JP2018041642A - バッテリケース - Google Patents

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Abstract

【課題】ダクトが装着されていない状態で火災曝露されても、火炎等が、冷媒が通過する開口部からバッテリケース内に侵入することがなくて、バッテリケース内のバッテリが火災から保護され易いバッテリケースを提供すること。【解決手段】バッテリケースが、バッテリを冷却する冷媒を案内するダクトが装着されたときにダクトの内部スペースと連通する開口部60を有すると共にバッテリを収容するケース本体と、ダクトがケース本体に装着された状態で空気がダクト内を流動しているときに開口部60を開くように操作され、ダクトがケース本体から外されているときに開口部60を閉じるように操作されるシャッタ機構70と、を備えるようにする。【選択図】図7

Description

本発明は、バッテリを収容するバッテリケースに関する。
従来、バッテリケースとしては、特許文献1に記載されているものがある。このバッテリケースは、バッテリ収容部、カバー部材、及び板金カバーを備え、バッテリ収容部は、高さ方向の上側のみが開口するバッテリ収容凹部を有する。カバー部材がバッテリ収容部の上側に取り付けられて、バッテリ収容部の上側開口が塞がれると、バッテリを収容するバッテリ収容室が画定され、バッテリが外部から密閉される。
バッテリ収容部は、側壁部を有し、カバー部材の下端部は、当該側壁部の上端部に重ねられる。板金カバーは、バッテリ収容部とカバー部材との合わせ面を覆うように配置される。カバー部材は、その下端部がバッテリ収容部の上端部に当接している状態で板金カバーを介してバッテリ収容部に間接的に固定され、バッテリ収容部と一体化される。
特開2013−175490号公報(第3図)
バッテリケースが、バッテリを冷却する冷媒を案内するダクトが装着されたときにダクトの内部スペースと連通する開口部を有する場合がある。このような場合、バッテリケースが、ダクトが装着されていない状態で火災曝露されると、火炎等が当該開口部からバッテリケース内に侵入してバッテリを過熱する虞がある。
本発明の目的は、ダクトが装着されていない状態で火災曝露されても、火炎等が、冷媒が通過する開口部からバッテリケース内に侵入することがなくて、バッテリケース内のバッテリが火災から保護され易いバッテリケースを提供することにある。
本発明に係るバッテリケースは、バッテリを収容するバッテリケースであって、前記バッテリを冷却する冷媒を案内するダクトが装着されたときに前記ダクトの内部スペースと連通する開口部を有すると共に、前記バッテリを収容するケース本体と、前記ダクトが前記ケース本体に装着された状態で前記冷媒が前記ダクト内を流動しているときに前記開口部を開くように操作され、前記ダクトが前記ケース本体から外されているときに前記開口部を閉じるように操作されるシャッタ機構と、を備える。
なお、ダクトがケース本体に装着された状態で冷媒がダクト内を流動していないときには、開口部は、シャッタ機構によって、閉じられてもよく、開かれてもよい。また、シャッタ機構は、例えば、車載コンピュータからの制御信号で自動的に開閉してもよく、手動で開閉されてもよい。
本発明に係るバッテリケースによれば、バッテリを冷却する冷媒を案内するダクトが装着されたときにダクトの内部スペースと連通する開口部が、ダクトが外された状態でシャッタ機構によって塞がれる。したがって、バッテリケースが、ダクトが装着されていない状態で火災曝露されても、火炎等が当該開口部からバッテリケース内に侵入することがなく、バッテリケース内のバッテリが火災から保護され易い。
