JPH10208467A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH10208467A
JPH10208467A JP9012479A JP1247997A JPH10208467A JP H10208467 A JPH10208467 A JP H10208467A JP 9012479 A JP9012479 A JP 9012479A JP 1247997 A JP1247997 A JP 1247997A JP H10208467 A JPH10208467 A JP H10208467A
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supply voltage
internal
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signal
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Hideto Hidaka
秀人 日高
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少なくとも2つの動作モードを有する内部回
路をもつ半導体装置において、それぞれのモードに最適
な動作電流で動作させてVDC回路系を動作させて内部
電源電圧を内部回路に供給可能な半導体装置を得る。 【解決手段】 コンパレータ11〜13の動作電流I1
1〜I13はI11(大)>I12(小)>I13(極
小)の順に設定され、アクティブ用コンパレータ11は
内部行アドレスストローブ信号バーRAS(I)の
“L”/“H”によって活性/非活性が制御され、ノー
マルスタンドバイ用コンパレータ12はノーマル行アド
レスストローブ信号バーRAS(N)の“H”/“L”
によって活性/非活性が制御され、セルフリフレッシュ
用コンパレータ13はセルフリフレッシュ信号SRの
“H”/“L”によって活性/非活性が制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は半導体装置に関
し、特に低消費電力化を図った半導体記憶装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】まず、従来の半導体記憶装置の動作を、
ダイナミック型ランダムアクセスメモリ(以下、DRA
Mと略する)を例にとって述べる。図10及び図11
は、従来のダイナミックランダムアクセスメモリ(以
下、DRAMと呼ぶ)の動作を示すタイミング図であ
り、図10はノーマルモード動作を示し、図11はセル
フリフレッシュモード動作を示している。
【0003】図10に示すように、ノーマルモード動作
として、メモリセルデータの書き込み・読み出しが行わ
れる。行アドレスストローブ信号バーRASの立ち下が
り時に書き込み信号バーWEが“H”のとき読み出し動
作が行われ、列アドレスストローブ信号バーCASの立
ち下がりから所定期間経過後に、入出力部DQから出力
データDoutが出力される。行アドレスストローブ信号
バーRASの立ち下がり時に書き込み信号バーWEが
“L”のとき書き込み動作が行われ、列アドレスストロ
ーブ信号バーCASの立ち下がりから所定期間経過後
に、入出力部DQより与えられた入力データDinが書き
込まれる。
【0004】一方、図11に示すように、セルフリフレ
ッシュモード動作として、外部信号入力を必要としない
リフレッシュ動作が行われ、データリテンションが自動
的に行われる。
【0005】行アドレスストローブ信号バーRASが
“H”の状態で、列アドレスストローブ信号バーCAS
が立ち下がるタイミング(CAS before RA
S入力、以下、単に「CBR入力」と言う)をトリガと
して、一定時間(例えば、10μs)の経過後にセルフ
リフレッシュ信号SRが“H”となりセルフリフレッシ
ュモードに入る。この後、次にCBR入力がされるま
で、セルフリフレッシュモードが保持される。
【0006】セルフリフレッシュモードでは、チップ内
部のリフレッシュタイミング発生回路により発生される
一定周期(例えば、30μs)のリフレッシュ活性化信
号(内部(行アドレスストローブ信号)バーRAS
(I))によりリフレッシュ動作が起動され、内部ロウ
アドレスカウンタにより、該当するロウアドレスの選択
がなされ、これに従って、通常のセンス動作を行って、
リフレッシュ動作を繰り返す。
【0007】また、近年の高集積DRAMでは、外部印
加電源電圧を、内部降圧回路(VDC)により降下さ
せ、これをチップの内部回路に動作電源電圧として印加
し、デバイスの信頼性を確保する手法が行われている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにVDCを
用いた従来のDRAM構成には、以下のような欠点があ
る。ノーマルモード時には、内部回路であるDRAM回
路がスタンドバイ状態であっても、比較的電流消費が大
きいTTL信号入力時に信号入力回路で消費される電流
を供給するために十分なVDC回路系を備える必要があ
り、これによりVDC自身で消費される電流が大きくな
り、これに伴いスタンドバイ電流が増加することにな
る。
【0009】一方、本来、TTL信号を含む外部入力信
号が不要なセルフリフレッシュモードのスタンドバイ状
態である場合にも、ノーマルモード時と同量のスタンド
バイ電流が流れることになる。すなわちデータ保持期間
の主要な消費電流であるセルフリフレッシュモード時の
スタンドバイ電流が、本来セルフリフレッシュモード時
には必要のない動作(TTL信号入力等の外部信号の入
力)のため、必要以上に増加しているという問題点があ
った。
【0010】また、従来のDRAMの信号入力回路はV
DCを介さずに外部電源をそのまま動作電源電圧として
信号入力回路を動作させているが、この場合には、外部
電源電圧の変動により入力信号に対する判定レベルが変
動し、誤判定を起こしやすくなり、また、判定レベルに
余裕が小さくなるという問題点があった。
【0011】この発明は上記問題点を解決するためにな
されたもので、ノーマルモードとセルフリフレッシュモ
ードを有するDRAMのように、少なくとも2つの動作
モードを有する内部回路をもつ半導体装置において、そ
れぞれのモードに最適なVDC回路系の動作電流で内部
電源電圧を内部回路に供給可能な内部電源電圧供給手段
を有する半導体装置を得ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる請求項
