JPH10210601A - 列車速度検出装置 - Google Patents

列車速度検出装置

Info

Publication number
JPH10210601A
JPH10210601A JP982697A JP982697A JPH10210601A JP H10210601 A JPH10210601 A JP H10210601A JP 982697 A JP982697 A JP 982697A JP 982697 A JP982697 A JP 982697A JP H10210601 A JPH10210601 A JP H10210601A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed
signal
train
signal processing
processing unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP982697A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3560205B2 (ja
Inventor
Yasuo Saito
安雄 斉藤
Mamoru Arai
衛 新井
Toshio Takano
利男 高野
Tomoki Kubota
智樹 久保田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Signal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Signal Co Ltd filed Critical Nippon Signal Co Ltd
Priority to JP982697A priority Critical patent/JP3560205B2/ja
Publication of JPH10210601A publication Critical patent/JPH10210601A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3560205B2 publication Critical patent/JP3560205B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 列車が例えば5km/h以下の低速度で走行して
いる場合でも、列車速度検知、速度発電機断線検知及び
速度信号伝送線断線検知ができるようにする。 【解決手段】 断続波発生回路3は、速度信号S1が速
度零に対応するときに信号処理部2から供給される制御
信号S2に基づき、断続波S3を出力する。重畳回路4
は、速度発電機1から信号処理部2に至る信号伝送線L
1に結合され、断続波発生回路3から供給された断続波
S3を速度信号S1に重畳する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、列車速度を検出す
るのに用いられる列車速度検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の列車速度検出装置は、速
度発電機から供給される速度信号を、CPU等の信号処
理部に供給して、速度を検出するようになっている。速
度発電機の断線及び速度信号伝送線の断線は、列車運行
の安全性を確保する上にきわめて重要である。
【0003】そこで、従来は、速度発電機に、速度信号
が停止または停止とみなし得る低速度(通常は5km/h)
まで低下したときに、それに対応して発振する自己励振
回路を付加し、自己発振周波数信号を、速度発電機の巻
線を経由して信号処理部に供給することにより、列車が
停止または停止とみなし得る低速度で走行している場合
でも、断線検知を行なうことができるようにしてあっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、自己励振回路
の自己発振周波数は、列車が完全に停止している場合
も、停止はしていないが、停止とみなし得る5km/h以下
の低速度になった場合も、一定であり、両者の区別がで
きない。このため、列車が停止せずに例えば5km/h以下
の低速度で走行している場合は、列車の位置を正確に知
ることができなくなる。特に、ATSーPと称する列車
運行システムでは、列車位置と列車速度とからブレーキ
パターンを設定するので、列車が例えば5km/h以下の低
速度で走行したために列車位置が変化していたにも関わ
らず、車上装置ではこれを認識することがでず、正確な
ブレーキパターンを設定することができない。
【0005】本発明の課題は、列車が例えば5km/h以下
の低速度で走行している場合でも、列車速度を検知し得
る列車速度検出装置を提供することである。
【0006】本発明のもう一つの課題は、列車が走行し
ている場合のみならず、列車が停止した場合でも、速度
発電機及び速度信号伝送線の断線を検知できる列車速度
検出装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、本発明に係る列車速度検出装置は、速度発電機
と、信号処理部と、断続波発生回路と、重畳回路とを含
む。前記速度発電機は、速度に応じた速度信号を出力す
る。前記信号処理部は、前記速度信号を受信して速度を
検出する。前記断続波発生回路は、速度信号が速度零に
対応するときに前記信号処理部から供給される制御信号
に基づき、断続波を出力する。前記重畳回路は、前記速
度発電機から前記信号処理部に至る信号伝送線に結合さ
れ、前記断続波発生回路から供給された前記断続波を前
記速度信号に重畳する。
【0008】上述したように、本発明に係る列車速度検
出装置において、信号処理部は、速度信号を受信して速
度を検出するから、列車速度を検出することができる。
本発明において、速度発電機は、従来と異なって、自己
励振形とはなっておらず、列車速度が例えば5km/h以下
になった場合も、速度発電機からその速度に対応した速
度信号が出力される。従って、列車速度が例えば5km/h
以下になった場合でも、速度発電機から出力される速度
信号を、信号処理部で受信し、速度を検出することがで
きる。
【0009】列車が走行しているときに、速度発電機の
巻線または速度信号伝送線に断線を生じた場合は、信号
処理部は速度信号を受信できなくなり速度零となる。
【0010】断続波発生回路は、速度信号が速度零に対
応するときに信号処理部から供給される制御信号に基づ
き、断続波を出力し、重畳回路は速度発電機から信号処
理部に至る信号伝送線に結合され、断続波発生回路から
供給された断続波を速度信号に重畳するから、列車が停
止している時に、速度信号伝送線に断線を生じた場合、
信号処理部は断続波を受信することができない。従っ
