JP4532876B2 - 給水方法 - Google Patents
給水方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4532876B2 JP4532876B2 JP2003355844A JP2003355844A JP4532876B2 JP 4532876 B2 JP4532876 B2 JP 4532876B2 JP 2003355844 A JP2003355844 A JP 2003355844A JP 2003355844 A JP2003355844 A JP 2003355844A JP 4532876 B2 JP4532876 B2 JP 4532876B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- energy saving
- frequency
- motor
- constant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P80/00—Climate change mitigation technologies for sector-wide applications
- Y02P80/10—Efficient use of energy, e.g. using compressed air or pressurized fluid as energy carrier
Landscapes
- Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
- Control Of Ac Motors In General (AREA)
Description
したがって、可変電圧・可変周波数電源、例えば、インバータの電圧/周波数特性を、V/F一定に設定して運転するのが普通であった。
もちろん、負荷トルクが想定される場合には、いわゆる、逓減トルク負荷特性に設定して運転することもあった。
例えば、モータの入力を計測してモータの負荷トルクを推定し、この負荷トルクおよび運転周波数から効率が最大になる電圧をモータの等価回路から計算し、モータの電圧をこの計算省エネ電圧に、ゆっくり移行させることにより、モータを省エネ運転する方法がある。
しかし、給水装置におけるモータの場合、圧力制御を遂行中に電圧を調整すると、圧力制御の制御性能を低下させるため、採用しにくいという問題がある。
また、負荷が増加した場合、電圧をできるだけ早く復帰させ、十分な駆動トルクを発生させる必要があるが、そうすると、モータ速度が振動応答するという問題がある。
つまり、給水装置のように、圧力制御を遂行しつつ省エネ制御行う用途には、適用が困難であった。
(1)この発明の給水方法は、インバータを介してモータを駆動することにより、ポンプを作動させて給水する給水方法において、前記ポンプへの押し込み圧力と吐出側の圧力とから前記モータを駆動する各周波数における前記モータを駆動するのに最低必要なトルクを発生させる省エネベース電圧を演算する省エネベース電圧演算回路と、前記各周波数に基づくV/F(電圧/周波数)特性が一定となる電圧を出力するV/F一定電圧演算回路とを有し、前記インバータは、前記V/F一定電圧演算回路の出力電圧で前記モータを駆動して給水している状態で前記インバータに装備されている周波数一致信号で前記ポンプの圧力制御が定常状態に入ったことを検出すると前記V/F一定電圧演算回路の前記周波数一致信号の周波数における出力電圧値を、前記省エネベース電圧演算回路が演算した前記周波数一致信号の周波数における省エネベース電圧値にゆっくりと近付かせるように移行させて、前記モータを前記省エネベース電圧演算回路が演算した省エネベース電圧による駆動とし、また、前記インバータは、前記省エネベース電圧演算回路が演算した省エネベース電圧で前記モータを駆動している状態で定常状態が解除されると、前記周波数一致信号の周波数における省エネベース電圧値を前記V/F一定電圧演算回路の前記周波数一致信号の周波数における出力電圧値へゆっくりと近付かせるように移行させて、前記省エネベース電圧による前記モータ駆動を、前記V/F一定電圧演算回路の出力電圧による前記モータ駆動とする、ことを特徴とする。
(2)(1)の給水方法において、前記モータの周波数に基づく省エネ電圧を下記の式により求める省エネ電圧演算回路を有し、前記省エネ電圧が前記省エネベース電圧よりも高くなると前記省エネ電圧で前記モータを駆動する、ことを特徴とする。
(3)(2)の給水方法において、前記省エネ電圧は、前記モータの1次抵抗、鉄損抵抗、および、2次抵抗を温度補正して求めることを特徴とする。
(4)(2)または(3)の給水方法において、前記モータの各周波数における過励磁防止制限電圧を求め、前記省エネ電圧が前記過励磁防止制限電圧よりも高くなると、前記過励磁防止制限電圧で前記モータを駆動する、ことを特徴とする。
また、モータの負荷状態に応じてトルクを変更することにより、モータを常に最高効率で運転することになり、省エネ化が可能になる。
