JPH10208781A - バッテリ冷却装置 - Google Patents

バッテリ冷却装置

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JPH10208781A
JPH10208781A JP796997A JP796997A JPH10208781A JP H10208781 A JPH10208781 A JP H10208781A JP 796997 A JP796997 A JP 796997A JP 796997 A JP796997 A JP 796997A JP H10208781 A JPH10208781 A JP H10208781A
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JP
Japan
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battery
temperature
cooling
batteries
cooled
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Withdrawn
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JP796997A
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English (en)
Inventor
Hisamitsu Koga
久光 古賀
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/70Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries

Abstract

(57)【要約】 【課題】 全体として少量の冷却液で、複数のバッテリ
を均等に冷却することができるバッテリ冷却装置を提供
する。 【解決手段】 各バッテリ4の温度は温度センサ36に
より検出されてコントローラ40に出力される。バッテ
リ4の温度が高くなったり、温度のばらつきが大きくな
れば、コントローラ40はポンプ16及び冷却ファン2
6を作動させる。このとき、スプレーノズル10から冷
却油Cがバッテリ4に噴射され、これによりバッテリ4
は冷却される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電気自動車のバ
ッテリ温度を適切に制御するバッテリ冷却装置に関す
る。
【0002】
【関連する背景技術】電気自動車において、走行用モー
タに電力を供給する電源は、その出力や容量を確保する
ために複個のバッテリからなるユニットとして構成され
ている。このバッテリは、高温になりすぎると極端にそ
の性能が低下する傾向にある。このため、複数のバッテ
リをトレイ内に並べて収容するとともに、トレイ内にて
バッテリの下部を冷却水に浸して冷却するようにしたバ
ッテリの冷却装置が開発されている。
【0003】この冷却装置では、そのトレイ外に冷却水
の循環経路が設けられており、温まった冷却水はポンプ
により循環されながらこの循環経路の途中でラジエータ
により放熱冷却され、再びトレイ内に戻されるようにな
っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、組電池のよ
うに複数のバッテリを組み合わせて使用する場合、その
うちの一つの性能が低下すると、バッテリユニット全体
の性能が低下してしまうという性質を有している。上述
した冷却装置は、簡単な構成で複数のバッテリを冷却す
ることができる点で優れている。しかしながら、そのト
レイ内での冷却水の流れは均一になりにくく、そのため
冷却水の流れが滞留するところでは、その流れの円滑な
ところに比べてバッテリの温度が高くなり、個々のバッ
テリを均一に冷却することができない。従って、冷却の
不充分なバッテリは、バッテリユニット全体の性能を低
下させてしまう。
【0005】また、個々のバッテリを充分に冷却するた
めにはバッテリを浸す水深を深くする必要があり、その
ために多量の冷却水を使用しなければならない。従っ
て、冷却装置全体の重量が増加するため車載用としても
