JPH10208953A - 負荷時タップ切換変圧器のタップ切換制御装置 - Google Patents
負荷時タップ切換変圧器のタップ切換制御装置Info
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- JPH10208953A JPH10208953A JP9012416A JP1241697A JPH10208953A JP H10208953 A JPH10208953 A JP H10208953A JP 9012416 A JP9012416 A JP 9012416A JP 1241697 A JP1241697 A JP 1241697A JP H10208953 A JPH10208953 A JP H10208953A
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- lrts
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- 230000002401 inhibitory effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
Landscapes
- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】電力系統において、並列運転をしているLRT
への単独制御信号の出力によるAVRの動作のずれや故
障、誤操作によるLRTのタップにずれ、及び短絡電流
の発生を防止したLRTのタップ切換制御装置を提供す
ること。 【解決手段】複数の電力系統にそれぞれ接続された負荷
にそれぞれの負荷時タップ切換変圧器を介して電力を供
給するためにタップ切換制御指令を出力する負荷時タッ
プ切換変圧器のタップ切換制御装置において、電力系統
の遮断器の状態を取り込み、当該電力系統において負荷
時タップ切換変圧器の並列運転を行っていることを判断
する第1演算手段と、前記負荷時タップ切換変圧器が並
列運転を行っているときは、並列運転をしている負荷時
タップ切換変圧器を別個に制御することを禁止する第2
演算手段とを備えているので、AVRの動作のずれや故
障、人間の誤操作によるLRTのタップずれが生じ、短
絡電流が発生するような事故を防止することができる。
への単独制御信号の出力によるAVRの動作のずれや故
障、誤操作によるLRTのタップにずれ、及び短絡電流
の発生を防止したLRTのタップ切換制御装置を提供す
ること。 【解決手段】複数の電力系統にそれぞれ接続された負荷
にそれぞれの負荷時タップ切換変圧器を介して電力を供
給するためにタップ切換制御指令を出力する負荷時タッ
プ切換変圧器のタップ切換制御装置において、電力系統
の遮断器の状態を取り込み、当該電力系統において負荷
時タップ切換変圧器の並列運転を行っていることを判断
する第1演算手段と、前記負荷時タップ切換変圧器が並
列運転を行っているときは、並列運転をしている負荷時
タップ切換変圧器を別個に制御することを禁止する第2
演算手段とを備えているので、AVRの動作のずれや故
障、人間の誤操作によるLRTのタップずれが生じ、短
絡電流が発生するような事故を防止することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、負荷時タップ切換
変圧器のタップ切換を電子計算機などの演算装置を用い
て行う負荷時タップ切換変圧器のタップ切換制御装置に
関する。
変圧器のタップ切換を電子計算機などの演算装置を用い
て行う負荷時タップ切換変圧器のタップ切換制御装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の複数の負荷時タップ切換
変圧器(以下、LRTという)(本例の場合は2台のL
RT)が適用された電力系統図の一例を示すものであ
る。同図において、電源設備から供給される電力は、1
号受電遮断器1を介して1号LRT2により電圧調整が
なされた後、1号LRT二次遮断器(以下、CB1とい
う)3を経て負荷へ、また2号受電遮断器4を介して2
号LRT5により電圧調整がなされた後、2号LRT二
次遮断器(以下、CB2という)6を経て負荷へ供給さ
れる。LRTの電圧調整は手動による制御、又は変成器
8に接続された自動電圧調整器(1号LRT用AVR)
9および自動電圧調整器(2号LRT用AVR)10に
よる制御により実施される。また、これら2台のLRT
