JPH10213284A - 分岐ヘッダーおよびその製造方法 - Google Patents
分岐ヘッダーおよびその製造方法Info
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- JPH10213284A JPH10213284A JP9016084A JP1608497A JPH10213284A JP H10213284 A JPH10213284 A JP H10213284A JP 9016084 A JP9016084 A JP 9016084A JP 1608497 A JP1608497 A JP 1608497A JP H10213284 A JPH10213284 A JP H10213284A
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- JP
- Japan
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- lid
- refrigerant
- tubular body
- flat plate
- pipes
- Prior art date
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F9/00—Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
- F28F9/02—Header boxes; End plates
- F28F9/0219—Arrangements for sealing end plates into casing or header box; Header box sub-elements
- F28F9/0224—Header boxes formed by sealing end plates into covers
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
- Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】冷媒が不均等に分配されたり冷媒の圧力損失が
拡大するとルームエアコンの基本性能が低下する。ま
た、冷媒出入用のパイプを接合して組み立てると、面接
合部から冷媒が漏出する恐れがあり、これを防ぐために
は組立コストが高くなる。 【解決手段】所定厚みを有する金属平板1に絞り加工を
施して、冷媒出入用の管状の流路11および内壁に段差
13が形成された液溜部12を有する筒状体10を成形
し、一方で、所定厚みを有する金属平板2に機械加工等
によって冷媒が出入りするための通孔21を有する蓋2
0を成形し、蓋20を筒状体10の液溜部12に設けら
れた段差13に位置決めし、パイプ30を蓋20の通孔
21に嵌合して組み立て、筒状体10と蓋20および蓋
20の通孔21とパイプ30とをリングろうあるいは粉
末ろう等の接合ろう材40によって接合する。
拡大するとルームエアコンの基本性能が低下する。ま
た、冷媒出入用のパイプを接合して組み立てると、面接
合部から冷媒が漏出する恐れがあり、これを防ぐために
は組立コストが高くなる。 【解決手段】所定厚みを有する金属平板1に絞り加工を
施して、冷媒出入用の管状の流路11および内壁に段差
13が形成された液溜部12を有する筒状体10を成形
し、一方で、所定厚みを有する金属平板2に機械加工等
によって冷媒が出入りするための通孔21を有する蓋2
0を成形し、蓋20を筒状体10の液溜部12に設けら
れた段差13に位置決めし、パイプ30を蓋20の通孔
21に嵌合して組み立て、筒状体10と蓋20および蓋
20の通孔21とパイプ30とをリングろうあるいは粉
末ろう等の接合ろう材40によって接合する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、分岐ヘッダーおよ
びその製造方法に関し、特に、ルームエアコンなどに使
用する熱交換器の冷媒配管システムにおける冷媒合分流
用の分岐ヘッダーおよびその製造方法に関するものであ
る。
びその製造方法に関し、特に、ルームエアコンなどに使
用する熱交換器の冷媒配管システムにおける冷媒合分流
用の分岐ヘッダーおよびその製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のルームエアコン用の熱交換器の冷
媒配管は、3次元形状に曲げ加工した銅パイプをろう付
けにより連結して構成されている。また、従来の分岐パ
イプを用いた熱交換器は、分岐パイプで冷媒を分流する
ようにしており、その分岐パイプの構造は拡管したパイ
プに分岐数に応じた複数のパイプを挿入する構造になっ
ている。
媒配管は、3次元形状に曲げ加工した銅パイプをろう付
