JPH10203186A - 駆動軸用安全カバー - Google Patents

駆動軸用安全カバー

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Publication number
JPH10203186A
JPH10203186A JP596197A JP596197A JPH10203186A JP H10203186 A JPH10203186 A JP H10203186A JP 596197 A JP596197 A JP 596197A JP 596197 A JP596197 A JP 596197A JP H10203186 A JPH10203186 A JP H10203186A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drive shaft
cover
yoke
shaft
section
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP596197A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryoji Yanada
良治 梁田
Yoshiyuki Inagaki
良行 稲垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MATSUI WARUTAASHIYAIDO KK
Matsui Walterscheid Ltd
Original Assignee
MATSUI WARUTAASHIYAIDO KK
Matsui Walterscheid Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MATSUI WARUTAASHIYAIDO KK, Matsui Walterscheid Ltd filed Critical MATSUI WARUTAASHIYAIDO KK
Priority to JP596197A priority Critical patent/JPH10203186A/ja
Publication of JPH10203186A publication Critical patent/JPH10203186A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 振動や異音の発生がなく、フレーム固定用に
1個のフック付きチェーンで済ますことができる駆動軸
用安全カバーを得る。 【解決手段】 雄形シャフト2とシャフトヨーク3とよ
りなる雄形部材と、雌形チューブ4とチューブヨーク5
とよりなる雌形部材とが互いに摺動自在に嵌合し、それ
ぞれのヨークにユニバーサルジョイント6を設けた駆動
軸1をカバーするため、それぞれヨーク3,5に対して
スライドリング10を介して摺動回転自在に連結したか
つ互いに摺動自在に嵌合させた1対の内側カバー部材7
及び外側カバー部材8とを有する駆動軸用安全カバーに
おいて、内側及び外側のカバー部材7,8の断面を、互
いにほぼ相似形であり、周方向の少なくとも一部に形状
が急激に変化する部分13を有する非円形断面とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、雄形シャフトとシ
ャフトヨークとよりなる雄形部材と、雌形チューブとチ
ューブヨークとよりなる雌形部材とが互いに摺動自在に
嵌合し、それぞれのヨークにユニバーサルジョイントを
設けた駆動軸をカバーするため、それぞれヨークに対し
てスライドリングを介して摺動回転自在に連結したかつ
互いに摺動自在に嵌合させた1対の内側カバー部材及び
外側カバー部材と、各カバー部材に取り付けてユニバー
サルジョイントを比較的大きなクリアランスをとってカ
バーする1対のユニバーサルジョイントカバー部材とよ
りなる駆動軸用安全カバーに関するものである。このよ
うな安全カバー付き駆動軸は、特に、農業機械のトラク
ターと作業機との間の動力伝達を行うのに使用される。
【0002】
【従来の技術】特に、農業機械の駆動軸においては、駆
動軸の泥除けや、駆動軸への巻き込みを防止するため駆
動軸全体を安全カバーで被い、この安全カバーの内側カ
バー部材の長さのほぼ全体にわたり断面は円形であり、
外側カバー部材の長さの少なくとも一部分の断面は円形
であるか、又は円形断面の内側カバー部材に外接する楕
円形状であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような安
全カバーにおいては、安全カバーが装置フレームに対し
て回転するのを防止し、駆動軸に対する巻き込みを防止
するため、内側カバー部材及び外側カバー部材の双方を
それぞれ別個に装置フレームに固定するための2個のフ
ック付きチェーンを必要としていた。
【0004】更に、内側カバー部材と外側カバー部材の
断面がともに円形断面である場合、両者間に多少のクリ
アランスがあるため振動発生及び従って、異音発生の原
因となる欠点があった。
【0005】従って、本発明の目的は、振動や異音の発
生がなく、フレーム固定用に1個のフック付きチェーン
で済ますことができる駆動軸用安全カバーを得るにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明駆動軸用安全カバーは、前記内側及び外側の
カバー部材の断面を、互いにほぼ相似形であり、周方向
の少なくとも一部に形状が急激に変化する部分を有する
非円形断面としたことを特徴とする。
【0007】本発明によれば、形状が急激に変化する部
分により内外のカバー部材が確実に互いに軸線方向には
摺動可能にまた相対回転不能に嵌合する。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、図面につき本発明の好適な
実施の形態を説明する。
【0009】図1は、本発明による安全カバー付きの駆
動軸1の実施例の上半分を断面とする側面図を示す。こ
の駆動軸1は、レモンシャフト2とシャフトヨーク3と
よりなる雄形部材と、レモンチューブ4とチューブヨー
ク5とよりなる雌形部材とを互いに摺動自在に嵌合さ
せ、それぞれのヨーク3,5にユニバーサルジョイント
