JPH10209683A - 電子部品装着方法及びその装置 - Google Patents

電子部品装着方法及びその装置

Info

Publication number
JPH10209683A
JPH10209683A JP9012835A JP1283597A JPH10209683A JP H10209683 A JPH10209683 A JP H10209683A JP 9012835 A JP9012835 A JP 9012835A JP 1283597 A JP1283597 A JP 1283597A JP H10209683 A JPH10209683 A JP H10209683A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mounting
unit
nozzle
electronic
electronic component
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9012835A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichi Motokawa
裕一 本川
Wataru Hirai
弥 平井
Muneyoshi Fujiwara
宗良 藤原
Satoshi Shida
智 仕田
Hiroshi Ota
博 大田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP9012835A priority Critical patent/JPH10209683A/ja
Publication of JPH10209683A publication Critical patent/JPH10209683A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manipulator (AREA)
  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
  • Automatic Assembly (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 従来は、実装動作が終了するまで部品供給部
や基板位置決め部の動作が禁止され、タクトロスや移動
距離が制限される問題があった。 【解決手段】 品供給部2より電子部品を実装ヘッドの
周縁のノズル部3により吸着して電子回路基板1の所定
の位置に間欠回転動作により順次装着する電子部品実装
装置において、実装電子部品の厚みを認識しノズル部3
の下降量を調整するストローク切り換え部6により、実
装動作の為のヘッド部4の停止中に実装動作の完了した
下死点にあるノズル部3を強制的に上昇させるようにす
る。電子部品供給部2や基板位置決め部5の動作を可能
にし、電子部品供給部2や基板位置決め部5の移動距離
を拡大出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品を電子回
路基板に実装する電子部品装着方法及びその装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図8を参照しながら従来の電子部品装着
装置の一例について説明する。図8において、20は電
子回路基板、21は電子部品を供給する電子部品供給
部、22は電子部品を電子部品供給部21より吸着し、
電子回路基板20に装着するノズル部、23はノズル部
22を保持し間欠回転するヘッド部、24は電子回路基
板20を保持し装着位置に位置決めをする基板位置決め
部、25は電子部品供給部21を保持し電子部品供給位
置に移動する供給駆動部、26は昇降するヘッド部23
の下降量を可変するストローク切り換え部、27は電子
部品を認識し補正を行う認識部、28は実装電子部品の
形状を認識しストローク切り換え部に指令を与える制御
部である。
【0003】次に、上記電子部品装着装置の動作につい
て説明する。ヘッド部23が間欠回転しノズル部22を
吸着位置に位置決めする。同時に、供給駆動部25が電
子部品供給部21を電子部品供給位置に位置決めさせ
る。位置決め後、ノズル部22は昇降し電子部品供給部
21から電子部品を吸着、保持する。この際制御部28
が吸着する電子部品の厚みを認識し、ストローク切り換
え部にノズル部22の下降量の指令を与え、ストローク
切り換え部26が下降量を調整する。電子部品吸着後、
ヘッド部23が間欠回転しノズル部22を認識部27上
に位置決めする。認識部27は電子部品の保持姿勢を認
識し補正を行う。電子部品認識後、ヘッド部23が間欠
回転しノズル部22を装着位置に位置決めする。同時に
電子回路基板20を保持した基板位置決め部24も装着
位置に位置決めする。位置決め後ノズル部22の昇降に
より電子部品を電子回路基板20上に装着する。この際