1記載の半導体装置は、外部入力信号に関連した外部入
力関連信号及び第1の内部電源電圧を受け、該第1の内
部電源電圧を動作電源電圧として、通常モード時に前記
外部入力関連信号に基づく動作を行い、特殊モード時に
前記外部入力関連信号と関係のない動作を行う内部回路
と、外部制御信号に基づきモード制御信号を生成するモ
ード制御信号生成手段とを備え、前記モード制御信号は
前記通常モードのスタンドバイ状態の有無を指示し、前
記特殊モードのスタンドバイ状態の有無を指示する情報
を少なくとも有し、第1の基準電圧を受け、該第1の基
準電圧に基づき前記外部電源電圧を変換して前記第1の
内部電源電圧を前記内部回路に供給する第1の内部電源
電圧供給手段をさらに備え、前記第1の内部電源電圧供
給手段は、前記モード制御信号が前記通常モードのスタ
ンドバイ状態であると指示するとき第1の動作電流で動
作し、前記モード制御信号が前記特殊モードのスタンド
バイ状態であると指示するとき前記第1の動作電流と異
なる第2の動作電流で動作している。
【0013】また、請求項2記載の半導体装置のよう
に、前記第1の内部電源電圧供給手段は、一端に前記外
部電源電圧を受け、第1の電圧制御信号に基づき他端か
ら前記第1の内部電源電圧を付与する第1の内部電源電
圧付与部と、前記第1の内部電源電圧に関連した電圧と
前記第1の基準電圧との比較結果に基づき前記第1の電
圧制御信号を出力する第1の比較回路とを有する第1の
内部電源電圧供給部と、一端に前記外部電源電圧を受
け、第2の電圧制御信号に基づき他端から前記第1の内
部電源電圧を付与する第2の内部電源電圧付与部と、前
記第1の内部電源電圧に関連した電圧と前記第1の基準
電圧との比較結果に基づき前記第2の電圧制御信号を出
力する第2の比較回路とを有する第2の内部電源電圧供
給部とを備え、前記第1及び第2の内部電源電圧供給部
の動作電流はそれぞれ前記第1及び第2の比較回路の動
作電流で決定し、前記第1の比較回路は前記第1の動作
電流で動作し、前記第2の比較回路は前記第2の動作電
流で動作し、前記第1の内部電源電圧供給手段は、前記
モード制御信号が前記通常モードのスタンドバイ状態で
あると指示するとき第1の内部電源電圧供給部を選択的
に活性状態にし、前記モード制御信号が前記特殊モード
のスタンドバイ状態であると指示するとき第2の内部電
源電圧供給部を選択的に活性状態にするように構成して
もよい。
【0014】また、請求項3記載の半導体装置のよう
に、前記内部回路はダイナミック型のメモリセルを有
し、前記通常モードは前記メモリセルに対する読み出し
及び書き込み動作を行うモードを含み、前記特殊モード
は前記メモリセルのリフレッシュ動作を行うモードを含
んでもよい。
【0015】また、請求項4記載の半導体装置のよう
に、前記第2の動作電流は前記第1の動作電流より小さ
くてもよい。
【0016】また、請求項5記載の半導体装置のよう
に、前記モード制御信号は前記内部回路のアクティブ状
態/スタンバイ状態を指示する情報を含み、前記第1の
内部信号供給手段は、一端に前記外部電源電圧を受け、
第3の電圧制御信号に基づき他端から前記第1の内部電
源電圧を付与する第3の内部電源電圧付与部と、前記第
1の内部電源電圧に関連した電圧と前記第1の基準電圧
との比較結果に基づき前記第3の電圧制御信号を出力す
る第3の比較回路とを有する第3の内部電源電圧供給部
をさらに備え、前記第3の内部電源電圧供給部の動作電
流は前記第3の比較回路の動作電流で決定し、前記第3
の比較回路は前記第1及び第2の動作電流より大きい第
3の動作電流で動作し、前記モード制御信号が前記内部
回路のアクティブ状態を指示するとき、前記第3の内部
電源電圧供給部を活性状態にするように構成してもよ
い。
【0017】また、請求項6記載の半導体装置のよう
に、第2の基準電圧を受け、該第2の基準電圧に基づき
前記外部電源電圧を変換して前記第2の内部電源電圧を
供給する第2の内部電源電圧供給手段と、前記外部入力
信号及び前記第2の内部電源電圧を受け、前記第2の内
部電源電圧を動作電源電圧として、前記外部入力信号を
内部入力信号に変換して前記内部回路に付与する内部入
力信号付与手段とをさらに備え、前記外部入力関連信号
は前記内部入力信号を含んでもよい。
【0018】また、請求項7記載の半導体装置のよう
に、前記モード制御信号は、前記特殊モードの有無を指
示する情報を含み、前記内部入力信号付与手段は前記モ
ード制御信号を受け、前記モード制御信号が前記特殊モ
ードであると指示するとき、前記第2の内部電源電圧に
よって生じる電流パスを遮断するように構成してもよ
い。
【0019】また、請求項8記載の半導体装置のよう
に、前記モード制御信号における前記内部回路のアクテ
ィブ状態/スタンドバイ状態を指示する情報は第1及び
第2の実行情報を含み、前記第1の内部信号供給手段
は、前記モード制御信号の前記第1の実行情報が前記内
部回路のアクティブ状態を指示するとき、前記第3の内
部電源電圧供給部を活性状態にして前記第3の動作電流
で動作し、前記内部回路は前記モード制御信号の前記第
2の実行情報が前記内部回路のアクティブ状態を指示す
るとき動作状態となり、前記モード制御信号において、
前記第2の実行情報の指示内容がスタンドバイ状態から
アクティブ状態に変化するタイミングを、前記第1の実
行情報の指示内容がスタンドバイ状態からアクティブ状
態に変化するタイミングより所定期間遅らせてもよい。
【0020】また、請求項9記載の半導体装置のよう
に、前記モード制御信号において、前記第2の実行情報
の指示内容がアクティブ状態からスタンドバイ状態に変
化するタイミングを、前記第1の実行情報の指示内容が
アクティブ状態からスタンドバイ状態に変化するタイミ
ングより所定期間早めてもよい。
【0021】
【発明の実施の形態】
<実施の形態1>図1はこの発明の実施の形態1である
DRAMの構成を示すブロック図である。内部信号生成
回路1は行アドレスストローブ信号バーRAS及び列ア
ドレスストローブ信号バーCASを外部より受け、セル
フリフレッシュ信号SR、内部行アドレスストローブ信
号バーRAS(I)及びノーマル行アドレスストローブ
信号バーRAS(N)を内部電源電圧供給回路2に出力
するとともに、内部行アドレスストローブ信号バーRA
S(I)及び内部列アドレスストローブ信号バーCAS
(I)を内部回路3に出力する。
【0022】内部電源電圧供給回路2は外部電源電圧V
CE(3.3V)を降圧して内部電源電圧VCI(2.
