JPH10208965A - モールドコイル用巻線方法及びその装置 - Google Patents

モールドコイル用巻線方法及びその装置

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JPH10208965A
JPH10208965A JP9008524A JP852497A JPH10208965A JP H10208965 A JPH10208965 A JP H10208965A JP 9008524 A JP9008524 A JP 9008524A JP 852497 A JP852497 A JP 852497A JP H10208965 A JPH10208965 A JP H10208965A
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winding
coil conductor
coil
conductor
winding machine
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JP9008524A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Tsutsui
宏 筒井
Tomoki Izuna
具己 伊豆名
Toshio Ogata
利夫 緒形
Kazunari Sukai
一成 須貝
Akira Nakayama
中山  晃
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 導体コイルの巻線過程において導体コイルを
形成でき、コイル導体をU巻きする場合、コイル全体が
大型になったり放熱しにくくなるのを回避する。 【解決手段】 コイル導体9の裸導体部1を巻装してい
るドラム21の回転により、裸導体部1が巻線機方向に
繰り出されると共に、コイル導体9の被覆絶縁材2を巻
装しているドラム23の回転により、被覆絶縁材2も巻
線機方向に繰り出され、しかも繰り出された被覆絶縁材
2が第一ローラ31〜第五ローラ35,押さえローラ3
6からなる被覆機構30の作動により、裸導体部1の周
囲に被覆されるので、コイル導体9を巻線中に形成する
ことができ、絶縁被覆工程をいちいち別個にすることが
不要になるので、工数の増加を招くことがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モールド形変圧器
等のような静止誘導電器に用いられるモールドコイルの
巻線方法と、その装置とに関するものである。
【0002】
【従来の技術】モールド形変圧器に使用される従来のモ
ールドコイルの一例を図8及び図9に示す。図8はコイ
ル導体として平角線を用いた多重円筒形のモールドコイ
ルを示し、同図において、裸導体部1の周囲が絶縁被覆
材2により覆われてコイル導体(符示せず)が形成さ
れ、該コイル導体を各層毎に巻回すると共に、その各層
のコイル導体間に層間絶縁紙3を設け、これらを樹脂層
4によりモールドすることにより、モールドコイルが形
成される。
【0003】また、コイル導体は、絶縁被覆材2として
テープ状の絶縁物5を用いる場合、例えば図9に示すよ
うに、裸導体部1の線軸周りに巻き回すと共に、その巻
回した絶縁物5の端部が、直前に巻いた絶縁物5の端部
と1〜3mm程度ラップするようにしている。他のコイ
ル導体としては、図10に示すように、裸導体部1にエ
ナメル等のワニスによって絶縁被覆材2を施すものもあ
る。但し、これらのコイル導体は、絶縁被覆材2が付い
た状態で購入してくる場合があるが、それでは電線断面
サイズの種類が制限されてしまうことから、裸導体部1
に絶縁被覆材2を設けているのが実情である。
【0004】層間絶縁紙3は、各層のコイル導体を覆っ
ているが、コイル導体の巻線形態によって厚さが変わ
る。即ち、各層毎にコイル導体の巻始め位置が同方向と
なるN巻きの場合、各導体の層間電圧が等しいため、層
間絶縁紙3の厚さが同じものを用いる。一方、各層毎の
コイル導体の巻始め位置が異なるU巻きの場合、各層毎
の導体の巻始め側と、それと隣り合う層の導体間の電圧
が、ターン間程の電位差でしかないが、一方の層の巻終
わり側の導体と隣り合う層の巻終わり側の導体との電位
差が最大となるので、その電位差に対応して厚さが変わ
