JPH10207325A - プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置 - Google Patents

プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置

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JPH10207325A
JPH10207325A JP9020951A JP2095197A JPH10207325A JP H10207325 A JPH10207325 A JP H10207325A JP 9020951 A JP9020951 A JP 9020951A JP 2095197 A JP2095197 A JP 2095197A JP H10207325 A JPH10207325 A JP H10207325A
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JP
Japan
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image forming
toner
process cartridge
forming apparatus
shutter
Prior art date
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Pending
Application number
JP9020951A
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English (en)
Inventor
Takahiro Noguchi
高宏 野口
Haruhisa Oshida
治久 忍田
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 カートリッジシャッタ部材と装置本体内
の部品との干渉を避けてスムーズなカートリッジの着脱
が可能なカートリッジシャッタ開閉機構を提供すること
を目的とする。 【課題】 プロセスカートリッジCを装置本体16に挿
入する際にダボ12b2がカートリッジ挿入ガイドレー
ル18aに嵌合する以前にシャッタ部材が保護位置から
退避位置への移動を開始するようにシャッタ部材28を
作動させる突起部28a3を係合するシャッタ開放ガイ
ドレール18bの上面部18b1を配設した。プロセス
カートリッジがカートリッジ装着スペースRにわずかし
か進入しない間にシャッタ部材28が開く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真複写機、プ
リンタ、ファクシミリ等の電子写真画像形成装置及び電
子写真画像形成装置に着脱可能なプロセスカートリッジ
に関し、特にプロセスカートリッジに備えるシャッタを
開閉させるためのカートリッジシャッタ開閉機構に関す
る。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】本発明は後述の従来の
技術を更に発展させたものである。
【0003】本発明はシャッタ部材が装置本体内の部品
との干渉を避けてスムーズなプロセスカートリッジの着
脱をすることが可能なシャッタ開閉機構を備えたプロセ
スカートリッジ及び電子写真画像形成装置を提供するこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本出願に係る第1の発明
は画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジ
において、電子写真感光体ドラムと、前記電子写真感光
体ドラム上の潜像をトナーを用いて現像する現像手段
と、前記現像手段で用いられるトナーを収納するトナー
収納容器と、画像形成装置本体のシャッタ開放レールと
係合して前記電子写真感光体ドラムを保護する保護位置
と、前記保護位置から退避する退避位置とを移動可能な
シャッタ部材のシャッタ作動部と、画像形成装置本体側
に設けられたプロセスカートリッジの挿入をガイドする
カートリッジ挿入ガイドレールと係合する挿入ガイド
と、を有し、前記画像形成装置本体にプロセスカートリ
ッジが挿入される際に前記挿入ガイドが前記ガイドレー
ルと嵌合する以前に前記シャッタ部材のシャッタ作動部
がシャッタ開放レールと係合してシャッタ部材が保護位
置から退避位置への移動を開始することを特徴とするプ
ロセスカートリッジである。
【0005】本出願に係る第2の発明は前記シャッタ部
材に設けられたシャッタ作動部が前記画像形成装置本体
にプロセスカートリッジが挿入される際に画像形成装置
本体側に設けられた曲面部と最初に接触してシャッタ部
材が保護位置から退避位置への移動を開始することを特
徴とする第1の発明に記載のプロセスカートリッジであ
る。
【0006】本出願に係る第3の発明はカートリッジ挿
入ガイドレールと同一面としたシャッタ開放レールに係
合可能なシャッタ作動部を有することを特徴とする第1
の発明に記載のプロセスカートリッジである。
【0007】本出願に係る第4の発明は前記シャッタ部
材の保護位置から退避位置への移動がプロセスカートリ
ッジが画像形成装置本体に挿入されることで行われるこ
とを特徴とする第1から第3の発明に何れか1つに記載
のプロセスカートリッジである。
【0008】本出願に係る第5の発明は前記シャッタ部
材の保護位置から退避位置への移動方向がプロセスカー
トリッジの画像形成装置本体への挿入方向と逆方向であ
るように構成されたことを特徴とする第1から第3の発
明の何れか1つに記載のプロセスカートリッジである。
【0009】本出願に係る第6の発明は前記シャッタ部
材の移動経路に沿って、前記トナー収納容器にトナー収
納容器内のトナー量を検知するために画像形成装置本体
に有するトナーセンサの当接部を有し、前記シャッタ部
材の退避位置は、シャッタ部材が前記トナーセンサの当
接部を越えた位置にあることを特徴とする第1から第5
の発明の何れか1つに記載のプロセスカートリッジであ
る。
【0010】本出願に係る第7の発明は前記プロセスカ
ートリッジのトナー収納容器内にトナーセンサの当接部
位置のトナーを清掃するための往復移動可能な第一清掃
手段及び第二清掃手段を有することを特徴とする第6の
発明に記載のプロセスカートリッジである。
【0011】本出願に係る第8の発明は第1から第7の
発明に記載の画像形成装置本体はレーザビームによる電
子写真プロセスを画像形成手段とするものであることを
特徴とするプロセスカートリッジである。
【0012】本出願に係る第9の発明は第1から第7の
発明に記載の画像形成装置本体は通信回線から受信した
画像を送信されて前記受信画像を形成させる通信手段を
備えたファクシミリ装置であることを特徴とするプロセ
スカートリッジである。
【0013】本出願に係る第10の発明は第1から第7
の発明に記載の画像形成装置本体は画像読取手段によっ
て読取った画像を記録する手段を備えたことを特徴とす
る画像読取記録装置であることを特徴とするプロセスカ
ートリッジである。
【0014】本出願に係る第11の発明は前記プロセス
カートリッジとは、帯電手段、またはクリーニング手段
と現像手段及び電子写真感光体ドラムとを一体的にカー
トリッジ化し、このカートリッジを画像形成装置本体に
対して着脱可能とする第1から第10の何れか1つに記
載のプロセスカートリッジである。
【0015】本出願に係る第12の発明は前記プロセス
カートリッジとは帯電手段、クリーニング手段の少なく
とも1つと現像手段及び電子写真感光体ドラムとを一体
的にカートリッジ化して画像形成装置本体に対して着脱
可能とする第1から第10の発明の何れか1つに記載の
プロセスカートリッジである。
【0016】本出願に係る第13の発明は前記プロセス
カートリッジとは現像手段と電子写真感光体ドラムとを
一体的にカートリッジ化して画像形成装置本体に着脱可
能とする第1から第10の発明の何れか1つに記載のプ
ロセスカートリッジである。
【0017】本出願に係る第14の発明はプロセスカー
トリッジを着脱可能で記録媒体に画像を形成する電子写
真画像形成装置において、 a.電子写真感光体ドラムと、前記電子写真感光体ドラ
ム上の潜像をトナーを用いて現像する現像手段と、前記
現像手段で用いられるトナーを収納するトナー収納容器
と、画像形成装置本体のシャッタ開放レールと係合して
前記電子写真感光体ドラムを保護する保護位置と、前記
保護位置から退避する退避位置とを移動可能なシャッタ
部材のシャッタ作動部と、画像形成装置本体側に設けら
れたプロセスカートリッジの挿入をガイドするカートリ
ッジ挿入ガイドレールと係合する挿入ガイドと、を有
し、前記画像形成装置本体にプロセスカートリッジを挿
入される際に前記挿入ガイドが前記ガイドレールと嵌合
する以前に前記シャッタ部材のシャッタ作動部がシャッ
タ開放レールと係合してシャッタ部材が保護位置から退
避位置への移動を開始するプロセスカートリッジを取り
外し可能に装着する装着手段と、 b.前記記録媒体を搬送するための搬送手段と、 c.前記シャッタ作動部に作用してシャッタ部材を作動
するシャッタ開放レールと、を有することを特徴とする
電子写真画像形成装置である。
【0018】本出願に係る第15の発明はロセスカート
リッジを着脱可能で記録媒体に画像を形成する電子写真
画像形成装置において、 a.電子写真感光体ドラムと、前記電子写真感光体ドラ
