JPH10205135A - 横架材の架設方法および架設装置 - Google Patents

横架材の架設方法および架設装置

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JPH10205135A
JPH10205135A JP810097A JP810097A JPH10205135A JP H10205135 A JPH10205135 A JP H10205135A JP 810097 A JP810097 A JP 810097A JP 810097 A JP810097 A JP 810097A JP H10205135 A JPH10205135 A JP H10205135A
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horizontal member
girder
abutments
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JP810097A
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Yoji Tate
洋史 舘
Shoji Hori
昌治 堀
Masayoshi Karasawa
正芳 柄澤
Kazuhiko Totani
和彦 戸谷
Masahito Mochizuki
雅人 望月
Kiyoshi Nagai
潔 永井
Masatoshi Wada
正敏 和田
Takao Yamamoto
孝雄 山本
Hiromi Miyauchi
広美 宮宇地
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NIPPON KOGEN CONCRETE KK
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Tadano Engineering Ltd
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NIPPON KOGEN CONCRETE
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Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クレーンの導入が不可能な狭い施工現場であ
っても橋台間にPC桁を容易に架設でき、施工時間やコ
ストも抑える。 【解決手段】 PC桁2bを架設する前後の橋台1の間
に、支持ビーム13が昇降ブーム12により昇降させら
れる架設装置10を、支持ビーム13が架設方向と平行
になるように設置する。既設のPC桁2a上において走
行台車30に載せた新規のPC桁2bを、支持ビーム1
3上のレール17に走行台車30を走行させることによ
り送り込み、次いで、架設装置10をPC桁2bの架設
位置まで横移動させた後、昇降ブーム12を縮めて支持
ビーム13を下降させ、PC桁2bの両端部を双方の橋
台1の上に載せて据え付ける。架設装置10の設置位置
および操作範囲は橋台1上より下方であり、橋台1上あ
るいは橋台の側方への干渉は全くない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、高架鉄道
線路を構築するにあたって、橋台間に道床を構成するP
C桁を架設する際に用いて好適な、横架材の架設方法お
よび架設装置に関する。
【0002】
【従来の技術】地上に敷設された既設の鉄道線路を高架
線に移す工事は、踏切の廃止や土地の有効利用を図るた
めに近年多く行われている。高架線は、一定間隔をおい
て地盤に立設された橋台間に、複数のPC桁を架設・並
設して道床を構成していく施工法で構築される場合が多
い。
【0003】橋台間にPC桁を架設するには、クレーン
で吊り上げて直接架設したり、構築した支保工の上で、
PC桁を橋台側あるいは横側からジャッキに受け渡して
架設したりといった方法が従来より採られ、その他に
は、図12に示すガーターと呼ばれる門型クレーンを用
いていた。
【0004】図12の符号1は、図面表裏方向に一定間
隔をおいて立設された橋台であり、橋台1間の左側に
は、複数のPC桁2が並設されて新上り線3Aの道床3
Bが既に設けられている。旧下り線4Aはまだ地面の道
床5を走行するようになっており、橋台1間の右側に、
新下り線の道床4BをPC桁2で構築している。
【0005】符号6で示すガーターは、左右一対のブー
ム7の上にビーム8が渡されて固定され、ビーム8に沿
