JPH10212075A - キャリアテープ用リール - Google Patents

キャリアテープ用リール

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Publication number
JPH10212075A
JPH10212075A JP2850597A JP2850597A JPH10212075A JP H10212075 A JPH10212075 A JP H10212075A JP 2850597 A JP2850597 A JP 2850597A JP 2850597 A JP2850597 A JP 2850597A JP H10212075 A JPH10212075 A JP H10212075A
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JP
Japan
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plate
core
reel
claw
partition plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP2850597A
Other languages
English (en)
Inventor
Takehiko Uchida
健彦 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippo Co Ltd
Original Assignee
Nippo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippo Co Ltd filed Critical Nippo Co Ltd
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Publication of JPH10212075A publication Critical patent/JPH10212075A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/10Handled articles or webs
    • B65H2701/19Specific article or web
    • B65H2701/1942Web supporting regularly spaced non-adhesive articles

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  • Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来構造に係る組立て式リールは、ガイド板外
面に爪桿やフックなどの結着部材の僅かな突出も許され
ないという構造的制約を受ける関係上、リールの組立て
は兎も角として、該リールの分解には必ず特殊な治具が
必要となり、特にセットメーカー等でキャリアテープを
使用した後のリユースの為に返送するリールの分解に夥
しい手間を要するという課題が見られ、これがこの種リ
ールのリユース面での障害となっていたのである。 【解決手段】一定幅の巻芯の周面に複数のテープ挿入用
のスリットを有する筒状の巻芯部の中央に隔板を設け、
該隔板の中心部に全長が巻芯幅よりも短い軸孔ボス部を
貫設し、隔板の一面における一つの直径上に対向して爪
板を立設し、又、隔板の他面には上記対向する爪板方向
と直交する直径上に対向して同形の爪板を立設する一
方、巻芯部に内嵌可能な凹部を備え、該凹部の中心に上
記巻芯部の軸孔ボス部の小径部が嵌入可能な芯孔と、該
芯孔の互いに直交する直径の延長上に貫設された係止孔
に、上記各対の爪板の係止爪を弾嵌可能にしたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主としてIC.
LSIなどの電子部品の搬送並びに取り出しに使用され
るキャリアテープ用のリールに関する。
【0002】
【従来の技術】キャリアテープ用のリールとしては、紙
製、プラスチック製など種々の構造のものが広く使用さ
れているが、一般的にはテープを巻き取る巻芯部(「コ
アー」又は「ハブ」とも云う)を中心に備え、その両側
にガイド板(「フランジ」とも呼ばれる)を同心的に固
定してなるものであったが、両側のガイド板の外面には
僅かな突出部も許されない、とするのが要件とされてい