ム上の潜像をトナーを用いて現像する現像手段と、前記
現像手段で用いられるトナーを収納し、画像形成装置本
体に備えるトナーセンサにより内部のトナーの有無を検
知される前記トナーセンサの当接部を備えたトナー収納
容器と、画像形成装置本体のシャッタ開放レールと係合
して前記電子写真感光体ドラムを保護する保護位置と、
前記保護位置から退避する退避位置とを移動可能なシャ
ッタ部材のシャッタ作動部と、画像形成装置本体側に設
けられたプロセスカートリッジの挿入をガイドするカー
トリッジ挿入ガイドレールと係合する挿入ガイドと、を
有し、前記画像形成装置本体にプロセスカートリッジが
挿入される際に前記挿入ガイドが前記ガイドレールと嵌
合する以前に前記シャッタ部材のシャッタ作動部がシャ
ッタ開放レールと係合してシャッタ部材が保護位置から
退避位置への移動を開始すると共に退避位置はシャッタ
部材が前記トナーセンサの当接部を越えた位置にあるプ
ロセスカートリッジを取り外し可能に装着する装着手段
と、 b.前記記録媒体を搬送するための搬送手段と、 c.前記シャッタ作動部に作用してシャッタ部材を作動
するシャッタ開放レールと、 d.前記トナー収納容器に当接してトナー収納容器内の
トナーの有無を検知するトナーセンサと、を有すること
を特徴とする電子写真画像形成装置である。
【0019】本出願に係る第16の発明は第2から第1
3の発明に記載の何れか1つのプロセスカートリッジを
着脱可能な第14の発明に記載の電子写真画像形成装置
である。
【0020】本出願に係る第17の発明は第2から第
5、第7から第13の発明の何れか1つに記載のプロセ
スカートリッジを着脱可能な第15の発明に記載の電子
写真画像形成装置である。
【0021】本出願に係る第18の発明は前記電子写真
画像形成装置はレーザービームによる電子写真プロセス
を画像形成手段とするものであることを特徴とする第1
4又は第15の発明の何れか1つに記載の電子写真画像
形成装置である。
【0022】本出願に係る第19の発明は前記電子写真
画像形成装置は通信回線から受信した画像を送信されて
前記受信画像を形成させる通信手段を備えたファクシミ
リ装置であることを特徴とする第14又は第15の発明
の何れか1つに記載の電子写真画像形成装置である。
【0023】本出願に係る第20の発明は前記電子写真
画像形成装置は画像読取手段によって読取った画像を記
録する手段を備えた画像記録装置であることを特徴とす
る第14又は第15の発明の何れか1つに記載の電子写
真画像形成装置である。
【0024】
【従来の技術】プリンタ等の電子写真画像形成装置は、
帯電器によって一様に帯電させた感光体ドラムに選択的
な露光をして潜像を形成し、現像器によって前記潜像を
現像剤で顕像化すると共に、該現像剤による像を記録媒
体に転写して画像記録を行う。このような装置にあって
は、各部材のメンテナンスは専門のサービスマンが行
い、ユーザーには不便を伴うことがあった。
【0025】そこで、前記感光体ドラム、帯電器、現像
器、クリーニング部等を一体構造にまとめてカートリッ
ジ化してプロセスカートリッジとすることにより、ユー
ザが前記プロセスカートリッジを装置本体に装填するこ
とによって、現像剤の補給や寿命に達した感光体ドラム
の部品交換可能とし、メンテナンスを容易にしたものが
実用化されている。
【0026】このようなプロセスカートリッジは、感光
体ドラムの被爆による劣化から保護するためにシャッタ
部材を設けているのが一般的である。すなわち、このシ
ャッタ部材はプロセスカートリッジの下枠体に設けた感
光体ドラムが露出している開口部をシャッタ部材で閉じ
て感光体ドラムを保護するための保護位置とプロセスカ
ートリッジを画像形成装置本体に装着した時は自動的に
前記保護位置から退避した退避位置とに回動可能に支持
されるように構成している。また、前記画像形成装置内
にはプロセスカートリッジを装着するためのカートリッ
ジ装着手段が設けてある。プロセスカートリッジの装置
本体に対する着脱は開閉カバーを開くことによって行
う。すなわち、装置本体の上部にはヒンジによって開閉
可能な開閉カバーが取り付けてある。そして前記開閉カ
バーを開くと、装置本体内にはカートリッジ装着スペー
スが設けてあり、そのスペースの左右壁面にはカートリ
ッジ挿入ガイドレールが設けてある。このカートリッジ
挿入ガイドレールにドラム軸を沿わせてプロセスカート
リッジを挿入すると、シャッタ部材が前記保護位置から
退避可能な退避位置に移動する。
【0027】また、電子写真画像形成装置等におけるト
ナー残量を検知する構成として、トナーを収納するトナ
ー収納容器の内部あるいは外部にトナー量に応じて電圧
を発生する素子を配置してトナー収納容器内のトナー量
もしくは有無を検知するトナー残量検知装置が知られて
いる。
【0028】例えば、トナー収納容器の外部にトナーセ
ンサを圧接しトナー収納容器内にトナーが十分にある間
はトナーセンサは高いレベルの信号を出力し、トナー収
納容器内のトナーが少なくなるとトナーセンサは低いレ
ベルの信号を出力する。このように前記トナーセンサの
出力の変化によって現像剤の有無を検知し得るものであ
る。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。
【0030】(実施の形態1)本発明に係る第1の実施
の形態としてファクシミリ装置に適用した例を、図面を
参照して具体的に説明する。ここでは、説明の順序とし
て、以下の順に説明する。 ファクシミリ装置の全体構成 情報を読取るための読取装置の構成 受信情報を記録するための画像形成装置の構成 前記画像形成装置に使用するプロセスカートリッジ各
部の構成 検知手段としての磁気ブリッジセンサーの説明 トナー収納容器の外側に設けた検知手段による残量検
出手段の構成 トナー収納容器内のトナーを撹拌する撹拌手段の構成 トナー残量の判定方法 シャッタ部材の開閉装置の構成。
【0031】{ファクシミリ装置の全体構成}図1は本
発明に係るプロセスカートリッジを装着した画像形成装
置を有するファクシミリ装置の構成説明図であり、図2
はその外観斜視図である。
【0032】このファクシミリ装置は、図1に示すよう
に、上方に原稿読取装置Aを有し、その下方に画像形成
装置Bを配置している。そして原稿読取装置Aで読み取
った情報を、ファクシミリのモードの場合は他機のファ
クシミリ装置へ送信し、コピーモードの場合には自己の
画像形成装置Bで記録する。
【0033】前記画像形成装置Bは、図1に示すよう
に、光学手段1から画像情報に基づいた光像を照射して
像担持体である感光体ドラム7にトナー像を形成する。
そして前記トナー像の形成と同期して記録紙2を搬送手
段3によって搬送し、且つ、プロセスカートリッジCと
してカートリッジ化された画像形成部において前記感光
体ドラム7に形成したトナー像を転写手段4によって記
録紙2に転写し、その記録紙2を定着手段5に搬送し、
転写トナー像を定着して排出トレイ6へ排出する。
【0034】前記画像形成部を構成するプロセスカート
リッジCは、図5に示すように、感光体ドラム7を回転
してその表面を帯電手段8によって一様に帯電し、前記
光学系1からの光像を露光部9を介して感光体ドラム7
に露光して潜像を形成し、現像手段10で前記潜像に応
じたトナー像を形成することにより可視像化する。そし
て前記転写手段4でトナー像を記録紙2に転写した後
は、クリーニング手段11によって感光体ドラム7に残
留したトナーを除去する。尚、前記感光体ドラム7等の
各部品は樹脂製の第1フレームである上枠体12aと、
第2フレームである下枠体12bを結合して構成したハ
ウジング12内に収納されてカートリッジ化されてい
る。
【0035】前記プロセスカートリッジCのトナー収納
容器10aにはトナーを撹拌するための撹拌手段が設け
てあり、また本体側にはトナー収納容器10a内のトナ
ー残量を検出するためのトナーセンサーとして磁気ブリ
ッジセンサー25が設けてある。
【0036】{読取装置}原稿読取装置Aは原稿13を
搬送し、原稿13に記載された情報を読み取るものであ
る。その構成は、図1に示すように、原稿載置台14a
上に積層した原稿13を予備搬送押圧片14b1と圧接
した予備搬送ローラ14b2、及び逆転ローラ14cと
圧接した分離ローラ14dで一枚ずつ分離し、押圧手段
14eで原稿13を読取手段15の密着型センサに押圧
し密着させつつ原稿13の情報を読み取った後、その原
稿13を排出ローラ14fによって原稿排出トレイ14
gに排出するものである。
【0037】前記読取手段15は、光源としてのLED
15aから原稿13の情報記載面に光照射し、その反射
光を短焦点結像レンズ15bを介して光電変換素子15
cに結像して情報を読み取るものであり、その信号は後
述する制御手段を介してファクシミリモードのときは他
機へ送信し、コピーモードのときは自己の画像形成装置
Bに送信する。
【0038】尚、原稿載置台14aには原稿13の搬送
方向と直角方向(原稿13の幅方向)にスライド可能な
スライダ14hが設けてあり、該スライダ14hを原稿
13の幅に合わせてスライドさせることで、原稿載置台
14a上に積載された原稿13の両サイドを揃えること
ができる。
【0039】{画像形成装置}次に記録信号に応じて画
像を形成する画像形成装置Bの各部の構成について、
光学手段、記録紙搬送手段、転写手段、定着手
段、プロセスカートリッジ装着手段の順に説明する。
【0040】(光学手段)光学手段1は外部装置等から
読み込んだ画像情報に基づいて光照射することによって