る層間絶縁紙3を形成し、この層間絶縁紙3を各層毎に
挿入している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記に示す
従来のモールドコイルは、以下の点について配慮されて
いない。 (1)電器機器用コイル導体は、図9に示す如く裸導体
部1に絶縁被覆材2を施す作業が別途あり、その作業が
終了した時点で一旦ドラムに巻取り、その後、改めてコ
イルの巻線を行うので、それだけ工数の増加を招く問題
がある。
【0006】(2)コイル導体がN巻きの場合、各層の
巻回が巻終わる毎に渡り線を設けることによって巻線間
の絶縁を図るが、その渡り線のために絶縁紙を用いるの
で、それだけ絶縁紙の使用量が増大するばかりでなく、
それだけ工数増大を招く問題がある。
【0007】(3)コイル導体がU巻きの場合、各層の
巻回が終わる毎にすぐ上の層の巻線を始められることか
ら、上記N巻きの場合に比して工数を縮減できるが、コ
イル上下方向で層間の電位差が生じることから最大電位
差に必要な絶縁厚さを有する層間絶縁紙3を手作業にて
用いる結果、必要以上の厚さとなってしまう箇所が多々
発生し、そのため、コイル全体が大型になったりすると
共に、放熱しにくくなるという問題もある。
【0008】本発明の目的は、上記従来技術の問題点に
鑑み、絶縁被覆工程をいちいち別個にすることなく、導
体コイルの巻線過程において、裸導体部に絶縁被覆材を
施して導体コイルを形成できるようにしたモールドコイ
ル用巻線方法を提供することにあり、他の目的は、上記
方法を的確に実施し得るモールドコイル用巻線装置を提
供することにある。
【0009】また、本発明の目的は、コイル導体をU巻
きする場合、層間絶縁紙が必要以上の厚さとなるのを防
止し、コイル全体が大型になったり放熱しにくくなるの
を回避し得るモールドコイル用巻線方法を提供すること
にあり、他の目的は、上記方法を的確に実施し得るモー
ルドコイル用巻線装置を提供ことにある。
【0010】さらに本発明の目的は、上記二つの方法、
即ち、導体コイルの巻線過程において裸導体部に絶縁被
覆材を施して導体コイルを形成でき、またコイル導体を
U巻きする場合、層間絶縁紙が必要以上の厚さとなるの
を防止し、コイル全体が大型になったり放熱しにくくな
るのを回避し得るモールドコイル用巻線方法を提供する
ことにあり、他の目的は、その方法を的確に実施し得る
モールドコイル用巻線装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の一番目の方法発
明では、巻線機に対し絶縁被覆されたコイル導体を供給
し、該コイル導体を所定数及び所望層で巻線する巻線方
法において、上記巻線時、裸導体部と該裸導体部を被覆
し得る絶縁被覆材とを巻線機方向に繰り出す供給工程
と、該繰り出されている絶縁被覆材を裸導体部の周囲に
被覆させてコイル導体を形成する被覆工程とを有してい
る。
【0012】本発明の一番目の装置発明では、巻線時、
コイル導体の裸導体部を巻線機方向に繰り出す巻線供給
部と、裸導体部の繰り出しに応じ該裸導体部を被覆し得
る絶縁被覆材を巻線機方向に繰り出す被覆材供給部と、
巻線供給部,被覆材供給部と巻線機との間に設置され、
繰り出されている絶縁被覆材を裸導体部の周囲に被覆さ
せてコイル導体を形成する被覆機構とを有することを特
徴とするものである。
【0013】本発明の二番目の方法発明では、巻線機の
巻線により任意の層のコイル導体が形成されたとき、コ
イル導体の周囲にテープ状に形成された層間絶縁紙を回
転させながらかつ巻線軸方向に移動し、層間絶縁紙をコ
イル導体の周囲に巻き付ける絶縁紙挿入工程を有してい
る。
【0014】また、本発明の二番目の装置発明では、巻
線機の巻線により任意の層のコイル導体が形成されたと
き、コイル導体の周囲にテープ状に形成された層間絶縁
紙を回転させながらかつ巻線軸方向に移動し、層間絶縁
紙をコイル導体の周囲に巻き付ける絶縁紙挿入機構を有
している。
【0015】本発明の三番目の方法発明では、上記供給
工程と被覆工程との他、巻線機によりコイル導体が任意
の層を巻終え、かつ巻線機軸の回転によりコイル導体が
次の上層を巻始めたとき、前記巻線機軸の回転により、
テープ状に形成された層間絶縁紙を、上層の巻始めと同
時に繰り出すと共に、前記任意の層のコイル導体の周囲
