JPH10206468A - 非接触電圧計測方法及び装置 - Google Patents
非接触電圧計測方法及び装置Info
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- JPH10206468A JPH10206468A JP869997A JP869997A JPH10206468A JP H10206468 A JPH10206468 A JP H10206468A JP 869997 A JP869997 A JP 869997A JP 869997 A JP869997 A JP 869997A JP H10206468 A JPH10206468 A JP H10206468A
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Abstract
必要がなく、低電圧で動作することができ携帯用にも適
した非接触電圧計測方法及び装置を提供することを目的
とする。 【解決手段】絶縁物の一部の表面を覆うことが可能な検
出電極111及び検出電極を覆うシールド電極112を
備えた検出プローブ11と、所定の周波数の信号を出力
する発振器12とを用い、発振器12の信号を検出電極
111に加えることによって、検出電極111と導体C
Dとの間のインピーダンスを計測し、導体CDに印加さ
れた電圧Exに起因して検出電極111から流出する電
流Ixを計測し、電流Ixとインピーダンスとから導体
CDに印加された電圧を計測する。
Description
どのように、絶縁物によって被覆された導体に印加され
る交流の電圧を、導体とは非接触で計測する方法及び装
置に関する。
用交流の電圧を測定するに当たって、交流電圧計が一般
的に用いられている。
は、測定用電極の一方を導体に接触させる必要があるの
で、絶縁電線の被覆の一部を剥離したり、又は測定用の
端子を予め設けておく必要があった。
導体に接触させることなく測定するために、絶縁電線の
絶縁被覆を覆うピックアップと、ピックアップを覆うシ
ールドと、ピックアップと接地との間に互いに直列に接
続された2つの抵抗器と、入力側が2つの抵抗器の接続
点に接続され且つ出力側がシールドに接続され、増幅度
が2つの抵抗器による分圧比の逆数に等しい演算増幅器
とからなる非接触電圧計測装置が提案されている(実開
平6−28748号)。
の非接触電圧計測装置によると、演算増幅器の出力を計
測点とするため、演算増幅器の出力が絶縁電線に印加さ
れている電圧と等しくなる。つまり、演算増幅器の出力
が100ボルト又は200ボルトなどのような高い電圧
となるので、高耐圧且つ高出力の演算増幅器を構成する
必要があり、装置の構成が複雑で高価になる欠点があ
る。また、装置に高電圧を供給する必要があるので携帯
用に不向きである。
ので、高耐圧且つ高出力の特殊な演算増幅器を用いる必
要がなく、低電圧で動作することができ携帯用にも適し
た非接触電圧計測方法及び装置を提供することを目的と
する。
法は、絶縁物によって被覆された導体に印加される交流
の電圧を前記導体とは非接触で計測する方法であって、
前記絶縁物の一部の表面を覆うことが可能な検出電極及
び前記検出電極を覆うシールド電極を備えた検出プロー
ブと、所定の周波数の信号を出力する発振器とを用い、
前記発振器の信号を前記検出電極に加えることによっ
て、前記検出電極と前記導体との間のインピーダンスを
計測し、前記導体に印加された電圧に起因して前記検出
電極から流出する電流を計測し、前記電流と前記インピ
ーダンスとから前記導体に印加された電圧を計測する。
の一部の表面を覆って前記導体の一部を外界から静電遮
蔽することが可能な検出電極及び前記検出電極を外界か
ら静電遮蔽するためのシールド電極を備えた検出プロー
ブと、所定の周波数の信号を出力する発振器とを用い、
前記検出プローブを前記絶縁物から離した状態で、前記