って走行台車9が走行するようになっている。このガー
ター6によってPC桁2を橋台1間に架設するには、走
行台車9から吊り下げた吊りユニット9aで、既設のP
C桁2上に置いたPC桁2を橋台1よりも上に吊り上
げ、架設位置まで走行台車9aにより横移動させ、次い
で、吊りユニット9aを前方に差し出してから降ろし
て、PC桁2の両端部を橋台1間に架け渡す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、高架線の周
囲に建物等が近接していて施工現場が狭隘であると、ク
レーンの導入は困難であった。また、支保工を採用する
場合、支保工の設置と撤去に手間とコストがかかるとと
もに、支保工が架設部分の下方スペースを大きく占用す
る不具合も生じる。さらに、上記ガーター6では、図1
2に示すように、新上り線(特にこの箇所はコーナー部
分でバンクしている)3Aがガーター6に接触してしま
う、すなわち施工限界を越える場合が発生するので、好
適ではなかった。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あって、施工時間の短縮やコストの低減が図れることに
加え、施工現場が狭隘であっても施工可能とする横架材
の架設方法および横架材の架設装置の提供を目的として
いる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになされたものであり、請求項1に記載の横架
材の架設方法は、桁や梁等の横架材を、離間する一対の
支持体の間に架設するにあたり、前記一対の支持体の間
の下方に、一方の支持体側の待機位置から前記横架材を
架設位置に導入させるガイド手段を昇降可能に設けると
ともに、前記待機位置において、架設方向に沿った状態
にした横架材を、ガイド手段に沿って移動可能な移動手
段に支持させ、次に、前記ガイド手段を、このガイド手
段に前記移動手段が導入可能な受け渡し位置まで上動さ
せ、次に、前記移動手段を前記ガイド手段に導入して移
動させることにより、横架材を自身の長手方向に沿って
移動させてガイド手段上に受け渡し、この後、ガイド手
段を下動させ、横架材の両端部を、双方の支持体上に載
せて支持させるとともに、ガイド手段を横架材の下方に
離間させることを特徴としている。
【0009】また、請求項2に記載の発明は、前記架設
方法において、前記移動手段を前記ガイド手段に導入さ
せる際に、前記待機位置からガイド手段にわたって導入
手段を撤去可能に設け、この導入手段を介して、移動手
段を待機位置からガイド手段に導入させることを特徴と
している。
【0010】また、請求項3に記載の発明は、前記架設
方法において、前記ガイド手段を、前記架設方向に直交
する横方向に移動可能に設け、前記横架材をガイド手段
に受け渡した後、このガイド手段を横方向に移動させて
横架材を所望の架設位置まで横移動させ、この後、ガイ
ド手段を下動させ、横架材の両端部を、双方の支持体上
に載せて支持させるとともに、ガイド手段を横架材の下
方に離間させることを特徴としている。
【0011】また、請求項4に記載の本発明の架設装置
は、一対の支持体の間の下方に設置される基台と、この
基台に昇降機構を介して昇降自在に支持され、一方の前
記支持体側の待機位置において待機する前記横架材を架
設位置に導入させるガイド手段とを具備することを特徴
としている。
【0012】また、請求項5に記載の発明は、前記架設
装置において、前記基台が、横移動手段により、前記架
設方向に直交する横方向に移動可能とされていること特
徴としている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態を説明する。図1は、一実施形態に係る架設装
置10を示しており、図2はこの架設装置10の要部を
示している。また、図3は架設装置10を用いたPC桁
(横架材)の架設施工現場の正面図、図4〜図11はP
C桁架設の工程を示している。
【0014】架設装置10は、図1に示すように、前後
(図1(a)では左右)一対の基台11と、これら基台
11の上に立設された昇降ブーム(昇降機構)12と、
これら昇降ブーム12の上部の間にわたされて固定され
た支持ビーム13とを備えている。基台11は左右方向
に延びており、施工現場の地面に設置される一対の横レ
ール(横移動手段)14に沿って、車輪15により横方
向(架設方向に直交する左右方向)に走行可能とされ
る。その走行は、走行用シリンダ16の伸縮によりなさ
れる。
【0015】昇降ブーム12は、基台11に固定された
固定ブーム12a内に、第1、第2の伸縮ブーム12