けにより連結して構成されている。また、従来の分岐パ
イプを用いた熱交換器は、分岐パイプで冷媒を分流する
ようにしており、その分岐パイプの構造は拡管したパイ
プに分岐数に応じた複数のパイプを挿入する構造になっ
ている。
【0003】しかしながら、従来の冷媒配管によると、
冷媒配管に用いられる銅パイプは複雑な3次元形状に曲
げ加工されているため、製品の小型化、部品加工あるい
は加工工数を低減させるための阻害要因となっている。
また、従来の冷媒を分流する分岐パイプによると、拡管
したパイプに分岐数に応じた複数のパイプを挿入する構
造となるため、分岐部の形状精度を高めて冷媒を均等に
分岐する形状にするには限界があり、そのため、ルーム
エアコンの消費電力と発生する熱量の比(COP)が小
さく、ルームエアコンの基本性能を更に高めていく際の
阻害要因の一つとなっている。
冷媒配管に用いられる銅パイプは複雑な3次元形状に曲
げ加工されているため、製品の小型化、部品加工あるい
は加工工数を低減させるための阻害要因となっている。
また、従来の冷媒を分流する分岐パイプによると、拡管
したパイプに分岐数に応じた複数のパイプを挿入する構
造となるため、分岐部の形状精度を高めて冷媒を均等に
分岐する形状にするには限界があり、そのため、ルーム
エアコンの消費電力と発生する熱量の比(COP)が小
さく、ルームエアコンの基本性能を更に高めていく際の
阻害要因の一つとなっている。
【0004】そこで、近年、形状精度の高い分岐パイプ
の実現により、ルームエアコンのCOPの向上させ、ま
た、冷媒配管の小型化、更に、加工・組立工程の自動化
によるコストダウンを実現するロールボンド法とプレス
法による冷媒配管の製造法が提案されている。ロールボ
ンド法は、ロールによって冷媒配管のパターンに応じた
部分を非接合部として2枚の平板を接合してパネルと
し、非接合部を外側に膨出させて冷媒流路とするもので
あり、また、プレス法は、プレスによって凹凸成形で冷
媒流路および分岐部を形成した複数の平板を重ね合わせ
て接合するものである。
の実現により、ルームエアコンのCOPの向上させ、ま
た、冷媒配管の小型化、更に、加工・組立工程の自動化
によるコストダウンを実現するロールボンド法とプレス
法による冷媒配管の製造法が提案されている。ロールボ
ンド法は、ロールによって冷媒配管のパターンに応じた
部分を非接合部として2枚の平板を接合してパネルと
し、非接合部を外側に膨出させて冷媒流路とするもので
あり、また、プレス法は、プレスによって凹凸成形で冷
媒流路および分岐部を形成した複数の平板を重ね合わせ
て接合するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
分流器の製造法によれば、 (1)ロールボンド法では、パネル内の冷媒流路は膨出
により形成されるため、冷媒流路の断面寸法精度が悪
く、冷媒が均等に分配されないという問題がある。ま
た、冷媒流路の断面形状が真円ではなく、長手方向にお
ける断面の変化などが避けられないため、冷媒の圧力損
失が大きく、ルームエアコンの基本性能の低下は避けら
れない。 (2)一方、プレス法では、凹凸成形を施した平板を接
合して冷媒流路を形成するので、冷媒流路の断面の寸法
精度を確保することが難しく、冷媒の出入用の複数のパ
イプを接合して組み立てるとき、面接合部から冷媒が漏
出する恐れがあり、これを防ぐためには、組立コストが
高くなるという問題がある。
分流器の製造法によれば、 (1)ロールボンド法では、パネル内の冷媒流路は膨出
により形成されるため、冷媒流路の断面寸法精度が悪
く、冷媒が均等に分配されないという問題がある。ま
た、冷媒流路の断面形状が真円ではなく、長手方向にお
ける断面の変化などが避けられないため、冷媒の圧力損
失が大きく、ルームエアコンの基本性能の低下は避けら
れない。 (2)一方、プレス法では、凹凸成形を施した平板を接
合して冷媒流路を形成するので、冷媒流路の断面の寸法
精度を確保することが難しく、冷媒の出入用の複数のパ
イプを接合して組み立てるとき、面接合部から冷媒が漏
出する恐れがあり、これを防ぐためには、組立コストが
高くなるという問題がある。
【0006】
【発明の目的】従って、本発明の目的は、組立コストを
抑えながら、ルームエアコンの基本性能を向上させるこ
とができる分岐ヘッダーおよびその製造方法を提供する
ことにある。
抑えながら、ルームエアコンの基本性能を向上させるこ
とができる分岐ヘッダーおよびその製造方法を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、冷媒の出入りのための管状の流路および
前記冷媒を一時的に溜める筒状の液溜部を有する筒状体
と、前記液溜部の上面を覆い複数の通孔を有する蓋とを
接合したことを特徴とする分岐ヘッダーを提供するもの
である。
