JPH10204915A - バックホウ - Google Patents

バックホウ

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JPH10204915A
JPH10204915A JP910997A JP910997A JPH10204915A JP H10204915 A JPH10204915 A JP H10204915A JP 910997 A JP910997 A JP 910997A JP 910997 A JP910997 A JP 910997A JP H10204915 A JPH10204915 A JP H10204915A
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Kenichi Oyama
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水平掘削時にブームを上げ方向から下げ方向
に切換えるためのパイロット圧制御系を合理的に構成す
る。 【解決手段】 操作レバー11Rの操作に連動してパイ
ロット圧を変化させる一対のパイロット弁21,21と
ブーム制御弁V4との間に一対のパイロット油路PL,
PLを形成すると共に、この一対のパイロット油路P
L,PLに対するパイロット弁21からの圧力を切り換
えて作用させる切換弁23を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機台に対してブー
ム、アーム、バケットを一連に連結し、ブームを駆動す
る複動型のブームシリンダ、アームを駆動する複動型の
アームシリンダ、バケットを駆動する複動型のバケット
シリンダ夫々を備え、バケットを機台の水平方向と平行
となる姿勢の直線軌跡に沿って移動させる水平掘削作業
を行うように機台に対するブームの揺動角を計測するブ
ームセンサと、ブームに対するアームの揺動角を計測す
るアームセンサとからの計測値に基づいて前記ブーム
と、前記アームとを制御する制御装置を備えたバックホ
ウの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のように構成されたバックホ
ウとして特開平4‐319128号公報に示されるもの
が存在し、この従来例で水平掘削制御を行う際には、ブ
ームシリンダ、アームシリンダに対して作動油の給排を
行う制御弁を電気的に操作してブーム、アームを制御す
るものとなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のよう電気的に制
御弁を操作するものでは制御系が比較的に単純になるも
のの、ブーム、アーム等を制御する操作レバー等の操作
具の操作時には操作具の位置をポテンショメータ等で電
気的に計測して制御弁を電気的に操作する形態になるの
で、電気系の故障時には殆どの作業が不能に陥る不都合
を発生するばかりでなく、操作具と制御弁とが機械的に
連係していないことから操作具の操作時には中立復帰用
のバネの付勢力に起因する操作抵抗だけを感ずるものと
なり、操作感覚に違和感を感ずることも多い。そこで、
操作具でパイロット圧を調節し、このパイロット圧で制
御弁を操作するよう制御系を構成することで、操作具の
操作時にはパイロット圧を制御する際に操作具で設定さ
れるパイロット圧に対応する抵抗を作業者が感じ得るも
のも望まれている。
【0004】しかし、パイロット圧で制御弁を操作する
ものでは、水平掘削を行う場合において、前記アームの
掻込み側への作動とブームの上げ側への作動とを継続さ
せ、この作動によってブームが上げ側への作動から下げ
側に作動させる切換点に達した際には、ブームシリンダ
に対する制御弁を自動的に操作するためにパイロット圧
を制御する特別の手段が必要となり改善の余地がある。
【0005】本発明の目的は、ブーム、アームに対する
制御弁をパイロット圧で操作するよう構成したバックホ
ウにおいて水平掘削作業を行う際にブームの姿勢を設定
する制御系を合理的に構成する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の特徴(請
求項1)は冒頭に記したように、バケットを機台の水平
方向と平行となる姿勢の直線軌跡に沿って移動させる水
平掘削作業を行うように機台に対するブームの揺動角を
計測するブームセンサと、ブームに対するアームの揺動
角を計測するアームセンサとからの計測値に基づいて前
記ブームと、前記アームとを制御する制御装置を備えた
バックホウにおいて、前記ブームシリンダを制御する制
御弁を一対の圧力作用部の一方へのパイロット圧の印加
でブームシリンダを伸長させ、他方へのパイロット圧の
印加でブームシリンダを収縮させるようパイロット圧操
作型に構成し、この制御弁と人為操作具で操作されるパ
イロット圧制御手段とを一対のパイロット油路を介して
連係し、又、前記水平掘削作業において、前記アームシ