る。
【0003】一方、電子部品によっては、キャリアテー
プの幅が大きいものが使用されるところから、これに対
応して巻芯幅も長くなるため、巻芯部両側にガイド板を
固定的に取り付けて一体構成としたものは、キャリアテ
ープを巻着しない状態の空リールの輸送または保管など
に当たり、大きな空間量を必要として不合理な点が見ら
れた他、輸送中にガイド板などの変形や反りを生じて、
実際の使用に支障をきたすというケースも少なくなかっ
た。
【0004】そこで近年では、上記リールの巻芯部と両
側のガイド板を合成樹脂材によって個別に射出成型し、
使用時に組立てることにより、上述した不都合乃至は不
合理を解消するようにした所謂組立て式リールが開発さ
れるようになった。即ち、従来の組立て式リールの主な
構造は、図6の〔A〕及び〔B〕に見られるように筒状
の巻芯部(イ)の中央部に隔板(ハ)を設け、該隔板の
中心を貫通し、該巻芯幅に相当する長さの軸孔ボス部
(ロ)を形成すると同時に、上記隔板(ハ)の両側面に
は上記軸孔ボス部(ロ)と巻芯部(イ)の内壁間に位置
して等間隔で四個の爪桿(ニ)を突成する一方、ガイド
板(ホ)の中心部に上記軸孔ボス部(ロ)が外面に突出
することなく嵌合可能な透孔(ヘ)と、その周辺に等間
隔で四個の爪受孔(ト)を貫設して、この爪受孔(ト)
に上記巻芯部の四個の爪桿先端が、之亦ガイド板(ホ)
の外面から突出しないように弾力的に係合可能にしたも
のである。
【0005】この他、巻芯部とその両側に嵌合するガイ
ド板の双方にフックとストッパーを設け、これらを互い
に係合した上、一定方向に回転させることで組立て得る
ようにしたリールも知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構造に係る組
立て式リールは、前に述べた分解不可能なリールと異な
って空リールの物流時や保管時における省スペース化並
びにガイド板の変形などに対する不都合は解消されるも
のの、ガイド板外面に爪桿やフックなどの結着部材の僅
かな突出も許されないという構造的制約を受ける関係
上、リールの組立ては兎も角として、該リールの分解に
は必ず特殊な治具が必要となり、特にセットメーカー等
でキャリアテープを使用した後のリユースの為に返送す
るリールの分解に夥しい手間を要するという課題が見ら
れ、これがこの種リールのリユース面での障害となって
いたのである。
【0007】このような実情に鑑み、本発明は組立ては
勿論のこと、分解する際にも治具などを用いることな
く、指先によってワンタッチで容易にガイド板を巻芯部
から離脱可能とした組立て式リールを創作し、叙述した
従来の問題点を解決したものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、適宜な合成樹
脂材を射出成型などによって、巻芯部とその両側のガイ
ド板を別体に形成し、互いに組立て可能としたキャリア
テープ等のリールであって、巻芯の周面に複数のテープ
挿入内のスリットを設けてなる筒状の巻芯部には、該巻
芯幅の中心を通る隔板を設け、該隔板の中心部に組立て
後のリール幅、又はそれよりも短い軸孔ボス部を通設
し、隔板の一側面において一つの直径上に対向して一対
の爪板を立設し、更に他側面には上記一つの直径と直交
する直径上で対向する爪板を立設する一方、上記巻芯部
内に嵌入する凹部を備え、該凹部の中心に上記軸孔ボス
部の先端が嵌合可能な透孔と、その周辺に互いに直交す
る直径上に四つの係止孔を貫設し、上記巻芯部の隔板上
に設けられたそれぞれ対をなす爪板が係入可能とした両
側のガイド板から構成するという手段を採用した。
【0009】又、上記巻芯部内に二枚の隔板を一体に併
設し、各側の隔板の一面からそれぞれ他側の隔板を貫通
して上記各一対の爪板を直交位置に突成するという手段
も用いた。
【0010】更に又、巻芯の上記対をなす各爪板を延長
した隔板の他面に露出する突板を形成し、爪板が対応す
る一対の係止孔に係入した状態において、上記突板が他
の係入孔に嵌着可能であるという手段も採用したもので
ある。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明のリールの実施の形
態を図面に基づいて更に詳述すると、図1、2は本発明
に係るリールの巻芯部の平面図並びに中心部縦断面であ
って、符号1は、例えばポリスチレンを射出成型して得
られた所定の直径を有する筒状の巻芯を示し、該巻芯1