発振器の信号を検出用抵抗器を介して前記検出電極に加
えることによって前記検出電極と前記導体との間のイン
ピーダンスを計測し、前記検出プローブにより絶縁物の
一部の表面を覆った状態で、前記導体に印加された電圧
に起因して前記検出電極から流出する電流を計測し、前
記電流と前記インピーダンスとから前記導体に印加され
た電圧を計測する。
って被覆された導体に印加される交流の電圧を前記導体
とは非接触で計測する装置であって、前記絶縁物の一部
の表面を覆って前記導体の一部を外界から静電遮蔽する
ことが可能な検出電極及び前記検出電極を外界から静電
遮蔽するためのシールド電極を備えた検出プローブと、
所定の周波数の信号を出力する発振器と、前記発振器の
信号を検出用抵抗器を介して前記検出電極に加えること
によって前記検出電極と前記導体との間のインピーダン
スを計測するインピーダンス計測手段と、前記導体に印
加された電圧に起因して前記検出電極から流出する電流
を計測する流出電流計測手段と、前記電流と前記インピ
ーダンスとから前記導体に印加された電圧を計測する導
体電圧計測手段と、を有して構成される。
の一部の表面を覆って前記導体の一部を外界から静電遮
蔽することが可能な検出電極及び前記検出電極を外界か
ら静電遮蔽するためのシールド電極を備えた検出プロー
ブと、前記導体に印加される交流の電圧の周波数とは異
なる周波数の信号を出力し且つその出力インピーダンス
が充分に低い発振器と、前記発振器の出力と前記検出電
極とを接続する検出用抵抗器と、前記検出用抵抗器の両
端に現れる電圧に基づいて前記検出用抵抗器に流れる電
流を検出する電流検出手段と、前記電流検出手段から出
力される信号の中から前記発振器の信号のみを通過させ
る第1フィルタと、前記検出プローブを前記絶縁物から
離した状態で前記第1フィルタから出力される信号と前
記検出プローブにより絶縁物の一部の表面を覆った状態
で前記第1フィルタから出力される信号とに基づいて、
前記検出電極と前記導体との間の静電容量C1を計測す
る静電容量計測手段と、前記電流検出手段から出力され
る信号の中から前記導体に印加された電圧の周波数の信
号のみを通過させる第2フィルタと、前記第2フィルタ
から出力される信号に基づいて、前記導体に印加された
電圧に起因して前記検出電極から流出する電流を計測す
る流出電流計測手段と、前記電流と前記静電容量C1と
から前記導体に印加された電圧を計測する導体電圧計測
手段と、を有して構成される。
容量計測手段は、前記第1フィルタから出力される信号
を整流する整流器と、前記検出プローブを前記絶縁物か
ら離した状態で計測された前記検出電極と前記シールド
電極との間の静電容量C0を記憶する静電容量記憶手段
と、前記検出プローブにより絶縁物の一部の表面を覆っ
た状態で前記整流器から出力される信号と前記静電容量
記憶手段に記憶された静電容量C0とに基づいて前記静
電容量C1を求める静電容量演算手段と、を含み、前記
導体電圧計測手段は、前記積分器から出力される信号を
前記静電容量計測手段から出力される静電容量C1で除
す除算器を含む。
器は、その周波数が前記導体に印加される電圧の周波数
よりも高く設定されてなる。請求項7の発明に係る装置
では、計測された前記電圧に基づいて、前記導体によっ
て供給される電力を計測する電力計測手段が設けられて
なる。
1の構成を示すブロック図、図2は検出プローブ11の
構造の例を示す正面図、図4は電圧計測装置1の要部の
等価回路である。
抵抗器R1、検出プローブ11、発振器12、電流検出
部13、インピーダンス計測部14、流出電流計測部1
5、導体電圧計測部16、電力計測部17、及び表示部
18から構成されている。
Lの一部の表面を覆って導体CDの一部を外界から静電
遮蔽することが可能な円筒状の検出電極111、及び検
出電極111を外界から静電遮蔽するための円筒状のシ
