JPH10208841A - ハーネス製造装置 - Google Patents

ハーネス製造装置

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Publication number
JPH10208841A
JPH10208841A JP9022004A JP2200497A JPH10208841A JP H10208841 A JPH10208841 A JP H10208841A JP 9022004 A JP9022004 A JP 9022004A JP 2200497 A JP2200497 A JP 2200497A JP H10208841 A JPH10208841 A JP H10208841A
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JP
Japan
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wire
press
connector
short
pressure contact
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JP9022004A
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English (en)
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Hiromi Tanaka
博美 田中
Satoshi Suzuki
智 鈴木
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AMP Japan Ltd
Original Assignee
AMP Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワイヤの供給と測長を同時に行い、正確且つ
効果的に圧接してワイヤの一端に1個のコネクタを他端
に複数個のコネクタを成端するワイヤハーネス製造装置
を提供すること。 【解決手段】 長形コネクタ1を第1圧接部101で圧
接し、ワイヤクランプ18で引き出す。次に短形コネク
タ2が第2圧接部61で圧接接続される。更にワイヤ
は、長さL2になるように伸ばされ短形コネクタ4が第
2圧接部61で圧接される。同様の圧接作業が繰り返さ
れて複数の短形コネクタがハーネスの長さLの短い順に
圧接される。圧接終了後はクランプ18によりワイヤハ
ーネスは引き出され排出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はハーネス製造装置に
関し、特に一端に1個の長形コネクタを成端し、他端に
複数の短形コネクタを成端するハーネス製造装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電線の両端にコネクタを成端する為のハ
ーネス製造装置として、例えば図19に示す特開平7−
296933号公報に示すものが知られている。この装
置は長形コネクタ203を載置するコネクタテーブル2
05、短形コネクタ202、202’を載置するコネク
タテーブル204、電線213を供給する電線供給ヘッ
ド206、検尺ローラ207、208、及び各コネクタ
202、202’203を圧接接続する為の圧接ブレー
ド210、211を有する。
【0003】電線213は電線供給ヘッド206により
長形コネクタ203まで供給され圧接ブレード211に
よりコネクタ203の圧接端子235へ圧接接続され
る。次に検尺ローラ207、208により電線213が
所定長繰り出され圧接ブレード210の歯233、23
4で短形コネクタ202を圧接接続する。次に圧接ブレ
ード210を横に移動させ、検尺ローラ207、208
で短形コネクタ202’に対応させて電線213を繰り
出し、歯231、232で短形コネクタ202’を圧接
接続する。
【0004】
【発明が解決すべき課題】前述の従来例では電線供給ヘ
ッド206による電線(ワイヤ)213の供給と検尺が
別々に行われており、生産効率が悪かった。