感光体ドラム7へ光像を照射するものであり、図1に示
すように、光学ユニット1a内にレーザーダイオード1
b、ポリゴンミラー1c、スキャナーモータ1d、結像
レンズ1eが収納してある。
【0041】そして例えば他機のファクシミリ装置から
画像信号が与えられると、レーザーダイオード1bが前
記画像信号に応じて発光し、ポリゴンミラー1cに画像
光として照射する。このポリゴンミラー1cはスキャナ
ーモータ1dによって高速回転し、該ポリゴンミラー1
cで反射した画像光が結像レンズ1e及び反射ミラー1
fを介して回転する感光体ドラム7へ照射し、該感光体
ドラム7の表面を選択的に露光して画像情報に応じた潜
像を形成する。
【0042】(記録紙搬送手段)次に記録紙2を搬送す
るための搬送手段3は、画像形成装置Bの下方位置に配
置され、給紙部Dの一端から引き出し可能に装着された
給送カセット3a内に積載した記録紙2の最上位の一枚
を、記録紙2の先端角隅部に設けた分離爪3a1と、円
形の一部を切り欠いた形状の給送ローラ3bとによって
一枚ずつ分離して給送し、カセット搬送ローラ対3cに
よって搬送ローラ対3dに送り、この搬送ローラ対3d
が画像形成動作と同期するように記録紙2を画像転写部
に搬送する。そして画像転写後の記録紙2を、ガイド板
3eによって定着手段5に搬送し、定着後の記録紙2を
排出ローラ対3fによって排出トレイ6に排出する。
【0043】(転写手段)転写手段4は画像形成部で感
光体ドラム7に形成されたトナー像を記録紙2に転写す
るものであり、本実施の形態の転写手段4は図1に示す
ように、転写ローラ4によって構成している。該転写ロ
ーラ4は、装置本体16に装着したプロセスカートリッ
ジCの感光体ドラム7に圧接され、感光体ドラム7の回
転により駆動を受けて回転するように構成されている。
即ち、プロセスカートリッジCの感光体ドラム7に転写
ローラ4によって記録紙2を押圧し、さらに転写ローラ
4に感光体ドラム7に形成されたトナー像と逆極性の電
圧を印加することにより、感光体ドラム7上のトナーを
記録紙2に転写する。
【0044】(定着手段)定着手段5は前記転写ローラ
4の電圧印加によって記録紙2に転写したトナー像を定
着させるものである。その構成は図1に示すように、駆
動回転する駆動ローラ5aと、内部にヒータ5bを有
し、前記駆動ローラ5aと圧接して従動回転するシート
部材を有する定着部材5cとからなる。即ち、画像形成
部でトナー像を転写された記録紙2が前記駆動ローラ5
aと定着部材5c間を通過する際に、両者5a,5cの
押圧によって圧力が印加され、且つヒータ5bの発熱に
よって熱を加えられ、記録紙2のトナーが記録紙2に定
着する。
【0045】(プロセスカートリッジ装着手段)前記画
像形成装置B内にはプロセスカートリッジCを装着する
ためのカートリッジ装着手段が設けてある。プロセスカ
ートリッジCの装置本体16に対する着脱は、開閉カバ
ー17を開くことによって行う。即ち、図1に示すよう
に、装置本体16の上部にはヒンジ17aによって開閉
可能な開閉カバー17が取り付けてある。そして前記開
閉カバー17を開くと、装置本体16内には図3に示す
ようにカートリッジ装着スペースRが設けてあり、その
スペースRの左右壁面にはカートリッジ挿入ガイドレー
ル18aが設けてある。このカートリッジ挿入ガイドレ
ール18aに感光体ドラム7と同軸のダボ12b2を沿
わせてプロセスカートリッジCを挿入し、開閉カバー1
7を閉じることによってプロセスカートリッジCを画像
形成装置本体16に装着するようにしている。開閉カバ
ー17を閉じると、開閉カバー17の下面に設けた加圧
部材17cがプロセスカートリッジCのハウジング12
を下方に押圧し、プロセスカートリッジCは所定の位置
に安定して装着が完了する(図4参照)。
【0046】{プロセスカートリッジ}次に前記画像形
成装置Bに装着されるプロセスカートリッジCの各部の
構成について説明する。
【0047】このプロセスカートリッジCは像担持体
と、少なくとも1つのプロセス手段を備えたものであ
る。ここでプロセス手段としては、例えば像担持体の表
面を帯電させる帯電手段、像担持体にトナー像を形成す
る現像手段、像担持体表面に残留したトナーをクリーニ
ングするためのクリーニング手段等がある。本実施の形
態のプロセスカートリッジCは図1、図5及び図6に示
すように、像担持体である電子写真感光体ドラム7の周
囲に帯電手段8、露光部9、現像手段10、クリーニン
グ手段11を配置し、これらをハウジング12で覆って
一体化し、さらにシャッタ部材28を取り付けて構成
し、これを装置本体16に着脱可能に構成している。
【0048】次にプロセスカートリッジCの各部の構成
を、感光体ドラム、帯電手段、露光部、現像手
段、クリーニング手段、シャッタ部材、の順に説明
する。
【0049】(感光体ドラム)本実施の形態に係る感光
体ドラム7は円筒状のアルミニウムからなるドラム基体
の外周面に有機感光層を塗布して構成している。この感
光体ドラム7を枠体に回動可能に取り付け、感光体ドラ
ム7の長手方向一方端に固着したフランジギヤに装置本
体側に設けた駆動モータの駆動力を伝達することによ
り、感光体ドラム7を画像形成動作に応じて図1の矢印
方向へ回転させる。
【0050】(帯電手段)帯電手段は前記感光体ドラム
7の表面を一様に帯電させるためのものであり、本実施
の形態では枠体に帯電ローラ8を回動自在に取り付け
た、所謂接触帯電方法を用いている。帯電ローラ8は金
属製のローラ軸8aに導電性の弾性層を設け、更にその
上に高抵抗の弾性層を設け、更にその表面に保護膜を設
けてなる。導電性の弾性層はEPDMやNBR等の弾性
ゴム層にカーボンを分散したもので構成し、ローラ軸8
aに供給されるバイアス電圧を導く作用をなす。また高
抵抗の弾性層はウレタンゴム等で構成し、微量の導電性
微粉末を含有するものが一例としてあげられ、感光体ド
ラム7のピンホールや導電度の高い帯電ローラが相対し
た場合でも、感光体ドラム7へのリーク電流を制限して
バイアス電圧の急降下を防ぐ作用をなす。また保護膜は
Nーメチルメトキシ化ナイロンで構成し、導電性弾性層
や高抵抗の弾性層の組成物質が、感光体ドラム7に触れ
て感光体ドラム7の表面を変質させることがないように
作用する。
【0051】そして前記帯電ローラ8を感光体ドラム7
に接触させ、画像形成に際しては帯電ローラ8が感光体
ドラム7の回転に従動して回転し、このとき帯電ローラ
8に直流電圧と交流電圧とを重畳して印加することによ
り感光体ドラム7の表面を均一に帯電させる。
【0052】(露光部)露光部9は前記帯電ローラ8に
よって均一に帯電した感光体ドラム7の表面に、光学系
1から照射される光像を露光して該感光体ドラム7表面
に静電潜像を形成するためのものであり、カートリッジ
枠体の上面に前記光像を導くための開口を設けることに
よって露光部9を構成している。
【0053】(現像手段)現像手段10は、図5に示す
ように、トナー収納部であるトナー収納容器10a内に
トナーを収納してあり、且つ後述するように前記トナー
を送り出すと共に攪拌する撹拌部材が往復移動可能に設
けてある。そしてトナー収納容器10aの開口部には内
部に非回転の磁石10bを有し、回転することによって
表面に薄いトナー層を形成する現像スリーブ10cが感
光体ドラム7と微小間隔を隔てて設けてある。現像スリ
ーブ10cはアルミニウム製円筒状部材の表面をサンド
ブラスト処理等により粗面化し、その上に顔料分散した
導電性塗料を塗布して構成しており、この現像スリーブ
10cの表面にトナー層が形成されるとき、トナーと現
像スリーブ10cとの摩擦によって感光体ドラム7上の
静電潜像を現像するのに充分な摩擦帯電電荷を得る。ま
たトナーの層厚を規制するために現像ブレード10dが
設けてある。
【0054】尚、前記トナー収納容器10a内にはトナ
ーを撹拌するための撹拌部材が設けられているが、トナ
ー撹拌構成については後述する。
【0055】(クリーニング手段)クリーニング手段1
1の構成は、図5に示すように、感光体ドラム7の表面
に接触し、該感光体ドラム7に残留したトナーを掻き落
とすためのクリーニングブレード11aと、前記掻き落
としたトナーを掬い取るために前記ブレード11aの下
方に位置し、且つ感光体ドラム7の表面に弱く接触した
スクイシート11bと、前記掬い取った廃トナーを溜め
るための廃トナー溜め11cとで構成している。
【0056】(シャッタ部材)シャッタ部材28はプロ
セスカートリッジCの下枠体12bに設けた開口部12
b1を開閉するものであり、プロセスカートリッジCを
装置本体16に装着すると、前記開口部12b1を開い
て感光体ドラム7を開口部12b1から露出し(図4参
照)、プロセスカートリッジCを装置本体16から取り
外すと、前記開口部12b1を閉じて感光体ドラム7を
覆い(図3参照)、該感光体ドラム7の被曝による劣化
を防止するものである。
【0057】{撹拌手段}撹拌手段は、プロセスカート
リッジCのトナー収納容器10a内のトナーを撹拌して
現像スリーブ10cへ送り出すとともに、磁気ブリッジ
センサー25の上方におけるトナーの凝集や偏在を防
ぎ、トナー有無の誤検知を防止するものである。撹拌手
段は図5及び図9に示すように、トナー収納容器10a
内に第1撹拌部材19、第2撹拌部材20及び撹拌アー
ム21とを設けて構成している。
【0058】第1撹拌部材19は、断面が三角形状の棒
状部材を複数本一定間隔隔てて連結して一体化したもの
であり、この第1撹拌部材19の先端辺側に設けた軸1