て、列車が停止した場合も、信号処理部において、速度
信号伝送線の断線を検出することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る列車速度検出
装置のブロック図である。図示するように、本発明に係
る列車速度検出装置は、速度発電機1と、信号処理部2
と、断続波発生回路3と、重畳回路4とを含み、車上装
置として、列車に備えられる。
【0012】速度発電機1は、速度に応じた速度信号S
1を出力する。速度発電機1は、マグネットを有する回
転子10と、巻線11とを有する。回転子10は列車の
車軸等に追従して回転する。巻線11には回転子10の
回転速度に応じた周波数及び大きさを持つ起電力が発生
する。この起電力が速度信号S1として出力される。こ
のような速度発電機1は周知である。
【0013】信号処理部2は、速度信号S1を受信して
速度を検出する。信号処理部2は、主要部がCPU20
で構成されている。実施例において、信号処理部2は、
CPU20のほか、速度信号S1を受信する側に波形整
形部21、プログラマブル・タイマ・カウンタ22、C
PUインターフェース部23を有する。波形整形部21
は、通常はサイン波形で与えられる速度信号S1を矩形
波に整形する。プログラマブル・タイマ・カウンタ22
は、波形整形部21によって整形された矩形波数をカウ
ントする。単位時間当たりのカウント数が速度に対応す
る。プログラマブル・タイマ・カウンタ22でカウント
された波数は、CPUインターフェース部23を通し
て、CPU20に取り込まれる。CPU20はプログラ
マブル・タイマ・カウンタ22でカウントされた波数か
ら、速度を検出する。
【0014】断続波発生回路3は、速度信号S1が速度
零に対応するときに信号処理部2から供給される制御信
号S2に基づき、断続波S3を出力する。CPU20と
断続波発生回路3との間には、CPUインターフェース
部24が設けられており、制御信号S2はCPUインタ
ーフェース部24を通して供給される。断続波発生回路
3から供給される断続波S3は、一般には、パルス列で
ある。
【0015】重畳回路4は、速度発電機1から信号処理
部2に至る信号伝送線L1に結合され、断続波発生回路
3から供給された断続波S3を速度信号S1に重畳す
る。実施例において、重畳回路4はトランスで構成され
ており、その一次巻線41に断続波S3が供給される。
一次巻線41に供給された断続波S3は、一次巻線41
と結合する二次巻線42に誘導され、信号伝送線L1に
おいて、速度信号S1に重畳される。重畳回路4はフォ
トカプラ等の他の手段によって構成することもできる。
【0016】上述したように、本発明に係る列車速度検
出装置において、信号処理部2は、速度信号S1を受信
して速度を検出するから、列車速度を検出することがで
きる。
【0017】本発明において、速度発電機1は、従来と
異なって、自己励振形とはなっておらず、列車速度が例
えば5km/h以下になった場合も、速度発電機1からその
速度に対応した速度信号S1が出力される。従って、列
車速度が例えば5km/h以下になった場合でも、速度発電
機1から出力される速度信号S1を、信号処理部2で受
信し、速度を検出することができる。
【0018】列車が走行しているときに、速度発電機1
の巻線または速度信号S1伝送線に断線を生じた場合
は、信号処理部2は速度信号S1を受信できなくなり速
度零となる。
【0019】断続波発生回路3は、速度信号S1が速度
零に対応するときに信号処理部2から供給される制御信
号S2に基づき、断続波S3を出力し、重畳回路4は速
度発電機1から信号処理部2に至る信号伝送線L1に結
合され、断続波発生回路3から供給された断続波S3を
速度信号S1に重畳するから、列車が停止している時
に、速度信号S1伝送線に断線を生じた場合、信号処理
部2は断続波S3を受信することができない。従って、
列車が停止した場合も、信号処理部2において、速度信
号S1伝送線の断線を検出することができる。
【0020】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、次
のような効果を得ることができる。 (a)列車が例えば5km/h以下の低速度で走行している
場合でも、列車速度を検知し得る列車速度検出装置を提
供することができる。 (b)列車が走行している場合のみならず、列車が停止
した場合でも、速度発電機及び速度信号伝送線の断線を
検知し得る列車速度検出装置提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る列車速度検出装置のブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 速度発電機 2 信号処理部 3 断続波発生回路 4 重畳回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久保田 智樹 埼玉県浦和市上木崎1丁目13番8号 日本 信号株式会社与野事業所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 速度発電機と、信号処理部と、断続波発
    生回路と、重畳回路とを含む列車速度検出装置であっ
    て、 前記速度発電機は、列車速度に応じた速度信号を出力
    し、 前記信号処理部は、前記速度信号を受信して速度を検出
    し、 前記断続波発生回路は、前記速度信号が速度零に対応す
    るときに前記信号処理部から供給される制御信号に基づ
    き、断続波を出力し、 前記重畳回路は、前記速度発電機から前記信号処理部に
    至る信号伝送線に結合され、前記断続波発生回路から供
    給された前記断続波を前記速度信号に重畳する列車速度
    検出装置。
JP982697A 1997-01-22 1997-01-22 列車速度検出装置 Expired - Lifetime JP3560205B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP982697A JP3560205B2 (ja) 1997-01-22 1997-01-22 列車速度検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP982697A JP3560205B2 (ja) 1997-01-22 1997-01-22 列車速度検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10210601A true JPH10210601A (ja) 1998-08-07
JP3560205B2 JP3560205B2 (ja) 2004-09-02

