JPS6222664Y2 - - Google Patents

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JPS6222664Y2
JPS6222664Y2 JP1981026377U JP2637781U JPS6222664Y2 JP S6222664 Y2 JPS6222664 Y2 JP S6222664Y2 JP 1981026377 U JP1981026377 U JP 1981026377U JP 2637781 U JP2637781 U JP 2637781U JP S6222664 Y2 JPS6222664 Y2 JP S6222664Y2
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JP
Japan
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retaining ring
shaft
fitted
spline
assembly hole
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JP1981026377U
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JPS57137830U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、動力作業機の動力伝達機構におけ
るスプライン軸軸端部とスプライン嵌合体との固
定構造に関するものである。
従来、動力作業機の前部に配した原動機よりク
ラツチ部、ミツシヨンケース及びデフロツク機構
等を介して車輪に動力を伝達する動力伝達機構の
クラツチ部において、原動機からの出力軸にクラ
ツチドラムの嵌合体をスプライン嵌合して、これ
を軸方向に固定させる場合、例えば第2図に示す
ように嵌合体22の一端にスライド座金23をボ
ルトにまるにより止め止め付けると共に、他端に
丸形リンク21を設けるなどして嵌合体22の両
端部を固定せしめてなる構造、または嵌合体の両
端部に止め輪等をスプライン軸に嵌合せしめて固
定構造を構成したものがあつたが、このような場
合、嵌合体の組付作業を両端部のそれぞれに施す
必要があるため、その組付作業に手間どり作業能
率を向上し得ないことがあるばかりでなく、場所
によつて両端部にそれぞれの固定構造を設けるこ
とが困難な場合があり、また、止め輪にて嵌合体
の両端部を固定した場合、スラスト方向に過大な
負荷が生じた際に、止め輪が脱去して外れてしま
い嵌合体が脱落するおそれがあつた。
そこで本案では、嵌合体のスラスト方向の固定
を、その嵌合体の片端側のみで行えるようにさ
せ、しかもその固定構造を軸端側に構成させて構
造簡単で、かつ組付作業が容易に行えるようにし
ようとするものである。又スラスト方向に過大な
負荷が生じた場合でも、固定構造に用いた止め輪
が外れてしまうといつたことのないようにしよう
とするものである。
以下本案を図面に示す実施例に基づき説明す
る。
図面は、動力作業機の動力伝達機構のクラツチ
部において、原動機の出力軸にクラツチドラムを
スプライン嵌合させたときの固定構造を示し、動
力を後方へ伝達させて車輪を作動させるものであ
り、図中1は軸端部にスプライン歯1′を形成さ
せた原動機からの出力軸におけるスプライン軸で
あり、又2′は同スプライン軸1にスプライン嵌
合させた嵌合体2としてのクラツチドラムであ
る。
3は本案固定構造の構成部品の1つであるスラ
スト座金であり、上記クラツチドラム2′の軸端
側面に形成した組付孔4の奥部に嵌入され、かつ
その内孔5を上記スプライン軸1に嵌合させてい
る。
又6は上記組付孔4の段部面4′とスラスト座
金3の内側面との間に介在させた軸用止め輪であ
り、同止め輪6はスプライン軸1の周面に設けた
嵌合溝6′に嵌合すると共に、クラツチドラム
2′の組付孔4の段部面4′に係止されるものであ
り、この場合、スラスト座金3の内側面に止め輪
介入孔3aを形成し、スラスト座金3を組付孔4
に嵌入した際にこの介入孔3a内に上記軸用止め
輪6を介在させて、組付孔4の段部面4′と介入
孔3aの底面3a′間に軸用止め輪6の両面が面接
状態になるようにこの軸用止め輪6を介在させ、
かつスラスト座金3の内側端面3′と組付孔4の
段部面4′とが面接状態になるようにさせてい
る。そして上記スラスト座金3の外側面3″に面
接させた状態で孔用止め輪7を組付孔4周面に設
けた嵌合溝7′に嵌合させたことにより、スラス
ト座金3、軸用止め輪6、および孔用止め輪7か
らなる固定構造をスプライン軸1の軸端側のみに
おいて構成させるものである。
従つて、本案の固定構造では、クラツチドラム
2′の矢印a方向についての固定は、組付孔4の
段部面4′を軸用止め輪6に面接させることによ
り行われ、又矢印b方向の固定は軸用止め輪6に
スラスト座金3を面接させ、かつこのスラスト座
金3を孔用止め輪7により止め付けることにより
行われるものである。したがつてこの固定構造で
は軸用止め輪6が矢印a,b両方向の固定を行う
ための中心的存在になるのであるが、この際に軸
