JPH10205966A - 電気冷蔵庫 - Google Patents
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- JPH10205966A JPH10205966A JP720697A JP720697A JPH10205966A JP H10205966 A JPH10205966 A JP H10205966A JP 720697 A JP720697 A JP 720697A JP 720697 A JP720697 A JP 720697A JP H10205966 A JPH10205966 A JP H10205966A
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- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2317/00—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass
- F25D2317/06—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation
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- F25D2317/0681—Details thereof
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- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、電気冷蔵庫に係り、詳しくは熱交
換及び霜取りの効率を向上した電気冷蔵庫を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 外箱２と内箱３との間に発泡断熱材等を
充填して断熱箱体となし、仕切壁３ａにより上下に冷凍
室７、冷蔵室６などに区画し、前記冷凍室７の上奥部に
送風機４とその下方に冷却器５を配設し、前記送風機４
にて冷却空気を冷凍室７及び冷蔵室６に供給するととも
に、前記仕切壁３ａの内部に形成された前記冷凍室７及
び冷蔵室６からの冷気戻り通路の開口部７ａ１、６ａ１
を前記冷却器５の下方に形成してなる電気冷蔵庫１にお
いて、前記冷却器５と前記送風機４の間に前記送風機４
側から前記冷却器５に向けて突出する２対の整流案内板
８、８’を配設するとともに、前記冷蔵室６に対応する
前記流路に前記冷却器５のカバーと一体成形した１対の
対称な整流案内板９を配設する。
換及び霜取りの効率を向上した電気冷蔵庫を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 外箱２と内箱３との間に発泡断熱材等を
充填して断熱箱体となし、仕切壁３ａにより上下に冷凍
室７、冷蔵室６などに区画し、前記冷凍室７の上奥部に
送風機４とその下方に冷却器５を配設し、前記送風機４
にて冷却空気を冷凍室７及び冷蔵室６に供給するととも
に、前記仕切壁３ａの内部に形成された前記冷凍室７及
び冷蔵室６からの冷気戻り通路の開口部７ａ１、６ａ１
を前記冷却器５の下方に形成してなる電気冷蔵庫１にお
いて、前記冷却器５と前記送風機４の間に前記送風機４
側から前記冷却器５に向けて突出する２対の整流案内板
８、８’を配設するとともに、前記冷蔵室６に対応する
前記流路に前記冷却器５のカバーと一体成形した１対の
対称な整流案内板９を配設する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気冷蔵庫に係
り、詳しくは熱交換及び霜取りの効率を向上する整流案
内板の構造に関する。
り、詳しくは熱交換及び霜取りの効率を向上する整流案
内板の構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】図５は、従来の電気冷蔵庫の一例を示す
