JPH10206943A - 低コストカメラ用のフラッシュ回路 - Google Patents
低コストカメラ用のフラッシュ回路Info
- Publication number
- JPH10206943A JPH10206943A JP10004776A JP477698A JPH10206943A JP H10206943 A JPH10206943 A JP H10206943A JP 10004776 A JP10004776 A JP 10004776A JP 477698 A JP477698 A JP 477698A JP H10206943 A JPH10206943 A JP H10206943A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flash
- voltage
- circuit
- capacitor
- oscillation
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05B—ELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
- H05B41/00—Circuit arrangements or apparatus for igniting or operating discharge lamps
- H05B41/14—Circuit arrangements
- H05B41/30—Circuit arrangements in which the lamp is fed by pulses, e.g. flash lamp
- H05B41/32—Circuit arrangements in which the lamp is fed by pulses, e.g. flash lamp for single flash operation
- H05B41/325—Circuit arrangements in which the lamp is fed by pulses, e.g. flash lamp for single flash operation by measuring the incident light
Landscapes
- Stroboscope Apparatuses (AREA)
- Discharge-Lamp Control Circuits And Pulse- Feed Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 低コスト写真カメラ用のフラッシュ回路を提
供する。 【解決手段】 電圧依存抵抗が、フラッシュ準備表示灯
を点灯させ、又はフラッシュ充電回路内の自己発振を阻
止するために発振終了デバイスを作動させるようなフラ
ッシュ回路での制御をなすようフラッシュコンデンサ充
電電圧検知デバイスとして用いられる。
供する。 【解決手段】 電圧依存抵抗が、フラッシュ準備表示灯
を点灯させ、又はフラッシュ充電回路内の自己発振を阻
止するために発振終了デバイスを作動させるようなフラ
ッシュ回路での制御をなすようフラッシュコンデンサ充
電電圧検知デバイスとして用いられる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は写真の分野に関し、
より詳細にはリサイクル可能な一回使用のカメラのよう
な低コスト写真カメラ用のフラッシュ回路に関する。
より詳細にはリサイクル可能な一回使用のカメラのよう
な低コスト写真カメラ用のフラッシュ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】低コストの一回使用写真カメラに対する
非常に競争の激しい、大きな規模の市場で、製造コスト
の低減は設計及び開発段階での重要な問題である。米国
特許第5574337号はイーストマンコダック社によ
り製造される一回使用のカメラで現在用いられている効
率の良いフラッシュ回路を開示し、これは最小の部品を
用いて、主フラッシュコンデンサーが完全に充電された
ときにフラッシュ充電動作を終了させるようフラッシュ
充電フィードバックセンサ回路の使用によりバッテリー
の電力消費を節約する。自動充電再開機能はまた各写真
撮影の終わりにフラッシュコンデンサの充電を再開する
ために用いられる。
非常に競争の激しい、大きな規模の市場で、製造コスト
の低減は設計及び開発段階での重要な問題である。米国
特許第5574337号はイーストマンコダック社によ
り製造される一回使用のカメラで現在用いられている効
率の良いフラッシュ回路を開示し、これは最小の部品を
用いて、主フラッシュコンデンサーが完全に充電された