にも制御部28は吸着された電子部品の厚みを認識し、
ストローク切り換え部26にノズル部22の下降量の指
令を与え、ストローク切り換え部26が下降量を調整す
る。次に、装着後ヘッド部23が間欠回転し次の実装に
必要な電子部品を吸着する為、ノズル部22を次の吸着
位置に位置決めさせる。上記の様な動作をヘッド部23
の周縁に取り付けられた複数個のノズル部22が繰り返
し行うことにより電子部品を順次電子回路基板上に実装
する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例では、メカ
ニカルチャックノズルによる異形部品実装やQFPなど
の大型部品の実装においては、通常ノズルや小型部品の
実装よりも時間がかかり、その動作が終了するまで部品
供給部や基板位置決め部の動作が禁止されるため、タク
トロスや移動距離が制限されるという問題がある。本発
明は、上記の問題に鑑みストローク切り換え部によりノ
ズル部を強制的に上昇させることにより、動作が禁止さ
れていた部品供給部や基板位置決め部の動作を可能に
し、タクトロスを無くすとともに部品供給部や基板位置
決め部の移動距離を拡大することのできる電子部品装着
方法及びその装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数個の電子
部品を収納する部品供給部を複数設け、実装ヘッドの周
縁に複数個設けられたノズル部が所定の部品供給部より
電子部品を吸着し、基板位置決め部により位置決めされ
た電子回路基板の所定の位置に間欠回転動作により順次
装着する電子部品実装方法であって、任意の位置におけ
る実装動作の為にヘッド部を停止させる第1工程と、前
記任意の位置以外の実装動作が完了したことを判断する
第2工程と、前記第2工程の判断後、所定の位置におい
て下降しているノズル部をストローク切り換え部により
強制的に上昇させる第3工程と、ノズル部上昇後、全て
の位置での実装動作の完了を判断しヘッド部を再起動さ
せる第4工程とからなる電子部品装着方法である。
【0006】本発明によれば、実装動作のためのヘッド
部停止中において、ノズル部をストローク切換え部によ
り強制的に上昇させるので、電子部品供給部や基板位置
決め部の先行動作が可能となり、実装タクトや電子部品
供給部や基板位置決め部の移動距離が拡大し、生産性が
向上する。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、複数個の電子部品を収納する部品供給部を複数設
け、実装ヘッドの周縁に複数個設けられたノズル部が所
定の部品供給部より電子部品を吸着し、基板位置決め部
により位置決めされた電子回路基板の所定の位置に間欠
回転動作により順次装着する電子部品実装方法であっ
て、任意の位置における実装動作の為にヘッド部を停止
させる第1工程と、前記任意の位置以外の実装動作が完
了したことを判断する第2工程と、前記第2工程の判断
後、所定の位置において下降しているノズル部をストロ
ーク切り換え部により強制的に上昇させる第3工程と、
ノズル部上昇後、全ての位置での実装動作の完了を判断
しヘッド部を再起動させる第4工程とからなる電子部品
装着方法であり、本発明の電子部品装着方法によれば、
実装動作のためのヘッド部停止中において、ノズル部の
下降量を調整するストローク切り換え部によって吸着ま
たは装着動作の完了したノズル部を強制的に上昇させ、
電子部品供給部の基板位置決め部の動作を可能にするの
で、実装タクトの短縮や電子部品供給部、基板位置決め
部の移動距離の拡大が得られ、生産性の向上が可能にな
るという作用を有する。
【0008】請求項2に記載の発明は、複数個の電子部
品を収納する部品供給部を複数設け、実装ヘッドの周縁
に複数個設けられたノズル部が所定の部品供給部より電
子部品を吸着し、基板位置決め部により位置決めされた
電子回路基板の所定の位置に間欠回転動作により順次装
着する電子部品実装方法であって、実装する電子部品の
厚みに応じて吸着及び装着時のノズル部の下降量を決定
する第1工程と、第1工程で決められた下降量に従って
ストローク切り換え部によりノズル部を下降させる第2
工程と、任意の位置における実装動作の為にヘッド部を
停止させる第3工程と、前記任意の位置以外の実装動作
が完了したことを判断する第4工程と、前記第4工程に
おいて、実装動作が完了していないと判断した後に、吸
着または装着位置において下降しているノズル部を前記
ストローク切り換え部により強制的に上昇させる第5工
程と、ノズル部上昇後、次の実装に必要な部品供給部の
移動及び基板位置決め部の移動を先行して行う第6工程
と、全ての位置での実装動作の完了を判断しヘッド部を
再起動させる第7工程とからなる電子部品装着方法であ
り、ストローク切り換え部6によって、それぞれノズル
部3を強制的に上昇させ電子部品供給部や基板位置決め
部の動作を可能にすることにより、実装タクトの短縮や