2,5は、母線連絡遮断器(以下、CBTという)7を
閉じると並列運転となり、CBT7を開くと2台のLR
Tはそれぞれ単独運転となる。
変圧器(以下、LRTという)(本例の場合は2台のL
RT)が適用された電力系統図の一例を示すものであ
る。同図において、電源設備から供給される電力は、1
号受電遮断器1を介して1号LRT2により電圧調整が
なされた後、1号LRT二次遮断器(以下、CB1とい
う)3を経て負荷へ、また2号受電遮断器4を介して2
号LRT5により電圧調整がなされた後、2号LRT二
次遮断器(以下、CB2という)6を経て負荷へ供給さ
れる。LRTの電圧調整は手動による制御、又は変成器
8に接続された自動電圧調整器(1号LRT用AVR)
9および自動電圧調整器(2号LRT用AVR)10に
よる制御により実施される。また、これら2台のLRT
2,5は、母線連絡遮断器(以下、CBTという)7を
閉じると並列運転となり、CBT7を開くと2台のLR
Tはそれぞれ単独運転となる。
【0003】図4は、従来のLRTのタップ切換制御装
置の構成を示すブロック図である。同図において、演算
装置13は、LRTのタップ切換制御を自動(AVR)
で行うか、手動で行うかを決めるモード信号“1号自動
/手動”11a,“2号自動/手動”11b及びLRT
のタップ切換制御を並列で行うか、単独で行うか、又並
列の場合は1号LRT用の制御信号を主として制御を行
うか、または2号LRT用の制御信号により制御を行う
かを決めるモード信号“並列1号主”11c,または
“並列2号主”11d,あるいは“単独”11eを読み
込みモード演算を行い、1号及び2号のタップ上げ/下
げ信号入力(自動/手動)11f〜11iに連動した1
号及び2号タップ上げ/下げ信号12a,12bを出力
し、LRTのタップ切換制御を行う。11a〜11i
は、手動による押しボタンスイッチ等の操作信号であ
る。
置の構成を示すブロック図である。同図において、演算
装置13は、LRTのタップ切換制御を自動(AVR)
で行うか、手動で行うかを決めるモード信号“1号自動
/手動”11a,“2号自動/手動”11b及びLRT
のタップ切換制御を並列で行うか、単独で行うか、又並
列の場合は1号LRT用の制御信号を主として制御を行
うか、または2号LRT用の制御信号により制御を行う
かを決めるモード信号“並列1号主”11c,または
“並列2号主”11d,あるいは“単独”11eを読み
込みモード演算を行い、1号及び2号のタップ上げ/下
げ信号入力(自動/手動)11f〜11iに連動した1
号及び2号タップ上げ/下げ信号12a,12bを出力
し、LRTのタップ切換制御を行う。11a〜11i
は、手動による押しボタンスイッチ等の操作信号であ
る。
【0004】図5は、図4の演算装置13の制御プログ
ラムを示すフローチャートである。この演算装置13で
は、一定周期又は、任意のタイミングでモード信号を読
み込み(ステップa-1)、LRTの単独運転制御をする
のか、並列運転制御をするのかを判断し(ステップa-
2)、この判断が単独の場合は、1号LRT,2号LR
Tを別個に制御することとする。次に、制御を自動(A
VR)で行うのか、手動で行うのかを判断し(ステップ
a-3)、自動あるいは手動の場合ともそれぞれのタップ
上げ/下げ信号入力(ステップa-4,ステップa-5)に
連動したタップ切換制御信号を1号LRT,2号LRT
に別個に出力する。前記ステップa-2にて、並列の場合
は1号LRTおよび2号LRTを同時に制御することに
なるが、その制御を1号LRTの制御指令入力を主とし
て行うか、2号LRTの制御指令入力を主として行うか
を判断(ステップa-7)する。1号LRT主が選択され
た場合は、次にその制御を自動(AVR)で行うか、手
動(人間の操作)で行うかを判断し(ステップa-8)、
自動あるいは手動の場合ともそれぞれのタップ上げ/下
げ信号入力(ステップa-10 ,ステップa-11 )に連動
したタップ切換制御信号を1号LRT及び2号LRT双
方に出力する。ステップa-7にて、2号LRT主が選択
された場合は、次に、その制御を自動(AVR)で行う
か、手動(人間の操作)で行うかを判断し(ステップa
-9)、自動あるいは手動の場合ともそれぞれのタップ上
げ/下げ信号入力(ステップa-12 ,ステップa-13 )
に連動したタップ切換制御信号を1号LRT及び2号L
RT双方に出力する。
ラムを示すフローチャートである。この演算装置13で
