JPH10208574A - スイッチ装置 - Google Patents
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- JPH10208574A JPH10208574A JP901097A JP901097A JPH10208574A JP H10208574 A JPH10208574 A JP H10208574A JP 901097 A JP901097 A JP 901097A JP 901097 A JP901097 A JP 901097A JP H10208574 A JPH10208574 A JP H10208574A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】誤操作、衝突等によって不用意にスイッチが切
り替わるのを防止する。 【解決手段】このスイッチ装置では、カバー体34の同
一平面内のみスライドできるようにカバー体34とベー
ス板32とによってスライド蓋35が挟持される。カバ
ー体34にはトグルスイッチ33がカバー体34の表面
から突出しないように取り付けられる。トグルスイッチ
33の切替操作はスライド蓋35を開蓋して行う。トグ
ルスイッチ33を操作しないときは、スライド蓋35を
閉じる。このとき、トグルスイッチ33はカバー体34
から露出されずに外部から保護されるので、誤操作や衝
突等によってトグルスイッチ33が切り替わることが防
止される。
り替わるのを防止する。 【解決手段】このスイッチ装置では、カバー体34の同
一平面内のみスライドできるようにカバー体34とベー
ス板32とによってスライド蓋35が挟持される。カバ
ー体34にはトグルスイッチ33がカバー体34の表面
から突出しないように取り付けられる。トグルスイッチ
33の切替操作はスライド蓋35を開蓋して行う。トグ
ルスイッチ33を操作しないときは、スライド蓋35を
閉じる。このとき、トグルスイッチ33はカバー体34
から露出されずに外部から保護されるので、誤操作や衝
突等によってトグルスイッチ33が切り替わることが防
止される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えばVTR一体型
カメラなどに使用して好適なスイッチ装置に関する。詳
しくは、スライド蓋が同一平面内でスライドして開閉自
在となるようにカバー体に取り付けられることによっ
て、スイッチの誤操作や衝突等によってスイッチが不用
意に切り替わらないようにしたものである。
カメラなどに使用して好適なスイッチ装置に関する。詳
しくは、スライド蓋が同一平面内でスライドして開閉自
在となるようにカバー体に取り付けられることによっ
て、スイッチの誤操作や衝突等によってスイッチが不用
意に切り替わらないようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、画像を記録媒体に記録するV
TR一体型カメラが知られている。図9にそのVTR一
体型カメラ1の構成を示す。同図において、VTR一体
型カメラ1はこの例では記録再生用のテープカートリッ
ジが収納されるカメラ本体2と、電源の供給、遮断を切
り替えるためのスイッチ装置7aと、レンズ部(撮像光
学系)3と、レンズ部3に入射した被写体像が映し出さ
れるビューファインダー4と、音声を記録するための集
音マイク5と、一体型カメラ1を持ち運ぶための取手6
とを有している。また、このVTR一体型カメラ1は野
外などの様々な場所で使用されるため、充電バッテリー
15などが備えられている。
TR一体型カメラが知られている。図9にそのVTR一
体型カメラ1の構成を示す。同図において、VTR一体
型カメラ1はこの例では記録再生用のテープカートリッ
ジが収納されるカメラ本体2と、電源の供給、遮断を切
り替えるためのスイッチ装置7aと、レンズ部(撮像光
学系)3と、レンズ部3に入射した被写体像が映し出さ
れるビューファインダー4と、音声を記録するための集
音マイク5と、一体型カメラ1を持ち運ぶための取手6
とを有している。また、このVTR一体型カメラ1は野
外などの様々な場所で使用されるため、充電バッテリー
