JPH10202451A - 組立作業テーブル - Google Patents

組立作業テーブル

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JPH10202451A
JPH10202451A JP1350597A JP1350597A JPH10202451A JP H10202451 A JPH10202451 A JP H10202451A JP 1350597 A JP1350597 A JP 1350597A JP 1350597 A JP1350597 A JP 1350597A JP H10202451 A JPH10202451 A JP H10202451A
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jig
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work table
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Takuya Nakatani
卓也 中谷
Masahiro Kirigatani
昌広 桐ケ谷
Isao Fuwa
勲 不破
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人手による作業と専用機による作業とが効率
的に行われて生産性を向上させることができ、多品種少
量生産に最適な組立作業テーブルを提供する。 【解決手段】 作業者用スイッチ11によって外側回転テ
ーブル2が間欠回転されて制御手段7により制御パラメ
ータに基づく制御が行なわれ、使用される部品が収容さ
れた部品ボックス6が作業台3に対応する位置となるよ
うに内側回転テーブル1が間欠回転されると共に作業ユ
ニット4にて治具5に組み付けられた部品に対し専用機
による作業が行なわれる組立作業テーブルであって、前
記制御パラメータを入力する入力手段8及びこれを記憶
する記憶手段9と、その時点における生産数を表示する
表示手段10とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多品種少量生産品
を人の手により組み立てるのに適した組立作業テーブル
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、図21に示す如く、多品種少量
生産品を人の手により組み立てるための組立作業テーブ
ルは知られている。該組立作業テーブルは、作業台3上
の後方に異なる種類の部品を収容した複数の部品ボック
ス6を配列設置し、同作業台3上の側方に専用機により
作業が行われる作業ユニット4を設置してなるものであ
った。この場合、作業台3上の手元に治具5を載置し、
該治具5に部品ボックス6から取り出した部品を組み付
け、同治具5を作業ユニット4へと移動させ、該作業ユ
ニット4で専用機により作業を行わせるものである。
【0003】しかしながら、該従来の組立作業テーブル
においては、必要な部品を部品ボックス6から取り出す
のに、部品ボックス6を探す手間がかかり、あちらこち
らに手を伸ばさなければならず、又、手元の治具5で組
み付け作業を行った後に、同治具5を作業ユニット4へ
と移動させて該作業ユニット4にセットする必要があっ
た。したがって、部品搬送時間が長く作業も煩雑となり
易くて、効率的な作業が行われないものであった。
【0004】又、多品種混合作業方法として、特開平2
−71958号に示されるものが知られている。該多品
種混合作業方法は、図22に示す如く、間欠回転されるテ
ーブル36の等分割数をaとbの相違する二つの群に設定
し、該テーブル36に供給される被作業物A、Bに応じて
その供給位置を基準に前記群から選ばれる一つの等分割
数で同テーブル36が間欠回転されるように制御すると共
に、該被作業物A、Bの停止位置に対向して配設した作
業機37a、37bで同被作業物A、Bに作業を施すように
した方法である。
【0005】この場合、ローダ・アンローダ装置38aか
ら被作業物Aがテーブル36上の治具5aに供給セットさ
れ、該テーブル36が60度づつ間欠回転されながら各作業
機37aで同被作業物Aに順次作業が施された後、該被作
業物Aは同ローダ・アンローダ装置38aから排出され
る。又、ローダ・アンローダ装置38bから被作業物Bが
テーブル36上の治具5bに供給セットされ、該テーブル36
が90度づつ間欠回転されながら各作業機37bで同被作業
物Bに順次作業が施された後、該被作業物Bは同ローダ
・アンローダ装置38bから排出される。したがって、多
品種であっても、一つのテーブル36及び複数の作業機37
が共用されて、短時間で効率良く作業が行われる。
【0006】しかしながら、該多品種混合作業方法は機