9aを、撹拌アーム21の長孔21aに嵌合している。
尚、第1撹拌部材19には後述する磁気ブリッジセンサ
ー25に対する部分に第1清掃部19eが一体に設けて
あり、その現像スリーブ10c側には開口部19bが設
けてある。さらに開口部19bの両側に、U字型をした
溝19cを設けたリブ19dを形成している。また、図
5に示すように長孔21aは回動軸21bをとおる線上
にあり撹拌アーム21に沿う長い孔である。
【0059】撹拌アーム21は、トナー収納容器10a
の側面壁10a1,10a2に、回動軸21bを中心に
回動可能に軸支され、その一端はトナー収納容器10a
の側壁面10a2より外側に貫通し、その先端には駆動
アーム22が取り付けてある。
【0060】トナー収納容器10aには一体に軸受24
が設けられ、第2撹拌部材20は回動軸20aを中心に
回動可能に軸受24によって軸支されている。また、第
2撹拌部材20には前記回動軸20aに対して偏心した
位置に駆動軸20bが設けてあり、この駆動軸20bが
第1撹拌部材19のU字溝19cに嵌合する。さらに磁
気ブリッジセンサー25に対する部分に第2清掃部20
cが一体に設けてある。
【0061】トナー収納容器10aの側面壁10a2の
外側には回転軸23aが一体に設けられ、この回転軸2
3aに回転自在に嵌合した撹拌ギア23が感光体ドラム
7の回転とともに回転軸23aを中心に回転する。この
撹拌ギア23の側面には回転軸23aより偏心した偏心
ダボ23bが設けてあり、偏心ダボ23bは駆動アーム
22の長孔22aに移動自在に嵌合している。
【0062】感光体ドラム7の回転に伴って同一駆動源
から駆動伝達を受けて撹拌ギア23が回転すると、駆動
アーム22及び撹拌アーム21は回動軸21bを中心
に、図9の矢印X方向へ往復回動し、第1撹拌部材19
は矢印Y方向へ往復移動してトナーの凝集や遍在を防止
する。
【0063】一方、第1撹拌部材19が矢印Y方向へ往
復移動すると、第2撹拌部材20の駆動軸20bは第1
撹拌部材19のリブ19dより力を受け、第2撹拌部材
20を回動軸20aを中心に、図9の矢印Z方向へ往復
回動させる。
【0064】また、前記トナー収納容器10aの底面壁
10a3は、トナーが現像スリーブ10cへ送られ易い
ように、現像スリーブ10c側が下がった斜面に形成し
てあり、撹拌部材19がこの底面壁10a3に沿って矢
印Y方向へ往復移動することにより、トナーが現像スリ
ーブ10c方向へ送り込まれる。
【0065】{磁気ブリッジセンサー}前述した磁気ブ
リッジセンサー25は、図7及び図8に示すように本体
部分25bの上に、検知ヘッド25aが円柱状に載って
いる形状で一体となっており、入出力用の信号線25c
を介してファクシミリ装置本体との検知信号のやりとり
をおこなっている。
【0066】この検知ヘッド25aの内部には検知トラ
ンスが埋め込まれており、この検知トランスは、一つの
1次巻線と、基準巻線と検知巻線からなる二つの2次巻
線の合計三つの巻線からなる。検知巻線は検知ヘッド2
5aの天面側に、基準巻線は1次巻線を挟んで検知ヘッ
ド25aの裏側に配置している。
【0067】センサー本体内に設けられた発信器から一
定波形の信号をもつ電流が1次巻線に入力されると、基
準巻線と検知巻線からなる二つの2次巻線にも電磁誘導
により、ある波形の信号をもつ電流が流れる。この時の
誘導電流の大きさは空間の透磁率に依存する。したがっ
て、発信器から一定波形の信号と、検知巻線から電磁誘
導によって流れた電流のある波形の信号とを、センサー
本体内に設けられた比較回路で判断することによって、
検知トランスの中心から所定の範囲(検知範囲)に、ど
の程度の密度の磁性体があるかを検知する。即ち、検知
ヘッド25aの前に磁性体がある場合と、無い場合で、
異なった出力が得られるわけである。
【0068】また、このセンサーは検知しようとする磁
性体の磁性密度等の違いに対応するため、検知トランス
中心部にフェライト性のネジコアを移動可能に設けてあ
ることが多く、このネジコアの位置を調節することによ
り、適正な検知が可能となっている。
【0069】{残量検出手段}残量検出手段は、前記ト
ナー収納容器10a内に収納したトナーの残量を磁気ブ
リッジセンサー25によって検出するものであり、その
構成を図3及び図4を用いて説明する。
【0070】図中26はセンサーホルダー26であり、
回動軸26aを中心に回動可能に装置本体16側に取り
付けてある。26bは磁気ブリッジセンサー25を保持
するセンサーボックスであり、26cは回動軸26aに
対してセンサーボックス26bと逆方向に延長して設け
たアーム部である。
【0071】一方、開閉カバー17の天面にはリブ17
bが設けてあり、開閉カバー17を閉じるとリブ17b
がセンサーホルダー26のアーム部26cに当接して、
センサーホルダー26を図中時計方向に回動させる(図
4参照)。これにより磁気ブリッジセンサー25の検知
ヘッド25aは、プロセスカートリッジCのトナー検知
面10a4に当接する。また、開閉カバー17を開くと
リブ17bはアーム部26cから離間して、センサーホ
ルダー26は自重によって図中反時計方向に回動する
(図3参照)。これにより磁気ブリッジセンサー25は
プロセスカートリッジCから離間して、該プロセスカー
トリッジCの着脱経路外の退避位置に移動するため、プ
ロセスカートリッジCを装置本体16に着脱する際に磁
気ブリッジセンサー25が邪魔になることはない。
【0072】(磁気ブリッジセンサーの保持方法)磁気
ブリッジセンサー25を保持する樹脂性のセンサーホル
ダー26の構成を、図7及び図8を用いて説明する。
【0073】図7におけるX方向については、センサー
ホルダー26の方形断面のセンサーボックス26bの左
右側面壁26fの間隔を、磁気ブリッジセンサー25の
本体部分25bのX方向寸法よりも多少大きく構成して
いる。このため磁気ブリッジセンサー25はX方向に多
少ガタをもって保持されている。
【0074】図7におけるY方向については、センサー
ボックス26bの左右側面壁26fに直角な対向壁面に
設けた2箇所の位置決めリブ26dと押圧部26eとの
間隔を、磁気ブリッジセンサー25の本体部分25bの
Y方向寸法と略同一もしくはやや小さく構成している。
このため磁気ブリッジセンサー25は押圧部26eの弾
性変形によって位置決めリブ26dに突き当てて保持さ
れ、且つ磁気ブリッジセンサー25は押圧部26eが弾
性変形することによってY方向にある程度自由に移動す
ることができる。
【0075】図8におけるZ方向(センサーの押圧方
向)については、磁気ブリッジセンサー25は、磁気ブ
リッジセンサー25の下側に設けた押圧バネ27によっ
て、加圧ピース29を介して上方に押圧され、センサー
ホルダー26の3箇所の爪部26gに磁気ブリッジセン
サー25の本体部分25bの上面を突き当てて保持され
ている。押圧ばね27は、センサーボックス26bのの
裏面にスナップフイットで取り付けてあり、Z方向の押
圧力を発生する。加圧ピース29は、押圧ばね27の先
端部にがたを持って取り付けてあり、押圧ばね27に対
して所定の範囲内において自在に傾くことが可能であ
る。
【0076】上記のように構成することにより、磁気ブ
リッジセンサー25はZ方向に上下動可能であり、且つ
X,Y方向に自在に傾斜可能に保持されている。このた
め、プロセスカートリッジCのトナー検知面10a4に
対してセンサーホルダー26の傾き具合の位置精度に狂
いを生じている場合でも、磁気ブリッジセンサー25を
プロセスカートリッジCのトナー検知面10a4に当接
させる際に、磁気ブリッジセンサー25の検知ヘッド2
5aはトナー検知面10a4に対してイコライズされ、
検知ヘッド25aの全面がトナー検知面10a4に密着
する。すなわち、本実施の形態では検知ヘッド25aと
トナー検知面10a4とが接触する際に両者が平行でな
い場合には、検知ヘッド25aの端部が最初にトナー検
知面10a4に接触し、さらに押圧されることで磁気ブ
リッジセンサー25はこの接触した位置を中心にして回
転し、検知ヘッド25aとトナー検知面10a4とが密
着した時点で回転が止まる。さらに所定の位置まで押圧
されることで、磁気ブリッジセンサー25は検知ヘッド
25aとトナー検知面10a4との密着を保ったまま沈
みこみ、所定の押圧力でトナー検知面10a4に圧接さ
れる。したがって、センサーホルダー26の取付け精度
や回動角度精度を厳しくすることなく、プロセスカート
リッジC内のトナーに対する磁気ブリッジセンサー25
の検知巻線の位置精度を極めて正確に保つことが可能と
なる。その結果、装置構成の自由度を高め、装置のコス
トを低く押えつつ、信頼性の高いトナー有無(残量)検
出を実現することができる。
【0077】(撹拌部材と磁気ブリッジセンサーとの位
置関係)次に前記第1撹拌部材19、第2撹拌部材20
及び磁気ブリッジセンサー25との位置関係について、
図10を用いて説明する。
【0078】前述したように、プロセスカートリッジC
を装置本体16に装着し、開閉カバー17を閉じた状態
では、磁気ブリッジセンサー25の検知ヘッド25a
は、プロセスカートリッジCのトナー収納容器10aの
底面壁10a3に設けたトナー検知面10a4に圧接さ
れて密着している。本実施の形態に用いた磁気ブリッジ
センサー25とトナーの組合わせにおいては、実験によ
ると磁気ブリッジセンサー25の検知範囲Eは検知ヘッ
ド25aの中心から半径およそ10.5mmの範囲であ
り、その中心に近付くほど感度が高くなる特性がある。