15などが備えられている。
【0003】スイッチ装置7aは図10に示すように、
この例では、棒状の操作棒9を一方の側へ押し倒してそ
の操作を行うトグルスイッチ7が採用されており、図の
例ではカメラ本体2の左下側面側に配されている。図1
0はスイッチ装置7aが配されている部分の要部の概要
を示す横断面図である。
この例では、棒状の操作棒9を一方の側へ押し倒してそ
の操作を行うトグルスイッチ7が採用されており、図の
例ではカメラ本体2の左下側面側に配されている。図1
0はスイッチ装置7aが配されている部分の要部の概要
を示す横断面図である。
【0004】同図に示すように、カメラ本体2には矩形
の凹部8が形成され、その底部にトグルスイッチ7が取
付固定されている。凹部8の深さはトグルスイッチ7の
操作棒9がカメラ本体2の表面部10から突出しないよ
うに選ばれている。このように操作棒9を表面部10か
ら突出しないように配して外部から触れにくくすること
によって、誤操作や衝突による電源スイッチの不用意な
切断事故を防止することができる。
の凹部8が形成され、その底部にトグルスイッチ7が取
付固定されている。凹部8の深さはトグルスイッチ7の
操作棒9がカメラ本体2の表面部10から突出しないよ
うに選ばれている。このように操作棒9を表面部10か
ら突出しないように配して外部から触れにくくすること
によって、誤操作や衝突による電源スイッチの不用意な
切断事故を防止することができる。
【0005】また、他の例として、図11A及びBに示
すようなスイッチ装置7bが知られている。この場合は
カメラ本体2に凹部を形成するのではなく、カメラ本体
2に突出して取り付けられたトグルスイッチ7を円筒状
のリングカバー11で囲み、外部から触れにくくしたも
のである。したがって、図11Bにおいて、リングカバ
ー11は操作棒9が突出しないようにその高さが選ばれ
ている。
すようなスイッチ装置7bが知られている。この場合は
カメラ本体2に凹部を形成するのではなく、カメラ本体
2に突出して取り付けられたトグルスイッチ7を円筒状
のリングカバー11で囲み、外部から触れにくくしたも
のである。したがって、図11Bにおいて、リングカバ
ー11は操作棒9が突出しないようにその高さが選ばれ
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図10また
は図11に示すようなスイッチ装置7a,7bでは、ト
グルスイッチ7はカメラ本体2に露出して取り付けられ
ているので、撮影中に例えば突起物がトグルスイッチ7
の操作棒9に衝突した場合、電源が不用意に切られてし
まうことがあった。また、第三者によって故意にスイッ
チを切られることもあり、使用者にとっては非常に不安
があった。
は図11に示すようなスイッチ装置7a,7bでは、ト
グルスイッチ7はカメラ本体2に露出して取り付けられ
ているので、撮影中に例えば突起物がトグルスイッチ7
の操作棒9に衝突した場合、電源が不用意に切られてし
まうことがあった。また、第三者によって故意にスイッ
チを切られることもあり、使用者にとっては非常に不安
があった。
【0007】このような問題を解決するスイッチ装置と
して、図12に示すような電源スイッチ誤操作防止機構
20も考えられている。同図において、シーソー式の電
源スイッチ23の操作は、矢印で示したようにカバー2
1を上方に回動させ、そのまま筐体(カメラ本体)22
の奥に押し込んでこのカバー21を開蓋させた状態で行
われる。電源スイッチ23を操作しないときはカバー2
1が塞がれているので、電源スイッチ23は外部から保
護されるようになっている。
して、図12に示すような電源スイッチ誤操作防止機構
20も考えられている。同図において、シーソー式の電
源スイッチ23の操作は、矢印で示したようにカバー2
1を上方に回動させ、そのまま筐体(カメラ本体)22
の奥に押し込んでこのカバー21を開蓋させた状態で行
われる。電源スイッチ23を操作しないときはカバー2
1が塞がれているので、電源スイッチ23は外部から保
護されるようになっている。
【0008】しかし、この電源スイッチ誤操作防止機構
20では、カバー21の開蓋時に、カバー21を筐体2