リンダを掻込み側に継続的に操作することで前記アーム
の掻込み側への作動とブームの上げ側への作動とを継続
させて前記バケットを前記直線経路に沿って移動させる
よう前記制御装置の制御動作を設定し、この作動によっ
てブームが上げ側への作動から下げ側に作動させる切換
点に達した際にはパイロット圧制御手段から前記一方の
圧力作用部に作用するパイロット圧を解除し、かつ、他
方の圧力作用部に対してパイロット圧を作用させる切換
手段を備えている点にあり、その作用は次の通りであ
る。
【0007】本発明の第2の特徴(請求項2)は請求項
1において、前記パイロット圧制御手段が、人為操作具
の操作位置に対応して前記一対のパイロット油路のうち
の一方にのみパイロット圧を作用させるパイロット弁で
構成されると共に、前記切換手段が、前記切換点におい
て前記一対のパイロット油路の一方に作用するパイロッ
ト圧を他方のパイロット油路に切り換えて作用させる電
磁操作型の単一の切換弁で構成されている点にあり、そ
の作用は次の通りである。
【0008】本発明の第3の特徴(請求項3)は請求項
1において、前記パイロット圧制御手段が、人為操作具
の操作位置に対応して前記一対のパイロット油路のうち
の一方にのみパイロット圧を作用させるパイロット弁で
構成されると共に、前記切換手段が、前記切換点におい
て前記一対のパイロット油路の一方を連通状態から遮断
状態に切換えると同時に、一対のパイロット油路の他方
を遮断状態から連通状態に切換えるよう夫々のパイロッ
ト油路に介装され連動操作される電磁操作型の開閉弁で
構成されている点にあり、その作用は次の通りである。
【0009】本発明の第4の特徴(請求項4)は請求項
1において、前記アームシリンダを制御する制御弁を一
対の圧力作用部の一方へのパイロット圧の印加でアーム
シリンダを伸長させ、他方へのパイロット圧の印加でア
ームシリンダを収縮させるようパイロット圧操作型に構
成し、このパイロット圧を作用させる一対のパイロット
油路のうちアームを掻込み側に作動させる側の油路に圧
力センサを備え、この圧力センサで圧力を検出している
状態で前記水平掘削作業を継続させ、圧力センサで圧力
を検出しない状態に達すると制御を停止させるよう前記
制御装置の制御動作を設定してある点にあり、その作用
は次の通りである。
【0010】本発明の第5の特徴(請求項5)は請求項
1において、前記アームシリンダを制御する制御弁を一
対の圧力作用部の一方へのパイロット圧の印加でアーム
シリンダを伸長させ、他方へのパイロット圧の印加でア
ームシリンダを収縮させるようパイロット圧操作型に構
成し、このパイロット圧を作用させる一対のパイロット
油路のうちアームを掻込み側に作動させる側の油路に圧
力センサを備え、この圧力センサでの圧力の検出に基づ
いてブームシリンダを制御する制御弁のパイロット油路
に対して外部からのパイロット圧を作用させる流路切換
弁を備えている点にあり、その作用は次の通りである。
【0011】〔作用〕上記第1の特徴によると、水平掘
削作業時にアームを掻込み側に継続的に作動させること
で、この作動と連動してアームが上げ方向に作動すると
共に、この作動でブームを下げ側に作動させる切換点に
達した場合には、切換手段がブームに対する制御弁に作
用させるパイロット圧の切換えるものとなり、該制御弁
が切換操作されるのでブームシリンダに対する作動油を
切り換えてブームを逆方向に作動させ得るものとなる。
つまり、水平掘削作業時には少なくともアームを掻込み
側に作動させ続けることによって、制御装置がブームセ
ンサ、アームセンサからの計測結果に基づいてブームと
アームとを同時に制御して、バケットを直線軌跡に沿っ
て作動させると共に、この作動時に切換点に達した場合
には切換手段がブームに対する制御弁のパイロット圧を
切換えるのでブームに対する操作具を逆方向に操作する
等の操作を特別に行わずともブームが逆方向に作動して
バケットを直線軌跡上を作動させる作動形態を維持する
ものとなるのである。
【0012】上記第2の特徴によると、人為操作具の操
作時でパイロット弁によるパイロット圧の調節でブーム
に対する制御弁を操作してブームの制御が可能になると
共に、水平掘削作業時に切換点に達した場合には、切換
弁が電気的に切換操作されるものとなり、単純な制御動
作で迅速な切換えを可能にするものとなる。
【0013】上記第3の特徴によると、人為操作具の操
作時にはパイロット弁によるパイロット圧の調節でブー
ムに対する制御弁を操作してブームの制御が可能になる
と共に、水平掘削作業時に切換点に達した場合には、一
対の開閉弁を電気的に切換操作することで済み、単純な
制御動作で迅速な切換えを可能にするものとなる。
【0014】上記第4の特徴によると、水平掘削作業を
継続させる場合には、アームを掻込み側に作動させるだ
けで圧力センサがアームシリンダに対する制御弁のパイ
ロット圧を検出し、この検出結果に基づいて作業を継続
するので操作が単純で誤操作も発生し難い。又、作動を
中断する場合にはアームの作動を停止するだけで水平掘
