JPH084713Y2 - コネクタ圧接用カセット - Google Patents

コネクタ圧接用カセット

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JPH084713Y2
JPH084713Y2 JP1990097256U JP9725690U JPH084713Y2 JP H084713 Y2 JPH084713 Y2 JP H084713Y2 JP 1990097256 U JP1990097256 U JP 1990097256U JP 9725690 U JP9725690 U JP 9725690U JP H084713 Y2 JPH084713 Y2 JP H084713Y2
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JP
Japan
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cassette
connector
pressure welding
cable
core wire
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JP1990097256U
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善廣 斉藤
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Hirose Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は、ケーブル芯線の整線フォーミング加工、余
長芯線の切断加工及び圧接加工を行なってコネクタを組
立てる工程において使用されるコネクタ圧接用カセット
に関する。
《従来の技術》 従来、コネクタにケーブルを取付けて組立てるコネク
タ組立て作業は、ケーブル端部の絶縁外皮をストリップ
し、ケーブル芯線を露出させて整線した後、このケーブ
ル芯線のフォーミング、余長の切断、コネクタ本体への
圧接を順次行なうことによって行なわれている。これら
のフォーミング、切断及び圧接の各作業は、従来はフォ
ーミング治具、切断治具、圧接治具にケーブル芯線を取
付けて加工を行ない、また取外す作業をそれぞれ手作業
で行なっていた。
ところが、このような手作業による加工では、工数が
多くかかると共に、品質が安定しない問題点があった。
そこで、最近ではこれらの工程を連続して自動的に行
なうことができるコネクタ組立装置が開発され、使用さ
れるようになってきた。
第8図は、このような従来のコネクタ組立装置(自動
ハーネス機)の一例を示した平面配置図である。図中、
A部分はケーブル芯線の整線及びフォーミングを行なう
整線ステージであり、B部分はケーブル芯線の余長切断
及びコネクタ本体への圧接を行なう切断、圧接ステージ
である。
この装置において、端部の絶縁外皮をストリップして
芯線を露出させたケーブルKは整線ステージAにセット
され、その芯線Lを整頓してブロテクタMの櫛歯状溝に
一本ずつ挿入され、芯線の整形が行なわれる。次いで、
このケーブルKをセットした台座(スライドテーブル)
aが図示右方に移動して切断、圧接ステージBに位置
し、ここでカッター等によりケーブル芯線Lの余長が切
断される。更に、この位置に図示右方のコンベア部分C
からコネクタ本体N及び抑え板O,Pが送り込まれ、圧接
パンチ等によりケーブル芯線Lの圧接加工が行なわれ、
コネクタの組立が完了する。
《考案が解決しようとする課題》 上記に一例を示したような従来のコネクタ組立装置に
よれば、整線、フォーミング、余長切断、圧接等のコネ
クタ組立の各工程を連続して自動的に行なうことがで
き、少ない工数、安定した品質でコネクタの組立を行な
うことが可能である。
しかしながら、この従来のコネクタ組立装置は、整線
作業から圧接作業に至る全作業が一つの装置内で連続的
かつ自動的に行なわれるように構成されているため、装
置全体が大型でかつ複雑なものとなり、高額な設備費用
を要する欠点があった。
このような従来の問題点に鑑み、本考案は、個々の工
程をそれぞれ独立して行なうことができるようにし、設
備費の高い連続装置を使用しないでコネクタ組立作業を
遂行することを可能とするコネクタ圧接用カセットを提
供することを目的とする。
《課題を解決するための手段》 上記の目的を達成するため、本考案のコネクタ圧接用
カセットは、整線されたケーブルの芯線をフォーミング
加工し、この芯線の余長を切断加工し、圧接加工してコ
ネクタを組立てる工程において、整線機、圧接機等のカ
セットステージにセットされて使用されるコネクタ圧接
用カセットであって、前記ケーブルの芯線を一本ずつ挿
