JPH10202669A - 樹脂モールド装置 - Google Patents

樹脂モールド装置

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JPH10202669A
JPH10202669A JP816797A JP816797A JPH10202669A JP H10202669 A JPH10202669 A JP H10202669A JP 816797 A JP816797 A JP 816797A JP 816797 A JP816797 A JP 816797A JP H10202669 A JPH10202669 A JP H10202669A
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JP
Japan
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mold
brush
resin molding
cylindrical body
resin
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JP816797A
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English (en)
Inventor
Junichi Tanaka
淳一 田中
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Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Kansai Nippon Electric Co Ltd
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Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Kansai Nippon Electric Co Ltd
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  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブラシにより掻き取られた異物が周縁に跳ね
飛ばされると十分吸引されず金型上に残留することがあ
った。 【解決手段】 開放された上下一対の金型1、7間にブ
ラシ11を挿入し、このブラシ11にて金型1、7面を
擦り金型1、7に付着し残留した異物を剥落または浮動
化させ真空引きして除去しつつ金型1、7内外を往復動
させるようにした金型クリーナ14を有する樹脂モール
ド装置において、上記金型クリーナ14のブラシ11
を、金型1、7面に対向して開口する筒状体15で囲
み、この筒状体15の少なくとも開口端に沿う内側領域
を負圧状態としたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は樹脂モールド装置に
関し、特に樹脂モールド品質を良好に保つための金型ク
リーナを改善した樹脂モールド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】リードフレームを用いた樹脂モールド型
電子部品は、リードフレーム上のマウント部に電子部品
本体をマウントし、電子部品本体上の電極とリード部と
を電気的に接続して、電子部品本体を含む主要部分を樹
脂にて被覆外装し、樹脂外装部より露呈したリードフレ
ームの不要部分を切断除去して製造される。この樹脂外
装に用いられる樹脂モールド装置の一例を図8から説明
する。図において、1は下金型で、上面の一直線上に一
定間隔でポット2が貫通され、各ポット2の近傍に複数
一組のキャビテイ3が配置されている。このキャビティ
3の底面には樹脂モールド品を取り出すためのイジェク
タピンが突出退入可能に配置されているが図示省略して
いる。4は各ポット2に挿入されたプランジャ、5は各
ポット4に投入された樹脂タブレットを示す。6は下金
型1のキャビティ3上に配置されるリードフレームで、
図示省略するが電子部品本体がマウントされ、電子部品
本体とリード部とが電気的に接続されている。このリー
ドフレーム6はローダ(図示せず)により金型上の定位
置に供給され、樹脂モールドが完了するとアンローダ
(図示せず)により金型外に取り出される。7は下金型
1に対向配置された上金型で、ポット2と対向する位置