削作業を停止させるものとなり操作形態が単純化するも
のとなる。
【0015】上記第5の特徴によると、水平掘削作業を
行う場合には、アームを掻込み側に作動させるだけで圧
力センサがアームシリンダに対する制御弁のパイロット
圧を検出し、この検出結果に基づいて流路切換弁によっ
て外部からのパイロット圧がブームに対する制御用のパ
イロット油路に作用するので、ブームを制御する操作具
を操作しなくともブームを作動させ得るものとなる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1に示すように、ドーザ装置1
を有したゴムクローラ式の走行装置2に対して縦向き姿
勢の軸芯Y周りに旋回自在に機台3を備え、この機台3
を旋回操作する油圧式の旋回モータMを備えると共に、
機台3の前部位置にブーム4、アーム5、バケット6夫
々を一連に連結して成るバックホウ装置Bを備え、又、
機台3にエンジン7を有した原動部E、及び、運転座席
8を有した運転部Fを備えてバックホウを構成する。
【0017】前記ドーザ装置1はドーザシリンダC1で
駆動昇降自在に構成され、前記バックホウ装置Bはブー
ム4を基端部材4E、中間部材4F、先端部材4Gとの
3つの部材を縦向き姿勢の軸芯周りで平行4連リンク式
に揺動自在に連結することで基端部材4Eに対して先端
部材4Gを横方向に平行移動自在となるよう構成され、
機台3に対してブーム4を揺動駆動する油圧式のブーム
シリンダC4、ブーム4に対してアーム5を揺動駆動す
る油圧式のアームシリンダC5、アーム5に対してバケ
ット6を揺動駆動する油圧式のバケットシリンダC6を
備え、又、ブーム4の基端部材4Eに対して先端部材4
Gの横方向へ移動駆動する油圧式のオフセットシリンダ
C4Gを備えている。
【0018】又、ブーム4の機台3に対する揺動量を計
測するポテンショメータ型のブームセンサ4S、ブーム
4に対するアーム5の揺動量を計測するポテンショメー
タ型のアームセンサ5S夫々を備えると共に、ブーム4
の基端部材4Eに対して先端部材4Gの横方向へのオフ
セット量を計測するポテンショメータ型のオフセットセ
ンサ4GS夫々を備えている。
【0019】前記運転部Fは前面と側面とに透明な樹
脂、透明硝子等の透明壁面と天井面とを有したキャビン
9を備えると共に、図2に示すように、運転座席8の前
方位置に左右一対の走行制御レバー10L,10Rと、
人為操作具としての左右一対の操作レバー11L,11
Rとを備え、又、運転部Fのステップ12にはオフセッ
トペダル13を備え、運転座席8の右側位置にドーザ昇
降レバー14とエンジン7の回転数を設定するアクセル
レバー15とを備えたパネル16が配置されている。前
記走行制御レバー10L,10Rは、前後方向への揺動
操作によって、走行装置2の左右のクローラベルトの駆
動速度を独立して調節して走行速度の設定と操向制御と
を行い、右側の操作レバー11Rは前方への操作でブー
ムシリンダC4を上昇側に制御し、後方への操作でブー
ムシリンダC4を掻込み側に制御し、左方への操作でバ
ケットシリンダC6を掻込み側に制御し、右方への操作
でバケットシリンダC6を排土側に制御し、又、左側の
操作レバー11Lは前方への操作でアームシリンダC5
を上昇側に制御し、後方への操作でアームシリンダC5
を掻込み側に制御し、右方への操作で旋回モータMを右
旋回側に制御し、左方への操作で旋回モータMを左旋回
側に制御し、図9に仮想線で示すように、オフセットペ
ダル13は右方への踏込み操作でオフセットシリンダC
4Gの作動でバケット6を右オフセット側に制御し、左
方への踏込み操作でオフセットシリンダC4Gの作動で
バケット6を左オフセット側に制御するものとなってい
る。
【0020】該バックホウの油圧図系は図3に示すよう
に構成され、同図に示すようにエンジン7で駆動される
可変容量型の作動油ポンプ18とパイロット油ポンプ1
9とを備えると共に、作動油ポンプ18から作動油路P
1を介して供給される作動油はバケットシリンダC6に
対するバケット制御弁V6、ブームシリンダC4に対す
るブーム制御弁V4、走行装置2の右側のクローラベル
トを駆動する油圧モータ20Rに対する右モータ制御弁
V20R、左側のクローラを駆動する油圧モータ20L
に対する左モータ制御弁V20L、アームシリンダC5
に対するアーム制御弁V5、該バックホウに油圧機器を
別途備えた場合に使用されるサービス制御弁VS、オフ
セットシリンダC4Gに対するオフセット制御弁V4
G、ドーザシリンダC1に対するドーザ制御弁V1、旋
回モータMに対する旋回制御弁V2夫々に対して作動油
を供給する作動油路が形成されている。
【0021】又、バケット制御弁V6、ブーム制御弁V
4、アーム制御弁V5、オフセット制御弁V4G、旋回
制御弁V2夫々は作用するパイロット圧に対応した開度
を得るパイロット圧操作型に構成され、右モータ制御弁
V20R、左モータ制御弁V20L、サービス制御弁V
