JPH10210656A - 制御対象の状態表示装置 - Google Patents

制御対象の状態表示装置

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JPH10210656A
JPH10210656A JP2716197A JP2716197A JPH10210656A JP H10210656 A JPH10210656 A JP H10210656A JP 2716197 A JP2716197 A JP 2716197A JP 2716197 A JP2716197 A JP 2716197A JP H10210656 A JPH10210656 A JP H10210656A
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JP
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control target
state
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model
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Application number
JP2716197A
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English (en)
Inventor
Masahiro Shikayama
昌宏 鹿山
Koichi Doi
幸一 土井
Shohei Fukuoka
昇平 福岡
Yoichi Sugita
洋一 杉田
Yasuo Morooka
泰男 諸岡
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 限られたセンサからの状態量の情報を利用
し、制御対象の状態を実際に則し、かつ、制御対象全体
の状態量を図形表示すると共に、状態表示の高精度化を
図り、また、センサ故障等の情報を可視化することにあ
る。 【解決手段】 制御対象の挙動を模擬した制御対象モデ
ル103と、制御対象モデルを用いて制御対象の推定状
態量を算出して出力する状態量算出手段104と、状態
量算出手段の出力を格納するデータベース104と、状
態量算出手段の出力と直接計測された制御対象の状態量
を合成する合成情報手段105と、情報合成手段の出力
を格納するデータベース106と、データベース106
の内容を表示する表示内容出力手段107を備え、表示
手段110に制御対象の推定状態量を可視化すると共
に、可視化した推定状態量115に直接計測された制御
対象の状態量111〜114を重畳して図形表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄鋼、電力、一般
産業等の制御システムを対象とし、特に、制御対象の状
態をグラフィカルに表示する制御対象の状態表示装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】制御対象の状態をディスプレイに表示し
て、ユーザに対してグラフィカルに報知する従来技術と
しては、「情報処理」第33巻第11号”ユーザインタ
フェース管理システムの制御システムへの適用”に記載
のように、テレビカメラによって撮影した制御対象の映
像をワークステーションやパソコンに表示する手法があ
る。また、電気学会「産業計測制御研究会」IIC−90
−12に記載のように、制御対象に高密度にセンサを備
え、これらから取り込んだ値を直接表示することによっ
て制御対象の状態を視覚的に表示する手法がある。さら
に、電気学会「金属産業研究会」MID−96−20に
一例が記載されているように、制御対象の状態量をこれ
を模擬した制御対象モデルに基づいて数値計算し、ユー
ザの入力に応じてディスプレイに表示する手法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術には、以
下の問題点があった。「情報処理」第33巻第11号の
手法は、表示可能な部位はカメラが設置されている箇所
に限られるため、制御対象の裏側や、カメラの取付けが
物理的に不可能な部位の表示ができない。また、光線や
周囲の輝度、カメラの分解能の影響等により画質が低下
する。さらに、画像を見て判断できる以上の情報を得る
ことに配慮がされていないため、映像情報の一部の状態
量がセンサにより直接検出可能であっても、これと画像
を直接融合して表示すること、例えば制御精度の低下等
の厳密な情報をユーザに報知することはできなかった。
また、電気学会「産業計測制御研究会」IIC−90−1
2の手法では、センサを多数備えるのが可能な用途に適
用が限定されること、多数のセンサの購入やメンテナン
スに多大なコストが必要となること、さらにセンサが故