ールド電極112を備えている。これら検出電極111
及びシールド電極112はいずれも円筒状であり、それ
らの長さは互いに同一である。その長さは例えば2〜4
cm程度である。検出電極111とシールド電極112
との間には、絶縁体からなる支持材113が設けられて
いる。
ルド電極112、及び支持材113は、直径方向の平面
によって分割されており、それぞれの部分に、軸115
を中心として回動可能なアーム114,114が取り付
けられている。アーム114,114の間には、それら
を互いに開く方向に付勢するバネ116が装着されてい
る。
態では、図2(A)に示すように開いた状態であり、作
業者がアーム114,114を手で握ってバネ116の
付勢力に抗して押さえることにより、図2(B)に示す
ように閉じた状態となる。検出プローブ11が閉じた状
態になると、センサーSE1によってその状態が検出さ
れる。
イッチ、近接センサー、フォトセンサー、その他の種々
のセンサーが用いられる。図示は省略したが、センサー
SE1のリード線、検出電極111及びシールド電極1
12に接続する電線などが設けられている。
流の周波数である50Hz又は60Hzよりも充分に高
い周波数、さらには、インバータなどから供給される可
能性のある500Hz程度の周波数よりも充分に高い周
波数、例えばその10倍程度の5KHzの周波数の正弦
波の一定の電圧Esの信号を出力する。発振器12の出
力インピーダンスは検出用抵抗器R1に比較して充分に
低く、したがって発振器12の出力と検出用抵抗器R1
との接続点は、検出電極111の側から見ると、接地さ
れているのと等価である。また、導体CDについても、
発振器12の側から見ると接地されているのと等価であ
る。
する電流及び検出電極111から流出する電流を検出
し、信号S1を出力する。本実施形態においては、検出
用抵抗器R1の両端に現れる電圧Erに基づいて、検出
用抵抗器R1に流れる電流Iを検出する。
て検出電極111に向かって流れ込む電流成分Isと、
検出電極111から発振器12に向かって流れ出る電流
成分Ixとが含まれる。したがって、電圧Erには、発
振器12の信号Esに起因して生じる電圧成分Ers
と、導体CDに印加される電圧Exに起因して生じる電
圧成分Erxとが含まれる。これらの電圧成分Ers,
Erxは、周波数fが互いに異なることによる特性を利
用し、フィルタなどを用いて弁別される。
の信号Esを検出用抵抗器R1を介して検出電極111
に加えることによって、検出電極111と導体CDとの
間のインピーダンスZwを計測する。
れた電圧Exに起因して検出電極111から流出する電
流Ixを計測する。導体電圧計測部16は、電流Ixと
インピーダンスZwとから、導体CDに印加された電圧
Exを計測する。
と、別途入力された電流とに基づいて、導体CDによっ
て負荷に供給される電力を計測する。表示部18は、計
測された電圧Ex又は電力を表示する。表示部18は、
メータを用いたアナログ式又は液晶などを用いたデジタ
ル式でもよい。
ータ応用設備を含む)の電圧測定を目的とする。そのた
め、発振器12の信号Esの周波数fsと導体CDに供
給される電圧Exの周波数fxとを異ならせ、それらに
よる電流成分をフィルタを用いて弁別する。これによっ
て処理が簡単となり構成が簡素化される。しかし、発振
器12の信号Esの周波数fsを電圧Exの周波数fx
と同一とし、例えば発振器12の信号Esの電圧値を周
期的に可変することによってインピーダンスZwを測定
することも可能である。
圧Exなどの計測値は、数値変換又は単位変換などを容
易に行うことができるので、それらの現象値に関連した
情報が得られればよく、必ずしもオーム、アンペア、又
はボルトなどの単位に対応する数値として得られる必要
はない。
部15、導体電圧計測部16などは、マイクロプロセッ
サ、ROM、RAMなどを用い、適切なプログラムを実