電子部品供給部や基板位置決め部の移動距離の拡大を実
現することが出来るという作用を有する。
【0009】請求項3に記載の発明は、複数個の電子部
品を収納する部品供給部を複数設け、実装ヘッドの周縁
に複数個設けられたノズル部が所定の部品供給部より電
子部品を吸着し、基板位置決め部により位置決めされた
電子回路基板の所定の位置に間欠回転動作により順次装
着する電子部品実装装置において、実装部品の厚みに応
じて前記ノズル部の下降量を可変するストローク切り換
え部と、間欠回転動作でのヘッド部停止中における吸着
または装着動作を終了したノズル部を前記ストローク切
り換え部により強制的に上昇させ、部品供給部や基板位
置決め部の先行動作を可能とする制御部を設けたことを
特徴とする電子部品装着装置であり、吸着または装着動
作を終了したノズル部を強制的に上昇させる制御部を設
けたので、部品供給部や基板位置決め部の先行動作を可
能にし、請求項1および2記載の発明と同じ作用をす
る。
【0010】以下、本発明の実施の形態について図1か
ら図7を参照しながら説明する。図1は本発明の電子部
品装着装置の概要図で、図1において、1は電子回路基
板、2は電子部品を収納し供給する電子部品分供給部、
3は電子部品を電子部品供給部2から吸着し電子回路基
板1に装着するノズル部、4は複数のノズル部3を周縁
に保持し間欠回転運動するヘッド部、5は電子回路基板
1を保持し任意の装着位置に位置決めする基板位置決め
部、6はノズル部3の下降量を調整するストローク切り
換え部、7は電子部品を認識し補正を行う認識部であ
る。図2はストローク切り換え部6の詳細図である。図
2において、8は切り換え用モータ、9はモータ8の出
力軸に固定されているレバーブロック、10はレバーブ
ロック9の先端に固定されている支点ピン、11はリン
クブロックで支点ピン10によってレバーブロック9と
を連結されている。12は制御部で実装する電子部品の
厚みを認識し、その厚みに応じてノズル部の下降量を調
整する為にモータ8の回転位置を制御する。13は軸芯
回りに回転駆動するカム板、14は一端に回転自在なロ
ーラー15が取り付けられた駆動レバーAである。駆動
レバーA14の他端に第一連結リンク16の一端が連結
され、第一連結リンク16の他端とリンクブロック11
の他端と第二連結リンク17の一端がピン18によって
連結されている。第二連結リンク17の他端は駆動レバ
ーB19の一端に連結され、駆動レバーB19の他端に
ノズル部3が連結されている。
【0011】次に動作を説明する。ヘッド部4の間欠回
転運動によって、ノズル部3が吸着位置に位置決めさ
れ、同時に電子部品供給部2も吸着位置に位置決めされ
る。次に、制御部12が吸着する電子部品の厚みを認識
し、ノズル部3の下降量を調整するストローク切り換え
部6のモータ8に回転位置の指令を与え、モータ8によ
りレバーブロック9を回転させる。吸着する電子部品の
厚みが小さい場合には、レバーブロック9は図4に示す
ように上方に位置決めされる。次に、板カム13が回転
し、それに追従して駆動レバーA14が揺動を開始す
る。揺動が開始されると駆動レバーA14に連結されて
いる第一連結リンク16が駆動レバーA14と共に上方
に引き上げられる。第一連結リンク16、リンクブロッ
ク11および第二連結リンク17はピン18によって連
結されているため、第1連結リンク16に追従して、リ
ンクブロック11、第二連結リンク17も支点ピン10
を支点にして上方に引き上げられる。第二連結リンク1
7は駆動レバーB19と連結しており、駆動レバーB1
9の一端も引き上げられ、他端は支点を中心に押し下げ
られる。駆動レバーB19の他端にはノズル部3が連結
されているので、ノズル部3が下降し電子部品供給部2
から電子部品を吸着する。電子部品吸着後カム板13が
さらに回転し、カム板13に追従して駆動レバーA14
が揺動すると、第一リンク連結16が駆動レバーA14
と共に押し下げられる。第一連結リンク16とリンクブ
ロック11と第二連結リンク17はピン18によって連
結されているため、リンクブロック11、第二連結リン
ク17も同様に支点ピン10を支点にし押し下げられ
る。第二連結リンク17は駆動レバーB19と連結して
いるので、駆動レバーB19の一端が押し下げられ、そ
の他端は支点を中心に上昇する。駆動レバーB19の他
端にはノズル部3が連結されているので、ノズル部3が
上昇する。また、吸着する電子部品の厚みが大きい場合
には、レバーブロック9はモータ8によって図5に示す
ように下方へ位置決めされる。その後の動作は電子部品
の厚みが小さい場合と同様に各リンク機構が揺動し、ノ
ズル部3が昇降し電子部品を吸着する。ノズル部3の上
昇後ヘッド部4が間欠回転駆動し、ノズル部3は認識部
7上に位置決めされる。位置決め後認識部7は電子部品
の保持姿勢を認識し補正を行う。電子部品認識後ヘッド
部4は間欠回転運動し、装着位置に位置決めされる。同
