JPH10206328A - 水質計 - Google Patents

水質計

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JPH10206328A
JPH10206328A JP1112397A JP1112397A JPH10206328A JP H10206328 A JPH10206328 A JP H10206328A JP 1112397 A JP1112397 A JP 1112397A JP 1112397 A JP1112397 A JP 1112397A JP H10206328 A JPH10206328 A JP H10206328A
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JP
Japan
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light transmission
transmission window
light
cleaning
water
Prior art date
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Pending
Application number
JP1112397A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinori Inasumi
義憲 稲住
Yoshiaki Harada
佳明 原田
Daisuke Yamamoto
大輔 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suido Kiko Kaisha Ltd
Original Assignee
Suido Kiko Kaisha Ltd
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Publication date
Application filed by Suido Kiko Kaisha Ltd filed Critical Suido Kiko Kaisha Ltd
Priority to JP1112397A priority Critical patent/JPH10206328A/ja
Publication of JPH10206328A publication Critical patent/JPH10206328A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水質計の光透過窓にキズを付けることなく光
透過窓を清浄に保つ。 【解決手段】 検水Wに含まれる濁質D(黒丸で示す)
が光透過窓18,20の表面に付着すると、光透過窓洗
浄用スプレイノズル1から空気を噴射し、気泡B(白丸
で示す)および気泡Bに押されてできる水流の勢いによ
り光透過窓18,20に付着した濁質Dを剥離させる。 【効果】 光透過窓の表面が固形物でこすられないの
で、光透過窓にキズを付けることなく、光透過窓を清浄
に保つことが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水質計に関し、さ
らに詳しくは、検水に浸漬された光透過窓を常に清浄に
保つことができる水質計に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、実公平5−15085号公報に
開示された浸漬型濁度計を示す模式図である。この浸漬
型濁度計500において、光電検出部51から出射され
た検出光は、光路部52を通り、検水容器53の中の検
水Wに照射される。そして、検水W中の懸濁物で散乱さ
れた散乱光の一部が、光路部52を通り、光電検出部5
1で検出され、濁度が測定される。なお、検水容器53
の底板54は、光電検出部51へ直接反射光を返さない
ように、斜めにされている。また、光路部下面洗浄用ブ
ラシ61と底板洗浄用ブラシ62とは、モータ63,ブ
ラシ回動軸64およびユニバーサルジョイント65によ
り揺動され、光路部52の下面を洗浄すると共に底板5
4を洗浄する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の浸漬型濁度
計500では、光路部下面洗浄用ブラシ61と底板洗浄
用ブラシ62とにより、光路部52の下面を洗浄すると
共に底板54を洗浄している。しかし、光路部52の下
面や底板54をブラシ61,62でこすると、光路部5
2の下面や底板54やブラシ61,62に付着していた
固形物(例えば微細な砂)で光路部52の下面や底板5
4がこすられて光路部52の下面や底板54にキズが付
き、測定に支障を生じる場合がある問題点があった。そ
こで、本発明の目的は、光透過窓にキズを付けることな
く、光透過窓を清浄に保つことができる水質計を提供す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の水質計は、第1
の光透過窓を通じて検水に測定用光を投光する投光手段
と、第2の光透過窓を通じて前記検水を経由した測定用
光を受光する受光手段とを備えており、前記第1の光透
過窓と前記第2の光透過窓の少なくとも一方が前記検水
に浸漬されている水質計において、検水に浸漬された光
透過窓に洗浄用気体または洗浄用液体を噴射する噴射手
段を設けたことを特徴とするものである。上記本発明の
水質計では、噴射手段により、検水に浸漬された光透過
窓に洗浄用気体(例えば空気)または洗浄用液体(例え
ば清浄水)を噴き付け、光透過窓の表面に当たる洗浄用
気体流または洗浄用液体流の勢いにより光透過窓の汚れ
を除去する。これによれば、検水に浸漬された光透過窓
の表面に付着していた固形物(例えば微細な砂)も勢い
で飛ばされてしまうため、光透過窓の表面が固形物でこ