通する櫛歯状溝を有するプロテクタをそれぞれ保持する
一対のダイと、これらのダイとプロテクタとを挟持する
一対のケースガイドと、基台上に互いの間隔を調整可能
に設けられて前記ダイ及びケースガイドを保持する一対
のガイドと、前記基台に取付けられた把手とを備えたこ
とを特徴とする。
《作用》 以上のように構成された本考案のコネクタ圧接用カセ
ット(以下、単にカセットと呼称する)を用いてコネク
タの組立てを行なう場合、先ず端部の絶縁外皮をストリ
ップされ芯線を露出したケーブルとプロテクタとをカセ
ットに取付け、このカセットを整線機のカセットステー
ジにセットした上、整線機を作動させる。
次に、カセットを圧接機のカセットステージに移し
(半自動式装置の場合はカセットステージにセットした
まま圧接機の位置に移動させ)、圧接機を作動させて芯
線整形フォーミング、ケーブル芯線余長の切断、圧接加
工が行なわれる。上記カセットのカセットステージへの
セット、移動はカセットに設けられた把手を手で把持し
て行なう場合や自動的にロボット等により移送すること
も可能となっている。
《実施例》 以下、図面に示した実施例に基づき、本考案の構成を
更に詳細に説明する。
第1図は本考案によるカセットの一実施例を示す平面
図、第2図はその正面図、第3図はその側面図である。
カセット1は、ダイ2と、ケースガイド3と、ガイド4
と、基台5と、把手6とから構成されている。左右1対
のダイ2は、ケーブル7の端部から露出した芯線8を一
本ずつ挿通する櫛歯状溝を有するプロテクタ9を保持す
るものであり、左右各2個配置されたケースガイド3
は、ダイ2を挾持すると共に、コマ10を介してブロテク
タ9を挟持する。左右のダイ2とケースガイド3とはそ
れぞれ左右のガイド4上に保持され、各ガイド4は、基
台5上に図示矢印のように摺動可能に載置されている。
基台5には、手持ち用の把手6が固着されている。
上記のように構成されケーブル7をセットされたカセ
ット1は、把手6を手で把持し、ケースガイド3をガイ
ドとしてフォーミング工程の装置のカセットステージに
セットされ、ガイド4を摺動させることにより左右のプ
ロテクタ9間の間隔(図示D)を当該工程に適応した寸
法(例えば整線時は40mm、フォーミング時は約20mm、余
長切断時、圧接時には0)に調整される。
第4図は、このカセット1を用いてコネクタの圧接を
行なう半自動圧接装置の一例ほ示したものである。以
下、この第4図の装置により、コネクタの組立てを行な
う作業工程につき説明する(第5図の工程図参照)。
前記(第1図乃至第3図)のようにケーブル7をセッ
ト(第5図)されたカセット1は、先ず第4図の図示
の位置(整線ステージ)にある基台11のカセットステー
ジ12上にセットされる。この位置において、フォーミン
グローラ13が下降し、ケーブル芯線8の整線フォーミン
グ、ブロテクタ9を合せ、抑え板(プロテクタ)9aのか
ぶせが行なわれる。(第5図〜)。次いで、基台11
は第4図の図示左方にスライド移動させられて切断ステ
ージに位置し、カッター14が下降してケーブル芯線8の
余長が切断(第5図)され、切断カスはカスシュータ
ー15に落下、排出される。
次に、基台11は図示左方に移動させられて圧接ステー
ジに位置し、この位置で所要のコネクタ本体(ケース9
b)が供給され圧接パンチ16が下降してコネクタの圧接
加工(第5図)が行なわれる。圧接加工を終って完成
したコネクタは、カセット1を基台11から取外すことに
よってカセット1と同時に取出される。
第6図はカセット1が第4図の基台11にセットされた
状態を示す断面詳細図(第1図のVI−VI断面)、第7図
はその平面図である。第6図は図示右側のみの断面を示
しているが、図示左側もこれと対称に構成されている。
基台11はエアシリンダ17が装備されており、このエアシ
リンダ17の作動により、ブロック18を介してカセット1
のダイ2を移動させ、左右のプロテクタ9間の間隔を調
整するようになっている。19は微調整用エアシリンダ
で、この微調整用エアシリンダ19の作動によりレバー20
が支点21を中心として揺動し、レバー20の先端部がダイ
2にピン22で係合一体化した連結片23を微動させ、プロ
テクタ9の間隔を微調整する。ダイ2本体と連結片23と
の間に挿通されたスペーサ24には、ピン22が挿通する長
孔25が設けられており、上記連結片23の微動時にピン22
は長孔25内を図示左右方向に移動し得る。このような構
成により、前述のようにケーブル7をセットされたカセ
ット1を基台11のカセットステージ12にセットした際、
左右プロテクタ9の間隔が各工程に対応して適切な間隔
に調整される。
なお、上記の説明は、第4図に示したような1台の機
体内に整線フォーミング、余長切断、コネクタの圧接の