【0005】また短形コネクタを複数突き当てて配置す
るので短形コネクタ202、202’の圧接すべき端子
位置のずれは公差の累積により大きくなってしまう。そ
の結果圧接ブレード210による圧接の際適切に圧接接
続されない慮れがある。また短形コネクタが3個以上あ
るときは中央部分の短形コネクタを圧接する際、既に圧
接済の隣接する端子も再度圧接し変形させる慮れがあ
る。
【0006】本発明は以上の点に鑑みてなされたもので
あり、ワイヤの供給と検尺とを同時に行うことのできる
ハーネス製造装置を提供することを目的とする。
【0007】また、ワイヤの検尺(測長)と供給とを同
時に行うことにより生産効率のよいハーネス製造装置を
提供することを目的とする。
【0008】更に、正確に位置決めされる複数の短形コ
ネクタに圧接刃を選択的に作動させて圧接することので
きるハーネス製造装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のハーネス製造装
置は、長形コネクタを配置してワイヤの先端部を圧接接
続する第1圧接部と、圧接接続された前記長形コネクタ
近傍の前記ワイヤを把持して、下流に引っ張るクランプ
部と、前記第1圧接部と前記引っ張られた前記長形コネ
クタの間に位置し、複数の短形コネクタを配置して前記
ワイヤを圧接する第2圧接部とを具え、前記クランプ部
は前記短形コネクタとの間の前記ワイヤの短いものから
順次段階ごとに測長し、前記第2圧接部は前記各段階ご
とに対応する前記短形コネクタを圧接接続すると共に前
記ワイヤを切断してハーネスを製造することを特徴とす
る。
【0010】また、本発明のハーネス製造装置は、長形
コネクタを配置してワイヤの先端部を圧接接続する第1
圧接部と、圧接接続された前記長形コネクタ近傍の前記
ワイヤを把持して下流に引っ張るクランプ部と、前記第
1圧接部と前記引っ張られた前記長形コネクタとの間に
位置し複数の短形コネクタを配置して前記ワイヤを端子
に圧接する第2圧接部とを具え、該第2圧接部は、前記
短形コネクタの少なくとも合計端子数の個別の圧接刃を
有すると共に、圧接接続すべき前記短形コネクタの前記
端子に対応する圧接刃のみ作動するようプログラムされ
ていることを特徴とする。
【0011】更に、本発明のハーネス製造装置は、長形
コネクタを配置してワイヤの先端部を圧接接続する第1
圧接部と、圧接接続された前記長形コネクタ近傍の前記
ワイヤを把持して下流に引っ張るクランプ部と、前記第
1圧接部と前記引っ張られた前記長形コネクタとの間に
位置し複数の短形コネクタを配置して前記ワイヤを端子
に圧接する第2圧接部とを具え、該第2圧接部は前記複
数の短形コネクタに夫々対応する圧接端部を有する複数
の圧接刃を有し、該圧接刃の選択的使用により前記短形
コネクタを圧接接続することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について、添付図を参照して詳細に説明する。
【0013】図1は、アプリケータ60、100がホー
ムポジション(基準位置)にあるハーネス製造装置及び
電線(ワイヤ)に成端された長形コネクタ1を示す概略
図である。図1に於いて、鎖線で示す部分は下側の作業
領域Wである。この作業領域Wに対し、上側には図示し
ない駆動機構例えば、エアシリンダ等により作業領域W
に対し往復運動するよう駆動されるアプリケータ60及
び100が配置される。極数即ち端子数の多い長形コネ
クタ1はワイヤ10の端部に接続されている。ワイヤ1
0はワイヤガイド12により案内されている。ワイヤガ
イド12の上流即ちワイヤ10を供給する側にはワイヤ
プルユニット14が配置されている。ワイヤプルユニッ
ト14には、ワイヤ10の本数に対応してワイヤ押さえ
シリンダ16が配置される。ワイヤ10はこのシリンダ
16の駆動により押さえられて固定される。ワイヤプル
ユニット14の機能については後述する。
【0014】アプリケータ100は、ワイヤ10を長形
コネクタ1に圧接接続する為のものであり、アプリケー
タ60は後述する極数の少ない短形コネクタに圧接接続
する為のものである。長形コネクタ1及び短形コネクタ
には、ワイヤ10が圧接状態に受容されるスロットを有
