JPH06341851A - 走行検出装置およびカーナビゲーション装置 - Google Patents
走行検出装置およびカーナビゲーション装置Info
- Publication number
- JPH06341851A JPH06341851A JP13212193A JP13212193A JPH06341851A JP H06341851 A JPH06341851 A JP H06341851A JP 13212193 A JP13212193 A JP 13212193A JP 13212193 A JP13212193 A JP 13212193A JP H06341851 A JPH06341851 A JP H06341851A
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- frequency
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Abstract
(57)【要約】
【目的】車両の改造を必要とせずに、走行検出装置を車
両に簡単迅速かつ安価に取り付ける。 【構成】車載電源21からの電圧のリップル周波数の周
波数計測回路24と、これにより計測したリップル周波
数の変化により自動車が走行中か否かを判定する走行判
定回路25を設ける。
両に簡単迅速かつ安価に取り付ける。 【構成】車載電源21からの電圧のリップル周波数の周
波数計測回路24と、これにより計測したリップル周波
数の変化により自動車が走行中か否かを判定する走行判
定回路25を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車等車両の走行を検
出する走行検出装置に係り、特に、車両の改造を要せず
に車両に容易に取り付けることができる走行検出装置お
よびカーナビゲーション装置に関する。
出する走行検出装置に係り、特に、車両の改造を要せず
に車両に容易に取り付けることができる走行検出装置お
よびカーナビゲーション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、提案されているカーナビゲーショ
ン装置の一例としては、図6に示すように構成されたも
のがある。このカーナビゲーション装置1は、自己車両
の現在位置(以下自車位置という)を検出するGPS受
信機等の位置検出ユニット2、道路地図およびこれに関
連したデータを記録するCD−ROMおよびこのCD−
ROMを駆動してこれら地図データを出力するドライバ
を有するCD−ROMユニット3、LCD(液晶表示装
置)やCRT(陰極線管)等の表示ユニット4、運転者
等により出発地や目的地等を入力するための入力ユニッ
ト5、システム全体等を制御する制御ユニット6、図示
しない自動車のシガーソケットに挿入する受電用のシガ
ープラグを介して車載電源7から受電して、前記各ユニ
ット2〜6に定電圧を安定的に給電する電源安定化ユニ
ット8を有する。
ン装置の一例としては、図6に示すように構成されたも
のがある。このカーナビゲーション装置1は、自己車両
の現在位置(以下自車位置という)を検出するGPS受
信機等の位置検出ユニット2、道路地図およびこれに関
連したデータを記録するCD−ROMおよびこのCD−
ROMを駆動してこれら地図データを出力するドライバ
を有するCD−ROMユニット3、LCD(液晶表示装
置)やCRT(陰極線管)等の表示ユニット4、運転者
等により出発地や目的地等を入力するための入力ユニッ
ト5、システム全体等を制御する制御ユニット6、図示
しない自動車のシガーソケットに挿入する受電用のシガ
ープラグを介して車載電源7から受電して、前記各ユニ
ット2〜6に定電圧を安定的に給電する電源安定化ユニ
ット8を有する。
【0003】制御ユニット6は、例えばマイクロプロセ
ッサ等よりなり、位置検出ユニット2からの自車位置検
出出力を受けて、その自車位置を含む道路地図データを
CD−ROMユニット3から読み出し、表示ユニット4
の画面上に、自車位置を示す自車位置マーク4aを地図
上に重ねて表示する機能等を有する。
ッサ等よりなり、位置検出ユニット2からの自車位置検
出出力を受けて、その自車位置を含む道路地図データを
CD−ROMユニット3から読み出し、表示ユニット4
の画面上に、自車位置を示す自車位置マーク4aを地図
上に重ねて表示する機能等を有する。
【0004】一方、表示ユニット4は自車位置マーク4
aによる車両の現在位置の表示だけではなく、入力ユニ
ット5の所要の操作により表示ユニット4に表示中の道
