JPH10203164A - 回動機構 - Google Patents

回動機構

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JPH10203164A
JPH10203164A JP1254597A JP1254597A JPH10203164A JP H10203164 A JPH10203164 A JP H10203164A JP 1254597 A JP1254597 A JP 1254597A JP 1254597 A JP1254597 A JP 1254597A JP H10203164 A JPH10203164 A JP H10203164A
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JP
Japan
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collar
angle
rotating
rotating body
rotation
Prior art date
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JP1254597A
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English (en)
Inventor
Takayuki Otsubo
高之 大坪
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Koito Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Koito Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回動体が所定の一時停止角度までは弾発手段
により自動的に回動し、一時停止角度からそれ以上の角
度である最大開放角度までの間では任意の角度で回動体
を停止させることができるようにすることを課題とす
る。 【解決手段】 本体部2に固定された固定軸6と、該固
定軸に回動自在に支持されたカラー11と、該カラーに
回動力を付勢する弾発手段16と、上記カラーに摩擦結
合した支持部材19とを備え、回動体4が上記支持部材
に支持されると共に上記カラーには上記開放位置へ回動
する際に回動体に当接して押圧する当接押圧部が形成さ
れ、上記固定軸とカラーとにカラーが一時停止角度まで
回動したときに互いに係合してそれ以上のカラーの開放
位置方向への回動を阻止する回動停止手段8、12が設
けられ、さらに、カラーの一部が回動体に設けられたス
トッパ突部に当接して回動体を上記最大開放角度に停止
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新規な回動機構に関
する。詳しくは、本体部と該本体部に対して回動する回
動体とを互いに回動自在に連結する回動機構において、
回動体が所定の一時停止角度までは弾発手段により自動
的に回動し、一時停止角度からそれ以上の角度である最
大開放角度までの間では任意の角度で回動体を停止させ
る技術に関する。
【0002】
【従来の技術】本体部と該本体部に対して回動する回動
体とを互いに回動自在に連結する回動機構において、弾
発手段によって回動体を本体部に対して回動させるよう
にしたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
回動機構にあっては、回動体が弾発手段によって所定の
角度まで回動するだけで、それ以上には回動することが
できないものであった。
【0004】従って、例えば、自動車の天井面に取り付
けるバニティミラーにあって、天井面に固定された本体
部に対してミラーを支持した回動体が弾発手段によって
所定角度まで開くと、それ以上には開くことができない
ので、その時の角度が使用者の位置や体格或は姿勢等に
対応していない場合は、使用者において位置や姿勢を修
正して使用せざるをえないと言う問題が生じる。
【0005】そこで、本発明は、回動体が所定の一時停
止角度までは弾発手段により自動的に回動し、一時停止
角度からそれ以上の角度である最大開放角度までの間で
は任意の角度で回動体を停止させることができるように
することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明回動機構は、上記
した課題を解決するために、回動体に対して本体部と重
なった閉塞位置から本体部に対して角度を有する開放位
置への回動力を付勢する弾発手段と、上記弾発手段によ
る回動を所定の一時停止角度で停止させる回動停止手段
と、上記一時停止角度より大きな最大開放角度まで回動
体の回動を許容すると共に上記一時停止角度から最大開
放角度までの任意の角度で回動体を保持する任意角度保