障すると、その部分の情報が欠落することが問題であっ
た。電気学会「金属産業研究会」MID−96−20に
記載の手法には、モデルの制御対象に対する誤差が表示
の誤差に直接対応するため、モデルに誤差があると、表
示の信頼性が低下する問題があった。また、モデルが算
出した値を制御対象から実際に検出した値と表示上で対
比し、モデル誤差を直感的に把握することには配慮され
ていない。
【0004】本発明の課題は、限られたセンサから検出
された状態量の情報を利用し、制御対象の状態を実際に
則し、かつ、制御対象の全体の状態量を図形表示すると
共に、状態表示の高精度化を図り、また、モデル誤差及
びセンサ故障の情報を可視化するに好適な制御対象の状
態表示装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題は、制御対象モ
デルとこれを用いて制御対象の状態量を推定する状態量
算出手段を備え、センサから検出した制御対象の状態量
と状態量算出手段が出力した推定状態量を合成してグラ
フィックに表示することにより、解決される。すなわ
ち、状態量の検出値を制御モデルを用いて算出した推定
状態量で補間することにより、検出値のみの断片的な表
示でなく、制御対象全体を模式的に表示することができ
る。また、上記課題は、制御モデルを用いて算出した推
定状態量と検出した状態量の偏差が一定値以下になるよ
うに、制御対象モデルをチューニングするモデルチュー
ナを備えることにより、解決される。これにより、制御
対象の状態表示を誤差が少なく、高精度化することがで
きる。また、上記課題は、センサから検出した制御対象
の状態量と制御モデルを用いて算出した推定状態量を独
立して図形表示し、さらに必要に応じてモデル誤差の大
きさやセンサ故障を報知する手段を設けることにより、
解決される。これにより、モデル誤差やセンサの出力精
度、センサ故障等を両者の対比により明らかにする情報
を可視化することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
したがって詳細に説明する。図1、本発明の第1の実施
形態による制御対象の状態表示装置の構成を示す。制御
対象の状態表示装置10は、制御手段100と表示手段
110から構成し、制御手段100は、入出力装置(I
/O)130、ネットワーク120を介して制御対象1
40の状態量を取り込み、表示手段110に制御対象1
40の状態量を図形表示する。制御手段100は、ネッ
トワーク120から取り込んだデータを受信する通信I
/F101、通信I/F101を介して得た制御対象の
情報を入力し、制御対象モデル103を用いて制御対象
の状態量を算出し、算出結果を出力して推定状態量デー
タベース104を構築する状態量算出手段102、通信
I/F101を介して得た制御対象の情報と推定状態量
データベース104を合成し、合成状態量データベース
106を構築する情報合成手段105、合成状態量デー
タベース106の内容を表示手段110に出力する表示
内容出力手段107から構成する。一方、制御対象14
0として本実施形態では、図示のように多数設けられた
ロール142で圧延鋼板141を圧延し、徐々に薄くし
ていくことで薄鋼板を生成する圧延ミルシステムを例と
する。この圧延ミルシステムは、形状センサ143が板
幅方向に4個設けられた例を示し、それぞれ各部の板の
厚みを検出し、制御手段100に送信する。さらに圧下
荷重計144、張力計145、速度計146が必要に応
じて各ロール142や圧延鋼板141に備えられ、ロー
ルにかけられている圧下荷重や鋼板の張力を検出して、
制御手段100に送信する。本実施形態において表示手
段110は、圧延鋼板141の厚み方向の形状を幅方向
および長手方向に表示する。実際には、長手方向の表示
は断面情報の時系列変化に対応する。
【0007】次に、制御手段100の各部の動作を詳細
に説明する。図2に、状態量算出手段102が実行する
アルゴリズムを示す。本実施形態における制御対象モデ
ル103は、鋼板のひずみ挙動を記述した以下のような
汎関数により表わされる。
【数1】 ただし x:板の長さ方向,y:板の幅方向,z:板の
厚み方向 ux〜uz:x、y、z方向の変位,eij:ひずみ e’ij:偏差ひずみ,e=(exx+eyy+ezz)/3 Px〜Pz:外力,ER:ヤング率,ρ:ポアソン比 G:横弾性係数 まず、S2-1において、外力項Px,Py,Pzをロール
荷重や板の移動速度、板の張力等から設定する。ロール
142が圧延鋼板141に及ぼす外力は主としてPzで
あり、さらに板の厚み方向の変形を表示の対象としてい
るため、Px,Pyの効果は微小であることから、計算を
簡単化するためにPx,Pyを0とすることも考えられ
る。次に、S2-2において、設定された外力条件の基
で汎関数ΦEの最小化を評価基準にして各部位における