要部縦断面図、図６は、図５のＣＣ’に対応する要部縦
断面図である。従来の電気冷蔵庫本体１は、図５、図６
に示すように、外箱２と内箱３との間に発泡断熱材等を
充填して断熱箱体となし、仕切壁３ａにより上下に冷凍
室７、冷蔵室６などに区画し、前記冷凍室７の上奥部に
送風機４とその下方に冷却器５を配設している。そし
て、前記送風機４にて冷却空気を冷凍室７及び冷蔵室６
に供給する。それとともに、前記仕切壁３ａの内部に形
成された前記冷凍室７及び冷蔵室６からの冷気戻り通路
７ａ、６ａの開口部７ａ１、６ａ１を前記冷却器５の下
方に形成して、電気冷蔵庫本体１を構成している。
要部縦断面図、図６は、図５のＣＣ’に対応する要部縦
断面図である。従来の電気冷蔵庫本体１は、図５、図６
に示すように、外箱２と内箱３との間に発泡断熱材等を
充填して断熱箱体となし、仕切壁３ａにより上下に冷凍
室７、冷蔵室６などに区画し、前記冷凍室７の上奥部に
送風機４とその下方に冷却器５を配設している。そし
て、前記送風機４にて冷却空気を冷凍室７及び冷蔵室６
に供給する。それとともに、前記仕切壁３ａの内部に形
成された前記冷凍室７及び冷蔵室６からの冷気戻り通路
７ａ、６ａの開口部７ａ１、６ａ１を前記冷却器５の下
方に形成して、電気冷蔵庫本体１を構成している。
【０００３】ところが、前記冷蔵室６からの戻り冷気
は、前記冷凍室７からの戻り冷気よりも温度が高く、湿
気を含んでいるので霜が付き易い。
は、前記冷凍室７からの戻り冷気よりも温度が高く、湿
気を含んでいるので霜が付き易い。
【０００４】このため、前記冷却器５の上部における冷
気の温度分布は、前記冷凍室７及び冷蔵室６からの冷気
戻り通路７ａ、６ａの開口部７ａ１、６ａ１を各々左右
両側と中央に形成した場合には、中央が高く左右が低く
なる温度差ができ、同時に着霜が偏るので霜取りの効率
も低下し時間がかかり、前記冷却器５中央を通過する冷
気の熱交換の効率を低下させるおそれがあり問題を生じ
ている。
気の温度分布は、前記冷凍室７及び冷蔵室６からの冷気
戻り通路７ａ、６ａの開口部７ａ１、６ａ１を各々左右
両側と中央に形成した場合には、中央が高く左右が低く
なる温度差ができ、同時に着霜が偏るので霜取りの効率
も低下し時間がかかり、前記冷却器５中央を通過する冷
気の熱交換の効率を低下させるおそれがあり問題を生じ
ている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
問題点に鑑みなされたもので、熱交換及び霜取りの効率
を向上した電気冷蔵庫を提供することを目的とする。
問題点に鑑みなされたもので、熱交換及び霜取りの効率
を向上した電気冷蔵庫を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、外箱と内箱との間に発泡断熱材等を充填して断熱箱
体となし、前記内箱内を仕切壁により上下に冷凍室、冷
蔵室などに区画し、前記冷凍室の上奥部に送風機とその
下方に冷却器を配設し、前記送風機にて冷却空気を冷凍
室及び冷蔵室に供給するとともに、前記仕切壁の内部に
形成された前記冷凍室及び冷蔵室からの冷気戻り通路の
開口部を前記冷却器の下方に形成してなる電気冷蔵庫に
おいて、前記冷却器と前記送風機の間に、前記冷凍室及
び冷蔵室からの前記冷気戻り通路の開口部に各々対応す
る流路を形成する２対の対称な整流案内板を配設すると
ともに、前記冷蔵室に対応する前記流路にさらに１対の
対称な整流案内板を配設してなるようにする。
に、外箱と内箱との間に発泡断熱材等を充填して断熱箱
体となし、前記内箱内を仕切壁により上下に冷凍室、冷
蔵室などに区画し、前記冷凍室の上奥部に送風機とその
下方に冷却器を配設し、前記送風機にて冷却空気を冷凍
室及び冷蔵室に供給するとともに、前記仕切壁の内部に
形成された前記冷凍室及び冷蔵室からの冷気戻り通路の
開口部を前記冷却器の下方に形成してなる電気冷蔵庫に
おいて、前記冷却器と前記送風機の間に、前記冷凍室及