する端子(図示せず)が配置されている。アプリケータ
100は、長形コネクタ1専用の為、通常、長形コネク
タ1の極数と同じ数の圧接端部を形成した1枚の圧接刃
を有する。アプリケータ60は複数の短形コネクタを圧
接する為、以下に説明するようにアプリケータ100と
は異なる圧接刃を有する。
【0015】図2を参照してアプリケータ60について
詳細に説明する。図2はアプリケータ60の第1実施形
態の概略図を示すもので(a)は側面図(b)は正面図
を示す。図2(a)を参照して、アプリケータ60の圧
接刃64は本体62の一面に作業領域Wに向けて摺動可
能に取り付けられる。圧接刃64は図では例示的に5本
示してあるが、複数の短形コネクタの各端子の極数の少
なくとも合計の本数が備えられている。圧接刃64の夫
々はエアシリンダ66に圧接部68の反対側が取り付け
られているので個別に摺動可能である。エアシリンダ6
6は圧接すべき短形コネクタに対応するものだけが作動
するようプログラミングされている。圧接するのに必要
な圧接刃64が突出した状態で、次にアプリケータ60
のシリンダ68が作動し本体62が駆動されて圧接作業
が行われる。
【0016】図2(b)を参照すると、圧接刃64a、
64b、64c、64d、64eは各々分離しており、
且つ各々がエアシリンダ66a、66b、66c、66
d、66eによって駆動されることが理解できよう。図
ではエアシリンダ66が駆動されていない状態を示す。
【0017】次に図3に第2実施形態のアプリケータ6
0’を示す。図3(a)は図2(a)と同様の側面図を
示し、図3(b)は図2(b)と同様の正面図を示す。
なお、第2実施形態では図2と同様の構成についてはダ
ッシュを付して説明する。図3(a)を参照すると本体
62’は、レール70に沿って移動するように構成され
ている。即ち、本体62’の背面62aの略中央に凹溝
72が形成され、この凹溝72内にレール70が配置さ
れる。レール70と凹溝72の間にはベアリング74が
介在し、摺動は円滑になされる。圧接刃76は図2
(a)と同様に本体62’に沿って上下に摺動するよう
になっている。
【0018】図3(b)を参照すると圧接刃76a、7
6bは、夫々2個、3個の圧接端部68’を有する。各
圧接刃76a、76bはエアシリンダ66a’、66
b’により独立して駆動される。本体62’は、所定の
短形コネクタに圧接刃76a又は76bを対応させる為
モータMによってレール70に沿って摺動するよう駆動
される。圧接刃の位置決めには正確さが要求される為、
モータMはステッピングモータ等が好適である。圧接刃
76a、76bの圧接端部68’の数は短形コネクタの
極数に対応した数となっている。第2実施形態において
は2極の短形コネクタに対しては2個の圧接端部68’
を有する圧接刃76aが作動し、3極の短形コネクタに
ついては3個の圧接端部68’を有する圧接刃76bが
作動する。なお、5極の短形コネクタについては圧接刃
76a、76bを共に作動させることもできる。
【0019】次に図4に、ワイヤ10の先端に成端され
た、図1に示す長形コネクタ1の平面図を示す。長形コ
ネクタ1は本実施形態では7本のワイヤ10が7個の端
子、即ち7極に各々接続されたコネクタとして示されて
いる。
【0020】図5はメジャー(測長)クランプ18によ
りワイヤ10を把持した状態を示す図1と同様の概略図
である。メジャークランプ18は上部把手18a及び下
部把手18bを有し、ワイヤ10はその間に把持され
る。なお、メジャークランプ18には、上部及び下部把
手18a,18bが夫々連結されたアーム(図示せず)
がワイヤ10の軸線方向と平行に移動できるようになっ
ている。メジャークランプ18は移動すると共にワイヤ
10の測長も同時に行う。これはメジャークランプ18
の移動量が図示しないサーボモータ等により所定長だけ
移動されることにより行われる。これらを総括してクラ
ンプ部と称する。
【0021】図6にメジャークランプ18を右方向、即
ち下流方向に移動させて、ワイヤ10を引っ張り出した
状態の図5と同様の概略図を示す。メジャークランプ1
8は移動すると共にワイヤ10の測長も同時になされ、
所定長のワイヤ10を引き出すと停止する。この際ワイ