は、一定周期又は、任意のタイミングでモード信号を読
み込み(ステップa-1)、LRTの単独運転制御をする
のか、並列運転制御をするのかを判断し(ステップa-
2)、この判断が単独の場合は、1号LRT,2号LR
Tを別個に制御することとする。次に、制御を自動(A
VR)で行うのか、手動で行うのかを判断し(ステップ
a-3)、自動あるいは手動の場合ともそれぞれのタップ
上げ/下げ信号入力(ステップa-4,ステップa-5)に
連動したタップ切換制御信号を1号LRT,2号LRT
に別個に出力する。前記ステップa-2にて、並列の場合
は1号LRTおよび2号LRTを同時に制御することに
なるが、その制御を1号LRTの制御指令入力を主とし
て行うか、2号LRTの制御指令入力を主として行うか
を判断(ステップa-7)する。1号LRT主が選択され
た場合は、次にその制御を自動(AVR)で行うか、手
動(人間の操作)で行うかを判断し(ステップa-8)、
自動あるいは手動の場合ともそれぞれのタップ上げ/下
げ信号入力(ステップa-10 ,ステップa-11 )に連動
したタップ切換制御信号を1号LRT及び2号LRT双
方に出力する。ステップa-7にて、2号LRT主が選択
された場合は、次に、その制御を自動(AVR)で行う
か、手動(人間の操作)で行うかを判断し(ステップa
-9)、自動あるいは手動の場合ともそれぞれのタップ上
げ/下げ信号入力(ステップa-12 ,ステップa-13 )
に連動したタップ切換制御信号を1号LRT及び2号L
RT双方に出力する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のタップ切換制御装置にあっては、電力系統
の状態を監視していないため、系統が並列運転状態(図
3においてCB1,CB2,CBTとも閉)においても
“単独”運転モード11eを選択すれば、1号LRTお
よび2号LRTのタップ切換制御を別個に行うことがで
きる。この制御は、自動でも手動でも可能であるが、自
動の場合は例えば、1号LRT用AVRと2号LRT用
AVRの動作のずれや故障、手動の場合は、人間の誤操
作によりLRTのタップにずれが生じ(それぞれのLR
T二次に電位差が生じる)、図3のような短絡電流Is
が発生する恐れがある。
ような従来のタップ切換制御装置にあっては、電力系統
の状態を監視していないため、系統が並列運転状態(図
3においてCB1,CB2,CBTとも閉)においても
“単独”運転モード11eを選択すれば、1号LRTお
よび2号LRTのタップ切換制御を別個に行うことがで
きる。この制御は、自動でも手動でも可能であるが、自
動の場合は例えば、1号LRT用AVRと2号LRT用
AVRの動作のずれや故障、手動の場合は、人間の誤操
作によりLRTのタップにずれが生じ(それぞれのLR
T二次に電位差が生じる)、図3のような短絡電流Is
が発生する恐れがある。
【0006】本発明は上記状況に鑑みてなされたもの
で、その目的は、電力系統においてLRTの並列運転を
行っているときは、並列運転をしているLRTへの単独
制御信号の出力を禁止することにより、AVRの動作の
ずれや故障、人間の誤操作によりLRTのタップにずれ
が生じ、短絡電流が発生することがないようにした負荷
時タップ切換変圧器用タップ切換制御装置を提供するこ
とにある。
で、その目的は、電力系統においてLRTの並列運転を
行っているときは、並列運転をしているLRTへの単独
制御信号の出力を禁止することにより、AVRの動作の
ずれや故障、人間の誤操作によりLRTのタップにずれ
が生じ、短絡電流が発生することがないようにした負荷
時タップ切換変圧器用タップ切換制御装置を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1は、複数の電力系統にそれぞれ接
続された負荷にそれぞれの負荷時タップ切換変圧器を介
して電力を供給するためにタップ切換制御指令を出力す
る負荷時タップ切換変圧器のタップ切換制御装置におい
て、電力系統の遮断器の状態を取り込み、当該電力系統
において負荷時タップ切換変圧器の並列運転を行ってい
ることを判断する第1演算手段と、前記負荷時タップ切
換変圧器が並列運転を行っているときは、並列運転をし
ている負荷時タップ切換変圧器を別個に制御することを
禁止する第2演算手段とを備えたことを特徴とする。
に、本発明の請求項1は、複数の電力系統にそれぞれ接
続された負荷にそれぞれの負荷時タップ切換変圧器を介