5V)を出力する。このとき、内部電源電圧VCIの発
生手段を制御するコンパレータの動作電流(負荷駆動能
力)は信号SR、バーRAS(I)及びバーRAS
(N)(モード制御信号)に基づき決定される。
【0023】内部回路3はダイナミック型のメモリセル
をからなるメモリセルアレイ、行デコーダ、列デコーダ
及びセンスアンプ等で構成され、内部電源電圧VCIを
動作電源電圧として、ノーマルモード時は入力信号SI
に基づく動作を行い、セルフリフレッシュモード時には
入力信号SIとは関係なくセルフリフレッシュ動作を行
う。なお、入力信号SIとしては外部入力信号そのもの
でもよく、外部入力信号を内部で変換して得られる内部
入力信号でもよい。
【0024】図2は内部信号生成回路1の内部構成を示
す回路図である。同図に示すように、コンパレータ11
は負入力に基準電圧VRを受け、その出力をPMOSト
ランジスタ21のゲートに付与する。PMOSトランジ
スタ21はソースに外部電源電圧VCEを受け、ドレイ
ンがコンパレータ11の正入力に接続される。コンパレ
ータ11,PMOSトランジスタ21により第1のVD
Cを構成し、PMOSトランジスタ21が内部電源電圧
VCIの付与部であり、コンパレータ11がその制御手
段となり、その活性/非活性が内部行アドレスストロー
ブ信号バーRAS(I)によって制御される。内部行ア
ドレスストローブ信号バーRAS(I)の“L”/
“H”によってアクティブ状態/スタンドバイ状態が指
示される。
【0025】コンパレータ12は負入力に基準電圧VR
を受け、その出力をPMOSトランジスタ22のゲート
に付与する。PMOSトランジスタ22はソースに外部
電源電圧VCEを受け、ドレインがコンパレータ12の
正入力に接続される。コンパレータ12及びPMOSト
ランジスタ22により第2のVDCを構成し、PMOS
トランジスタ22が内部電源電圧VCIの付与部であ
り、コンパレータ12がその制御手段となり、その活性
/非活性がノーマル行アドレスストローブ信号バーRA
S(N)によって制御される。このノーマル行アドレス
ストローブ信号バーRAS(N)の“H”によってノー
マルモードを指示する。
【0026】コンパレータ13は負入力に基準電圧VR
を受け、その出力をPMOSトランジスタ23のゲート
に付与する。PMOSトランジスタ23はソースに外部
電源電圧VCEを受け、ドレインがコンパレータ13の
正入力に接続される。コンパレータ13及びPMOSト
ランジスタ23により第3のVDCを構成し、PMOS
トランジスタ23が内部電源電圧VCIの付与部であ
り、コンパレータ13がその制御手段となり、その活性
/非活性がセルフリフレッシュ信号SRによって制御さ
れる。このセルフリフレッシュ信号SRの“H”によっ
てセルフリフレッシュモードを指示する。
【0027】これら第1〜第3のVDCのPMOSトラ
ンジスタ21〜23のドレインがノード16で共通に接
続され、このノード16より得られる電圧が内部電源電
圧VCIとして内部回路3に供給される。
【0028】このような構成の内部電源電圧供給回路2
は、外部電源電圧VCEは3.3Vであるが、コンパレ
ータ11〜13の負入力に2.5Vの基準電圧VRが付
与されるため、コンパレータ11〜13それぞれによる
負入力と正入力との比較動作によって、コンパレータ1
1〜13のうちいずれかのコンパレータが活性状態とな
れば、外部電源電圧VCEの多少変動しても2.5Vで
安定した内部電源電圧VCIを内部回路3に供給するこ
とができる。
【0029】コンパレータ11〜13の動作電流I11
〜I13はI11(大)>I12(小)>I13(極
小)の順に設定され、コンパレータ11は内部行アドレ
スストローブ信号バーRAS(I)の“L”/“H”に
よって活性/非活性が制御され、コンパレータ12はノ
ーマル行アドレスストローブ信号バーRAS(N)の
“H”/“L”によって活性/非活性が制御され、コン
パレータ13はセルフリフレッシュ信号SRの“H”/
“L”によって活性/非活性が制御される。
【0030】図3はコンパレータ11(12,13)の
内部構成を示す回路図である。同図に示すように、共に
ソースに外部電源電圧VCEを受けるPMOSトランジ
スタ31,32のゲートが共通に接続され、PMOSト
ランジスタ31のドレインとゲートが共通に接続され
る。NMOSトランジスタ33のドレインはPMOSト
ランジスタ31のドレインに接続され、NMOSトラン
ジスタ34のドレインはPMOSトランジスタ32のド
レインに接続され、NMOSトランジスタ33,34の
ソースは共通にNMOSトランジスタ35を介して接地
される。
【0031】そして、NMOSトランジスタ33のゲー
トが正入力となり、NMOSトランジスタ34のゲート
が負入力となり、NMOSトランジスタ34のドレイン
より得られる信号が出力となり、NMOSトランジスタ
35のゲートに活性制御信号SAが与えられる。
【0032】活性制御信号SAとして、コンパレータ1
1の場合は内部行アドレスストローブ信号バーRAS
(I)の反転信号、コンパレータ12の場合はノーマル
行アドレスストローブ信号バーRAS(N)、コンパレ