に凹湾曲したカル部8が貫通形成され、下キャビティ3
と対向する位置に上キャビティ9が形成されている。上
下金型1、7は図示省略するが固定盤及び可動盤に支持
され、また加熱される。10は金型1、7の側方に配置
され、樹脂モールド作業が完了し開放された金型間に水
平動してポット2の配列方向に沿って挿入され、金型表
面に残留した樹脂欠片などの異物を除去する金型クリー
ナで、金型表面を擦って金型表面に付着した異物を浮動
状態にするブラシ11と、浮動状態となった異物を吸引
除去する吸引機構12とを備えている。このブラシ11
は図示例では、モータ13の回転軸に固定され、ブラシ
11先端が回転して金型表面を擦り、剥落または浮動状
態になった異物を下金型1上に落下しないように吸引機
構12により速やかに除去するようにしている。この種
金型クリーナは例えば実開平2ー85114号公報に開
示されている。この樹脂モールド装置の動作を以下に説
明する。先ず、上下金型1、7を開き、リードフレーム
6を金型1上に供給する。次にポット2内に樹脂タブレ
ット5を投入し、上下金型1、7を閉じる。そしてプラ
ンジャ4を作動させ、加熱された樹脂タブレット5を加
圧し流動化させてキャビティ3、9に送り込みリードフ
レーム1上の所定部分を樹脂被覆する。このようにして
樹脂モールドが完了すると、金型を開き、アンローダに
より樹脂モールド品を金型より取り出し、連続して金型
クリーナ10を金型1、7間に挿入し樹脂欠片など金型
上に残留した異物をブラシ11で掻き落とし、吸引機構
12により浮動状態となった異物を吸引除去する。この
ようにして金型1、7上のクリーニングが完了すると上
記動作を繰り返し次のリードフレームに対して樹脂モー
ルド作業を行う。この種樹脂モールド装置は金型クリー
ナ10により樹脂モールド作業前に金型に残留した異物
が自動的に除去されるためリードフレーム6の不所望な
傷つきや、樹脂漏れが防止される。また上記先行技術
は、アンローダの先端に金型クリーナ10を一体化し、
金型1、7への挿入時にはブラシ11を退入させ、金型
1、7から退出する時にリードフレーム6をアンローダ
で保持し、ブラシ11を突出させて吸引機構12を作動
させることによりリードフレーム6の取り出しと金型の
クリーニングを連続して行えるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図8に
示す金型クリーナ10ではブラシ11と吸引機構12と
が離隔しているため、ブラッシングされ金型1、7から
浮動状態となった異物がブラシ11の移動により弾き飛
ばされ、吸引機構12とは別の方向に飛ばされると金型
上から除去できないという問題があった。そのため、ブ
ラシ11の前後に吸引機構12を設けることも考えられ
るが、ブラシ11の側方部分では吸引力が低く、異物は
静電気により吸着したり樹脂中の天然ワックスや合成ワ
ックスなどの離型材により粘着するため、吸引機構12
の周縁領域に飛ばされた異物は吸引できず、また金型ク
リーナの移動速度を速くするとさらに異物の除去が困難
となり残留異物が増加するため処理速度の向上に限界が
あった。また金型クリーナ10をアンローダと一体化し
連動させるためには、金型クリーナ10をアンローダよ
り先行させて金型間に挿入する必要があり、金型クリー
ナ10は開いた金型上でイジェクタピンにより突出した
樹脂モールド品に当たらないようにしなければならな
い。そのため、吸引機構12の開口端と金型の間は、樹
脂モールド品の金型表面からの突出長さより長い間隔に
設定しなければならず、吸引機構12の開口端はブラシ
11とは反対側の外部とも連通し、吸引力が大幅に低下
するため、大出力の負圧源が必要で、騒音も著しくな
り、作業環境を劣化させるため防音対策が必要であると
いう問題があった。また、機構部分の重量が大きいた
め、水平動させる駆動機構が大掛かりとなり設備が大型
化するという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題の解決
を目的として提案されたもので、開放された上下一対の
金型間にブラシを挿入し、このブラシにて金型面を擦り
金型に付着し残留した異物を剥落または浮動化させ真空
引きして除去しつつ金型内外を往復動させるようにした
金型クリーナを有する樹脂モールド装置において、上記
金型クリーナのブラシを、金型面に対向して開口する筒
状体で囲み、この筒状体の少なくとも開口端に沿う内側
領域を負圧状態としたことを特徴とする樹脂モールド装