時に電子回路基板1を保持した基板位置決め部5も装着
位置に位置決めされる。装着位置においても吸着位置と
同様に電子部品の厚みに応じてストロークを切り換えて
ノズル部3が昇降し電子部品を電子回路基板1上に装着
する。
【0012】以上のような動作をヘッド部4の周縁に取
り付けられた複数個のノズル部3が繰り返し行い、電子
部品を電子回路基板1上に順次装着する。上記のような
実装工程において、メカニカルチャックノズルを使用し
た実装では、チップ部品などの実装に比べると吸着・認
識・装着において、多くの時間を必要とする。メカニカ
ルチャックノズルによる部品吸着の場合、吸着完了まで
に装着側では電子部品の装着が完了している。そこで装
着側において、ノズル部3が下死点にある状態でストロ
ーク切り換え部6のモータ8を回転させ、レバーブロッ
ク9を図5に示す方向に回転させる。レバーブロック9
の他端はリンクブロック11の一端と連結しており、リ
ンクブロック11の他端は第二連結リンク17と連結し
ているので、第二連結リンク17は支点ピン10を支点
にして押し下げられる。第二連結リンク17が押し下げ
られると、駆動レバーB19の一端が押し下げられ、そ
のため他端が上昇し、ノズル部3が引き上げられる。こ
のように板カム13による駆動ではなく、ストローク切
り換え部6によって強制的にノズル部3を上昇させるこ
とにより、基板位置決め部5の移動が可能になり、次装
着位置に先行して移動させることが出来る。つまり、ノ
ズル部3を強制的に上昇させることにより、装着タクト
の短縮、基板位置決め部5の移動距離の大幅な拡大が可
能になる。同様にメカニカルチャックノズルでの電子部
品の装着の場合、装着完了までに吸着側では電子部品の
吸着が完了している。そこで、上記と同様に吸着側の下
死点にあるノズル部3をストローク切り換え部6によっ
て強制的に上昇させる。そうすることにより、電子部品
供給部2の移動が可能になり、次吸着電子部品を先行し
て吸着位置に準備することが出来る。つまりノズル部3
をストローク切り換え部6によって強制的に上昇させる
ことにより、QFPなどの電子部品の供給に時間のかか
る部品を先行して供給位置に準備出来るため、吸着タク
トを短縮することが出来、また電子部品供給部2の移動
距離を大幅に拡大することが出来る。
【0013】次に、図6に示すタイミングチャート図を
用いて動作を説明する。図6は吸着側がチップ部品実装
の吸着動作、装着側がメカニカルチャックノズルによる
実装の装着動作を示すタイミングチャート図である。任
意の位置における実装動作のために、吸着、装着の下死
点でヘッド部4は停止している。吸着側は装着側と比較
して下死点で停止する時間は短くて良い。つまり、吸着
側は装着側が下死点にいる間に動作を終了することが出
来る。次に、任意の位置以外の実装動作が完了したこと
を判断する。ここで従来ならば吸着側のノズル部3は装
着側の下死点の終了後に上昇していたが、吸着側の下死
点終了の指令(A)により、ストローク切り換え部6が
起動し、ノズル部3を強制的に上昇させる。ストローク
切り換え部6の動作完了の指令(B)により、電子部品
供給部2の動作禁止指令が解除され移動が可能になり、
次吸着電子部品の供給の為の先行動作を行う。装着側で
はノズル部3の上昇完了の指令(C)によって、基板位
置決め部5の動作禁止指令が解除され、次装着位置に移
動を開始する。以上のようなタイミングで下死点にある
ノズル部3をストローク切り換え部6により上昇させる
ことにより、電子部品供給部2の動作を可能にしてい
る。ここでは吸着側を例に説明したが、装着側も同様の
タイミングで下死点にあるノズル部3をストローク切り
換え部6により上昇させ、基板位置決め部5の動作を可
能にする。
【0014】また更に、吸着及び装着動作を示すフロー
チャート図7を用いて動作の説明をする。図7のステッ
プ1において、ヘッド部4が間欠回転する。ステップ2
において、ノズル部3が吸着及び装着位置に位置決めす
る。ステップ3において、制御部12が吸着及び装着す
る電子部品の厚みを認識する。ステップ4において、制
御部12がストローク切り換え部6にノズル部3の下降
量の指令を送る。ステップ5において、ストローク切り
換え部6が起動する。ステップ6において、ノズル部3
が下降し、実装動作の為にヘッド部は停止する。ステッ
プ7において、制御部12が他の位置の実装動作時間を
確認する。ステップ8において、他の位置で実装動作時
間が長くなる位置の有無を判断し、有ればステップ9
へ、無ければステップ11へ進む。ステップ9におい
て、ストローク切り換え部6により吸着または装着側の
実装動作の完了した下死点にあるノズル部3を強制的に
上昇させる。ステップ10において、吸着側のノズル部
3の上昇ならば電子部品供給部2が、装着側のノズル部
3の上昇ならば基板位置決め部5が先行動作を開始す
る。ステップ11において、強制上昇していないノズル
部3が上昇しステップ1に戻る。この工程を繰り返し行