ータ13の場合はセルフリフレッシュ信号SRが与えら
れる。なお、上記反転信号の生成はNMOSトランジス
タ35のゲートの前段にインバータを設ける等によって
簡単に実現できる。
【0033】コンパレータ11〜13の内部構成は図3
に示す如く同様な構成であるが、トランジスタ31〜3
5のトランジスタサイズは、コンパレータ13,12,
11の順に大きくなるように設定され、その結果、コン
パレータ11〜13の動作電流I11〜I13はI11
>I12>I13の順に設定される。すなわち、コンパ
レータ11〜13の負荷駆動能力はコンパレータ11、
12、13の順に設定される。
【0034】このような構成において、ノーマルモード
時において、内部信号生成回路1は行アドレスストロー
ブ信号バーRASをそのまま内部行アドレスストローブ
信号バーRAS(N)、ノーマル行アドレスストローブ
信号バーRAS(N)として内部電源電圧供給回路2に
出力する。
【0035】したがって、内部電源電圧供給回路2は、
ノーマルモードのスタンドバイ状態時は内部行アドレス
ストローブ信号バーRAS(I)が“H”、ノーマル行
アドレスストローブ信号バーRAS(N)が“H”、セ
ルフリフレッシュ信号SRが“L”あるため、コンパレ
ータ11,13が非活性状態となり、コンパレータ12
が活性状態となって、比較的小さい動作電流I12のコ
ンパレータ12の制御によって内部電源電圧VCIを内
部回路3に供給する。
【0036】この動作電流I12は、比較的電流消費が
大きいTTL信号入力時においても、安定な内部電源電
圧VCIを供給が可能な負荷駆動能力が得られるレベル
に設定される。
【0037】一方、セルフリフレッシュモード時におい
て、内部信号生成回路1は図11に示すように、セルフ
リフレッシュ信号SR、内部行アドレスストローブ信号
バーRAS(I)及びノーマル行アドレスストローブ信
号バーRAS(N)を内部電源電圧供給回路2に出力す
る。
【0038】したがって、内部電源電圧供給回路2は、
セルフリフレッシュモードのスタンドバイ状態時は、内
部行アドレスストローブ信号バーRAS(I)が
“H”、ノーマル行アドレスストローブ信号バーRAS
が“L”、セルフリフレッシュ信号SRが“H”である
ため、コンパレータ11,12が非活性状態となり、コ
ンパレータ13が活性状態となって、極めて小さい動作
電流I13のコンパレータ13の制御によって内部電源
電圧VCIを内部回路3に供給する。
【0039】この動作電流I13は、動作電流I12よ
り十分小さいため、セルフリフレッシュモードのスタン
ドバイ状態時に消費される電流を必要最小限に抑えるこ
とができる。セルフリフレッシュモード時のスタンドバ
イ電流は、データ保持期間の主要な消費電流であるた
め、データ保持期間における消費電流の低減化が図れる
ことになる。
【0040】一方、内部行アドレスストローブ信号バー
RAS(I)が“L”レベルになるとアクティブ状態と
なり、コンパレータ11が活性状態となって、大きな動
作電流I11のコンパレータ11の制御によって内部電
源電圧VCIを内部回路3に供給する。このとき、ノー
マルモードではコンパレータ12が同時に活性状態とな
り、セルフリフレッシュモードではコンパレータ13が
同時に活性状態となっているが、動作電流I11が動作
電流I12,I13に比べて十分大きいため、コンパレ
ータ11のみが活性状態となっている場合と等価な動作
となる。
【0041】コンパレータ11の動作電流I11は十分
大きく大きな負荷駆動能力を得ることができるため、コ
ンパレータ11の制御下で内部電源電圧VCIを供給す
ることにより、内部回路3の実行には何ら支障はない。
【0042】なお、セルフリフレッシュモード時のスタ
ンドバイ状態用の内部電源電圧VCIの供給手段とし
て、図2のコンパレータ13及びPMOSトランジスタ
23に置き換えて、図4に示すように、ソースに外部電
源電圧VCEを受け、ゲートに基準電圧VR′(VR+
VT(NMOSトランジスタ24の閾値電圧))を受け
るNチャネルMOSトランジスタ24のドレインより、
基準電圧VR′を閾値電圧VTだけ降下させた内部電源
電圧VCIを供給するように構成してもよい。この場
合、消費電流はほぼ零となる。
【0043】<実施の形態2>図1〜図4で示した実施
の形態1の構成に下記の機能を加えたのが実施の形態2
のDRAMである。
【0044】図5はこの発明の実施の形態2であるDR
AMの特徴部を示すブロック図である。内部電源電圧供
給回路2は外部電源電圧VCE(3.3V)を降圧して
内部電源電圧VCI(2.5V)を出力する。このと
き、内部電源電圧VCIの発生手段を制御するコンパレ
ータの動作電流(負荷駆動能力)は信号バーRAS
(I)及びバーRAS(N)に基づき決定される。
【0045】内部入力信号生成回路5は内部電源電圧V
CIを動作電源電圧として外部入力信号S0を内部入力
信号S1を生成している。この内部入力信号S1は図1
で示した入力信号SIとして内部回路3に付与される。
また、内部入力信号生成回路5はセルフリフレッシュ信
号SRが“H”/“L”によって活性/非活性状態とな
る。