用止め輪7は、スラスト座金3の止め輪介入孔3
aに嵌入されていることから、クラツチドラム
2′にスラスト方向の過大負荷が加わわつたとき
でも、同止め輪7の拡径により嵌合溝6′からの
浮き上がりが防止され、軸用止め輪6がスプライ
ン軸1の嵌合溝6′より外れて脱落するのを防止
するものである。
上述のように本案によれば、スプライン軸の軸
端側のみにおいて嵌合体のスラスト方向の固定が
なされるため、構造が簡単となつてその分コスト
が低減できるし、又組付作業もスプライン軸の軸
端側のみから行えば足りるので、組付作業が極め
て容易に行えるという効果がある。又固定のため
の中心的存在となる軸用止め輪が、スラスト方向
の過大負荷が生じたときでも脱落するといつたこ
とはなく、構造簡単でありながら、この固定構造
を確実に保守できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案実施例の嵌合体の固定構造を示す
断面図、第2図は従来の固定構造を示す断面図、
第3図は本考案実施例の動力作業機の動力伝達機
構におけるスプライン嵌合を示すクラツチ部の説
明図である。 1:スプライン軸、2:嵌合体、2′:クラツ
チドラム、3:スラスト座金、3′:内端面、
3″:外側面、3a:止め輪介入孔、3a′:底
面、4:組付孔、4′:段部面、6:軸用止め
輪、7:孔用止め輪。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スプライン軸1の軸端に嵌合体2をスプライン
    嵌合させるようにしたものにおいて、上記嵌合体
    2の軸端側面に固定用の組付孔4を形成し、スプ
    ライン軸1の周面に設けた嵌合溝6′に軸用止め
    輪6を組付孔4の段部面4′に面接状態に嵌合さ
    せると共に、同組付孔4にスラスト座金3を嵌入
    させ、しかもスラスト座金2の内側面3′に設け
    た止め輪介入溝3aに同軸用止め輪6を嵌合させ
    て同止め輪6の拡径を防止し、更に組付孔4の周
    面に設けた嵌合溝7′に同スラスト座金3の外側
    面3″に面接状態に孔用止め輪7を嵌合させたこ
    とを特徴とする動力作業機の動力伝達機構におけ
    るスプライン軸の軸端部とスプライン嵌合体との
    固定構造。
JP1981026377U 1981-02-24 1981-02-24 Expired JPS6222664Y2 (ja)

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JP1981026377U JPS6222664Y2 (ja) 1981-02-24 1981-02-24

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JP1981026377U JPS6222664Y2 (ja) 1981-02-24 1981-02-24

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Publication Number Publication Date
JPS57137830U JPS57137830U (ja) 1982-08-28
JPS6222664Y2 true JPS6222664Y2 (ja) 1987-06-09

Family

ID=29824089

Family Applications (1)

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JP1981026377U Expired JPS6222664Y2 (ja) 1981-02-24 1981-02-24

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006226350A (ja) * 2005-02-16 2006-08-31 Ntn Corp 回転伝達装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS434025Y1 (ja) * 1964-12-23 1968-02-21
JPS5527562A (en) * 1978-08-19 1980-02-27 Hiroshi Kawabata Shaft stopper of pulley

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS434025Y1 (ja) * 1964-12-23 1968-02-21
JPS5527562A (en) * 1978-08-19 1980-02-27 Hiroshi Kawabata Shaft stopper of pulley

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Publication number Publication date
JPS57137830U (ja) 1982-08-28

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