適当でない。この発明は上述した事情に基づいてなされ
たもので、その目的とするところは、複数のバッテリを
均一に冷却することができ、且つ、軽量化を図ることが
できるバッテリ冷却装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1のバッテリ冷却装置は、収容部内に複数の
バッテリを備えた電気自動車に適用されるバッテリ冷却
装置において、バッテリの温度を検出し、その検出信号
を出力するバッテリ温度検出手段と、バッテリの表面に
冷却液を噴射する噴射ノズルを有し、収容部から回収し
た冷却液を熱交換して噴射ノズルに供給する冷却液循環
手段と、バッテリ温度検出手段の検出信号に基づいて冷
却液循環手段の作動を制御する制御手段とを備えてい
る。
【0007】請求項1のバッテリ冷却装置によれば、バ
ッテリ温度検出手段によりバッテリの温度を検出し、制
御手段はその検出信号に基づいて冷却液循環手段の作動
を制御する。冷却液循環手段が作動されると、噴射ノズ
ルから個々のバッテリに向けて冷却液が噴射され、バッ
テリはその表面に付着した冷却液により冷却される。バ
ッテリを冷却して温度が高くなった冷却液は、収容部か
ら回収されるとともに熱交換によりその温度が下げら
れ、再び噴射ノズルから噴射される。
【0008】請求項2のバッテリ冷却装置は、車両の走
行状態を検出し、その検出信号を出力する走行状態検出
手段と、収容部に設けられ、収容部内を通気させる開閉
可能な開口とを更に備えており、制御手段は走行状態検
出手段とバッテリ温度検出手段の検出信号に基づいてそ
の開口の開閉をも制御するようになっている。請求項2
のバッテリ冷却装置の場合、制御手段は車両の走行状態
とバッテリの温度に応じて収容部の開口の開閉をも制御
する。この開口が開かれたときは、バッテリは通気によ
って冷却される。
【0009】請求項3のバッテリ冷却装置の場合、制御
手段は、噴射ノズルの噴射方向を可変制御するようにな
っている。この場合、噴射ノズルの噴射方向が可変制御
されることで、任意のバッテリに対して冷却液を集中し
て噴射可能となる。それ故、バッテリ間にて温度差があ
れば、より高温のバッテリに対して長時間冷却液が噴射
される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明のバ
ッテリ冷却装置の実施例を詳しく説明する。図1を参照
すると、電気自動車に適用された実施例のバッテリ冷却
装置の構成が概略的に示されている。同図に示すよう
に、電気自動車1は、車室のフロア下部に電池トレイ2
を備えており、この電池トレイ2内には複数のバッテリ
4が備えられている。また、電池トレイ2にはトレイ蓋
3が気密を存して被せられており、これら電池トレイ2
及びトレイ蓋3はバッテリケーシングを構成している。
【0011】各バッテリ4は二次電池からなり、それぞ
れの端子が適切に接続されることで、これらは組バッテ
リ6として構成されている。この組バッテリ6の供給電
力は図示しない走行用モータに供給され、電気自動車1
は、その走行用モータにより駆動されて走行する。ま
た、組バッテリ6には、その容量が低下した場合、コネ
クタ7を介して外部電源から充電することができる。
【0012】電池トレイ2内には冷却油Cが蓄えられて
おり、それ故、図1に示すように各バッテリ4の下部
は、冷却油Cに浸されている。電気自動車1の走行方向
でみて電池トレイ2の側面には、その中央位置に上下一
対の開口が設けられており、これら開口は油回収口8
a,8bとなっている。より詳しくは、上下の油回収口
8a,8bの間には適当な間隔が確保されており、下側
の油回収口8aの下端は電池トレイ2の底面と同じレベ
ルに位置付けられている。
【0013】また、電池トレイ2の前面には、その中央
位置にスプレーノズル10が設けられており、このスプ
レーノズル10は、先端が電池トレイ2内に臨み、収容
されているバッテリ4の上面より高いレベルに位置付け
られている。電池トレイ2の外部には、冷却油の循環ユ
ニット11が設けられており、この循環ユニット11
は、回収管路12、ラジエータ14、ポンプ16及び液
圧管路18からなっている。
【0014】回収管路12はその一端が分岐されて電池