【0046】図6は内部電源電圧供給回路4及び内部入
力信号生成回路5の内部構成を示す回路図である。同図
に示すように、コンパレータ41は負入力に基準電圧V
Rを受け、その出力をPMOSトランジスタ51のゲー
トに付与する。PMOSトランジスタ51はソースに外
部電源電圧VCEを受け、ドレインがコンパレータ41
の正入力に接続される。コンパレータ41,PMOSト
ランジスタ51により第1のVDCを構成し、PMOS
トランジスタ51が内部電源電圧VCIの付与部であ
り、コンパレータ41がその制御手段となり、その活性
/非活性が内部行アドレスストローブ信号バーRAS
(I)によって制御される。
【0047】コンパレータ42は負入力に基準電圧VR
を受け、その出力をPMOSトランジスタ52のゲート
に付与する。PMOSトランジスタ52はソースに外部
電源電圧VCEを受け、ドレインがコンパレータ42の
正入力に接続される。コンパレータ42及びPMOSト
ランジスタ52により第2のVDCを構成し、PMOS
トランジスタ52が内部電源電圧VCIの付与部であ
り、コンパレータ42がその制御手段となり、その活性
/非活性がノーマル行アドレスストローブ信号バーRA
S(N)によって制御される。
【0048】これら第1〜第2のVDCで構成される内
部電源電圧供給回路4は、PMOSトランジスタ51及
び52のドレインがノード16で共通に接続され、この
ノード17より得られる電圧が内部電源電圧VCIとし
て内部入力信号生成回路5に供給される。
【0049】このような構成の内部電源電圧供給回路4
は、外部電源電圧VCEは3.3Vであるが、コンパレ
ータ11及び12の負入力に2.5Vの基準電圧VRが
付与されるため、コンパレータ11及び12それぞれに
よる負入力と正入力との比較動作によって、コンパレー
タ11及び12のうちいずれかのコンパレータが活性状
態となれば、図7に示すように、外部電源電圧VCEが
上昇しても2.5Vで安定した内部電源電圧VCIを内
部入力信号生成回路5に供給することができる。
【0050】内部入力信号生成回路5はノード17から
接地レベルに直列に接続されたPMOSトランジスタ5
3,54及びNMOSトランジスタ55とNMOSトラ
ンジスタ56とから構成され、PMOSトランジスタ5
3のゲートにセルフリフレッシュ信号SRが付与され、
PMOSトランジスタ54及びNMOSトランジスタ5
5はCMOSインバータを構成し、その入力部が入力端
子15を介して外部入力信号S0を受け、その出力部か
ら内部入力信号S1を出力する。また、上記CMOSイ
ンバータの出力部と接地レベルとの間にNMOSトラン
ジスタ56が介挿され、NMOSトランジスタ56のゲ
ートにセルフリフレッシュ信号SRが付与される。
【0051】実施の形態2のDRAMは、実施の形態1
に加えて、第1及び第2のVDCからなる内部電源電圧
供給回路4から供給される内部電源電圧VCIを、内部
入力信号生成回路5の動作電源電圧としたため、内部入
力信号生成回路5の動作電源電圧を、外部電源電圧VC
Eの変動にかかわらずほぼ一定にでき、その結果、上記
CMOSインバータの信号入力レベル判定に対する余裕
を増すことができ、判定レベル精度を向上させることが
できる。
【0052】また、内部入力信号生成回路5は、セルフ
リフレッシュ信号SRが“H”でセルフリフレッシュモ
ードであると指示するとき、PMOSトランジスタ53
がオフして内部電源電圧VCI,接地レベル間の電流パ
スを遮断するため、内部電源電圧VCIによって生じる
電流分の低消費電流化を図ることができる。このとき、
NMOSトランジスタ56がオンするため、内部入力信
号S1は“L”固定される。
【0053】図5及び図6で示した構成が可能になるの
は、実施の形態1のDRAMの内部電源電圧供給回路2
によって、データ保持期間の主要な消費電流であるセル
フリフレッシュモード時のスタンドバイ電流を低減する
ことが可能になったため、ノーマルモード・スタンドバ
イ時には消費電流をさほど制限する必要がなくなり、ノ
ーマルモード・スタンドバイ用VDC(図5のコンパレ
ータ42及びPMOSトランジスタ52)の動作電流を
比較的大きめに設定することが可能になり、十分な負荷
駆動能力を備えることができるためである。
【0054】<実施の形態3>実施の形態1のDRAM
に加えて、セルフリフレッシュモード・アクティブ時の
内部発生リサイクルタイミングに余裕を持たせたのが実
施の形態3のDRAMである。
【0055】図8は実施の形態3のDRAMの構成を示
すブロック図である。内部信号生成回路6は行アドレス
ストローブ信号バーRAS及び列アドレスストローブ信
号バーCASを外部より受け、セルフリフレッシュ信号
SR、第1の内部行アドレスストローブ信号バーRAS
(I1)及びノーマル行アドレスストローブ信号バーR
AS(N)を内部電源電圧供給回路2に出力するととも
に、第2の内部行アドレスストローブ信号バーRAS
(I2)及び内部列アドレスストローブ信号バーCAS
(I)を内部回路3に出力する。
【0056】内部電源電圧供給回路2は外部電源電圧V
CE(3.3V)を降圧して内部電源電圧VCI(2.