び冷蔵室からの前記冷気戻り通路の開口部に各々対応す
る流路を形成する２対の対称な整流案内板を配設すると
ともに、前記冷蔵室に対応する前記流路にさらに１対の
対称な整流案内板を配設してなるようにする。
【０００７】そして、前記冷凍室に対応する前記流路の
出口側の間隔を、前記冷蔵室に対応する前記流路の出口
側の間隔よりも広くしてなるようにする。
出口側の間隔を、前記冷蔵室に対応する前記流路の出口
側の間隔よりも広くしてなるようにする。
【０００８】また、前記整流案内板を、前記送風機から
ハ字状に前記冷却器に向けて突出するように配設してな
るようにする。
ハ字状に前記冷却器に向けて突出するように配設してな
るようにする。
【０００９】あるいは、前記整流案内板が、前記送風機
からハ字状に前記冷却器に向けて突出するハ字状部と、
途中から前記冷却器の上部に垂下する垂直部とからなる
ようにする。
からハ字状に前記冷却器に向けて突出するハ字状部と、
途中から前記冷却器の上部に垂下する垂直部とからなる
ようにする。
【００１０】一方、前記冷蔵室の冷気戻り通路を前記冷
却器の下部中央に、前記冷凍室の冷気戻り通路を前記冷
却器の下部両側部に開口するようにしてなるようにす
る。あるいは、前記冷凍室の冷気戻り通路を前記冷却器
の下部中央に、前記冷蔵室の冷気戻り通路の位置を前記
冷却器の下部両側部に開口するようにしてなるようにす
る。
却器の下部中央に、前記冷凍室の冷気戻り通路を前記冷
却器の下部両側部に開口するようにしてなるようにす
る。あるいは、前記冷凍室の冷気戻り通路を前記冷却器
の下部中央に、前記冷蔵室の冷気戻り通路の位置を前記
冷却器の下部両側部に開口するようにしてなるようにす
る。
【００１１】他方、前記整流案内板を、前記冷却器のカ
バーと一体成形してなるようにする。
バーと一体成形してなるようにする。
【００１２】
【発明の実施の形態】外箱と内箱との間に発泡断熱材等
を充填して断熱箱体となし、前記内箱内を仕切壁により
上下に冷凍室、冷蔵室などに区画し、前記冷凍室の上奥
部に送風機とその下方に冷却器を配設し、前記送風機に
て冷却空気を冷凍室及び冷蔵室に供給するとともに、前
記仕切壁の内部に形成された前記冷凍室及び冷蔵室から
の冷気戻り通路の開口部を前記冷却器の下方に形成して
なる電気冷蔵庫において、前記冷却器と前記送風機の間
に、前記冷凍室及び冷蔵室からの前記冷気戻り通路の開
口部に各々対応する流路を形成する２対の対称な整流案
内板を配設するとともに、前記冷蔵室に対応する前記流
路にさらに１対の対称な整流案内板を配設してなるよう
にする。
を充填して断熱箱体となし、前記内箱内を仕切壁により
上下に冷凍室、冷蔵室などに区画し、前記冷凍室の上奥
部に送風機とその下方に冷却器を配設し、前記送風機に
て冷却空気を冷凍室及び冷蔵室に供給するとともに、前
記仕切壁の内部に形成された前記冷凍室及び冷蔵室から
の冷気戻り通路の開口部を前記冷却器の下方に形成して
なる電気冷蔵庫において、前記冷却器と前記送風機の間
に、前記冷凍室及び冷蔵室からの前記冷気戻り通路の開
口部に各々対応する流路を形成する２対の対称な整流案
内板を配設するとともに、前記冷蔵室に対応する前記流
路にさらに１対の対称な整流案内板を配設してなるよう
にする。
【００１３】このようにして、電気冷蔵庫の熱交換及び
霜取りの効率を向上することができる。
霜取りの効率を向上することができる。
【００１４】
【実施例】本発明の実施例を添付図面を参照して詳細に
説明する。なお、従来例と同じ部分の符号は同一とす
る。図１は、本発明による電気冷蔵庫の第一の実施例を
示す要部縦断面図、図２は、図１のＡＡ’に対応する要
部縦断面図、図３は、図１のＢＢ’に対応する要部横断
面図である。
説明する。なお、従来例と同じ部分の符号は同一とす
る。図１は、本発明による電気冷蔵庫の第一の実施例を
示す要部縦断面図、図２は、図１のＡＡ’に対応する要
部縦断面図、図３は、図１のＢＢ’に対応する要部横断
面図である。