そして、省エネ電圧を求め、この省エネ電圧が省エネベース電圧よりも高くなると、省エネ電圧を省エネ出力電圧とするので、常に省エネ効果を得ることができる。
さらに、省エネ電圧を、モータの1次抵抗、鉄損抵抗、および、2次抵抗を温度補正して求めるので、モータをさらに効率よく運転することができ、使用環境に応じた効率的な運転ができ、さらなる省エネ化が可能になる。
そして、モータの各周波数における過励磁防止制限電圧を求め、省エネ電圧が過励磁防止制限電圧よりも高くなると、過励磁防止制限電圧を省エネ出力電圧とするので、モータの過励磁を防止でき、モータの寿命を長くすることができる。
図1はこの発明の一実施形態である給水装置の構成を示すブロック図である。
5はバイパス管を示し、給水分岐管4A,4Bよりも上流の給水本管3と、給水分岐管4A,4Bよりも下流の給水本管3とを接続するものである。
12は吸い込み側逆止め弁を示し、水道管1と給水配管2との間に配設され、給水配管2側から水道管1側へ水が逆流するのを防止するものである。
13A,13Bはポンプを示し、ポンプ13Aは給水分岐管4Aに配設され、ポンプ13Bは給水分岐管4Bに配設されている。
15A,15Bは締め切り弁を示し、締め切り弁15Aは吐出側逆止め弁14Aよりも下流の給水分岐管4Aに配設され、締め切り弁15Bは吐出側逆止め弁14Bよりも下流の給水分岐管4Bに配設されている。
17はバイパス逆止め弁を示し、バイパス管5に配設され、押し込み圧力hSUがポンプ13A,13Bの運転が不要な位高圧となった場合にはバイパス逆止め弁17が開き、ポンプ13A,13Bを運転する状態であれば、締め切り弁15A,15Bよりも下流の給水本管3側からポンプ13A,13Bよりも上流の給水本管3側へ加圧水が逆流するのを防止するためのものである。
19は吐出側圧力検出器を示し、フロースイッチ18よりも下流の給水配管2に配設され、給水の圧力hiを検出して後述する演算器21cへ出力するものである。
そして、補償圧力演算器21bは、押し込み圧力hsuが規定値以上でなければ、ポンプ13A,13Bを駆動できないようにロックする。
また、補償圧力演算器21bは、小流量検出から保圧、ポンプ13A,13Bを停止させるシーケンス制御機能の他、圧力検出、ポンプ13A,13Bの始動、ポンプ13A,13Bの自動交互運転シーケンス制御機能を内蔵している。
なお、以上の、推定末端圧力一定制御部21の構成は、公知の推定末端圧力一定制御回路を構成している。
電圧VBCがモータ42A,42Bの過励磁防止制限電圧VEmax以上ならば、省エネ出力電圧VENEを過励磁防止制限電圧VEmaxに制限する。
ただし、VEmax=Kemax×VN×(f*/fN)で、かつ、VEmax≦VNとする。
ここで、VEmax:過励磁防止制限電圧(V)
Kemax:許容電圧係数で1.00〜1.15(ただし、省エネ制御運転が選択されていない場合は、自動的に1.00に変更される。)
VN :モータの定格電圧(V)
fN :モータの定格周波数(Hz)
この場合、モータ42A,42Bの定格電圧VNが200V、モータ42A,42Bの定格周波数fNが120Hzで、V/F一定電圧VV/Fが図3の直線A−C−Dのように設定されていたとすれば、周波数が常用制御範囲の周波数n12から周波数n13まで変化すると、後述するように、省エネ出力電圧VENEは、図3のE1−E2−E5−Dのように変化、制御される。
この制御は、ポンプを駆動するのに必要なトルクを満たし、かつ、段落〔0022〕の制御より、特に、大流量域において、低電圧での運転、つまり、低トルクでの運転となるため、省エネ化が図れる。
なお、この電圧(省エネベース電圧VB)は、図3に示す直線(折れ線)A−E1−Bとなる。
したがって、周波数f*がn12未満では加算器32hが出力する電圧VB2となり、周波数f*がn12以上では加算器32dが出力する電圧VB1となるので、省エネベース電圧演算回路32は、図3に示す直線(折れ線)A−E1−Bの省エネベース電圧VBを出力する。
したがって、省エネ電圧演算回路33は、図3に示す直線P−Qの省エネ電圧VCを出力する。
この省エネ電圧VCは、次の(1)式によって得られる。
したがって、周波数f*がn12未満では加算器34hが出力する電圧VV/F2となり、周波数f*がn12以上では加算器34dが出力する電圧VV/F1となるので、V/F一定電圧演算回路34は、図3に示す直線A−DのV/F一定電圧VV/Fを出力する。
まず、図示は省略されているが、通常制御状態において、ポンプ13A,13Bの圧力制御が定常状態に入ったことを、例えば、インバータ41A,41Bに通常装備されている“周波数一致信号”で検出し、この状態が一定時間、例えば、5秒〜10秒継続すると、通常制御から省エネ制御へと移行する。
そして、負荷状態が変動して省エネ制御が解除されると、省エネ制御から通常制御へ移行する。
そして、省エネ制御から通常制御へと移行するときのソフト切換制御定数Sotも、“0”から“1”へとゆっくりと直線的に、あるいは、1次遅れ関数的に変化して移行する。
