JPH10204750A - ジェットルームにおける緯入れ噴射タイミング設定方法及び装置 - Google Patents
ジェットルームにおける緯入れ噴射タイミング設定方法及び装置Info
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- JPH10204750A JPH10204750A JP402197A JP402197A JPH10204750A JP H10204750 A JPH10204750 A JP H10204750A JP 402197 A JP402197 A JP 402197A JP 402197 A JP402197 A JP 402197A JP H10204750 A JPH10204750 A JP H10204750A
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Abstract
定を容易にすると共に、緯入れ用緯入れ用補助ノズルに
おけるエア消費効率も向上する。 【解決手段】緯入れ用補助ノズルSmnと電磁開閉弁Vmn
(m=1〜5、n=1〜5)とは1対1に対応してお
り、緯入れ用補助ノズルSmnにおける緯入れ用圧力エア
の噴射は、電磁開閉弁Vmnの励消磁により制御される。
電磁開閉弁Vmnは5つ単位でベース21,22,23,
24,25に装着されている。電磁開閉弁Vmnは緯入れ
噴射タイミング設定装置Cの制御を受ける。入力装置1
9によって各群の先頭の電磁開閉弁Vmnの励磁開始タイ
ミングを設定すると、緯入れ噴射タイミング設定装置C
は全ての電磁開閉弁Vmnの励消磁タイミングを決定す
る。
Description
れ用補助ノズルの噴射作用によって緯入れし、緯入れ用
補助ノズルへの噴射流体の供給制御する開閉弁と緯入れ
用補助ノズルとを1対1に対応させたジェットルームに
おける緯入れ噴射タイミング設定方法及び装置に関する
ものである。
れするジェットルームでは、緯糸の飛走状態を適正に制
御することが織布品質向上の上で重要である。スレイ上
に列設された多数の緯入れ用補助ノズルのリレー噴射に
よって緯糸の緯入れを行なう緯入れ装置では、各緯入れ
用補助ノズルにおける噴射タイミングの設定が緯糸の飛
走状態の適正化に大きな影響を与える。特開昭58−4
6152号公報に開示されているように、一般には多数
の緯入れ用補助ノズルは複数本単位の群に分けられ、各
群単位で前記噴射タイミングの設定が行われる。
は、各緯入れ用補助ノズル内に電磁バルブ機構が組み込
まれており、緯入れ用補助ノズル1本毎の噴射タイミン
グ設定が可能である。
載されているように群単位での噴射タイミング設定では
エア消費効率が悪い。特開昭58−46152号公報の
装置では、前記群内における反緯入れ側の緯入れ用補助
ノズルほど噴射流量を少なくする対策がとられている。
しかし、前記群内における反緯入れ側の緯入れ用補助ノ
ズルは緯糸の到達の前に噴射開始するため、緯入れに寄
与しない無駄なエア噴射を無くすことはできず、エア消
費効率が依然として悪い。
は、緯入れ用補助ノズル1本毎の噴射タイミングを適正
に設定できれば、エア消費効率が良くなると共に、緯糸
の飛走状態を適正に制御することができる。しかし、緯
入れ用補助ノズル1本毎の噴射タイミングを適正に設定
することは、緯入れ用補助ノズルの多さのために大変難
しい。
ミングの適正設定を容易にすると共に、緯入れ用緯入れ
用補助ノズルにおけるエア消費効率も向上することを目
的とする。
明では、複数の緯入れ用補助ノズルを緯入れ始端側から
複数群に分けると共に、各群の緯入れ用補助ノズルの数
を複数とし、各緯入れ用補助ノズルの噴射開始タイミン
グを緯入れ始端側から順次遅れるようにずらすと共に、
同一群内の緯入れ用補助ノズルの噴射開始の間隔を予め