に巻き付ける絶縁紙挿入工程とを有している。
【0016】また、本発明の三番目の装置発明では、上
記巻線供給部と絶縁材供給部と被覆機構との他、巻線機
によりコイル導体が任意の層を巻終え、かつ巻線機軸の
回転によりコイル導体が次の上層を巻始めたとき、前記
巻線機軸の回転により、テープ状に形成された層間絶縁
紙を、上層の巻始めと同時に繰り出すと共に、前記任意
の層のコイル導体の周囲に巻き付ける絶縁紙挿入機構と
を有している。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図1乃至
図7により説明する。図1乃至図5は本発明方法を実施
するためのモールドコイル用巻線装置の一実施例を示し
ている。モールドコイル用巻線装置の実施例は、巻線機
10がコイル導体9を巻線しているとき、その巻線機1
0の運転中に、裸導体部1に絶縁被覆材2を装着してコ
イル導体を形成し得るようにしたものであり、大別する
と、図1に示すように、巻線機10と、電線供給部及び
被覆材供給部(符示せず)と、被覆機構30と、絶縁紙
挿入機構40とを備えて構成されている。
【0018】巻線機10は、図3に示すように、巻線機
軸(図示せず)にボビン100が装着され、巻線機軸の
駆動によりボビン100が軸周りに回転することによ
り、コイル導体9を所定回数でかつ所定層で巻線する。
なお本例で取り扱うコイル導体9は、図4に示すように
裸導体部1が矩形断面をなす平角線である。
【0019】前記電線供給部は、詳細に図示していない
が、コイル導体の裸導体部1が巻装されたドラム21を
有している。ドラム21はこれを駆動する駆動機構22
に連結され、ドラム21から裸導体部1を供給すると
き、巻線機10による巻線速度に応じドラム21を回転
させるとにより、裸導体部1の繰り出し量を調節するよ
うにしている。
【0020】前記被覆材供給部は、絶縁被覆材2が巻装
されたドラム23と、該ドラム23を駆動する起動機構
24とを有し、ドラム23から絶縁被覆材2を供給する
とき、ドラム21から供給される裸導体部1の繰り出し
速度に応じドラム23を回転させることにより、絶縁被
覆材2の繰り出し量を調節するようにしている。これら
電線供給部及び被覆材供給部の各々が図1に示すように
支持体25に一体的に装着され、支持体25は、巻線機
10による巻線時、コイル導体の位置が移動したとき、
その移動に伴いレール26に沿って移動し得るように構
成されている。
【0021】被覆機構30は、巻線供給部,被覆材供給
部と巻線機10との間に設置されており、図2に示すよ
うに、裸導体部1の送り経路位置に回転自在に配設され
た複数のローラからなっている。即ち、図2に示すよう
に、裸導体部1と共に絶縁被覆材2が繰り出されている
とき、その絶縁被覆材2の両端側が第一ローラ31〜第
三ローラ33を通過するに従い次第に絞られ、次いで第
四ローラ34,第五ローラ35を通過することによりさ
らに絞り込まれ、裸導体部1の周囲にほぼ沿うように絶
縁被覆材2の両端側が重なり合う形態となり、さらに押
さえローラ36を通過し、該押さえローラ36が絶縁被
覆材2の両端側を互いに押さえつけることにより、絶縁
被覆材2を裸導体部1の周囲に被覆させるようにしてい
る。従って、第一ローラ31〜第五ローラ35及び押さ
えローラ36のガイドにより、裸導体部1と共に繰り出
された絶縁被覆材2を、裸導体部1の周囲に被覆させる
ので、巻線機10には絶縁被覆材2によって被覆された
状態のコイル導体が供給されることとなる。
【0022】この被覆機構30は、本例ではコイル導体
が巻線機1によって巻線しているとき、該コイル導体が
各層毎に軸方向と直交する方向に移動するのをガイドす
る移動機構29上に設置されている。移動機構29は元
々巻線装置に使用されている。
【0023】前記絶縁紙挿入機構40は、上述の如くし
て被覆されたコイル導体が巻線機10に供給され、かつ
該巻線機10によりコイル導体が各層毎に巻回したと
き、該層毎のコイル導体9の周囲に層間絶縁紙3を挿入
するものである。例えば、本例の挿入機構40は、コイ
ル導体が各層毎に巻き終わると、その巻終わった部位か
らすぐ上の層の巻線を巻始めるU巻きの場合に適用した
ものであり、従って、層間の電位差に勾配が生じること
から、層間絶縁紙3を電位差に応じた厚さに変える必要
があるものである。即ち、本例の挿入機構40は、図3