2の奥行き方向にスライドさせて収納しなければならな
いので、筐体22はカバー21の幅以上の奥行き(深
さ)に設定されなければならない。
20では、カバー21の開蓋時に、カバー21を筐体2
2の奥行き方向にスライドさせて収納しなければならな
いので、筐体22はカバー21の幅以上の奥行き(深
さ)に設定されなければならない。
【0009】そのため、筐体22を含む電源スイッチ誤
操作防止機構20全体を薄く構成することは困難とな
る。したがって、所定の厚さを確保するように構成され
た電源スイッチ誤操作防止機構20の取り付け場所が自
ずと制限され、設計の自由度がなくなるという問題があ
った。
操作防止機構20全体を薄く構成することは困難とな
る。したがって、所定の厚さを確保するように構成され
た電源スイッチ誤操作防止機構20の取り付け場所が自
ずと制限され、設計の自由度がなくなるという問題があ
った。
【0010】そこで、本発明は、上述した問題を解決し
たものであって、薄型に構成できると共に、誤操作、衝
突等によって不用意にスイッチが切り替えられてしまう
のを防止したスイッチ装置を提供するものである。
たものであって、薄型に構成できると共に、誤操作、衝
突等によって不用意にスイッチが切り替えられてしまう
のを防止したスイッチ装置を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、この発明に係るスイッチ装置では、スライド蓋と、
スライド蓋が開閉自在に取り付けられるカバー体と、カ
バー体に取り付けられるスイッチとを有し、スライド蓋
は同一平面内のみスライドできるようにカバー体に取り
付けられ、スイッチはカバー体の表面から突出しないよ
うにカバー体に取り付けられ、スライド蓋を閉じたと
き、スイッチはカバー体から露出しないように覆われる
ようになされたことを特徴とするものである。
め、この発明に係るスイッチ装置では、スライド蓋と、
スライド蓋が開閉自在に取り付けられるカバー体と、カ
バー体に取り付けられるスイッチとを有し、スライド蓋
は同一平面内のみスライドできるようにカバー体に取り
付けられ、スイッチはカバー体の表面から突出しないよ
うにカバー体に取り付けられ、スライド蓋を閉じたと
き、スイッチはカバー体から露出しないように覆われる
ようになされたことを特徴とするものである。
【0012】この発明において、スイッチを切り替える
ときは、スライド蓋を同一平面内に沿って摺動させなが
ら開蓋して行う。スイッチを操作しないときは、スライ
ド蓋を閉じる。このとき、スイッチはカバー体から露出
されずに外部から保護されるので、スイッチの誤操作や
衝突等によってスイッチが切り替わることが防止され
る。
ときは、スライド蓋を同一平面内に沿って摺動させなが
ら開蓋して行う。スイッチを操作しないときは、スライ
ド蓋を閉じる。このとき、スイッチはカバー体から露出
されずに外部から保護されるので、スイッチの誤操作や
衝突等によってスイッチが切り替わることが防止され
る。
【0013】
【発明の実施の形態】続いて、本発明に係るスイッチ装
置の実施の一形態について、図面を参照して詳細に説明
する。図1は本発明に係る実施の形態であるスイッチ装
置を適用したビデオカメラ30の構成を示す。従来例と
同一の部分については同一符号を付してその詳細な説明
は省略する。
置の実施の一形態について、図面を参照して詳細に説明
する。図1は本発明に係る実施の形態であるスイッチ装
置を適用したビデオカメラ30の構成を示す。従来例と
同一の部分については同一符号を付してその詳細な説明
は省略する。
【0014】この例では、スイッチ装置31はビデオカ
メラ30のカメラ本体2の一側面側後部に配されてい
る。図では左上側面側に設けられている場合であって、
このようにカメラ本体2の後部側にスイッチ装置31を
配したのは、使用中はカメラマンの後頭部側に位置する
ため、不用意な衝突を未然に防げる確立が最も高いから
である。
メラ30のカメラ本体2の一側面側後部に配されてい
る。図では左上側面側に設けられている場合であって、
このようにカメラ本体2の後部側にスイッチ装置31を
配したのは、使用中はカメラマンの後頭部側に位置する