設定しておき、前記同一群内のいずれか1つの緯入れ用
補助ノズルの噴射開始タイミングのみを指定して前記同
一群内の全ての緯入れ用補助ノズルの噴射開始タイミン
グを決定するようにした。
助ノズルの噴射開始タイミングのみを指定すると、この
群内のすべての緯入れ用補助ノズルの噴射開始タイミン
グが予め設定された間隔で決定される。従って、全ての
緯入れ用補助ノズルの噴射開始タイミングが緯入れ始端
側からずらされ、緯糸の到達の前の無駄なエア噴射を無
くすことができる。しかも、噴射開始タイミングは、群
単位での設定及び各群内の間隔設定で済み、緯入れ用補
助ノズルの噴射タイミングの適正設定が容易である。
れ用補助ノズルのうち、緯入れ始端側の先頭の緯入れ用
補助ノズルの噴射開始タイミングのみを指定して前記同
一群内の全ての緯入れ用補助ノズルの噴射開始タイミン
グを決定するようにした。
の噴射開始タイミングの指定は、緯入れ用補助ノズルの
噴射タイミングの適正設定の容易化のうえで好適であ
る。請求項3の発明では、同一群内の緯入れ用補助ノズ
ルの噴射期間を予め一定期間に設定しておき、各緯入れ
用補助ノズルの噴射終了タイミングを緯入れ始端側から
順次遅れるようにずらした。
助ノズルの噴射開始タイミングのみを指定すると、この
群内のすべての緯入れ用補助ノズルの噴射開始タイミン
グが予め設定された間隔で決定されると共に、この群内
のすべての緯入れ用補助ノズルの噴射終了タイミングが
前記設定された間隔で決定される。
ルの噴射終了タイミングを緯入れ始端側から順次遅れる
ようにずらすと共に、同一群内の緯入れ用補助ノズルの
噴射終了の間隔を予め設定しておき、前記同一群内のい
ずれか1つの緯入れ用補助ノズルの噴射終了タイミング
のみを指定して前記同一群内の全ての緯入れ用補助ノズ
ルの噴射終了タイミングを決定するようにした。
助ノズルの噴射終了タイミングのみを指定すると、この
群内のすべての緯入れ用補助ノズルの噴射終了タイミン
グが予め設定された間隔で決定される。従って、全ての
緯入れ用補助ノズルの噴射終了タイミングが緯入れ始端
側からずらされ、緯糸の到達の前の無駄なエア噴射を無
くすことができる。しかも、噴射終了タイミングは、群
単位での設定及び各群内の間隔設定で済み、緯入れ用補
助ノズルの噴射タイミングの適正設定が容易である。
ノズルを緯入れ始端側から複数の群に分ける分割手段
と、各緯入れ用補助ノズルの噴射開始タイミングを緯入
れ始端側から順次遅れるように、同一群内の緯入れ用補
助ノズルの噴射開始の間隔を予め設定しておく間隔設定
手段と、前記同一群内のいずれか1つの緯入れ用補助ノ
ズルの噴射開始タイミングのみを指定する噴射開始タイ
ミング指定手段と、前記噴射開始タイミング指定手段に
よって指定された噴射開始タイミングに基づいて前記同
一群内の全ての緯入れ用補助ノズルの噴射開始タイミン
グを決定する決定手段とを備えた緯入れ噴射タイミング
設定装置を構成した。
の間隔は間隔設定手段によって予め設定される。前記同
一群内のいずれか1つの緯入れ用補助ノズルの噴射終了
タイミングのみを噴射開始タイミング指定手段によって
指定すると、決定手段がこの群内のすべての緯入れ用補
助ノズルの噴射終了タイミングを前記設定された間隔に
基づいて決定する。
実施の形態を図1〜図3に基づいて説明する。
って緯入れ用メインノズル11から射出された緯糸Y
は、複数の緯入れ用補助ノズルS11,S12・・・S
15,S21,S22・・・S25,S31,S32・
・・S35,S41,S42・・・S45,S51,S
52・・S55の噴射作用によって緯入れされる。この
実施の形態では、緯入れ用補助ノズルSmn(m=1〜
5、n=1〜5)は25本ある。
oを介して圧力エア供給タンク29に接続されており、
緯入れ用メインノズル11における緯入れ用圧力エアの