ときにフラッシュ充電動作を終了させるようフラッシュ
充電フィードバックセンサ回路の使用によりバッテリー
の電力消費を節約する。自動充電再開機能はまた各写真
撮影の終わりにフラッシュコンデンサの充電を再開する
ために用いられる。
【0003】上記’337号特許の回路はフラッシュコ
ンデンサ充電電圧センサ及び固定抵抗と直列のネオン準
備灯を用いた表示器配置を提供する。フラッシュコンデ
ンサが所定の充電レベルに達したときにネオン準備灯が
消え、フラッシュ写真を撮影するべくフラッシュ管を作
動させるために充分なフラッシュコンデンサ電荷が存在
することを示すように光り始める。フィードバック回路
はフラッシュ充電電圧が完全充電条件を示す最大充電電
圧に達したときに固定抵抗にわたる電圧に応答して降伏
して導通する従来のツェナーダイオードを含む。ツェナ
ーダイオードが導通するときにそれはフラッシュ充電回
路の動作をオフにするシャントスイッチ(トランジス
タ)をトリガーする。ネオン表示灯及びツェナーフィー
ドバックダイオードが従来技術のカメラフラッシュ回路
の多くの例で用いられてきた。上記の例に加えてネオン
表示灯の代わりに低コストの発光ダイオード(LED)
と直列にツェナーダイオードを用いるフラッシュ回路が
また知られている。しかしながらツェナーダイオード及
びネオン表示器を用いるのは比較的コストが高く、より
コストの低い代替物を見つけることが望ましい。
ンデンサ充電電圧センサ及び固定抵抗と直列のネオン準
備灯を用いた表示器配置を提供する。フラッシュコンデ
ンサが所定の充電レベルに達したときにネオン準備灯が
消え、フラッシュ写真を撮影するべくフラッシュ管を作
動させるために充分なフラッシュコンデンサ電荷が存在
することを示すように光り始める。フィードバック回路
はフラッシュ充電電圧が完全充電条件を示す最大充電電
圧に達したときに固定抵抗にわたる電圧に応答して降伏
して導通する従来のツェナーダイオードを含む。ツェナ
ーダイオードが導通するときにそれはフラッシュ充電回
路の動作をオフにするシャントスイッチ(トランジス
タ)をトリガーする。ネオン表示灯及びツェナーフィー
ドバックダイオードが従来技術のカメラフラッシュ回路
の多くの例で用いられてきた。上記の例に加えてネオン
表示灯の代わりに低コストの発光ダイオード(LED)
と直列にツェナーダイオードを用いるフラッシュ回路が
また知られている。しかしながらツェナーダイオード及
びネオン表示器を用いるのは比較的コストが高く、より
コストの低い代替物を見つけることが望ましい。
【0004】バリスタと一般に称される電圧依存抵抗は
入来する電圧スパイク又はサージから下流の回路を保護
するための高電圧抑制デバイスとして典型的に用いられ
ることが知られている。バリスタはある添加物を有する
酸化亜鉛を主体に構成される。その構造はバックトウバ
ックツェナーダイオードに類似の電気的な振る舞いを提
供するP−N接合特性を提供する粒子の境界により分離
された導電性酸化亜鉛粒子のマトリックスからなる。バ
リスタのコストはツェナーダイオードより若干低い。一
方で、注意すべきことはバリスタは回路保護デバイスと
して一般に用いられており、電圧センサデバイスとして
全く知られていないことはないとしても、用いられてき
たことはほとんど知られていないということである。特
にバリスタはカメラフラッシュ回路で電圧センサとして
用いられてこなかったものである。例えば電圧スパイク
のような高負荷サージを一般に受容するので、回路保護
デバイスにおいては実際カメラフラッシュ回路で遭遇す
るような回路動作の型に対するセンサとしてそれらがよ
い候補であるとは考えられていなかった。
入来する電圧スパイク又はサージから下流の回路を保護
するための高電圧抑制デバイスとして典型的に用いられ
ることが知られている。バリスタはある添加物を有する
酸化亜鉛を主体に構成される。その構造はバックトウバ
ックツェナーダイオードに類似の電気的な振る舞いを提
供するP−N接合特性を提供する粒子の境界により分離
された導電性酸化亜鉛粒子のマトリックスからなる。バ
リスタのコストはツェナーダイオードより若干低い。一
方で、注意すべきことはバリスタは回路保護デバイスと
して一般に用いられており、電圧センサデバイスとして
全く知られていないことはないとしても、用いられてき
たことはほとんど知られていないということである。特
にバリスタはカメラフラッシュ回路で電圧センサとして
用いられてこなかったものである。例えば電圧スパイク
のような高負荷サージを一般に受容するので、回路保護
デバイスにおいては実際カメラフラッシュ回路で遭遇す
るような回路動作の型に対するセンサとしてそれらがよ
い候補であるとは考えられていなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は低コス