b、12cがテレスコープ状に内蔵された都合3段の伸
縮ブームであり、油圧等の図示せぬ駆動手段で、第1、
第2の伸縮ブーム12b、12cが伸縮するようになっ
ている。前記支持ビーム13は、第2の伸縮ブーム12
cの上端部にわたって固定されており、その長さは、図
4に示すように、一定間隔をおいて立設された橋台(支
持体)1の間に、その端部が橋台1に近接して入る長さ
を有している。支持ビーム13は、型鋼等により断面矩
形状の管体に形成されており、軽量化が図られている。
そして、その上面には、支持ビーム13自身の長手方向
に延びる左右一対のレール(ガイド手段)17が全長に
わたって固定されている。図2に示すように、レール1
7の前端となる一端には、ストッパ17aが固定されて
いる。昇降ブーム12の昇降能力は、支持ビーム13が
橋台1よりも高い位置に達することが可能な程度に設定
されている。
【0016】さて、図3は、前述の通りPC桁2を橋台
1間に架設する施工現場を示している。高架線の橋台1
の図中左側には、既に新上り線3Aの道床3Bが、5本
のPC桁2によって運行可能に完成しており、この右側
に、新下り線の道床4Bを構築していく。旧下り線4A
は、現在地上の道床5で運行されている。この施工現場
は、両側に建築物20、21が存在し、きわめて狭隘で
ある。
【0017】次いで、図4〜図11を参照して、図3に
示した施工現場の橋台1間に、新下り線の道床4Bを構
成するPC桁2を架設していく手順を説明する。図4〜
図11の(b)で示されるように、施工前端(左側と中
央の橋台1間)においては、既に本方法によりPC桁2
が架設されており、中央と右側の橋台1間に、新規のP
C桁2を架設する。ここで説明をわかりやすくするため
に、既設のPC桁を2a、新規のPC桁を2bとする。
【0018】「工程1ー図4」既設のPC桁2a上を、
架設する新規のPC桁2bの待機位置とし、この待機位
置に、後方から新規のPC桁2bを、架設方向に沿った
状態で搬入する。それには、PC桁2bを、走行台車
(移動手段)30上に載せて前方に走行させる。この走
行台車30は、支持ビーム13上に固定されたレール1
7を走行可能なもので、図2に示すように、車輪31を
回転自在に支持するブラケット32が、I型鋼でできた
載置台33で結合された構成とされ、前後一対として用
いる。これら走行台車30の載置台33の上にPC桁2
bを載せ、待機位置に走行させて搬入する。なお、必要
に応じて載置台33にワイヤで縛り付けるなどの方法
で、PC桁2bを走行台車30に固定する。
【0019】一方、PC桁2bを架設する橋台1間に架
設装置10を設置する。それには、橋台1の間における
地面に横レール14を敷設し、支持ビーム13が橋台1
間の架設方向と平行に、かつ支持ビーム13上のレール
17のストッパ17aが前方(図4(b)の右側)に位
置するようにして、架設装置10を横レール14上に設
置する。そして、昇降ブーム12の第1、第2の伸縮ブ
ーム12a、12bを伸ばし、支持ビーム13を、平行
かつレール17に走行台車30が導入可能な受け渡し位
置まで上げる。さらに、シリンダ16を駆動して架設装
置10を横移動させ、PC桁2bの前方に支持ビーム1
3が延びる位置まで位置調整する。
【0020】「工程2ー図5」PC桁2bの前方におい
て、既設のPC桁2aから支持ビーム13の後端にわた
り、支持ビーム13上のレール17と同様の導入レール
(導入手段)34を撤去可能に仮敷設する。
【0021】「工程3ー図6」走行台車30を、導入レ
ール34を経てレール17上にて走行させることによ
り、PC桁2bを、自身の長手方向に沿って支持ビーム
13上に送り込み受け渡す。
【0022】「工程4ー図7」支持ビーム13上へのP
C桁2bの受け渡しを完了させ、この後、導入レール3
4を撤去する。PC桁2bは、橋台1よりも上に位置し
て架設装置10により支持され、その両端部は、橋台1
の上方にある。
【0023】「工程5ー図8」昇降ブーム12の第2の
伸縮ブーム12cを縮めて支持ビーム13を徐々に下降
させ、架設位置のやや上方の位置でPC桁2bを停止さ
せる。
【0024】「工程6ー図9」シリンダ16を駆動して
架設装置10を既設の新上り線3A側に横移動させ、横
方向における架設位置にPC桁2bが達したら、架設装
置10を停止させる。
【0025】「工程7ー図10」昇降ブーム12の第2
の伸縮ブーム12cをさらに縮めて支持ビーム13を徐
々に下降させ、PC桁2bの両端部を前後の橋台1の上
に載せて据え付ける。
【0026】「工程8ー図11」PC桁2bを走行台車