【００１５】外箱２と内箱３との間に発泡断熱材等を充
填して断熱箱体となし、前記内箱３内を仕切壁３ａによ
り上下に冷凍室７、冷蔵室６などに区画し、前記冷凍室
７の上奥部に送風機４とその下方に冷却器５を配設す
る。そして、前記送風機４にて冷却空気を冷凍室７及び
冷蔵室６に供給する。
填して断熱箱体となし、前記内箱３内を仕切壁３ａによ
り上下に冷凍室７、冷蔵室６などに区画し、前記冷凍室
７の上奥部に送風機４とその下方に冷却器５を配設す
る。そして、前記送風機４にて冷却空気を冷凍室７及び
冷蔵室６に供給する。
【００１６】それとともに、前記仕切壁３ａの内部に形
成され、前記冷蔵室６の冷気戻り通路６ａの開口部６ａ
１を、前記冷却器５の下部中央に開口し、前記冷凍室７
の冷気戻り通路７ａの開口部７ａ１を、前記冷却器５の
下部両側部に開口するようにして電気冷蔵庫本体１を構
成する。
成され、前記冷蔵室６の冷気戻り通路６ａの開口部６ａ
１を、前記冷却器５の下部中央に開口し、前記冷凍室７
の冷気戻り通路７ａの開口部７ａ１を、前記冷却器５の
下部両側部に開口するようにして電気冷蔵庫本体１を構
成する。
【００１７】ここで、前記冷却器５と前記送風機４の間
に、前記送風機４側からハ字状に前記冷却器５に向けて
突出する前記冷却器５のカバー５ａと一体成形した２対
の対称な整流案内板８、８’を配設する。これにより、
前記冷凍室７及び冷蔵室６からの前記冷気戻り通路７
ａ、６ａの開口部７ａ１、６ａ１に各々対応する流路を
形成する。
に、前記送風機４側からハ字状に前記冷却器５に向けて
突出する前記冷却器５のカバー５ａと一体成形した２対
の対称な整流案内板８、８’を配設する。これにより、
前記冷凍室７及び冷蔵室６からの前記冷気戻り通路７
ａ、６ａの開口部７ａ１、６ａ１に各々対応する流路を
形成する。
【００１８】それとともに、前記冷蔵室６に対応する前
記流路に、さらに前記送風機４側からハ字状に前記冷却
器５に向けて突出する前記冷却器５のカバー５ａと一体
成形した１対の対称な整流案内板９を配設してなるよう
にする。そして、前記冷凍室７に対応する前記流路の出
口側の間隔を、前記冷蔵室６に対応する前記流路の出口
側の間隔よりも広くしてなるようにする。このため、こ
の実施例では、前記整流案内板９の間の中央の間隔ａ、
その隣の前記整流案内板９と整流案内板８’の間の間隔
ｂ、前記整流案内板８と整流案内板８’の間の両側部の
間隔ｃを、（ａ＋２ｂ）＜２ｃとなるようにしている。
記流路に、さらに前記送風機４側からハ字状に前記冷却
器５に向けて突出する前記冷却器５のカバー５ａと一体
成形した１対の対称な整流案内板９を配設してなるよう
にする。そして、前記冷凍室７に対応する前記流路の出
口側の間隔を、前記冷蔵室６に対応する前記流路の出口
側の間隔よりも広くしてなるようにする。このため、こ
の実施例では、前記整流案内板９の間の中央の間隔ａ、
その隣の前記整流案内板９と整流案内板８’の間の間隔
ｂ、前記整流案内板８と整流案内板８’の間の両側部の
間隔ｃを、（ａ＋２ｂ）＜２ｃとなるようにしている。
【００１９】なお、この実施例では、前記整流案内板８
を４個、前記整流案内板９を２個形成しているが、本発
明は、前記整流案内板９を２個に限定されるものではな
い。
を４個、前記整流案内板９を２個形成しているが、本発
明は、前記整流案内板９を２個に限定されるものではな
い。
【００２０】次いで、本発明による電気冷蔵庫の作用に
ついて説明する。前記冷蔵室６に対応する前記流路にさ
らに対称な整流案内板９を配設しているので、前記冷蔵
室６のからの流れは空気抵抗を受け、出口速度が低下し
て熱交換時間が長くなる。さらに、前記整流案内板８の
相互の間隔を、中央部では狭くし、両側部では相互の間
隔を広く形成することにより、中央部を流れる冷気の速
度は、空気抵抗により低下し、熱交換時間が長くなり、
温度が低下する。このため、冷気戻り冷気全体の温度が
低下し、着霜も拡散する。この結果、冷却性能が上が