本発明の一実施形態に係るバッテリケースのケース本体の斜視図である。 ケース本体に板金カバーを取り付けようとしている状態を示す図である。 板金カバーが取り付けられたケース本体の斜視図である。 板金カバーが存在しない参考例の電池パックが火炎曝露されている状態を示す模式図である。 図4に示す電池パックの領域R周辺の模式斜視図である。 領域R周辺が火炎曝露された際の火炎の侵入について説明する図である。 図1において右側に配置される側板部をX方向外側から見たときの模式正面図である。 ダクトが接続されたバッテリケースの模式斜視図である。 X方向及びZ方向を含みかつ開口部を通過する切断面で側板部を切断したときの、側板部の開口周辺部の模式断面図である。 図9に示す開口周辺部の一部をX方向から見た時の模式正面図である。 変形例のバッテリケースの天板部と側板部の接続部周辺の斜視図である。 図11にBで示す切断面で切断したときの断面を矢印Cで示す方向から見たときの断面図である。
以下に、本発明に係る実施の形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。以下において複数の実施形態や変形例などが含まれる場合、それらの特徴部分を適宜に組み合わせて新たな実施形態を構築することは当初から想定されている。また、以下の説明及び図面において、X方向は、バッテリケース1の幅方向を示し、Y方向は、バッテリケース1の奥行き方向を示す。また、Z方向は、バッテリケース1の高さ方向を示す。
図1は、本発明の一実施形態に係るバッテリケースのケース本体10の斜視図であり、図2は、ケース本体10に板金カバー31を取り付けようとしている状態を示す図である。
図1に示すように、ケース本体10は、底板部21、後板部22、2つの側板部23、前板部24、及び天板部(アッパカバー)25を備える。例えば、底板部21は、Y方向の後側にZ方向上方側に屈曲して延在する取付部を有し、この取付部は、後板部22の背面に当接した状態でボルト等の締結部材で後板部22に共締めされる。このようにして、底板部21が、後板部22に取り付けられ、後板部22と一体化される。なお、底板部は、製造時に後板部と一体に成形されてもよい。
一体化された底板部21及び後板部22には、バッテリや機器類が所定位置に配設される。底板部21及び後板部22にバッテリ等を配置した状態で、2つの側板部23及び天板部25が、後板部22に対する底板部21の固定と同様の手法によって底板部21及び後板部22に共締めにより取り付けられる。底板部21、後板部22、2つの側板部23、前板部24、及び天板部25が一体に取り付けられた際、各板部21〜25において密閉される側の内面は、バッテリを収容するバッテリ収容室を画定する。
ケース本体10の強度担保のため、例えば、天板部25は、亜鉛鋼鈑等の鋼鉄からなり、底板部21、後板部22及び2つの側板部23は、アルミからなる。この場合、天板部25と後板部22との接触部の合わせ面は、異種材質からなる亜鉛鋼鈑とアルミ板とで構成される。
図2に示すように、ケース本体10の天板部25と各側板部23との接続部には、板金カバー31が当該接続部を覆うように配設される。板金カバー31は、断面略L字状の形状を有し、板金カバー31の存在方向の長さは、天板部25のY方向長さと略一致する。
図3は、板金カバー31が取り付けられたケース本体10の斜視図である。板金カバー31は、板形状の天板取付部37と、板形状の側板取付部38を有し、天板取付部37及び側板取付部38は、互いに略直交する。天板取付部37が天板部25に重なり、かつ、天板取付部37と側板取付部38の境にある角部が天板部25と側板部23との角部に対応するように、板金カバー31を、ケース本体10上に配置する。そして、天板取付部37を天板部25にボルト等の締結部材77で共締めし、側板取付部38を側板部23にボルト等の締結部材78で共締めすることによって、板金カバー31をケース本体10に取り付ける。
以下、ケース本体10に板金カバー31を取り付ける場合の優位性について図4〜図6を用いて説明する。
図4は、板金カバー31が存在しない参考例の電池パック250が火炎曝露されている状態を示す模式図である。また、図5は、図4に示す電池パック250の領域R周辺の模式斜視図であり、図6は、領域R周辺が火炎曝露された際の火炎の侵入について説明する図である。
