JPH10203069A

JPH10203069A - クリップ

Info

Publication number: JPH10203069A
Application number: JP4131797A
Authority: JP
Inventors: Tetsuo Takahashi; 徹郎高橋
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1997-01-20
Filing date: 1997-01-20
Publication date: 1998-08-04

Abstract

(57)【要約】【課題】材料や形状に基く固有の欠点を改善する為
に、弾力性のある素材使って成型加工したクリップ。【解決手段】板状の材料上部に略楕円貫通穴を有し、
背面にバネ性を持たせ、下部をフラット面Ｕ型形状に加
工成型し、球状物質を挟み込み、フラット面裏側に着脱
可能な接着シートを貼付した、形状となすクリップ。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、弾力性のある金属
又は樹脂素材の上部に、略楕円貫通穴を有し、Ｕ型に加
工成型し、間に略楕円貫通穴に敵合した球状物質を挟み
込んだクリップに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、次のようなものがある。プラスチ
ックスで加工成型された、内側の両面に無数の突起物の
あるゴム成型品をはいし、メモ紙を挟み込むと逆方向に
しなり、戻ろうとする、反発力で保持するもの、また支
点にバネを介し、逆方向を指先で押しこんで、メモ紙の
付け外しをするもの、また弾力性のある針金や樹脂で、
メモ紙が挟み込めるように折曲げたものや、成型したも
のがある。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】従来のクリップにあっ
ては、プラスチックス成型部品とゴム成型部品を接合し
た、複合製品で構造が複雑でライニングコストが掛か
り、資源再利用においても問題点があった、

【０００４】支点にバネを介した製品は、そのつど指先
で押込んで、メモ紙を取り外し、クリップの押しつけた
跡が残る問題点があった。

【０００５】針金を丸めた製品はメモ紙を重ね綴じをす
ると、復元力がなく使い捨てという問題点があった。

【０００６】本発明は、メモ紙の着脱がスムースに出来
るように、略楕円貫通穴とフラット面との間に球状物質
を挟み込んだクリップを目的としており、さらに裏側に
着脱可能な接着シートを貼付し、用途に応じた壁面に取
り付け可能な、クリップを提供することを目的としてい
る。

【０００７】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のクリップにおいては、球状物質に適合した
上部に略楕円貫通穴面、背面にバネ部、下部にフラット
面からなるＵ型の形状を有し、略楕円に適合した球状物
質をはめ込んだクリップで、メモ紙を差し込むと、球状
物質が回転し略楕円の穴径状の大きい方に転がり、球と
下部のフラット面に隙間ができスムーズに入り、メモ紙
が排出しようとすると、球が逆方向に回転し穴径状の小
さい方に転がり、球と下部のフラット面の隙間がなくな
り、メモ紙の自然落下を防止し、またバネ面の作用で数
枚のメモ紙を同時に挟み込むことが可能である。

【０００８】また、フラット面裏側に着脱可能な接着シ
ートを貼付し、用途に応じた壁面に取付けることができ
る。

【０００９】上記のように構成されたクリップは、構造
がシンプルで分解しやすく、資源再利用が容易である。

【００１０】

【発明の実施の形態】図１において、弾力性のある板状
の素材で加工成型された、クリップ（１、２、３、４、
５）で、着脱可能な接着シート（５）を壁面に取付け、
フラット面（３）と球状物質（４）の間にメモ紙を差し
込む。

【００１１】図２において、略楕円貫通穴が複数個有
し、複数個所で保持出来るクリップで、重量がかかる掲
載物を係止する。

【００１２】図３において、メモ紙を差し込むと球状物
質がＣ、Ｄ方向に転がりスムースにメモ紙が差し込め、
メモ紙を差し引こうとするとＥ、Ｆ方向に転がり、フラ
ット面（３）との間に隙間がなくなり押し込まれ、メモ
紙の自然落下が防止され、指先で軽く引けばメモ紙に押
し傷なく取り出せ、目的を達することができる。

【０００９】

【発明の効果】材料に弾力性のある素材を用いるので、
メモ紙を重ねて挟み込め、出し入れがスムースに出来
る。

【００１０】球状物質を使用し、プレートに金属バネ鋼
を使うシンプな構造で成型加工するので、資源の再利用
が容易である。

【００１１】略楕円貫通穴に挟み込まれた球状物質とフ
ラット面の間に、隙間の部分があるため極薄メモ紙も、
スムースに差し込め取り外しが容易である。

【００１２】複合クリップが容易に成型加工でき、サイ
ズの大きな重量のかかる掲載物の保持が出来る。

【００１３】取付け部に再剥離粘着シートを接合してお
くと、壁紙、自動車の内装部のレザー面、木製の机など
に取付けることが出来る。

【００１４】板状なので、表面に広告等の印刷が容易で
ある。

【００１４】金型で金属プレス加工ができるので、大量
生産が容易である。

【図面の簡単な説明】

【図１】クリップの斜視図である。

【図２】複合クリップの斜視図である。

【図３】球状物質の軌跡図を含むクリップの使用状態を
示すＡ−Ｂ断面図

【図４】クリップの壁面に接合しメモ紙を挟み込んだ状
態を示す側面図

【符号の説明】

１略楕円貫通穴部２バネ部３フラット面部４球状物質部５着脱可能な接着シート部６メモ紙部７壁部

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】上部に略楕円貫通穴部（１）、背面にバネ
部（２）、下部にフラット面（３）からなるＵ型形状に
略楕円貫通穴付き部（１）に適合した球状物質（４）を
はめ込だ形状を特徴とするクリップ。
【請求項２】フラット面（３）の裏側に着脱可能な接着
シート（５）を貼付し、請求項１記載の、クリップ。
【請求項３】略楕円貫通穴を複数個有し、複数個所で保
持出来るクリップで、板状の材料を加工成型した複合ク
リップを特徴とする、請求項１、２、記載の、クリッ
プ。