行することによって実現可能である。
て説明する。図3は本発明に係る他の実施形態の電圧計
測装置1Aの構成を示すブロック図である。
検出プローブ11、発振器12、電流検出部13、第1
フィルタとしてのバンドパスフィルタ21、整流器2
2、静電容量演算部23、浮遊容量検出部24、スイッ
チ25、第2フィルタとしてのローパスフィルタ26、
積分器27、及び除算器28から構成される。整流器2
2、静電容量演算部23、及び浮遊容量検出部24によ
って、静電容量計測手段としての静電容量計測部20が
構成されている。
インピーダンスZwは、それらの間の静電容量C1によ
るリアクタンスXC1が主であるので、Zwに代えてリ
アクタンスXC1つまり静電容量C1を計測するものと
する。
間の静電容量、検出用抵抗器R1への配線による浮遊容
量、その他の浮遊容量による合成の静電容量をC0と
し、これによるリアクタンスをXC0とする。静電容量
C0のことを「浮遊容量C0」ということがある。な
お、静電容量C1の値は10分の数pF〜数pF程度で
あり、浮遊容量C0の値は数pF〜十数pF程度であ
る。
C1、XC0に対して無視できる程度の小さい値とし、
例えば10〜1000KΩである。本実施形態において
は100KΩである。
抗器R1を通って検出電極111に流れ込む電流はIs
であり、検出電極111から発振器12に向かって流れ
出る電流はIxである。
て接地極(アース極)に流れ込む電流をIs0 、静電容
量C1及び導体CDを経て接地極に流れ込む電流をIs
1 とする。
振器12、及び電流検出部13は、電圧計測装置1に関
連して説明したものと同一であるので、ここでの説明は
省略する。
3から出力される信号S1の中から、発振器12の信号
Esによるもののみを通過させる。そのため、中心周波
数は発振器12の周波数fsと同一の5KHzであり、
遮断特性は18dB/oct以上となっている。
ら出力される信号S2を整流し、振幅に応じた信号S3
を出力する。浮遊容量検出部24は、検出プローブ11
を電線WRから離した状態において〔図2(A)に示す
状態〕、浮遊容量C0を計測して記憶する。具体的に
は、検出プローブ11が閉じる直前においてスイッチ2
5が開き、その瞬間の整流器22の出力信号S3に基づ
いて浮遊容量C0を計測し、その値を記憶する。
により絶縁物SLの表面を覆った状態で整流器22から
出力される信号S3と、浮遊容量検出部24に記憶され
た浮遊容量C0とに基づいて、静電容量C1を演算す
る。求められた静電容量C1は、信号S4として除算器
28に出力される。
から出力される信号S1の中から、導体CDに印加され
た電圧Exによるもののみを通過させる。そのため、カ
ットオフ周波数が導体CDに供給される最高の周波数
(500Hz)よりも高い800Hzであり、遮断特性
は18dB/oct以上となっている。
xの周波数が上述よりもさらに高い場合には、発振器1
2の信号Esの周波数fsをその10分の1程度となる
ように低くし、ローパスフィルタ26をハイパスフィル
タに変更することによって、2つの電流Is,Ixを弁
別することができる。
出力される信号S5を積分する。これによって、信号の
波形の位相補正を行う。積分器27は、本発明における
流出電流計測手段に相当する。図5に積分器27の回路
の例を示す。
信号S6(Erx)を静電容量演算部23から出力され
る信号S4(静電容量C1)で除すことによって、電圧
Exを求める。除算器28は、本発明における導体電圧
計測手段に相当する。
おける演算例について説明する。まず、検出プローブ1
1を開いた状態〔図2(A)に示す状態〕で、浮遊容量
C0の計測を行う。
1及び浮遊容量C0を経て接地に至る回路のインピーダ
ンスZ0は、 Z0=R1+jXC0 但し、jは虚数単位 であるが、検出用抵抗器R1はリアクタンスXC0に比
べて小さく、無視できるので、 Z0=XC0 としてよい。