図4を参照して、電池パック250が火炎曝露されると、電池パック250全体が火炎に包まれるが、この際、火炎は、外側領域RHが内側領域RLよりも熱くて外側領域RHの外側が最も熱く、外側領域RHの温度は、例えば、900℃〜1000℃に達する。そのため、電池パック250のケース本体210における天板部225周辺が高温の炎に曝される。
天板部225と側板部223との接触部は、天板部225周辺に位置する。したがって、天板部225周辺が高温の炎に曝されるため、天板部225と側板部223との接触部も、高温の炎に曝される。よって、接触部は、異種金属が接触する構造となっているので、異種金属の線膨張係数の違いによって接触部の合わせ面に隙間が発生する。その結果、天板部225と側板部223との間に生じた隙間を介して火炎が図6に矢印Aで示す方向に外部からケース本体210内に侵入してケース本体210内のバッテリが過熱されて熱劣化し易くなる。
これに対し、本実施例のバッテリケースでは、図3に示すように、板金カバー31が天板部25と側板部23との接続部を覆うように配設される。したがって、火炎曝露時に接触部の合わせ面に隙間が生じても、板金カバー31によって当該隙間が外部に連通するのが抑制される。よって、火炎曝露時に火炎が電池パック内部に浸入することを抑制でき、更には、被水時には、水が電池パック内部へ浸入することを抑制できる。
図7は、図1において右側に配置される側板部23をX方向外側から見たときの模式正面図である。図7に示すように、側板部23は、開口部60を有し、この開口部60の周辺にはバッテリを冷却する冷媒である空気を案内するダクトが接続される。側板部23には、ダクトの着脱に応じて開口部60を開閉するシャッタ機構70が取り付けられる。シャッタ機構70については、後で図9及び図10を用いて詳細に説明する。
図8は、ダクト80が接続されたバッテリケース1の模式斜視図である。図8に示すように、全ての開口部60は、ダクト80がバッテリケース1に接続された状態でダクト内スペースに連通し、ダクト80によってダクト外スペースから遮断される。ダクト80は、例えば次のように開口部60周辺に接続される。詳しくは、ダクト80は、側板部23側に1つのフランジ部を有するか、又はダクト80が複数のサブダクトに分岐する場合には、各サブダクト毎にフランジ部を有する。そして、各フランジ部のバッテリケース1側の開口は、1以上の開口部60を覆う広さを有する。フランジ部をフランジ部の厚さ方向に貫通するボルト等の締結部材で側板部23に共締めすることによって、ダクト80が側板部23に取り付けられる。なお、ダクトは、フランジ部を用いた共締め以外の如何なる手法でバッテリケースに取り付けられてもよく、例えば、掃除機のダクトを掃除機本体に接続する機構と同様な機構でバッテリケースに取り付けられてもよい。
図8に示す例では、X方向右側に配置されて右側の側板部23aに取り付けられたダクト80aはファン90に取り付けられ、X方向左側に配置されて左側の側板部23bに取り付けられたダクト80bはファン92に取り付けられる。ファン90,92に内蔵されたモータが、図示しない車両コンピュータからの制御信号で回動すると、空気が、夫々のファン90,92の空気取り込み口91,93から取り込まれて、ダクト80a内をバッテリケース1側に流動する。その後、空気は、バッテリケース1内を流動してバッテリケース1内のバッテリや機器類を冷却し、その後、バッテリケース1の隙間から外部に流出する。この実施形態では、バッテリケース1のX方向の左右から冷却空気を均等にバッテリケース1内に取り入れることにより、バッテリ及び機器類を大局的かつ均等に冷却し、冷却効率を優れたものにしている。このような空気の流れで、バッテリの電池モジュールや機器類が空冷され、それらの熱劣化が抑制される。