プロセスカートリッジCの外部からトナーの有無を検知
するためには、磁気ブリッジセンサー25の感度は高い
ことが望ましいが、高感度になるほどわずかな残留トナ
ーにも反応するために、磁気ブリッジセンサー25の検
知範囲E内の残留トナーをなるべく少なくする必要があ
る。
【0079】一方、トナーを現像室に送り込む撹拌部材
のストロークは、トナーの流動性や材質に合わせて最適
に設定する必要がある。本実施の形態では、第1撹拌部
材19の往復移動のストロークS1は9.7mmに設定
している。
【0080】図10において、10a5はトナー収納容
器10aの後面壁であり、この後面壁10a5は磁気ブ
リッジセンサー25の検知範囲E内に配置している。一
方、第1撹拌部材19の往復移動の範囲は、その往復移
動の一端において、第一清掃19eがトナー収納容器1
0aの後面壁10a5に当接もしくは近接するように配
置している。これにより図11に示すように、第1清掃
部19eによって底面壁10a3に沿って図中右側(反
現像スリーブ側)に掻き寄せられたトナーは、第1清掃
部19eと後面壁10a5との間にはさまれた結果、上
方に逃げて第1清掃部19e上あるいは第1清掃部19
eの左側(現像スリーブ側)に落下する。その後、第1
撹拌部材19が図中左側(現像スリーブ側)へ移動する
ことによって、このトナーは第1清掃部19eにより現
像スリーブ10c側に送られる。このため、第1清掃部
19eによって掻き寄せられたトナーの山が磁気ブリッ
ジセンサー25の検知範囲E内に崩れてくることはな
く、トナー不足を確実に検知することができる。
【0081】本実施の形態では、第1清掃部19eは、
後面壁10a5と当接もしくは近接する側を先端とする
くさび形状としている。その結果、上記第1清掃部19
eと後面壁10a5との間にはさまれたトナーは、第1
清掃部19e上あるいは第1清掃部19eの左側に落下
しやすくなり、磁気ブリッジセンサー25の検知範囲E
内のトナーを確実に排除することができる。
【0082】また、上記第1清掃部19eと後面壁10
a5との間にはさまれたトナーを、第1清掃部19e上
あるいは第1清掃部19eの左側に効果的に落下させる
ように、トナー収納容器10aの後面壁10a5の傾き
方向は、水平方向に対しておよそ80°の角度をもって
上方に行くほどトナー収納容器10aの外側に向かう方
向から、鉛直を超えて、上方に行くほどトナー収納容器
10aの内側に向かう方向の範囲内に設定するとよく、
本実施の形態においては、後面壁10a5を略鉛直に設
定している。
【0083】本実施の形態ではトナー収納容器10aの
底面壁10a3は、上記のように現像スリーブ10c側
に向かって低くなる斜面として形成しているため、底面
壁10a3の斜面上方に掻き寄せられたトナーは斜面下
方に配置した磁気ブリッジセンサー25側に崩れやす
い。このため、磁気ブリッジセンサー25に対して斜面
上方側の後面壁10a5を磁気ブリッジセンサー25の
検知範囲E内に配置し、第1撹拌部材19の往復移動の
範囲を第1清掃部19eがトナー収納容器10aの後面
壁10a5に当接もしくは近接するように配置すること
で、トナー不足を確実に検知することができる。
【0084】なお、本実施の形態においては上記のよう
に、磁気ブリッジセンサー25の検知範囲Eは検知ヘッ
ド25aの中心から半径およそ10.5mmの範囲であ
るため、トナー収納容器10aの後面壁10a5は検知
ヘッド25aの中心からおよそ7.5mmの位置に配置
している。
【0085】また、本実施の形態では、第1清掃部19
eの往復移動ストロークの現像スリーブ10c側のトナ
ーを除去するために、第2撹拌部材20の第2清掃部2
0cを、底面壁10a3から離間した状態で往復揺動す
るように構成している。
【0086】次に第1撹拌部材19及び第2撹拌部材2
0の動作とトナーの動きについて図12から図15を用
いて説明する。第1撹拌部材19が現像部10c側に移
動すると、磁気ブリッジセンサー25上方のトナーは、
第1撹拌部材19の第1清掃部19eによって現像スリ
ーブ10c側に掻き寄せられるとともに、上方にも逃げ
るため、第1清掃部19eの往復移動ストロークの現像
スリーブ10c側にトナーの山F3ができる(図12参
照)。次に、第1撹拌部材19が図中右側に移動するの
に伴って、第2撹拌部材20の第2清掃部20cも図中
右側に移動して、第2清掃部20cは前記トナーの山F
3を右側に崩す(図13参照)が、第2清掃部20cの
下側のトナーは右側へは移動しない。さらに第1撹拌部
材19が図中左側に移動すると、前記崩れたトナーは第
1清掃部19eによって再び現像スリーブ10c側に掻
き寄せられるが、このときトナーは上方に逃げるともに
左側にも寄せられるため、この左側に移動するトナーに
押されて第2清掃部20cの下側のトナーも左側へ移動
する(図14参照)。上記の動作を繰り返すことによ
り、第1清掃部19eの往復移動ストロークの現像スリ
ーブ10c側にできたトナーの山F3は少しずつ現像ス
リーブ10c側に送られて、やがて第2清掃部20cが
図中右側に移動しても、磁気ブリッジセンサー25側に
トナーが崩れなくなる。このため、第1清掃部19eと
第2清掃部20cとの間にトナーが残留することはな
く、トナーの不足を確実に検知することができる。
【0087】なお、本実施の形態では第2撹拌部材20
の第2清掃部20cを、底面壁10a3から離間した状
態で往復揺動するように構成しているため、第1撹拌部
材19の第1清掃部19e及び第2清掃部20cの移動
範囲外に図15に示すようにトナーF4が残留する。こ
の残留トナーF4は磁気ブリッジセンサー25の検知範
囲E内に残留しているが、磁気ブリッジセンサー25の
検知ヘッド25aの中心から離れた位置にあり、その量
も少ないため、磁気ブリッジセンサー25に反応するも
ののその影響は小さく、トナーが十分にある場合の磁気
ブリッジセンサー25の出力値と比較して十分に小さい
ため、トナーの不足を検知するのに支障はない。本実施
の形態では第2清掃部20cを、第1清掃部19eに対
して、底面壁10a3の斜面下側に設けているため、前
記残留トナーF4が磁気ブリッジセンサー25側に崩れ
ることはなく、トナーの不足を確実に検知することがで
きる。
【0088】また、本実施の形態では残留トナーF4の
量を少なくするために、図10に示すように、第1清掃
部19eの往復移動ストロークS1の端部の、底面壁1
0a3に対して垂直上方の位置に、第2撹拌部材20の
回動軸20aの位置を配置している。このように配置す
ることにより、第2清掃部20cと底面壁10a3との
間隔G1は、第1清掃部19eの往復移動ストロークS
1の端部において最小となるため、磁気ブリッジセンサ
ー25に近い側の残留トナーF4の量を少なくすること
ができる。その結果、トナーが十分にある場合とトナー
が空の場合とで、磁気ブリッジセンサー25の出力値の
差が大きく取れるため、トナーの有無を判定するためス
レッショルドの設定自由度が高くなるとともに、磁気ブ
リッジセンサー25の取り付け位置や感度、調整等のば
らつきや、ノイズなどによる誤検知を防止することがで
きる。さらには上記ばらつきを小さく押さえる構成や、
磁気ブリッジセンサー25の出力値を増幅するための回
路等を必要としないため、装置のコストを低く押さえる
ことができる。
【0089】なお、第2清掃部20cと底面壁10a3
との間隔G1は、トナーの流動性や透磁率、磁気ブリッ
ジセンサーの感度に応じて0.5mm〜3mm程度に設
定するとよく、本実施の形態では、間隔Gをおよそ1m
mに設定している。
【0090】{トナー残量の判定方法}トナー残量と磁
気ブリッジセンサー25のアナログ検出信号を図16に
示す。
【0091】トナーが磁気ブリッジセンサー25付近に
十分ある間は、第1撹拌部材19の第1清掃部19e及
び第2撹拌部材20の第2清掃部20cが磁気ブリッジ
センサー25上のトナーを掻き落としても、周囲のトナ
ーがすぐに磁気ブリッジセンサー25上を満たすため、
磁気ブリッジセンサー25の出力値(Vout)は高い
値を示す(図16(a))。トナー量がある程度減って
くると第1清掃部19e及び第2清掃部20cがトナー
を掻き落とした後、時間を置いて周囲のトナーが磁気ブ
リッジセンサー25上を満たすため、磁気ブリッジセン
サー25の出力値(Vout)は撹拌周期で出力変動を
おこし、マイナス側のリップルを発生させながら徐々に
その出力電圧を低下させていく(図16(b))。トナ
ーが空の時には、第1撹拌部材19の第1清掃部19e
及び第2撹拌部材20の第2清掃部20cがトナーを掻
き落とした後、トナーが磁気ブリッジセンサー25上を
満たすことはないため、磁気ブリッジセンサー25の出
力値(Vout)は低い値を示す(図16(c))。こ
うして得られたセンサー出力からの有無(残量)を検知
している。
【0092】次に、上述したトナー有無(残量)の判断
方法を図16(b)を用いて説明する。
【0093】磁気ブリッジセンサー25そのものの出力
ばらつきや、本体側からの供給電源電圧のばらつき、ト
ナーそのものの磁性のばらつき等により、トナー無しの
状態でセンサー出力値(Vout)にはばらつきが生じ
る。そのため、トナー無しを判断するときのセンサー出
力値(スライスレベル=Vs)は、そのばらつき分を見
込んで設定しなければならない。しかしながら前記のよ
うに、トナー量が少なくなると、第1清掃部19e及び
第2清掃部20cの影響により出力電圧は撹拌周期で出
力変動をおこしながら出力電圧を低下させていくため、
