JPH10205483A - ポンプの推定末端圧力一定制御装置 - Google Patents
ポンプの推定末端圧力一定制御装置Info
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- JPH10205483A JPH10205483A JP9012745A JP1274597A JPH10205483A JP H10205483 A JPH10205483 A JP H10205483A JP 9012745 A JP9012745 A JP 9012745A JP 1274597 A JP1274597 A JP 1274597A JP H10205483 A JPH10205483 A JP H10205483A
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Abstract
なる、流量演算推定をして推定末端圧一定制御を可能と
する。 【解決手段】 ポンプ速度を制御できる可変速制御装
置、ポンプの吐出側の給水管と吸込み側に配設された各
圧力検出器、ポンプ吸込側と引込水道管の間に設けた逆
止弁の特性を固定損失揚程と摩擦損失揚程の和に近似す
る関数発生器、ポンプ速度を推定する関数発生器、圧力
の伝達遅れを近似する一次遅れ要素を有し、ポンプの推
定速度の2乗とその特性係数からポンプの締切り揚程を
求め、押込側圧力検出器からの押込揚程から固定損失揚
程を減じた値を吐出側圧力検出器からの吐出圧力揚程か
ら減じ、この値をポンプの締切り揚程から引算した差の
揚程をポンプの流量の2乗と摩擦損失揚程の和によって
除して、流量の2乗に相当する流量信号を検出し、これ
に係数を乗じて作り出した補償揚程信号を加えた圧力設
定値とポンプ吐出圧力検出値を比較し制御する。
Description
るポンプの推定末端圧力一定制御装置に関する。ここ
で、「推定末端圧力一定制御」とは、末端圧力をポンプ
側にて推定し、推定値をほぼ一定にする制御のことで、
遠隔点の給水末端の圧力を直接検出して制御する方法に
比して、このように呼ばれる。
のポンプ給水設備で、使用水量の変動にも拘らず、需要
端での圧力をほぼ一定に保つことのできる推定末端圧力
一定制御が、需要端での圧力変動の少ない質の良い給水
と最近の省エネルギーの見地から検討されている。
揚程が、流量のほぼ2乗に等しいことを利用して、ポン
プ吐出圧一定制御の吐出圧設定値に、流量信号の2乗値
を管路損失揚程分として加算して、設定するように構成
されている。即ち、一般に、次の(1)式に基づいてポ
ンプ叶出圧力を設定し、実際のポンプ圧力が、この設定
値に一致するように、ポンプの速度を自動制御すること
により、目的を達している。
(m) HK:所要末端揚程(m) k:定数(流量係数) Q:流量(m3/min) 然しながら、この場合、流量信号を得るために、差圧式
や電磁式などの流量計を必要とする。これ等の流量計は
一般に高価であるために、ビルやマンション等の給水設
備では、ポンプ容量も小容量になることから、コスト面
で適用が困難である。
ないで、近似的流量信号を得る方法が検討されている。
例えば、速度制御範囲を限定すれば、ポンプの吐出量
が、ほぼ、ポンプ速度に比例する原理を応用して、ポン
プ速度から流量を推定する方法が一般的に採用されてい
る。然しながら、この方法では、ポンプ負荷に実揚程が
ある場合や、ポンプ吸い込み側に押込み圧が存在する場
合等では、ポンプ速度と流量の比例関係が成立しないた
め、流量の推定に大きな誤差を生じる。とりわけ、最近
の受水槽を省略した直送式の給水システムでは、吸込み
側に押込み圧が存在するのみならず、地域的な需要量の
変動によって本管圧力の変動を受けて、その引込み水道
管の圧力が変動する。また、引込み水道管を通して給水
ポンプ側から水が水道本管に逆流しないようにするため
に、引込み水道管とポンプ吸込み側の間に設ける減圧式
の逆止弁の特性による影響を受ける。
た逆止弁の特性による流量変動は、従来の、ポンプ速度
から流量を推定する方法では、検知することは出来な
い。それだけ、流量推定に大きな誤差を生じることにな
る。即ち、以上の様な問題点のために、従来方式のポン
プ速度を使用した流量推定法では、高価な流量計を併用
した方式を採用しない限り、特に、直送給水方式での、
精度の良い推定末端圧一定制御することは困難であっ
た。
問題点を解決するために、電磁流量計等の高価な流量検
出手段を必要とせず、また、従来のポンプ速度からの流
量を推定する方法とは異なる原理に基づく、流量演算推
定方法を開発し、高精度、且つ低価格の推定末端圧一定
制御を可能とする制御装置を提供するものである。
吐出側圧力、吸込み側圧力を検出しその差の圧力がポン