に示すように、一定の幅をもってテープ状に形成された
層間絶縁紙3を巻装し、かつコイル導体を巻線するボビ
ン100の回転軸と同心軸をもって回転する第一,第二
のリング41,42を有している。第一,第二のリング
41,42は、モールドコイルより大きい径のなし、か
つその周囲の一部に層間絶縁紙3を巻装しており、これ
らを駆動すると共に、巻線機軸の軸方向に沿い移動させ
る駆動機構(図示せず)に連結されている。該駆動機構
は、巻線機の巻線軸と独立的に駆動されるようになって
いる。なお、第一,第二リング41,42の途中には層
間絶縁紙3を巻装したドラム44が軸支されている。
【0024】そして、第一リング41は、巻線機10の
巻線時には図3(a)に示す矢印方向a,bに移動し、
互いに最も離れてボビン100の両側位置に位置してお
り、巻線機10によりコイル導体が一方の層を完全に巻
終え、巻線軸が停止したとき、第一リング41の層間絶
縁紙3の先端部がガイド機構によりコイル導体上に導か
れ、同図(b)に示す如く、第一リング41が回転しな
がら矢印方向aと反対方向cに移動し、層間絶縁紙3
が、直前に巻かれた層間絶縁紙3の端部とラップするよ
うに巻き付けるようにしている。この場合、層間絶縁紙
3の巻始め部分では互いに重なるラップ代(重なり枚
数)を上げ、次第にラップ代を小さくして巻終わり部分
で最も小さくなるようにする。
【0025】これは、コイル導体の層間の電位差の大き
さに基づき、図4に示すように、電位差が大きい箇所で
は層間絶縁紙3の互いに重なるラップ代を多くし、電位
差が小さい箇所では層間絶縁紙3の互いに重なるラップ
代を少なくする必要があるためであり、そのため、本例
ではリングの回転速度が一定の場合、第一リング41の
巻始め部分では軸方向の移動速度が最も遅く、そこから
移動速度を次第に速めるようにしている。
【0026】そして、第一リング41による層間絶縁紙
3の巻き付けが終了した時点で、図3(b)に示すよう
に、カッタ手段43により層間絶縁紙3が第一リング4
1から切り離され、矢印方向dに移動して元の位置に戻
るようにしている。
【0027】なお、第二リング42は、図3(c)に示
すように、上記一方の層に巻き付けられた層間絶縁紙3
の周囲にコイル導体が完全に巻終えたとき、この層の上
に第一リング41と同様に作動することにより層間絶縁
紙3を巻き付けるようにしているので、ここではその説
明を省略する。
【0028】次に実施例の巻線装置の動作に関連して本
発明方法の一実施例について述べる。巻線機10の巻線
機軸が駆動されると、ボビン100が回転するので、該
ボビン100の周囲にコイル導体9が巻線される。この
場合、コイル導体9がボビンの周囲に対し、巻回されな
がらかつ軸方向に移動して一層目が巻終わると、次にそ
の層の巻終えた部分の上から巻回されながらかつ逆方向
に移動して二層目が巻終えるU巻きとなり、これが繰り
返されることにより所定数でかつ所定層で巻線されるこ
ととなる。
【0029】上記巻線時、コイル導体9の裸導体部1を
巻装しているドラム21の回転により、裸導体部1が巻
線機方向に繰り出されると共に、コイル導体9の被覆絶
縁材2を巻装しているドラム23の回転により、被覆絶
縁材2も巻線機方向に繰り出され、しかも繰り出された
被覆絶縁材2が第一ローラ31〜第五ローラ35,押さ
えローラ36からなる被覆機構30の作動により、裸導
体部1の周囲に被覆されるので、コイル導体9を巻線中
に形成することができる。
【0030】これにより、従来技術のように絶縁被覆工
程をいちいち別個にすることが不要になるので、工数の
増加を招くことがない。これに加え、絶縁被覆材2を裸
導体部1に沿わせ、絶縁被覆材2の両端部が裸導体部1
を包むように被覆するので、コイル導体9の繰り出し速
度に脈動を生じても、それに拘わることなく確実に被覆
することができる。即ち、図9に示す従来技術のよう
に、裸導体部1の軸線周りに絶縁被覆材1を螺旋状に巻
き付けていくと、巻付け回転数にピッチを掛けた速度で
しかコイル導体を送ることができず、また裸導体部1に
被覆材を付けた直後に巻線する場合では、巻線速度が遅
くなり、巻線時間が長くかかり、さらにコイル導体部9
の断面が矩形の場合、巻線回転数がが一定のとき、巻線
機軸の中心と矩形コイル導体間の距離において該コイル
導体のコーナー部で最長の距離となることから、コイル