り、霜取時間が短縮し、熱交換及び霜取りの効率を向上
することができる。
ついて説明する。前記冷蔵室６に対応する前記流路にさ
らに対称な整流案内板９を配設しているので、前記冷蔵
室６のからの流れは空気抵抗を受け、出口速度が低下し
て熱交換時間が長くなる。さらに、前記整流案内板８の
相互の間隔を、中央部では狭くし、両側部では相互の間
隔を広く形成することにより、中央部を流れる冷気の速
度は、空気抵抗により低下し、熱交換時間が長くなり、
温度が低下する。このため、冷気戻り冷気全体の温度が
低下し、着霜も拡散する。この結果、冷却性能が上が
り、霜取時間が短縮し、熱交換及び霜取りの効率を向上
することができる。
【００２１】一方、図４は、本発明による電気冷蔵庫の
他の実施例を示す要部縦断面図である。この実施例の場
合のように、前記冷却器５と前記送風機４の間に、前記
冷凍室７及び冷蔵室６からの前記冷気戻り通路の開口部
７ａ１、６ａ１に各々対応する流路を形成し、前記送風
機４からハ字状に前記冷却器５に向けて突出する各々ハ
字状部８ａ、８’ａと、途中から前記冷却器５の上部に
垂下する垂直部８ｂ、８’ｂとからなり、前記冷却器５
のカバーと一体成形した２対の対称な整流案内板８、
８’を配設するとともに、前記冷凍室７の冷気戻り通路
の開口部７ａ１を前記冷却器５の下部中央に、前記冷蔵
室６の冷気戻り通路の開口部６ａ１を前記冷却器の下部
両側部に開口するようにしてもよい。そして、前記冷蔵
室６に対応する前記流路に、さらに前記送風機４からハ
字状に前記冷却器５に向けて突出するハ字状部９ａと、
途中から前記冷却器５の上部に垂下する垂直部９ｂとか
らなり、前記冷却器５のカバーと一体成形した１対の対
称な整流案内板９を配設してなるようにする。また、前
記冷凍室７に対応する前記流路の出口側の間隔を、前記
冷蔵室６に対応する前記流路の出口側の間隔よりも広く
してなるようにする。このため、この実施例では、前記
整流案内板８’の間の中央の間隔ａ、その隣の前記整流
案内板８’と前記整流案内板９の間の間隔ｂ、前記整流
案内板９と前記整流案内板８の間の両側部の間隔ｃを、
ａ＞（２ｂ＋２ｃ）となるようにしている。
他の実施例を示す要部縦断面図である。この実施例の場
合のように、前記冷却器５と前記送風機４の間に、前記
冷凍室７及び冷蔵室６からの前記冷気戻り通路の開口部
７ａ１、６ａ１に各々対応する流路を形成し、前記送風
機４からハ字状に前記冷却器５に向けて突出する各々ハ
字状部８ａ、８’ａと、途中から前記冷却器５の上部に
垂下する垂直部８ｂ、８’ｂとからなり、前記冷却器５
のカバーと一体成形した２対の対称な整流案内板８、
８’を配設するとともに、前記冷凍室７の冷気戻り通路
の開口部７ａ１を前記冷却器５の下部中央に、前記冷蔵
室６の冷気戻り通路の開口部６ａ１を前記冷却器の下部
両側部に開口するようにしてもよい。そして、前記冷蔵
室６に対応する前記流路に、さらに前記送風機４からハ
字状に前記冷却器５に向けて突出するハ字状部９ａと、
途中から前記冷却器５の上部に垂下する垂直部９ｂとか
らなり、前記冷却器５のカバーと一体成形した１対の対
称な整流案内板９を配設してなるようにする。また、前
記冷凍室７に対応する前記流路の出口側の間隔を、前記
冷蔵室６に対応する前記流路の出口側の間隔よりも広く
してなるようにする。このため、この実施例では、前記
整流案内板８’の間の中央の間隔ａ、その隣の前記整流
案内板８’と前記整流案内板９の間の間隔ｂ、前記整流
案内板９と前記整流案内板８の間の両側部の間隔ｃを、
ａ＞（２ｂ＋２ｃ）となるようにしている。
【００２２】この場合の作用は、冷気戻り通路の位置が
逆であるものの上述の実施例と同様である。
逆であるものの上述の実施例と同様である。
【００２３】
【発明の効果】以上のように本発明においては、外箱と
内箱との間に発泡断熱材等を充填して断熱箱体となし、
前記内箱内を仕切壁により上下に冷凍室、冷蔵室などに
区画し、前記冷凍室の上奥部に送風機とその下方に冷却