プの正味発生圧力である点に着目し、実際の圧力を検出
しポンプ発生圧力を求め、これを基に流量を演算すると
云う原理に基づくので、ポンプの吸い込み側圧力変動に
影響されない流量検出手段をソフトウェアで構築し、安
価で、高精度の推定末端圧力一定制御装置を構成してい
る所に特徴がある。
並列運転により末端給水栓に給水できるように構成され
たポンプの推定末端圧力一定制御装置において、前記ポ
ンプの速度を可変速制御できる、少なくとも1台の可変
速制御装置と、前記ポンプの吐出側の給水管と吸込み側
にそれぞれ配設された各1個の圧力検出器があり、ポン
プ吸込側と引込水道管の間に置かれた逆止弁の特性を固
定損失揚程と摩擦損失揚程の和に近似する関数発生器、
ポンプ速度を推定演算する関数発生器、圧力の伝達遅れ
を近似する一次遅れ要素を有し、ポンプの推定速度の2
乗とポンプの特性係数からポンプの締切り揚程を求め、
また、押込側の圧力検出器が検出する押込揚程から逆止
弁固定損失揚程を減じた値を吐出側圧力検出器で検出し
た吐出圧力揚程から減じ、さらにこの値を前記ポンプの
締切り揚程から引き算し、この差の揚程をポンプの流量
の2乗の係数と逆止弁摩擦損失揚程の和によって除する
ことにより、流量の2乗に相当する流量信号を検出し、
これに係数を乗じて推定末端圧力一定制御に必要な補償
揚程信号を作り出し、該補償揚程信号を加味した圧力設
定値とポンプ吐出圧力検出値を比較する手段からなるこ
とを特徴とするポンプの推定末端圧力一定制御装置であ
る。
を上記の逆止弁位置よりポンプ側に配設することによ
り、逆止弁特性を近似する関数発生器を省略し流量演算
を簡単にすることができる。上記の吸込み側逆止弁、吸
込み側圧力検出器を使用しない受水槽式の場合に対して
も、それぞれの設定値をゼロとすることにより、推定末
端圧力一定制御を同様に構成することができる。
面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明の推定末端
圧力一定制御装置をポンプ2台運転の直送給水システム
に適用した場合の全体構成図である。図2は本発明の推
定末端圧力一定制御装置の構成を示すブロック線図であ
る。
一定制御装置(図2参照)であり、21、22はポンプ吐
出側、ポンプ吸込み側それぞれの圧力を検出する圧力検
出器で、圧力信号h、hSUを推定末端圧力一定制御装置
1に出力する。推定末端圧力一定制御装置1は、出力信
号として可変周波数指令f1S、f2Sをインバータ12、
22に与え、インバータ12、22はポンプ13、23
を駆動する誘導モータ11、21に可変電圧、可変周波
数を供給し、ポンプ速度を単独に、或いは同時に制御で
きるように構成されている。31、32は圧力の変動を低
減させる目的で、吸込み側、吐出側に取り付けられた圧
力タンク、4は水道引込み側9への水の逆流を防止する
ための減圧式逆止弁、51、52はポンプ13、23の叶
出側にそれぞれ置かれた逆流防止用逆止弁、61、62は
それぞれ、ポンプの保守点検に使用される締切り弁、8
1、82は同様の目的に供される吸込み側締切り弁であ
る。
給水管吐出側10に至る給水配管の間に設置され、その
間の流量を検知するフロースイッチである。また、23
は、ポンプ吸込み側圧力を検出する圧力検出器22に代
えて減圧式逆止弁4よりポンプ13と23の中間位置に
配設した場合の構成例を示す。図2は、図1に示す本発
明の推定末端圧力一定制御装置1の内部構成を示したブ
ロック図である。同図において、101は圧力設定器、
102はPIコントローラ、103、104はデジタル
一アナログ変換器、105はインバ―夕12又は22に
内蔵された直線指令器と同様の特性を持った直線指令
器、106は一次遅れ要素、107は2乗演算器であ
る。108はポンプ特性aを表わす定数、109は減圧
式逆止弁4の摩擦損失特性hSUL とポンプ特性bの和の
逆数、110はポンプの並列運転台数を設定する定数、
111は圧力設定に加算される管路損失の補償揚程△h
を決定するための流量係数kである。また、112は流
量係数kで補償された管路損失の補償揚程△hと圧力設
定器出力の圧力設定値hS’の和で設定される値hSが、
定格圧力を超えないようにするためのリミッタである。
113は直送給水式と受水槽式の切換器、114は減圧
式逆止弁4の固定損失特性である。
て説明する。定常状態で運転中のポンプの揚程は、近似
的に、下記(2)式で表わされることが知られている。 HP=C0N2+C3NQ−C1Q2 (2) 但し HP:ポンプ吐出揚程(m) N:ポンプ回
転数(rpm) Q:流量(m3/min) C0、C1、C3:羽根車の大きさ、形状によって決まる
定数 ここで、可変速式の給水装置に用いられるポンプの揚程