導体9を繰り出す速度に脈動を生じる問題があった。
【0031】本発明方法では、上述の如く、裸導体部1
に対し、絶縁被覆材2の両端部を被せるように被覆する
ので、絶縁被覆材2及び裸導体部1を巻線速度に合わせ
て繰り出すだけで確実に被覆することができ、そのた
め、裸導体部1の繰り出し速度に脈動が生じた場合は勿
論のこと、繰り出し速度が速くなっても確実に裸導体部
1を被覆することができる。
【0032】そして、実施例の巻線装置では、裸導体部
1を繰り出す巻線供給部と、絶縁被覆材2を繰り出す被
覆材供給部と、繰り出されている絶縁被覆材2を裸導体
部1の周囲に被覆する被覆機構30とを有しているの
で、上記被覆を的確に実施することができる。
【0033】また上記巻線時、任意の層が巻終えると、
絶縁紙挿入機構40の第一リング41,第二リング42
が回転することにより、層間絶縁紙3を周囲に巻き付
け、しかも層間の電位差の大きさに応じ層間絶縁紙3の
互いに重なり合うラップ代(重なり枚数)を変えるの
で、層間絶縁紙3の材料使用量を極力抑えることができ
るばかりでなく、結果的にコイル全体の厚さを最小に抑
えることができる。
【0034】そして、実施例の巻線装置は、第一リング
41,第二リング42と、これらを駆動する駆動機構と
からなる絶縁紙挿入機構40を備えているので、層間絶
縁紙3の挿入を的確に実施することができる。
【0035】また、ドラム21,駆動機構22を有する
電線供給部と、ドラム23,駆動機構24を有する被覆
材供給部とが支持体25に一体的に装着され、ここから
コイル導体9の裸導体部1と絶縁被覆材2をそれぞれ繰
り出すようにしているので、被覆されているコイル導体
を繰り出すための電線供給部を有する一般の巻線機と概
略的に同様の構成とすることができ、裸導体部1と絶縁
被覆材2との双方を繰り出す機能を有しているにも拘わ
らず、構造上の簡素化を図ることができると共に、占有
スペースの増加を招くおそれがない。しかも、被覆機構
30も、元々巻線機10に設置されている移動機構29
上に設置されるので、この点からも占有スペースの増加
を招くおそれがない。
【0036】なお図示実施例では、図3に示す被覆機構
30を設けた例を示したが、図5に示すものを用いても
同様の機能を得ることができる。即ち、この場合の被覆
機構30は、第一ローラ31〜第五ローラ35と、押さ
えローラ36との他、締付ドラム37が回転可能に設置
されている。締付ドラム37は、押さえローラ36を通
過しかつ絶縁被覆材2により被覆されたコイル導体9の
一部が通過しているとき、矢印の如く回転し、その通過
している部分9aを螺旋状に締め付けることにより、被
覆絶縁材2を裸導体部1に対し強固に巻き付けさせるよ
うにしている。これは、被覆絶縁材2と裸導体部1との
固着に粘着材や接着剤を用いてない場合に有効であり、
それだけ材料費を削減することができる。
【0037】またこの場合、被覆絶縁材2の両端部の幅
寸法が、互いにラップする必要がなく、裸導体部1の周
囲寸法にほぼ対応する大きさで済み、しかもドラム37
によって締め付けられる箇所は多少ピッチが変わっても
問題ない。このような被覆機構30は基本的には上述し
た図2に示すものと同様の作用効果を得ることができ
る。なお、被覆絶縁材2の材質としては、薄いフィルム
状のものが好ましく、例えばポリエチレンテレフタレー
ト(PET),ポリエチレンナフタレート(PEN),
ポリフェニレンサファイド(PPS),ポリイミド(P
I)などが挙げられる。また、フィルムに半硬化性の樹
脂を塗布しておけば、ドラム37による締め付け時に共
に加熱処理することにより、裸導体部1との固着性が高
まる他、コイル導体1相互の固着を図ることができる。
これにより、堅牢なコイルを製作することができるの
で、短絡時の電磁機械力に対しても構造上の強度を維持
することができる。
【0038】図6は本発明方法を実施するためのモール
ドコイル用巻線装置の他の実施例を示している。この場
合は、巻線機10と、電線供給部及び被覆材供給部と、
被覆機構30と、絶縁紙挿入機構40とを備えている点
は前記第一の実施例と同様である。
【0039】この実施例において第一の実施例と異なる
のは絶縁紙挿入機構40を変更した点にある。
【0040】即ち、本例の絶縁紙挿入機構40は、図6
に示すように、一定の幅をもってテープ状に形成された