ため、不用意な衝突を未然に防げる確立が最も高いから
である。
【0015】スイッチ装置31は電源の供給、遮断を切
り替えるためのスイッチであり、図2に示すように、ス
ライド蓋35と、矩形のベース板32と、これの上部に
配される矩形のカバー体34と、トグルスイッチ33と
で構成されている。
り替えるためのスイッチであり、図2に示すように、ス
ライド蓋35と、矩形のベース板32と、これの上部に
配される矩形のカバー体34と、トグルスイッチ33と
で構成されている。
【0016】スライド蓋35はプラスチック製のカバー
体34に開閉自在に取り付けられるもので、透明プラス
チックで形成されている。スライド蓋35は板状の蓋体
35aと、これの上面に形成された取手35bとを有
し、取手35bと反対側の先端は2箇所に切り込みが形
成されて保持部35c,35cとなされると共に、これ
らの間に弾性部35dが形成される。
体34に開閉自在に取り付けられるもので、透明プラス
チックで形成されている。スライド蓋35は板状の蓋体
35aと、これの上面に形成された取手35bとを有
し、取手35bと反対側の先端は2箇所に切り込みが形
成されて保持部35c,35cとなされると共に、これ
らの間に弾性部35dが形成される。
【0017】一方、ベース板32は平板状となされ、ス
ライド蓋35を摺接可能にスライド蓋35の裏側から保
持するためのものである。また、トグルスイッチ33と
対向するベース板32には矩形の窓32aが形成されて
いる。この窓32aに対応してカバー体34には円形の
孔34aが穿設されている。カバー体34の孔34aの
上部はスライド蓋35の横幅よりわずかに大きな幅をも
った矩形状の凹部34bが形成されている。凹部34b
の深さはスライド蓋35の板厚とほぼ同じに選定されて
いる。カバー体34は図5にも示すように、その長手方
向のほぼ中央部に段部が形成されていて、この段部に凹
部34bに連なって挿入孔34cが穿設されている。こ
の挿入孔34cはスライド蓋35が挿入されるためのも
のである(図3)。
ライド蓋35を摺接可能にスライド蓋35の裏側から保
持するためのものである。また、トグルスイッチ33と
対向するベース板32には矩形の窓32aが形成されて
いる。この窓32aに対応してカバー体34には円形の
孔34aが穿設されている。カバー体34の孔34aの
上部はスライド蓋35の横幅よりわずかに大きな幅をも
った矩形状の凹部34bが形成されている。凹部34b
の深さはスライド蓋35の板厚とほぼ同じに選定されて
いる。カバー体34は図5にも示すように、その長手方
向のほぼ中央部に段部が形成されていて、この段部に凹
部34bに連なって挿入孔34cが穿設されている。こ
の挿入孔34cはスライド蓋35が挿入されるためのも
のである(図3)。
【0018】また、カバー体34には凹部34bに連な
って凸板部34dが形成され、その裏面には図4にも示
すように、スライド蓋35の摺動位置を規制するための
複数の部材がカバー体34に一体的に垂設されている。
すなわち、図2,図4及び図6に示すように、凸板部3
4dの裏面にはスライド蓋35の横方向へのスライド位
置を規制するため、この例では4本のガイドピン36
a,36a,36b,36bが所定の距離を隔てて設け
られている。
って凸板部34dが形成され、その裏面には図4にも示
すように、スライド蓋35の摺動位置を規制するための
複数の部材がカバー体34に一体的に垂設されている。
すなわち、図2,図4及び図6に示すように、凸板部3
4dの裏面にはスライド蓋35の横方向へのスライド位
置を規制するため、この例では4本のガイドピン36
a,36a,36b,36bが所定の距離を隔てて設け
られている。
【0019】このうち凹部34b側に位置するガイドピ
ン36a,36aは凹部34bの横幅にほぼ等しい距離
を保持してそれぞれ垂設され(図5)、残りのガイドピ
ン36b,36bは凸板部34dの遊端寄りにそれぞれ
垂設されている。スイッチ装置31の組み立て後、スラ
イド蓋35の両側端面は凹部34bのガイド面34e,
34eと共に、ガイドピン36a,36bによってガイ
ドされ、図6のように縦方向のみに摺動自在となされ
る。
ン36a,36aは凹部34bの横幅にほぼ等しい距離