トレイ2の油回収口8a,8bにそれぞれ接続されてお
り、そして、その他端側は電気自動車1の前部に向けて
延び、ポンプ16の吸入口に接続されている。この回収
管路12にはポンプ16側からラジエータ14及びスト
レーナ20が順次介挿されている。一方、液圧管路18
は、ポンプ16の吐出口とスプレーノズル10との間を
接続している。従って、循環ユニット11は、ポンプ1
6をモータ17により駆動させることで、これら回収管
路12及び液圧管路18を介して冷却油Cを循環させる
ことができる。また、回収管路12のラジエータ14と
ポンプ16の間からは補給管路24が分岐されており、
この補給管路24は冷却油のリザーバタンク22に接続
されている。
【0015】ラジエータ14は電気自動車1の前部に配
置され、電気自動車1のフロントグリルを介して外気を
導入可能となっている。また、ラジエータ14の後方に
は冷却ファン26が設けられており、この冷却ファン2
6は駆動用のモータ28を備えている。電池トレイ2の
前面及び後面には、それぞれスリット30が電池トレイ
2の幅方向に一様に分布して設けられている。これらス
リット30はシャッタ32により開閉することができ、
これらシャッタ32はモータ34により駆動されるよう
になっている。前後のスリット30が開かれると、これ
らスリット30を介して電池トレイ2内の通気が可能と
なる。これに対し、前後のスリット30を閉じると、電
池トレイ2内は気密且つ液密に保持される。
【0016】電池トレイ2内に収容された各バッテリ4
には、温度センサ36がそれぞれ取り付けられており、
各温度センサ36からは、対応するバッテリ4の温度を
測定して得たセンサ信号が出力されるようになってい
る。また、電池トレイ2における前面及び後面の内面に
は、中央位置に液面センサ38f,38rがそれぞれ取
り付けられており、これら液面センサ38f,38rか
らは、電池トレイ2内における前後での冷却油Cの液面
レベルを測定して得たセンサ信号が出力されるようにな
っている。
【0017】コントローラ40には、これら温度センサ
36や液面センサ38f,38rからのセンサ信号が入
力されるようになっている。更にコントローラ40に
は、組バッテリ6が充電中であるときにコネクタ7から
充電接続信号が、イグニション(IG)キー42がオン
位置のときにスイッチボックス44から始動信号がそれ
ぞれ入力されるようになっている。
【0018】電気自動車1が走行して、組バッテリ6か
ら走行用モータに電力が供給されると、各バッテリ4の
温度は上昇する。また、電気自動車1を停止させて組バ
ッテリ6が充電されるときにも、各バッテリ4の温度が
上昇する。冷却装置は、これらのときのバッテリ4の冷
却を適切に行うものであり、以下の2通りの冷却を行う
ことができる。
【0019】先ず、上記の循環ユニット11において、
ポンプ16が駆動されると、ポンプ16は電池トレイ2
内の冷却油Cを回収管路12を通じて吸い込み、その吐
出口から液圧管路18内を通じてスプレーノズル10に
供給する。従って、スプレーノズル10は電池トレイ2
内の各バッテリ4に向けて冷却油Cを噴射する。噴射さ
れた冷却油Cは各バッテリ4の表面に付着して油滴とな
り、油滴はそのバッテリ4の表面を伝って流下する。こ
こで、スプレーノズル10からの冷却油Cの噴射は、粒
子の小さい霧状、或いは、粒子の大きい油滴状のいずれ
でもよいし、また、冷却油Cが液状のまま噴射されるも
のでもよい。このとき、冷却油Cの油滴によりバッテリ
4の熱が奪われ、これによりバッテリ4が冷却される。
この後冷却油Cの油滴は、バッテリ4の表面から電池ト
レイ2内の冷却油C中に戻される。ここで、電池トレイ
2内からポンプ16に向けて回収管路12内を流れる冷
却油Cは、ストレーナ20にて塵やゴミ等の異物がこし
取られる。そして、冷却油Cはラジエータ14にて外気
と熱交換することで放熱冷却され、再びポンプ16から
液圧管路18を介してスプレーノズル10に供給され
る。なお、このとき、冷却ファン26もポンプ16と同
時に作動されている。
【0020】また、上記のように冷却油Cを噴射せずと
も、前後のスリット30を開いて電池トレイ2内を通気
させれば、この通気により各バッテリ4を冷却すること
ができる。このような循環ユニット11の作動や、スリ