ト写真カメラ用のフラッシュ回路を提供することにあ
る。
ト写真カメラ用のフラッシュ回路を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、フラッ
シュ発光要素と、該要素を発光させるためにエネルギー
を供給するフラッシュコンデンサと、該コンデンサを充
電する発振回路とからなる低コストカメラ用のフラッシ
ュ回路であって、電圧が所定のレベルに達したときにフ
ラッシュ回路の部品に制御効果を生じさせるために該フ
ラッシュコンデンサに蓄積されたエネルギーに比例する
電圧を検知する電圧依存抵抗を含む電圧検知回路からな
ることを特徴とするフラッシュ回路が提供される。
シュ発光要素と、該要素を発光させるためにエネルギー
を供給するフラッシュコンデンサと、該コンデンサを充
電する発振回路とからなる低コストカメラ用のフラッシ
ュ回路であって、電圧が所定のレベルに達したときにフ
ラッシュ回路の部品に制御効果を生じさせるために該フ
ラッシュコンデンサに蓄積されたエネルギーに比例する
電圧を検知する電圧依存抵抗を含む電圧検知回路からな
ることを特徴とするフラッシュ回路が提供される。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明のこれらの及び他の特徴、
目的、利点は以下に図を参照して好ましい実施例の詳細
な説明を参照することにより明確に理解されよう。図を
参照するに、図1には図2に示される安価な一回使用カ
メラ10で使用される本発明によるフラッシュ回路が示
される。カメラは本体14、撮影レンズ16、シャッタ
ー作動ボタン18、フラッシュ充電ボタン19、ビュー
ファインダー20、フラッシュ管24を含むフラッシュ
装置22を含む。カメラ本体14は他のカメラ部品に関
して所定の露光位置に写真フィルムを受容し、配置する
よう適合される。シャッター作動ボタン18はフラッシ
ュ装置22からの補助的な照明で光学系を通してフィル
ムを露出するシーケンスを始動する。フラッシュ充電ボ
タン19は図1のフラッシュ回路で瞬間スイッチ42に
結合され、これは露光シーケンスの前にフラッシュ充電
サイクルを開始する。カメラはビューファインダー20
の助けで撮影対象に向けられる。スイッチ21はフィル
ム上に記録される画像フレームの縦横比データのカメラ
ユーザーによる選択用に設けられる。
目的、利点は以下に図を参照して好ましい実施例の詳細
な説明を参照することにより明確に理解されよう。図を
参照するに、図1には図2に示される安価な一回使用カ
メラ10で使用される本発明によるフラッシュ回路が示
される。カメラは本体14、撮影レンズ16、シャッタ
ー作動ボタン18、フラッシュ充電ボタン19、ビュー
ファインダー20、フラッシュ管24を含むフラッシュ
装置22を含む。カメラ本体14は他のカメラ部品に関
して所定の露光位置に写真フィルムを受容し、配置する
よう適合される。シャッター作動ボタン18はフラッシ
ュ装置22からの補助的な照明で光学系を通してフィル
ムを露出するシーケンスを始動する。フラッシュ充電ボ
タン19は図1のフラッシュ回路で瞬間スイッチ42に
結合され、これは露光シーケンスの前にフラッシュ充電
サイクルを開始する。カメラはビューファインダー20
の助けで撮影対象に向けられる。スイッチ21はフィル
ム上に記録される画像フレームの縦横比データのカメラ
ユーザーによる選択用に設けられる。
【0008】図1中フラッシュ回路12は、フラッシュ
電源回路28、フラッシュ充電コンデンサ30、フラッ
シュトリガー回路60、フラッシュ管24を含む。フラ
ッシュ電源回路28はバッテリー35、自己発振フラッ
シュ充電回路40、整流ダイオード49を含む。フラッ
シュ準備表示器(ready indicator)回
路はLED準備灯38、電流制限抵抗39、及び本発明
の一つの特徴であるバリスタ51からなり、これはフラ
ッシュコンデンサ30にわたる充電電圧がフラッシュ管
24でフラッシュ発光を維持するのに充分な所定のレベ
ルに達したときにLEDを点灯する。発振素子フィード
バック回路50はPNPトランジスタスイッチ53、及
び本発明の他の特徴であるバリスタ52からなり、これ
はフラッシュコンデンサ30にわたる充電電圧が完全充
電に達して、充電回路40の発振を止めるときにトリガ
トランジスタ53を導通するよう抵抗39にわたる電圧
に応答する。コンデンサ56は充電回路40で効率的な
ダイオードとして設けられ、また各写真撮影の後に充電
回路40で発振を再開するよう充電フィードバックを増
強するために提供される。
電源回路28、フラッシュ充電コンデンサ30、フラッ