の幅は使用するキャリアテープの幅に応じて決定される
ものであるが、巻芯内部の中央部分に隔板1aを設け、
更に該隔板1aの中心部を貫通して一体に設けられる軸
孔ボス部1bの全長が、少なくとも上記巻芯1の両側に
装着されたガイド板2の外側面から突出することのない
長さ、即ちガイド板装着後のリールの幅よりも短くした
ものである。
【0012】又、上記軸孔ボス部1bには駆動軸及び駆
動軸に突設された係止桿(何れも図示せず)が嵌入可能
な軸孔1cを貫設してなり、又、ボス部1bの両端部は
後述するガイド板2の芯孔2bに貫通可能な小径部1d
を備え、更に上記隔板1aの表裏両面には互いに直交す
る一つの直径上に先端を係止爪1eとし、その背面を傾
斜面1fとした爪板1gをそれぞれ対向して設けると共
に、対設された上記各爪板1gの基部をそれぞれ延長し
て隔板の裏面に凸出する突板1hとしたものである。
尚、同図中、1iは巻芯1の周上を横断して一定間隔で
複数箇所に切設されたテープ端挿入用のスリットを示す
が、該複数のスリット1iの開口量は一定幅でなく、広
狭各様に設けることが望ましく、又、1jは上記スリッ
ト1iを跨いで隔板1aを切り抜いた切欠孔を示す。
【0013】他方、図3、4は上記巻芯1の両側部に係
着されるガイド板2であって、その中心部分に上記巻芯
1に内嵌可能な凹部2aを設け、その中心に上記巻芯1
の軸孔ボス部1bの小径部1dが嵌通可能な芯孔2bを
貫設すると共に、該芯孔2bの中心を通って互いに直交
する一つの直径の延長線上、換言すれば、芯孔2bの周
囲に等間隔で四個の係止孔2cを貫設し、上記一側の係
止爪1e及び他側の突板1hが係合乃至は嵌入自在とし
たものである。尚、図中2d・・・は、ガイド板2の肉
厚のヌスミ孔で、このヌスミ孔はキャリアテープ端を巻
芯部のスリット1iに挿入したり、該テープの巻状態を
観察する等の役割を果たし、又2eは、上記巻芯のスリ
ット1iに対応して貫設された切欠部を示し、ガイド板
の凹部2aの嵌入によって閉塞されるスリット端部を開
放するものである。
【0014】以上述べた巻芯部の両側に上記構成のガイ
ド板2を嵌着して、本発明のリールを組立てるに当たっ
て、巻芯部の両側各2本の爪板1gの係止爪1eの先端
をガイド板の対応する係止孔2cに臨ませて押圧すれ
ば、爪板の係止爪1e背面の傾斜面1fが係止孔2cの
内壁に誘導されて上記係止爪1eが各係止孔2cの外面
に弾嵌係止され、この状態で軸孔ボス部1bの小径部1
dがガイド板の芯孔2bを貫通して、その段部に衝止さ
れるから、該ガイド板2は上記係止爪1eと軸孔ボス部
1bの段部間で正確に係止され強力に合体するのであ
る。これと同時に隔板1a他面の各爪板1gの延長上に
突成された突板1hが各ガイド板の残った各対の係止孔
2cに嵌入し、より強力にガイド板2を保定し得るので
ある。
【0015】又、上記リールを分解する場合は、各ガイ
ド板2の凹部2aの係止孔2cから突出する二つの爪板
1gを指先で内方に圧迫すれば、該爪板は互いに弾性的
に内方に屈撓するから、その係止爪1e・1eがガイド
板の各係止孔2c・2cから容易に抜け外れるのであ
る。
【0016】本発明における巻芯部の他の実施例として
は図5に示したように、巻芯1’内に二枚の隔板1’a
・1”aを該巻芯幅の中心部からずらして併設し、一方
の隔板1’aの一つの直径上に隔板1”aを貫通して上
記構成のガイド板2の係止孔2cに係合する係止爪1’
eを有する爪板1’gを対設し、該爪板1’gの他端を
該隔板1’aの裏面に突出する突板1’hとすると共
に、他方の隔板1”a面には上記爪板1’gの方向線と
直交する直径上に先の隔板1’aを貫通して他側のガイ
ド板の係止孔2cに係合する係止爪1”eを備えた爪板
1”gを対設し、その下面に突板1”hを延成させてな
るものである。
【0017】この実施例に係る巻芯部材をガイド板に装
着する要領は、先の実施例の場合と同様であるが、双方
の爪板1’g・1”gの基部から各爪先間が長く形成で
きるため、比較的巻芯幅の短いリールについて爪板の弾
力性を増大させることができ、特に分解の際に指先に荷
る力が減少されて好都合である。
【0018】
【発明の効果】以上詳述した通りの構成を有する本発明
の組立て式リールは、ガイド板の中心部分に凹部を設
け、この凹部を筒状の巻芯部の両端部に内嵌させると同
時に、該凹部に貫設された芯孔及びその周辺の四つの係
入孔に巻芯部に設けた軸孔ボス部の先端小径部並びに各
爪板の係止爪がそれぞれ貫通しても、各ガイド板の外面