5V)を出力する。このとき、内部電源電圧VCIの発
生手段を制御するコンパレータの動作電流(負荷駆動能
力)は信号SR、バーRAS(I1)及びバーRAS
(N)に基づき決定される。なお、内部電源電圧供給回
路2の内部構成は、内部行アドレスストローブ信号バー
RAS(I)が内部行アドレスストローブ信号バーRA
S(I1)に置き換わる以外は、図2〜図4で示した実
施の形態1と同様である。
【0057】内部回路3はダイナミック型のメモリセル
をからなるメモリセルアレイ、行デコーダ、列デコーダ
及びセンスアンプ等で構成され、内部電源電圧VCIを
動作電源電圧として、ノーマルモード時は入力信号SI
に基づく動作を行い、セルフリフレッシュモード時には
入力信号SIとは関係なく、第2の内部行アドレススト
ローブ信号バーRAS(I2)の制御下でセルフリフレ
ッシュ動作を行う。
【0058】図9は実施の形態3のDRAMのセルフリ
フレッシュ動作を示すタイミング図である。同図に示す
ように、時刻t0のCBR入力をトリガとして、一定時
間(例えば、10μs)の経過後の時刻t1にセルフリ
フレッシュ信号SRが“H”となりセルフリフレッシュ
モードに入る。この後、次にCBR入力がされるまで、
セルフリフレッシュモードが保持される。
【0059】そして、セルフリフレッシュモードでは、
内部信号生成回路6から生成される第1の内部行アドレ
スストローブ信号バーRAS(I1)の“L”/“H”
によって内部電源電圧供給回路2の第1のVDCのコン
パレータ11の活性/非活性が制御され、第2の内部行
アドレスストローブ信号バーRAS(I2)の“L”/
“H”によって内部回路3のリフレッシュ動作の実行/
非実行が制御される。
【0060】第2の内部行アドレスストローブ信号バー
RAS(I2)が“L”に立ち下がりスタンドバイ状態
からアクティブ状態へ遷移する際、活性状態となるコン
パレータがコンパレータ13からコンパレータ11に切
り替えられるが、切り替えられる直前まで負荷駆動能力
(動作電流)が極小のセルフリフレッシュモード・スタ
ンドバイ用の第3のVDCのコンパレータ13が動作し
ているため、切り替え期間にアクティブ動作開始による
消費電流の増加に伴い、内部電源電圧VCIが規定値よ
り低くなってしまう第1の危険性がある。
【0061】同様に、第2の内部行アドレスストローブ
信号バーRAS(I2)が“H”に立ち上がりアクティ
ブ状態からスタンドバイ状態へ遷移する際、活性状態と
なるコンパレータがコンパレータ11からコンパレータ
13に切り替えられるが、早めに負荷駆動能力が極小の
セルフリフレッシュモード・スタンドバイ用の第3のV
DCのコンパレータ13を動作させると、アクティブ動
作時の比較的大きな消費電流によって内部電源電圧VC
Iが規定値より低くなってしまう第2の危険性がある。
【0062】上記第1の危険性を考慮して、実施の形態
3のDRAMの内部信号生成回路6は、セルフリフレッ
シュモードでスタンドバイ状態からアクティブ状態の移
行に際して、第1の内部行アドレスストローブ信号バー
RAS(I1)を第2の内部行アドレスストローブ信号
バーRAS(I2)より早く“L”に立ち下げている。
【0063】さらに、上記第2の危険性を考慮して、実
施の形態3のDRAMの内部信号生成回路6は、セルフ
リフレッシュモードでアクティブ状態からスタンドバイ
状態の移行に際して、第2の内部行アドレスストローブ
信号バーRAS(I2)を第1の内部行アドレスストロ
ーブ信号バーRAS(I1)より早く“H”に立ち上げ
ている。
【0064】したがって、実施の形態3のDRAMは、
内部電源電圧供給回路2のコンパレータを負荷駆動能力
(動作電流)が極めて小さいコンパレータ13から負荷
駆動能力が大きいコンパレータ11に確実に切り替えた
後、内部回路3によるリフレッシュ動作を開始し、内部
回路3によるリフレッシュ動作が確実に終了した後、内
部電源電圧供給回路2のコンパレータを負荷駆動能力が
大きいコンパレータ13から負荷駆動能力が極めて小さ
いコンパレータ11に切り替えるため、内部回路3によ
るリフレッシュ動作を支障無く行いながら、コンパレー
タ11,13の切り替えを行うことができる。
【0065】<その他>実施の形態1〜実施の形態3で
は、内部回路にダイナミック型のメモリセルを有するD
RAMを例に挙げたが、これに限定されず、内部電源電
圧を動作電源電圧として、ノーマルモード時に入力信号
に基づく動作を行い、特殊モード時に入力信号と関係の
ない動作を行う内部回路を有する半導体装置すべてにこ
の発明を適用することが可能である。
【0066】また、実施の形態1及び実施の形態2の内
部電源電圧供給回路2,5として、コンパレータの正入
力に内部電源電圧VCIがそのまま入力されている構成
を示したが、内部電源電圧VCIを分圧した電圧を入力
する等、内部電源電圧VCIに関連した電圧が入力され
るように構成してもよい。
【0067】
【発明の効果】この発明における請求項1記載の半導体
装置における第1の内部電源電圧供給手段は、モード制
御信号が通常モードのスタンドバイ状態であると指示す
るとき第1の動作電流で動作し、モード制御信号が特殊
モードのスタンドバイ状態であると指示するとき第1の
動作電流と異なる第2の動作電流で動作するため、通常
モードのスタンドバイ状態時及び特殊モードのスタンド
バイ状態時それぞれに最適な動作電流で第1の内部電源
電圧供給回路を動作させることができる。
【0068】請求項2記載の半導体装置の第1の内部電
源電圧供給手段は、モード制御信号が通常モードのスタ
ンドバイ状態であると指示するとき第1の内部電源電圧
供給部を選択的に活性状態にし、モード制御信号が特殊
モードのスタンドバイ状態であると指示するとき第2の
内部電源電圧供給部を選択的に活性状態にして、第1及
び第2の比較回路のうち最適な比較回路と動作させて第
1の内部電源電圧を供給することができる。