シュトリガー回路60、フラッシュ管24を含む。フラ
ッシュ電源回路28はバッテリー35、自己発振フラッ
シュ充電回路40、整流ダイオード49を含む。フラッ
シュ準備表示器(ready indicator)回
路はLED準備灯38、電流制限抵抗39、及び本発明
の一つの特徴であるバリスタ51からなり、これはフラ
ッシュコンデンサ30にわたる充電電圧がフラッシュ管
24でフラッシュ発光を維持するのに充分な所定のレベ
ルに達したときにLEDを点灯する。発振素子フィード
バック回路50はPNPトランジスタスイッチ53、及
び本発明の他の特徴であるバリスタ52からなり、これ
はフラッシュコンデンサ30にわたる充電電圧が完全充
電に達して、充電回路40の発振を止めるときにトリガ
トランジスタ53を導通するよう抵抗39にわたる電圧
に応答する。コンデンサ56は充電回路40で効率的な
ダイオードとして設けられ、また各写真撮影の後に充電
回路40で発振を再開するよう充電フィードバックを増
強するために提供される。
【0009】自己発振充電回路40の動作はフラッシュ
充電ボタン19が押されたときに開始する。これは瞬間
スイッチ42を閉じ、それによりバッテリ35から抵抗
44を介して高利得トランジスタ46、48への電流を
確立し、それにより充電トランス41の一次巻線を通る
電流を流す。トランス41の二次巻線に誘導された昇圧
された電圧は一次巻線での電流を継続するようトランジ
スタ46のベースにフィードバックされる。トランスが
飽和したときにトランスの周囲の磁界は急落し、故に二
次巻線の電流は逆転し、トランジスタ46のベース電流
をオフし、それにより発振のサイクルを完了する。トラ
ンス41の二次側の変動磁界により生ずるトランジスタ
46のベースのノイズはトランジスタ46を導通させる
ために充分であり、それによりサイクルが再開する。ト
ランジスタ46、48は瞬間スイッチ42が開又は閉の
いずれかで発振を維持するのに充分なループ利得を提供
する。抵抗45はトランジスタ46、48の高利得によ
りそうでなければ生ずるフッラッシュ充電回路の偶発的
な開始を防ぐためにバッテリバウンス等により生ずる衝
撃電流を吸収するダンピング機能を提供する。コンデン
サ56は470pfのような小さな値のコンデンサであ
り、コンデンサ再充電サイクル時間の所望の迅速さを提
供するよう発信周波数を発生するために知られた方法で
一定の大きさに作られる。トランス41の二次側で発振
する電流はダイオード49で整流され、端子30aで約
330ボルトの負の完全充電電圧にフラッシュ充電コン
デンサ30を充電する。
充電ボタン19が押されたときに開始する。これは瞬間
スイッチ42を閉じ、それによりバッテリ35から抵抗
44を介して高利得トランジスタ46、48への電流を
確立し、それにより充電トランス41の一次巻線を通る
電流を流す。トランス41の二次巻線に誘導された昇圧
された電圧は一次巻線での電流を継続するようトランジ
スタ46のベースにフィードバックされる。トランスが
飽和したときにトランスの周囲の磁界は急落し、故に二
次巻線の電流は逆転し、トランジスタ46のベース電流
をオフし、それにより発振のサイクルを完了する。トラ
ンス41の二次側の変動磁界により生ずるトランジスタ
46のベースのノイズはトランジスタ46を導通させる
ために充分であり、それによりサイクルが再開する。ト
ランジスタ46、48は瞬間スイッチ42が開又は閉の
いずれかで発振を維持するのに充分なループ利得を提供
する。抵抗45はトランジスタ46、48の高利得によ
りそうでなければ生ずるフッラッシュ充電回路の偶発的
な開始を防ぐためにバッテリバウンス等により生ずる衝
撃電流を吸収するダンピング機能を提供する。コンデン
サ56は470pfのような小さな値のコンデンサであ
り、コンデンサ再充電サイクル時間の所望の迅速さを提
供するよう発信周波数を発生するために知られた方法で
一定の大きさに作られる。トランス41の二次側で発振
する電流はダイオード49で整流され、端子30aで約
330ボルトの負の完全充電電圧にフラッシュ充電コン
デンサ30を充電する。
【0010】充電動作の途中でコンデンサ30にわたる
電圧が端子30aで例えば約ー270vであるフラッシ
ュ管24で発光を維持するのに充分な所定の電圧レベル
に達したときにバリスタ51はLED38を介して電流
を流し始めるよう降伏し、抵抗39はそれにより準備灯
を点灯し、ユーザーに露光シーケンスを開始するために
フラッシュコンデンサ30に充分な電荷が存在すること
を知らせる。一旦バリスタ51が降伏して導通すると、
電圧降下は抵抗39にわたり発生し、これはまたフラッ
シュコンデンサ30の充電電圧に比例する。コンデンサ
30の充電は端子30aの電圧がー330vに到達する