を保持してそれぞれ垂設され(図5)、残りのガイドピ
ン36b,36bは凸板部34dの遊端寄りにそれぞれ
垂設されている。スイッチ装置31の組み立て後、スラ
イド蓋35の両側端面は凹部34bのガイド面34e,
34eと共に、ガイドピン36a,36bによってガイ
ドされ、図6のように縦方向のみに摺動自在となされ
る。
【0020】また、図4において、凸板部34dの裏面
の中央付近にはスライド蓋35のスライド振れを規制す
るためにスライド蓋35の上面と摺接するようなピン3
7,37が垂設されている。因みに、スライド蓋35の
下面はベース板32の板面によって規制されている。
の中央付近にはスライド蓋35のスライド振れを規制す
るためにスライド蓋35の上面と摺接するようなピン3
7,37が垂設されている。因みに、スライド蓋35の
下面はベース板32の板面によって規制されている。
【0021】さらに、図4及び図6に示すように、スラ
イド蓋35をスライドさせたとき、そのスライド開始位
置と終端のスライド位置のそれぞれで軽いクリック力が
スライド蓋35に作用するようにするため、この例で
は、閉蓋位置に対応するピン37,37の間及び開蓋位
置にスライドロック用の突起38a,38bが設けられ
ている。したがって、スライド蓋35の弾性部35dの
先端には略半球形状の球状突起35eが設けられてい
る。
イド蓋35をスライドさせたとき、そのスライド開始位
置と終端のスライド位置のそれぞれで軽いクリック力が
スライド蓋35に作用するようにするため、この例で
は、閉蓋位置に対応するピン37,37の間及び開蓋位
置にスライドロック用の突起38a,38bが設けられ
ている。したがって、スライド蓋35の弾性部35dの
先端には略半球形状の球状突起35eが設けられてい
る。
【0022】このように構成されたスイッチ装置31の
組み立て手順の一例について説明する。図2において、
スライド蓋35は上述したようにカバー体34の挿入孔
34cに挿入される。このとき、挿入されたスライド蓋
35は上面とカバー体34の露出面34gとがほぼ同一
面となる。一方、図5のようにカバー体34の孔34a
にトグルスイッチ33が取り付け固定される。
組み立て手順の一例について説明する。図2において、
スライド蓋35は上述したようにカバー体34の挿入孔
34cに挿入される。このとき、挿入されたスライド蓋
35は上面とカバー体34の露出面34gとがほぼ同一
面となる。一方、図5のようにカバー体34の孔34a
にトグルスイッチ33が取り付け固定される。
【0023】操作棒33aの先端が凹部34bの底部か
ら突出しないように孔34aの深さがトグルスイッチ3
3の操作棒33aの長さを考慮して設定されている。凹
部34bの底部から突出することはない。次に、ベース
板32をカバー体34の裏側に重ねた状態でネジ39に
よって4隅をカメラ本体2に固定する(図1)。その結
果、スライド蓋35はカバー体34とベース板32とに
よって挟持された状態でベース板32と同一平面内に摺
動自在に保持されたことになる。
ら突出しないように孔34aの深さがトグルスイッチ3
3の操作棒33aの長さを考慮して設定されている。凹
部34bの底部から突出することはない。次に、ベース
板32をカバー体34の裏側に重ねた状態でネジ39に
よって4隅をカメラ本体2に固定する(図1)。その結
果、スライド蓋35はカバー体34とベース板32とに
よって挟持された状態でベース板32と同一平面内に摺
動自在に保持されたことになる。
【0024】次に、組み立て後のスイッチ装置31にお
いて、スライド蓋35の開閉動作について説明する。図
4及び図5はスライド蓋35が開蓋された状態を示して
いる。この状態では図4に示すように球状突起35eが
突起38bに乗り上げられているから、スライド蓋35
の自由なスライドが規制されるようになり、開状態でロ
ックされている。
いて、スライド蓋35の開閉動作について説明する。図
4及び図5はスライド蓋35が開蓋された状態を示して
いる。この状態では図4に示すように球状突起35eが
突起38bに乗り上げられているから、スライド蓋35
の自由なスライドが規制されるようになり、開状態でロ
ックされている。