ひずみの値を求める。計算手法の一例としては有限要素
法が用いられ、詳細は文献「第42回塑性加工連合講演
会予稿集」P473”自由表面処理による3次元剛塑性
圧延解析法”(1991年9月)に記述されている。S
2-3において、得られた結果から形状センサ143が
備えられている部位のuz(板厚方向の変位)値を幅方
向に抽出し、その時刻の状態量として推定状態量データ
ベース104に出力する。この結果、推定状態量データ
ベース104には、制御対象モデル103を用いて算出
された状態量の推定値が蓄えられる。
【0008】図3に、推定状態量データベース104の
構成例を示す。図3は、出力された幅方向の変位が時系
列に格納され、各時刻t毎に板幅方向にm個の状態量で
構成された例を示している。すなわち、検出時刻tのそ
れぞれに対応して(uz1,u z2,……,uzm)の値が格
納される。uzb1は形状センサ143で検出可能な部位
に対応した推定変位である。本実施形態の場合、形状セ
ンサは4個であるので、対応してこのような状態量もu
zb1〜uzb4の計4種類が存在する。図4は、情報合成手
段105が実行するアルゴリズムを示す。S4-1にお
いて、状態量算出手段102で生成した状態量データべ
ース104の中で、形状センサ143で検出可能な部位
に対応した推定変位uzb1〜uzb4に形状センサ143で
検出した状態量(uzb1)’〜(uzb4)’を付加することに
より、両者をマージする。S4-2において、マージし
た結果を出力し、合成状態量データベース106を構築
する。
【0009】図5に、合成状態量データベース106の
構成を示す。図5は、形状センサ143で検出可能な部
位に対応した(uzb1)の値が形状センサ143の検出値
(uzb 1)’とマージされた例を示しているが、実際に
は、uzb2〜uzb4も同様に検出値とマージされている。
表示内容出力手段107では、合成状態量データベース
106の内容をグラフィックス変換し、表示手段110
に出力して表示する。図1の表示結果において、形状セ
ンサ143の検出値111〜114(点表示)は
(uzb1)’〜(uzb4)’に対応した値であり、曲線115
は制御対象モデル103を用いて推定した値を表し、こ
の表示結果では、(uzb1)’〜(uzb4)’に対応した形状
センサ143の検出値111〜114(点表示)は制御
対象モデル103を用いて推定した値115と概ね一致
している。したがって、この表示結果は、制御対象モデ
ル誤差が小さく、形状センサの検出値も大きな誤差を有
していないことを示している。また、形状センサ故障が
発生していないことも分かる。
【0010】ここで、図6に、表示手段110における
その他の表示例を示す。図6(a)は、検出された状態量
112に対応した形状センサが故障しており、値を出力
していない場合の表示例を示す。図6(a)の表示情報か
ら、検出した状態量111,113,114は概ね正常
であるのに対し、112は異常であることが視覚的に把
握できる。同様に(b)は、形状センサから検出した値1
12と制御対象モデル103を用いて推定した値115
が一致していない例を示す。一致しない理由としては、
制御対象140の経年変化や季節変化等により制御対象
モデル103と制御対象140の間で不一致が生じ、こ
れに起因してモデル誤差が生じたことが考えられる。同
様に、形状センサそのものの出力に異常が発生している
ことも考えられる。いずれにしても、ユーザは、表示画
面から得た異常情報を手掛かりに、対応する形状センサ
143の出力チェックや、制御対象モデル103の再構
築に着手できる。
【0011】本実施形態では、制御対象モデル103と
これを用いて制御対象の状態量を推定する状態量算出手
段102を備えることにより、形状センサ143から検
出した制御対象の状態量を制御モデルを用いて算出した
推定状態量で補間してグラフィック表示するするので、
形状センサ4個による検出値のみの断片的な表示でな
く、制御対象全体を模式的に表示することができ、制御
対象の状態を実際に則して図形表示することが可能にな
る。また、表示画面に表示された形状センサ143の検
出値と制御対象モデル103による推定値の関係から得
た異常情報を手掛かりに、対応する形状センサ143の
出力チェックや、制御対象モデル103の再構築に着手
することができる。
【0012】図7は、本発明の第2の実施形態を示す。
図1に示す第1の実施形態と異なるところは、制御手段
100に新たにモデルチューナ701を備えることにあ
る。モデルチューナ701は、状態量算出手段102に
より起動され、制御対象モデル103を微調整する。
【0013】図8に、状態量算出手段102が実行する
処理アルゴリズムを示す。S8-1において、状態量算
出手段102を介して得た形状センサ143の検出値
(uzb1)’〜(uzb4)’を、制御対象モデル103を求解