成するために、冷媒の出入りのための管状の流路および
前記冷媒を一時的に溜める筒状の液溜部を有する筒状体
と、前記液溜部の上面を覆い複数の通孔を有する蓋とを
接合したことを特徴とする分岐ヘッダーを提供するもの
である。
【0008】また、本発明は、上記目的を達成するため
に、所定の厚みを有する第1の平板を準備し、前記第1
の平板を加工して冷媒出入り用の通孔と前記冷媒を一時
的に溜めるための液溜部を有する筒状体を成形し、所定
の厚みを有する第2の平板を準備し、前記第2の平板を
加工して前記冷媒の分岐流路となる複数の通孔を有する
蓋を成形し、前記筒状体と前記蓋の間に所定寸法の冷媒
溜用空間を形成するように前記筒状体と前記蓋を一体に
し、前記蓋の前記複数の通孔に複数のパイプを嵌合し、
前記筒状体と前記蓋および前記蓋と前記複数パイプを、
粉末ろうあるいはリングろう等の接合ろう材によってろ
う付けすることを特徴とする分岐ヘッダーの製造方法を
提供するものである。
に、所定の厚みを有する第1の平板を準備し、前記第1
の平板を加工して冷媒出入り用の通孔と前記冷媒を一時
的に溜めるための液溜部を有する筒状体を成形し、所定
の厚みを有する第2の平板を準備し、前記第2の平板を
加工して前記冷媒の分岐流路となる複数の通孔を有する
蓋を成形し、前記筒状体と前記蓋の間に所定寸法の冷媒
溜用空間を形成するように前記筒状体と前記蓋を一体に
し、前記蓋の前記複数の通孔に複数のパイプを嵌合し、
前記筒状体と前記蓋および前記蓋と前記複数パイプを、
粉末ろうあるいはリングろう等の接合ろう材によってろ
う付けすることを特徴とする分岐ヘッダーの製造方法を
提供するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照しながら詳細に説明する。
図面を参照しながら詳細に説明する。
【0010】図1(a)は、本発明の第1の実施の形態
に係る分岐ヘッダーの構造を示す。この分岐ヘッダー
は、冷媒が出入りするための管状の流路11および出入
りする冷媒を一時的に溜めるための液溜部12を有する
筒状体10と、冷媒を分配するための4個の通孔21を
有し筒状体10と一体にされる蓋20と、蓋20の通孔
21の外径に等しい内径を有し通孔21に嵌合される4
本のパイプ30とから構成される。
に係る分岐ヘッダーの構造を示す。この分岐ヘッダー
は、冷媒が出入りするための管状の流路11および出入
りする冷媒を一時的に溜めるための液溜部12を有する
筒状体10と、冷媒を分配するための4個の通孔21を
有し筒状体10と一体にされる蓋20と、蓋20の通孔
21の外径に等しい内径を有し通孔21に嵌合される4
本のパイプ30とから構成される。
【0011】以上の構成において、筒状体10の液溜部
12には、蓋20の位置を決めるための段差13が設け
られており、蓋3がこの段差13に位置決めされる。筒
状体10と蓋20および蓋20の通孔21とパイプ30
とは、リングろうあるいは粉末ろう等の接合ろう材40
によって接合されている。
12には、蓋20の位置を決めるための段差13が設け
られており、蓋3がこの段差13に位置決めされる。筒
状体10と蓋20および蓋20の通孔21とパイプ30
とは、リングろうあるいは粉末ろう等の接合ろう材40
によって接合されている。
【0012】図1(b)は、図1(a)の分岐ヘッダー
の底面図を示し、筒状体10の中心に管条の流路11が
位置している。図1(c)は、図1(a)の分岐ヘッダ
ーの上面を示し、蓋20上の正方形の頂点の位置におい
て通孔21にパイプ30がろう付けされている。
の底面図を示し、筒状体10の中心に管条の流路11が
位置している。図1(c)は、図1(a)の分岐ヘッダ
ーの上面を示し、蓋20上の正方形の頂点の位置におい
て通孔21にパイプ30がろう付けされている。
【0013】以上の構成を有する本発明の分岐ヘッダー
の製造方法を、図2(a),(b)および(c)を参照
しながら説明する。まず、予め圧延などにより作製した
所定厚みを有する金属平板1を準備し、この金属平板1
に絞り加工を施して、冷媒の出入りのための管状の流路
11および内壁に段差13が形成された液溜部12を有
する筒状体10を成形する(図2(a))。
の製造方法を、図2(a),(b)および(c)を参照
しながら説明する。まず、予め圧延などにより作製した
所定厚みを有する金属平板1を準備し、この金属平板1
に絞り加工を施して、冷媒の出入りのための管状の流路
11および内壁に段差13が形成された液溜部12を有
する筒状体10を成形する(図2(a))。
【0014】一方、金属平板1と同様に、予め圧延など
により作製した所定厚みを有する金属平板2を準備し、
金属平板2に機械加工あるいは塑性加工によって冷媒が
出入りするための4個の通孔21を有する蓋20を成形
する(図2(b))。