噴射は電磁開閉弁Voの励消磁により制御される。電磁
開閉弁Voは励消磁制御装置Coの励消磁制御を受け
る。緯入れ用補助ノズルSmnは、電磁開閉弁V11,V
12・・・V15,V21,V22・・・V25,V3
1,V32・・・V35,V41,V42・・・V4
5,V51,V52・・V55を介して圧力エア供給タ
ンク30に接続されている。緯入れ用補助ノズルSmnと
電磁開閉弁Vmn(m=1〜5、n=1〜5)とは1対1
に対応しており、緯入れ用補助ノズルSmnにおける緯入
れ用圧力エアの噴射は、電磁開閉弁Vmnの励消磁により
制御される。電磁開閉弁Vmnは5つ単位でベース21,
22,23,24,25に装着されている。
定装置Cの制御を受ける。図2に示すように、緯入れ噴
射タイミング設定装置Cは、入力制御回路12と、第
1、第2、第3及び第4の記憶回路13,14,15,
20と、決定回路16と、出力制御回路17とからな
る。入力制御回路12には入力装置19が接続されてい
る。電磁開閉弁Vmnを群単位に分割する情報、各群にお
ける先頭の電磁開閉弁の励磁開始タイミング、同一群内
の電磁開閉弁の励磁終了タイミング及び同一群内の電磁
開閉弁の励磁開始タイミングの間隔が入力装置19によ
って緯入れ噴射タイミング設定装置Cに入力される。入
力装置19によって入力された分割情報は、入力制御回
路12によって第1の記憶回路13に記憶される。入力
装置19によって入力された励磁開始タイミング情報
は、入力制御回路12によって第2の記憶回路14に記
憶される。入力装置19によって入力された励磁終了タ
イミング情報は、入力制御回路12によって第3の記憶
回路15に記憶される。入力装置19によって入力され
た励磁開始タイミングの間隔の情報は、入力制御回路1
2によって第4の記憶回路20に記憶される。
5,20に記憶された情報から各電磁開閉弁Vmnの励消
磁タイミングを決定して出力制御回路17に出力する。
出力制御回路17は、決定回路16から得られる決定情
報及び織機回転角度検出用のロータリエンコーダ26か
ら得られる織機回転角度検出情報に基づいて励消磁指令
信号を駆動回路18に出力する。駆動回路18は出力制
御回路17から得られる励消磁指令信号に基づいて電磁
開閉弁Vmnを励消磁する。
25単位で5つの群に分割される。即ち、緯入れ用補助
ノズルSmnは、5つ単位で第1〜第5の群に分割され
る。第1の記憶回路13に記憶された前記分割情報は、
電磁開閉弁V1n(=V11〜V15)を第1群、電磁開
閉弁V2n(=V21〜V25)を第2群、電磁開閉弁V
3n(=V31〜V35)を第3群、電磁開閉弁V4n(=
V41〜V45)を第4群、電磁開閉弁V5n(=V51
〜V55)を第5群とする情報である。
ミング及び緯糸Yの飛走状態を表す。横軸は織機回転角
度を表し、縦軸は緯入れ用補助ノズルSmnの設置位置を
表す。緯入れ用補助ノズルSmnは等間隔に配列されてい
る。曲線Eは緯糸Yの飛走状態を表す飛走曲線である。
帯F11,F12・・・F15,F21,F22・・・
F25,F31,F32・・・F35,F41,F42
・・・F45,F51,F52・・F55は、電磁開閉
弁Vmnの励磁タイミングを表す。出力制御回路17は、
ロータリエンコーダ26から得られる織機回転角度情報
に基づいて帯で表される励磁タイミングFmn(m=1〜
5、n=1〜5)で電磁開閉弁Vmnを励磁する。
は各群内の先頭の電磁開閉弁Vm1(=V11〜V51)
の励磁タイミングであり、図3のグラフ上のα1,α
2,α3,α4,α5は、第2の記憶回路14に記憶さ
れた電磁開閉弁Vm1の励磁開始タイミングを表す。第2
の記憶回路14に記憶された電磁開閉弁Vm1の励磁開始
タイミングと、第3の記憶回路15に記憶された励磁終
了タイミングとの間隔(励磁期間)は、帯Fmnの横軸方