号Esによって浮遊容量C0に流れ込む電流Is0 は、 Is0 =Es/Z0 =Es/XC0 ……(1) これによる検出用抵抗器R1の両端の電圧Erは、 Er=Is0 ×R1 =(Es×R1)/XC0 …(2) したがって、 XC0=(Es×R1)/Er C0=(Es×R1)/ωs・Er …(3) 但し、ωsは発振器12の信号Esの角周波数(ωs=
1/2πfs)である。
0の値が、浮遊容量検出部24に記憶される。次に、検
出プローブ11を閉じた状態〔図2(B)に示す状態〕
で、静電容量C1の計測を行う。
り、静電容量C1が加わることになる。したがって、発
振器12から見たインピーダンスZwは、 Zw=R1+jXCc ……(4) 但し、Cc=C0+C1 検出用抵抗器R1はリアクタンスXCcに比べて小さ
く、無視できるので、 Zw=XCc となる。
号Esによって検出用抵抗器R1に流れ込む電流Is
は、 Is=Es/Zw =Es/XCc ……(5) これによる検出用抵抗器R1の両端の電圧Erは、 Er=Is×R1 =(Es×R1)/XCc …(6) したがって、 XCc=(Es×R1)/Er また、XCcはωs(C0+C1)であるから、 C0+C1=(Es×R1)/ωs・Er …(7) この(7)式によって得られる静電容量(C0+C1)
の値が、信号S3として静電容量演算部23に入力され
る。
容量(C0+C1)の値から、浮遊容量検出部24に記
憶された浮遊容量C0の値を減算することにより、静電
容量C1を求め、これを除算器28に出力する。
導体CDに印加された電圧Exに起因する検出用抵抗器
R1の両端の電圧Erを求める。導体CDの側から見た
検出用抵抗器R1を経由する回路のインピーダンスZx
は、 Zx=R1+jXC1 ……(8) 検出用抵抗器R1はリアクタンスXC1に比べて小さ
く、無視できるので、 Zx=XC1 となる。
xによって検出用抵抗器R1に流れ込む電流Ixは、 Ix=Ex/Zx =Ex/XC1 ……(9) これによる検出用抵抗器R1の両端の電圧Erは、 Er=Ix×R1 =(Ex×R1)/XC1 =ωx×C1×(Ex×R1) …(10) 但し、ωxは導体CDに印加される電圧Exの角周波数
(ωx=1/2πfx)である。
(Ers)の値が、信号S6として除算器28に入力さ
れる。除算器28では、入力された電圧Erを、静電容
量演算部23から出力される静電容量C1を含む係数で
除すことにより、電圧Exを求める。すなわち、 Ex=Er/(ωx×C1×R1) ……(11) として求められる。
力され、これが図示しない表示部によって表示される。
また、求められた電圧Exと、別途検出された電線WR
に流れる電流Iとに基づいて電力が演算され、それが表
示部で表示される。
とともに、図示しないコンピュータへ入力し、コンピュ
ータにおいて種々の演算又はデジタル処理を行うように
することもできる。
静電容量C1の計測、電圧Exに起因する検出用抵抗器
R1の両端の電圧Erの演算、及び電圧Exの演算は、
検出プローブ11を閉じた瞬間に実行される。
線WRに印加された電圧Exを、絶縁物SLの上から容
易に計測することができる。したがって、絶縁物SLの
一部を剥離したり測定用の端子を予め設けておく必要が
ない。
測などは低電圧で行うことができるので、高耐圧又は高
出力の特殊な演算増幅器又は回路を用いる必要がない。
また、電源が低圧でよいので市販の乾電池などによって
容易に電源を得ることができ、携帯用にも好適である。
線の電線WRに印加された電圧Exを容易に計測できる
が、例えば、電圧計測装置1.1Aを複数台用い、2本
の電線の間に印加された電圧、又は3相の電線の各相の
電圧などを計測することもできる。その他、電圧計測装
置1.1Aにより、種々の電線、例えば、低圧、高圧、
屋内配線、配電線、送電線、制御盤の中の配線、又は電