S、ドーザ制御弁V1は機械操作型に構成されている。
又、前記左右の操作レバー11L,11Rは非操作時に
略垂直となる中立姿勢に復帰するようバネ付勢され、前
記オフセットペダル13は非操作時にはその操作面が略
水平となる中立姿勢に復帰するようバネ付勢され、パイ
ロット操作型の制御弁の操作系は次のように構成されて
いる。
【0022】図4に示す如く左側の操作レバー11Lの
基端部には、左右方向への操作に基づいて前記パイロッ
ト油ポンプ19からパイロット油路P2を介して作用す
る圧を制御するパイロット制御手段としての一対のパイ
ロット弁21と、前後方向への操作に基づいて前記パイ
ロット油ポンプ19からパイロット油路P2を介して作
用する圧を制御する一対のパイロット弁21とを備え、
夫々のパイロット弁21からのパイロット圧に基づいて
旋回制御弁V2、アーム制御弁V5夫々を制御するパイ
ロット油路PLが形成されている。又、図5に示す如く
右側の操作レバー11Rの基端部には、左右方向への操
作に基づいて前記パイロット油ポンプ19からパイロッ
ト油路P2を介して作用する圧を制御する一対のパイロ
ット弁21と、前後方向への操作に基づいて前記パイロ
ット油ポンプ19からパイロット油路P1を介して作用
する圧を制御する一対のパイロット弁21とを備え、夫
々のパイロット弁21からのパイロット圧に基づいてバ
ケット制御弁V6、ブーム制御弁V4夫々を制御するパ
イロット油路PLが形成されている。又、図6に示す如
くオフセットペダル13の基端部には左右方向への踏込
み操作に基づいてパイロット油ポンプ19からパイロッ
ト油路P2を介して作用する圧を制御する一対のパイロ
ット弁21を備え、このパイロット弁21からのパイロ
ット圧に基づいてオフセット制御弁V4Gを制御するパ
イロット油路PLが形成されている。
【0023】図4、図5及び図6に示すように、アーム
制御弁V5とブーム制御弁V4とオフセット制御弁V4
Gに対する一対のパイロット油路PL,PL夫々に電磁
操作型の圧力制御弁22を備え、アーム制御弁V5に対
する一対のパイロット油路PL,PLのうちアーム掻込
み側の油路PLの圧力を計測する第1圧力センサPS1
を備え、又、ブーム制御弁V4に対する一対のパイロッ
ト油路PL,PLのうちブーム上げ側の油路PL、及
び、ブーム下げ側の油路PLに第2,第3圧力センサP
S2,PS3を備え、更に、ブーム制御弁V4に対する
一対のパイロット油路PL,PLにはブーム上げ側のパ
イロット油路PLの圧をブーム下げ側のパイロット油路
PLに作用させる電磁操作型の切換弁23を備えてい
る。尚、この圧力制御弁22は請求項3の一例であり、
切換弁23は請求項2の切換弁に対応する。
【0024】夫々のパイロット弁21,21は操作量に
応じてパイロット油路PL,PLに作用するパイロット
圧を変更するよう構成され、前記パイロット操作型の制
御弁V2,V5,V6,V4,V4Gは一対の圧力作用
部の一方に対するパイロット圧の作用で切換作動し、か
つ、パイロット圧に比例した開度を得ると共に、一対の
圧力作用部に対して圧力が作用しない状態で中立位置に
保持されるよう構成され、圧力制御弁22は、その電磁
ソレノイドを駆動する間歇信号のデューティ比の調節で
開度を変更して圧力作用部に対するパイロット圧を調節
するよう構成されている。
【0025】このバックホウでは、バックホウ装置Bの
操作時には常に干渉防止制御を行うと共に、水平掘削制
御と深さ制限制御とを選択して行い得るものとなってい
る。つまり、前記パネル16には水平掘削制御を選択す
る水平掘削モードスイッチ25と、このモードが選択さ
れたことを報知する水平掘削モードランプ26と、掘削
深さ制限制御を選択する深さ制限スイッチ27と、この
モードが選択されたことを報知する深さ制限モードラン
プ28とを備え、その制御系は図7に示すように、マイ
クロプロセッサを備えた制御装置29に対して、水平掘
削モードスイッチ25、深さ制限スイッチ27、ブーム
センサ4S、アームセンサ5S、オフセットセンサ4G
S、第1圧力センサPS1、第2圧力センサPS2、第
3圧力センサPS3夫々からの入力系と、水平モードラ
ンプ26、深さ制限モードランプ28、6つの圧力制御
弁22の電磁ソレノイド、切換弁23の電磁ソレノイド
夫々に対する出力系が形成されている。
【0026】干渉防止制御は、バケット6の運転部Fへ
の接近し過ぎる現象を回避する制御であり、この制御を
可能にするため図8及び図9に示すように、運転部Fの
キャビン9の前面及び右側面を基準にして所定距離外方
位置に停止位置Sを形成し、その外方部位に減速域Dを
形成してある。そして、作業時においてブームシリンダ
C4、アームシリンダC5の作動、あるいは、オフセッ
トシリンダC4Gの作動に起因して減速域Dの域内まで
バケット6が達した際には、バケット6が運転部Fの側
に接近するほど速度を大きく減じ、停止位置Sにバケッ
ト6が達した際には、バケット6の接近作動を停止させ
る制御を行うと共に、このように減速域Dあるいは停止