により作製した所定厚みを有する金属平板2を準備し、
金属平板2に機械加工あるいは塑性加工によって冷媒が
出入りするための4個の通孔21を有する蓋20を成形
する(図2(b))。
【0015】次に、蓋20を筒状体10の液溜部12に
設けられた段差13に位置決めする。そして、所定寸法
を有する4本のパイプ30を準備し(図2(c))、蓋
20の4個の通孔21に嵌合して組み立てる。最後に、
図1(a)に示すように、筒状体10と蓋20および蓋
20の通孔21とパイプ30とを、リングろうあるいは
粉末ろう等の接合ろう材40によって接合する。以上に
より、第1の実施の形態に係る分岐ヘッダーが完成す
る。
設けられた段差13に位置決めする。そして、所定寸法
を有する4本のパイプ30を準備し(図2(c))、蓋
20の4個の通孔21に嵌合して組み立てる。最後に、
図1(a)に示すように、筒状体10と蓋20および蓋
20の通孔21とパイプ30とを、リングろうあるいは
粉末ろう等の接合ろう材40によって接合する。以上に
より、第1の実施の形態に係る分岐ヘッダーが完成す
る。
【0016】図3は、本発明の第2の実施の形態に係る
分岐ヘッダーの構造を示す。図1と同一の引用数字は同
一の内容を表すため重複する説明は省略するが、図1に
示した分岐ヘッダーと異なり、この分岐ヘッダーは、冷
媒を一時的に溜めるための液溜部12に加えて液溜部2
2を蓋20にも形成した点および筒状体10に段差13
が設けられていない点に特徴がある。
分岐ヘッダーの構造を示す。図1と同一の引用数字は同
一の内容を表すため重複する説明は省略するが、図1に
示した分岐ヘッダーと異なり、この分岐ヘッダーは、冷
媒を一時的に溜めるための液溜部12に加えて液溜部2
2を蓋20にも形成した点および筒状体10に段差13
が設けられていない点に特徴がある。
【0017】以上の構成において、蓋20の外径は筒状
体10の内径に等しく成形されている。この蓋20を筒
状体10に組み込むと、蓋20は筒状体10に嵌合し蓋
20の先端部が筒状体10の湾曲部に当接して筒状体1
0と蓋20の間に空間が形成され、この空間と蓋20の
液溜部22とにより図1の液溜部12より大なる冷媒溜
空間が形成される。
体10の内径に等しく成形されている。この蓋20を筒
状体10に組み込むと、蓋20は筒状体10に嵌合し蓋
20の先端部が筒状体10の湾曲部に当接して筒状体1
0と蓋20の間に空間が形成され、この空間と蓋20の
液溜部22とにより図1の液溜部12より大なる冷媒溜
空間が形成される。
【0018】なお、以上の実施の形態においては、筒状
体を絞り加工によって成形するようにしているが、筒状
体の成形方法はこれに限定されるものではない。また、
実施の形態の説明および図面において、説明を容易にす
るために、蓋に設けられた通孔を4個、それに嵌合され
るパイプの数を4本として説明したが、言うまでもなく
これに制限されるものではない。更に、接合ろう材の種
類および接合処理の雰囲気に関しても制限されるもので
はない。
体を絞り加工によって成形するようにしているが、筒状
体の成形方法はこれに限定されるものではない。また、
実施の形態の説明および図面において、説明を容易にす
るために、蓋に設けられた通孔を4個、それに嵌合され
るパイプの数を4本として説明したが、言うまでもなく
これに制限されるものではない。更に、接合ろう材の種
類および接合処理の雰囲気に関しても制限されるもので
はない。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の分岐ヘッダ
ーおよびその製造方法によれば、所定厚の第1の平板を
加工して冷媒出入り用の通孔と冷媒を一時的に溜めるた
めの液溜部を有する筒状体を成形し、所定厚の第2の平
板を加工して冷媒の分岐流路となる複数の通孔を有する
蓋を成形し、この筒状体と蓋の間に所定寸法の冷媒溜用
空間を形成するように筒状体と蓋を一体にし、蓋の複数
の通孔に複数のパイプを嵌合し、筒状体と蓋および蓋と
複数パイプを粉末ろうあるいはリングろう等の接合ろう
材によってろう付けするようにしたので、組立コストを
抑えることができ、また、冷媒の圧力損失が小さくな
り、冷媒も均等に分配されるためルームエアコンの基本
性能を向上させることができる。
ーおよびその製造方法によれば、所定厚の第1の平板を
加工して冷媒出入り用の通孔と冷媒を一時的に溜めるた
めの液溜部を有する筒状体を成形し、所定厚の第2の平
板を加工して冷媒の分岐流路となる複数の通孔を有する
蓋を成形し、この筒状体と蓋の間に所定寸法の冷媒溜用
空間を形成するように筒状体と蓋を一体にし、蓋の複数
の通孔に複数のパイプを嵌合し、筒状体と蓋および蓋と
複数パイプを粉末ろうあるいはリングろう等の接合ろう
材によってろう付けするようにしたので、組立コストを
抑えることができ、また、冷媒の圧力損失が小さくな