置を提供する。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明による樹脂モールド装置は
開放された上下一対の金型間にブラシを挿入し、このブ
ラシにて金型面を擦り金型に付着し残留した異物を剥落
または浮動化させ真空引きして除去しつつ金型内外を往
復動させるようにした金型クリーナを改良したもので、
金型を擦るブラシを金型面に対向して開口する筒状体で
囲み、この筒状体の少なくとも開口端に沿う内側領域を
負圧状態としたことを特徴とするものであるが、より具
体的にブラシを囲む筒状体は一重筒体で構成するだけで
なく、開口径の異なる筒体を同軸配置して、ブラシ先端
が径小筒体より突出するようにその内部に配置し、各筒
体によって囲まれる空間より吸引するようにして構成す
ることができる。またこの場合、ブラシが配置された径
小筒部内の気圧を各筒部間の気圧より大きく設定するこ
とができる。さらには、金型衝合面と径小筒部の間の間
隔を、金型衝合面と径大筒部の間の間隔より大きく設定
することができる。また、径の異なる筒部間を複数の吸
引経路に分割し、各吸引経路毎に負圧源に接続したり、
金型クリーナの前進、後退動に連動して吸引動作を制御
することもできる。また、本発明による樹脂モールド装
置では、金型衝合面と筒状体の間の間隔に比して筒状体
の少なくとも開口端の金型衝合面方向の厚みを十分大き
く設定することができる。さらには本発明による樹脂モ
ールド装置では、ブラシとして回転ブラシや毛様体を一
直線上に配列したものを用いることができ、回転ブラシ
の場合には、その動力源として、筒状体内を負圧状態と
する負圧源を共用することができる。より具体的には、
内外を連通する吸引孔を有する中空の回転軸に毛様体を
植立して回転ブラシを構成し、この回転軸に回転力を付
与するファンを接続するとともに、回転軸の中空部をフ
ァンを回転駆動するエア流路のエア供給口に接続するこ
とにより実現できる。
【0006】
【実施例】以下に本発明の実施例を図1及び図2から説
明する。図において、図8と同一物には同一符号を付し
重複する説明を省略する。本発明による樹脂モールド装
置が図8装置と相違するのは金型クリーナ14のみであ
る。即ち、回転軸を上下に向け、回転軸の両端にブラシ
11を固定したモータ13を筒状体15内に配置固定
し、この筒状体15の側壁をパイプ16を介して負圧源
(図示せず)に接続したことのみである。これにより、
ブラシ11の金型を擦り付ける領域は常に負圧状態とな
り、筒状体15と金型1、7の間から筒状体15内に向
かう気流が形成され、ブラシ11により浮動状態となっ
た樹脂欠片などの異物は直ちに筒状体15内に吸引さ
れ、パイプ16を通って図示しないフイルタにより回収
されて金型間より除去される。図1装置はアンローダに
よって樹脂モールド品が除去された後、金型間に挿入さ
れるため、筒状体15を金型に可及的に近接でき、この
間隔を例えば1〜3mmに設定することにより、吸引効
率を向上でき、小出力の負圧源でも強力な吸引が可能と
なり、騒音の発生も抑えることができる。また、この装
置をアンローダと一体化する場合に好適な構造を図3に
示す。この装置では筒状体15の上端と上金型7との間
隔は1〜3mmに、下端と下金型1との間隔は下金型1
から突出した樹脂モールド品の突出高さより長くそれぞ
れ設定されて、金型クリーナ14が金型1、7間に挿入
される際に樹脂モールド品に当たらないようにしてい
る。そして、この装置では、筒状体15の下端に金型面
と平行にフランジ15aを設け、上下のブラシ11はそ
れぞれ独立したモータ13、13によって駆動され、上
側ブラシは高さ位置が固定され、下側ブラシは上下動可
能とされている。フランジ15aの下面は金型1から持
ち上げられた樹脂モールド品の樹脂モールド部より1〜
3mm高い位置に設定されている。この装置ではアンロ
ーダに先行して金型クリーナ14が金型1、7間に挿入
されるが、挿入時には下側ブラシを上方位置で回転させ
てクリーナ14を作動させて樹脂モールド品上に付着し
た異物を除去することができ、アンローダによって樹脂
モールド品を取り出した後は、下側ブラシを下方位置で
回転させて下金型1上の異物を除去する際にフランジ1
5aにより筒状体15の上下両端の吸引力を近似させる
ことができる。上記実施例ではフランジ15aを形成す
ることにより筒状体15の上下両端の吸引力をほぼ等し
く設定したが、フランジ15aを形成する代わりに筒状
体15の開口端部の肉厚を異ならせてもよい。図4は本