まで継続する。フラッシュコンデンサ30がこのように
完全に充電されたときに抵抗39にわたる電圧はバリス
タ52を降伏させ、導通させ始める。トランジスタ53
のベースを通過する得られた電流はトランジスタをオン
にする。これは自己発振充電回路40のトランジスタ4
6のベースを接地し、それにより自己発振を阻止し、コ
ンデンサ30の更なる充電を止める。バリスタ51、5
2の降伏及び導通の実際の電圧は設計における選択の問
題であり、適切なバリスタが選択された設計に合致する
よう市販品を入手可能である。バリスタ51、52の使
用は従来使用されてきたネオン灯及び/又はツェナーダ
イオードより数セントのコストまで節約し、回路保護の
目的でサージ抑制デバイスとしてではなく、特にカメラ
フラッシュ回路で電圧検知デバイスとしてこれらの部品
の新たな使用を提供するものである。
電圧が端子30aで例えば約ー270vであるフラッシ
ュ管24で発光を維持するのに充分な所定の電圧レベル
に達したときにバリスタ51はLED38を介して電流
を流し始めるよう降伏し、抵抗39はそれにより準備灯
を点灯し、ユーザーに露光シーケンスを開始するために
フラッシュコンデンサ30に充分な電荷が存在すること
を知らせる。一旦バリスタ51が降伏して導通すると、
電圧降下は抵抗39にわたり発生し、これはまたフラッ
シュコンデンサ30の充電電圧に比例する。コンデンサ
30の充電は端子30aの電圧がー330vに到達する
まで継続する。フラッシュコンデンサ30がこのように
完全に充電されたときに抵抗39にわたる電圧はバリス
タ52を降伏させ、導通させ始める。トランジスタ53
のベースを通過する得られた電流はトランジスタをオン
にする。これは自己発振充電回路40のトランジスタ4
6のベースを接地し、それにより自己発振を阻止し、コ
ンデンサ30の更なる充電を止める。バリスタ51、5
2の降伏及び導通の実際の電圧は設計における選択の問
題であり、適切なバリスタが選択された設計に合致する
よう市販品を入手可能である。バリスタ51、52の使
用は従来使用されてきたネオン灯及び/又はツェナーダ
イオードより数セントのコストまで節約し、回路保護の
目的でサージ抑制デバイスとしてではなく、特にカメラ
フラッシュ回路で電圧検知デバイスとしてこれらの部品
の新たな使用を提供するものである。
【0011】フラッシュトリガー回路60は従来技術で
あり、その動作はよく知られている。要約すると回路6
0はトリガーコンデンサ61、トランス62、フラッシ
ュ管トリガー電極64、フラッシュ同期スイッチ66を
含む。動作に於いて同期スイッチ66は露光シーケンス
の適切な時間までカメラシャッター機構により閉鎖され
る。コンデンサ61はフラッシュ放電管25内のガスを
イオン化するトリガ電極64に高電圧を誘導するようト
ランス62の一次巻線を介して放電する。フラッシュコ
ンデンサ30はフラッシュ管24を介して放電し、ガス
を励起し、所望のフラッシュ発光を放射する。高い価の
絶縁抵抗65はフラッシュ充電コンデンサ30と同じレ
ベルにトリガコンデンサ60にわたるDC充電電圧を維
持し、一方でフラッシュトリガー動作中にコンデンサ3
0への電流の漏れを最小にするよう設けられる。
あり、その動作はよく知られている。要約すると回路6
0はトリガーコンデンサ61、トランス62、フラッシ
ュ管トリガー電極64、フラッシュ同期スイッチ66を
含む。動作に於いて同期スイッチ66は露光シーケンス
の適切な時間までカメラシャッター機構により閉鎖され
る。コンデンサ61はフラッシュ放電管25内のガスを
イオン化するトリガ電極64に高電圧を誘導するようト
ランス62の一次巻線を介して放電する。フラッシュコ
ンデンサ30はフラッシュ管24を介して放電し、ガス
を励起し、所望のフラッシュ発光を放射する。高い価の
絶縁抵抗65はフラッシュ充電コンデンサ30と同じレ
ベルにトリガコンデンサ60にわたるDC充電電圧を維
持し、一方でフラッシュトリガー動作中にコンデンサ3
0への電流の漏れを最小にするよう設けられる。
【0012】トリガ回路に放出されたエネルギーは写真
撮影動作の終わりで自己発振動作を再開するよう自己発
振充電回路40にフィードバックされる。通常は充分な
フィードバックがトランジスタ46、48による導通を
引き起こすよう発振トランス41の二次側を通して生ず
る。しかしながら抵抗45の存在によりフラッシュコン
デンサが270ボルトのような低レベルに放電された後
にフラッシュが開始された場合にトランス41を介した
フィードバックはトランジスタ46、48を導通するよ
う駆動するのに充分ではない。通常はトランジスタ46
のベースから接地に接続されるコンデンサ56はその代
わり回路40の発振を再開するようフラッシュ発光回路