にこれらの係合部材が突出することはなく、しかも、凹
部から露出して対向する爪の頭部を指先で各内方に押倒
することによって他の治具を使用することなく、簡単に
ガイド板と巻芯部を分離し得るという格別の効果を有す
るものである。
【0019】従って、本発明のリールを巻芯部とガイド
板各部に分解することにより、特に空リールの各メーカ
ー間の物流や保管スペースを著しく減少させることが可
能となる他、空リールの輸送中に多発していたガイド板
の反りや変形が皆無となり、リール使用後の分解に手間
を要しないところから、抵抗なくリユースができるな
ど、作業面および資材節約の上でも大きな経済的効果を
齎らし得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】巻芯部の平面図
【図2】図1に示す巻芯部の中心部縦断面図
【図3】ガイド板の平面図
【図4】ガイド板の中心部縦断面図
【図5】巻芯部の他の実施例を示す要部の縦断面図
【図6】〔A〕は従来の組立て式リールの一方のガイド
板を取外した状態の平面図、又〔B〕はA−A線の部分
拡大断面図。
【符号の説明】 1・1’ 巻芯 1a・1’a・1”a 隔板 1b 軸孔ボス部 1c 軸孔 1d 小径部 1e・1’e・1”e 係止爪 1f・1’f・1”f 係止爪の傾斜面 1g・1’g・1”g 爪板 1h・1’h・1”h 突板 1i テープ端挿入用のスリット 1j 切欠孔 2 ガイド板 2a 凹部 2b 芯孔 2c 係止孔 2d ヌスミ孔 2e 切欠部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一定幅を有し、周面に複数のテープ挿入用
    のスリットを設けてなる筒状の巻芯内の中央に隔板を設
    け、該隔板の中心部に全長が少なくともガイド板装着後
    のリール幅よりも短い軸孔ボス部を通設し、更に隔板の
    一面における一つの直径上に対向して爪板を、又、隔板
    の他面には上記対向する爪板方向と直交する直径上に対
    向して同形の爪板をそれぞれ立設してなる巻芯部と、上
    記巻芯部の両側に内嵌可能な凹部を備え、該凹部の中心
    に上記巻芯部の軸孔ボス部の両端小径部が嵌入可能な芯
    孔を貫設し、該芯孔の周囲に等間隔に設けられた四個の
    係止孔に、上記爪板が弾嵌可能であるガイド板とからな
    るキャリアテープ用リール。
  2. 【請求項2】各爪板を延長して、それぞれの隔板の裏面
    に突出する突板を形成し、該突板がガイド板の残りの係
    止孔に嵌入可能である請求項1記載のキャリアテープ用
    リール。
  3. 【請求項3】筒状巻芯の内部に二枚の隔板を併設し、各
    隔板における互いに直交する一つの直径上に、他の隔板
    を貫通する爪板を形成した請求項1又は2記載のキャリ
    アテープ用リール。
JP2850597A 1997-01-27 1997-01-27 キャリアテープ用リール Pending JPH10212075A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002018254A1 (fr) * 2000-08-28 2002-03-07 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Chargeur a rouleau et imprimante sur bande
FR2817853A3 (fr) * 2000-12-07 2002-06-14 Fabrication Graphique Et Tech Bobine a structure modulaire pour l'enroulement de bandes
CN113682898A (zh) * 2021-08-06 2021-11-23 海阳三贤电子科技有限公司 一种汽车线束加工端子盘

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WO2002018254A1 (fr) * 2000-08-28 2002-03-07 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Chargeur a rouleau et imprimante sur bande
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