向の長さで表される。第4の記憶回路20に記憶された
励磁開始タイミングの間隔の情報は、図3のグラフ上で
Δα1,Δα2,Δα3,Δα4,Δα5で表される。
この実施の形態では、電磁開閉弁Vmnの励磁終了タイミ
ングは、同一群内で同じにしてある。
タイミングαm (m=1〜5)、帯Fmnの横軸方向の長
さで表される励磁期間及び励磁開始タイミングの間隔Δ
αm(m=1〜5)に基づいて全ての電磁開閉弁Vmnの
励消磁タイミングを決定する。励磁開始タイミングα
1,α2,α3,α4,α5は、各群の先頭の緯入れ用
補助ノズルSm1の噴射タイミングに対応し、励磁終了タ
イミングは緯入れ用補助ノズルSmnの噴射終了タイミン
グに対応する。励磁開始タイミングの間隔Δα1,Δα
2,Δα3,Δα4,Δα5は噴射開始タイミングの間
隔に対応する。即ち、決定回路16は、前記分割情報、
各群の先頭の緯入れ用補助ノズルSm1の噴射開始タイミ
ング、噴射終了タイミング及び噴射開始タイミングの間
隔に基づいて全ての緯入れ用補助ノズルSmnの噴射タイ
ミングを決定する。
る。 (1-1)同一群内の緯入れ用補助ノズルSmnの噴射開始
の間隔Δαm (m=1〜5)が予め設定されており、各
緯入れ用補助ノズルSmnの噴射開始タイミングは、緯入
れ始端側から順次遅れるようにずらされている。同一群
内の先頭の緯入れ用補助ノズルSm1の噴射開始タイミン
グαm (m=1〜5)のみを指定すると、この群内のす
べての緯入れ用補助ノズルSm1,Sm2,Sm3,Sm4,S
m5の噴射開始タイミングが予め設定された間隔Δαm で
決定される。従って、全ての緯入れ用補助ノズルSmnの
噴射開始タイミングが緯入れ始端側からずらされ、緯糸
Yの到達の前の無駄なエア噴射を無くすことができる。 (1-2)全ての緯入れ用補助ノズルSmnの噴射開始タイ
ミングの設定は、群単位での設定及び各群内の間隔設定
で済み、緯入れ用補助ノズルSmnの噴射タイミングの適
正設定が容易である。 (1-3)緯入れ始端側の先頭の緯入れ用補助ノズルSm1
の噴射開始タイミングの指定は、緯入れ用補助ノズルの
噴射タイミングの適正設定の容易化のうえで好適であ
る。 (1-4)同一群内の緯入れ用補助ノズルSmnの噴射終了
タイミングを同一にする設定は、緯入れ用補助ノズルの
噴射タイミングの適正設定の容易化のうえで好適であ
る。 (1-5)同一群内の緯入れ用補助ノズルSmnの噴射開始
タイミングの間隔を同一にする設定は、緯入れ用補助ノ
ズルの噴射タイミングの適正設定の容易化のうえで好適
である。
態を説明する。装置構成は第1の実施の形態と同じであ
る。この実施の形態では、同一群内の緯入れ用補助ノズ
ルSmnの噴射期間が一定にしてあり、同一群内の緯入れ
用補助ノズルSmnの噴射終了タイミングの間隔が噴射開
始タイミングと同じΔαm となる。従って、緯入れ初期
を除けば緯入れ中の緯糸Yの先端部にはほぼ同数の緯入
れ用補助ノズルの噴射エアが作用する。
る。 (2-1)同一群内の緯入れ用補助ノズルSmnの噴射開始
の間隔Δαm (m=1〜5)が予め設定されており、各
緯入れ用補助ノズルSmnの噴射開始タイミングは、緯入
れ始端側から順次遅れるようにずらされている。そし
て、同一群内の緯入れ用補助ノズルSmnの噴射期間が一
定に設定してある。従って、同一群内の先頭の緯入れ用
補助ノズルSm1の噴射開始タイミングαm (m=1〜
5)のみを指定すると、この群内のすべての緯入れ用補
助ノズルSm1,Sm2,Sm3,Sm4,Sm5の噴射開始タイ
ミング及び噴射終了タイミングが予め設定された間隔Δ
αm で決定される。従って、全ての緯入れ用補助ノズル
Smnの噴射開始タイミング及び噴射終了タイミングが緯
入れ始端側からずらされ、緯糸Yの到達の前及び緯糸Y
の通過後の無駄なエア噴射を無くすことができる。
態を説明する。装置構成は第1の実施の形態と同じであ