持手段とを有するようにしたものである。
【0007】従って、本発明回動機構にあっては、回動
体が弾発手段によって一時停止角度まで回動した後、そ
こから最大開放角度までの範囲の任意の角度で回動体を
停止させることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明回動機構の実施の
形態を図示した実施例に従って詳細に説明する。尚、図
示した実施例は本発明を自動車の天井面に取り付けられ
るバニティミラーにおける天井面に固定された本体部に
対してミラーを支持した回動体を回動自在に支持するた
めの回動機構に適用したものである。
【0009】バニティミラー1は天井面に固定される本
体部2と該本体部2に回動自在に支持されミラー3を支
持した回動体4とを備えている。
【0010】本体部2は平面形状で横長の矩形をしてお
り、下面に開口した凹部5を有する浅い皿状をしてい
る。
【0011】そして、本体部2の凹部5の前端部の左右
両側壁面からは固定軸6、6が左右方向に、且つ、互い
に対向する方向に延びるように突設されている。固定軸
6は全体として丸棒状を為し、後述するカラーが外嵌さ
れるカラー嵌合部7には外周面の一部を削ってなるスト
ッパ面8が形成されている。該ストッパ面8は左方から
見た状態で反時計回り方向を向いた状態で形成されてい
る。また、カラー嵌合部7に近接した位置にはバネ掛け
突起9が突設されている。更に、固定軸6の先端面には
係合片10が突設されている。
【0012】上記固定軸6、6にはカラー11、11が
一定の範囲内で回動し得るように外嵌される。カラー1
1はほぼ円筒状をしており、その孔に該孔の内径を部分
的に小さくして形成されたストッパ面12が形成されて
いる。そして、該ストッパ面12は左方から見た状態で
時計回り方向を向いた状態で形成されている。また、カ
ラー11の外周面からはバネ掛け突起13が突設されて
いる。
【0013】更に、カラー11の外周面からは側面形状
でほぼ楔状をした突片が突設され、該突片の右方から見
て時計回り方向側を向いた面14が当接押圧部とされ
る。
【0014】そして、上記のようなカラー11、11が
上記固定軸6、6のカラー嵌合部7、7に外嵌され、こ
れによって、カラー11、11は固定軸6、6に一定の
角度範囲で回動自在なるように支持される。
【0015】コイルスプリング状の弾発手段16、16
が固定軸6、6のカラー嵌合部7、7とバネ掛け突起
9、9との間の部分に外嵌され、その一方の係合片16
a、16aが固定軸6、6のバネ掛け突起9、9に係合
され、他方の係合片16b、16bがカラー11、11
のバネ掛け突起13、13に係合される。これによっ
て、カラー11、11には左方から見て時計回り方向へ
の回動力が付勢される。
【0016】回動体4は本体部2の凹部5内に入る大き
さのほぼ矩形の板状をした基体部17と該基体部17の
ミラー取付面を覆うカバー体18とを有する。
【0017】基体部17の一方の縁寄りの部分の左右両
端寄りの部分には支持部材19、19が固定されてい
る。該支持部材19はばね性を有する金属で形成されて
おり、互いに基体部17の厚み方向に離間し上記一方の
縁の方へほぼ平行に延びた2つの腕20、20を有す
る。該腕20、20の先端部は互いに対向した面が凹部
となるように湾曲された挟持部20a、20aとされて
いる。そして、支持部材19、19の腕20、20、・
・・の挟持部20a、20a、・・・によって上記カラ
ー11、11の外周面を挟持した状態とする。これによ
って、腕20、20、・・・の挟持部20a、20a、
・・・とカラー11、11の外周面との間に摩擦力が働
いた状態となる。即ち、支持部材19、19がカラー1
1、11に摩擦結合された状態となる。これによって、
基体部17は支持部材19、19、カラー11、11及
び固定軸6、6を介して本体部2に回動自在に支持され
る。
【0018】尚、支持部材19、19の挟持部20a、
20a、・・・とカラー11、11の外周面との間に働
く摩擦力は、弾発手段16、16によってカラー11、
11に付与されている回動力より小さくされている。
【0019】一方の固定軸6と基体部17との間にはダ
ンパー21が介挿される。
【0020】ダンパー21は一端が閉塞された筒状の本
体22と該本体22に対して回転自在に結合された回転
部23と本体22内に充填された粘度の高い図示しない
オイルとから成り、回転部23は本体22の開口端を閉
塞するように位置する円板部23aと該円板部23aか
ら本体22内へ突出した図示しない抵抗板とから成り、
円板部23aの外面の中心部には矩形の凹部23bが形
成され、また、本体22の閉塞端には互いに平行に位置
した2つの係合片22a、22aが突設されている。
【0021】回動体4の基体部17の一の固定軸6の端
部にある程度離間して対向した位置にはリブ24が突設
され、該リブ24の上記一の固定軸6の端部に対向した