路地図をスクロールさせて走行先道路の表示や走行周辺
のガソリンスタンド、行楽施設等の関連情報の表示も可
能である。さらに、このカーナビゲーション装置1をテ
レビやラジオ、自動車電話等と組み合せて使用すること
により、利便性を高めることができる。
aによる車両の現在位置の表示だけではなく、入力ユニ
ット5の所要の操作により表示ユニット4に表示中の道
路地図をスクロールさせて走行先道路の表示や走行周辺
のガソリンスタンド、行楽施設等の関連情報の表示も可
能である。さらに、このカーナビゲーション装置1をテ
レビやラジオ、自動車電話等と組み合せて使用すること
により、利便性を高めることができる。
【0005】このようにカーナビゲーション装置1は、
各種のサービスを運転者等に提供することができるが、
高速走行時には表示ユニット4を運転者が注視すること
が安全上問題となる。
各種のサービスを運転者等に提供することができるが、
高速走行時には表示ユニット4を運転者が注視すること
が安全上問題となる。
【0006】そこで、高速走行時には詳細な地図画面や
テレビ画面を表示ユニット4に表示するのを強制的に禁
止する必要があり、行政指導もその方向にある。
テレビ画面を表示ユニット4に表示するのを強制的に禁
止する必要があり、行政指導もその方向にある。
【0007】そこで、従来のカーナビゲーション装置1
では制御ユニット6に図7で示すパーキングスイッチ9
を信号線10により接続している。パーキングスイッチ
9は自動車の図示しないパーキングブレーキの操作に連
動してON−OFFし、このパーキングブレーキレバー
を引き上げたときにパーキングスイッチ9がONして、
パーキングブレーキアラームランプ11を点灯させると
共に、パーキングスイッチ信号を制御ユニット6に与え
るものであり、このとき、制御ユニット6は表示ユニッ
ト4の表示を許可する。
では制御ユニット6に図7で示すパーキングスイッチ9
を信号線10により接続している。パーキングスイッチ
9は自動車の図示しないパーキングブレーキの操作に連
動してON−OFFし、このパーキングブレーキレバー
を引き上げたときにパーキングスイッチ9がONして、
パーキングブレーキアラームランプ11を点灯させると
共に、パーキングスイッチ信号を制御ユニット6に与え
るものであり、このとき、制御ユニット6は表示ユニッ
ト4の表示を許可する。
【0008】一方、自動車の走行を開始させるために、
パーキングブレーキレバーを緩めると、パーキングスイ
ッチ9がOFFとなり、パーキングスイッチ信号が制御
ユニット6へ入力されなくなるので、制御ユニット6は
自動車が走行状態であると判断して、表示ユニット4に
よる表示を強制的に禁止する。
パーキングブレーキレバーを緩めると、パーキングスイ
ッチ9がOFFとなり、パーキングスイッチ信号が制御
ユニット6へ入力されなくなるので、制御ユニット6は
自動車が走行状態であると判断して、表示ユニット4に
よる表示を強制的に禁止する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のカーナビゲーション装置1では、パーキング
スイッチ9を信号線10により制御ユニット6に接続す
るための配線工事を自動車に施す必要がある。しかも、
このような配線工事は車両の改造を伴うために、専門家
でなければ困難であり、コストが嵩むという課題があ
る。
うな従来のカーナビゲーション装置1では、パーキング
スイッチ9を信号線10により制御ユニット6に接続す
るための配線工事を自動車に施す必要がある。しかも、
このような配線工事は車両の改造を伴うために、専門家
でなければ困難であり、コストが嵩むという課題があ
る。
【0010】そこで本発明はこのような事情を考慮して
なされたもので、その目的は、車両の改造を必要とせず
に簡単迅速かつ安価に車両に取り付けることができる走
行検出装置およびカーナビゲーション装置を提供するこ
とにある。
なされたもので、その目的は、車両の改造を必要とせず
に簡単迅速かつ安価に車両に取り付けることができる走
行検出装置およびカーナビゲーション装置を提供するこ
とにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するために次のように構成される。
するために次のように構成される。
【0012】本願の請求項1に記載の発明(以下、第1
の発明という)は、自動車の車載電源系からの電圧のリ
ップル周波数を計測する周波数計測手段と、この周波数
計測手段により計測したリップル周波数の変化により前
記自動車が走行中か否かを判定する走行判定手段とを有