層間絶縁紙3を巻装した供給ドラム45を有している。
供給ドラム45は、これを駆動すると共に、供給ドラム
45を巻線機軸10Aに沿い矢印方向gに移動し得る駆
動機構(図示せず)に連結されている。この供給ドラム
45は、巻線機10によりコイル導体9が例えば任意の
層を完全に巻終えた時点で、図6(a)に示すように、
供給ドラム45から繰り出された層間絶縁紙3の先端部
が先端処理部(図示せず)により、巻終えたコイル導体
上に移動し、コイル導体が次の層を形成するためにボビ
ン100が回転することによって巻始めると、ボビン1
00の回転により層間絶縁紙3の先端部もコイル導体に
同時に巻始めるようにしている。
【0041】その場合、コイル導体9の線幅に比較して
層間絶縁紙3の幅が広く、また絶縁紙3がコイル導体9
の巻線タイミングより速く、コイル導体9の任意の層の
周囲に巻き付かなければならいないので、供給ドラム4
5の矢印方向gへの移動と、巻線に伴って移動するコイ
ル導体9の軸方向hの移動とはそれぞれ別個になってお
り、また層間絶縁紙3のラップ代を層間の電位差の大き
さに応じ変えることから、層間絶縁紙3とコイル導体9
の送り速度も別々に設定ことが望ましく、矢印方向gへ
の移動がコイル導体9の軸方向hへの移動より速くして
いる。
【0042】そして、層間絶縁紙3の巻き付き及びコイ
ル導体9の巻線が図6(b)に示す如く進み、さらに層
間絶縁紙3が同図(c)に示す如く終了端まで至ると、
その時点で巻線機軸が停止するので、図示しないカッタ
手段が層間絶縁紙3を切断し、その後、同図(d)に示
す如く巻線機軸が再び駆動され、コイル導体9が巻線を
続行して終了巻線数に達する。
【0043】なお、切断された層間絶縁紙3の先端部
は、図示しない先端処理部により把持され、次の巻き付
きに備えて退避している。
【0044】この実施例によれば、巻線機軸10Aが回
転すると、層間絶縁紙3がコイル導体9の巻線と同時に
コイル導体層の周囲に巻き付くように構成したので、任
意の層の巻線が終了した後で層間絶縁紙3のみを巻き付
ける第一の実施例に比較し、層間絶縁紙3の巻き付きを
短縮させることができると共に、それだけ巻線の停止時
間を短縮させることもできるので、装置全体の巻線に要
する時間の短縮化を図ることもできる。
【0045】なお、これまで述べた実施例では、何れも
テープ状の幅をもつ層間絶縁紙3を用い、これをコイル
導体9の層の上に巻き付ける例を示したが、例えば図7
に示すように、予め層間の電位差に対応する部分にラッ
プ代をもたせた層間絶縁紙3′を形成し、これを挿入す
るようにしてもよい。
【0046】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の請求項1,
3,5によれば、巻線時、裸導体部と絶縁被覆材とを巻
線機方向に繰り出す供給工程と、繰り出されている絶縁
被覆材を裸導体部の周囲に被覆させてコイル導体を形成
する被覆工程とを有して構成したので、従来技術のよう
に絶縁被覆工程をいちいち別個にすることが不要にな
り、従って、工数の増加を招くことなく、コイル導体を
容易に形成することができる効果がある。
【0047】また、請求項2,4,5によれば、層間絶
縁紙をコイル導体の周囲に巻き付ける絶縁紙挿入工程を
有して構成したので、層間絶縁紙の材料使用量を極力抑
えることができるばかりでなく、結果的にコイル全体の
厚さを最小に抑えることができ、層間絶縁紙の挿入を良
好に行え、コイル全体が大型になったり放熱しにくくな
るのを回避し得る効果がある。特に、請求項5によれ
ば、コイル導体を容易に形成することができると共に、
層間絶縁紙の挿入を良好に行えるという双方の効果があ
る。
【0048】本発明の請求項6,8,10によれば、上
記請求項1,3,5の方法を的確に実施し得る効果があ
り、請求項7,9によれば、上記請求項2,4の方法を
的確に実施し得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を実施するためのモールドコイル用
巻線装置の一実施例を示す概略斜視図。
【図2】同じく巻線装置における被覆材機構を示す説明
用斜視図。
【図3】同じく巻線装置における絶縁紙挿入機構を示す
説明用斜視図。
【図4】同じく巻線装置によって巻線されたモールドコ
イルを示す説明断面図。