すられることがなく、光透過窓の表面にキズが付かな
い。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、図に示す実施の形態により
本発明をさらに詳細に説明する。なお、これにより本発
明が限定されるものではない。
【0006】図1は、本発明の一実施形態にかかる浸漬
型濁度計を示す構成図である。この浸漬型濁度計100
は、検水Wに下部を浸漬される検出器10と、その検出
器10に電源線で結合された電源30と、前記検出器1
0に信号線で結合された表示装置40と、前記検出器1
0に空気管3で結合されたエアーポンプ2とを具備して
いる。
【0007】前記検出器10は、各部に動作電圧を供給
する電源回路11と、測定用のレーザビームを出射する
発光回路12およびレーザダイオード13と、そのレー
ザダイオード13から出射されたレーザビームの光量を
調整する光量調整用フォトダイオード14および発光量
制御回路15と、レーザービームを集光する集光レンズ
16と、レーザビームの向きを90°変える第1のプリ
ズム17と、第1の光透過窓18と、検水Wが満たされ
た測定空間19と、その測定空間19を通過したレーザ
ビームを取り入れる第2の光透過窓20と、レーザービ
ームの向きを90°変える第2のプリズム21と、レー
ザビームを受光して受光信号を出力する光検出用フォト
ダイオード22と、前記受光信号から検水Wの濁度を算
出しそれを表示装置40へ出力する信号変換回路23と
を具備している。
【0008】さらに、前記検出器10は、前記光透過窓
18,20に向けて空気を噴射する光透過窓洗浄用スプ
レイノズル1と、その光透過窓洗浄用スプレイノズル1
に空気を供給するエアーポンプ2および空気管3を具備
している。
【0009】前記プリズム17,21を用いて、レーザ
ビームの光路をコの字型にすることで、検出器10をコ
ンパクト化できる。また、電子部品(11〜15,22
〜23)を測定空間19よりも上方に収容でき、信号線
の引き回しや防水上の見地から好都合となる。
【0010】前記測定空間19は、濁質が溜まらないよ
うに、無底になっている。さらに、図2に示すように、
天井部は中央部から辺縁部に近づくにつれて高くなるよ
うに傾斜Tが付けられ、気泡が逃げ得るようになってい
る。
【0011】次に、前記光透過窓18,20を洗浄する
時の動作について説明する。図3の(a)に示すよう
に、検水Wに含まれる濁質D(黒丸で示す)が光透過窓
18,20の表面に付着する。この状態のままでは、濁
度の検出に誤差を生じてしまう。そこで、図3の(b)
に示すように、光透過窓洗浄用スプレイノズル1から空
気を噴射する。すると、気泡B(白丸で示す)および気
泡Bに押されてできる水流が光透過窓18,20に当た
り、その勢いにより濁質Dが剥離する。そして、図3の
(c)に示すように、光透過窓18,20から剥離した
濁質Dは、測定空間19の無底開口から排出される。ま
た、気泡Bは、測定空間19の天井の傾斜Tに沿って上
方に逃げる。かくして、図3の(d)に示すように、数
秒間で光透過窓18,20の洗浄が完了する。この後、
濁度の測定を行うことが出来る。
【0012】以上の浸漬型濁度計100によれば、光透
過窓洗浄用スプレイノズル1により光透過窓18,20
に空気を噴射して洗浄を行うので、光透過窓18,20
にキズを付けることなく、光透過窓18,20を清浄に
保つことができる。
【0013】
【発明の効果】本発明の水質計によれば、光透過窓に気
体流や液体流を当て、その気体流や液体流の勢いにより
光透過窓を洗浄するので、光透過窓の表面が固形物でこ
すられることがなくなり、光透過窓にキズを付けること
なく、光透過窓を清浄に保つことができる。また、清浄
用ブラシを動かすメカニカルな機構が不要となり、構成
を比較的簡単にすることが出来る。なお、本発明は、検
水に浸漬された光透過窓が汚れやすい浸漬型濁度計にお
いて特に有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる浸漬型濁度計を示
す構成図である。
【図2】測定空間を横方向(図1と90°異なる向き)
から見た概略図である。
【図3】光透過窓を洗浄する時の動作を示す説明図であ
る。
【図4】従来の浸漬型濁度計の一例を示す構成図であ
る。
【符号の説明】
100 浸漬型濁度計 1 光透過窓洗浄用スプレイノズル 2 エアーポンプ 3 空気管 10 検出器 11 電源回路 12 発光回路 13 レーザダイオード 14 光量調整用フォトダイオード 15 発光量制御回路 17,21 プリズム 18 第1の光透過窓 19 測定空間 20 第2の光透過窓 22 光検出用フォトダイオード 23 信号変換回路 30 電源 40 表示装置 W 検水

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の光透過窓を通じて検水に測定用光
    を投光する投光手段と、第2の光透過窓を通じて前記検
    水を経由した測定用光を受光する受光手段とを備えてお
    り、前記第1の光透過窓と前記第2の光透過窓の少なく
    とも一方が前記検水に浸漬されている水質計において、 検水に浸漬された光透過窓に洗浄用気体または洗浄用液
    体を噴射する噴射手段を設けたことを特徴とする水質
    計。
JP1112397A 1997-01-24 1997-01-24 水質計 Pending JPH10206328A (ja)

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JP1112397A JPH10206328A (ja) 1997-01-24 1997-01-24 水質計

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