して電力を供給するためにタップ切換制御指令を出力す
る負荷時タップ切換変圧器のタップ切換制御装置におい
て、電力系統の遮断器の状態を取り込み、当該電力系統
において負荷時タップ切換変圧器の並列運転を行ってい
ることを判断する第1演算手段と、前記負荷時タップ切
換変圧器が並列運転を行っているときは、並列運転をし
ている負荷時タップ切換変圧器を別個に制御することを
禁止する第2演算手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図を
参照して説明する。図1は、本発明の一実施例であるタ
ップ切換制御装置の構成を示すブロック図である。
参照して説明する。図1は、本発明の一実施例であるタ
ップ切換制御装置の構成を示すブロック図である。
【0009】同図に示すように、演算装置13は、マイ
クロコンピュータにより構成され、CB1状態信号11
x,CB2状態信号11y,CBT状態信号11zを取
り込むことにより、電力系統状態を判断する。これによ
り、LRTの並列運転制御を行うか(LRTへの単独運
転制御の禁止)、単独運転制御を行うかを決めることに
より系統制御を自動(AVR)で行うか、手動(人間の
操作)で行うかを決めるモード信号“1号自動/手動”
11a,“2号自動/手動”11b及びLRTの並列タ
ップ切換制御を1号LRT用の制御信号を主として制御
を行うか、2号LRT用の制御信号により制御を行うか
を決めるモード信号“並列1号主”11c,“並列2号
主”11dを読み込みモード演算を行い、1号及び2号
のタップ上げ/下げ信号入力(自動/手動)11f〜1
1iに連動した1号及び2号タップ上げ/下げ信号12
a,12bを出力し、LRTのタップ切換制御を行う。
11a〜11iは、人間による押しボタンスイッチ等の
操作信号である。
クロコンピュータにより構成され、CB1状態信号11
x,CB2状態信号11y,CBT状態信号11zを取
り込むことにより、電力系統状態を判断する。これによ
り、LRTの並列運転制御を行うか(LRTへの単独運
転制御の禁止)、単独運転制御を行うかを決めることに
より系統制御を自動(AVR)で行うか、手動(人間の
操作)で行うかを決めるモード信号“1号自動/手動”
11a,“2号自動/手動”11b及びLRTの並列タ
ップ切換制御を1号LRT用の制御信号を主として制御
を行うか、2号LRT用の制御信号により制御を行うか
を決めるモード信号“並列1号主”11c,“並列2号
主”11dを読み込みモード演算を行い、1号及び2号
のタップ上げ/下げ信号入力(自動/手動)11f〜1
1iに連動した1号及び2号タップ上げ/下げ信号12
a,12bを出力し、LRTのタップ切換制御を行う。
11a〜11iは、人間による押しボタンスイッチ等の
操作信号である。
【0010】図2は、演算装置13において実行される
制御プログラムのフローチャートであり、以下このフロ
ーチャートを参照しながら、本実施例の動作を説明す
る。図2のフローチャートにおいて、入力信号読み込み
処理(ステップb-1)では、LRTのタップ切換制御を
自動(AVR)で行うか、手動(人間の操作)で行うか
を決めるモード信号“1号自動/手動”11a,“2号
自動/手動”11b及びLRTの並列タップ切換制御を
1号LRT用の制御信号を主として制御を行うか、2号
LRT用の制御信号により制御を行うかを決めるモード
信号“並列1号主”11c,“並列2号主”11d,C
B1状態信号11x,CB2状態信号11y,CBT状
態信号11zを取り込み電力系統状態を判断する(ステ
ップb-2)。
制御プログラムのフローチャートであり、以下このフロ
ーチャートを参照しながら、本実施例の動作を説明す
る。図2のフローチャートにおいて、入力信号読み込み
処理(ステップb-1)では、LRTのタップ切換制御を
自動(AVR)で行うか、手動(人間の操作)で行うか
を決めるモード信号“1号自動/手動”11a,“2号
自動/手動”11b及びLRTの並列タップ切換制御を
1号LRT用の制御信号を主として制御を行うか、2号
LRT用の制御信号により制御を行うかを決めるモード
信号“並列1号主”11c,“並列2号主”11d,C
B1状態信号11x,CB2状態信号11y,CBT状
態信号11zを取り込み電力系統状態を判断する(ステ
ップb-2)。
【0011】次に、読み込まれた信号のうち、CB1状
態信号11x,CB2状態信号11y,CBT状態信号
