。光源ユニット７（７ａ、７ｂ）
の各々は、蛍光灯管、具体的には冷陰極管や熱陰極管か
ら成る複数（図示実施態様では、各側２本ずつの熱陰極
管）の、例えば丸棒状のランプ９と、各ランプ９の背面
側を覆い且つ内表面に反射ミラー（層）の形成された、
例えば数字の『３』のような横断面を有したランプホル
ダ１１、とを含んで成る。尚、図示実施態様では、バッ
クライトユニット１の高さ寸法を考慮して各側にランプ
２本（上１本、下１本）を配置しているが、各側１本、
あるいは３本以上のランプを配置するように構成するこ
ともできる。
【００１１】両光源ユニット７ａ、７ｂの間には、中央
が窪んだＶブロックのような横断面形状を有した中空の
空洞導光部１３が形成される。尚、この空洞導光部１３
と両光源ユニット７ａ、７ｂとの各間には、図示しない
が、例えばポリメタクリル酸メチル（ＰＭＭＡ）樹脂で
形成した薄い（例えば、２ｍｍの板厚）光制御板を設け
ることができる。これらの光制御板の対向する面側に
は、例えば、頂角が略９０度のプリズムの列（プリズム
アレイ）が、各プリズムの稜線が図１の紙面に略垂直な
方向（すなわち、光源ユニット（ランプ）と略平行）に
延びるように形成される。
が窪んだＶブロックのような横断面形状を有した中空の
空洞導光部１３が形成される。尚、この空洞導光部１３
と両光源ユニット７ａ、７ｂとの各間には、図示しない
が、例えばポリメタクリル酸メチル（ＰＭＭＡ）樹脂で
形成した薄い（例えば、２ｍｍの板厚）光制御板を設け
ることができる。これらの光制御板の対向する面側に
は、例えば、頂角が略９０度のプリズムの列（プリズム
アレイ）が、各プリズムの稜線が図１の紙面に略垂直な
方向（すなわち、光源ユニット（ランプ）と略平行）に
延びるように形成される。
【００１２】空洞導光部１３の下側を画成するのは、約
６ｍｍ程度の薄い導光シート１５である。この導光シー
ト１５の下面部には、詳細を図示しないが、シルク印刷
や機械加工等によって形成したドット状部や傾斜状部か
ら成る反射層が設けられる。更にこの導光シート１５の
下方には、ポリエチレンテレフタレート（ＰＥＴ）樹脂
で形成され、上面に銀やアルミニウム等の反射層（反射
率９６％（５５０ｎｍ））を有する反射シート１７が設
けられる。導光シート１５及び反射シート１７の両反射
層の作用により、導光シート１５を透過する光を液晶表
示部側（表示側）に方向転換させることができる。
６ｍｍ程度の薄い導光シート１５である。この導光シー
ト１５の下面部には、詳細を図示しないが、シルク印刷
や機械加工等によって形成したドット状部や傾斜状部か
ら成る反射層が設けられる。更にこの導光シート１５の
下方には、ポリエチレンテレフタレート（ＰＥＴ）樹脂
で形成され、上面に銀やアルミニウム等の反射層（反射
率９６％（５５０ｎｍ））を有する反射シート１７が設
けられる。導光シート１５及び反射シート１７の両反射
層の作用により、導光シート１５を透過する光を液晶表
示部側（表示側）に方向転換させることができる。
【００１３】空洞導光部１３の上側を画成するのは、切
妻屋根を逆さにしたようにつなぎ合わせた２つの約２ｍ
ｍ程度の薄い光制御導光シート２１（２１(1)、２１
(2)）である。光制御導光シート２１の各々の下面（プ
リズムアレイ面）には、頂角が略１３５度のプリズム２
１(1)ｐ、２１(2)ｐが非対称な鋸歯状に規則正しく形成
されている。プリズム２１(1)ｐ、２１(2)ｐの稜線は、
光源ユニット７（ランプ９）と略平行である。
妻屋根を逆さにしたようにつなぎ合わせた２つの約２ｍ
ｍ程度の薄い光制御導光シート２１（２１(1)、２１
(2)）である。光制御導光シート２１の各々の下面（プ
リズムアレイ面）には、頂角が略１３５度のプリズム２
１(1)ｐ、２１(2)ｐが非対称な鋸歯状に規則正しく形成
されている。プリズム２１(1)ｐ、２１(2)ｐの稜線は、
光源ユニット７（ランプ９）と略平行である。
【００１４】ここで、図１の右側の光制御導光シート２
１(1)の一部を取り出してそれを水平に描いた図２を参
照して、光制御導光シート２１の作用につき簡単に説明
する。光制御導光シート２１(1)のプリズムアレイ面
（下面）の不等辺三角形状のプリズム部分ＡＢＣに着目
し、傾斜の緩い傾斜面ＡＢに対して入射する入射角の異
なる、例えば３つの光線〜を考える。傾斜面ＡＢに
垂直に近い入射角（小）で入射する光線の場合、光制
御導光シートを通って平面ＤＦから上方（反対側）に抜
ける。光線よりも傾いた入射角（中）で入射する光線
の場合、平面ＤＦで全反射し、傾斜のきつい（傾斜面
ＡＣに平行な）傾斜面から下方（同じ側）に抜ける。光
線よりも更に傾いた入射角（大）で入射する光線の
場合、平面ＤＦで全反射し、傾斜の緩い（傾斜面ＡＢに
平行な）傾斜面で全反射し、最終的には、図示していな
いが、傾斜のきつい（傾斜面ＡＣに平行な）傾斜面から
下方（同じ側）に抜けるか、あるいは、平面ＤＦから上
方（反対側）に抜ける。このように、光制御導光シート