これまで説明してきたように、バッテリケース1には、ダクト80からの空気を通過させる開口部60が設けられる。したがって、ダクト80が接続されない電池パックの保管時や運搬時に電池パックが火炎曝露されると、火炎や粉塵が当該開口部60を介してバッテリケース1内に侵入し、バッテリや機器類が係る火炎や粉塵で熱劣化する虞がある。更には、電池パックの被水時には、水が、開口部60を介してバッテリケース1内に浸入し、バッテリケース1内の電気機器等をショートさせる虞等もある。係る課題を改善するため、シャッタ機構70がケース本体10に取り付けられる。
次に、図9及び図10を用いて、シャッタ機構70の一例について説明する。なお、図9及び図10では、シャッタ機構70が手動で動作する場合について説明するが、後の変形例で、シャッタ機構が、車載コンピュータからの制御信号によって自動で動作する場合についても説明を行う。
図9は、X方向及びZ方向を含みかつ開口部60を通過する切断面で側板部23を切断したときの、側板部23の開口周辺部の模式断面図である。また、図10は、図9に示す開口周辺部の一部をX方向から見た時の模式正面図である。
図9及び図10に示すように、シャッタ機構70は、表側面の形状が略矩形の板材からなる扉51を有する。また、図9に示すように、側板部23の外方側には、Z方向下方側のみにスリット状の矩形開口を有する扉収容室52が設けられる。また、図10に示すように、側板部23における開口部60のY方向両側には扉ガイド部53が設けられる。各扉ガイド部53は、断面略U字状の凹部を有する。その凹部は、直方体形状のスペースである。その凹部は、Y方向の開口部60側のみにスリット状の矩形の開口を有し、凹部の底56は、Z方向に延在する。
扉51のY方向の縁55は、凹部を画定する側壁部の先端57よりもY方向外側に位置し、凹部の底56よりもY方向の開口部60側(Y方向内側)に位置する。また、扉51のY方向の縁55は、凹部のY方向の底56に略平行に延在し、凹部のY方向の底56に僅かな隙間を介して対向する。その結果、扉51は、扉ガイド部53によってY方向の移動範囲が狭い範囲に制限され、かつ扉ガイド部53からの離脱が不可能になる。
他方、扉51は、Z方向の所定範囲の移動が可能になっている。詳しくは、図9及び図10に示すように、側板部23には、開口部60よりもZ方向下方側に、Y方向に延在すると共にX方向に突出する扉止め59が設けられる。扉51が扉止め59に衝突することによって、扉51がZ方向下方側へ移動できなくなる。一方、扉51には、表側面にY方向に延在すると共にX方向に突出する摘み58が設けられる。ユーザは摘み58を掴んで扉51をZ方向に上下移動させることができる。扉51がZ方向上方に移動すると、扉51が扉収容室52内に収容される。摘み58が、扉収容室52を画定する表側壁部68の下端69に衝突することによって、扉51がZ方向上方側へ移動できなくなる。
扉収容室52は、扉51に略対応する形状を有する。詳しくは、扉収容室52のY方向寸法は、扉51のY方向寸法よりも僅かに長く、扉収容室52のX方向長さは、扉51のX方向厚さよりも僅かに短くなっている。本実施例では、ユーザは、扉51と扉収容室52との間に生じる摩擦力よりも大きな力で扉をZ方向上側に移動させるようになっている。摩擦力が、扉51と扉収容室52との間に働くので、扉51はユーザからの力が消失した地点で静止する。
ユーザが、扉51をZ方向上方にある程度移動させると、開口部60が開き、開口部60が外部に露出する。他方、ユーザが、扉51をZ方向下方にある程度移動させると、開口部60が扉51によって覆われ、開口部60が閉じる。シャッタ機構70は、扉収容室52を画定する表側壁部68、表側壁部68を側板部23の本体部71(図9参照)に連結する連結部72(図9参照)、扉ガイド部53、及び扉51を含む。
本構成のシャッタ機構70によれば、シャッタ機構70を、高価な機械を用いずに簡単安価に構成できる。なお、扉収容室のX方向長さは、扉のX方向厚さより長くてもよい。そして、ユーザからの力が消失すると、扉が扉止めに衝突するまで重力で落下して、開口部が自動的に閉じる構成でもよい。