【図5】巻線装置における被覆材機構の他の例を示す説
明用斜視図。
【図6】本発明方法を実施するためのモールドコイル用
巻線装置の他の実施例を示す絶縁紙挿入機構の説明用斜
視図。
【図7】層間絶縁紙の他の例を示す説明図。
【図8】従来のモールドコイルを示す説明用断面図。
【図9】コイル導体の裸導体部に絶縁被覆材をテーピィ
ングする状態を示す説明図。
【図10】裸導体部に絶縁被覆材を塗布した断面円形の
コイル導体を示す説明図。
【符号の説明】
1…裸導体部、2…絶縁被覆材、3…層間絶縁紙、10
…巻線機、10A…巻線機軸、21…電線供給部のドラ
ム、23…被覆材供給部のドラム、30…被覆機構、3
1〜35…第一〜第五ローラ、36…押さえローラ、4
0…絶縁紙挿入機構、41…第一リング、42…第二リ
ング、44,45…供給ドラム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 須貝 一成 新潟県北蒲原郡中条町大字富岡46番地1 株式会社日立製作所産業機器事業部内 (72)発明者 中山 晃 新潟県北蒲原郡中条町大字富岡46番地1 株式会社日立製作所産業機器事業部内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻線機に対し絶縁被覆されたコイル導体
    を供給し、該コイル導体を所定数及び所望層で巻線する
    巻線方法において、上記巻線時、裸導体部と該裸導体部
    を被覆し得る絶縁被覆材とを巻線機方向に繰り出す供給
    工程と、該繰り出されている絶縁被覆材を裸導体部の周
    囲に被覆させてコイル導体を形成する被覆工程とを有す
    ることを特徴とするモールドコイル用巻線方法。
  2. 【請求項2】 巻線機に対し絶縁被覆されたコイル導体
    を供給し、該コイル導体を所定数及び所望層で巻線する
    巻線方法において、巻線機の巻線により任意の層のコイ
    ル導体が形成されたとき、コイル導体の周囲にテープ状
    に形成された層間絶縁紙を回転させながらかつ巻線軸方
    向に移動し、層間絶縁紙をコイル導体の周囲に巻き付け
    る絶縁紙挿入工程を有することを特徴とするモールドコ
    イル用巻線方法。
  3. 【請求項3】 巻線機に対し絶縁被覆されたコイル導体
    を供給し、該コイル導体を所定数及び所望層で巻線する
    巻線方法において、上記巻線時、裸導体部と該裸導体部
    を被覆し得る絶縁被覆材とを巻線機方向に繰り出す供給
    工程と、該繰り出されている絶縁被覆材を裸導体部の周
    囲に被覆させてコイル導体を形成する被覆工程と、巻線
    機の巻線により任意の層のコイル導体が形成されたと
    き、コイル導体の周囲にテープ状に形成された層間絶縁
    紙を回転しながら巻線軸方向に移動し、層間絶縁紙をコ
    イル導体の周囲に巻き付ける絶縁紙挿入工程とを有する
    ことを特徴とするモールドコイル用巻線方法。
  4. 【請求項4】 巻線機に対し絶縁被覆されたコイル導体
    を供給し、該コイル導体を所定数及び所望数で巻線する
    巻線方法において、巻線機によりコイル導体が任意の層
    を巻終え、かつ巻線機軸の回転によりコイル導体が次の
    上層を巻始めたとき、前記巻線機軸の回転により、テー
    プ状に形成された層間絶縁紙を、上層の巻始めと同時に
    繰り出すと共に、前記任意の層のコイル導体の周囲に巻
    き付ける絶縁紙挿入工程を有することを特徴とするモー
    ルドコイル用巻線方法。
  5. 【請求項5】 巻線機に対し絶縁被覆されたコイル導体
    を供給し、該コイル導体を所定数及び所望数で巻線する
    巻線方法において、上記巻線時、裸導体部と該裸導体部
    を被覆し得る絶縁被覆材とを巻線機方向に繰り出す供給
    工程と、該繰り出されている絶縁被覆材を裸導体部の周
    囲に被覆させてコイル導体を形成する被覆工程と、巻線
    機によりコイル導体が任意の層を巻終え、かつ巻線機軸
    の回転によりコイル導体が次の上層を巻始めたとき、前
    記巻線機軸の回転により、テープ状に形成された層間絶
    縁紙を、上層の巻始めと同時に繰り出すと共に、前記任
    意の層のコイル導体の周囲に巻き付ける絶縁紙挿入工程