位置Sに達したバケット6を運転部Fから離間させる方
向に作動させる場合には運転部Fから離間するほど増速
させる制御を行うよう制御動作が設定されたものであ
る。
【0027】具体的に、この制御では前記ブームセンサ
4S、アームセンサ5S、オフセットセンサ4GSから
の信号に基づいてアーム5とバケット6とを連結するバ
ケットピン6Pの位置を計測しておき、このバケットピ
ン6Pが減速域Dに達すると、接近操作側の圧力制御弁
22を操作する間歇信号のデューティ比の調節で該圧力
制御弁22の開度を小さくして制御弁に対するパイロッ
ト圧を低減してバケット6が運転部Fに接近する作動の
減速を行い、停止位置Sに達すると該圧力制御弁22で
制御弁に対するパイロット圧を解除してバケット6の作
動を停止するものとなっている。尚、運転部Fの前面側
の停止位置Sにバケット6が達した状態ではバケット6
がどのような姿勢にあってもバケット6の先端が運転部
Fのキャビン9に接触しないよう停止位置Sが設定され
ている。このように減速若しくは停止した後にバケット
6を反運転部の側に作動させる場合には離間操作側の圧
力制御弁22を操作する間歇信号のデューティ比の調節
で該圧力制御弁22の開度を開度を徐々に大きくして減
速域Dで増速作動させるよう制御装置29の制御動作が
設定されている。
【0028】又、水平掘削制御は、図10(イ)に示す
如くバケット6を任意の掘削深さに設定した状態で、そ
の掘削深さを維持した状態で機台2と平行姿勢(クロー
ラベルトの接地面と平行の姿勢)の直線軌跡Lに沿って
自動的にバケット6の先端を移動させて掘削深さを略一
定に維持した状態での掘削作業を目的とするものであ
り、作業時にはバックホウ装置Bの制御でバケット6を
アーム5に対して所定の姿勢に設定すると共に、バケッ
ト6の先端を任意の掘削深さに設定した状態で前記水平
掘削モードスイッチ25をON操作することで、制御装
置29は先ず、水平掘削モードランプ26を点灯し、次
に、前記ブームセンサ4S、アームセンサ5S、オフセ
ットセンサ4GSからの信号に基づいてバケット6の先
端の位置を計測し、この計測結果から前記直線軌跡Lを
求める。この後に、左側の操作レバー11Lを前側に操
作し(アーム5を掻込み側に作動させる操作形態)、こ
れと同時に右側の操作レバー11Rを前側に操作した
(ブーム4を上げ側に作動させる操作形態)ことが第1
圧力センサPS1、第2圧力センサPS2からの計測結
果に基づいて判別された際に、夫々のパイロット油路P
L,PLの圧力制御弁22,22を開放操作して夫々の
パイロット油路PL,PLにパイロット圧を作用させて
ブームシリンダC4、アームシリンダC5夫々の駆動を
開始し、この駆動時には前記ブームセンサ4S、アーム
センサ5Sからの信号に基づいてバケット6の先端が前
記直線軌跡L上に存在するようブーム4、アーム5夫々
の相対的な姿勢を維持し乍らブームシリンダC4、アー
ムシリンダC5夫々の駆動を継続するものとなってい
る。
【0029】又、この水平掘削制御の初期にはブーム4
は上げ方向に作動し、アーム5は掻込み側に作動するも
のであるが、ブーム4、アーム5が図10(ロ)に示す
姿勢(切換点)に達した後にはアーム5を掻込み側に作
動させ乍らブーム4を下げ方向に作動させる必要がある
ことから、ブームセンサ4Sからの信号(アームセンサ
5Sからの信号でも可能)に基づいて、この姿勢(切換
点)に達したことを計測したタイミングで前記切換弁2
3を駆動してブーム上げ側のパイロット油路PLからの
パイロット圧をブーム下げ側にパイロット油路PLに供
給して図10(ハ)に示すように、ブーム4を下降させ
る作動を行わせるよう前記制御装置29の制御動作が設
定されている。又、この制御時は第1、第2圧力センサ
PS1,PS2がパイロット圧を計測している場合にの
み水平掘削制を継続するものとなっており、左右の操作
レバー11L,11Rの何か一方でも操作を解除すると
圧力制御弁22が制御弁に対するパイロット圧を解除し
て制御を停止させるように前記制御装置29の制御動作
が設定されている。
【0030】前記掘削深さ制限制御は、バケット6を任
意の掘削深さに設定した状態で、その掘削深さでのブー
ム4の揺動姿勢を記憶し、この揺動姿勢より下げ側への
ブーム4の揺動を阻止する状態での掘削作業を可能にす
るものであり、作業時にはバックホウ装置Bの制御でバ
ケット6を任意の掘削深さに設定した後に、前記深さ制
限スイッチ27をON操作することで、制御装置29が
先ず深さ制御ランプ28を点灯し、次に、ブームセンサ
4S、オフセットセンサ4GSからの信号に基づいてブ
ーム4とアーム5との連結ピン5Pの機台2に対する絶
対高さを制御装置29のメモリ等に記憶すると共に、こ
の後に、右側の操作レバー11Rが後方に操作されたこ
とを前記第3圧力センサPS3で判別した状態で前記連
結ピン5Pの位置が記憶した高さの近傍まで下降すると
前記切換弁23を間歇的に開閉操作してブーム4の下降