ヤプルユニット14は作動しておらずワイヤ10はユニ
ット14内で拘束されることなく通過する。図6に於い
て作業領域Wには長形コネクタ1を配置及び支持する支
持台20及び短形コネクタを配置及び支持する支持台2
2が、夫々アプリケータ100及び60に対応してフレ
ーム24上に配置されている。これらのアプリケータ1
00及び支持台20を第1圧接部101と称し、アプリ
ケータ60又は60’及び支持台22をあわせて第2圧
接部61と称する。
【0022】支持台20の上部には凹部24が形成さ
れ、この凹部24に次のハーネスの為の長形コネクタ
1’が既に配置されている。支持台22も同様に上部に
下流側に開方した載置部26が形成されており、この載
置部26に短形コネクタが配置される。短形コネクタを
保持する為載置部26に隣接してストッパ28が設けら
れている。ストッパ28は、載置部26の底面26aか
らその上部が突出することにより、載置部26から短形
コネクタが下流側に抜け出るのを阻止している。ストッ
パ28はエアシリンダ30にロッド32を介して連結さ
れ、上下に摺動可能である。ストッパ28が下がると載
置部26は下流に開放した状態となる。
【0023】図7は載置部26に短形コネクタ2が配置
された状態を示す、図6と同様の概略図である。この時
配置される短形コネクタ2は、長形コネクタ1との間の
ワイヤ10の長さL1が最も短いものが選ばれる。短形
コネクタ2はワイヤ10の下を紙面と直交方向から供給
される。所定位置に供給された短形コネクタ2はストッ
パ28により突出壁22aとの間に挟持されて固定され
る。
【0024】図8に、ワイヤ整列部材110、90によ
りワイヤ10が整列された状態を示す、図7と同様の概
略図である。ワイヤ整列部材110、90は各アプリケ
ータ100、60又は60’に付属している。先端は櫛
刃となっており、この櫛刃とワイヤ10とが係合してワ
イヤ10が短形コネクタ2の端子と整列される。ワイヤ
整列部材110、90は夫々図示しないエアシリンダ等
の駆動機構により、ワイヤ10側へ往復運動する。
【0025】図9は、短形コネクタ2へワイヤ10を圧
接接続した状態を示す、図8と同様の概略図である。端
子と整列したワイヤ10上にアプリケータ60が降下し
ワイヤ10が短形コネクタ2に圧接接続される。この
時、アプリケータ100は降下しないので長形コネクタ
1’は圧接されない、ワイヤプルユニット14はアプリ
ケータ60の圧接に先立って圧接するワイヤ10を押え
て固定する。これ以後の工程ではこの状態が維持され
る。圧接されるとワイヤ10はアプリケータ60の切断
刃63と支持台22の受け刃26bとが協働して圧接さ
れたワイヤ10を切断する。
【0026】図10は、図9に示す圧接接続状態の概略
の平面図である。2極の短形コネクタ2は、長形コネク
タ1と所定のワイヤ10で接続する為の載置部26の略
中央に配置されている。この時第1実施形態(図2)に
示した形式のアプリケータ60の場合は、長形コネクタ
1の極数7と同じ数の、各ワイヤ10と整列した圧接刃
64を有し、対応する2本の圧接刃64が駆動されて短
形コネクタ2にワイヤ10を圧接する。なお図において
仮想線で示すのはアプリケータ100及び60の輪郭で
ある。前述のワイヤ整列部材110、90は夫々この輪
郭内に含まれる。
【0027】第2実施形態(図3)に示したアプリケー
タ60’の場合は、2極の圧接刃76aが短形コネクタ
2上にくるようにモータによりアプリケータ60’が片
方に移動される。この後、圧接刃76aのみ駆動されて
圧接される。
【0028】図11は、短形コネクタ2の圧接作業終了
後の状態を示す図9と同様の概略図である。アプリケー
タ60が上昇すると共に、ストッパ28がエアシリンダ
30により下降され短形コネクタ2が下流方向に抜け出
し可能となる。
【0029】図12は、引き続き第2の短形コネクタ4
(図13)を接続する為にメジャークランプ18により
更にワイヤ10が下流側に所定長だけ伸長された状態を
示す、図11と同様の概略図である。短形コネクタ2が
載置部26から引き出されるとストッパ28は復帰す
る。
【0030】図13は第2の短形コネクタ4を配置した
状態を示す、図12と同様の概略図である。短形コネク