することを特徴とする。
の発明という)は、自動車の車載電源系からの電圧のリ
ップル周波数を計測する周波数計測手段と、この周波数
計測手段により計測したリップル周波数の変化により前
記自動車が走行中か否かを判定する走行判定手段とを有
することを特徴とする。
【0013】また、本願の請求項2に記載の発明(以
下、第2の発明という)は、請求項1記載の走行検出装
置と、自己車両の現在位置を、その位置を含む地図上に
少なくとも表示する表示装置と、前記走行検出装置によ
り自己車両の走行を検出したときに、前記表示装置によ
る表示を禁止する表示制御手段とを有することを特徴と
する。
下、第2の発明という)は、請求項1記載の走行検出装
置と、自己車両の現在位置を、その位置を含む地図上に
少なくとも表示する表示装置と、前記走行検出装置によ
り自己車両の走行を検出したときに、前記表示装置によ
る表示を禁止する表示制御手段とを有することを特徴と
する。
【0014】
〈第1の発明〉自動車の車載電源装置はエンジンにより
駆動されて発電する発電機と、その発電された交流を直
流に整流する整流器等を有するが、この車載電源系から
の電圧のリップル周波数が、周波数計測手段により計測
される。ここで計測されたリップル周波数が所定値を超
えたときには、エンジンが車両走行のために高速運転中
であるとして、車両が走行状態であると走行判定手段に
より判定する。
駆動されて発電する発電機と、その発電された交流を直
流に整流する整流器等を有するが、この車載電源系から
の電圧のリップル周波数が、周波数計測手段により計測
される。ここで計測されたリップル周波数が所定値を超
えたときには、エンジンが車両走行のために高速運転中
であるとして、車両が走行状態であると走行判定手段に
より判定する。
【0015】したがって本発明によれば、車載電源系か
ら受電することにより、その受電のリップル周波数から
車両が走行状態であるか否かを検出するので、この走行
検出装置の例えば受電用のシガープラグを、車載電源用
の例えばシガーソケット等に挿入するだけでよく、車両
を改造せずにこの走行検出装置を車両に簡単迅速かつ安
価に取り付けることができる。
ら受電することにより、その受電のリップル周波数から
車両が走行状態であるか否かを検出するので、この走行
検出装置の例えば受電用のシガープラグを、車載電源用
の例えばシガーソケット等に挿入するだけでよく、車両
を改造せずにこの走行検出装置を車両に簡単迅速かつ安
価に取り付けることができる。
【0016】〈第2の発明〉第1の発明に係る走行検出
装置により自動車の走行を検出したときは、表示装置に
よる表示を表示制御手段により強制的に停止させる。こ
のために、運転者は走行中表示装置を見ずに運転に専念
できるので、走行上の安全性を高めることができる。
装置により自動車の走行を検出したときは、表示装置に
よる表示を表示制御手段により強制的に停止させる。こ
のために、運転者は走行中表示装置を見ずに運転に専念
できるので、走行上の安全性を高めることができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0018】図1は本願第1の発明に係る走行検出装置
の一実施例のブロック図であり、図において、走行検出
装置20は、車載電源21に接続されたシガーソケット
21a等の受電端子に挿入される受電用のシガープラグ
21b等の受電端子と、フィルタ回路22、増幅および
波形整形回路23、周波数計測回路24、走行判定回路
25、タイミングパルス発生回路26、雑音混入阻止回
路27を有する。
の一実施例のブロック図であり、図において、走行検出
装置20は、車載電源21に接続されたシガーソケット
21a等の受電端子に挿入される受電用のシガープラグ
21b等の受電端子と、フィルタ回路22、増幅および
波形整形回路23、周波数計測回路24、走行判定回路
25、タイミングパルス発生回路26、雑音混入阻止回
路27を有する。
【0019】車載電源21は、図示しない自動車のエン
ジンにより駆動される発電機であるオルタネータと、こ
のオルタネータにより発電された交流を直流に変換する
整流器と、その直流電圧の所定電圧を安定的に調整する
レギュレータ等を有し、その直流を車載バッテリに充電
するものである。
ジンにより駆動される発電機であるオルタネータと、こ
のオルタネータにより発電された交流を直流に変換する
整流器と、その直流電圧の所定電圧を安定的に調整する
レギュレータ等を有し、その直流を車載バッテリに充電
するものである。
【0020】そして、この車載電源21からの直流に