気機器、回路素子などに印加された電圧、電力などを計
測することができる。
定電圧出力のものであるが、定電流出力のものであって
もよい。図6にその要部の回路の例を示す。上述の実施
形態においては、発振器12の信号Esの周波数fs
を、導体CDに供給される電圧Exの周波数fxと異な
らせたが、これらの周波数fx,fsが等しい場合に
は、例えば次のようにして計測することができる。
発振器12の出力電圧をEs1とEs2の2種類とし、
これらの電圧Es1,Es2を検出用抵抗器R1に時分
割的に印加する。その場合に、検出用抵抗器R1に流れ
る電流Is1,Is2は、 Is1=Es1/〔X・(C0+C1)〕+Ex/XC1 …(12) Is2=Es2/〔X・(C0+C1)〕+Ex/XC1 …(13) これら(12)(13)式より、 Is1−Is2=Es1/〔X・(C0+C1)〕 −Es2/〔X・(C0+C1)〕 =jωs(C0+C1)(Es1−Es2) …(14) この(14)式より静電容量C1を求めると、 C1=(Is1−Is2)/〔ωs(Es1−Es2)〕−ωsC0 …(15) となる。浮遊容量C0は上述と同一の手法で求められる
ので、これから電圧Exを計測することが可能である。
しかし、演算は上述したよりも複雑となる。
材料、電圧計測装置1,1Aの全体又は各部の構成、定
数、演算の順序、内容、タイミングなどは、本発明の主
旨に沿って適宜変更することができる。
高耐圧且つ高出力の特殊な演算増幅器を用いる必要がな
く、低電圧で動作することができ携帯用にも適した非接
触電圧計測方法及び装置を提供することができる。
単となり構成が簡素化される。請求項6の発明による
と、商用交流電源又はインバータにより供給される電源
の電圧を容易に計測することができる。
ク図である。
成を示すブロック図である。
回路の例を示す図である。
段) 15 流出電流計測部(流出電流計測手段) 20 静電容量計測部(静電容量計測手段) 21 バンドパスフィルタ(第1フィルタ) 22 整流器 23 静電容量演算部(静電容量演算手段) 24 浮遊容量検出部(静電容量記憶手段) 26 ローパスフィルタ(第2フィルタ) 27 積分器(流出電流計測手段) 28 除算器(導体電圧計測手段) 111 検出電極 112 シールド電極 R1 検出用抵抗器 CD 導体 SL 絶縁物
xによって検出用抵抗器R1に流れ込む電流Ixは、 Ix=Ex/Zx =Ex/XC1 ……(9) これによる検出用抵抗器R1の両端の電圧Erは、 Er=Ix×R1 =(Ex×R1)/XC1 =ωx×C1×(Ex×R1) …(10) 但し、ωxは導体CDに印加される電圧Exの角周波数
(ωx=2πfx)である。
Claims (7)
- 【請求項1】絶縁物によって被覆された導体に印加され
る交流の電圧を前記導体とは非接触で計測する方法であ
って、 前記絶縁物の一部の表面を覆うことが可能な検出電極及
び前記検出電極を覆うシールド電極を備えた検出プロー
ブと、所定の周波数の信号を出力する発振器とを用い、 前記発振器の信号を前記検出電極に加えることによっ
て、前記検出電極と前記導体との間のインピーダンスを
計測し、 前記導体に印加された電圧に起因して前記検出電極から
流出する電流を計測し、 前記電流と前記インピーダンスとから前記導体に印加さ
れた電圧を計測する、 ことを特徴とする非接触電圧計測方法。 - 【請求項2】絶縁物によって被覆された導体に印加され
る交流の電圧を前記導体とは非接触で計測する方法であ
って、 前記絶縁物の一部の表面を覆って前記導体の一部を外界
から静電遮蔽することが可能な検出電極及び前記検出電
極を外界から静電遮蔽するためのシールド電極を備えた
検出プローブと、所定の周波数の信号を出力する発振器
とを用い、 前記検出プローブを前記絶縁物から離した状態で、前記
発振器の信号を検出用抵抗器を介して前記検出電極に加
えることによって前記検出電極と前記導体との間のイン