30に固定している場合はそれを解いてから、昇降ブー
ム12の第1の伸縮ブーム12bを縮めて支持ビーム1
3および走行台車30を下降させ、架設を完了する。
【0027】この後、上記工程1〜8を繰り返して残り
の4本のPC桁2bを橋台1間に架設して並設し、新下
り線の道床4Bを完築する。
【0028】上記架設装置10を用いたPC桁の架設方
法によれば、架設装置10は橋台1の間に設置して用い
るものであり、装置自体がコンパクトで占用スペースが
小さいので、クレーンの導入が困難な狭隘な施工現場に
おいても、PC桁2の架設を不自由なく容易に行える。
したがって、施工時間の短縮およびコストの低減が図れ
る。また、架設装置10はPC桁2の架設位置の下方に
おいて設置、操作するものであり、操作される範囲すな
わち支持ビーム13の昇降および架設装置10自体の横
移動は、既設の新上り線3Aには干渉せず、また、橋台
1の側方の建築物20、21への干渉も生じないので、
施工限界を越えるおそれが全くない。
【0029】なお、上記架設方法および架設装置10は
本発明の一実施形態であり、本発明はこれに限定され
ず、例えば、次のような変形、適用が可能である。 支持ビーム13上にPC桁2bを導入するガイド手段
として、レール17の代わりに多数のコロや車輪等の転
動部材を設け、一方、PC桁2bの下面に移動手段とし
て転動部材上を走行できるようなレール状のものを設け
る。また、支持ビーム13を省略し、昇降ブーム12の
上端間に直接レール17をわたすことができれば、軽量
化が図れて好ましい。つまり、PC桁2bを支持ビーム
13上に安定して送り込むことができれ手段であれば、
いかなる手段を用いてもよい。 架設装置10の昇降ブーム12は前後一対であるが、
数および位置はこれに限定されず、例えば、支持ビーム
13の中央部に1つの昇降ブーム12の上端を結合した
T字状の架設装置も考えられる。また、支持ビーム13
を昇降させる昇降機構としては昇降ブーム12に限定さ
れず、いかなる形態のものを用いてもよい。 高架線の橋台間にPC桁を架設する場合を示したが、
例えば、ビル建築における梁の架設など、横に延びる構
造材すなわち横架材であれば、いかなるものにも適用可
能である。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明の横架材の架
設方法によれば、一対の支持体の間の下方において昇降
可能に設けたガイド手段に、一方の支持体側の待機位置
から横架材を導入して受け渡した後、ガイド手段を下動
させて横架材の両端部を双方の支持体上に載せて支持さ
せる、といった方法であることから、施工に要するスペ
ースがきわめて小さく、かつ支持体上への干渉も全くな
いので、クレーンの導入が困難な狭隘な施工現場におい
ても、横架材の架設を容易に行えるとともに、施工時間
の短縮およびコストの低減が図れる。また、本発明の横
架材の架設装置によれば、本発明の架設方法を的確に実
施し得るものであり、さらに、装置自体がコンパクトで
占用スペースを小さくすることができ、狭隘な施工現場
に最適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る架設装置であっ
て、(a)側面図、(b)正面図である。
【図2】 同架設装置の要部を示し、(a)側面図、
(b)正面図である。
【図3】 本発明の一実施形態に係る架設方法を適用す
る施工現場の正面図である。
【図4】 同方法の工程1を示す(a)側面図、(b)
正面図である。
【図5】 同方法の工程2を示す(a)側面図、(b)
正面図である。
【図6】 同方法の工程3を示す(a)側面図、(b)
正面図である。
【図7】 同方法の工程4を示す(a)側面図、(b)
正面図である。
【図8】 同方法の工程5を示す(a)側面図、(b)
正面図である。
【図9】 同方法の工程6を示す(a)側面図、(b)
正面図である。
【図10】同方法の工程7を示す(a)側面図、(b)
正面図である。
【図11】同方法の工程8を示す(a)側面図、(b)
正面図である。
【図12】従来の架設装置であるガーターを用いてPC
桁を架設している状態を示す正面図である。
【符号の説明】