る。この実施の形態では、同一群内の緯入れ用補助ノズ
ルSmnの噴射期間が一定にしてあり、同一群内の緯入れ
用補助ノズルSmnの噴射終了タイミングの間隔が噴射開
始タイミングと同じΔαm となる。そして、第1群及び
第2群の緯入れ用補助ノズルS1n,S2nの噴射期間が他
群の緯入れ用補助ノズルS3n,S4n,S5nの噴射期間よ
りも長くしてある。
緯入れに好適である。次に、図6の第4の実施の形態を
説明する。第1の実施の形態と同じ構成部には同じ符号
が付してある。
ンノズル27,28が2種類の緯糸Y1,Y2を緯入れ
する。緯入れ用メインノズル27,28は電磁開閉弁V
o1,VO2を介して圧力エア供給タンク29に接続されて
いる。電磁開閉弁V01,VO2は励消磁制御装置C1の制
御を受け、励消磁制御装置C1は緯糸選択用の緯入れパ
ターン情報を緯入れパターン制御装置31から得る。励
消磁制御装置C1は緯入れパターン制御装置31からの
緯入れパターン情報に基づいて電磁開閉弁Vo1,VO2を
励消磁制御する。
記憶回路14は緯糸Y1,Y2毎に励磁開始タイミング
を記憶し、第3の記憶回路15は緯糸Y1,Y2毎に各
群の先頭の緯入れ用補助ノズルの励磁終了タイミングを
記憶する。決定回路32は緯入れパターン制御装置31
からの緯入れパターン情報及び第1〜第4の記憶回路1
3,14,15,20の記憶情報に基づいて各電磁開閉
弁Vmnの励消磁タイミングを決定して出力制御回路17
に出力する。従って、緯糸Y1,Y2毎に適正な噴射タ
イミングを設定しておけば良好な緯入れが行われ、噴射
タイミングの設定は第1の実施の形態と同様に容易であ
る。
る。第1の実施の形態と同じ構成部には同じ符号が付し
てある。この実施の形態では、緯入れ用補助ノズルSmn
が群単位でベース33を介して圧力エア供給タンク(図
示略)に接続されており、ベース33内には弁体34,
35,36,37,38が収容されている。弁体34〜
38はばね342,352,362,372,382の
作用によって弁座331,332,333,334,3
35に接する方向に付勢されている。ベース33と平行
にモータ39が配設されており、モータ39の出力軸3
91にはカム40,41,42,43,44がねじ45
により締め付け固定されている。カム40は出力軸39
1の回転に伴って弁軸341,351,361,37
1,381に接離し、弁体34〜38が駆動される。弁
体34〜38がばね342,352,362,372,
382に抗して弁座331,332,333,334,
335から離間すると、緯入れ用補助ノズルSmnからエ
アが噴射する。ねじ45を緩めれば出力軸391に対す
る弁体34〜38の回転角度を変更することができる。
出力軸391に対するカム40〜44の取り付け角度位
置は、緯入れ始端側から緯入れ末端側にいくほど噴射開
始タイミングが遅れるように設定されている。
のベース33及びモータ39が対応している。モータ3
9は緯入れ噴射タイミング制御装置46の制御を受け、
緯入れ噴射タイミング制御装置46はモータ39に組み
込まれたロータリエンコーダ392からの回転角度情報
に基づいてモータ39をフィードバック制御する。緯入
れ噴射タイミング制御装置46には各群の先頭の緯入れ
用補助ノズルの噴射開始タイミングが入力装置19によ
って入力設定されている。緯入れ噴射タイミング制御装
置46はロータリエンコーダ26から得られる織機回転
角度情報と前記設定された噴射開始タイミング情報に基
づいてモータ39の回転位置を制御する。
34〜38、モータ39及びカム40〜44が分割手段
を構成し、カム40〜44及びねじ45が間隔設定手段
を構成する。入力装置19は噴射開始タイミング指定手
段となり、緯入れ噴射タイミング制御装置46は決定手
段となる。前記噴射開始タイミングを設定すれば、全て