タ4と長形コネクタ1との間のワイヤ10の長さL2は
L2>L1となる。
【0031】図14は、図13の短形コネクタ4の配置
を示す、図10と同様の平面図である。短形コネクタ4
は3極であり、載置部26の手前側、即ち図14に於い
て下側に配置される。これは長形コネクタ1の下側の3
個の端子と接続する為である。第1実施形態のアプリケ
ータ60の場合は対応する3個の圧接刃64を作動させ
て圧接すればよい。第2実施形態のアプリケータ60’
の場合は図示するように圧接刃76b(図3(b))が
下側3本のワイヤ10と整列するように手前に移動され
る。その後圧接刃76bのみ駆動されて圧接が行われ
る。ワイヤ10は図9に示したものと同様に切断刃63
と受け刃26bにより切断される。
【0032】図15は同様に第3の短形コネクタ6を圧
接する状態を示す、図14と同様の平面図である。ワイ
ヤ10はメジャークランプ18(図示せず)により長さ
L3だけ伸長される。2極の短形コネクタ6が対応する
2本のワイヤ10に配置される。第1実施形態のアプリ
ケータ60の場合は図14の場合と同様に対応する2本
の圧接刃64が作動されて圧接される。第2実施形態の
アプリケータ60’の場合は図10と同様に2極の圧接
刃76aがコネクタに対応するようにワイヤ10と直交
方向に移動され整列された後、圧接される。またワイヤ
10も同様に切断されると共にワイヤプルユニット14
により固定される。
【0033】このようにして短形コネクタ2、4、6が
ワイヤ10の短いものから順に全て圧接されて、ワイヤ
ハーネス8として完成すると、ワイヤハーネス8は作業
領域Wからとりだされる。図16に完成したワイヤハー
ネス8が取り出される状態の概略図を示す。最後の短形
コネクタ6が接続されるとストッパ28が解除され、メ
ジャークランプ18によってハーネス8は更に下流方向
へ移動される。図17に示す如く、トレー40のところ
までハーネス8が移動されるとメジャークランプ18が
開きハーネス8は落下する。これによりハーネス8は他
の付加的な部材を必要とすることなくハーネス8を順次
排出することができる。また図17においては、ワイヤ
10の先端は次のハーネス8’の製造の為にワイヤプル
ユニット14により第1圧接部101まで引き戻され
る。
【0034】図18は次のハーネス8’を製造する為に
長形コネクタ1’がアプリケータ100によって圧接さ
れる状態を示す図17と同様の概略図である。この後図
5に示す工程へ戻って前述の工程を経て次のハーネス
8’が製造される。
【0035】以上本発明のワイヤハーネス製造装置につ
いて詳細に説明したが、本実施形態に限定されるもので
はなく種々の変形、変更が可能であることはいうまでも
ない。
【0036】
【発明の効果】本発明のハネース製造装置は、第1圧接
部で圧接接続された長形コネクタをクランプにより引っ
張ると共にワイヤの短いものから順に段階的に測長し、
第2圧接部で各段階ごとに他の対応する短形コネクタを
圧接接続するので次の効果を奏する。
【0037】即ち、ワイヤの供給と測長を同時に行うこ
とができ生産効率が高い。短形コネクタを1個づつ配置
するので位置決め精度が高く、圧接不良が生じにくい。
【0038】また、本発明のハーネス製造装置は、短形
コネクタを圧接する複数の圧接刃は圧接すべきコネクタ
の端子に対応する圧接刃のみ作動するようプログラムさ
れているので次の効果を奏する。
【0039】即ち、ハーネスの形態に応じ選択的に圧接
接続ができ応用範囲が広い。また圧接刃も安価にでき交
換も容易である。
【0040】更に、短形コネクタの極数に対応する圧接
部を有する複数の圧接刃を組合せ且つ横方向の移動を可
能にしたアプリケータにより、短形コネクタを選択的に
圧接接続するよう構成されているので次の効果を奏す
る。
【0041】即ち、短形コネクタの数が増大しても対応
が容易であり、選択的に圧接接続ができるので応用範囲
が広い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 アプリケータがホームポジションにあるハ
ーネス製造装置及びワイヤに成端された長形コネクタを
示す概略図である。
【図2】 アプリケータの第1実施形態を示す概略図