6を設ける。
【0010】この駆動軸1の周囲には、1対の内側カバ
ー部材7及び外側カバー部材8と、各カバー部材7,8
に取り付けてユニバーサルジョイント6を比較的大きな
クリアランスをとってカバーする1対のユニバーサルジ
ョイントカバー部材9とよりなる安全カバーによりカバ
ーする。内側カバー部材7をシャフトヨーク3に、また
外側カバー部材8をチューブヨーク5に、それぞれスラ
イドリング10を介して回転自在に連結するとともに、
内側及び外側の各カバー部材7,8を内側レモンシャフ
ト2とレモンチューブ4の軸線方向の摺動にともなって
軸線方向に摺動自在に相互に嵌合させる。
【0011】この安全カバーは各カバー部材7,8のヨ
ーク側端部の内面に固定したスライドリング10を各ヨ
ーク3,5の首部の周囲にそれぞれ相対回転自在に取り
付けるとともに、安全カバーが駆動軸1と一緒に回転す
るのを防止するためのフック付きチェーン11をカバー
部材7,8のいずれか一方のヨーク側端部の外面に取り
付ける。これらのチェーン11のフック12は装置の例
えば、トラクタ又は作業機のフレーム部分に係止する。
【0012】内側及び外側のカバー部材の断面を、互い
にほぼ相似形であり、周方向の少なくとも一部に形状が
急激に変化する部分を有する非円形断面とする。図1の
実施例では、内側及び外側のカバー部材7,8は、図1
(b)に示すように、円形断面の一部例えば、直径方向
に互いに対向する1対の山形の凸部13を設ける。
【0013】図2には、円形断面の一部に形状が急激に
変化する部分を有する非円形断面の他の実施例の内側及
び外側のカバー部材7,8を示す。図3には、非円形断
面を種々の多角形の形状の内側及び外側のカバー部材
7,8を示す。図3の(a)は四角形(方形又は長方
形)断面、(b)は三角形断面、(c)六角形断面の実
施例である。図2及び図3に示すように、外側カバー部
材8の内法は内側カバー部材7の外法よりも大きくす
る。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、形状が急激に変化する
部分により内外のカバー部材が確実に互いに軸線方向に
は摺動可能にまた相対回転不能に嵌合するため、振動や
異音の発生が抑止され、フレーム固定用に1個のフック
付きチェーンを設けるだけでよくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明による安全カバー付き駆動軸の
一部断面とする側面図であり、(b)は(a)のY−Y
線上の断面図である。
【図2】(a1),(a2)及び(b1),(b2)は
それぞれ、円形断面の直径方向に互いに対向する部分に
形状が急激に変化する1対の部分を設けた実施例の断面
図であり、(a1),(b1)は外側カバー部材、(a
2),(b2)は内側カバー部材の断面を示す。
【図3】(a1),(a2);(b1),(b2);及
び(c1),(c2)は、それぞれ、非円形断面を種々
の多角形即ち、四角形、三角形及び六角形とした実施例
の断面図であり、(a1),(b1),(c1)は外側
カバー部材、(a2),(b2),(c2)は内側カバ
ー部材の断面を示す。
【符号の説明】
1 駆動軸 2 レモンシャフト 3 シャフトヨーク 4 レモンチューブ 5 チューブヨーク 6 ユニバーサルジョイント 7 内側カバー部材 8 外側カバー部材 9 ユニバーサルジョイントカバー部材 10 スライドリング 11 チェーン 12 フック 13 凸部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雄形シャフトとシャフトヨークとよりな
    る雄形部材と、雌形チューブとチューブヨークとよりな
    る雌形部材とが互いに摺動自在に嵌合し、それぞれのヨ
    ークにユニバーサルジョイントを設けた駆動軸をカバー
    するため、それぞれヨークに対してスライドリングを介
    して摺動回転自在に連結したかつ互いに摺動自在に嵌合
    させた1対の内側カバー部材及び外側カバー部材と、各
    カバー部材に取り付けてユニバーサルジョイントを比較
    的大きなクリアランスをとってカバーする1対のユニバ
    ーサルジョイントカバー部材とよりなる駆動軸用安全カ
    バーにおいて、前記内側及び外側のカバー部材の断面
    を、互いにほぼ相似形であり、周方向の少なくとも一部
    に形状が急激に変化する部分を有する非円形断面とした
    ことを特徴とする駆動軸用安全カバー。
  2. 【請求項2】 前記非円形断面は、円形断面の一部に凸
    部又は凹部を有する形状とした請求項1記載の駆動軸用
    安全カバー。
  3. 【請求項3】 前記非円形断面は、多角形状とした請求
    項1記載の駆動軸用安全カバー。
JP596197A 1997-01-17 1997-01-17 駆動軸用安全カバー Pending JPH10203186A (ja)

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JP596197A JPH10203186A (ja) 1997-01-17 1997-01-17 駆動軸用安全カバー

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JP596197A JPH10203186A (ja) 1997-01-17 1997-01-17 駆動軸用安全カバー

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JPH10203186A true JPH10203186A (ja) 1998-08-04

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ID=11625489

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JP596197A Pending JPH10203186A (ja) 1997-01-17 1997-01-17 駆動軸用安全カバー

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