は、図2に示すようにリップル成分aと、これに重畳さ
れたコイル成分等に起因する雑音bがある。また、リッ
プル成分aの周波数は例えば図3(a)〜(c)に示す
ようにエンジンの単位時間当りの回転数にほぼ比例す
る。
は、図2に示すようにリップル成分aと、これに重畳さ
れたコイル成分等に起因する雑音bがある。また、リッ
プル成分aの周波数は例えば図3(a)〜(c)に示す
ようにエンジンの単位時間当りの回転数にほぼ比例す
る。
【0021】つまり、図3は(a)〜(c)の順に順次
エンジンの単位時間当りの回転数を増加させていくと、
リップル周波数がこれに比例して次第に高くなる現象を
示している。
エンジンの単位時間当りの回転数を増加させていくと、
リップル周波数がこれに比例して次第に高くなる現象を
示している。
【0022】したがって、自動車の走行中には、エンジ
ンの回転数が増加して、リップル周波数が高くなる一
方、自動車の停止やアイドリング等でエンジンの回転数
がゼロないし所定値よりも低くなると、リップル周波数
がこれに比例して低くなるので、このリップル周波数の
変化を計測することにより、自動車が走行中であるか否
かを検出することができる。
ンの回転数が増加して、リップル周波数が高くなる一
方、自動車の停止やアイドリング等でエンジンの回転数
がゼロないし所定値よりも低くなると、リップル周波数
がこれに比例して低くなるので、このリップル周波数の
変化を計測することにより、自動車が走行中であるか否
かを検出することができる。
【0023】そこで、フィルタ22では車載電源21か
らの直流電圧より図2で示す雑音成分bを除去して、エ
ンジン回転数に比例するリップル成分aを増幅および波
形整形回路23に与えてここでリップル周波数を増幅す
ると共に、パルスに波形整形する。
らの直流電圧より図2で示す雑音成分bを除去して、エ
ンジン回転数に比例するリップル成分aを増幅および波
形整形回路23に与えてここでリップル周波数を増幅す
ると共に、パルスに波形整形する。
【0024】このパルスの周波数、つまり、リップル周
波数は周波数計測回路24により計測され、さらに、こ
のリップル周波数が所定値を超えたことを走行判定回路
25により検出すると、車両が走行中であるという判定
結果を出力し、一方、リップル周波数が所定値以下のと
きには車両が停止中であるという判定結果を出力する。
波数は周波数計測回路24により計測され、さらに、こ
のリップル周波数が所定値を超えたことを走行判定回路
25により検出すると、車両が走行中であるという判定
結果を出力し、一方、リップル周波数が所定値以下のと
きには車両が停止中であるという判定結果を出力する。
【0025】この走行判定回路25は、単なる一瞬のリ
ップル周波数計測結果を以って直ちに走行の判定をせず
に、所定時間内のリップル周波数の平均化と、図4で示
す所定の上部,下部周波数f1 ,f2 間のヒステリシス
特性を持たせて判定するものである。また、車両の走行
開始に伴うシフトレバーのチェンジやアクセル踏込み時
の多様な操作を勘案し、判定に一定の幅を持たせた処理
を行なう。
ップル周波数計測結果を以って直ちに走行の判定をせず
に、所定時間内のリップル周波数の平均化と、図4で示
す所定の上部,下部周波数f1 ,f2 間のヒステリシス
特性を持たせて判定するものである。また、車両の走行
開始に伴うシフトレバーのチェンジやアクセル踏込み時
の多様な操作を勘案し、判定に一定の幅を持たせた処理
を行なう。
【0026】つまり、リップル周波数が図4で示す所定
の上部周波数f1 以上により走行と判断し、それよりも
低い所定の下部周波数f2 以下に低下したときに車両の
走行停止と判定する。
の上部周波数f1 以上により走行と判断し、それよりも
低い所定の下部周波数f2 以下に低下したときに車両の
走行停止と判定する。
【0027】なお、この走行判定回路25はタイミング
パルス発生回路26からのタイミングパルスにより周波
数計測回路24と同期して動作する。
パルス発生回路26からのタイミングパルスにより周波
数計測回路24と同期して動作する。
【0028】また、雑音混入阻止回路27は電源安定化
ユニットへのオルタネータリップルを減衰させると共
に、電源安定化ユニットから発生する雑音が車両電源側
へリークするのを防止し、併せて、リップル周波数計測
への擾乱を防止するものである。
ユニットへのオルタネータリップルを減衰させると共
に、電源安定化ユニットから発生する雑音が車両電源側
へリークするのを防止し、併せて、リップル周波数計測
への擾乱を防止するものである。
【0029】したがって本実施例によれば、車載電源2