【0069】請求項3記載の半導体装置は、通常モード
はダイナミック型のメモリセルに対する読み出し及び書
き込み動作を行うモードを含み、特殊モードは上記メモ
リセルのリフレッシュ動作を行うモードを含んでいるた
め、通常の読み書き動作を行うモードのスタンドバイ状
態時とリフレッシュ動作を行う場合のスタンドバイ状態
時それぞれに最適な動作電流で第1の内部電圧供給手段
を動作させて第1の内部電源電圧を内部回路に供給する
ことができる。
【0070】請求項4記載の半導体装置において、第2
の動作電流は第1の動作電流より小さいため、リフレッ
シュ動作を行う場合のスタンドバイ状態時の第1の内部
電源電圧付与手段による消費電流を低減させることがで
きる。
【0071】請求項5記載の半導体装置の第1の内部信
号供給手段の第3の比較回路は、モード制御信号が内部
回路のアクティブ状態を指示するとき、第1及び第2の
動作電流より動作電流が大きい第3の動作電流で動作す
るため、内部回路の動作時には十分大きな負荷駆動能力
を有する第3の比較回路の制御下で第1の内部電源電圧
を供給することができ、内部回路の実行には何ら支障は
ない。
【0072】請求項6記載の半導体装置は、2の基準電
圧を受け、該第2の基準電圧に基づき外部電源電圧を変
換して第2の内部電源電圧を供給する第2の内部電源電
圧供給手段と、外部入力信号及び第2の内部電源電圧を
受け、第2の内部電源電圧を動作電源電圧として、外部
入力信号を内部入力信号に変換して内部回路に付与する
内部入力信号付与手段とをさらに備えるため、外部電源
電圧が変動しても第2の内部電源電圧は安定しているた
め、誤動作することなく外部入力信号を内部入力信号に
変換することができる。
【0073】請求項7記載の半導体装置における内部入
力信号付与手段は、モード制御信号が特殊モードのであ
ると指示するとき、第2の内部電源電圧によって生じる
電流パスを遮断するため、第2の内部電源電圧によって
生じる電流分の低消費電流化を図ることができる。
【0074】請求項8記載の半導体装置において、第1
の内部信号供給手段の第1の比較回路は、モード制御信
号の第1の実行情報が内部回路のアクティブ状態を指示
するとき、第3の動作電流で動作し、内部回路はモード
制御信号の第2の実行情報が内部回路のアクティブ状態
を指示するとき動作状態となる。そして、第2の実行情
報の指示内容がスタンドバイ状態からアクティブ状態に
変化するタイミングを、第1の実行情報の指示内容がス
タンドバイ状態からアクティブ状態に変化するタイミン
グより所定期間遅らせている。
【0075】したがって、比較的大きな第3の動作電流
で負荷駆動能力が大きい第3の比較回路の制御下による
第1の内部電源電圧が内部回路に確実に供給された後に
内部回路は動作状態となるため、特殊モードのスタンド
バイ状態からアクティブ状態に移行する場合でも内部回
路は支障無く所定の動作を実行することができる。
【0076】さらに、請求項9記載の半導体装置は、第
2の実行情報の指示内容がアクティブ状態からスタンド
バイ状態に変化するタイミングを、第1の実行情報の指
示内容がアクティブ状態からスタンドバイ状態に変化す
るタイミングより所定期間早めている。
【0077】したがって、内部回路による所定の動作が
確実に終了した後に、第3の動作電流から第2の動作電
流に変更され、負荷駆動能力が小さい第1の比較回路の
制御下による第1の内部電源電圧の供給動作を開始する
ことができるため、アクティブ状態から特殊モードのス
タンドバイ状態に移行する場合でも内部回路は支障無く
所定の動作を完了することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1であるDRAMの構
成を示すブロック図である。
【図2】 図1の内部電源電圧供給回路の内部構成を示
す回路図である。
【図3】 図2のコンパレータの内部構成を示す回路図
である。
【図4】 VDCの変形例を示す回路図である。
【図5】 この発明の実施の形態2であるDRAMの特
徴部を示すブロック図である。
【図6】 図5の内部電源電圧供給回路及び内部入力信
号生成回路5の内部構成を示す回路図である。
【図7】 図5の内部入力信号生成回路の動作特性を示
すグラフである。
【図8】 この発明の実施の形態3であるDRAMの構
成を示すブロック図である。
【図9】 実施の形態3のDRAMの動作を示すタイミ
ング図である。
【図10】 従来のDRAMのノーマルモード動作を示
すタイミング図である。
【図11】 従来のDRAMのセルフリフレッシュモー
ド動作を示すタイミング図である。
【符号の説明】
1 内部信号生成回路、2,4 内部電源電圧供給回
路、3 内部回路、5内部入力信号生成回路、11〜1
3、41,42 コンパレータ。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部入力信号に関連した外部入力関連信
    号及び第1の内部電源電圧を受け、該第1の内部電源電
    圧を動作電源電圧として、通常モード時に前記外部入力
    関連信号に基づく動作を行い、特殊モード時に前記外部
    入力関連信号と関係のない動作を行う内部回路と、 外部制御信号に基づきモード制御信号を生成するモード
    制御信号生成手段とを備え、前記モード制御信号は前記
    通常モードのスタンドバイ状態の有無を指示し、前記特
    殊モードのスタンドバイ状態の有無を指示する情報を少
    なくとも有し、第1の基準電圧を受け、該第1の基準電
    圧に基づき前記外部電源電圧を変換して前記第1の内部
    電源電圧を前記内部回路に供給する第1の内部電源電圧
    供給手段をさらに備え、前記第1の内部電源電圧供給手
    段は、前記モード制御信号が前記通常モードのスタンド
    バイ状態であると指示するとき第1の動作電流で動作