11zがすべて閉状態ならば、並列運転実施と判断し、
(ステップb-3-YES)一つでも開がある場合には単独と
判断する(ステップb-3-No)。この判断が単独の場合
は、1号LRTおよび2号LRTを別個に制御すること
とする。
態信号11x,CB2状態信号11y,CBT状態信号
11zがすべて閉状態ならば、並列運転実施と判断し、
(ステップb-3-YES)一つでも開がある場合には単独と
判断する(ステップb-3-No)。この判断が単独の場合
は、1号LRTおよび2号LRTを別個に制御すること
とする。
【0012】次に、制御を自動(AVR)で行うのか、
手動(人間の操作)で行うかを判断し(ステップb-
4)、自動あるいは手動の場合ともそれぞれのタップ上
げ/下げ信号入力(ステップb-5,ステップb-6)に連
動したタップ切換制御信号を1号LRTあるいは2号L
RTに別個に出力する。ステップb-3にて、並列の場合
は1号LRTおよび2号LRTを同時に制御することに
なるが、その制御を1号LRTの制御指令入力を主とし
て行うか、2号LRTの制御指令入力を主として行うか
を判断し(ステップb-8)、1号LRT主が選択された
場合は、次にその制御を自動(AVR)で行うか、ある
いは手動(人間の操作)で行うかを判断し(ステップb
-9)、自動あるいは手動の場合ともそれぞれのタップ上
げ/下げ信号入力(ステップb-11 ,ステップb-12 )
に連動したタップ切換制御信号を1号LRT及び2号L
RT双方に出力する。ステップb-7にて、2号LRT主
が選択された場合は、次にその制御を自動(AVR)で
行うか、手動(人間の操作)で行うかを判断し(ステッ
プb-10 )、自動あるいは手動の場合ともそれぞれのタ
ップ上げ/下げ信号入力(ステップa-13 ,ステップa
-14 )に連動したタップ切換制御信号を1号LRT及び
2号LRT双方に出力する。
手動(人間の操作)で行うかを判断し(ステップb-
4)、自動あるいは手動の場合ともそれぞれのタップ上
げ/下げ信号入力(ステップb-5,ステップb-6)に連
動したタップ切換制御信号を1号LRTあるいは2号L
RTに別個に出力する。ステップb-3にて、並列の場合
は1号LRTおよび2号LRTを同時に制御することに
なるが、その制御を1号LRTの制御指令入力を主とし
て行うか、2号LRTの制御指令入力を主として行うか
を判断し(ステップb-8)、1号LRT主が選択された
場合は、次にその制御を自動(AVR)で行うか、ある
いは手動(人間の操作)で行うかを判断し(ステップb
-9)、自動あるいは手動の場合ともそれぞれのタップ上
げ/下げ信号入力(ステップb-11 ,ステップb-12 )
に連動したタップ切換制御信号を1号LRT及び2号L
RT双方に出力する。ステップb-7にて、2号LRT主
が選択された場合は、次にその制御を自動(AVR)で
行うか、手動(人間の操作)で行うかを判断し(ステッ
プb-10 )、自動あるいは手動の場合ともそれぞれのタ
ップ上げ/下げ信号入力(ステップa-13 ,ステップa
-14 )に連動したタップ切換制御信号を1号LRT及び
2号LRT双方に出力する。
【0013】このように、本実施例によれば、従来技術
ではモード信号“並列1号主”あるいは“並列2号主”
あるいは“単独”を入力することにより並列制御を行う
か、単独制御を行うかを決定していたのに対し、電力系
統の状態を監視しているので、電力系統においてLRT
が並列運転しているときは、LRTの単独制御をするこ
とがなくなり、AVRの動作のずれや故障、手動の場合
は、人間の誤操作によりLRTのタップにずれが生じ、
短絡電流が発生することがなく、LRTのタップ切換制
御が行える。
ではモード信号“並列1号主”あるいは“並列2号主”
あるいは“単独”を入力することにより並列制御を行う
か、単独制御を行うかを決定していたのに対し、電力系
統の状態を監視しているので、電力系統においてLRT
が並列運転しているときは、LRTの単独制御をするこ
とがなくなり、AVRの動作のずれや故障、手動の場合
は、人間の誤操作によりLRTのタップにずれが生じ、
短絡電流が発生することがなく、LRTのタップ切換制
御が行える。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電力系統においてLRTの並列運転を行っているとき
は、並列運転をしているLRTへの単独制御信号の出力
を禁止することにより、AVRの動作のずれや故障、人