1からの電圧のリップル周波数の変化により車両が走行
中か否かを判断するので、走行検出装置20の受電用シ
ガープラグ21bを例えば単にシガーソケット21aに
挿入して受電することにより、車両の走行を検出するこ
とができるので、車両の改造を必要とせずに、この走行
検出装置20を車両に簡単迅速かつ安価に取り付けるこ
とができる。
1からの電圧のリップル周波数の変化により車両が走行
中か否かを判断するので、走行検出装置20の受電用シ
ガープラグ21bを例えば単にシガーソケット21aに
挿入して受電することにより、車両の走行を検出するこ
とができるので、車両の改造を必要とせずに、この走行
検出装置20を車両に簡単迅速かつ安価に取り付けるこ
とができる。
【0030】図5は本願第2の発明に係るカーナビゲー
ション装置30の一実施例の構成を示すブロック図であ
り、これは前記走行検出装置20を図6で示すカーナビ
ゲーション装置1に組み込んだ点に特徴があり、図5
中、図1と図6でそれぞれ示す部分と共通する部分には
同一符号を付して、その重複した説明を簡単化ないし省
略している。
ション装置30の一実施例の構成を示すブロック図であ
り、これは前記走行検出装置20を図6で示すカーナビ
ゲーション装置1に組み込んだ点に特徴があり、図5
中、図1と図6でそれぞれ示す部分と共通する部分には
同一符号を付して、その重複した説明を簡単化ないし省
略している。
【0031】カーナビゲーション装置30は走行検出装
置20からの判定結果を制御ユニット6に与え、車両が
走行状態にあることを検出したときに、制御ユニット6
により、表示ユニット4の自車位置マーク4aや地図の
表示を強制的に禁止する一方、走行検出装置20により
車両が停止状態にあると検出したときに、表示ユニット
4による表示を許容するものである。
置20からの判定結果を制御ユニット6に与え、車両が
走行状態にあることを検出したときに、制御ユニット6
により、表示ユニット4の自車位置マーク4aや地図の
表示を強制的に禁止する一方、走行検出装置20により
車両が停止状態にあると検出したときに、表示ユニット
4による表示を許容するものである。
【0032】したがって、車両が走行中であるときは、
自車位置マーク4aや地図等所要の表示を表示ユニット
4に表示するのを強制的に禁止するので、運転者等は表
示装置を見ずに運転に専念できるので、運転上の安全性
を高めることができる。
自車位置マーク4aや地図等所要の表示を表示ユニット
4に表示するのを強制的に禁止するので、運転者等は表
示装置を見ずに運転に専念できるので、運転上の安全性
を高めることができる。
【0033】また、受電用シガープラグ21bをシガー
ソケット21aに単に挿入することにより、車両を改造
せずに簡単迅速かつ安価に車両に取り付けることができ
る。
ソケット21aに単に挿入することにより、車両を改造
せずに簡単迅速かつ安価に車両に取り付けることができ
る。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本願第1の発明は、
自動車の車載電源系からの電圧のリップル周波数の変化
により自動車が走行中か否かを判定するので、車載電源
系から単に受電することにより自動車の走行中か否かを
検出することができる。このために、この走行検出装置
を自動車に取り付ける場合には、その自動車の改造を必
要としないので、この走行検出装置の自動車への取付を
簡単迅速かつ低コストで行なうことができる。
自動車の車載電源系からの電圧のリップル周波数の変化
により自動車が走行中か否かを判定するので、車載電源
系から単に受電することにより自動車の走行中か否かを
検出することができる。このために、この走行検出装置
を自動車に取り付ける場合には、その自動車の改造を必
要としないので、この走行検出装置の自動車への取付を
簡単迅速かつ低コストで行なうことができる。
【0035】また、本願第2の発明は、走行検出装置に
より自動車の走行を検出したときには、表示装置による
表示を強制的に禁止するので、自動車の運転手は表示装
置を見ずに運転に専念することができ、自動車の運転安
全性を高めることができる。
より自動車の走行を検出したときには、表示装置による
表示を強制的に禁止するので、自動車の運転手は表示装
置を見ずに運転に専念することができ、自動車の運転安
全性を高めることができる。
【図1】本願第1の発明に係る走行検出装置の一実施例
の全体構成を示すブロック図。
の全体構成を示すブロック図。
【図2】図1で示す車載電源からの電圧のリップルを示
す波形図。
す波形図。