【0025】この状態からスライド蓋35を閉じるとき
は、スライド蓋35の取手35bを指で摘み、スライド
蓋35を矢印a方向にスライドさせる。このとき、図6
に示すように、スライド蓋35が終端までスライドする
直前になると球状突起35eが突起38a上を乗り上げ
るので、スライド蓋35は閉じた状態でロックされる
(図7)。これによって、スライド蓋35が不用意に開
かないようにしている。この状態では、スライド蓋35
の上端面35fが凹部34bの上側の当接面34fに当
接している。
は、スライド蓋35の取手35bを指で摘み、スライド
蓋35を矢印a方向にスライドさせる。このとき、図6
に示すように、スライド蓋35が終端までスライドする
直前になると球状突起35eが突起38a上を乗り上げ
るので、スライド蓋35は閉じた状態でロックされる
(図7)。これによって、スライド蓋35が不用意に開
かないようにしている。この状態では、スライド蓋35
の上端面35fが凹部34bの上側の当接面34fに当
接している。
【0026】このようにスライド蓋35の弾性部35d
に球状突起35eを設けると共に、カバー体34に突起
38a,38bを設けることによって、スライド蓋35
に軽いクリック力を付与したもので、これによって、ス
ライド蓋35の開閉時の位置を安定して維持することが
できる。また、こうすることによって、閉蓋状態のスラ
イド蓋35に不用意な外力が加わったとしてもこれが開
蓋されることがない。
に球状突起35eを設けると共に、カバー体34に突起
38a,38bを設けることによって、スライド蓋35
に軽いクリック力を付与したもので、これによって、ス
ライド蓋35の開閉時の位置を安定して維持することが
できる。また、こうすることによって、閉蓋状態のスラ
イド蓋35に不用意な外力が加わったとしてもこれが開
蓋されることがない。
【0027】トグルスイッチ33を操作しないときに
は、このようにスライド蓋35を閉じておけば、トグル
スイッチ33は外部に露出されないので、ビデオカメラ
30の使用中に誤操作、衝突等によってスイッチが不用
意に切り替わることが防止される。
は、このようにスライド蓋35を閉じておけば、トグル
スイッチ33は外部に露出されないので、ビデオカメラ
30の使用中に誤操作、衝突等によってスイッチが不用
意に切り替わることが防止される。
【0028】スライド蓋35を閉蓋状態から開蓋すると
きは、取手35bを摘み、スライド蓋35を矢印b方向
にスライドさせる。図4及び図5に示すように、スライ
ド蓋35の球状突起35eは突起38aを乗り越えた
後、突起38bを乗り越え、凸部35bの掛止面35g
がカバー体34の凸板部34dに端部に当接してスライ
ド蓋35の下方への移動が規制されると共に、球状突起
35eが突起38bに掛止されることによって、スライ
ド蓋35の開状態が維持される。
きは、取手35bを摘み、スライド蓋35を矢印b方向
にスライドさせる。図4及び図5に示すように、スライ
ド蓋35の球状突起35eは突起38aを乗り越えた
後、突起38bを乗り越え、凸部35bの掛止面35g
がカバー体34の凸板部34dに端部に当接してスライ
ド蓋35の下方への移動が規制されると共に、球状突起
35eが突起38bに掛止されることによって、スライ
ド蓋35の開状態が維持される。
【0029】また、スライド蓋35の摺動時には、スラ
イド蓋35はガイドピン36a,36b,ピン37及び
ガイド面34e(図4)によって幅方向及び厚さ方向の
移動が規制されるので、スライド蓋35の長手方向のみ
に滑らかにスライドすることができる。
イド蓋35はガイドピン36a,36b,ピン37及び
ガイド面34e(図4)によって幅方向及び厚さ方向の
移動が規制されるので、スライド蓋35の長手方向のみ
に滑らかにスライドすることができる。
【0030】スライド蓋35は透明プラスチック製であ
るから閉蓋状態のときでもトグルスイッチ33の切替状
態を視覚的に確認することができる。
るから閉蓋状態のときでもトグルスイッチ33の切替状
態を視覚的に確認することができる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るスイッ