−流量特性は、低流量域でのサージングを防止するため
に、低流量域から大流量域迄の圧力が、なだらかな垂下
特性を持つように設計される。その方法は、例えば、実
公昭61−9199号公報、第3頁に記載のように公知
である。従って、HPは、(3)式で近似することがで
きる。
N、NN、QNとすれば、(3)式は更に、単位法(pe
r unit)で表わした(3)’式に書き変えること
ができる。 hr≒an2−bq2 (3)’ 但し、 hr=HP/HN(p.u.) n=N/NN(p.u.) q=Q/QN(p.u.) a、bはポンプ特性を表わす定数 次に、実際の直送給水システムにおいて、本発明の流量
推定の原理について説明する。分かり易くするため、図
1の1台のポンプ13のみが運転されている場合とす
る。
ク線図で表わすことができる。図3は本発明の流量検出
の原理を説明するためのブロック線図で、同図では、図
1中の逆流防止用逆止弁51、締切り弁61及び吸込み側
締切り弁81の特性は、一般に、固定損失、摩擦損失が
ともに小さいために、これを省略している。図3におい
て、G1〜G5は各要素の伝達特性を示す伝達関数であ
り、MULは乗算を、SQRは1/2乗演算を行なうも
のとする。G1、G2はポンプの特性を示す(3)’式
の定数a、b、G3は管路特性、G4は逆止弁4の摩擦
抵抗損失、G5は逆止弁4の固定損失特性をそれぞれ表
わす伝達関数である。また、haは負荷の実揚程Haの単
位法表示Ha/HN、hSUはポンプ吸込み側圧力の単位法
表示HSU/HNを示している。
の推定検出を行なうもので、図2中のブロック107、
108、109、110、111、112、113、1
14に示す様な演算制御回路の構成によって実現してい
る。因みに(4)式の各項との対応は、G1−a、n−
n*、G5−hSUC、G2−b、G4−hSULである。
2の出力は、デジタル一アナログ変換器103を通し
て、インバータ12へ周波数指令f1Sを与えているが、
インバータに内蔵された直線指令器によって、誘導モー
タ11はソフトに加速、減速させられる。即ち、ポンプ
圧力はソフトに変化させられ、それだけ、流量の変化速
度も抑えられ、過大な圧力上昇や振動を生じない長所が
ある。然し、逆に、流量を推定演算する場合には、この
遅れを考慮しなければならない。
105を設け、インバータに内蔵された直線指令器と同
じ特性、つまり、同じ加速時間、減速時間を設定するこ
とにより、誘導モータに与えられている周波数F(H
z)の単位法値F/FN=f(p.u.)の推定値f*を
出力できるようにしている。但し、FNは定格周波数
(Hz)である。
ら、モータの速度と等速になる迄の遅れ時間及びポンプ
系の圧力−流量の関係が定常状態となる迄の遅れ時間を
設定する一次遅れ要素である。つまり、モータとポンプ
の慣性による遅れ、ポンプ速度からポンプ圧力までの伝
達遅れ、その過渡応答整定時間を合計した等価遅れ時定
数を設定する。
算で求めることができるにしても、圧力の伝達遅れ、過
渡応答整定時間は、非線形性、ポンプ構造、システムの
条件によって大きく異なることが知られており、この値
の計算による設定は難しい。然るに、本発明は、推定末
端圧力一定制御の損失揚程の演算に使用するものである
ことから、流量推定検出の遅れ時間は、殆ど問題になら
ないと云う条件がある。本発明では、この点に着目し、
実験によって、ポンプの圧力応答が十分整定するまでの
遅れ時間、例えば、1.0secという長めの時間を設定
して、解決した。
表わしたq2 の推定値q*2を得ることができる。次に、
本発明の流量推定に基づく推定末端圧一定制御について
図面を参照して説明する。ポンプ1台運転の場合、並列
運転台数の設定定数110(図2参照)は1.0に設定
されている。
るq*2と流量係数kの積で計算した管路損失の補償揚程
△hがリミッタ112の出力に得られる。また、圧力設
定器101の出力である圧力設定hS’(p.u.)は、
実揚程ha(p.u.)と必要な管端圧力hk(p.u.)の
和で設定されており、これに、リミッタ112の出力で
ある管路損失の補償揚程△hを加算して、推定末端圧力
一定制御のための設定値hSを得ている。
ンプ吐出圧力検出値hと比較され、その誤差が減少する
ように、PIコントローラ102からの可変周波数指令
f1Sによってインバータ12、誘導モータ11を介し
て、ポンプ13の速度を調整する。このようにして、
(1)式で与えた推定末端圧を一定に制御可能となる。
ポンプが例えば、2台並列運転する場合には、並列運転
台数の設定定数110の設定を、次の(5)式を満足す
るように変更する。
(5)”で設定する。 k3q=(G2+G4)/〔(G2/9)+G4〕 (5)’ k4q=(G2+G4)/〔(G2/16)+G4〕 (5)” また、受水槽式の場合には、G4、G5、hSUも共にゼロ