Family

ID=11730948

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP982697A Expired - Lifetime JP3560205B2 (ja) 1997-01-22 1997-01-22 列車速度検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3560205B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001292509A (ja) * 2000-04-06 2001-10-19 East Japan Railway Co 列車制御装置
JP2012058059A (ja) * 2010-09-08 2012-03-22 Nippon Signal Co Ltd:The 列車の速度検出装置および速度検出方法
JP2013205233A (ja) * 2012-03-28 2013-10-07 Mitsubishi Electric Corp 速度検知装置および列車保安装置
CN108152524A (zh) * 2017-12-22 2018-06-12 辽宁奇辉电子系统工程有限公司 一种霍尔车轮传感器及其工作方法
KR20200052488A (ko) * 2018-11-06 2020-05-15 한국철도기술연구원 자기식 타코미터 출력 제어 장치 및 방법

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001292509A (ja) * 2000-04-06 2001-10-19 East Japan Railway Co 列車制御装置
JP2012058059A (ja) * 2010-09-08 2012-03-22 Nippon Signal Co Ltd:The 列車の速度検出装置および速度検出方法
JP2013205233A (ja) * 2012-03-28 2013-10-07 Mitsubishi Electric Corp 速度検知装置および列車保安装置
CN108152524A (zh) * 2017-12-22 2018-06-12 辽宁奇辉电子系统工程有限公司 一种霍尔车轮传感器及其工作方法
KR20200052488A (ko) * 2018-11-06 2020-05-15 한국철도기술연구원 자기식 타코미터 출력 제어 장치 및 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP3560205B2 (ja) 2004-09-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6181127B1 (en) Method and circuit for checking the width of the air gap in a speed sensor
JP2001505691A (ja) 回転速度情報と追加データを伝送する方法および回路装置
EP3372483B1 (en) Electrically assisted vehicle
CN106965851B (zh) 一种车辆转向辅助提醒装置及方法
JP2006205906A (ja) 車輪位置検出装置およびそれを備えたタイヤ空気圧検出装置
JPH10210601A (ja) 列車速度検出装置
JP2012135147A (ja) 自動列車停止装置および自動列車停止方法
JPH08340607A (ja) 電気車両の運転支援システム
JP2017088173A (ja) 踏切制御装置及び踏切制御方法
JP3162551B2 (ja) Ats速度照査装置
JPH03159877A (ja) 角速度センサーの異常検出装置及びそれを用いた車両用舵角制御装置
JP2015224007A (ja) 車両制御システム及び車両
JPS6287816A (ja) タイヤ圧関連情報表示装置
KR102129199B1 (ko) 차량 운행 보조 장치
JP3120911B2 (ja) 移動体通信装置
JP2001330624A (ja) 加減速度検出装置
JP2830888B2 (ja) タキシー料金データ処理装置
KR100216816B1 (ko) 무선호출기 메세지 표시가 가능한 차량경보표시장치
JP2013159213A (ja) 踏切制御装置
JP2001021383A (ja) 回転検出装置
JPH10173574A (ja) 配電線搬送回路
JP2001213318A (ja) 列車停止制御装置
JPH06341851A (ja) 走行検出装置およびカーナビゲーション装置
KR19980054089A (ko) 차속검출표시장치
JP2002293115A (ja) タイヤ内圧警報装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040519

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040520

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080604

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090604

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090604

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100604

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110604

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110604

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120604

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130604

Year of fee payment: 9

EXPY Cancellation because of completion of term