間の誤操作により、LRTのタップにずれが生じ、短絡
電流が発生することがなく、LRTのタップ切換制御が
行うことができる。したがって、電力系統においてLR
Tの並列運転を行っている場合に、LRTのタップ切換
制御装置からの制御によるLRTのタップずれを防止す
ることができる。
電力系統においてLRTの並列運転を行っているとき
は、並列運転をしているLRTへの単独制御信号の出力
を禁止することにより、AVRの動作のずれや故障、人
間の誤操作により、LRTのタップにずれが生じ、短絡
電流が発生することがなく、LRTのタップ切換制御が
行うことができる。したがって、電力系統においてLR
Tの並列運転を行っている場合に、LRTのタップ切換
制御装置からの制御によるLRTのタップずれを防止す
ることができる。
【図1】本発明の一実施例の構成図。
【図2】図1の演算装置の制御手順を示すフローチャー
ト。
ト。
【図3】本発明のLRTのタップ切換制御装置が適用さ
れる系統図。
れる系統図。
【図4】従来のLRTのタップ切換制御装置の構成図。
【図5】図4の演算装置の制御手順を示すフローチャー
ト。
ト。
1…1号受電遮断器、2…1号LRT、3…1号LRT
二次遮断器(CB1)、4…2号受電遮断器、5…2号
LRT、6…2号LRT二次遮断器(CB2)、7…母
線連絡遮断器(CBT)、8…変成器、9…1号AV
R、10…2号AVR、13…演算装置。
二次遮断器(CB1)、4…2号受電遮断器、5…2号
LRT、6…2号LRT二次遮断器(CB2)、7…母
線連絡遮断器(CBT)、8…変成器、9…1号AV
R、10…2号AVR、13…演算装置。
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の電力系統にそれぞれ接続された負
荷にそれぞれの負荷時タップ切換変圧器を介して電力を
供給するためにタップ切換制御指令を出力する負荷時タ
ップ切換変圧器のタップ切換制御装置において、電力系
統の遮断器の状態を取り込み、当該電力系統において負
荷時タップ切換変圧器の並列運転を行っていることを判
断する第1演算手段と、前記負荷時タップ切換変圧器が
並列運転を行っているときは、並列運転をしている負荷
時タップ切換変圧器を別個に制御することを禁止する第
2演算手段とを備えたことを特徴とする負荷時タップ切
換変圧器のタップ切換制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9012416A JPH10208953A (ja) | 1997-01-27 | 1997-01-27 | 負荷時タップ切換変圧器のタップ切換制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9012416A JPH10208953A (ja) | 1997-01-27 | 1997-01-27 | 負荷時タップ切換変圧器のタップ切換制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10208953A true JPH10208953A (ja) | 1998-08-07 |
Family
ID=11804669
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9012416A Pending JPH10208953A (ja) | 1997-01-27 | 1997-01-27 | 負荷時タップ切換変圧器のタップ切換制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10208953A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100844962B1 (ko) | 2006-12-26 | 2008-07-09 | 박기주 | 변압기 및 이를 포함하는 절전형 변압 장치 |
JP2009201177A (ja) * | 2008-02-19 | 2009-09-03 | Meidensha Corp | 変電所における変圧器のタップ切換制御装置 |
-
1997
- 1997-01-27 JP JP9012416A patent/JPH10208953A/ja active Pending
Cited By (2)
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