単純にあるタイミングで出力がVs以下となったときに
トナー無しと判断してしまうと、トナー収納容器10a
内にトナーが残っているにもかかわらずトナー無しと判
断されてしまい適切なトナー無しの判断がおこなえな
い。そこで、本実施の形態において所定のスライスレベ
ル(Vs)以下の出力信号の持続時間Tをカウントし、
該持続時間が所定の時間(Ts)以上持続した時に初め
てトナー無しの判断をおこなっている。
【0094】こうして検出したトナー無しの情報を、図
2に示す操作パネル30に表示することでユーザーにプ
ロセスカートリッジCの点検を知らせ、カートリッジ交
換を促すと同時にファクシミリ装置の記録動作を禁止
し、記録画像の印字かすれによる画像情報の欠落を防止
している。
【0095】{シャッタ部材の開閉機構の構成}前述し
たプロセスカートリッジ装着手段において述べたプロセ
スカートリッジCの装置本体16への着脱に際しシャッ
タ部材28が開閉するようになっている。
【0096】シャッタ部材28は感光体ドラム7を保護
するものである。ここでシャッタ部材28の開閉構成に
ついて説明する。シャッタ部材28は、図17に示すよ
うに、シャッタ軸28aと、シャッタアーム28bと、
シャッタ部材28cと、シャッタ軸押え28dと、ねじ
りコイルばね28eからなる。
【0097】そしてシャッタ軸28aは、その軸部28
a1の両端部付近が上枠体12aに固定されるシャッタ
軸押え28dによって上枠体12aに対して回動可能に
押さえられる。シャッタ軸28aは両端部を折曲して同
軸上に第2の軸部28a4を第1の軸部28a1と平行
に設けられている。このシャッタ軸28aの第2の軸部
28a4にはシャッタアーム28bが回動可能に支持さ
れているが、シャッタアーム28bはその回動が前記シ
ャッタ軸28aの第2の軸部28a4の先端を折曲して
鍵形にした回動規制部28a2に当接することによっ
て、図17の矢印a方向に一定角度以上回転しないよう
に規制されている。また、前記シャッタアーム28bに
は第1のシャッタ軸部28a1に平行で夫々同軸上のピ
ン28fでもってシャッタ部28cが回動可能に支持さ
れているが、このシャッタ部28cもその回動が前記両
側のシャッタアーム28bの先端を結合する形に設けら
れた回転規制部28b1に当接することによって、図1
7の矢印b方向へ一定角度以上回動しないように規制さ
れている。
【0098】また、前記シャッタ軸28aの長手方向一
方端にはねじりコイルばね28eが挿入されてその一端
がシャッタ軸28aに係止され、その他端がシャッタ軸
押え28dに係止され、前記シャッタ部28cが下枠体
12bの開口部12b1を閉じる方向(矢印a,bと逆
方向)へ付勢する。さらに、前記シャッタ軸28aの長
手方向両側にはシャッタ部材28を作動するシャッタ作
動部として外方へ突出する突起部28a3が形成してあ
り(図17参照)、この突起部28a3はプロセスカー
トリッジCを装置本体16に装着するときに、装置本体
16の所定位置に係止してシャッタ部材28を開放する
機能を有する。
【0099】前記シャッタ部材28の取り付けは、図6
に示すようにシャッタ軸28aの第1のシャッタ軸部2
8a1を蓋部材12cの溝部12c1に落とし込むと共
に、軸押え28dを上枠体12aに係止して取り付け、
且つねじりコイルばね28eを係止して取り付ける。
【0100】前記シャッタ部材28はプロセスカートリ
ッジCを装置本体16に未装着の状態でねじりコイルば
ね28eの付勢によって転写用の開口部12b1を閉じ
ている。
【0101】図3に示すようにカートリッジ装着スペー
スRのプロセスカートリッジCの挿入方向から見て左右
両側には、プロセスカートリッジCの左右両側に設けた
ダボ12b2の挿入されるカートリッジ挿入ガイドレー
ル18aと、このカートリッジ挿入ガイドレール18a
の入口部18a1から角部18b3までの距離が充分遠
く離れた位置に水平方向の摺動面を有するシャッタ開放
レール18bの上面部18b1が設けてある。
【0102】上記シャッタ開放レール18bは前記摺動
面である上面部18b1に対してほぼ垂直な側面部18
b2が交叉して角部18b3を設けてある。
【0103】上記カートリッジ挿入ガイドレール18a
の入口部18a1からシャッタ開放レール18bの角部
18b3と反対側の角部18b4までの距離は、プロセ
スカートリッジCのシャッタ部材28が閉じた状態にお
いてダボ12b2からシャッタ開放レール18bの角部
18b3近くで上面部18b1に係合するようになって
いるシャッタ部材28の突起部28a3までの距離より
も大きい。上記角部18b4はカートリッジ挿入ガイド
レール18aの図6において右上まで延長された下面1
8a2とシャッタ開放ガイドレール18bの上面部18
b1の交叉位置にある。
【0104】ただしこの実施の形態1においてはダボ1
2b2よりも突起部28a3は長手方向へ突出してい
る。シャッタ開放ガイドレール18bの上面部18b1
は角部18b4を越えており、角部18b4から前方へ
向って下る斜面18b5を有し、上面部18b1と斜面
18b5の交叉する角部18b4は曲面で丸めてある。
【0105】プロセスカートリッジCが装置本体16へ
装着された際の位置決めは感光体ドラム7と同軸心のダ
ボ12b2が落し込み部18cに嵌合することにより行
われ、落し込み部18cを中心にプロセスカートリッジ
Cが傾動した姿勢はトナーセンサーの検知ヘッド25が
プロセスカートリッジCのトナー検知面10a4に加圧
当接すると共に、開閉カバー17を閉めた際に開閉カバ
ー17に取り付けられた圧縮コイルばね17dで弾力を
付された加圧部材17cがプロセスカートリッジCの上
面を加圧することにより定まる。
【0106】図3に示すようにプロセスカートリッジC
を装置本体16に挿入していくと図18に示すように、
突起部28a3が装置本体16に設けられたシャッタ開
放レール18bの上面部18b1に当接する。この状態
からさらにプロセスカートリッジCを挿入していくと、
シャッタ軸28aがプロセスカートリッジCに対して相
対的に反時計回り方向に回転し、シャッタ部28cが下
枠体12bの開口部12b1を開放し、プロセスカート
リッジCを完全に挿入し終わると、図1に示すように感
光体ドラム7を露出する(なお、図4参照)。
【0107】逆に前記装着してあるプロセスカートリッ
ジCを装置本体16から取り外すと、前記と逆の動作に
よりシャッタ部材28はねじりコイルばね28eの付勢
によって自動的に閉じる。
【0108】また、前記プロセスカートリッジCを装置
本体16に装着してシャッタ部28cがトナー検知面1
0a4を覆ってしまいトナー残量の検知ができなくなら
ないように、シャッタ部28cは前記トナー検知面10
a4を越えた位置まで移動するように構成している(図
1、図4参照)。
【0109】本実施の形態1において図18に示すよう
に前記プロセスカートリッジCを装置本体16に挿入す
る際に感光体ドラム7と同軸心のダボ12b2がカート
リッジ挿入ガイドレール18aに嵌合する以前に前記シ
ャッタ部材28に設けられた突起部28a3がシャッタ
開放レール18bの上面部18b1に接するようにシャ
ッタ開放レール18bの上面部18b1の位置を従来例
に比べて高い位置に構成している。つまり、この構成か
らシャッタ部材28は従来例に比べてより早く保護位置
から退避位置への移動を開始できるのである。なんとな
れば、突起部28a3がシャッタ開放レール18bに接
し初めにおいては、装置本体16のカートリッジ装着ス
ペースは未だよりわずかしかプロセスカートリッジCに
よって占められておらず、プロセスカートリッジC下面
と装置本体16間は未だシャッタ部材28を作動させる
空間が充分あるためである。
【0110】また、プロセスカートリッジCの脱着時に
おいても上記の構成からシャッタ部材28が装置本体1
6内の部品と充分に干渉しない退避位置に設置されてい
るためにスムーズなプロセスカートリッジCの脱着をす
ることができる。
【0111】さらに、シャッタ部材28が装置本体16
内の部品と充分に干渉しない退避位置に設置されている
ことは前記シャッタ部材28の開閉角度が大きく取られ
ていることであり、これによりプロセスカートリッジC
のトナー量を検知する上で必要であるトナーセンサを設
置するスペースを充分取ることができる。
【0112】これにより、シャッタ部材18の機構部品
を増やすことなく、シャッタ部材28が装置本体16内
の部品との干渉を避けてスムーズなプロセスカートリッ
ジCを装置本体16へ挿入することができる。
【0113】また、前記シャッタ部材28の開閉角度が
大きく取られていることで前記シャッタ部材28の退避
位置での設置形態はその自重により装置本体16に対し
て略垂直方向となり、且つシャッタ部28cの下縁が高
い位置にあるから、ユーザが装置本体16内での紙詰ま
り等を処理する際は図1の側下端縁を装置本体16にヒ
ンジ32aにより枢着された外開きの点検カバー32を
図1において時計回りに開いて記録紙2の搬送経路を目
視するが、その視認性が大幅にアップすることができ
る。
【0114】また、操作者が開閉カバー17を開放し
て、紙詰まりの箇所を装置の上部から確認する際にも、
シャッター部材28が垂直方向に設置されていることか
ら、カートリッジCを装置本体から取り出さずに紙詰ま
りの箇所を確認することができる。
【0115】(実施の形態2)次に第2の実施の形態と
して、前記シャッタ部材28に設けられた突起部28a
3がシャッタ開放レール18bの曲面状の上面部と接す