チ装置では、スライド蓋を単一方向にのみスライドして
開閉自在となるようにカバー体に取り付けて不必要時電
源スイッチ(トグルスイッチ)がカバー体の表面から露
出しないようにしたものである。
チ装置では、スライド蓋を単一方向にのみスライドして
開閉自在となるようにカバー体に取り付けて不必要時電
源スイッチ(トグルスイッチ)がカバー体の表面から露
出しないようにしたものである。
【0032】電源スイッチを操作しないときは、スライ
ド蓋を閉じることによって、電源スイッチはカバー体か
ら露出されずに外部から保護されるので、誤操作や不用
意な外力によって電源スイッチが切断される恐れはな
い。したがって、この発明はビデオカメラの電源スイッ
チなどに適用して好適である。
ド蓋を閉じることによって、電源スイッチはカバー体か
ら露出されずに外部から保護されるので、誤操作や不用
意な外力によって電源スイッチが切断される恐れはな
い。したがって、この発明はビデオカメラの電源スイッ
チなどに適用して好適である。
【図1】本発明に係るスイッチ装置31を適用したビデ
オカメラ30の構成を示す平面図である。
オカメラ30の構成を示す平面図である。
【図2】スイッチ装置31の構成を示す分解斜視図であ
る。
る。
【図3】スイッチ装置31の横断面図である。
【図4】スイッチ装置31の平面図である(スライド蓋
35の開蓋時)。
35の開蓋時)。
【図5】スイッチ装置31の縦断面図である(スライド
蓋35の開蓋時)。
蓋35の開蓋時)。
【図6】スライド蓋35の動作を示す平面図である。。
【図7】スイッチ装置31の平面図である(スライド蓋
35の閉蓋時)。
35の閉蓋時)。
【図8】スイッチ装置31の縦断面図である(スライド
蓋35の閉蓋時)。
蓋35の閉蓋時)。
【図9】スイッチ装置7aを適用した従来のVTR一体
型カメラ1の構成を示す平面図である。
型カメラ1の構成を示す平面図である。
【図10】スイッチ装置7aの横断面図である。
【図11】スイッチ装置7bの構成を示す斜視図及び横
断面図である。
断面図である。
【図12】電源スイッチ誤操作防止機構20の構成を示
す分解斜視図である。
す分解斜視図である。
1,30・・・ビデオカメラ、2・・・カメラ本体、3
・・・レンズ部、6,35b・・・取手、7,33・・
・トグルスイッチ、7a,7b,31・・・スイッチ装
置、8・・・凹部、10・・・表面部、9,33a・・
・操作棒、11・・・リングカバー、20・・・電源ス
イッチ誤操作防止機構、21・・・カバー、22・・・
筐体、23・・・電源スイッチ、32・・・ベース板、
32a・・・窓、34・・・カバー体、34a・・・
孔、34b・・・凹部、34c・・・挿入孔、34d・
・・凸板部、34e・・・ガイド面、34f・・・当接
面、34g・・・露出面、35・・・スライド蓋、35
a・・・蓋体、35c・・・保持部、35d・・・弾性
部、35e・・・球状突起、35f・・・上端面、35
g・・・掛止面、36a,36b・・・ガイドピン、3
7・・・ピン、38a,38b・・・突起
・・・レンズ部、6,35b・・・取手、7,33・・
・トグルスイッチ、7a,7b,31・・・スイッチ装
置、8・・・凹部、10・・・表面部、9,33a・・
・操作棒、11・・・リングカバー、20・・・電源ス
イッチ誤操作防止機構、21・・・カバー、22・・・
筐体、23・・・電源スイッチ、32・・・ベース板、
32a・・・窓、34・・・カバー体、34a・・・
孔、34b・・・凹部、34c・・・挿入孔、34d・
・・凸板部、34e・・・ガイド面、34f・・・当接
面、34g・・・露出面、35・・・スライド蓋、35
a・・・蓋体、35c・・・保持部、35d・・・弾性
部、35e・・・球状突起、35f・・・上端面、35
g・・・掛止面、36a,36b・・・ガイドピン、3
7・・・ピン、38a,38b・・・突起
Claims (3)
- 【請求項1】 スライド蓋と、 上記スライド蓋が開閉自在に取り付けられるカバー体
と、 上記カバー体に取り付けられるスイッチとを有し、 上記スライド蓋は同一平面内のみスライドできるように
上記カバー体に取り付けられ、 上記スイッチは上記カバー体の表面から突出しないよう