発明の他の実施例を示す。図において、図8と同一物に
は同一符号を付し重複する説明を省略する。この実施例
の特徴は、筒状体17にある。この筒状体17は径の異
なる筒部18、19を同軸配置し、ブラシ11先端が径
小筒部18より突出するように径小筒部18内に配置
し、パイプ16を径大筒部19に接続し、各筒体18、
19によって囲まれる空間より吸引するようにしたこと
を特徴とする。径小筒部18の端面は径大筒部19の端
面に対して面一かそれよりも内側に位置させる。これに
よりブラシ11を含む筒状体17(径大筒部19)の内
部が径小筒部18によって仕切られる。この結果、径大
筒部19の長径をA、短径をB、径大筒部19と径小筒
部18の間隔をC/2とすれば、径大筒部19のみの吸
引断面積(AB)に対して、各筒部18、19間の吸引
断面積はABー(A−C)(BーC)となり、面積比は
C(A+BーC)/ABとなる。ここで、例えばA=4
0、B=10、C=3とすれば面積比は約0.35、負
圧源の吸引力が一定とすれば、吸引力は約3倍となり、
筒状体17の開口端周縁の吸引力を増大でき、ブラシ1
1により浮動状態とされた異物を確実に吸引除去でき
る。図5は図4装置の改良された実施例を示す。図にお
いて、図4と同一物には同一符号を付し重複する説明を
省略する。図中、20は内端が径小筒部18内に連通
し、外端が径大筒部19を貫通して外部に連通した連通
ダクトを示す。この装置では、径小筒部18の内部が径
大筒部19の開口端外周と同じ大気圧となり、パイプ1
6からの排気に対して、径小筒部18の内部からと径大
筒部19と金型1、7の間の隙からエアが供給される。
このとき、径小筒部18と金型の間隔を径大筒部19と
金型の間隔より大きく設定すると、吸引により各筒部1
8、19間に流入するエアは主として径小筒部18から
供給することができる。そのため、ブラシ11が除去し
た異物は、各筒部18、19間に吸引され、確実に除去
される。この実施例では、小径筒部18を大気圧に接続
したが、与圧源に接続してもよい。また、径小筒部18
と径大筒部19の間に形成されるエアの移動経路を複数
に分割し、それぞれの経路の気圧調整をすることがで
き、例えば、金型クリーナの進行方向に応じて、進行方
向後方の経路の吸引力を高く設定することができる。こ
の場合も進行方向前方の経路は大気圧または与圧状態と
してもよい。上記図1乃至図5の実施例では、上下に回
転軸を配置した回転ブラシについて説明したが、回転軸
を金型面と平行配置し、回転軸周面に毛様体を植設した
回転ブラシでもよい。図6及び図7はこのような金型ク
リーナの一例を示す。図において、21は中空の回転軸
で、周面に多数の吸引孔21aが開口し、毛様体22が
植設されて回転ブラシ23を形成している。24は回転
軸21の一端部の軸周りに固定されたフアン、25は回
転ブラシ23の軸周りのほぼ半周部分とファン24の回
転領域を囲み、回転ブラシ23を軸支するカバー、26
は回転軸21の中空部を中間パイプ27に回転自在に連
通し排気を可能にするロータリバルブを示す。中間パイ
プ27の他端はカバー25のフアン24を囲撓する部分
25aの周面に接続され、この周面の他の部分はパイプ
28を介して負圧源(図示せず)に接続されている。以
下にこの装置の動作を説明する。先ず負圧源を作動させ
ると、パイプ28から排気されカバー25のフアン囲撓
空間25a内のファン24で囲まれた空間が負圧とな
り、フアン24を回転させ、回転軸21の回転によりブ
ラシ23が回転する。フアン囲撓空間25aは中間パイ
プ27、ロータリバルブ26によって中間パイプ21の
中空部に接続され、この中空部は吸引孔21aにより毛
様体22の間から外気に接続されている。従ってこの回
転ブラシ23は回転と同時に吸引ができ、ブラシ23に
より浮動状態となった異物を速やかに吸引除去できる。
この装置は回転駆動と吸引とを一つの負圧源により実現
できるため構造が簡単で、吸引力と連動した回転速度が
得られるため制御も容易であり、軽量にできるためアン
ローダとの一体化に好適である。尚、本発明は上記実施
例にのみ限定されるものではなく、例えば、図1乃至図
5に示す実施例に示す回転ブラシを図6に示す回転ブラ
シに代替可能であり、また毛様体を一直線上に配列し、
配列方向に往復動させつつ配列方向と直交する方向に移
動させるようにしたブラシを用いることもできる。また
図6に示す回転駆動機構と吸引孔の吸引とをそれぞれ別
個に負圧源に接続することもできる。