る構成の他例を、図19を参照して説明する。なお、第
1の実施の形態1と同一機能を有する部材は同一符合を
付して説明を援用する。
【0116】本実施の形態1においては、図19に示す
ように前記プロセスカートリッジCを装置本体16に挿
入する際にダボ12b2がカートリッジ挿入ガイドレー
ル18aに嵌合する以前に前記シャッタ部材28に設け
られた突起部28a3がシャッタ開放レール18bの曲
面状の上面部18b1に接するように構成している。そ
してなおかつシャッタ開放レール18bを構成する部材
の上下方向の側面部18b2と前記上面部18b1との
角部は丸められている。
【0117】これにより、実施の形態1と同様の効果に
加えて前記シャッタ部材28の突起部28a3がシャッ
タ開放レール18bの上面部18b1と側面部18b2
が交わる角部に引っ掛かって着脱感が悪くなることを防
ぐ。また、角部を曲面の上面部18b1とも曲面でもっ
て滑かに丸めることで前記プロセスカートリッジCの挿
入角度によらず、突起部28a3がスムーズに接触し移
動するができる。
【0118】(実施の形態3)次に第3の実施の形態3
として、前記カートリッジ挿入ガイドレール18aと前
記シャッタ開放レール18bとを同一面にした構成の他
例を、図20を参照して説明する。なお、第1の実施の
形態1と同一機能を有する部材は同一符合を付して説明
を援用する。
【0119】本実施の形態3においては、図20に示す
ように前記プロセスカートリッジCを装置本体16に挿
入する際のダボ12b2が嵌合するカートリッジ挿入ガ
イドレール18aの上面とシャッタ部材28に設けられ
た突起部28a3が接するシャッタ開放レール18bの
上面が同一面になるように構成している。
【0120】これにより、ダボ12b2がカートリッジ
挿入ガイドレール18aと嵌合している際に突起部28
a3とシャッタ開放レール18bとの接触による抵抗の
影響をより少ない状態で行えるため前記プロセスカート
リッジCの着脱をさらにスムーズに行うことができる。
【0121】(他の実施の形態)前述した実施の形態は
単独でも、それぞれ組み合わせて使用しても構わない。
また電子写真画像形成装置を用いる例として、ファクシ
ミリ装置を例示したが、本発明はこれに限定する必要が
なく、例えば電子写真複写機あるいはレーザービームプ
リンタ装置などの電子写真画像形成装置に使用すること
も可能である。
【0122】
【発明の効果】本発明の前述したように、プロセスカー
トリッジを画像形成装置本体に挿入する際に挿入ガイド
がカートリッジ挿入ガイドレールに嵌合する以前にシャ
ッタ部材が保護位置から退避位置への移動を開始するこ
とで、シャッタ部材が画像形成装置本体内の部品との干
渉を避けてスムーズなプロセスカートリッジの挿入をす
ることができる。また、プロセスカートリッジの画像形
成装置本体からの取り外し時においても上記の構成から
シャッタ部材が画像形成装置本体内の部品と充分に離れ
て確実に干渉しない退避位置に設置されているためにス
ムーズなプロセスカートリッジの取り外しをすることが
できる。さらに、シャッタ部材が画像形成装置本体内の
部品と充分に離れて確実に干渉しない退避位置に設置さ
れているため、シャッタ部材の開閉角度は大きくなりプ
ロセスカートリッジ内のトナー量を検知するために必要
なトナーセンサを設置するスペースが充分に取れる。ま
た、シャッタ部材の退避位置での設置形態がその自重に
より画像形成装置本体に対して略垂直方向となるため紙
詰まり等を処理する際の視認性がアップする。
【0123】これに加えて、シャッタ部材のシャッタ作
動部とシャッタ開放レールが接する面を曲面状にするこ
とでプロセスカートリッジの挿入角度によらずプロセス
カートリッジのよりスムーズな着脱ができる。
【0124】また、シャッタ開放レールとカートリッジ
挿入ガイドレールとを同一面に構成することでシャッタ
作動部とシャッタ開放レールとの接触による抵抗を少な
くすることができるため、プロセスカートリッジの挿入
ガイドとカートリッジ挿入ガイドレールが嵌合している
際のプロセスカートリッジの着脱がスムーズにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置の
縦断面図である。
【図2】ファクシミリ装置の外観斜視図である。
【図3】ファクシミリ装置へのプロセスカートリッジの
装着動作の説明用縦断面図である。
【図4】ファクシミリ装置へのプロセスカートリッジの
装着動作の説明用縦断面図である。
【図5】実施の形態1に係るプロセスカートリッジの縦
断面図である。
【図6】プロセスカートリッジの外観斜視図である。
【図7】磁気ブリッジセンサーの取り付け構成を示す平
面図である。
【図8】磁気ブリッジセンサーの取り付け構成側面図で
ある。
【図9】実施の形態1に係るプロセスカートリッジの要
部をカットして示す斜視図である。
【図10】実施の形態1に係るプロセスカートリッジ
の、清掃手段と磁気ブリッジセンサーとの位置関係を説
明する縦断面図である。
【図11】実施の形態1に係るプロセスカートリッジ
の、清掃手段の動作とトナーの流れを説明する縦断面図
である。
【図12】実施の形態1に係るプロセスカートリッジ
の、清掃手段の動作とトナーの流れを説明する縦断面図
である。
【図13】実施の形態1に係るプロセスカートリッジ
の、清掃手段の動作とトナーの流れを説明する縦断面図
である。
【図14】実施の形態1に係るプロセスカートリッジ
の、清掃手段の動作とトナーの流れを説明する縦断面図
である。
【図15】実施の形態1に係るプロセスカートリッジ
の、清掃手段の動作とトナーの流れを説明する縦断面図
である。
【図16】(a)、(b)、(c)は実施の形態1に係
るトナー有無検知信号のタイミングチャートである。
【図17】実施の形態1に係るシャッタ部材の斜視図で
ある。
【図18】実施の形態1に係るプロセスカートリッジを
装置本体に挿入した時のシャッタ部材の開放状態を説明
する縦断面図である。
【図19】実施の形態2に係るプロセスカートリッジを
装置本体に挿入した時のシャッタ部材の開放状態を説明
する縦断面図である。
【図20】実施の形態3に係るプロセスカートリッジを
装置本体に挿入した時のシャッタ部材の開放状態を説明
する縦断面図である。
【符号の説明】
A…読取装置 B…画像形成装置 C…プロセスカートリッジ D…給紙部 E…磁気ブリッジセンサー検知範囲 F1…残留トナー F2…残留トナー F3…トナーの
山 F4…残留トナー F5…トナーの山 F6…トナー F7…残留トナー G1…第2清掃部と底面壁との間隔 R…カートリッジ装着スペース S1…第1清掃部ストローク T…信号接続時間 Ts…所定の時間 Vout…センサー出力値 Vs…スライスレベル 1…光学手段 1a…光学ユニット 1b…レーザーダ
イオード 1c…ポリゴンミラー 1d…スキャナーモ
ータ 1e…結像レンズ 1f…反射ミラー 2…記録紙 3…搬送手段 3a…給送カセット 3a1…分離爪
3b…給送ローラ 3c…カセット搬送ローラ 3d…
搬送ローラ対 3e…ガイド板 3f…排出ローラ対 4…転写手段 5…定着手段 5a…駆動ローラ 5b…ヒータ 5c
…定着部材 6…排出トレイ 7…感光体ドラム 8…帯電手段 8a…ローラ軸 9…露光部 10…現像手段 10a…トナー収納容器 10a1,
10a2…側面壁 10a3…底面壁 10a4…トナ
ー検知面 10a5…後面壁 10b…磁石 10c…現像スリーブ 10d…現像ブレード 11…クリーニング手段 11a…クリーニングブレー
ド 11b…スクイシート 11c…廃トナー溜め 12…ハウジング 12a…上枠体 12b…下枠体
12b1…開口部 12b2…ダボ 12c…蓋部材
12c1…溝部 13…原稿 14a…原稿載置台 14b1…予備搬送押圧片 14
b2…予備搬送ローラ14c…逆転ローラ 14d…分
離ローラ 14e…押圧手段 14f…排出ローラ 1
4g原稿排出トレイ 14h…スライダ 15…読取手段 15a…LED 15b…短焦点結像
レンズ 15c…光電変換素子 16…装置本体 17…開閉カバー 17a…ヒンジ 17b…リブ 1
7c…加圧部材 17d…圧縮コイルばね 18a…カートリッジ挿入ガイドレール 18a1…入
口部 18b…シャッタ開放レール 18b1…上面部
18b2…側面部 18b3,18b4…角部 18
b5…斜面 18c…落とし込み部 19…第1攪拌部材 19a…軸 19b…開口部 1
9c…U字溝 19d…リブ 19e…第1清掃部 20…第2攪拌部材 20a…回動軸 20b…駆動軸
20c…第2清掃部21…攪拌アーム 21a…孔
21b…回動軸 22…駆動アーム 22a…長孔 23…攪拌ギア 23a…回転軸 23b…偏心ダボ 24…軸受 25…磁気ブリッシセンサー 25a…検知ヘッド 2
5b…本体部 25c…信号線 26…センサーホルダー 26a…回動軸 26b…セ
ンサーボックス 26c…アーム部 26d…位置決め
リブ 26e…押圧部 26f…左右側面壁 26g…爪部 27…押圧ばね 28…シャッタ部材 28a…シャッタ軸 28a1…
第1のシャッタ軸部 28a2…回動規制部 28a3…突起部 28a4…
第2のシャッタ軸部 28a6…アーム部 28b…シ
ャッタアーム 28b1…回動規制部 28c…シャッ
タ部 28d…シャッタ軸押え 28e…ねじりコイル
ばね 28f…ピン 29…加圧ピース 30…操作パネル 31…攪拌部材 31a…第1清掃部 31b…第2清