したがって、演算設定される図3の直線A−Dの傾斜は、ゆっくりと小さくなり、また、ゆっくりと大きくなってもとに戻る。
まず、給水を開始すると、推定末端圧力一定制御部21は、その給水状態における各圧力hsu,hi,hs,Δhに基づいて周波数f*を求め、インバータ41A,41Bへ周波数fa,fbを出力する。
一方、給水の開始時、または、給水の非定常状態においては省エネ制御になっていないので、省エネ電圧演算部31の選択スイッチ35はオンにならない。
また、V/F一定電圧演算回路34からV/F一定電圧VV/Fとして図3に示す直線A−Cの電圧が出力されるので、第2高電圧優先回路37から直線A−E1の電圧よりも大きい直線A−Cの電圧が出力される。
また、V/F一定電圧演算回路34からV/F一定電圧VV/Fとして図3に示す直線C−Dの電圧が出力されるので、第2高電圧優先回路37から直線E1−Bの電圧よりも大きい直線C−Dの電圧が出力される。
なお、ソフト切換制御定数Sotが“1”から“0”へとゆっくりと移行すると、直線A−Dの電圧は、ゆっくりと直線A−E1−Bの電圧へと近づいて、直線A−E1−Bの電圧よりも小さくなる。
また、V/F一定電圧演算回路34から電圧VV/Fとして図3に示す直線A−Cの電圧が出力されるので、第2高電圧優先回路37から直線A−E1の電圧以上である直線A−Cの電圧が出力される。
また、V/F一定電圧演算回路34からV/F一定電圧VV/Fとして図3に示す直線C−Dの電圧が出力されるが、選択スイッチ35がオンとなっているため、後述するソフト切換制御定数Sotが“0”となるので、第2高電圧優先回路37から折れ線E1−E2−Q−Dの電圧が出力される。
また、給水装置の省エネ制御で流量が頻繁に変動する場合、V/F一定電圧VV/Fによって圧力変動を抑制することができる。
また、流量が増加した場合の省エネ電圧は、図3の直線E2−Qのように、V/F一定の電圧より高くなる。
したがって、モータ42A,42Bの設計磁束密度に余裕ある場合には、その限度まで電圧を上昇させた方が、モータ42A,42Bの効率がよくなる。
最初に、給水装置で給水流量が低下した場合、モータの電圧を調整すれば、モータの効率低下を改善できることについて説明する。
吐出圧力一定制御を行っている場合、例えば、図1の構成で、最低設定圧力hsを100%揚程に設定し、補償圧力Δhをゼロに設定した場合において、インバータをV/F一定に設定した場合と、電圧を調整して運転した場合の効率の比較例を表1に示す。
電圧を調整した場合の電圧は、その時の周波数で最大効率になる電圧を設定した場合を示している。
このように、流量とその時の周波数に応じてモータの電圧を調整すれば、従来のV/F一定の電圧で運転する場合よりも省エネ運転ができる。
この発明は、この原理を応用している。
そのためには、最初に、モータの負荷トルクをパラメータとして、モータのすべりと効率の関係を求めておく必要がある。
このように、モータの等価回路定数が与えられると、公知の計算方法によってすべりに対する効率特性が計算できる。
つまり、その時の最大効率を与えるモータのすべりが計算できる。
最大効率を与えるすべりが決定されると、同様に、モータの等価回路からその時のモータ電圧が計算できる。
この計算を遂行した結果、省エネ電圧に関して重要な特性が明かとなった。
つまり、負荷トルクが一定の場合、省エネ電圧と周波数は、ほぼ比例関係にある。
これを、最小自乗法による回帰直線を求めて確かめた。
表2に示すように、モータトルク一定のもとでは、省エネ電圧は、周波数を変数とする直線方程式で推定できることが明かとなった。
つまり、比例係数Aと定数Bを決定すれば、精度のよい省エネ電圧の推定ができる。
ここで、省エネ電圧の推定値をVL(V)とすれば、
しかしながら、このままでは、省エネ電圧の推定値VLを計算するため、比例係数Aと定数Bをモータトルクによって変更しなければならない煩わしさがある。
そこで、比例係数A、定数Bと、トルクとの関係を求めた。
図6、図7が比例係数Aと定数Bとモータトルクとの関係を計算したものである。
図6、図7に示すように、比例係数A、定数Bは、若干の誤差があるものの、実用的な値をモータトルクから推定できる。
図8は推定末端圧力一定制御を行っている場合のモータトルクと周波数の関係を計算したものである。
ただし、この計算では、モータトルクを、定格トルクをベースにしたパーユニット(p.u.)としている。
このトルクと周波数の関係を、前述の(2)式、図6、図7の結果に適用することにより、インバータに設定すべき省エネ電圧が図9のように計算できる。
つまり、最低設定圧力hsの値に応じて、図9の省エネ電圧の計算値を選択、設定するようにすれば、実際に、省エネ電圧の設定が可能である。
この結果、図9の例では、最低設定圧力hsをパラメータとする、省エネ電圧の回帰直線式の比例係数A’と定数B’は、表3のように計算された。
ただし、比例係数A’、定数B’は、(2)式の省エネ電圧の計算のように、モータトルクを使用する必要はなく、推定末端圧力一定制御の最低設定圧力hsによって決定される値である。