り、冷媒も均等に分配されるためルームエアコンの基本
性能を向上させることができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態を示し、(a)は断
面図,(b)は底面図,(c)は上面図である。
面図,(b)は底面図,(c)は上面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る分岐ヘッダー
およびその製造方法を示す図である。
およびその製造方法を示す図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態を示す図である。
1 金属平板 2 金属平板 10 筒状体 11 流路 12 液溜部 13 段差 20 蓋 21 通孔 22 液溜部 30 パイプ 40 接合ろう材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阿部 元 茨城県土浦市木田余町3550番地 日立電線 株式会社システムマテリアル研究所内
Claims (2)
- 【請求項1】冷媒の出入りのための管状の流路および前
記冷媒を一時的に溜める筒状の液溜部を有する筒状体
と、前記液溜部の上面を覆い複数の通孔を有する蓋とを
接合したことを特徴とする分岐ヘッダー。 - 【請求項2】所定の厚みを有する第1の平板を準備し、 前記第1の平板を加工して冷媒出入り用の通孔と前記冷
媒を一時的に溜めるための液溜部を有する筒状体を成形
し、 所定の厚みを有する第2の平板を準備し、 前記第2の平板を加工して前記冷媒の分岐流路となる複
数の通孔を有する蓋を成形し、 前記筒状体と前記蓋の間に所定寸法の冷媒溜用空間を形
成するように前記筒状体と前記蓋を一体にし、 前記蓋の前記複数の通孔に複数のパイプを嵌合し、 前記筒状体と前記蓋および前記蓋と前記複数パイプを、
粉末ろうあるいはリングろう等の接合ろう材によってろ
う付けすることを特徴とする分岐ヘッダーの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9016084A JPH10213284A (ja) | 1997-01-30 | 1997-01-30 | 分岐ヘッダーおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9016084A JPH10213284A (ja) | 1997-01-30 | 1997-01-30 | 分岐ヘッダーおよびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10213284A true JPH10213284A (ja) | 1998-08-11 |
Family
ID=11906686
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9016084A Pending JPH10213284A (ja) | 1997-01-30 | 1997-01-30 | 分岐ヘッダーおよびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10213284A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001272185A (ja) * | 2000-03-27 | 2001-10-05 | Calsonic Kansei Corp | Egrガス冷却装置およびその製造方法 |
JP2009068805A (ja) * | 2007-09-14 | 2009-04-02 | T Rad Co Ltd | 熱交換器の製造方法 |
WO2022227742A1 (zh) * | 2021-04-30 | 2022-11-03 | 浙江盾安人工环境股份有限公司 | 分流器及具有其的制冷系统 |
-
1997
- 1997-01-30 JP JP9016084A patent/JPH10213284A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001272185A (ja) * | 2000-03-27 | 2001-10-05 | Calsonic Kansei Corp | Egrガス冷却装置およびその製造方法 |
JP2009068805A (ja) * | 2007-09-14 | 2009-04-02 | T Rad Co Ltd | 熱交換器の製造方法 |
WO2022227742A1 (zh) * | 2021-04-30 | 2022-11-03 | 浙江盾安人工环境股份有限公司 | 分流器及具有其的制冷系统 |
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