と見なせるから、(4)式は(4)’式と簡単になり、
(5)、(5)’、(5)”も4.0、9.0、16.0と
簡単になる。
し、hSUL、hSUC もゼロに設定されるので、図2の構
成で、受水槽式の場合でも、正確な流量の演算検出が可
能であること示している。本発明の原理を同様に適用で
きる。つまり、応用範囲が広い。
2を、図示の23の位置に移設できる場合には、hSUL、
hSUCをゼロに設定することで、上記の構成によって、
逆止弁の設定誤差を除くことができるので、さらに、正
確な流量を検出することができる。以下、本発明の実施
例に於ける特性例を説明する。
性を(3)’式で近似推定した場合のグラフを示し、推
定例を○印で示し、また実際の測定例を□印で示す。ポ
ンプ定数a、bにより、実使用流量範囲で、かなり精度
良くポンプ特性を近似出来ていることが分かる。図5
は、吸込み側の押込み圧力揚程8mの場合、本発明の推
定末端圧力一定制御を実施した場合の特性例を示しい
る。
によれば、従来のポンプ速度基準に比ベ、実際の圧力を
検出しポンプ発生圧力を求め、これを基に流量を演算す
ると云う原理に基づくので、本質的に、外乱に影響され
ない精度の良い流量検出が可能である。従って、安価
で、高精度の推定末端圧一定制御装置を提供できる効果
がある。
く、殆どゼロと見なせる場合、例えば、受水槽式の場合
に対しても吸込み側圧力検出器を省略し、その検出値を
例えば、ゼロに設定することにより、本発明の原理を同
様に適用でき、その応用範囲が広い。このようにして、
本発明の管路損失揚程を推定演算する回路は、直結給水
式に限らず、従来の受水槽式にも、また、ポンプが並列
運転する場合にも適用可能であると云う長所がある。
の様な対応によって、推定末端圧力一定制御を安価に、
高精度に実現できる効果がある。
台運転の直送給水システムに適用した場合の全体構成図
すブロック図
ック線図
式で近似した場合のグラフ
のグラフ
Claims (3)
- 【請求項1】 単独運転、或いは、2台以上の並列運転
により末端給水栓に給水できるように構成されたポンプ
の推定末端圧力一定制御装置において、 前記ポンプの速度を可変速制御できる、少なくとも1台
の可変速制御装置と、前記ポンプの吐出側の給水管と吸
込み側にそれぞれ配設された各1個の圧力検出器があ
り、ポンプ吸込側と引込水道管の間に置かれた逆止弁の
特性を固定損失揚程と摩擦損失揚程の和に近似する関数
発生器、ポンプ速度を推定演算する関数発生器、圧力の
伝達遅れを近似する一次遅れ要素を有し、ポンプの推定
速度の2乗とポンプの特性係数からポンプの締切り揚程
を求め、また、押込側の圧力検出器が検出する押込揚程
から逆止弁固定損失揚程を減じた値を吐出側圧力検出器
で検出した吐出圧力揚程から減じ、さらにこの値を前記
ポンプの締切り揚程から引き算し、この差の揚程をポン
プの流量の2乗の係数と逆止弁摩擦損失揚程の和によっ
て除することにより、流量の2乗に相当する流量信号を
検出し、これに係数を乗じて推定末端圧力一定制御に必
要な補償揚程信号を作り出し、該補償揚程信号を加味し
た圧力設定値とポンプ吐出圧力検出値を比較する手段か
らなることを特徴とするポンプの推定末端圧力一定制御
装置。 - 【請求項2】 上記の吸込側圧力検出器を上記の逆止弁
位置よりポンプ側に配設することにより、逆止弁特性を
近似する関数発生器を省略し流量演算を簡単化したこと
を特徴とする請求項1に記載の推定末端圧力一定制側装
置。 - 【請求項3】 上記の吸込み側逆止弁、吸込み側圧力検
出器を使用しない受水槽式の場合に対しても、それぞれ
の設定値をゼロとし、推定末端圧力一定制御を同様に構
成したことを特徴とする請求項1に記載の推定末端圧力
一定制御装置。
Priority Applications (1)
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JP01274597A JP3793885B2 (ja) | 1997-01-27 | 1997-01-27 | ポンプの推定末端圧力一定制御装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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-
1997
- 1997-01-27 JP JP01274597A patent/JP3793885B2/ja not_active Expired - Fee Related
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