うことにより電子部品を電子回路基板上に順次実装す
る。
【0015】また上記以外においても、QFPなどの大
型部品や異形部品などの部品認識における分割確認時
や、ノズルチェンジ、ノズルセレクトなどの実装動作に
時間がかかる場合も、吸着または装着側ではそれぞれの
動作が完了している。そこで上記のようにストローク切
り換え部6によって、それぞれノズル部3を強制的に上
昇させ電子部品供給部や基板位置決め部の動作を可能に
することにより、実装タクトの短縮や電子部品供給部や
基板位置決め部の移動距離の拡大を実現することが出来
る。
【0016】
【発明の効果】本発明の電子部品装着方法及びその装置
によれば、実装動作の為のヘッド部停止中において、ノ
ズル部の下降量を調整するストローク切り換え部によっ
て、吸着または装着動作の完了したノズル部を強制的に
上昇させ、電子部品供給部や基板位置決め部の動作を可
能にするので、実装タクトの短縮や電子部品供給部、基
板位置決め部の移動距離の拡大が得られ、生産性の向上
が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の電子部品装着装置の全体概
要図である。
【図2】本発明の一実施例の電子部品装着装置の要部の
詳細図である。
【図3】本発明の一実施例の電子部品装着装置の要部平
面の概要図である。
【図4】本発明の一実施例の電子部品装着装置の要部の
駆動動作図である。
【図5】本発明の一実施例の電子部品装着装置の要部の
駆動動作図である。
【図6】本発明の一実施例の動作タイミングチャート図
である。
【図7】本発明の一実施例の電子部品装着装置の動作説
明のフローチャート図である。
【図8】従来例の電子部品装着装置の全体概要図であ
る。
【符号の説明】
1 電子回路基板 2 電子部品供給部 3 ノズル部 4 ヘッド部 5 基板位置決め部 6 ストローク切り換え部 7 認識部 8 切り換え用モータ 9 レバーブロック爪 10 支点ピン 11 リンクブロック 12 制御部 13 板カム 14 駆動レバーA 15 ローラー 16 第一連結リンク 17 第二連結リンク 18 ピン 19 駆動レバーB 20 電子回路基板 21 電子部品供給部 22 ノズル部 23 ヘッド部 24 基板位置決め部 25 供給駆動部 26 ストローク切り換え部 27 認識部 28 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 仕田 智 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 大田 博 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の電子部品を収納する部品供給部
    を複数設け、実装ヘッドの周縁に複数個設けられたノズ
    ル部が所定の部品供給部より電子部品を吸着し、基板位
    置決め部により位置決めされた電子回路基板の所定の位
    置に間欠回転動作により順次装着する電子部品実装方法
    であって、任意の位置における実装動作の為にヘッド部
    を停止させる第1工程と、前記任意の位置以外の実装動
    作が完了したことを判断する第2工程と、前記第2工程
    の判断後、所定の位置において下降しているノズル部を
    ストローク切り換え部により強制的に上昇させる第3工
    程と、ノズル部上昇後、全ての位置での実装動作の完了
    を判断しヘッド部を再起動させる第4工程とからなる電
    子部品装着方法。
  2. 【請求項2】 複数個の電子部品を収納する部品供給部
    を複数設け、実装ヘッドの周縁に複数個設けられたノズ
    ル部が所定の部品供給部より電子部品を吸着し、基板位
    置決め部により位置決めされた電子回路基板の所定の位
    置に間欠回転動作により順次装着する電子部品実装方法
    であって、実装する電子部品の厚みに応じて吸着及び装
    着時のノズル部の下降量を決定する第1工程と、第1工
    程で決められた下降量に従ってストローク切り換え部に
    よりノズル部を下降させる第2工程と、任意の位置にお
    ける実装動作の為にヘッド部を停止させる第3工程と、
    前記任意の位置以外の実装動作が完了したことを判断す
    る第4工程と、前記第4工程において実装動作が完了し
    ていないと判断した後に、吸着または装着位置において
    下降しているノズル部を前記ストローク切り換え部によ
    り強制的に上昇させる第5工程と、ノズル部上昇後、次
    の実装に必要な部品供給部の移動及び基板位置決め部の
    移動を先行して行う第6工程と、全ての位置での実装動
    作の完了を判断しヘッド部を再起動させる第7工程とか
    らなる電子部品装着方法。
  3. 【請求項3】 複数個の電子部品を収納する部品供給部