するときの制約条件に設定する。すなわち、推定値(u
zb1)〜(uzb4)が検出値(uzb1)’〜(uzb4)’と予め定
めた一定値以下であることを解の条件として求解を行
う。S8-2〜S8-3では、図2と同様の処理により、
外力項を設定した後、モデルを求解し、状態量を算出す
る。S8-4において、算出した状態量がS8-1で設定
した制約条件を満足しているかどうかを判定する。すな
わち、形状センサ143の検出値(uzb1)’〜(uzb4)’
と状態量推定値(uzb1)〜(uzb4)のそれぞれの偏差が予
め定めた一定値以下かどうかを判定する。満足している
場合には、S8-5において算出した状態量を推定状態
量データベース104に出力する。満足していない場合
には、S8-6においてモデルチューナ701を起動す
る。
【0014】図9に、モデルチューナ701の構成を示
す。図9は、モデルチューナ701を多層ニューラルネ
ットにより構成した例を示す。本実施形態では、モデル
の補正量として横弾性係数G(数1参照)を修正する例
を示すが、一般には制御対象モデルの誤差を代表するパ
ラメータを選択すればよい。また、修正するパラメータ
は複数でもよい。ニューラルネットは、入力層901、
中間層902、出力層903から構成され、各層に複数
備えられたニューロン904をシナプス905で結合し
た構成となっている。入力層901には(uzb1)〜(u
zb4)のそれぞれについて、形状センサ143の検出値
(uzb1)’〜(uzb4)’とS8-3で算出した状態量の(u
zb1)〜(uzb4)に対応する値の差分(Δuzb1)〜(Δ
zb4)を入力する。そして、ニューラルネットの計算手
法にしたがって、出力層903からモデルの補正量ΔG
を出力する。GとΔGを加算することにより新しいGが
決定される。ニューラルネットの計算手法は広く知られ
ており、例えば「ニューラルネットとファジィシステ
ム」近代科学社(1995)に詳しく記載されている。
制御対象モデル103のチューニングが完了すると、S
8-3に戻り、新しいGのもとで再度モデルの求解を行
う。S8-4で得られた状態量に関して差分Δuzb1〜Δ
zb4を計算し、制約条件が満足されているかどうかを
判定する。満足されていない場合には、S8-6、S8-
3の処理を繰り返す。
【0015】本実施形態では、形状センサ143の検出
した状態量を制約条件にして、制御対象モデル103を
用いて算出した状態量と検出した状態量の偏差が一定値
以下になるように、制御対象モデル103をチューニン
グしながら求解し、結果を表示手段110に表示するこ
とにより、形状センサ143の検出値とこれと対応した
部位の推定状態量の相違が一定値以下となり、滑らかな
図形表示が可能になると共に、現在の制御対象140の
状態を反映した高精度な表示を行うことができる。
【0016】なお、本実施形態では、モデルチューナ7
01をニューラルネットで構成した例を示したが、モデ
ルチューナの構成として、この外に差分Δuzb1〜Δu
zb4とΔGの関係を線形式や非線形式で近似した形態と
してもよい。
【0017】ここで、本発明は、第1、第2の実施形態
として、形状センサから検出した制御対象の状態量につ
いて説明したが、その他のセンサすなわち圧下荷重計1
44、張力計145、速度計146から検出した制御対
象の状態量においても同様に適用することができる。
【0018】図10は、本発明の第3の実施形態を示
す。図1に示す第1の実施形態と異なるところは、入力
手段1001を備え、表示手段110に表示可能な内容
の一部を拡大して表示することにある。図10の表示手
段110には、特定の形状センサ143に着目し、これ
が検出する状態量111の近傍に限定して、検出された
状態量111と推定された状態量112を拡大して表示
した画面を示す。本実施形態において、表示内容出力手
段107は、合成状態量データベース106の中から表
示に必要なデータを選択し、表示手段110に送信す
る。表示部位はユーザが入力手段1001から入力し、
指定する。指定方法としては、全体画像から部位を指定
する方法、スクロールにより連続的に表示を選択する方
法等がある。これにより、故障の疑いにあるセンサ周辺
の部位の状態をより厳密に把握する等の目的に応じた多
様な表示が可能となる。
【0019】図11は、本発明の第4の実施形態を示
す。図1に示す第1の実施形態と異なるところは、制御
装置100に表示内容保存手段1100を備え、プロフ
ァイル形状の偏差が目標値に対して精度の許容値を越え
たタイミングでその情報を画面上に表示として残すこと
にある。図11の表示手段110には、サブ画面110
1〜1103が設けられ、サブ画面1101〜1103
はプロファイル形状の偏差が目標値に対して精度の許容
値を越えた状態が発生したときの情報を示す。サブ画面
1101では、12月19日の7時26分の日時110