ット30の開閉動作、つまり、バッテリ4の冷却制御は
コントローラ40によって行われる。それ故、コントロ
ーラ40からは、ポンプ16の駆動用モータ17、冷却
ファン26の駆動用モータ28に向けて作動・停止の指
令信号が、また、シャッタ32の開閉用モータ34に向
けて開閉作動の指令信号がそれぞれ出力されるようにな
っている。
【0021】図2を参照すると、コントローラ40が実
行するバッテリ4の冷却制御ルーチンが示されており、
以下には、このフローチャートに基づいてバッテリ4の
冷却制御手順を詳しく説明する。ステップS10では、
イグニション(IG)キー42がオン位置にあるか否
か、又は、コネクタ7が外部電源に接続されているか否
かが判別される。これらのうち何れかの条件が成立して
いれば、ステップS10での判別結果は真(Yes)で
あり、次にステップS12に進む。
【0022】ステップS12では、電池トレイ2内での
冷却油Cの液面レベルについての判別を行う。ここでの
判別を説明する前に、図3を参照すると、電池トレイ2
内における前部及び後部での冷却油Cの液面レベルがL
F,LRで示されている。また、図3にはスリット30が
開かれていても、そこから冷却油Cが溢れ出ることのな
い許容レベルがdで示されている。なお、この許容レベ
ルdは、スリット30の開口下端より低い位置に設定さ
れており、また、前述した上側の油回収口8bは許容レ
ベルdよりも更に低い位置に設定されている。
【0023】ステップS12では、液面センサ38f,
38rからのセンサ信号に基づいて得られた液面レベル
LF,LRがともに許容レベルdよりも低いか否かを判別
することとなる。これらのうち何れか一方でも許容レベ
ルd以上に達していると、ステップS12での判別結果
は偽(No)であり、ステップS14に進む。ステップ
S14を実行すると、前後のスリット30が閉じられ
る。実際にステップS12からステップS14までの実
行は、例えば、電気自動車1が坂道を走行中であって、
電池トレイ2内で冷却油Cが前後方向の何れかに偏り、
液面レベルLF又はLRが許容レベルd以上となった場合
に行われる。従って、電気自動車1の走行中、ステップ
S12での判別結果が偽(No)であるうちは、ステッ
プS10からこのステップS14までを繰り返して実行
する。
【0024】電池トレイ2内での冷却油Cの液面レベル
LF,LRがともに許容レベルdより低ければ、ステップ
S12での判別結果は真(Yes)となり、ステップS
16に進む。ステップS16では、バッテリ4の温度状
態についての判別を行う。先ず、コントローラ40は、
各バッテリ4毎の温度センサ36からのセンサ信号に基
づいて得られた個々のバッテリ4の温度中、その最高温
度Tmaxが予め設定された基準温度aよりも高いか否
か、又は、各バッテリ4間での温度のばらつきRTが予
め設定された基準値bよりも高いか否かがそれぞれ判別
される。これらのうち何れかの条件が成立すれば、ステ
ップS16での判別結果は真(Yes)となり、ステッ
プS18、そして、ステップS20を続けて実行する。
【0025】先ず、ステップS18では、電池トレイ2
の前後のスリット30が閉じられ、循環ユニット11の
ポンプ16と冷却ファン26の作動が開始される。従っ
て、スプレーノズル10から冷却油Cの噴射が開始され
る。そして、ステップS20では、このときのスプレー
ノズル10の噴射方向の角度調整が行われる。図4〜図
7は、スプレーノズル10の噴射方向が可変される様子
を詳細に示しており、以下にはその角度調整について説
明する。
【0026】スプレーノズル10は、電池トレイ2の底
面に対して平行にスプレーノズル10を往復動させるモ
ータと、上下方向に往復動させるモータとを備えた首振
り機構に取り付けられており、この首振り機構により、
そのノズル角度を左右上下に可変可能となっている。ま
た、首振り機構の各モータはコントローラ40からの制
御信号によりその作動が制御されるようになっており、
それ故、図1にはコントローラ40から首振り機構、つ
まり、スプレーノズル10への信号ラインもまた示され
ている。
【0027】図4、図5を参照すると、スプレーノズル
10が電池トレイ2内にて冷却油Cを噴射することがで
きる領域がハッチングで示されている。図4にはスプレ