であり、(a)は側面図、(b)は正面図を夫々示す。
【図3】 アプリケータの第2実施形態を示す概略図
であり、(a)は側面図、(b)は正面図を夫々示す。
【図4】 ワイヤの先端に成端された長形コネクタの
平面図である。
【図5】 メジャークランプによりワイヤを把持した
状態を示す、図1と同様の概略図である。
【図6】 メジャークランプを移動させてワイヤを引
っ張り出した状態を示す、図5と同様の概略図である。
【図7】 載置部に短形コネクタが配置された状態を
示す、図6と同様の概略図である。
【図8】 ワイヤ整列部材によりワイヤが整列された
状態を示す、図7と同様の概略図である。
【図9】 短形コネクタへワイヤを圧接接続した状態
を示す、図8と同様の概略図である。
【図10】 図9に示す圧接接続状態の概略の平面図で
ある。
【図11】 短形コネクタの圧接作業終了後の状態を示
す、図9と同様の概略図である。
【図12】 ワイヤ10が更に伸長された状態を示す、
図11と同様の概略図である。
【図13】 第2の短形コネクタを配置した状態を示
す、図12と同様の概略図である。
【図14】 図13の短形コネクタの配置を示す、図1
0と同様の平面図である。
【図15】 第3の短形コネクタを圧接する状態を示す
図14と同様の平面図である。
【図16】 ワイヤハーネスが取り出される状態の概略
図である。
【図17】 完全に排出されたワイヤハーネスを示す、
図16と同様の概略図である。
【図18】 次のハーネスを製造する為に長形コネクタ
が圧接される状態を示す図17と同様の概略図である。
【図19】 従来例のハーネス製造装置を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】 1 長形コネクタ 2、4、6 短形コネクタ 10 ワイヤ 18 メジャークランプ 61 第2圧接部 64、76 圧接刃 68、68’ 圧接端部 101 第1圧接部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長形コネクタを配置してワイヤの先端部
    を圧接接続する第1圧接部と、 圧接接続された前記長形コネクタ近傍の前記ワイヤを把
    持して、下流に引っ張るクランプ部と、 前記第1圧接部と前記引っ張られた前記長形コネクタの
    間に位置し、複数の短形コネクタを配置して前記ワイヤ
    を圧接する第2圧接部とを具え、 前記クランプ部は前記短形コネクタとの間の前記ワイヤ
    の短いものから順次段階ごとに測長し、前記第2圧接部
    は前記各段階ごとに対応する前記短形コネクタを圧接接
    続すると共に前記ワイヤを切断してハーネスを製造する
    ことを特徴とするハーネス製造装置。
  2. 【請求項2】 長形コネクタを配置してワイヤの先端部
    を圧接接続する第1圧接部と、 圧接接続された前記長形コネクタ近傍の前記ワイヤを把
    持して下流に引っ張るクランプ部と、 前記第1圧接部と前記引っ張られた前記長形コネクタと
    の間に位置し複数の短形コネクタを配置して前記ワイヤ
    を端子に圧接する第2圧接部とを具え、 該第2圧接部は、前記短形コネクタの少なくとも合計端
    子数の個別の圧接刃を有すると共に、圧接接続すべき前
    記短形コネクタの前記端子に対応する圧接刃のみ作動す
    るようプログラムされていることを特徴とするハーネス
    製造装置。
  3. 【請求項3】 長形コネクタを配置してワイヤの先端部
    を圧接接続する第1圧接部と、 圧接接続された前記長形コネクタ近傍の前記ワイヤを把
    持して下流に引っ張るクランプ部と、 前記第1圧接部と前記引っ張られた前記長形コネクタと
    の間に位置し複数の短形コネクタを配置して前記ワイヤ
    を端子に圧接する第2圧接部とを具え、 該第2圧接部は前記複数の短形コネクタに夫々対応する
    圧接端部を有する複数の圧接刃を有し、該圧接刃の選択
    的使用により前記短形コネクタを圧接接続することを特
    徴とするハーネス製造装置。
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