面には固定軸6の方へ向かって支持片24aが突設され
ている。
【0022】しかして、上記ダンパー21の回転部23
の円板部23aに形成された凹部23bに上記一の固定
軸6の係合片10が嵌合され、また、ダンパー21の本
体22の閉塞端に形成された2つの係合片22a、22
aの間に基体部17に設けられた支持片24aが挟着状
に位置され、これによって、一方の固定軸6と基体部1
7との間にダンパー21が介挿される。
【0023】基体部17の一方の側部に照明部25が配
置される。ほぼ長方形の開口面を有するランプボデイ2
6のほぼ中央部に両端に端子27a、27aを有する小
型管球27がその端子27a、27aをそれぞれ2つの
挟持片を有する電球支持部28、28によって挟持され
て配置されている。
【0024】基体部17の左右両端部にはそれぞれコン
タクト29、29が固定され、該コンタクト29、29
の一端から延びた弾性を有する接触片29a、29aは
上記固定軸6、6と対向して位置している。そして、各
コンタクト29、29は上記電球支持部28、28と各
別に接続されている。
【0025】固定軸6、6の上記接触片29a、29a
と対向する位置には固定側コンタクト30、30の基部
が埋め込まれている。そして、該固定側コンタクト3
0、30に図示しない給電線とアース線が各別に接続さ
れている。
【0026】カバー体18が基体部17にその照明部2
5等が配置された側の面を覆うように取り付けられる。
そして、カバー体18の照明部25のランプボデイ26
に対応した部分に開口が形成されており、該開口を覆う
ようにレンズ31が取着されている。また、カバー体1
8には大きな矩形の開口32が形成され、該開口32を
覆うように内側からミラー3が取り付けられている。
【0027】次に、上記したバニティミラー1の使用に
ついて説明する。
【0028】図4は回動体4が本体部2と重なった、詳
しくは、回動体4が本体部2の凹部5内に入った閉塞位
置にある状態である。
【0029】回動体4が閉塞位置にある状態で、弾発手
段16、16は固定軸6、6とカラー11、11との間
で捩じられた状態にあり、これによって、カラー11、
11に左方から見て時計回り方向への回動力を付勢した
状態となっている。また、この回動体4が閉塞位置にあ
る状態は回動体4の回動端部と本体部2との間に設けら
れた図示しないロック手段により保持されている。
【0030】更に、回動体4が閉塞位置にある状態で
は、上記コンタクト29、29の接触片29a、29a
は図7に示すようにほぼ水平な状態にあり、固定側コン
タクト30、30と離間しており、従って、照明部25
の小型管球27は給電線及びアース線と遮断された状態
にあり、非点灯の状態にある。
【0031】そして、回動体4の回動端部を本体部2の
凹部5の奥へ向かって押圧すると、上記図示しないロッ
ク手段のロックが解除され、弾発手段16、16によっ
て付勢された回動力によりカラー11、11が左方から
見て時計回り方向へ回動する。カラー11、11が時計
回り方向へ回動すると、その当接押圧部14、14が回
動体4の基体部17を押圧するので、回動体4が時計回
り方向へ回動する。そして、回動体4が閉塞位置からほ
ぼ100゜の角度回動すると、カラー11、11のスト
ッパ面12、12が固定軸6、6のストッパ面8、8と
当接し、カラー11、11はそれ以上の時計回り方向へ
の回動が阻止される(図3参照)。尚、弾発手段16、
16によって一時停止角度まで開く間、ダンパー21に
よって緩衝されるので、急激に回動体4が開いてしまう
と言うことがない。
【0032】また、回動体4が閉塞位置にある状態から
図3に示す一時停止角度まで回動する間に、閉塞位置か
らほぼ30゜の角度開くとコンタクト29、29の接触
片29a、29aが固定側コンタクト30、30と接触
し(図8参照)、これによって、小型管球27が図示し
ない給電線及びアース線と接続されて点灯する。尚、使
用者が該バニティミラー1を使用するのは、従って、照
明を必要とするのは、回動体4が少なくとも図3に示す
一時停止角度まで開いてからであるのに、30゜の角度
開いた時点で照明部25が点灯するようにしたのは、図
3に示す一時停止角度まで開いた時点でいきなり点灯す
ると、その時点では使用者が照明部25にほぼ正対した
状態となっているため、不快なまぶしさを感じるので、
30゜位開いた状態で点灯すれば、使用者に正対する前
に予め明るくなっているので、使用者が不快なまぶしさ
を感じなくとも済むからである。
【0033】そして、回動体4が図3に示す一時停止角
度まで自動で、即ち、弾発手段16、16によって与え
られた回動力によって開いた後は、図5に示す約130
゜の角度の最大開放角度まで手動で開くことができ、且
つ、一時停止角度から最大開放角度の間の任意の角度に
保持することができる。即ち、基体部17に固定された