速度を減じ、この後ブーム下げ側のパイロット油路PL
のパイロット圧を圧力制御弁22で解除して完全に停止
させるものとなっている。
【0031】このように、このバックホウではブーム制
御弁V4に対するパイロット油路PL,PL、アーム制
御弁V5に対するパイロット油路PL,PL、オフセッ
ト制御弁V4Gに対するパイロット油路PL,PLに圧
力制御弁22,22を備え、ブーム制御弁V4に対する
パイロット油路PL,PLに切換弁23を備えることに
より、干渉防止制御時には作業者の誤操作でバケット6
が運転部に接近する側に作動させることがあっても制御
装置29が圧力制御弁22を介してパイロット圧を減じ
てバケット6の接近速度を低下させた後にバケット6の
移動を完全に停止させるものとなっている。又、水平掘
削作業時には水平掘削モードスイッチ25をON操作す
るだけで、作業者が左右の操作レバー11L,11Rを
同時操作した場合にのみ制御装置29がブームセンサ4
S、アームセンサ5Sからの信号に基づいて圧力制御弁
22を操作して自動的な水平掘削作業を行うものとなっ
ており、この作業時に前述のようにブーム4を上げ方向
から下げ方向へ切換える姿勢に達した場合には制御装置
29が切換弁23を操作するので、作業者は操作レバー
を特別に逆方向に操作しなくとも作動方向が自動的に切
り換わって作業を継続し得るものとなっており、更に、
この水平掘削作業を終了する場合でも左右の操作レバー
11L,11Rのうちの一方でも操作を中止することで
済むものとなっている。又、深さ制限制御ではブーム4
の姿勢を記憶した後には、ブーム4を下げ方向に操作し
ても連結ピン5Pが記憶したレベルに接近した場合には
制御装置29が切換弁23を操作して下降速度を減じた
後に圧力制御弁22の操作で下降制御を不能にするもの
となっている。
【0032】〔第1別実施の形態〕この第1別実施の形
態では、前記実施例と基本的な部分に変わるところがな
く、アーム5の制御系、とブーム4の制御系とが以下の
ように構成されている(前記実施の形態と同じ機能を有
するものには前記実施の形態と同じ番号符号を附してい
る)。
【0033】図11に示すように、アーム制御弁V4の
掻込み側のパイロット油路PLに該油路PLの圧を分岐
油路PBを介してアーム上げ側のパイロット油路に導く
電磁操作型の分岐弁31を備えて油圧系を構成し、水平
掘削作業を行う際には、前記実施の形態と同様に水平掘
削モードスイッチ25をON操作する等の操作を行った
後に、左側の操作レバー11Lを前側(掻込み側)へ操
作されたことを第1圧力センサがパイロット油路PLの
パイロット圧の上昇に基づいて判別すると、制御装置2
9が分岐弁31を分岐位置に操作し、更に、アーム上げ
側のパイロット油路PLからのパイロット圧をブーム上
げ側のパイロット油路PLに導いた状態でブームセンサ
4S、アームセンサ5Sからの信号に基づいて制御装置
29が夫々のパイロット油路PL,PLに介装された圧
力制御弁22,22を操作してバケット6の先端を直線
軌跡Lに沿わせるよう制御を行い、又、この制御におい
てもブーム4を上げ方向から下げ方向へ切換える姿勢に
達した場合には制御装置29が切換弁23を切換操作す
るよう制御動作を設定して実施することも可能である。
つまり、アーム制御用のパイロット油路PLからの圧を
ブーム制御用のパイロット油路PLに導くように構成す
ることで水平掘削モードではアーム4を掻込み方向に作
動させるよう左側の操作レバー11Lだけを操作するだ
けで水平掘削が継続されるものとしている。
【0034】〔第2別実施の形態〕この第2別実施の形
態では、前記実施例と基本的な部分に変わるところがな
く、アーム5の制御系、とブーム4の制御系とが以下の
ように構成されている(前記実施の形態と同じ機能を有
するものには前記実施の形態と同じ番号符号を附してい
る)。
【0035】図12に示すように、ブーム制御弁C4に
対する一対のパイロット油路PL,PLに対して、この
一対の油路PL,PLがパイロット制御弁21,21と
連通する状態とパイロット油ポンプP2からの圧が同時
にブーム制御弁V4に対する一対のパイロット油路P
L,PLに作用する状態とに切換自在なパイロット圧制
御型の流路切換弁32(請求項5の流路切換弁に対応す
る)を介装すると共に、アーム制御弁V5の掻込み側の
パイロット油路PLの圧を該流路切換弁32を操作用す
る分岐油路PCに電磁操作型の流路分岐弁33を備えて
油圧系を構成し、水平掘削作業を行う際には、前記実施
の形態と同様に水平掘削モードスイッチ25をON操作
する等の操作を行った後に、左側の操作レバー11Lが
前側(掻込み側)へ操作されたことを第1圧力センサP
S1がパイロット油路PLのパイロット圧の上昇に基づ
いて判別すると、制御装置29が流路分岐弁33を連通
位置に操作することで流路切換弁32が切換作動を行っ
てパイロット油ポンプ19からの圧をブーム制御弁V4
に対する一対にパイロット油路PL,PLに作用させ、