この最低設定圧力hsに対する係数A’、定数B’は、同様に、直線の式で表すことができる。
このようにして計算される省エネ電圧(VL)を、図2では、省エネ電圧VCとして算出している。
また、定数B’は、差Δhsに比例係数C3を乗じ、定数C4を加えて演算している。
この演算は、図2の省エネ電圧演算回路33で実行される(1)式の省エネ電圧VCが、省エネ電圧の推定式(3)式と同じであることを示している。
例えば、その形は、最低設定圧力hsが0.9p.u.の特性から容易に推定できる。
まず、最低設定圧力hsと周波数とから各周波数におけるトルクを求める(この特性は、図8を参考にする。)。
そして、必要なトルクから比例係数A、定数Bを求める(比例係数Aは図6を参考にし、定数Bは図7を参考にする。)
次に、最低設定圧力hsをパラメータとしたときの周波数と省エネ電圧の1次直線式の比例係数A’、定数B’は表3のようになる。
なお、計算における差Δhsは、図2の省エネ電圧演算回路33に準拠している。
次に、図10に示した特性を直線近似式とすると、
したがって、比例係数C1は0.0175、定数C2は0.0155、比例係数C3は−2.0125、定数C4は−0.7998となる。
図12から、モータの2次抵抗r2’の変化によるすべりの変動が大きく、1.5倍の変動に対して1.38倍変動している。
これ対して、1次抵抗r1や鉄損抵抗rmの変動に対しては、2次抵抗r2’の変化に対する感度より、かなり感度が低いことが分かる。
つまり、実用面から、2次抵抗r2’の変化による最高効率すべりの変化を考慮した設計を行えばよいことが分かる。
ただし、図12におけるr2’base、rmbase、r1base、は、感度解析の基準値を示す。
これは、モータが大容量の場合に、価値ある方法となる。
したがって、必要トルクより十分大きな、例えば、150%以上のモータトルクを保証する省エネ最低電圧は、T形等価回路から容易に計算できる。
つまり、図3の直線E1−Bの電圧は、容易に決定できる。
V/F一定制御に比べ、この発明の省エネ電圧制御が、低流量域で大きく効率を改善できていることが示されている。
なお、この試験では、最低設定圧力hsを0.7p.u.に設定し、許容電圧係数Kemaxを1.0に設定した場合を示している。
2 給水配管
3 給水本管
4A,4B 給水分岐管
5 バイパス管
11 吸い込み側圧力検出器
12 吸い込み側逆止め弁
13A,13B ポンプ
14A,14B 吐出側逆止め弁
15A,15B 締め切り弁
16 圧力タンク
17 バイパス逆止め弁
18 フロースイッチ
19 吐出側圧力検出器
21 推定末端圧力一定制御部
21a 推定末端圧力設定器
21b 補償圧力演算器
21c 演算器
21d 比例積分制御器
21e,21f D/A変換器
31 省エネ電圧演算部
32 省エネベース電圧演算回路
32a,32e 減算器
32b,32f リミッタ
32c,32g 乗算器
32d,32h 加算器
32i 選択スイッチ
33 省エネ電圧演算回路
33a 減算器
33b リミッタ
33c,33e 乗算器
33d,33g 加算器
32f 乗算器
33h 加算器
33i 選択スイッチ
34 V/F一定電圧演算回路
34c,34g 乗算器
34d,34h 加算器
34i 選択スイッチ
34j 乗算器
35 選択スイッチ
36 第1高電圧優先回路
37 第2高電圧優先回路
38 可変電圧リミッタ
39A,39B D/A変換器
41A,41B インバータ
42A,42B モータ
hsu 押し込み圧力
hi 圧力
hs 最低設定圧力
Δh 補償圧力
hsmin 許容最低設定圧力
Δhs 差
f* 周波数
fa,fb 周波数
fN モータの定格周波数
n11〜n13 周波数
Va,Vb 電圧
VB 省エネベース電圧
VC 省エネ電圧
VBC 電圧
VV/F V/F一定電圧
VEmax 過励磁防止制限電圧
VENE 省エネ出力電圧
VN モータの定格電圧
VB1,VB2 電圧
VV/F1,VV/F2 電圧
VL 省エネ電圧の推定値
n21〜n24 電圧
Kemax 許容電圧係数
Sot ソフト切換制御定数
C1,C3 比例係数
C2,C4 定数
Claims (4)
- インバータを介してモータを駆動することにより、ポンプを作動させて給水する給水方法において、
前記ポンプへの押し込み圧力と吐出側の圧力とから前記モータを駆動する各周波数における前記モータを駆動するのに最低必要なトルクを発生させる省エネベース電圧を演算する省エネベース電圧演算回路と、
前記各周波数に基づくV/F(電圧/周波数)特性が一定となる電圧を出力するV/F一定電圧演算回路とを有し、
前記インバータは、前記V/F一定電圧演算回路の出力電圧で前記モータを駆動して給水している状態で前記インバータに装備されている周波数一致信号で前記ポンプの圧力制御が定常状態に入ったことを検出すると前記V/F一定電圧演算回路の前記周波数一致信号の周波数における出力電圧値を、前記省エネベース電圧演算回路が演算した前記周波数一致信号の周波数における省エネベース電圧値にゆっくりと近付かせるように移行させて、前記モータを前記省エネベース電圧演算回路が演算した省エネベース電圧による駆動とし、