に上記カバー体に取り付けられ、 上記スライド蓋を閉じたとき、上記スイッチは上記カバ
ー体から露出しないように覆われるようになされたこと
を特徴とするスイッチ装置。 - 【請求項2】 上記スライド蓋は透明なプラスチックで
形成され、上記スライド蓋が閉じられているときでも、
上記スイッチの状態を目視できるようになされたことを
特徴とする請求項1記載のスイッチ装置。 - 【請求項3】 上記スライド蓋はその表面が上記カバー
体の表面とほぼ同一面となるように上記カバー体に取り
付けられたことを特徴とする請求項1記載のスイッチ装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP901097A JPH10208574A (ja) | 1997-01-21 | 1997-01-21 | スイッチ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP901097A JPH10208574A (ja) | 1997-01-21 | 1997-01-21 | スイッチ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10208574A true JPH10208574A (ja) | 1998-08-07 |
Family
ID=11708691
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP901097A Pending JPH10208574A (ja) | 1997-01-21 | 1997-01-21 | スイッチ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10208574A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007305349A (ja) * | 2006-05-09 | 2007-11-22 | Toyota Industries Corp | カバー付スイッチ及びスイッチ用カバー |
JP2008140681A (ja) * | 2006-12-04 | 2008-06-19 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | コンデンサー収容箱 |
JP2011135919A (ja) * | 2009-12-25 | 2011-07-14 | Toshiba Corp | 電気掃除機用吸込みホース及びこれを備えた電気掃除機 |
JP6440218B1 (ja) * | 2017-09-06 | 2018-12-19 | Necプラットフォームズ株式会社 | 電子機器、情報処理装置およびpos端末装置 |
-
1997
- 1997-01-21 JP JP901097A patent/JPH10208574A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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WO2019049574A1 (ja) * | 2017-09-06 | 2019-03-14 | Necプラットフォームズ株式会社 | 電子機器、情報処理装置およびpos端末装置 |
JP2019046344A (ja) * | 2017-09-06 | 2019-03-22 | Necプラットフォームズ株式会社 | 電子機器、情報処理装置およびpos端末装置 |
CN111095369A (zh) * | 2017-09-06 | 2020-05-01 | Nec平台株式会社 | 电子装置、信息处理设备和pos终端 |
US11176532B2 (en) | 2017-09-06 | 2021-11-16 | Nec Platforms, Ltd. | Electronic device, information processing apparatus, and POS terminal |
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