更に、アームセンサ5Sからの信号に基づいて制御装置
29がブーム上げ側、アーム掻込み側夫々のパイロット
油路PL,PLに介装された圧力制御弁22,22の開
度を調節してバケット6の先端を直線軌跡Lに沿わせる
制御を行い、又、この制御においてはブーム4が上げ方
向から下げ方向へ切換える姿勢に達した場合には制御装
置29がブーム上げ側の圧力制御弁22を閉塞すると共
に、ブーム下げ側の圧力制御弁22を遮断状態から開放
側に操作し、その開度を調節するよう制御動作を設定し
て実施することも可能である。つまり、アーム制御用の
パイロット油路PL,PLからの圧で流路切換弁32を
操作してパイロット油ポンプ19からの圧をブーム制御
用のパイロット油路PL,PLに導くように構成するこ
とで水平掘削モードではアーム5を掻込み方向に作動さ
せるよう左側の操作レバー11Lだけを操作するだけで
水平掘削が継続されるものとしている。
【0036】〔第3別実施の形態〕この第3別実施の形
態では、前記実施例と基本的な部分に変わるところがな
く、アームの制御系、とブームの制御系とが以下のよう
に構成されている(前記実施の形態と同じ機能を有する
ものには前記実施の形態と同じ番号符号を附してい
る)。
【0037】図13に示すように、ブーム制御弁C4に
対する一対のパイロット油路PL,PLに、この一対の
油路PL,PLにパイロット制御弁21,21からの圧
が作用する状態と前記パイロット油ポンプ19からの圧
より高圧のパイロット圧を作用させる油路P3からの圧
が作用する状態とに切換自在なシャトル弁34,34を
備えると共に、このシャトル弁34,34に対して油路
P3からの圧を作用させる状態と解除する状態とに切換
自在な電磁操作型の切換操作弁35を備えて油圧系を構
成し、水平掘削作業を行う際には、前記実施の形態と同
様に水平掘削モードスイッチ25をON操作する等の操
作を行った後に、左側の操作レバー11Lが前側(掻込
み側)へ操作されたことを第1圧力センサPS1がパイ
ロット油路PLのパイロット圧の上昇に基づいて判別す
ると、制御装置29が切換操作弁35の操作で油路P3
からの圧をシャトル弁34,34に供給することで、該
シャトル弁34,34が油路P3からの圧を一対の油路
PL,PLに作用させる状態となり、更に、アームセン
サ5Sからの信号に基づいて制御装置29がブーム側、
アーム側夫々のパイロット油路PL,PLに介装された
圧力制御弁22,22の開度を調節してバケット6の先
端を直線軌跡Lに沿わせる制御を行い、又、この制御に
おいてはブーム4が上げ方向から下げ方向へ切換える姿
勢に達した場合には制御装置29がブーム上げ側の圧力
制御弁22を閉塞すると共に、ブーム下げ側の圧力制御
弁22を遮断状態から開放側に操作し、その開度を調節
するよう制御動作を設定して実施することも可能であ
る。つまり、専用のパイロット圧をブーム4を制御する
側のパイロット油路PL,PLに供給することで水平掘
削モードではアーム5を掻込み方向に作動させるよう左
側の操作レバー11Lだけを操作するだけで水平掘削が
継続されるものとしている。
【0038】
【発明の効果】従って、ブーム、アームに対する制御弁
をパイロット圧で操作するよう構成したバックホウにお
いて水平掘削作業を行う場合には、切換点に達したタイ
ミングで自動的にブームの姿勢を設定する制御系が合理
的に構成されたのである(請求項1)。又、迅速な切換
作動を行って切換点での作動方向の切換を円滑に行い
(請求項2,3)、又、水平掘削や深さ制限作業を行う
場合に作動方向の切換が不要なアームの制御状態に従っ
て制御の継続と中断とを選択するので操作形態に無理が
なく操作も単純化して扱い易いものとなり(請求項
4)、又、アームを制御する操作具を操作するだけで同
時にブームを作動させて水平掘削作業を簡便に行い得る
ものとなった(請求項5)。
【図面の簡単な説明】
【図1】バックホウの全体側面図
【図2】運転部の平面図
【図3】作動油系の油圧回路図
【図4】左側の操作レバーと連結するパイロット油圧回
路図
【図5】右側の操作レバーと連結するパイロット油圧回
路図
【図6】オフセットペダルと連結するパイロット油圧回
路図
【図7】制御系のブロック回路図
【図8】減速域、停止位置の概略を示す側面図
【図9】減速域、停止位置の概略を示す平面図
【図10】水平掘削制御時のバックホウ装置の姿勢を順
次示す図
【図11】第1別実施の形態の油圧回路図
【図12】第2別実施の形態の油圧回路図
【図13】第3別実施の形態の油圧回路図
【符号の説明】
2 機台 4 ブーム 4S ブームセンサ 5 アーム 5S アームセンサ 6 バケット 11R 操作具 21 パイロット弁 23 切換弁 22 開閉弁 29 制御装置 33 流路切換弁 C4 ブームシリンダ C5 アームシリンダ C6 バケットシリンダ V4 制御弁 V5 制御弁 PL パイロット油路 PS1 圧力センサ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機台に対してブーム、アーム、バケット