    し、前記モード制御信号が前記特殊モードのスタンドバ
    イ状態であると指示するとき前記第1の動作電流と異な
    る第2の動作電流で動作することを特徴とする、半導体
    装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の内部電源電圧供給手段は、 一端に前記外部電源電圧を受け、第1の電圧制御信号に
    基づき他端から前記第1の内部電源電圧を付与する第1
    の内部電源電圧付与部と、前記第1の内部電源電圧に関
    連した電圧と前記第1の基準電圧との比較結果に基づき
    前記第1の電圧制御信号を出力する第1の比較回路とを
    有する第1の内部電源電圧供給部と、 一端に前記外部電源電圧を受け、第2の電圧制御信号に
    基づき他端から前記第1の内部電源電圧を付与する第2
    の内部電源電圧付与部と、前記第1の内部電源電圧に関
    連した電圧と前記第1の基準電圧との比較結果に基づき
    前記第2の電圧制御信号を出力する第2の比較回路とを
    有する第2の内部電源電圧供給部とを備え、 前記第1及び第2の内部電源電圧供給部の動作電流はそ
    れぞれ前記第1及び第2の比較回路の動作電流で決定
    し、前記第1の比較回路は前記第1の動作電流で動作
    し、前記第2の比較回路は前記第2の動作電流で動作
    し、 前記第1の内部電源電圧供給手段は、前記モード制御信
    号が前記通常モードのスタンドバイ状態であると指示す
    るとき第1の内部電源電圧供給部を選択的に活性状態に
    し、前記モード制御信号が前記特殊モードのスタンドバ
    イ状態であると指示するとき第2の内部電源電圧供給部
    を選択的に活性状態にする、請求項1記載の半導体装
    置。
  3. 【請求項3】 前記内部回路はダイナミック型のメモリ
    セルを有し、前記通常モードは前記メモリセルに対する
    読み出し及び書き込み動作を行うモードを含み、前記特
    殊モードは前記メモリセルのリフレッシュ動作を行うモ
    ードを含む、請求項2記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の動作電流は前記第1の動作電
    流より小さいことを特徴とする、請求項3記載の半導体
    装置。
  5. 【請求項5】 前記モード制御信号は前記内部回路のア
    クティブ状態/スタンバイ状態を指示する情報を含み、 前記第1の内部信号供給手段は、 一端に前記外部電源電圧を受け、第3の電圧制御信号に
    基づき他端から前記第1の内部電源電圧を付与する第3
    の内部電源電圧付与部と、前記第1の内部電源電圧に関
    連した電圧と前記第1の基準電圧との比較結果に基づき
    前記第3の電圧制御信号を出力する第3の比較回路とを
    有する第3の内部電源電圧供給部をさらに備え、前記第
    3の内部電源電圧供給部の動作電流は前記第3の比較回
    路の動作電流で決定し、前記第3の比較回路は前記第1
    及び第2の動作電流より大きい第3の動作電流で動作
    し、 前記モード制御信号が前記内部回路のアクティブ状態を
    指示するとき、前記第3の内部電源電圧供給部を活性状
    態にする、請求項4記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 第2の基準電圧を受け、該第2の基準電
    圧に基づき前記外部電源電圧を変換して前記第2の内部
    電源電圧を供給する第2の内部電源電圧供給手段と、 前記外部入力信号及び前記第2の内部電源電圧を受け、
    前記第2の内部電源電圧を動作電源電圧として、前記外
    部入力信号を内部入力信号に変換して前記内部回路に付
    与する内部入力信号付与手段とをさらに備え、前記外部
    入力関連信号は前記内部入力信号を含む、請求項1ない
    し請求項5のうちいずれか1項に記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 前記モード制御信号は、前記特殊モード
    の有無を指示する情報を含み、 前記内部入力信号付与手段は前記モード制御信号を受
    け、前記モード制御信号が前記特殊モードであると指示
    するとき、前記第2の内部電源電圧によって生じる電流
    パスを遮断する、請求項6記載の半導体装置。
  8. 【請求項8】 前記モード制御信号における前記内部回
    路のアクティブ状態/スタンドバイ状態を指示する情報
    は第1及び第2の実行情報を含み、 前記第1の内部信号供給手段は、前記モード制御信号の
    前記第1の実行情報が前記内部回路のアクティブ状態を
    指示するとき、前記第3の内部電源電圧供給部を活性状
    態にして前記第3の動作電流で動作し、 前記内部回路は前記モード制御信号の前記第2の実行情
    報が前記内部回路のアクティブ状態を指示するとき動作
    状態となり、 前記モード制御信号において、前記第2の実行情報の指
    示内容がスタンドバイ状態からアクティブ状態に変化す
    るタイミングを、前記第1の実行情報の指示内容がスタ
    ンドバイ状態からアクティブ状態に変化するタイミング
    より所定期間遅らせたことを特徴とする、請求項5記載
    の半導体装置。
  9. 【請求項9】 前記モード制御信号において、前記第2
    の実行情報の指示内容がアクティブ状態からスタンドバ
    イ状態に変化するタイミングを、前記第1の実行情報の
    指示内容がアクティブ状態からスタンドバイ状態に変化
    するタイミングより所定期間早めたことを特徴とする、
    請求項8記載の半導体装置。
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