【図3】自動車エンジンの回転数とリップル周波数との
比例関係を示す図。
比例関係を示す図。
【図4】図1で示す走行判定回路の判定用周波数を示す
図。
図。
【図5】図1で示す走行検出装置を組み込んだカーナビ
ゲーション装置の一実施例の構成を示すブロック図。
ゲーション装置の一実施例の構成を示すブロック図。
【図6】従来のカーナビゲーション装置のブロック図。
【図7】従来の走行検出手段の要部配線図。
2 位置検出ユニット 3 CD−ROMユニット 4 表示ユニット 4a 自車位置マーク 5 入力ユニット 6 制御ユニット 8 電源安定回路 20 走行検出装置 21 車載電源 21a シガーソケット 21b 受電用シガープラグ 22 フィルタ回路 23 増幅および波形整形回路 24 周波数計測回路 25 走行判定回路 26 タイミングパルス発生回路 27 雑音混入阻止回路 30 カーナビゲーション装置
Claims (2)
- 【請求項1】 自動車の車載電源系からの電圧のリップ
ル周波数を計測する周波数計測手段と、この周波数計測
手段により計測したリップル周波数の変化により前記自
動車が走行中か否かを判定する走行判定手段とを有する
ことを特徴とする走行検出装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の走行検出装置と、自己車
両の現在位置を、その位置を含む地図上に少なくとも表
示する表示装置と、前記走行検出装置により自己車両の
走行を検出したときに、前記表示装置による表示を禁止
する表示制御手段とを有することを特徴とするカーナビ
ゲーション装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13212193A JPH06341851A (ja) | 1993-06-02 | 1993-06-02 | 走行検出装置およびカーナビゲーション装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13212193A JPH06341851A (ja) | 1993-06-02 | 1993-06-02 | 走行検出装置およびカーナビゲーション装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06341851A true JPH06341851A (ja) | 1994-12-13 |
Family
ID=15073906
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13212193A Pending JPH06341851A (ja) | 1993-06-02 | 1993-06-02 | 走行検出装置およびカーナビゲーション装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06341851A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999053272A1 (en) * | 1998-04-15 | 1999-10-21 | Magellan Dis, Inc. | Vehicle navigation system with improved powerup performance |
JP2001351188A (ja) * | 2000-06-05 | 2001-12-21 | Nippon Signal Co Ltd:The | 運行状態検知装置および車両運行管理システム |
US8055441B2 (en) | 2007-07-27 | 2011-11-08 | Mitac International Corporation | Supplemental powered information receiver |
-
1993
- 1993-06-02 JP JP13212193A patent/JPH06341851A/ja active Pending
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---|---|---|---|---|
WO1999053272A1 (en) * | 1998-04-15 | 1999-10-21 | Magellan Dis, Inc. | Vehicle navigation system with improved powerup performance |
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