ーノズル10のノズル角度が左右方向に、そして、図5
には上下方向に可変される様子がそれぞれ示されてお
り、これにより、スプレーノズル10から全てのバッテ
リ4に向けて冷却油Cが噴射されるようになっている。
実際には、スプレーノズル10のノズル角度は、その噴
射方向が左右、遠近に循環するように制御される。この
とき、各バッテリ4は冷却油Cを順次噴射されて冷却さ
れる。
【0028】また、図6、図7に示すように、スプレー
ノズル10の噴射方向を特定することもできる。例え
ば、バッテリ4aが基準温度a以上の最高温度Tmaxを
有しているか、または、隣接するバッテリの温度に比べ
てばらつきRT以上の高い温度を有している場合、この
バッテリ4aに向けて冷却油Cが長時間噴射されるよう
にスプレーノズル10のノズル角度を制御することがで
きる。なお、スプレーノズル10からの冷却油Cの噴射
領域Sは、任意の噴射方向でも少なくとも1個のバッテ
リ4をカバーできる大きさがあればよい。
【0029】図8を参照すると、最高バッテリ温度Tma
xと、モータコントローラ40から出力される噴射指令
との関係が示されている。同図に示すように、上記の基
準温度aは2つの閾値a0,a1から設定されており、噴
射指令出力のスイッチングにはヒステリシスが与えられ
ている。最高温度Tmaxが閾値a0を超えると、モータコ
ントローラ40から噴射指令が出力されて冷却油Cの噴
射が冷却対象のバッテリ4に対して開始される。そし
て、冷却対象のバッテリ4が冷却されて、その最高温度
Tmaxが閾値a1以下になると、噴射指令がキャンセルさ
れる。従って、ステップS16の判別において、冷却油
Cが噴射されていないときの判別には基準温度aとして
閾値a0が使用され、噴射中の判別には基準温度aとし
て閾値a1が使用されることになる。なお、これら基準
温度aの閾値a0,a1は、バッテリ4が良好に作動でき
る温度域に基づき、適切に設定されなければならない。
【0030】図9は、バッテリ温度のばらつきRTと噴
射指令出力との関係を示しており、同図に示すように、
この基準値bにもまた2つの閾値b0,b1が設定されて
おり、ここでも噴射指令出力のスイッチングにヒステリ
シスが与えられている。ばらつきRTの値が閾値b0を
超えると、噴射指令が出力されて冷却対象のバッテリ4
は冷却され、ばらつきRTの値が閾値b1以下になると
噴射指令がキャンセルされる。従って、ステップS16
の判別において、冷却油Cの噴射が行われていないとき
の判別には基準値bとして閾値b0が使用され、噴射中
の判別には基準値bとして閾値b1が使用されることに
なる。これら閾値b0,b1もまた、1つのバッテリ4の
性能低下により、組バッテリ6の全体の性能低下を招く
ことのない値に適切に設定されていなければならない。
【0031】図10を参照すると、バッテリ4の平均温
度と各バッテリ4の温度との間の温度差と、そのバッテ
リ4に対する冷却油Cの噴射時間との関係が示されてい
る。同図に示すように、各バッテリ4は、その温度と平
均温度との差に応じて冷却油Cの噴射時間が決定され
る。従って、ステップS20では、スプレーノズル10
の首振り制御において、平均温度より温度が低いバッテ
リへの噴射時間が短く、逆に、より高温なバッテリへの
噴射時間が長くされることで、各バッテリ4はそれらの
温度が均一になるように冷却される。
【0032】なお、各バッテリ4のそれぞれに温度セン
サ36を取り付けないで、バッテリ4をいくつかのブロ
ックに分け、そして、そのブロックを代表する1つのバ
ッテリのみに温度センサ36を取り付けることもでき
る。この場合、最高温度Tmaxは各ブロック温度の最高
温度を示し、ばらつきRTの値はブロック間での温度の
ばらつきとなる。また、冷却油Cの噴射時間はブロック
毎に決定される。
【0033】電気自動車1の走行中、又はバッテリ4の
充電中にあっては、上述したようにステップS10から
ステップS20が繰り返して実行され、冷却油Cの噴射
によるバッテリ4の冷却制御が行われる。なお、このと
き電池トレイ2内での冷却油Cの液面レベルが上昇して
も、電池トレイ2内の冷却油Cは、上側の油回収口8b
を介して回収管路12内に回収されるので、電気自動車