4にプロファイル形状の偏差が目標値に対して精度の許
容値を越えた状態が発生したことを表す。白丸で表した
検出値1105は許容値を越えていることを示し、黒丸
で表した検出値1106は許容値の範囲内を示し、ま
た、レンジの指定1107は推定値の中で許容値を越え
た範囲を示す。サブ画面1102〜1103についても
同様である。表示内容保存手段1100は、合成状態量
データべース106のデータを入力し、サブ画面として
残すべき情報を表示内容出力手段107に出力する。
【0020】図12に、表示内容保存手段1100が実
行するアルゴリズムを示す。まず、S12−1で合成状
態量データべース106の対応した時刻のデータを板幅
方向(テーブルの行方向)にスキャンし、目標値からの
偏差が許容値を越えている部分があるかどうか判定す
る。逸脱していない場合にはデータをサブ画面に表示す
る必要はないので、処理を終了し、逸脱する場合にはS
12−2でサブ画面1101〜1103を生成するため
の処理を行う。すなわち、対応した時刻の合成状態量デ
ータベース106を表示内容出力手段107に出力し、
サブ画面の生成を指示する。表示内容の出力タイミング
で連続して目標値からの偏差が許容値を越えていた場合
には、代表的な画面を出力し、他を省略してもよい。こ
こで、サブ画面の数やメイン画面との位置関係に制約は
なく、任意の形態で画面を構成すればよい。
【0021】図13は、本発明の第5の実施形態を示
す。図1に示す第1の実施形態と異なるところは、制御
装置100に表示内容保存手段1300を備え、形状セ
ンサ143からの検出値と状態量算出手段102で計算
された推定値の差分がモデル誤差の許容値を越えたタイ
ミングで、その情報を画面上に表示として残す。図13
の表示手段110には、サブ画面1301〜1303が
設けられ、サブ画面1301〜1303はモデル誤差が
許容値を越えたときの情報を示す。サブ画面1301で
は、12月19日7時26分の日時1304にモデル誤
差が許容値を越えたことを表し、数値1307は検出値
1305と推定値1306の差分の最大値を示す。サブ
画面1302〜1303についても同様である。表示内
容保存手段1300は、通信インタフェース101から
取り込んだ形状センサ143から検出した状態量と、状
態量推定データベース104から取り込んだ推定値の差
分からモデル誤差を算出し、モデル誤差が一定値以上の
時、検出値と推定値を表示内容出力手段107に出力す
る。
【0022】図14に、表示内容保存手段1300が実
行するアルゴリズムを示す。まず、S14−1で形状セ
ンサ143から検出した状態量(uzb1)’〜
(uzb4)’と、状態量推定データベース104から取
り込んだ形状センサ143の取付け部位に対応した推定
値(uzb1)〜(uzb4)の差分(Δuzb1)〜(Δ
zb4)をモデル誤差を代表する値として算出する。次
に、S14−2で(Δuzb1)〜(Δuzb4)の最大値を
抽出する。S14−3では抽出した値がモデル誤差の許
容値を逸脱しているかどうかを判定し、逸脱していない
場合にはデータをサブ画面に表示する必要はないので、
処理を終了する。逸脱する場合にはS14−4でサブ画
面1301〜1303を生成するための処理を行う。す
なわち、検出した状態量と推定した状態量、および検出
値と推定値の差分を表示内容出力手段107に出力し、
サブ画面の生成を指示する。
【0023】ここで、本発明の第3〜第5の実施形態に
示す入力手段1001、表示内容保存手段1100,1
300は、第1の実施形態に適用する場合について説明
したが、図7の第2の実施形態に適用できることは云う
までもない。
【0024】図15は、本発明の第6の実施形態を示
す。本実施形態は、制御対象1540が熱間圧延ライン
の加熱炉プラントである場合を例に説明する。加熱炉1
550は、圧延に先だって鋼板を高温に加熱するプラン
トであり、スラブと呼ばれる鋼板1560が挿入され、
バーナ1580〜1583で鋼板1561を熱して11
00℃程度に昇温した後、高温のスラブ1562として
出力する。加熱炉1550は通常、図示のように4つ程
度の炉帯(予熱帯、第1加熱帯、第2加熱帯、均熱帯)
から構成される。また、センサ1570は炉に入る前の
スラブ温度θ0を測定し、センサ1571〜1574は
各炉帯の温度t1〜t4をそれぞれ測定する。さらに、
センサ1575は炉の出側でスラブ温度θoutを測定す
る。制御手段1500は、入出力装置(I/O)13
0、ネットワーク120を介して制御対象1540の状
態量を取り込み、表示手段1510に制御対象1540
の状態量を図形表示する。制御手段1500は、ネット
ワーク120から取り込んだデータを受信する通信I/
F1501、通信I/F1501を介して得た制御対象
1540の情報を入力し、制御対象モデル1503を用
いて制御対象1540の状態量を算出し、算出結果を出