支持部材19、19がカラー11、11に摩擦結合して
いるので、一時停止角度と最大開放角度との間で回動体
4を手動で動かせば、支持部材19、19の挟持部20
a、20a、・・・がカラー11、11の外周面を滑る
ことによって回動体4を固定軸6、6に対して回動させ
ることができる。そして、支持部材19、19は摩擦力
によってカラー11、11と結合しているので、回動体
4を任意の角度で保持することができる。従って、使用
者は回動体4を最も使用し易い角度にして使用すること
ができる。尚、回動体4を図5に示す最大開放角度まで
回動させると、その基体部17の上端部に設けられたス
トッパ突起33、33(図では一方のもののみ示す。)
がカラー11、11のバネ掛け突起13、13に当接し
(図10参照)、これによって回動体4は、それ以上は
時計回り方向へ回動することができない。
【0034】回動体4を閉じるときは、手動によって、
反時計回り方向へ回動させる。すると、最大開放角度か
ら一時停止角度までは支持部材19、19の挟持部20
a、20a、・・・がカラー11、11の外周面を滑る
ことによって回動する。即ち、上記したように、支持部
材19、19の挟持部20a、20a、・・・とカラー
11、11の外周面との間に働く摩擦力は、弾発手段1
6、16によってカラー11、11に付与されている回
動力より小さくされているので、一時停止角度から最大
開放角度までの間で回動体4を回動させても、固定軸
6、6とカラー11、11との位置関係は図3に示した
状態に保たれている。
【0035】そして、回動体4が一時停止角度まで反時
計回り方向に回動されて来ると、基体部17がカラー1
1、11の当接押圧部14、14に当接してこれを反時
計回り方向へ押圧することになるので、回動体4の閉塞
位置へ向けての回動に伴ってカラー11、11も反時計
回り方向へ回動して図4に示す閉塞位置まで回動される
ことになる。そして、回動体4が閉塞位置に達すると、
図示しないロック手段によって回動体4は閉塞位置にロ
ックされた状態となる。
【0036】また、回動体4の本体部2に対して為す角
度が30゜以下になると、コンタクト29、29の接触
片29a、29aが固定側コンタクト30、30から離
れるので、照明部25の小型管球27は消灯される。
【0037】上記したバニティミラー1にあっては、回
動体4が所定の一時停止角度までは自動的に開き速やか
に使用状態にすることができると共に、一時停止角度か
ら最大開放角度までの範囲内の任意の角度で回動体4を
保持することができ、使用し易い角度を選定して使用す
ることができる。
【0038】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明回動機構は、本体部と該本体部に対して回動
する回動体とを互いに回動自在に連結する回動機構であ
って、回動体に対して本体部と重なった閉塞位置から本
体部に対して角度を有する開放位置への回動力を付勢す
る弾発手段と、上記弾発手段による回動を所定の一時停
止角度で停止させる回動停止手段と、上記一時停止角度
より大きな最大開放角度まで回動体の回動を許容すると
共に上記一時停止角度から最大開放角度までの任意の角
度で回動体を保持する任意角度保持手段とを有すること
を特徴とする。
【0039】従って、本発明回動機構にあっては、回動
体が弾発手段によって一時停止角度まで回動した後、そ
こから最大開放角度の範囲の任意の角度で回動体を停止
させることができる。依って、例えば、本発明に係る回
動機構を自動車の天井面に設置するバニティミラーにお
けるミラーを支持した回動体の回動機構として採用した
場合には、所定の一時停止角度までは自動的に開き、そ
の後は最も使い易い任意の角度で停止させて使用するこ
とが出来、極めて使い勝手の良好なものとなる。
【0040】また、請求項2に記載した発明にあって
は、本体部に固定された固定軸と、該固定軸に回動自在
に支持されたカラーと、該カラーに回動力を付勢する弾
発手段と、上記カラーに摩擦結合した支持部材とを備
え、回動体が上記支持部材に支持されると共に上記カラ
ーには上記開放位置へ回動する際に回動体に当接して押
圧する当接押圧部が形成されているので、回動体を一時
停止角度まで自動的に回動させる機構を簡単に構成する
ことが出来る。
【0041】更に、請求項3に記載した発明にあって
は、上記固定軸とカラーとにカラーが一時停止角度まで
回動したときに互いに係合してそれ以上のカラーの開放
位置方向への回動を阻止する回動停止手段を設けたの
で、回動停止手段を簡単な機構で、且つ、コンパクトに
構成することが出来る。
【0042】更にまた、請求項4に記載した発明にあっ
ては、上記弾発手段が固定軸とカラーとの間に介挿され
たバネであり、該バネによる回動力が上記支持部材のカ
ラーに対する摩擦力より大きくしたので、上記弾発手段
の構成が簡単になると共に、上記任意角度保持手段も簡
単に構成することが出来る。