    を複数設け、実装ヘッドの周縁に複数個設けられたノズ
    ル部が所定の部品供給部より電子部品を吸着し、基板位
    置決め部により位置決めされた電子回路基板の所定の位
    置に間欠回転動作により順次装着する電子部品実装装置
    において、実装部品の厚みに応じて前記ノズル部の下降
    量を可変するストローク切り換え部と、間欠回転動作で
    のヘッド部停止中における吸着または装着動作を終了し
    たノズル部を前記ストローク切り換え部により強制的に
    上昇させ、部品供給部や基板位置決め部の先行動作を可
    能とする制御部を設けたことを特徴とする電子部品装着
    装置。
JP9012835A 1997-01-27 1997-01-27 電子部品装着方法及びその装置 Pending JPH10209683A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9012835A JPH10209683A (ja) 1997-01-27 1997-01-27 電子部品装着方法及びその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9012835A JPH10209683A (ja) 1997-01-27 1997-01-27 電子部品装着方法及びその装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10209683A true JPH10209683A (ja) 1998-08-07

Family

ID=11816441

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9012835A Pending JPH10209683A (ja) 1997-01-27 1997-01-27 電子部品装着方法及びその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10209683A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007043089A (ja) * 2005-06-27 2007-02-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 実装条件決定方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007043089A (ja) * 2005-06-27 2007-02-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 実装条件決定方法
JP4607820B2 (ja) * 2005-06-27 2011-01-05 パナソニック株式会社 実装条件決定方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3350278B2 (ja) 基板処理装置
KR100237662B1 (ko) 전자부품실장장치 및 실장방법
JPH0837395A (ja) 半導体チップ供給装置および供給方法
JPH09299858A (ja) 接着剤塗布装置
JPH07214748A (ja) スクリーン印刷装置
JPH10209683A (ja) 電子部品装着方法及びその装置
JP2006321150A (ja) スクリーン印刷装置および印刷方法
JPH11261297A (ja) 電子部品実装方法及びその装置
JP3846171B2 (ja) 電子部品実装方法
JP2000085102A (ja) スクリーン印刷装置およびスクリーン印刷方法
JP2006279076A (ja) 電子部品実装方法
JP2001274594A (ja) 基板搬送装置及び基板搬送方法
JP2003048304A (ja) スクリーン印刷機及び印刷方法
JPH06169002A (ja) ボンダにおけるウエハからのチップ供給装置
JP4559264B2 (ja) 基板組立方法及び基板組立装置
JP3397837B2 (ja) 吸着ノズルの圧力供給装置
JP2000174498A (ja) 電子部品実装装置および電子部品実装方法
JP3818037B2 (ja) 電子部品実装方法
JP2000114320A (ja) ボンディング装置
WO2001054470A1 (en) Electronic parts mounting method and electronic parts mounter
JP3269109B2 (ja) ボンディング方法
JP2007142211A (ja) 部品実装方法及び部品実装機
JP2002093859A (ja) 部品実装装置およびその装置で用いられる部品受渡方法
JP2001135991A (ja) 電子部品装着装置及び電子部品装着方法
JP2003283188A (ja) 電子部品実装装置