また、前記インバータは、前記省エネベース電圧演算回路が演算した省エネベース電圧で前記モータを駆動している状態で定常状態が解除されると、前記周波数一致信号の周波数における省エネベース電圧値を前記V/F一定電圧演算回路の前記周波数一致信号の周波数における出力電圧値へゆっくりと近付かせるように移行させて、前記省エネベース電圧による前記モータ駆動を、前記V/F一定電圧演算回路の出力電圧による前記モータ駆動とする、
ことを特徴とする給水方法。 - 請求項2に記載の給水方法において、
前記省エネ電圧は、前記モータの1次抵抗、鉄損抵抗、および、2次抵抗を温度補正して求める、
ことを特徴とする給水方法。 - 請求項2または請求項3に記載の給水方法において、
前記モータの各周波数における過励磁防止制限電圧を求め、
前記省エネ電圧が前記過励磁防止制限電圧よりも高くなると、前記過励磁防止制限電圧で前記モータを駆動する、
ことを特徴とする給水方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003355844A JP4532876B2 (ja) | 2002-10-16 | 2003-10-16 | 給水方法 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002302209 | 2002-10-16 | ||
JP2003355844A JP4532876B2 (ja) | 2002-10-16 | 2003-10-16 | 給水方法 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004156593A JP2004156593A (ja) | 2004-06-03 |
JP2004156593A5 JP2004156593A5 (ja) | 2006-11-09 |
JP4532876B2 true JP4532876B2 (ja) | 2010-08-25 |
Family
ID=32827935
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003355844A Expired - Fee Related JP4532876B2 (ja) | 2002-10-16 | 2003-10-16 | 給水方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4532876B2 (ja) |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59105983A (ja) * | 1982-12-08 | 1984-06-19 | Yaskawa Electric Mfg Co Ltd | ポンプの制御方法 |
JPS6356195A (ja) * | 1986-08-25 | 1988-03-10 | Toshiba Corp | 冷凍装置 |
JPH08128399A (ja) * | 1994-11-02 | 1996-05-21 | Takasago Thermal Eng Co Ltd | 流体輸送装置の制御方法 |
JPH10176675A (ja) * | 1996-10-15 | 1998-06-30 | Sayama Seisakusho:Kk | 給水装置 |
JPH10205483A (ja) * | 1997-01-27 | 1998-08-04 | Yaskawa Electric Corp | ポンプの推定末端圧力一定制御装置 |
JPH10299664A (ja) * | 1997-04-21 | 1998-11-10 | Yaskawa Electric Corp | ポンプの運転制御装置 |
JP2001304134A (ja) * | 2000-04-19 | 2001-10-31 | Shin Meiwa Ind Co Ltd | 電動ポンプ装置及びその制御方法 |
-
2003
- 2003-10-16 JP JP2003355844A patent/JP4532876B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59105983A (ja) * | 1982-12-08 | 1984-06-19 | Yaskawa Electric Mfg Co Ltd | ポンプの制御方法 |
JPS6356195A (ja) * | 1986-08-25 | 1988-03-10 | Toshiba Corp | 冷凍装置 |
JPH08128399A (ja) * | 1994-11-02 | 1996-05-21 | Takasago Thermal Eng Co Ltd | 流体輸送装置の制御方法 |
JPH10176675A (ja) * | 1996-10-15 | 1998-06-30 | Sayama Seisakusho:Kk | 給水装置 |