    を一連に連結し、ブームを駆動する複動型のブームシリ
    ンダ、アームを駆動する複動型のアームシリンダ、バケ
    ットを駆動する複動型のバケットシリンダ夫々を備え、
    バケットを機台の水平方向と平行となる姿勢の直線軌跡
    に沿って移動させる水平掘削作業を行うように機台に対
    するブームの揺動角を計測するブームセンサと、ブーム
    に対するアームの揺動角を計測するアームセンサとから
    の計測値に基づいて前記ブームと、前記アームとを制御
    する制御装置を備えたバックホウであって、 前記ブームシリンダを制御する制御弁を一対の圧力作用
    部の一方へのパイロット圧の印加でブームシリンダを伸
    長させ、他方へのパイロット圧の印加でブームシリンダ
    を収縮させるようパイロット圧操作型に構成し、この制
    御弁と人為操作具で操作されるパイロット圧制御手段と
    を一対のパイロット油路を介して連係し、又、前記水平
    掘削作業において、前記アームシリンダを掻込み側に継
    続的に操作することで前記アームの掻込み側への作動と
    ブームの上げ側への作動とを継続させて前記バケットを
    前記直線経路に沿って移動させるよう前記制御装置の制
    御動作を設定し、この作動によってブームが上げ側への
    作動から下げ側に作動させる切換点に達した際にはパイ
    ロット圧制御手段から前記一方の圧力作用部に作用する
    パイロット圧を解除し、かつ、他方の圧力作用部に対し
    てパイロット圧を作用させる切換手段を備えているバッ
    クホウ。
  2. 【請求項2】 前記パイロット圧制御手段が、人為操作
    具の操作位置に対応して前記一対のパイロット油路のう
    ちの一方にのみパイロット圧を作用させるパイロット弁
    で構成されると共に、前記切換手段が、前記切換点にお
    いて前記一対のパイロット油路の一方に作用するパイロ
    ット圧を他方のパイロット油路に切り換えて作用させる
    電磁操作型の単一の切換弁で構成されている請求項1記
    載のバックホウ。
  3. 【請求項3】 前記パイロット圧制御手段が、人為操作
    具の操作位置に対応して前記一対のパイロット油路のう
    ちの一方にのみパイロット圧を作用させるパイロット弁
    で構成されると共に、前記切換手段が、前記切換点にお
    いて前記一対のパイロット油路の一方を連通状態から遮
    断状態に切換えると同時に、一対のパイロット油路の他
    方を遮断状態から連通状態に切換えるよう夫々のパイロ
    ット油路に介装され連動操作される電磁操作型の開閉弁
    で構成されている請求項1記載のバックホウ。
  4. 【請求項4】 前記アームシリンダを制御する制御弁を
    一対の圧力作用部の一方へのパイロット圧の印加でアー
    ムシリンダを伸長させ、他方へのパイロット圧の印加で
    アームシリンダを収縮させるようパイロット圧操作型に
    構成し、このパイロット圧を作用させる一対のパイロッ
    ト油路のうちアームを掻込み側に作動させる側の油路に
    圧力センサを備え、この圧力センサで圧力を検出してい
    る状態で前記水平掘削作業を継続させ、圧力センサで圧
    力を検出しない状態に達すると制御を停止させるよう前
    記制御装置の制御動作を設定してある請求項1記載のバ
    ックホウ。
  5. 【請求項5】 前記アームシリンダを制御する制御弁を
    一対の圧力作用部の一方へのパイロット圧の印加でアー
    ムシリンダを伸長させ、他方へのパイロット圧の印加で
    アームシリンダを収縮させるようパイロット圧操作型に
    構成し、このパイロット圧を作用させる一対のパイロッ
    ト油路のうちアームを掻込み側に作動させる側の油路に
    圧力センサを備え、この圧力センサでの圧力の検出に基
    づいてブームシリンダを制御する制御弁のパイロット油
    路に対して外部からのパイロット圧を作用させる流路切
    換弁を備えている請求項1記載のバックホウ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017075529A (ja) * 2012-06-08 2017-04-20 住友重機械工業株式会社 ショベル
CN110306612A (zh) * 2019-06-28 2019-10-08 三一重机有限公司 一种可伸缩工作装置、闭环同步控制系统及挖掘机

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JP2017075529A (ja) * 2012-06-08 2017-04-20 住友重機械工業株式会社 ショベル
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