掃部 32‥点検カバー 32a…ヒンジ 35…第2攪拌部材 35a…回動軸 35b…駆動軸
35c…第2清掃部 36…攪拌部材 36a…軸 36e…第1清掃部 3
6f…第2清掃部

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置本体に着脱可能なプロセス
    カートリッジにおいて、 電子写真感光体ドラムと、 前記電子写真感光体ドラム上の潜像をトナーを用いて現
    像する現像手段と、 前記現像手段で用いられるトナーを収納するトナー収納
    容器と、 画像形成装置本体のシャッタ開放レールと係合して前記
    電子写真感光体ドラムを保護する保護位置と、前記保護
    位置から退避する退避位置とを移動可能なシャッタ部材
    のシャッタ作動部と、 画像形成装置本体側に設けられたプロセスカートリッジ
    の挿入をガイドするカートリッジ挿入ガイドレールと係
    合する挿入ガイドと、を有し、 前記画像形成装置本体にプロセスカートリッジが挿入さ
    れる際に前記挿入ガイドが前記ガイドレールと嵌合する
    以前に前記シャッタ部材のシャッタ作動部がシャッタ開
    放レールと係合してシャッタ部材が保護位置から退避位
    置への移動を開始することを特徴とするプロセスカート
    リッジ。
  2. 【請求項2】 前記シャッタ部材に設けられたシャッタ
    作動部が前記画像形成装置本体にプロセスカートリッジ
    が挿入される際に画像形成装置本体側に設けられた曲面
    部と最初に接触してシャッタ部材が保護位置から退避位
    置への移動を開始することを特徴とする請求項1に記載
    のプロセスカートリッジ。
  3. 【請求項3】 カートリッジ挿入ガイドレールと同一面
    としたシャッタ開放レールに係合可能なシャッタ作動部
    を有することを特徴とする請求項1に記載のプロセスカ
    ートリッジ。
  4. 【請求項4】 前記シャッタ部材の保護位置から退避位
    置への移動がプロセスカートリッジが画像形成装置本体
    に挿入されることで行われることを特徴とする請求項1
    から3の何れか1つに記載のプロセスカートリッジ。
  5. 【請求項5】 前記シャッタ部材の保護位置から退避位
    置への移動方向がプロセスカートリッジの画像形成装置
    本体への挿入方向と逆方向であるように構成されたこと
    を特徴とする請求項1から3の何れか1つに記載のプロ
    セスカートリッジ。
  6. 【請求項6】 前記シャッタ部材の移動経路に沿って、
    前記トナー収納容器にトナー収納容器内のトナー量を検
    知するために画像形成装置本体に有するトナーセンサの
    当接部を有し、前記シャッタ部材の退避位置は、シャッ
    タ部材が前記トナーセンサの当接部を越えた位置にある
    ことを特徴とする請求項1から5の何れか1つに記載の
    プロセスカートリッジ。
  7. 【請求項7】 前記プロセスカートリッジのトナー収納
    容器内にトナーセンサの当接部位置のトナーを清掃する
    ための往復移動可能な第一清掃手段及び第二清掃手段を
    有することを特徴とする請求項6に記載のプロセスカー
    トリッジ。
  8. 【請求項8】 請求項1から7に記載の画像形成装置本
    体はレーザビームによる電子写真プロセスを画像形成手
    段とするものであることを特徴とするプロセスカートリ
    ッジ。
  9. 【請求項9】 請求項1から7に記載の画像形成装置本
    体は通信回線から受信した画像を送信されて前記受信画
    像を形成させる通信手段を備えたファクシミリ装置であ
    ることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  10. 【請求項10】 請求項1から7に記載の画像形成装置
    本体は画像読取手段によって読取った画像を記録する手
    段を備えたことを特徴とする画像読取記録装置であるこ
    とを特徴とするプロセスカートリッジ。
  11. 【請求項11】 前記プロセスカートリッジとは、帯電
    手段、またはクリーニング手段と現像手段及び電子写真
    感光体ドラムとを一体的にカートリッジ化し、このカー
    トリッジを画像形成装置本体に対して着脱可能とする請
    求項1から10の何れか1つに記載のプロセスカートリ
    ッジ。
  12. 【請求項12】 前記プロセスカートリッジとは帯電手
    段、クリーニング手段の少なくとも1つと現像手段及び
    電子写真感光体ドラムとを一体的にカートリッジ化して
    画像形成装置本体に対して着脱可能とする請求項1から
    10の何れか1つに記載のプロセスカートリッジ。
  13. 【請求項13】 前記プロセスカートリッジとは現像手
    段と電子写真感光体ドラムとを一体的にカートリッジ化
    して画像形成装置本体に着脱可能とする請求項1から1
    0の何れか1つに記載のプロセスカートリッジ。
  14. 【請求項14】 プロセスカートリッジを着脱可能で記
    録媒体に画像を形成する電子写真画像形成装置におい
    て、 a.電子写真感光体ドラムと、 前記電子写真感光体ドラム上の潜像をトナーを用いて現
    像する現像手段と、 前記現像手段で用いられるトナーを収納するトナー収納
    容器と、 画像形成装置本体のシャッタ開放レールと係合して前記
    電子写真感光体ドラムを保護する保護位置と、前記保護
    位置から退避する退避位置とを移動可能なシャッタ部材
    のシャッタ作動部と、 画像形成装置本体側に設けられたプロセスカートリッジ
    の挿入をガイドするカートリッジ挿入ガイドレールと係
    合する挿入ガイドと、を有し、 前記画像形成装置本体にプロセスカートリッジを挿入さ
    れる際に前記挿入ガイドが前記ガイドレールと嵌合する
    以前に前記シャッタ部材のシャッタ作動部がシャッタ開
    放レールと係合してシャッタ部材が保護位置から退避位
    置への移動を開始するプロセスカートリッジを取り外し
    可能に装着する装着手段と、 b.前記記録媒体を搬送するための搬送手段と、 c.前記シャッタ作動部に作用してシャッタ部材を作動
    するシャッタ開放レールと、を有することを特徴とする
    電子写真画像形成装置。
  15. 【請求項15】 プロセスカートリッジを着脱可能で記
    録媒体に画像を形成する電子写真画像形成装置におい
    て、 a.電子写真感光体ドラムと、 前記電子写真感光体ドラム上の潜像をトナーを用いて現
    像する現像手段と、 前記現像手段で用いられるトナーを収納し、画像形成装
    置本体に備えるトナーセンサにより内部のトナーの有無
    を検知される前記トナーセンサの当接部を備えたトナー
    収納容器と、 画像形成装置本体のシャッタ開放レールと係合して前記
    電子写真感光体ドラムを保護する保護位置と、前記保護
    位置から退避する退避位置とを移動可能なシャッタ部材
    のシャッタ作動部と、 画像形成装置本体側に設けられたプロセスカートリッジ
    の挿入をガイドするカートリッジ挿入ガイドレールと係
    合する挿入ガイドと、を有し、 前記画像形成装置本体にプロセスカートリッジが挿入さ
    れる際に前記挿入ガイドが前記ガイドレールと嵌合する
    以前に前記シャッタ部材のシャッタ作動部がシャッタ開
    放レールと係合してシャッタ部材が保護位置から退避位
    置への移動を開始すると共に退避位置はシャッタ部材が
    前記トナーセンサの当接部を越えた位置にあるプロセス
    カートリッジを取り外し可能に装着する装着手段と、 b.前記記録媒体を搬送するための搬送手段と、 c.前記シャッタ作動部に作用してシャッタ部材を作動
    するシャッタ開放レールと、 d.前記トナー収納容器に当接してトナー収納容器内の
    トナーの有無を検知するトナーセンサと、を有すること
    を特徴とする電子写真画像形成装置。
  16. 【請求項16】 請求項2から13に記載の何れか1つ
    のプロセスカートリッジを着脱可能な請求項14に記載
    の電子写真画像形成装置。
  17. 【請求項17】 請求項2から5、7から13の何れか
    1つに記載のプロセスカートリッジを着脱可能な請求項
    15に記載の電子写真画像形成装置。
  18. 【請求項18】 前記電子写真画像形成装置はレーザー
    ビームによる電子写真プロセスを画像形成手段とするも
    のであることを特徴とする請求項14又は15の何れか
    1つに記載の電子写真画像形成装置。
  19. 【請求項19】 前記電子写真画像形成装置は通信回線
    から受信した画像を送信されて前記受信画像を形成させ
    る通信手段を備えたファクシミリ装置であることを特徴
    とする請求項14又は15の何れか1つに記載の電子写
    真画像形成装置。
  20. 【請求項20】 前記電子写真画像形成装置は画像読取
    手段によって読取った画像を記録する手段を備えた画像
    記録装置であることを特徴とする請求項14又は15の
    何れか1つに記載の電子写真画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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