２１の作用により、入射光線を光制御導光シート２１の
上側（反対側）に出射でき、それ以外の光線を下側（同
じ側）に取り戻す（出射させる）ことができる。
１(1)の一部を取り出してそれを水平に描いた図２を参
照して、光制御導光シート２１の作用につき簡単に説明
する。光制御導光シート２１(1)のプリズムアレイ面
（下面）の不等辺三角形状のプリズム部分ＡＢＣに着目
し、傾斜の緩い傾斜面ＡＢに対して入射する入射角の異
なる、例えば３つの光線〜を考える。傾斜面ＡＢに
垂直に近い入射角（小）で入射する光線の場合、光制
御導光シートを通って平面ＤＦから上方（反対側）に抜
ける。光線よりも傾いた入射角（中）で入射する光線
の場合、平面ＤＦで全反射し、傾斜のきつい（傾斜面
ＡＣに平行な）傾斜面から下方（同じ側）に抜ける。光
線よりも更に傾いた入射角（大）で入射する光線の
場合、平面ＤＦで全反射し、傾斜の緩い（傾斜面ＡＢに
平行な）傾斜面で全反射し、最終的には、図示していな
いが、傾斜のきつい（傾斜面ＡＣに平行な）傾斜面から
下方（同じ側）に抜けるか、あるいは、平面ＤＦから上
方（反対側）に抜ける。このように、光制御導光シート
２１の作用により、入射光線を光制御導光シート２１の
上側（反対側）に出射でき、それ以外の光線を下側（同
じ側）に取り戻す（出射させる）ことができる。
【００１５】さて、図１を参照すると、光制御導光シー
ト２１の上側には、例えばレンズシート２５、拡散板２
７がこの順序で配置（例えば、積層形成）される。レン
ズシート２５は、フィルム形状を有し、その上面には、
対称的なプリズムから成るプリズムアレイが形成され
る。拡散板２７は、表面が凹凸に加工されるかあるいは
光拡散材を混入した樹脂（例えば、ポリエチレンテレフ
タレート樹脂）の板材（例えば、６ｍｍ以下）から成
る。尚、レンズシート２５及び拡散板２７の順序は、液
晶表示部３側の視覚特性等によって決定することができ
るものであって、上記とは逆の配置にすることもできる
し、別の光学部材（例えば、透明板）を更に介装するこ
ともできる。
ト２１の上側には、例えばレンズシート２５、拡散板２
７がこの順序で配置（例えば、積層形成）される。レン
ズシート２５は、フィルム形状を有し、その上面には、
対称的なプリズムから成るプリズムアレイが形成され
る。拡散板２７は、表面が凹凸に加工されるかあるいは
光拡散材を混入した樹脂（例えば、ポリエチレンテレフ
タレート樹脂）の板材（例えば、６ｍｍ以下）から成
る。尚、レンズシート２５及び拡散板２７の順序は、液
晶表示部３側の視覚特性等によって決定することができ
るものであって、上記とは逆の配置にすることもできる
し、別の光学部材（例えば、透明板）を更に介装するこ
ともできる。
【００１６】以上の構成を有する本実施態様の両側点灯
方式のバックライトユニット１（液晶ディスプレイ装置
３）においては、光源ユニット７から出射されて空洞導
光部１３に進入する光は、上記光制御導光シート２１の
作用のために、それより上方か下方に二者択一的に確実
に振り分けられる。そして、下方に振り分けられる（内
部に取り戻される）光は、光源ユニット７からの光と共
に、下方側の導光シート１５に入射した後、反射し、
（再度）光制御導光シート２１に入射することになる。
すなわち、光源ユニット７からの光を非常に効率的に無
駄なく表示側（発光（拡散）面側）に導くことができ
る。
方式のバックライトユニット１（液晶ディスプレイ装置
３）においては、光源ユニット７から出射されて空洞導
光部１３に進入する光は、上記光制御導光シート２１の
作用のために、それより上方か下方に二者択一的に確実
に振り分けられる。そして、下方に振り分けられる（内
部に取り戻される）光は、光源ユニット７からの光と共
に、下方側の導光シート１５に入射した後、反射し、
（再度）光制御導光シート２１に入射することになる。
すなわち、光源ユニット７からの光を非常に効率的に無
駄なく表示側（発光（拡散）面側）に導くことができ
る。
【００１７】また、このような光の進行中に、光制御導
光シート２１（プリズムアレイ）の作用により、発光
（拡散）面における輝度を高く維持しながら同時に輝度
分布を著しく均一化することができる。すなわち、発光
面において光源に近い両側部分が明るく、中央部分が暗
くなり、その差が大きいのが一般的であるが、本実施態
様の構成によれば、明るさ（輝度分布）に関してこの両
側部分も中央部分もほぼ同じにすることができる。
光シート２１（プリズムアレイ）の作用により、発光
（拡散）面における輝度を高く維持しながら同時に輝度
分布を著しく均一化することができる。すなわち、発光
面において光源に近い両側部分が明るく、中央部分が暗
くなり、その差が大きいのが一般的であるが、本実施態
様の構成によれば、明るさ（輝度分布）に関してこの両
側部分も中央部分もほぼ同じにすることができる。
【００１８】更に、空洞導光部を設けたこと等により、