各ステージを備えた半自動圧接機による作業について述
べたが、本考案によるカセットの使用はこのような装置
における使用に限定されるものではなく、各工程ごとに
独立した設備(例えば、整線機と切断、圧接機等)を使
用する場合には、カセット1をプロテクタ9及びケーブ
ル7を保持した状態で手動または自動で各機間を移動さ
せ、ダイ2を各機のカセットステージにセットして所要
の加工作業を行なうことができる。
《考案の効果》 以上の説明より明らかな通り、本考案のコネクタ圧接
用カセットは、整線されたケーブルの芯線をフォーミン
グ加工し、この芯線の余長を切断加工し、圧接加工して
コネクタを組立てる工程において、整線機、圧接機等の
カセットステージにセットされて使用されるコネクタ圧
接用カセットであって、前記ケーブルの芯線を一本ずつ
挿通する櫛歯状溝を有するプロテクタをそれぞれ保持す
る一対のダイと、これらのダイとプロテクタとを挾持す
る一対のケースガイドと、基台上に互いの間隔を調整可
能に設けられて前記ダイ及びケースガイドを保持する一
対のガイドと、前記基台に取付けられた把手とを備えた
ことにより、このコネクタ圧接用カセットを用いてコネ
クタの組立てを行なう場合、先ず端部の絶縁外皮をスト
リップされ芯線を露出したケーブルとプロテクタとをカ
セットに取付け、このカセットを整線機のカセットステ
ージにセットした上、整線機を作動させる。
次に、カセットを圧接機のカセットステージに移し
(半自動式装置の場合はカセットステージにセットした
まま圧接機の位置に移動させ)、圧接機を作動させて芯
線整形フォーミング、ケーブル芯線余長の切断、圧接加
工が行なわれる。
上記のように、整線されたケーブルの芯線をフォーミ
ング加工し、この芯線の余長を切断加工し、圧接加工し
てコネクタを組立てる工程においては、左右のプロテク
タの間隔が各工程に対応した適切な間隔に調整されるこ
とが必要であるが、前記ダイ及びケースガイドを保持す
るガイドが基台上に移動調整可能に設けられているため
に、左右のプロテクタの間隔を各工程に対応した適切な
間隔に調整することが可能になる。
このように、コネクタ圧接用カセットを使用すれば、
加工すべきケーブルを手動で簡単に所要の各加工装置に
セットして加工を行なうことができ、高価な自動連続式
加工装置を使用しなくてもコネクタの圧接加工を能率的
に遂行することが可能となり、装置全体のシンプル化と
製造コストの低減を実現し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるコネクタ圧接用カセットの一実施
例を示す平面図、第2図はその正面図、第3図はその側
面図、第4図はこのコネクタ圧接用カセットを用いてコ
ネクタの組立て作業を行なうコネクタ圧接装置の一例を
示す斜視図、第5図はコネクタ組立て作業の工程図、第
6図はこのコネクタ圧接装置の基台にコネクタ圧接用カ
セットをセットした状態を示す断面図、第7図はその平
面図、第8図は従来の自動式コネクタ組立装置の一例を
示す平面配置図である。 1……コネクタ圧接用カセット、2……ダイ、3……ケ
ースガイド、4……ガイド、5……基台、6……把手、
7……ケーブル、8……ケーブル芯線、9……プロテク
タ、12……カセットステージ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】整線されたケーブルの芯線をフォーミング
    加工し、この芯線の余長を切断加工し、圧接加工してコ
    ネクタを組立てる工程において、整線機、圧接機等のカ
    セットステージにセットされて使用されるコネクタ圧接
    用カセットであって、 前記ケーブルの芯線を一本ずつ挿通する櫛歯状溝を有す
    るプロテクタをそれぞれ保持する一対のダイと、 これらのダイとプロテクタとを挟持する一対のケースガ
    イドと、 基台上に互いの間隔を調整可能に設けられて前記ダイ及
    びケースガイドを保持する一対のガイドと、 前記基台に取付けられた把手とを備えたことを特徴とす
    るコネクタ圧接用カセット。
JP1990097256U 1990-09-18 1990-09-18 コネクタ圧接用カセット Expired - Lifetime JPH084713Y2 (ja)

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JPH0455787U JPH0455787U (ja) 1992-05-13
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0525189Y2 (ja) * 1987-04-22 1993-06-25

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