1が平坦路、又は緩やかな傾斜路を走行中に、冷却油C
の液面レベルが油回収口8bを越えて上昇することはな
い。
【0034】各バッテリ4が充分に冷却され、最高温度
Tmaxが基準温度aの閾値a1以下となり、且つ、バッテ
リ温度のばらつきRTの値も基準値bの閾値b1以下と
なれば、ステップS16での判別結果は偽(No)とな
り、ステップS22に進む。ステップS22が実行され
ると、電池トレイ2の前後のスリット30が開かれ、循
環ユニット11のポンプ16及び冷却ファン26の作動
が停止される。この場合、電気自動車1が走行中であれ
ば、図11に示すように、電池トレイ2内にはフロント
グリル50を介して外気が導入され、バッテリ4は走行
風により冷却される。なお、この場合でも、電気自動車
1が坂道に差し掛かってステップS12での判別結果が
偽(No)となれば、ステップS14に進んで前後のス
リット30は閉じられる。従って、坂道で前後のスリッ
ト30から冷却油Cが溢れることはない。
【0035】なお、電気自動車1のバッテリ4が充電さ
れているときは、電池トレイ2内は自然通気により冷却
される。以上説明したように、電気自動車1の走行中
や、バッテリ4の充電中は、上述の手順によりバッテリ
4の冷却制御が行われる。即ち、スプレーノズル10の
ノズル角度及び噴射時間が適切に制御される結果、各バ
ッテリ4を均一な温度に冷却することができる。従っ
て、バッテリ4が高温になり過ぎることがなく、また、
各バッテリ4間での温度のばらつきを抑えることができ
る。
【0036】また、電池トレイ2の側面に上側の油回収
口8bを設けているので、冷却液Cの液面レベルが不所
望に高くなることはない。そして、バッテリ4の温度が
良好な範囲にあって、温度のばらつきもないときは、走
行風や自然通気によりバッテリ4を冷却することがで
き、省電力化にも有利である。一方、電気自動車1がイ
グニションキー24をオフにして停車中にあり、しか
も、バッテリ4も充電されていないときは、上記のステ
ップS10での判別結果は偽(No)となり、ステップ
S24に進む。
【0037】ステップS24では、バッテリ4の最高温
度Tmaxが基準温度cより高いか否か、冷却油Cの液面
レベルLF,LRがともに許容レベルdより低いか否かの
判別が行われる。これら全ての条件が成立すれば、ステ
ップS24での判別結果は真(Yes)となり、次にス
テップS26に進む。ステップS26が実行されると、
電池トレイ2の前後のスリット30が開かれる。従っ
て、このときもバッテリ4は自然通気により冷却され
る。具体的には、電気自動車1が走行後、平地に停車し
たとき、バッテリ4の最高温度Tmaxが基準値cを超え
ているときは、上記のステップS10からステップS2
6が繰り返し実行されることになる。
【0038】バッテリ4が冷却されて、最高温度Tmax
が基準温度c以下となれば、ステップS24での判別結
果は偽(No)となり、ステップS28に進む。ステッ
プS28では、前後のスリット30が閉じられる。実際
には、最高温度Tmaxが、それ以上冷却する必要のない
基準温度c以下になったとき、この手順が実行される。
なお、このときの基準温度cは、バッテリ4の作動が良
好となる温度条件に基づいて適切に設定されなければな
らない。
【0039】なお、ステップS24では、上記の他に電
気自動車1が坂道に停車中である場合、又は、既にバッ
テリ4が充分に冷えていて、冷却の必要がない場合に
は、何れもステップS24での判別結果は偽(No)と
なり、ステップS28に進む。従って、停車中に冷却油
Cが漏れたり、バッテリ4を冷却しすぎることもない。
このように、電気自動車1の停車中には、温度が高いと
きにはスリット30を開くことでバッテリ4を冷却して
おき、温度が低いときにはスリット30を閉じてその熱
を逃がさないようにし、電気自動車1の再走行時でのバ
ッテリ4の温度を良好な範囲に保持することができる。
【0040】また、上述した実施例の冷却装置によれ
ば、冷却油を噴射してバッテリを冷却しているので、バ
ッテリをその中に浸す必要がなく、少量の冷却油で冷却
することができる。また、冷却液に油を使用しているの
で、バッテリ端子部の絶縁にも有効である。この発明
は、上述した実施例に制約されるものではない。例え