大幅な軽量化が可能になり、また、バックライトユニッ
ト単体の高さ寸法（厚さ）が約３５ｍｍであるというよ
うに、非常にコンパクトなものとすることができる。す
なわち、従来のアクリル樹脂から成る導光板を用いた構
造で、ＣＲＴ並みの表面輝度を確保しようとすると、例
えば４２インチ型の大型パネルの場合、導光板単体で１
０ｋｇ程度の重さになることが必至であるが、本実施態
様に従えば、そのような荷重が全くなくなるので、大幅
な軽量化が可能となる。
大幅な軽量化が可能になり、また、バックライトユニッ
ト単体の高さ寸法（厚さ）が約３５ｍｍであるというよ
うに、非常にコンパクトなものとすることができる。す
なわち、従来のアクリル樹脂から成る導光板を用いた構
造で、ＣＲＴ並みの表面輝度を確保しようとすると、例
えば４２インチ型の大型パネルの場合、導光板単体で１
０ｋｇ程度の重さになることが必至であるが、本実施態
様に従えば、そのような荷重が全くなくなるので、大幅
な軽量化が可能となる。
【００１９】斯かる本実施態様の優れた効果を実際に検
証するために、図３に示したように、上記特徴を組み込
んだ４２インチ型バックライトユニットの発光面におけ
る、Ｙ方向６箇所（Ｙ０１〜Ｙ０６）、Ｘ方向３箇所
（Ｘ０１〜Ｘ０３）、従って合計１８箇所の測定点にお
ける輝度分布状態、色度等を測定した。その実験結果を
図４〜図７に示す。これらから、本願実施態様装置にお
いては、発光面中央の輝度を高く維持でき且つ全体的に
輝度が平均化・均一化されていることが理解されよう。
証するために、図３に示したように、上記特徴を組み込
んだ４２インチ型バックライトユニットの発光面におけ
る、Ｙ方向６箇所（Ｙ０１〜Ｙ０６）、Ｘ方向３箇所
（Ｘ０１〜Ｘ０３）、従って合計１８箇所の測定点にお
ける輝度分布状態、色度等を測定した。その実験結果を
図４〜図７に示す。これらから、本願実施態様装置にお
いては、発光面中央の輝度を高く維持でき且つ全体的に
輝度が平均化・均一化されていることが理解されよう。
【００２０】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、発
光面が高輝度であり且つ全体的に輝度むらが低レベルに
抑えられた超軽量な、大型発光面を有することも可能な
バックライトユニットを実現することができる。
光面が高輝度であり且つ全体的に輝度むらが低レベルに
抑えられた超軽量な、大型発光面を有することも可能な
バックライトユニットを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施態様の両側点灯方式のバックラ
イトユニットを組み込んだ液晶ディスプレイ装置の概略
構成を示す図である。
イトユニットを組み込んだ液晶ディスプレイ装置の概略
構成を示す図である。
【図２】図１の光制御導光シートの要部を拡大して水平
に描いた図である。
に描いた図である。
【図３】発光面における測定点の位置関係等を示す図で
ある。
ある。
【図４】測定結果の概要を示す図である。
【図５】輝度の測定結果を示す図である。
【図６】輝度ムラの状態を示す図である。
【図７】色度の測定結果を示す図である。
１…バックライトユニット ３…液晶ディスプレイ装置 ５…液晶表示部 ７、７ａ、７ｂ…光源ユニット ９…ランプ １１…ランプホルダ １３…空洞導光部 １５…導光シート １７…反射シート ２１、２１(1)、２１(2)…光制御導光シート ２１ｐ、２１(1)ｐ、２１(2)ｐ…プリズム ２５…レンズシート ２７…拡散板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 遊座 裕朝 神奈川県横浜市都築区川和町654番地 富 士通化成株式会社内
Claims (5)
- 【請求項１】 導光手段と、導光手段の少なくとも１つ
の側面側に配置した光源ユニット、とを含むバックライ
トユニットであって、 導光手段は、下方の導光シートと、上方の光制御導光シ
ートと、導光シート及び光制御導光シートによって挟ま
れる中空の空洞導光部、とを含み、 導光シートは、下面に反射層を有し、 光制御導光シートは、プリズムが鋸歯状に規則正しく形
成されて成るプリズムアレイ面を下面に有し、プリズム
の稜線が光源ユニットと略平行であることを特徴とする
バックライトユニット。 - 【請求項２】 更に、前記導光手段の上方側に配設した
拡散板を含むことを特徴とする請求項１記載のバックラ
イトユニット。 - 【請求項３】 更に、前記導光手段の下方側に配設した
反射板を含むことを特徴とする請求項１又は２記載のバ
ックライトユニット。 - 【請求項４】 前記光制御導光シートのプリズムは、非
対称な鋸歯状に形成されることを特徴とする請求項１〜
３のいずれか１項記載のバックライトユニット。 - 【請求項５】 前記導光手段の両側には、光源ユニット
が相互に略平行に配設され、 前記光制御導光シートは、切妻屋根を逆さにしたような
全体形状を呈し、該切妻屋根の直線状の峰部が光源ユニ