上記実施形態によれば、バッテリを冷却する空気を案内するダクト80が装着されたときにダクト80の内部スペースと連通する開口部60が、ダクト80が外された状態でシャッタ機構70によって塞がれる。したがって、バッテリケース1が、ダクト80が装着されていない状態で火災曝露されても、火炎等が開口部60からバッテリケース1内に侵入することがなく、バッテリケース1内のバッテリが火災から保護され易い。
尚、本発明は、上記実施形態およびその変形例に限定されるものではなく、本願の特許請求の範囲に記載された事項およびその均等な範囲において種々の改良や変更が可能である。
例えば、上記実施形態では、シャッタ機構70が機械を含まなくて、開口部60が手動による扉51の上下移動で開閉される場合について説明した。しかし、シャッタ機構は、機械を含み、車載コンピュータからの制御信号によって開閉する構成でもよい。例えば、シャッタ機構は、バッテリケース内に配置され、モータあるいはソレノイド等のアクチュエータによって、開口部を開閉してもよい。そして、バッテリを冷却する際に、車載コンピュータから出力される制御信号に基づいてアクチュエータが作動してシャッタ機構が開くことによって、送風ダクトから送られる冷却用空気が、開口部を介してバッテリケース内に供給されてもよい。又は、シャッタ機構は、カメラでシャッタを開閉する技術に基づいて開口部を開閉してもよい。
また、天板部25と側板部23との合わせ面を板金カバー31で覆うことで、異種金属の線膨張係数の違いによって火炎曝露時に合わせ面に生じる隙間が外部に連通することを抑制する場合について説明した。しかし、火炎曝露時に合わせ面に生じる隙間が外部に連通するのを他の手段で抑制してもよい。
例えば、図11は、変形例のバッテリケース101の天板部125と側板部123の接続部周辺の斜視図であり、図12は、図11にBで示す切断面で切断したときの断面を矢印Cで示す方向から見たときの断面図である。ここで、図12に示すように、側板部123が天板部125に取り付けられた状態で、側板部123の外面と天板部125の取付部129とが僅かな隙間を介してX方向に対向し、側板部123の上端と天板部125の下面とも僅かな隙間を介してZ方向に対向するようにしてもよい。また、天板部125における側板部123よりX方向の内側に側板部123に僅かな隙間を空けてZ方向に沿うようにZ方向下側に突出する突出部136を設けてもよい。このようにして、天板部125と側板部123との間に細くて入りくんだ通路を設けて、天板部125と側板部123との間にラビリンス構造を設けてもよい。そして、このラビリンス構造により、火炎曝露時における外部からの火炎の侵入を抑制してもよく、被水時における外部からの水の浸入を抑制してもよい。なお、係るラビリンス構造と、上述の板金カバー31を併用してもよいことは言うまでもない。
更には、開口部60が、X方向両側の側板部23a,23bに設けられる場合について説明した。しかし、開口部は、バッテリケースの如何なる箇所に設けられてもよく、例えば、少なくとも1つの開口部が、天板部、前板部、又は後板部に設けられてもよい。また、バッテリケースは、如何なる数の開口部を有してもよい。また、冷媒は、空気と異なる流体、例えば、フロンガスや水等で構成されてもよく、冷媒は、バッテリケース内の所定の箇所を通過する管内を、開口部を構成する冷媒導入口から他の開口部を構成する冷媒導出口に流動してもよい。
1, 101 バッテリケース、 10 ケース本体、 60 開口部、 70 シャッタ機構、 80 ダクト。

Claims (1)

  1. バッテリを収容するバッテリケースであって、
    前記バッテリを冷却する冷媒を案内するダクトが装着されたときに前記ダクトの内部スペースと連通する開口部を有すると共に、前記バッテリを収容するケース本体と、
    前記ダクトが前記ケース本体に装着された状態で前記冷媒が前記ダクト内を流動しているときに前記開口部を開くように操作され、前記ダクトが前記ケース本体から外されているときに前記開口部を閉じるように操作されるシャッタ機構と、
    を備える、バッテリケース。
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