ば、スプレーノズルを複数の位置に設けることもでき
る。この場合、1箇所のスプレーノズルが冷却すべきバ
ッテリの範囲を決めておき、一度に複数のスプレーノズ
ルから冷却油を噴射することで、より多くのバッテリを
同時に冷却することができる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1のバッテ
リ冷却装置によれば、冷却液を噴射してバッテリを冷却
することで、冷却液の使用量を少なくすることができ
る。従って、装置全体の重量を軽減することができ、車
載用として好適である。請求項2のバッテリ冷却装置に
よれば、バッテリが充分に冷却されていれば、走行風や
自然通気のみによる冷却を行うことができる。従って、
このときは冷却液を噴射する必要がなく、バッテリ冷却
のための消費電力を節減することができる。また、停車
時には収容部内の通気を制御することで、バッテリの温
度を良好な作動範囲に保持することができる。これによ
り、電気自動車を再走行させるときにも、バッテリが冷
えすぎてその性能が低下していることはない。
【0042】請求項3のバッテリ冷却装置によれば、各
バッテリの温度が均一になるように冷却することができ
るので、バッテリ間での温度のばらつきによる性能の低
下が防止され、バッテリ全体の性能を良好に保持するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電気自動車に適用された一実施例のバッテリ冷
却装置の構成を表す図である。
【図2】冷却制御ルーチンを示す図である。
【図3】電池トレイ2内を詳細に示す図である。
【図4】スプレーノズル10の噴射範囲を示した、電池
トレイ2の平面図である。
【図5】スプレーノズル10の噴射範囲を示した、電池
トレイ2の断面図である。
【図6】特定のバッテリ4aに向けて冷却油が噴射され
る様子を示す図である。
【図7】特定のバッテリ4aに向けて冷却油が噴射され
る様子を示す図である。
【図8】最高バッテリ温度Tmaxと噴射指令出力との関
係を示す図である。
【図9】バッテリ間の温度のばらつきRTと噴射指令出
力との関係を示す図である。
【図10】各バッテリ温度と平均温度の差と、噴射時間
との関係を示す図である。
【図11】電池トレイ2内が走行風により通気されてバ
ッテリが冷却される様子を示す図である。
【符号の説明】
2 電池トレイ 4 バッテリ 8a 油回収口 8b 油回収口 10 スプレーノズル 11 循環ユニット 12 回収管路 14 ラジエータ 16 ポンプ 18 液圧管路 30 スリット 32 シャッタ 36 温度センサ 40 コントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H02J 7/00 301 H02J 7/00 301E

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収容部内に複数のバッテリを備えた電気
    自動車に適用されるバッテリ冷却装置において、 前記バッテリの温度を検出し、その検出信号を出力する
    バッテリ温度検出手段と、 前記バッテリの表面に冷却液を噴射する噴射ノズルを有
    し、前記収容部から回収した冷却液を熱交換して前記噴
    射ノズルに供給する冷却液循環手段と、 前記バッテリ温度検出手段の検出信号に基づいて前記冷
    却液循環手段の作動を制御する制御手段とを具備したこ
    とを特徴とするバッテリ冷却装置。
  2. 【請求項2】 車両の走行状態を検出し、その検出信号
    を出力する走行状態検出手段と、 前記収容部に設けられ、前記収容部内を通気させる開閉
    可能な開口とを更に備え、 前記制御手段は前記走行状態検出手段と前記バッテリ温
    度検出手段の検出信号に基づいて前記開口の開閉をも制
    御することを特徴とする請求項1に記載のバッテリ冷却
    装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記噴射ノズルの噴射
    方向を可変制御することを特徴とする請求項1又は2に
    記載のバッテリ冷却装置。
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