力して推定状態量データベース1504を構築する状態
量算出手段1502、制御対象モデル1503の特性を
制御対象1540にチューニングするモデルチューナ7
701、通信I/F1501を介して得た制御対象15
40の情報と推定状態量データベース1504を合成
し、合成状態量データベース1506を構築する情報合
成手段1505、合成状態量データベース1506の内
容を表示手段1510に出力する表示内容出力手段15
07から構成する。表示手段1510は、スラブ156
0の表面および内部の温度を温度センサ1570,15
75から検出した温度とともに表示する。
【0025】次に、制御手段1500の各部の動作を詳
細に説明する。図16に、状態量算出手段1502が実
行するアルゴリズムを示す。ここでは、加熱炉出側のス
ラブ1562の温度分布を表示する例を示す。制御対象
モデル1503は、単位時間あたりのスラブの熱伝導、
熱伝達を記述した以下のような方程式で表わされる。 熱輻射方程式
【数2】 熱伝達方程式
【数3】 ただし Q:雰囲気中から鋼材が吸収する熱量 Φcg:総括熱吸収係数(熱伝導係数) T:炉温,θs:鋼材の表面温度,θ:鋼材の内部温度 cs:比熱,ρ:密度,k:熱伝達係数 まず、S16−1でθoutを制約条件に設定し、S16
−2でθ0を初期条件に設定する。次に、S16−3で
設定された初期条件の基で(数2)(数3)を解き、ス
ラブの出側位置における表面温度を算出する。S16−
4では得られた結果とθoutを比較し、偏差が予め定め
た一定値以下であるかどうかを判定する。一定値以下の
とき、制約条件は満足されているので、S16−5で状
態量を推定状態量データベース1504に出力する。こ
の結果、推定状態量データベース1504には制御対象
モデル1503を用いて算出された状態量の推定値が蓄
えられる。制約条件が満足されていない場合にはS16
−6でモデルチューナ7701を起動し、制御対象モデ
ル1503の特性を制御対象1540のスラブの昇温現
象に一致させる。チューニングした制御対象モデル15
03を用いてS16−3でモデルを求解する処理を再度
行い、S16−4で制約条件を満足するまで繰り返す。
【0026】図17は、モデルチューナ7701の構成
例を示す。ここでは、モデルチューナ7701をアジャ
スティングニューラルネット1700により構成した場
合の例を示す。ここで、アジャスティングニューラルネ
ットに関する詳細は「ニューラルネットとファジィシス
テム」近代科学者(1995)とともに、特開平7−1
21206に詳細に記述されている。本実施形態では、
モデルの補正量として(数2)のΦcgを修正する例を
示すが、csやρを修正してもよい。また、修正するパ
ラメータは複数でもよい。アジャスティングニューラル
ネット1700は、第1のニューラルネット1701と
第1のニューラルネット1701の出力誤差を算出する
第2のニューラルネット1702から構成される。第1
のニューラルネット1701と第2のニューラルネット
1702は同一の構成およびシナプス荷重を備えてい
る。第1のニューラルネット1701には上述した温度
の偏差Δθoutの外に、スラブの厚み、各炉帯の温度t
1(〜t4)、制御対象モデルに現在備えられているΦ
cgが入力される。第2のニューラルネット1702には
Δθoutの代わりに0が入力される。各ニューラルネッ
ト構成は図9と同様に入力層1703、中間層170
4、出力層1705から構成され、各層に複数備えられ
たニューロン1706をシナプス1707で結合した構
成となっている。第1のニューラルネット1701の出
力から第2のニューラルネット1702の出力を差し引
いた値をモデルの補正量ΔΦcgとして出力する。Φcg
ΔΦcgを加算することにより、新しいΦcgが決定され
る。
【0027】図18に、推定状態量データベース150
4の構成例を示し、図19に、スラブ1562の断面の
ijセクションに対応した部位の温度を示す。例えば、
図19のi=1、j=1は図18の横軸の1、縦軸の1
に該当し、スラブ1562の断面11の温度1139℃
を表す。このように、推定状態量データベース1504
には、図19に示したスラブ断面のijセクションに対
応した部位の温度がそれぞれ2次元的に格納される。因
に、j=1に対応した状態量(11〜m1の横一列)は
表面温度に対応している。
【0028】図20に、合成状態量データベース106
の構成を示す。温度センサ1575で検出可能な部位が
スラブ表面のため、j=1に対応した状態量の上部にθ
outで検出した表面温度を格納する。表示内容出力手段
1507では、合成状態量データベース1506の内容
をグラフィックス変換し、表示手段1510に出力して
表示する。図15の表示結果では、スラブ1590にお
いて合成状態量データベース106の内容にしたがって
断面温度を10℃毎に異なった色で表示し、さらに、温