器を配設し、前記送風機にて冷却空気を冷凍室及び冷蔵
室に供給するとともに、前記仕切壁の内部に形成された
前記冷凍室及び冷蔵室からの冷気戻り通路の開口部を前
記冷却器の下方に形成してなる電気冷蔵庫において、前
記冷却器と前記送風機の間に、前記冷凍室及び冷蔵室か
らの前記冷気戻り通路の開口部に各々対応する流路を形
成する２対の対称な整流案内板を配設するとともに、前
記冷蔵室に対応する前記流路にさらに１対の対称な整流
案内板を配設してなるようにした。
内箱との間に発泡断熱材等を充填して断熱箱体となし、
前記内箱内を仕切壁により上下に冷凍室、冷蔵室などに
区画し、前記冷凍室の上奥部に送風機とその下方に冷却
器を配設し、前記送風機にて冷却空気を冷凍室及び冷蔵
室に供給するとともに、前記仕切壁の内部に形成された
前記冷凍室及び冷蔵室からの冷気戻り通路の開口部を前
記冷却器の下方に形成してなる電気冷蔵庫において、前
記冷却器と前記送風機の間に、前記冷凍室及び冷蔵室か
らの前記冷気戻り通路の開口部に各々対応する流路を形
成する２対の対称な整流案内板を配設するとともに、前
記冷蔵室に対応する前記流路にさらに１対の対称な整流
案内板を配設してなるようにした。
【００２４】この結果、熱交換及び霜取りの効率を向上
した電気冷蔵庫を提供することができる。
した電気冷蔵庫を提供することができる。
【図１】本発明による電気冷蔵庫の第一の実施例を示す
要部縦断面図である。
要部縦断面図である。
【図２】図１のＡＡ’に対応する要部縦断面図である。
【図３】図１のＢＢ’に対応する要部横断面図である。
【図４】本発明による電気冷蔵庫の他の実施例を示す要
部縦断面図である。
部縦断面図である。
【図５】従来の電気冷蔵庫の一例を示す要部縦断面図で
ある。
ある。
【図６】図５のＣＣ’に対応する要部縦断面図である。
【符号の説明】 １ 電気冷蔵庫本体 ２ 外箱 ３ 内箱 ３ａ 仕切壁 ４ 送風機 ５ 冷却器 ５ａ カバー ６ 冷蔵室 ６ａ 冷気戻り通路 ６ａ１ 開口部 ７ 冷凍室 ７ａ 冷気戻り通路 ７ａ１ 開口部 ８ 整流案内板 ８ａ ハ字状部 ８ｂ 垂直部 ８’ 整流案内板 ８’ａ ハ字状部 ８’ｂ 垂直部 ９ 整流案内板 ９ａ ハ字状部 ９ｂ 垂直部 ａ 間隔 ｂ 間隔 ｃ 間隔
Claims (7)
- 【請求項１】 外箱と内箱との間に発泡断熱材等を充填
して断熱箱体となし、前記内箱内を仕切壁により上下に
冷凍室、冷蔵室などに区画し、前記冷凍室の上奥部に送
風機とその下方に冷却器を配設し、前記送風機にて冷却
空気を冷凍室及び冷蔵室に供給するとともに、前記仕切
壁の内部に形成された前記冷凍室及び冷蔵室からの冷気
戻り通路の開口部を前記冷却器の下方に形成してなる電
気冷蔵庫において、 前記冷却器と前記送風機の間に、前記冷凍室及び冷蔵室
からの前記冷気戻り通路の開口部に各々対応する流路を
形成する２対の対称な整流案内板を配設するとともに、
前記冷蔵室に対応する前記流路にさらに１対の対称な整
流案内板を配設してなることを特徴とする電気冷蔵庫。 - 【請求項２】 前記冷凍室に対応する前記流路の出口側
の間隔を、前記冷蔵室に対応する前記流路の出口側の間
隔よりも広くなるようにしてなることを特徴とする請求
項１記載の電気冷蔵庫。 - 【請求項３】 前記整流案内板を、前記送風機側からハ
字状に前記冷却器に向けて突出するように配設してなる
ことを特徴とする請求項１または請求項２記載の電気冷
蔵庫。 - 【請求項４】 前記整流案内板が、前記送風機側からハ
字状に前記冷却器に向けて突出するハ字状部と、途中か
ら前記冷却器の上部に垂下する垂直部とからなることを
特徴とする請求項１または請求項２記載の電気冷蔵庫。 - 【請求項５】 前記冷蔵室の冷気戻り通路を前記冷却器
の下部中央に、前記冷凍室の冷気戻り通路を前記冷却器
の下部両側部に開口するようにしてなることを特徴とす
る請求項３または請求項４記載の電気冷蔵庫。 - 【請求項６】 前記冷凍室の冷気戻り通路を前記冷却器