1 橋台(支持体) 2(2b) PC桁(横架材) 10…架設装置 11…基台 12…昇降ブーム(昇降機構) 13…支持ビーム 14…横レール(横移動手段) 17…レール(ガイド手段) 30…走行台車(移動手段) 34…導入レール(導入手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀 昌治 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 柄澤 正芳 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 戸谷 和彦 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 望月 雅人 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 永井 潔 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 和田 正敏 東京都新宿区西新宿1丁目21番1号 日本 鋼弦コンクリート株式会社内 (72)発明者 山本 孝雄 香川県大川郡志度町大字志度5405番地3 株式会社タダノエンジニアリング内 (72)発明者 宮宇地 広美 香川県大川郡志度町大字志度5405番地3 株式会社タダノエンジニアリング内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 桁や梁等の横架材を、離間する一対の支
    持体の間に架設するにあたり、 前記一対の支持体の間の下方に、一方の支持体側の待機
    位置から前記横架材を架設位置に導入させるガイド手段
    を昇降可能に設けるとともに、前記待機位置において、
    架設方向に沿った状態にした横架材を、ガイド手段に沿
    って移動可能な移動手段に支持させ、 次に、前記ガイド手段を、このガイド手段に前記移動手
    段が導入可能な受け渡し位置まで上動させ、 次に、前記移動手段を前記ガイド手段に導入して移動さ
    せることにより、横架材を自身の長手方向に沿って移動
    させてガイド手段上に受け渡し、 この後、ガイド手段を下動させ、横架材の両端部を、双
    方の支持体上に載せて支持させるとともに、ガイド手段
    を横架材の下方に離間させることを特徴とする横架材の
    架設方法。
  2. 【請求項2】 前記移動手段を前記ガイド手段に導入さ
    せる際に、前記待機位置からガイド手段にわたって導入
    手段を撤去可能に設け、この導入手段を介して、移動手
    段を待機位置からガイド手段に導入させることを特徴と
    する請求項1に記載の横架材の架設方法。
  3. 【請求項3】 前記ガイド手段を、前記架設方向に直交
    する横方向に移動可能に設け、前記横架材をガイド手段
    に受け渡した後、このガイド手段を横方向に移動させて
    横架材を所望の架設位置まで横移動させ、 この後、ガイド手段を下動させ、横架材の両端部を、双
    方の支持体上に載せて支持させるとともに、ガイド手段
    を横架材の下方に離間させることを特徴とする請求項
    1、2のいずれかに記載の横架材の架設方法。
  4. 【請求項4】 桁や梁等の横架材を、離間する一対の支
    持体の間に架設するための架設装置であって、 前記一対の支持体の間の下方に設置される基台と、 この基台に昇降機構を介して昇降自在に支持され、一方
    の前記支持体側の待機位置において待機する前記横架材
    を架設位置に導入させるガイド手段とを具備することを
    特徴とする横架材の架設装置。
  5. 【請求項5】 前記基台は、横移動手段によって、前記
    架設方向に直交する横方向に移動可能とされていること
    特徴とする請求項4に記載の横架材の架設装置。
JP810097A 1997-01-20 1997-01-20 横架材の架設方法および架設装置 Pending JPH10205135A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008303539A (ja) * 2007-06-05 2008-12-18 Ishikawajima Constr Materials Co Ltd プレキャスト床版の搬送方法及び搬送機構
JP2019156189A (ja) * 2018-03-14 2019-09-19 東日本旅客鉄道株式会社 電車線路用架線の可動支持装置及びこれを用いた線路切替工法

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JP2019156189A (ja) * 2018-03-14 2019-09-19 東日本旅客鉄道株式会社 電車線路用架線の可動支持装置及びこれを用いた線路切替工法

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