の緯入れ用補助ノズルSmnの噴射タイミングが設定さ
れ、噴射タイミングの設定は容易である。
る。第5の実施の形態と同じ構成部には同じ符号が付し
てある。この実施の形態では、ベース47内にロータリ
バルブ48が収容されており、モータ39がロータリバ
ルブ48を回転する。ロータリバルブ48は中空であ
り、ロータリバルブ48の周面に形成されたポート48
1,482,483,484,485がベース47内の
通路471,472,473,474,475に繋がる
と、緯入れ用補助ノズルSmnが噴射する。ポート481
〜485の形成位置は、緯入れ始端側から緯入れ末端側
にいくほど噴射開始タイミングが遅れるように設定され
ている。
のベース47及びモータ39が対応している。第6の実
施の形態では、噴射開始タイミングの間隔を変更出来な
いが、各群の先頭の緯入れ用補助ノズルSの噴射開始タ
イミングを設定すれば、全ての緯入れ用補助ノズルSmn
の噴射タイミングが設定され、噴射タイミングの設定は
容易である。
助ノズルSmnの噴射タイミングとの適正な対応データが
ある場合には、織物種類の指定のみで緯入れ用補助ノズ
ルSmnの噴射タイミングを決定する実施の形態も可能で
ある。
以外の発明について以下にその効果と共に記載する。 (1)同一群内の緯入れ用補助ノズルを等間隔に配列
し、同一群内の緯入れ用補助ノズルの噴射開始の間隔を
一定にした請求項6に記載のジェットルームにおける緯
入れ噴射タイミング設定装置。
る。
内の緯入れ用補助ノズルの噴射開始の間隔を予め設定し
ておき、同一群内のいずれか1つの緯入れ用補助ノズル
の噴射開始タイミングのみを指定して前記同一群内の全
ての緯入れ用補助ノズルの噴射開始タイミングを決定す
るようにしたので、緯入れ用補助ノズルの噴射タイミン
グの適正設定を容易にすると共に、緯入れ用緯入れ用補
助ノズルにおけるエア消費効率も向上し得るという優れ
た効果を奏する。
すグラフ。
すグラフ。
イミング指定手段を構成する記憶回路、16…決定手段
となる決定回路、19…分割手段、噴射開始タイミング
指定手段、間隔設定手段を構成する入力装置、20…間
隔設定手段を構成する記憶回路、Smn…緯入れ用補助ノ
ズル、Vmn…電磁開閉弁、C…緯入れ噴射タイミング設
定装置。
Claims (5)
- 【請求項1】緯糸を複数の緯入れ用補助ノズルの噴射作
用によって緯入れし、緯入れ用補助ノズルへの噴射流体
の供給制御する開閉弁と緯入れ用補助ノズルとを1対1
に対応させたジェットルームにおいて、 前記複数の緯入れ用補助ノズルを緯入れ始端側から複数
群に分けると共に、各群の緯入れ用補助ノズルの数を複
数とし、各緯入れ用補助ノズルの噴射開始タイミングを
緯入れ始端側から順次遅れるようにずらすと共に、同一
群内の緯入れ用補助ノズルの噴射開始の間隔を予め設定
しておき、前記同一群内のいずれか1つの緯入れ用補助
ノズルの噴射開始タイミングのみを指定して前記同一群
内の全ての緯入れ用補助ノズルの噴射開始タイミングを
決定するジェットルームにおける緯入れ噴射タイミング
設定方法。 - 【請求項2】前記同一群内の緯入れ用補助ノズルのう
ち、緯入れ始端側の先頭の緯入れ用補助ノズルの噴射開
始タイミングのみを指定して前記同一群内の全ての緯入
れ用補助ノズルの噴射開始タイミングを決定する請求項
1に記載のジェットルームにおける緯入れ噴射タイミン
グ設定方法。 - 【請求項3】同一群内の緯入れ用補助ノズルの噴射期間
を予め一定期間に設定しておき、各緯入れ用補助ノズル
の噴射終了タイミングを緯入れ始端側から順次遅れるよ
うにずらす請求項1及び請求項2のいずれか1項に記載
のジェットルームにおける緯入れ噴射タイミング設定方
法。 - 【請求項4】各緯入れ用補助ノズルの噴射終了タイミン
グを緯入れ始端側から順次遅れるようにずらすと共に、