【0007】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、異物を掻
き落とす吸引機構内にブラシが配置されているため、ブ
ラシによって金型から浮動状態とされた異物は直ちに吸
引機構に吸引される。そのため、掻き落としが強力で弾
き飛ばされた異物でも金型上から確実に除去される。ま
た金型クリーナの動作速度を速くできるため樹脂モール
ド作業を短縮できる。また金型クリーナをアンローダと
を一体化させるために、吸引機構の開口端と金型との間
隔を広げても吸引力の低下が小さく、小出力の負圧源で
すみ、騒音も小さく作業環境の劣化もない。また、機構
部分の軽量で、水平動させる駆動機構も簡素で済み設備
の大型化が避けられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例を示す樹脂モールド装置の要
部側断面図
【図2】 図1装置のPーP断面図
【図3】 本発明の他の実施例を示す要部側断面図
【図4】 本発明の他の実施例を示す要部側断面図
【図5】 図4装置の変形例を示す要部側断面図
【図6】 本発明の他の実施例を示す要部正断面図
【図7】 図6装置の要部部分断面側面図
【図8】 従来の金型クリーナを備えた樹脂モールド装
置の要部側断面図
【符号の説明】
1 下金型 7 上金型 11 ブラシ 14 金型クリーナ 15 筒状体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B29L 31:34

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開放された上下一対の金型間にブラシを挿
    入し、このブラシにて金型面を擦り金型に付着し残留し
    た異物を剥落または浮動化させ真空引きして除去しつつ
    金型内外を往復動させるようにした金型クリーナを有す
    る樹脂モールド装置において、 上記金型クリーナのブラシを、金型面に対向して開口す
    る筒状体で囲み、この筒状体の少なくとも開口端に沿う
    内側領域を負圧状態としたことを特徴とする樹脂モール
    ド装置。
  2. 【請求項2】開口径の異なる筒体を同軸配置して筒状体
    を構成し、ブラシ先端が径小筒体より突出するように径
    小筒部内に配置し、各筒体によって囲まれる空間より吸
    引するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の樹
    脂モールド装置。
  3. 【請求項3】ブラシが配置された径小筒部内の気圧を各
    筒部間の気圧より大きく設定したことを特徴とする請求
    項2に記載の樹脂モールド装置。
  4. 【請求項4】金型衝合面と径小筒部の間の間隔を、金型
    衝合面と径大筒部の間の間隔より大きく設定したことを
    特徴とする請求項2に記載の樹脂モールド装置。
  5. 【請求項5】径の異なる筒部間を複数の吸引経路に分割
    し、各吸引経路毎に負圧源に接続したことを特徴とする
    請求項2に記載の樹脂モールド装置。
  6. 【請求項6】金型衝合面と筒状体の間の間隔に比して筒
    状体の少なくとも開口端の金型衝合面方向の厚みを十分
    大きく設定したことを特徴とする請求項1に記載の樹脂
    モールド装置。
  7. 【請求項7】金型クリーナのブラシが、回転ブラシであ
    ることを特徴とする請求項1に記載の樹脂モールド装
    置。
  8. 【請求項8】回転ブラシの動力源が、筒状体内を負圧状
    態とする負圧源であることを特徴とする請求項7に記載
    の樹脂モールド装置。
  9. 【請求項9】ブラシ間に開口させた吸引孔を中空の回転
    軸に連通し、この回転軸の中空部を回転軸に駆動力を与
    えるエアタービン機構の吸気口に接続したことを特徴と
    する請求項8に記載の樹脂モールド装置。
JP816797A 1997-01-21 1997-01-21 樹脂モールド装置 Withdrawn JPH10202669A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7030504B2 (en) * 2003-05-30 2006-04-18 Asm Technology Singapore Pte Ltd. Sectional molding system
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