の下部中央に、前記冷蔵室の冷気戻り通路の位置を前記
冷却器の下部両側部に開口するようにしてなることを特
徴とする請求項３または請求項４記載の電気冷蔵庫。 - 【請求項７】 前記整流案内板を、前記冷却器のカバー
と一体成形してなることを特徴とする請求項１乃至請求
項６記載の電気冷蔵庫。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP720697A JPH10205966A (ja) | 1997-01-20 | 1997-01-20 | 電気冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP720697A JPH10205966A (ja) | 1997-01-20 | 1997-01-20 | 電気冷蔵庫 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10205966A true JPH10205966A (ja) | 1998-08-04 |
Family
ID=11659551
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP720697A Abandoned JPH10205966A (ja) | 1997-01-20 | 1997-01-20 | 電気冷蔵庫 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10205966A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001050635A (ja) * | 1999-08-06 | 2001-02-23 | Mitsubishi Electric Corp | 冷凍冷蔵庫、冷蔵庫の冷気循環方法 |
| KR100447405B1 (ko) * | 2002-05-16 | 2004-09-04 | 엘지전자 주식회사 | 냉장고 증발구조 |
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| WO2007023474A2 (en) * | 2005-08-26 | 2007-03-01 | Arcelik Anonim Sirketi | A cooling device |
| CN102927733A (zh) * | 2012-11-16 | 2013-02-13 | 合肥美的荣事达电冰箱有限公司 | 冰箱 |
| CN107228521A (zh) * | 2017-06-26 | 2017-10-03 | 合肥华凌股份有限公司 | 一种风道系统及冰箱 |
-
1997
- 1997-01-20 JP JP720697A patent/JPH10205966A/ja not_active Abandoned
Cited By (9)
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| WO2007023474A3 (en) * | 2005-08-26 | 2007-06-07 | Arcelik As | A cooling device |
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| CN107228521A (zh) * | 2017-06-26 | 2017-10-03 | 合肥华凌股份有限公司 | 一种风道系统及冰箱 |
| CN107228521B (zh) * | 2017-06-26 | 2019-11-01 | 合肥华凌股份有限公司 | 一种风道系统及冰箱 |
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|---|---|---|---|
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