    とを有することを特徴とするモールドコイル用巻線方
    法。
  6. 【請求項6】 巻線機に対し絶縁被覆されたコイル導体
    を供給し、該コイル導体を所定数及び所望数で巻線する
    巻線装置において、上記巻線時、コイル導体の裸導体部
    を巻線機方向に繰り出す巻線供給部と、裸導体部の繰り
    出しに応じ該裸導体部を被覆し得る絶縁被覆材を巻線機
    方向に繰り出す被覆材供給部と、巻線供給部,被覆材供
    給部と巻線機との間に設置され、繰り出されている絶縁
    被覆材を裸導体部の周囲に被覆させてコイル導体を形成
    する被覆機構とを有することを特徴とするモールドコイ
    ル用巻線装置。
  7. 【請求項7】 巻線機に対し絶縁被覆されたコイル導体
    を供給し、該コイル導体を所定数及び所望数で巻線する
    巻線装置において、巻線機の巻線により任意の層のコイ
    ル導体が形成されたとき、コイル導体の周囲にテープ状
    に形成された層間絶縁紙を回転させながらかつ巻線軸方
    向に移動し、層間絶縁紙をコイル導体の周囲に巻き付け
    る絶縁紙挿入機構を有することを特徴とするモールドコ
    イル用巻線装置。
  8. 【請求項8】 巻線機の巻線時、該巻線機に対し絶縁被
    覆されたコイル導体を供給する巻線装置において、上記
    巻線時、コイル導体の裸導体部を巻線機方向に繰り出す
    巻線供給部と、該巻線供給部による裸導体部の繰り出し
    に応じ、コイル導体の絶縁被覆材を巻線機方向に繰り出
    す絶縁材供給部と、該繰り出されている絶縁被覆材を裸
    導体部の周囲に被覆させてコイル導体を形成する被覆機
    構と、巻線機の巻線により任意の層のコイル導体が形成
    されたとき、コイル導体の周囲にテープ状に形成された
    層間絶縁紙を回転しながら巻線軸方向に移動し、層間絶
    縁紙をコイル導体の周囲に巻き付ける絶縁紙挿入機構と
    を有することを特徴とするモールドコイル用巻線装置。
  9. 【請求項9】 巻線機に対し絶縁被覆されたコイル導体
    を供給し、該コイル導体を所定数及び所望層で巻線する
    巻線装置において、巻線機によりコイル導体が任意の層
    を巻終え、かつ巻線機軸の回転によりコイル導体が次の
    上層を巻始めたとき、前記巻線機軸の回転により、テー
    プ状に形成された層間絶縁紙を、上層の巻始めと同時に
    繰り出すと共に、前記任意の層のコイル導体の周囲に巻
    き付ける絶縁紙挿入機構を有することを特徴とするモー
    ルドコイル用巻線装置。
  10. 【請求項10】 巻線機に対し絶縁被覆されたコイル導
    体を供給し、該コイル導体を所定数及び所望層で巻線す
    る巻線装置において、上記巻線時、コイル導体の裸導体
    部を巻線機方向に繰り出す巻線供給部と、該巻線供給部
    による裸導体部の繰り出しに応じ、コイル導体の絶縁被
    覆材を巻線機方向に繰り出す絶縁材供給部と、該繰り出
    されている絶縁被覆材を裸導体部の周囲に被覆させてコ
    イル導体を形成する被覆機構と、巻線機によりコイル導
    体が任意の層を巻終え、かつ巻線機軸の回転によりコイ
    ル導体が次の上層を巻始めたとき、前記巻線機軸の回転
    により、テープ状に形成された層間絶縁紙を、上層の巻
    始めと同時に繰り出すと共に、前記任意の層のコイル導
    体の周囲に巻き付ける絶縁紙挿入機構とを有することを
    特徴とするモールドコイル用巻線装置。
JP9008524A 1997-01-21 1997-01-21 モールドコイル用巻線方法及びその装置 Pending JPH10208965A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114556503A (zh) * 2019-10-24 2022-05-27 日新电机株式会社 电流互感器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN114556503A (zh) * 2019-10-24 2022-05-27 日新电机株式会社 电流互感器

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