同一群内の緯入れ用補助ノズルの噴射終了の間隔を予め
設定しておき、前記同一群内のいずれか1つの緯入れ用
補助ノズルの噴射終了タイミングのみを指定して前記同
一群内の全ての緯入れ用補助ノズルの噴射終了タイミン
グを決定する請求項1及び請求項2のいずれか1項に記
載のジェットルームにおける緯入れ噴射タイミング設定
方法。 - 【請求項5】緯糸を複数の緯入れ用補助ノズルの噴射作
用によって緯入れし、緯入れ用補助ノズルへの噴射流体
の供給制御する開閉弁と緯入れ用補助ノズルとを1対1
に対応させたジェットルームにおいて、 前記複数の緯入れ用補助ノズルを緯入れ始端側から複数
の群に分ける分割手段と、 各緯入れ用補助ノズルの噴射開始タイミングを緯入れ始
端側から順次遅れるように、同一群内の緯入れ用補助ノ
ズルの噴射開始の間隔を予め設定しておく間隔設定手段
と、 前記同一群内のいずれか1つの緯入れ用補助ノズルの噴
射開始タイミングのみを指定する噴射開始タイミング指
定手段と、 前記噴射開始タイミング指定手段によって指定された噴
射開始タイミングに基づいて前記同一群内の全ての緯入
れ用補助ノズルの噴射開始タイミングを決定する決定手
段とを備えたジェットルームにおける緯入れ噴射タイミ
ング設定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00402197A JP3533861B2 (ja) | 1997-01-13 | 1997-01-13 | ジェットルームにおける緯入れ噴射タイミング設定方法及び装置 |
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JP00402197A JP3533861B2 (ja) | 1997-01-13 | 1997-01-13 | ジェットルームにおける緯入れ噴射タイミング設定方法及び装置 |
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JP3533861B2 JP3533861B2 (ja) | 2004-05-31 |
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ID=11573324
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP00402197A Expired - Lifetime JP3533861B2 (ja) | 1997-01-13 | 1997-01-13 | ジェットルームにおける緯入れ噴射タイミング設定方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3533861B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004020716A1 (ja) * | 2002-08-29 | 2004-03-11 | Tsudakoma Kogyo Kabushiki Kaisha | 織機の緯入れ装置 |
CN108004653A (zh) * | 2017-12-14 | 2018-05-08 | 山东日发纺织机械有限公司 | 一种喷气织机用辅喷集装电磁阀组 |
CN109629088A (zh) * | 2019-02-27 | 2019-04-16 | 山东日发纺织机械有限公司 | 喷气织机引纬装置及其自动调整的方法 |
-
1997
- 1997-01-13 JP JP00402197A patent/JP3533861B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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