【0043】そして、請求項5に記載した発明にあって
は、上記固定軸と回動体との間にダンパーを介挿したの
で、回動体が一時停止角度まで回動するときに、衝撃的
な回動をせず、ソフトな回動動作となる。
【0044】尚、上記した実施例において示した各部の
具体的な形状及び構造は、何れも本発明を実施するに際
しての具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これ
らによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されるこ
とがあってはならないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図面は本発明回動機構の実施の一例を示すもの
であり、本図は回動体が一時停止角度まで回動した状態
における機構配置部を示す図である。
【図2】カバー体が取り付けられた状態を図1と同じ部
位で示す図である。
【図3】図1のIII−III線に沿って切断し、且
つ、カバー体を取り付けた状態で示す拡大断面図であ
る。
【図4】回動体が閉塞位置にある状態を図3と同じ部位
で切断して示す拡大断面図である。
【図5】回動体が最大開放角度まで開いた状態を図3と
同じ部位で切断して示す拡大断面図である。
【図6】図1のVI−VI線に沿って切断し、且つ、カ
バー体を取り付けた状態で示す拡大断面図である。
【図7】回動体が閉塞位置にある状態を図6と同じ部位
で切断して示す拡大断面図である。
【図8】回動体が閉塞位置からほぼ30゜の角度開いた
状態を図6と同じ部位で切断して示す拡大断面図であ
る。
【図9】図1のIX−IX線に沿って切断し、且つ、カ
バー体を取り付けた状態で示す拡大断面図である。
【図10】回動体が最大開放角度まで開いた状態を図9
と同じ部位で切断して示す拡大断面図である。
【図11】固定軸とカラーと弾発手段と支持部材を示す
拡大斜視図である。
【図12】固定軸とダンパーを示す拡大分解斜視図であ
る。
【符号の説明】
2…本体部、4…回動体、6…固定軸、8、12…回動
停止手段、11…カラー、14…当接押圧部、16…弾
発手段、19…支持部材、21…ダンパー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体部と該本体部に対して回動する回動
    体とを互いに回動自在に連結する回動機構であって、 回動体に対して本体部と重なった閉塞位置から本体部に
    対して角度を有する開放位置への回動力を付勢する弾発
    手段と、 上記弾発手段による回動を所定の一時停止角度で停止さ
    せる回動停止手段と、 上記一時停止角度より大きな最大開放角度まで回動体の
    回動を許容すると共に上記一時停止角度から最大開放角
    度までの任意の角度で回動体を保持する任意角度保持手
    段とを有することを特徴とする回動機構。
  2. 【請求項2】 本体部に固定された固定軸と、 該固定軸に回動自在に支持されたカラーと、 該カラーに回動力を付勢する弾発手段と、 上記カラーに摩擦結合した支持部材とを備え、 回動体が上記支持部材に支持されると共に上記カラーに
    は上記開放位置へ回動する際に回動体に当接して押圧す
    る当接押圧部が形成されていることを特徴とする請求項
    1に記載の回動機構。
  3. 【請求項3】 上記固定軸とカラーとにカラーが一時停
    止角度まで回動したときに互いに係合してそれ以上のカ
    ラーの開放位置方向への回動を阻止する回動停止手段が
    設けられていることを特徴とする請求項2に記載の回動
    機構。
  4. 【請求項4】 上記弾発手段が固定軸とカラーとの間に
    介挿されたバネであり、該バネによる回動力が上記支持
    部材のカラーに対する摩擦力より大きいことを特徴とす
    る請求項2又は請求項3に記載の回動機構。
  5. 【請求項5】 上記固定軸と回動体との間にはダンパー
    が介挿されていることを特徴とする請求項2、請求項
    3、又は請求項4に記載の回動機構。
JP1254597A 1997-01-27 1997-01-27 回動機構 Pending JPH10203164A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013252805A (ja) * 2012-06-07 2013-12-19 Kyowa Sangyo Kk 車両用サンバイザ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013252805A (ja) * 2012-06-07 2013-12-19 Kyowa Sangyo Kk 車両用サンバイザ

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