度センサ1575から直接計測したθoutを上部表面温
度1141℃として表示した例を示している。また、温
度の絶対値を1591,1592のように直接数値(1
141℃、1100℃、1110℃、1120℃、11
30℃)で表示している。
【0029】本実施形態によれば、圧延鋼板141やス
ラブ1562の表示を固定された角度ではなく、裏側等
の任意の視点から表示することができる。また、視点を
予め定めた時間タイミングで切り替えて表示することも
容易である。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
制御対象に設置されたセンサの個数が限られていても、
制御モデルを用いた演算で得た推定状態量を相補的に活
用することにより、制御対象の状態を実際に則して図形
表示できると共に、制御対象のあらゆる部位の状態量を
表示可能とすることができる。また、カメラ画像等に比
べて安定した表示性能によって可視化することができ
る。また、センサによる状態量の検出値に対して、制御
対象モデルを用いて算出した対応部位の状態量をもとに
モデル誤差を算出し、モデル誤差が検出された場合に
は、制御対象モデルを表示系のタイミングに合わせてチ
ューニングすることにより、誤差の少ない、高精度の状
態表示を行うことができる。さらに、センサによる状態
量の検出値と制御モデルを用いて推定した状態量を同一
画面上に図形表示することにより、モデル誤差やセンサ
の出力精度、センサ故障等のプラントの運転監視に有意
義な情報を両者の対比により明らかにし、これらを可視
化してオペレータに報知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明において実現された制御対象の状態表示
装置
【図2】状態量算出手段の処理アルゴリズム
【図3】推定状態量データベースの構成図
【図4】情報合成手段の処理アルゴリズム
【図5】合成状態量データベースの構成図
【図6】表示手段の表示例
【図7】制御対象の状態表示装置のその他の構成図
【図8】状態量算出手段の処理アルゴリズム
【図9】モデルチューナの構成例
【図10】表示手段の表示例
【図11】表示手段の表示例
【図12】表示内容出力手段の処理アルゴリズム
【図13】表示手段の表示例
【図14】表示内容出力手段の処理アルゴリズム
【図15】制御対象が加熱炉のときの制御対象の状態表
示装置
【図16】状態量算出手段の処理アルゴリズム
【図17】モデルチューナの構成図
【図18】推定状態量データベースの構成図
【図19】スラブの部位特定図
【図20】合成状態量データベースの構成図
【符号の説明】
10,11:制御対象の状態表示装置 100,150
0:制御手段 110,1510:表示手段 140,154
0:制御対象 102,1502:状態量算出手段 103,150
3:制御対象モデル 104,1504:推定状態量データベース 105,1505:情報合成手段 106,1506:合成状態量データベース 107,1507:表示内容出力手段 141:圧延鋼
板 143:形状センサ 701,770
1:モデルチューナ 1560〜1562:鋼板 1570〜15
75:温度センサ 1700:アジャスティングニューラルネット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G06F 3/14 320 G06F 3/14 320C // G09G 5/00 510 G09G 5/00 510C (72)発明者 杉田 洋一 茨城県日立市大みか町七丁目2番1号 株 式会社日立製作所電力・電機開発本部内 (72)発明者 諸岡 泰男 茨城県日立市大みか町七丁目2番1号 株 式会社日立製作所電力・電機開発本部内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御対象の状態量を取り込み、表示手段
    に前記状態量を図形表示する制御対象の状態表示装置に
    おいて、制御対象の挙動を模擬した制御対象モデルと、
    前記制御対象モデルを用いて制御対象の推定状態量を算
    出して出力する状態量算出手段を備え、前記制御対象の
    推定状態量を可視化すると共に、可視化した前記推定状
    態量に前記直接計測された制御対象の状態量を重畳して
    図形表示することを特徴とする制御対象の状態表示装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記状態量算出手段
    の出力と直接計測された制御対象の状態量を合成する合
    成情報手段を備えることを特徴とする制御対象の状態表
    示装置。
  3. 【請求項3】 制御対象の状態量を取り込み、表示手段
    に前記状態量を図形表示する制御対象の状態表示装置に
    おいて、制御対象の挙動を模擬した制御対象モデルと、