からエネルギーのフィードバックを増強するために、効
率的なAC接地端子である端子30aに接続される。
撮影動作の終わりで自己発振動作を再開するよう自己発
振充電回路40にフィードバックされる。通常は充分な
フィードバックがトランジスタ46、48による導通を
引き起こすよう発振トランス41の二次側を通して生ず
る。しかしながら抵抗45の存在によりフラッシュコン
デンサが270ボルトのような低レベルに放電された後
にフラッシュが開始された場合にトランス41を介した
フィードバックはトランジスタ46、48を導通するよ
う駆動するのに充分ではない。通常はトランジスタ46
のベースから接地に接続されるコンデンサ56はその代
わり回路40の発振を再開するようフラッシュ発光回路
からエネルギーのフィードバックを増強するために、効
率的なAC接地端子である端子30aに接続される。
【0013】本発明は好ましい実施例を参照して説明さ
れてきた。しかしながら変更及び改善は本発明の範囲か
ら離れることなく当業者によりなされうるものである。
れてきた。しかしながら変更及び改善は本発明の範囲か
ら離れることなく当業者によりなされうるものである。
【図1】本発明による電圧検知抵抗電圧センサを用いた
カメラフラッシュの回路図である。
カメラフラッシュの回路図である。
【図2】本発明が特に有用である一回使用カメラの概略
図である。
図である。
10 カメラ 12 フラッシュ回路 14 カメラ本体 16 撮影レンズ 18 シャッター動作ボタン 20 ビューファインダー 22 フラッシュ装置 24 フラッシュ管 28 フラッシュ電力供給回路 30 フラッシュ充電コンデンサ 35 バッテリ 38 LED準備灯 40 自己発振フラッシュ充電回路 41 充電トランス 42 瞬間スイッチ 44、45 抵抗 46。48 トランジスタ 49 ダイオード 50 発振阻止フィードバック回路 51、52 電圧検知バリスタ 53 トランジスタスイッチ 56 コンデンサ 60 フラッシュトリガ回路 61 トリガコンデンサ 62 トリガトランス 64 フラッシュ管トリガ電極 65 絶縁抵抗 66 フラッシュ同期スイッチ
Claims (3)
- 【請求項1】 フラッシュ発光要素と、該要素を発光さ
せるためにエネルギーを供給するフラッシュコンデンサ
と、該コンデンサを充電する発振回路とからなる低コス
トカメラ用のフラッシュ回路であって、 電圧が所定のレベルに達したときにフラッシュ回路の部
品に制御効果を生じさせるために該フラッシュコンデン
サに蓄積されたエネルギーに比例する電圧を検知する電
圧依存抵抗を含む電圧検知回路よりなるフラッシュ回
路。 - 【請求項2】 該電圧検知回路は、該フラッシュコンデ
ンサにわたり直列に結合された該電圧依存抵抗及び発光
ダイオードを含むフラッシュ準備表示器からなる請求項
1記載のフラッシュ回路。 - 【請求項3】 該フラッシュ回路は自己発振充電回路を
含み、該電圧検知回路手段は電圧依存抵抗及び発振終了
デバイスを含む発振阻止フィードバック回路からなり、
該電圧依存抵抗は回路内で該終了デバイスと該自己発振
回路に結合され、該発振回路で発振を終了させるよう該
フラッシュコンデンサの完全充電電圧を表す電圧に応答
する請求項1記載のフラッシュ回路。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/783,168 US5814948A (en) | 1997-01-14 | 1997-01-14 | Flash circuit for low cost cameras |
US783168 | 1997-01-14 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10206943A true JPH10206943A (ja) | 1998-08-07 |
Family
ID=25128388
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10004776A Pending JPH10206943A (ja) | 1997-01-14 | 1998-01-13 | 低コストカメラ用のフラッシュ回路 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5814948A (ja) |
EP (1) | EP0853446A3 (ja) |
JP (1) | JPH10206943A (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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