ピーダンスを計測し、 前記検出プローブにより絶縁物の一部の表面を覆った状
態で、前記導体に印加された電圧に起因して前記検出電
極から流出する電流を計測し、 前記電流と前記インピーダンスとから前記導体に印加さ
れた電圧を計測する、 ことを特徴とする非接触電圧計測方法。 - 【請求項3】絶縁物によって被覆された導体に印加され
る交流の電圧を前記導体とは非接触で計測する装置であ
って、 前記絶縁物の一部の表面を覆って前記導体の一部を外界
から静電遮蔽することが可能な検出電極及び前記検出電
極を外界から静電遮蔽するためのシールド電極を備えた
検出プローブと、 所定の周波数の信号を出力する発振器と、 前記発振器の信号を検出用抵抗器を介して前記検出電極
に加えることによって前記検出電極と前記導体との間の
インピーダンスを計測するインピーダンス計測手段と、 前記導体に印加された電圧に起因して前記検出電極から
流出する電流を計測する流出電流計測手段と、 前記電流と前記インピーダンスとから前記導体に印加さ
れた電圧を計測する導体電圧計測手段と、 を有してなることを特徴とする非接触電圧計測装置。 - 【請求項4】絶縁物によって被覆された導体に印加され
る交流の電圧を前記導体とは非接触で計測する装置であ
って、 前記絶縁物の一部の表面を覆って前記導体の一部を外界
から静電遮蔽することが可能な検出電極及び前記検出電
極を外界から静電遮蔽するためのシールド電極を備えた
検出プローブと、 前記導体に印加される交流の電圧の周波数とは異なる周
波数の信号を出力し且つその出力インピーダンスが充分
に低い発振器と、 前記発振器の出力と前記検出電極とを接続する検出用抵
抗器と、 前記検出用抵抗器の両端に現れる電圧に基づいて前記検
出用抵抗器に流れる電流を検出する電流検出手段と、 前記電流検出手段から出力される信号の中から前記発振
器の信号のみを通過させる第1フィルタと、 前記検出プローブを前記絶縁物から離した状態で前記第
1フィルタから出力される信号と前記検出プローブによ
り絶縁物の一部の表面を覆った状態で前記第1フィルタ
から出力される信号とに基づいて、前記検出電極と前記
導体との間の静電容量C1を計測する静電容量計測手段
と、 前記電流検出手段から出力される信号の中から前記導体
に印加された電圧の周波数の信号のみを通過させる第2
フィルタと、 前記第2フィルタから出力される信号に基づいて、前記
導体に印加された電圧に起因して前記検出電極から流出
する電流を計測する流出電流計測手段と、 前記電流と前記静電容量C1とから前記導体に印加され
た電圧を計測する導体電圧計測手段と、 を有してなることを特徴とする非接触電圧計測装置。 - 【請求項5】前記静電容量計測手段は、 前記第1フィルタから出力される信号を整流する整流器
と、 前記検出プローブを前記絶縁物から離した状態で計測さ
れた前記検出電極と前記シールド電極との間の静電容量
C0を記憶する静電容量記憶手段と、 前記検出プローブにより絶縁物の一部の表面を覆った状
態で前記整流器から出力される信号と前記静電容量記憶
手段に記憶された静電容量C0とに基づいて前記静電容
量C1を求める静電容量演算手段と、 を含み、 前記導体電圧計測手段は、 前記積分器から出力される信号を前記静電容量計測手段
から出力される静電容量C1で除す除算器を含む、 請求項4記載の非接触電圧計測装置。 - 【請求項6】前記発振器は、その周波数が前記導体に印
加される電圧の周波数よりも高く設定されてなる、 請求項3乃至請求項5のいずれかに記載の非接触電圧計
測装置。 - 【請求項7】計測された前記電圧に基づいて、前記導体
によって供給される電力を計測する電力計測手段が設け
られてなる、 請求項3乃至請求項6のいずれかに記載の非接触電圧計
測装置。
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