    前記制御対象モデルを用いて制御対象の推定状態量を算
    出して出力する状態量算出手段と、直接計測された制御
    対象の状態量と前記状態量算出手段が算出した対応する
    状態量の出力の偏差を基に前記制御対象モデルの特性を
    制御対象にチューニングするモデルチューナと、前記状
    態量算出手段の出力と前記直接計測された制御対象の状
    態量を合成する合成情報手段を備え、前記制御対象の推
    定状態量を可視化すると共に、可視化した前記推定状態
    量に前記直接計測された制御対象の状態量を重畳して図
    形表示することを特徴とする制御対象の状態表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記状態量算出手段
    は、前記モデルチューナによりチューニングされた制御
    対象モデルを用いて制御対象の推定状態量を算出し、前
    記偏差が望ましい値より小さくなるまで、この処理を繰
    り返した後、得られた制御対象モデルを用いて制御対象
    の推定状態量を算出して出力することを特徴とする制御
    対象の状態表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれかにおい
    て、前記状態量算出手段の出力を格納する推定状態量デ
    ータベースと、前記情報合成手段の出力を格納する合成
    状態量データベースと、合成状態量データベースの内容
    を表示手段に図形表示または拡大ないしはスクロール表
    示する表示内容出力手段を備えることを特徴とする制御
    対象の状態表示装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記表示内容出力手
    段は、前記合成状態量データベースの内容を検索して制
    御対象の推定状態量が制御精度の許容値を逸脱している
    データを抽出し、前記合成状態量データベースの内容に
    加えて前記抽出したデータを特定する情報を前記表示手
    段に図形表示することを特徴とする制御対象の状態表示
    装置。
  7. 【請求項7】 請求項5において、前記表示内容出力手
    段は、前記合成状態量データベースの内容を検索して前
    記直接計測された制御対象の状態量とこれに対応した状
    態量算出手段の出力の偏差が予め定められた値より大き
    いデータを抽出し、前記合成状態量データベースの内容
    に加えて前記抽出したデータを特定する情報を前記表示
    手段に図形表示することを特徴とする制御対象の状態表
    示装置。
  8. 【請求項8】 制御対象の状態量を取り込み、表示手段
    に前記状態量を図形表示する制御対象の状態表示装置に
    おいて、制御対象の挙動をパラメータを用いて模擬した
    制御対象モデルと、前記制御対象モデルを用いて制御対
    象の推定状態量を算出して出力する状態量算出手段と、
    前記状態量算出手段の出力と直接計測された制御対象の
    状態量を合成する合成情報手段を備えると共に、前記直
    接計測された制御対象の状態量と前記状態量算出手段が
    算出した対応する状態量の出力の偏差を入力し、前記偏
    差から制御対象モデルが備えているパラメータの修正量
    を算出する第1のニューラルネットと第1のニューラル
    ネットの誤差を算出する第2のニューラルネットを並列
    に備えたアジャスティングニューラルネットを有し、第
    1のニューラルネットの出力から第2のニューラルネッ
    トの出力を減じた値をパラメータ修正量として出力する
    モデルチューナを設け、前記制御対象の推定状態量を可
    視化すると共に、前記直接計測された制御対象の状態量
    を表示することを特徴とする制御対象の状態表示装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010257439A (ja) * 2009-03-31 2010-11-11 Japan Novel Corp エリア監視用の表示方法、同監視装置
JP2012150820A (ja) * 2001-04-10 2012-08-09 Smartsignal Corp 予測的状態監視のための診断システムおよび方法
JP2017045436A (ja) * 2015-08-25 2017-03-02 富士電機株式会社 監視装置及び監視システム
US11531326B2 (en) 2017-11-14 2022-12-20 Chiyoda Corporation Plant management system and management device

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