JPH10205483A (ja) * | 1997-01-27 | 1998-08-04 | Yaskawa Electric Corp | ポンプの推定末端圧力一定制御装置 |
JPH10299664A (ja) * | 1997-04-21 | 1998-11-10 | Yaskawa Electric Corp | ポンプの運転制御装置 |
JP2001304134A (ja) * | 2000-04-19 | 2001-10-31 | Shin Meiwa Ind Co Ltd | 電動ポンプ装置及びその制御方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2004156593A (ja) | 2004-06-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101909172B1 (ko) | 모터 제어 장치 및 전동 펌프 유닛 | |
JP6217451B2 (ja) | 燃料制御装置、燃焼器、ガスタービン、制御方法及びプログラム | |
EP1914875B1 (en) | Control method and motorstarter device | |
JP5221612B2 (ja) | 電動オイルポンプ用モータ制御装置及び制御方法 | |
US4920277A (en) | Control system for a variable speed hydro-power plant apparatus | |
EP2610492B1 (en) | Motor control unit and electric pump unit | |
EP2043257A2 (en) | Overload control of an electric power generation system | |
JP2010216288A (ja) | 並列ポンプの解列制御方法と並列ポンプの解列制御システム | |
JP4532876B2 (ja) | 給水方法 | |
JP2009085047A (ja) | 圧縮装置及びその制御方法 | |
US8115445B2 (en) | Operation control method and operation control apparatus for variable speed generator-motor | |
EP2177736A1 (en) | Device and method for controlling compressor | |
JP2008014230A (ja) | 給水システムに設けられた並列ポンプの流量推定方法および給水システムに設けられた並列ポンプの流量推定システム | |
CN108604100B (zh) | 压力控制装置及压力控制系统 | |
JP2004124814A (ja) | ポンプの流量推定方法とその装置 | |
JPH10299664A (ja) | ポンプの運転制御装置 | |
JP4676721B2 (ja) | ポンプ装置 | |
JP2005344536A (ja) | ポンプ並列運転制御装置および制御方法 | |
JP2006194186A (ja) | 大流量運転制御方法および大流量運転制御システム | |
KR100848561B1 (ko) | 인버터의 과전압 억제를 위한 유도 전동기 감속 제어 장치및 방법 | |
JP2006316687A (ja) | 流体の圧送方法、圧送装置、燃料ガス供給装置及びガス輸送ラインの中継基地 | |
JP6463498B2 (ja) | 電力変換装置 | |
JP2004350393A (ja) | 給水方法 | |
JP2010084697A (ja) | ポンプキャビテーションレス制御装置およびポンプキャビテーションレス制御方法 | |
JP3938369B2 (ja) | 可変速給水装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060915 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060915 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090603 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100105 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100223 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100525 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100611 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130618 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |