JPH10202786A - 樹脂被覆金属体 - Google Patents

樹脂被覆金属体

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JPH10202786A
JPH10202786A JP813297A JP813297A JPH10202786A JP H10202786 A JPH10202786 A JP H10202786A JP 813297 A JP813297 A JP 813297A JP 813297 A JP813297 A JP 813297A JP H10202786 A JPH10202786 A JP H10202786A
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JP
Japan
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resin
thermoplastic resin
inorganic filler
layer
metal body
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Pending
Application number
JP813297A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisao Kitagawa
尚男 北川
Yoshihiro Okano
嘉宏 岡野
Toshiyuki Yasui
敏之 安井
Tatsuyuki Hirai
龍至 平井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
Application filed by NKK Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical NKK Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は厳しい使用環境下でも耐熱水性、耐
食性、耐薬品性に優れ、且つ低コストの樹脂被覆金属体
を提供する。 【解決手段】 鋼板1は表面にクロメート処理層2が形
成され、その上に無機充填材を10〜50wt%配合し
た熱可塑性樹脂被覆層3が形成され、最上層に無機充填
材を含まない熱可塑性樹脂被覆層4が形成されている。
無機充填材を直接表面に出ないようにしたので、無機充
填材がフッ酸に溶けたり、環境因子と反応することがな
く、無機充填材添加による機能を充分に発揮でき、且つ
耐薬品性や耐食性が向上できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はポリエーテルエーテ
ルケトン、ポリフェニレンサルファイド、ポリエーテル
サルホンの熱可塑性樹脂を用いた樹脂被覆金属体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】耐熱性、耐薬品性、耐水性、機械的強度
等の優れた特性を有するポリエーテルエーテルケトン
(以下、PEEKと略称する)、ポリフェニレンサルフ
ァイド(以下、PPSと略称する)、ポリエーテルサル
ホン(以下PESと略称する)の熱可塑性樹脂を金属体
に被覆すると、特に耐熱水性、耐食性に優れた樹脂被覆
金属体が得られることが知られている。
【0003】しかし、PEEK、PPS、PESを金属
体に被覆して用いる場合、通常の焼付け処理では充分な
接着力を得ることが難しいという問題がある。すなわ
ち、前記熱可塑性樹脂は融点が高いことから焼付け処理
時の加熱温度が高温(300〜450℃)になること
と、熱膨張率が金属体に比べて3〜10倍も大きいこと
から、加熱後室温まで冷却する過程で、前記熱可塑性樹
脂と金属体との界面に熱応力が発生し、接着力が低下し
てしまうからである。
【0004】そして、接着力が低下した状態で、特に、
高温高圧の熱水の下で長期にわたって使用すると、前記
熱可塑性樹脂層を通過した熱水が金属体との界面に滞留
し、ブリスター(ふくれ)や剥離を生じて性能が劣化す
るという問題が発生する。
【0005】このような問題に対して、これまでに、前
記熱可塑性樹脂と金属体との接着力を確保し、性能を維
持する技術として以下のようなものが考えられている。
【0006】特開平4−86254号公報には、金属体
面に、金属アルコキシド又はその初期縮合物からなるプ
ライマー組成物によるプライマー層を形成し、その上
に、PEEK等を被覆した樹脂被覆金属体が開示されて
いる(従来技術1)。
【0007】特開平4−308746号公報には、ブラ
スト処理を施した鋼材の表面にプラズマ溶射によりC
r、Mo等を溶射して形成されたまだらの溶射金属層お
よびPEEK等の熱可塑性樹脂被覆を積層した被覆鋼材
が開示されている(従来技術2)。
【0008】また、特開平4−50585号公報には、
Ni、Cr、Moから選ばれた一種以上の金属による金
属被覆層の上に、PEEKによる樹脂被覆層を形成した
コーティング鋼管が開示されている(従来技術3)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術1では金属アルコキシド等によるプライマー層、従来
技術2ではCr、Mo等の溶射金属層、従来技術3では
Ni等による金属被覆層といった、接着層を確保するた
めの特殊な中間層を形成する必要があることから、被覆
工程が煩雑となり、コストもかかるという問題がある。
そのために、PEEK、PPS、PESを用いた樹脂被
覆金属体を実用的に使用することが困難であった。
【0010】本発明は、上記のような問題点を解決し、
樹脂被覆層と金属体の接着力を確保するとともに、厳し
い使用環境下でも耐熱水性、耐食性、耐薬品性に優れ、
且つ低コストの樹脂被覆金属体を提供することを目的と
するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は金属体にPEE
K、PPS、PESから選ばれる少なくとも1種類の熱
可塑性樹脂に10〜50wt%の無機充填材を配合した
樹脂被覆材が被覆され、その外面に無機充填材を配合し
ない上記熱可塑性樹脂から選ばれる少なくとも1種類の
熱可塑性樹脂からなる樹脂被覆材が被覆されていること
を特徴とする樹脂被覆金属体である。
【0012】このようにして製造された樹脂被覆金属体
では、熱可塑性樹脂に無機充填材が配合されている樹脂
被覆層の熱膨張率が熱可塑性樹脂単体の場合の1/2か
ら1/3に低下し、金属体の熱膨張率との差が大幅に少
なくなる。その結果、焼付け処理時の熱応力の発生が抑
止され、充分な接着力を確保することができる。
【0013】更に、添加した無機充填材は膜厚方向のガ
スや水蒸気などの浸透を抑える働きもする。
【0014】ただし、無機充填材の配合が10wt%未
満の場合には、樹脂被覆材の熱膨張率があまり低下しな
いので、焼付け処理時の熱応力の発生を抑制できず、充
分な接着力が得られない。
【0015】また、無機充填材の配合が50wt%を超
える場合には、熱可塑性樹脂の割合が少なくなるので、
焼付け処理での充分な接着力が得られない。
【0016】そして、無機充填材を含まない層を最上層
に設けたので、使用環境の厳しい条件の下でも、添加し
た無機充填材が環境因子と反応したり、フッ酸に溶けた
りすることがなく、無機充填材添加による機能を充分に
発揮でき、且つ耐薬品性や耐食性が向上できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
によって説明する。図1は本発明の一実施の形態を示す
断面図である。図1において、鋼板1は表面にクロメー
ト処理層2が形成され、その上に無機充填材を10〜5
0wt%配合した熱可塑性樹脂被覆層3が形成され、最
上層に無機充填材を含まない熱可塑性樹脂被覆層4が形
成されている。
【0018】クロメート処理層2は鋼板1の表面の酸化
を抑えるために設けたものである。しかし、これに限定
されるものではなく、クロメート処理層2に代えて、エ
ポキシ系、ポリエステル系、フッ素系、シリコン系、ポ
リウレタン系、フェノール樹脂系等の合成樹脂に顔料
(金属酸化物、ガラス、カーボン)等の添加物を配合
し、必要に応じて溶剤を添加してなるプライマーによる
樹脂を設けても良い。
【0019】熱可塑性樹脂被覆層3はPEEK、PP
S、PESから選ばれる少なくとも1種類の熱可塑性樹
脂で形成されたものである。
【0020】PEEK、PPS、PESに限定したのは
PEEK樹脂、PPS樹脂、PES樹脂はいずれも耐熱
性、耐薬品性、耐水性に優れており、これらの長所を金
属体の樹脂被膜材として活かそうとしたことによる。
【0021】熱可塑性樹脂被覆層3は無機充填材を10
〜50wt%配合することが必要であり、好ましくは2
0〜40wt%配合することが必要である。
【0022】無機充填材としては、ガラス、金属酸化
物、カーボン等を用いる。無機充填材の配合を10〜5
0wt%に限定したのは、後述する試験結果に基づくも
のであるが、10wt%未満では充分な接着力を期待す
ることができず、またブリスターの発生もあり、性能劣
化の危険性がある。
【0023】50wt%を超えた場合には、逆に接着力
の低下がみられ、性能劣化の危険性がある。
【0024】本発明では最上層に無機充填材を含まない
熱可塑性樹脂被覆層4を形成することが必要である。上
記熱可塑性樹脂被覆層3に配合した無機充填材が直接表
面に出ないようにするためである。
【0025】これによって、本発明の樹脂被覆金属体は
環境の悪い使用条件でも、熱可塑性樹脂被覆層3に配合
された無機充填材が環境因子と反応したり、フッ酸に溶
けたりすることがなく、無機充填材の本来の機能を充分
に発揮することができるとともに、樹脂被覆金属体自体
の耐薬品性や耐食性も向上する。
【0026】
【実施例】以下に本発明の実施例及び比較例について述
べる。共通の処理方法として、金属素地は、サンドやス
チールグリッド、ショット、銅スラグ、風砕スラグ(高
炉スラグ)などを用いたブラスト処理を行ない、10点
平均粗さで5〜100μm好ましくは20〜40μmの
範囲で粗面化した。
【0027】この場合、粗さを限定したのは、5μmよ
り小さいと十分な接着力が得にくく、100μmを超え
た場合は熱可塑性樹脂を被覆した後に表面に凹凸が残る
ことによる。
【0028】この後脱脂を行ない、クロメート層を形成
した後、熱可塑性樹脂を被覆した。熱可塑性樹脂被覆層
の厚みは合計の厚み100〜1500μm、好ましくは
200〜1000μmである。また無機充填材を含まな
い熱可塑性樹脂被覆層は20μm以上設けるのが好まし
い。焼付け温度から急冷すると、クラックが入ったり、
表面に細かいしわが入ることがあるために、徐冷を行う
ことが望ましい。アニール処理を行うとなお良い。
【0029】尚、無機充填材の配合はプライマー層の表
面からの距離に従って減少し、最外面または上層等は無
機充填材を含まないような傾斜配合を行っても良い。
【0030】[実施例1]鋼板にブラスト処理を行な
い、その片面にクロメート処理液を焼付けた。ついで、
クロメート処理層の上にガラスフレークを配合したPE
EKからなる熱可塑性樹脂を塗装し、更に、その表面に
ガラスフレークを配合しないPEEKからなる熱可塑性
樹脂を塗装して、焼付けて被覆層を形成し、樹脂被覆鋼
板(鋼板寸法:100mm×150mm×2mmt)の
供試材を作製した。
【0031】熱可塑性樹脂被覆層の合計の厚みは800
μmとし、無機充填材を含まない熱可塑性樹脂被覆層の
厚みは300μmとした。
【0032】この時、ガラスフレークの量を10〜50
%まで変えて配合した。PEEKの焼付け温度は約38
0〜420℃である。ここではクロメート処理した鋼板
の表面にガラスフレークを配合したPEEKとガラスフ
レークを配合しないPEEKの熱可塑性樹脂を塗装した
後、焼付けを400℃で20分行ない、その後20℃/
分よりも遅い冷却速度で徐冷して熱可塑性樹脂被覆層を
形成し、試験片No.A1〜No.A5の樹脂被覆鋼板
供試材を作製した。
【0033】途中でアニール処理(150〜200℃)
を行っても良い。ただし、400℃から急冷すると、ク
ラックが入ったり、表面に細かいしわが入ることがあ
る。
【0034】[実施例2]実施例1のガラスフレークを
配合したPEEKに代えて、ガラスフレークを配合した
PPSとした。
【0035】PPSの焼付け温度は約350〜450℃
である。実施例2ではPPSの焼付けは380℃で20
分行ない、その後徐冷した。それ以外は実施例1と同様
に行ない、試験材No.B1〜No.B5の樹脂被覆鋼
板供試材を作製した。
【0036】[実施例3]実施例1のガラスフレークを
配合したPEEKに代えて、ガラスフレークを配合した
PESとした。
【0037】PESの焼付け温度は約380〜400℃
である。実施例3ではPESの焼付けは400℃で20
分行ない、その後徐冷した。それ以外は実施例1と同様
に行ない、試験No.C1〜No.C5の樹脂被覆鋼板
供試材を作製した。
【0038】[比較例1]実施例1に対し、熱可塑性樹
脂層を全てガラスフレークを配合しないPEEKに代え
た場合と、ガラスフレークを60wt%配合したPEE
Kに代えた場合とにした。それ以外は実施例1と同様に
行ない、試験片No.A11、No.A12の樹脂被覆
鋼板供試材を作製した。
【0039】[比較例2]実施例2に対し、熱可塑性樹
脂層を全てガラスフレークを配合しないPPS樹脂に代
えた場合と、ガラスフレークを60wt%配合したPP
Sに代えた場合とにした。それ以外は実施例2と同様に
行ない、試験No.B11、No.B12の樹脂被覆鋼
板供試材を作製した。
【0040】[比較例3]実施例3に対し、熱可塑性樹
脂層を全てガラスフレークを配合しないPES樹脂に代
えた場合と、ガラスフレークを60wt%配合したPE
Sに代えた場合とにした。それ以外は実施例3と同様に
行ない、試験No.C11、No.C12の樹脂被覆鋼
板供試材を作製した。
【0041】[比較例4]実施例1に対し、熱可塑性樹
脂層を全てガラスフレークを30%配合したPEEKに
代えた。それ以外は実施例1と同様に行った。それを試
験片No.A21とした。
【0042】[比較例5]実施例2に対し、熱可塑性樹
脂層を全てガラスフレークを30%配合したPPSに代
えた。それ以外は実施例2と同様に行った。それを試験
片No.B21とした。
【0043】[比較例6]実施例3に対し、熱可塑性樹
脂層を全てガラスフレークを30%配合したPESに代
えた。それ以外は実施例3と同様に行った。それを試験
片No.C21とした。
【0044】以上のようにして作製された片面樹脂被覆
鋼板の供試材を浸漬試験容器に、容器内を2分割するよ
うにセットし、鋼板側を60℃の温水で循環させ、樹脂
被覆側を90℃の熱水として、1ヵ月間温度差浸漬試験
を行った。試験後にブリスターの発生の確認、及び試験
前と試験後の樹脂層の接着力を比較するため、JISK
−5400碁盤目試験を行った。
【0045】試験結果を表1〜表3に示す。
【0046】
【表1】
【0047】
【表2】
【0048】
【表3】
【0049】上記表1〜表3の結果より、実施例1、実
施例2、実施例3の本発明例のPEEK、PPS、PE
Sによる樹脂被覆鋼板ではいずれも接着力が比較例より
も高い値を示した。また、温度差試験後にブリスターの
発生は見られなかった。
【0050】これに対して、無機充填材を配合していな
い比較例1、比較例2、比較例3のPEEK、PPS、
PESによる樹脂被覆鋼板では充分な接着力が得られ
ず、ブリスターの発生も見られ、性能が劣化した。
【0051】上記のことから、10〜50%好ましくは
20〜40%の無機充填材を配合したPEEK、PP
S、PESによる熱可塑性樹脂の被覆層とその外面に無
機充填材を配合しないPEEK、PPS、PESによる
熱可塑性樹脂樹脂の被覆層を金属体に形成させることに
よって、特別な表面処理を施さなくても鋼板のような金
属体との接着力が向上することを確認できた。
【0052】上記表1〜表3では、本発明例はPEE
K、PPS、PESの単独による熱可塑性樹脂での試験
を行ったが、PEEKとPPS、PEEKとPES、P
PSとPES、更にはPEEKとPPSとPES等の組
合わせによる熱可塑性樹脂の被覆層を金属体に形成して
も、同様な効果が得られる。
【0053】上記試験と平行して、実施例1、実施例
2、実施例3の各試験片No.A3,B3、C3の供試
材と、比較例1、比較例2、比較例3の各試験片No.
A11B11、C11の供試材と、比較例4、比較例
5、比較例6の各試験片No.A21,B21、C21
の供試材について、室温、10%のフッ酸に7日間浸漬
した後、重量減少量を比較するという耐薬品性試験を行
った。
【0054】耐薬品性試験の結果を表4、表5、表6に
示す。
【0055】
【表4】
【0056】
【表5】
【0057】
【表6】
【0058】上記表4〜表6の結果より、実施例1、実
施例2、実施例3の本発明例のPEEK、PPS、PE
Sによる樹脂被覆鋼板の場合はいずれも重量減少量
(%)が0%で良好であった。
【0059】これに対して比較例1、比較例2、比較例
3のPEEK、PPS、PESによる樹脂被覆鋼板の場
合は同様に重量減少量(%)が0%であったが、比較例
4、比較例5、比較例6のPEEK、PPS、PESに
よる樹脂被覆鋼板の場合はいずれも重量減少を生じた。
【0060】また、上記表1〜表3の場合で述べたよう
に、PEEK、PPS、PESの組合わせによる熱可塑
性樹脂の被覆層を金属体の表面に形成しても同様な効果
が得られる。
【0061】上記のことから、10〜50%好ましくは
20〜40%の無機充填材を配合したPEEK、PP
S、PESによる熱可塑性樹脂の被覆層とその外面に無
機充填材を配合したPEEK、PPS、PESによる熱
可塑性樹脂樹脂の被覆層を金属体を形成させることによ
って、耐薬品性が向上することを確認できた。
【0062】
【発明の効果】以上のように、本発明は厳しい使用環境
下でも耐熱水性、耐食性、耐薬品性に優れ、且つ低コス
トの樹脂被覆金属体を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施の形態を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 鋼板 2 クロメート処理層 3 無機充填材を10〜50wt%配合した熱可塑性樹
脂被覆層 4 無機充填材を含まない熱可塑性樹脂被覆層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平井 龍至 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属体にポリエーテルエーテルケトン、
    ポリフェニレンサルファイド、ポリエーテルサルホンか
    ら選ばれる少なくとも1種類の熱可塑性樹脂に10〜5
    0wt%の無機充填材を配合した樹脂被覆材が被覆さ
    れ、その外面に無機充填材を配合しない上記熱可塑性樹
    脂から選ばれる少なくとも1種類の熱可塑性樹脂からな
    る樹脂被覆材が被覆されていることを特徴とする樹脂被
    覆金属体。
JP813297A 1997-01-21 1997-01-21 樹脂被覆金属体 Pending JPH10202786A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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