ットと略平行であることを特徴とする請求項１〜４のい
ずれか１項記載のバックライトユニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1677497A JPH10213712A (ja) | 1997-01-30 | 1997-01-30 | バックライトユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1677497A JPH10213712A (ja) | 1997-01-30 | 1997-01-30 | バックライトユニット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10213712A true JPH10213712A (ja) | 1998-08-11 |
Family
ID=11925560
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1677497A Pending JPH10213712A (ja) | 1997-01-30 | 1997-01-30 | バックライトユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10213712A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009506503A (ja) * | 2005-08-27 | 2009-02-12 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 凹面トランスフレクターを備えた光リサイクリングキャビティーを有する端部照明バックライト |
| WO2010022539A1 (zh) * | 2008-08-26 | 2010-03-04 | Pan Dingguo | 等截面三角形定向棱镜圆形反光板及由其制成的圆板灯 |
| JP2010528429A (ja) * | 2007-05-20 | 2010-08-19 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 光再利用タイプの薄型中空空洞バックライトの設計パラメータ |
| JP2010225447A (ja) * | 2009-03-24 | 2010-10-07 | Victor Co Of Japan Ltd | 照明装置及び液晶表示装置 |
-
1997
- 1997-01-30 JP JP1677497A patent/JPH10213712A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009506503A (ja) * | 2005-08-27 | 2009-02-12 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 凹面トランスフレクターを備えた光リサイクリングキャビティーを有する端部照明バックライト |
| KR101323922B1 (ko) * | 2005-08-27 | 2013-10-31 | 쓰리엠 이노베이티브 프로퍼티즈 컴파니 | 오목한 반투과기를 갖는 광 재순환 캐비티를 구비한 에지형백라이트 |
| JP2010528429A (ja) * | 2007-05-20 | 2010-08-19 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 光再利用タイプの薄型中空空洞バックライトの設計パラメータ |
| US8926159B2 (en) | 2007-05-20 | 2015-01-06 | 3M Innovative Properties Company | Thin hollow backlights with beneficial design characteristics |
| WO2010022539A1 (zh) * | 2008-08-26 | 2010-03-04 | Pan Dingguo | 等截面三角形定向棱镜圆形反光板及由其制成的圆板灯 |
| US8616736B2 (en) | 2008-08-26 | 2013-12-31 | Dingguo Pan | Circular light-reflecting plate with triangular oriented prisms having identical cross section and circular plate lamp made therefrom |
| JP2010225447A (ja) * | 2009-03-24 | 2010-10-07 | Victor Co Of Japan Ltd | 照明装置及び液晶表示装置 |
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