械作業を基本としその自動化に係る方法であって、この
場合、人の手による作業を組み入れることはできないも
のであり、しかも、品種切替をフレキシブルには行うこ
とができず、又、品種毎の生産数変動に対応し難いもの
であった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
技術における問題を悉く解決するために発明されたもの
で、すなわち、その課題は、人の手による作業と専用機
による作業とが効率的に行われて生産性を向上させるこ
とができ、しかも、多品種少量生産品の品種切替が容易
で品種毎の生産管理を行うことができる組立作業テーブ
ルを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
組立作業テーブルは、独立に間欠回転される同軸の内側
回転テーブル及び外側回転テーブルと、該外側回転テー
ブルの外周に設置される人が作業を行なうための作業台
及び専用機により作業が行なわれる作業ユニットと、同
外側回転テーブルに周方向で複数配設される治具と、該
治具に組み付ける部品を取り出し自在に収容するボック
スであって同内側回転テーブルに周方向で複数配設され
る部品ボックスと、前記作業ユニットの動作及び前記内
側回転テーブル、外側回転テーブルの動作を制御する制
御手段と、該制御手段による制御パラメータを入力する
入力手段と、該入力された制御パラメータを記憶する記
憶手段と、その時点における生産数を表示する表示手段
と、前記外側回転テーブルの間欠回転の開始のタイミン
グを発するための作業者用スイッチとを備え、該作業者
用スイッチによって外側回転テーブルが間欠回転され、
前記制御手段により制御パラメータに基づく制御が行な
われて、使用される部品が収容された部品ボックスが作
業台に対応する位置となるように内側回転テーブルが間
欠回転されると共に作業ユニットにて治具に組み付けら
れた部品に対し専用機による作業が行なわれるようにな
したものである。
【0009】したがって、この場合、作業台に対応して
位置する作業者が作業者用スイッチを操作すると、外側
回転テーブルが間欠回転して組み付け作業に必要な治具
が手元に位置し、これと共に、間欠回転される内側回転
テーブルによって使用される部品が収容された部品ボッ
クスも作業台に対応する位置となっており、作業者は該
部品ボックスから部品を取り出し前記手元の治具に組み
付けて簡単に作業を行うことができる。又、該治具に組
み付けられた部品に対しては、外側回転テーブルが間欠
回転されて同治具がこれに必要な作業を行う作業ユニッ
トと対応する位置となった際に、該作業ユニットの専用
機によって自動的に作業が行われる。
【0010】しかも、この場合、入力手段で入力され記
憶手段に記憶されて予め設定される制御パラメータに基
づき、作業ユニット、内側回転テーブル、外側回転テー
ブル等が自動的に動作するので、人の手による作業と専
用機による作業とが一連の作業として効率的に行われ、
生産性が向上されると共に多品種少量生産品の品種切替
も容易に行うことができ、更に、その時点における生産
数が表示手段にて表示されることもあって、品種毎の生
産管理を簡単に行うこともできる。
【0011】本発明の請求項2記載の組立作業テーブル
は、上記請求項1記載の組立作業テーブルにおいて、治
具及び部品ボックスを外側回転テーブル、内側回転テー
ブルに各々取り替え自在に配設したことを特徴とする。
したがって、この場合は、特に、治具或いは部品ボック
スを取り替えて、より多くの品種切替に対応することが
できる。
【0012】本発明の請求項3記載の組立作業テーブル
は、上記請求項1又は2記載の組立作業テーブルにおい
て、制御パラメータとして、製品の品種と、外側回転テ
ーブルの一品種生産あたりの全周回数と、作業ユニット
を動作させる周回番号と、各周回番号毎に使用される部
品が収容された部品ボックスの設定符号とを各々入力記
憶させ、組立作業を行なう際に、入力手段により生産す
べき製品の品種を入力することによって、記憶手段に記
憶された前記品種に対応する前記制御パラメータに基づ
く制御が行なわれるようになしたことを特徴とする。
【0013】したがって、この場合は、特に、組立作業
を行なう際に、入力手段により生産すべき製品の品種を
入力することにより、作業ユニット、内側回転テーブ
ル、外側回転テーブル等が所定通りに動作して、同品種
に対応する人の手による作業及び専用機による作業が簡
単に行われる。
【0014】本発明の請求項4記載の組立作業テーブル
は、上記請求項1又は2記載の組立作業テーブルにおい
て、外側回転テーブルの外周に複数種類の作業ユニット
が周方向に配設され、制御パラメータとして、外側回転
テーブルに配設される各治具毎の製品の品種と、各品種
に対応する前記作業ユニットの種類と、各品種毎に使用
される部品が収容された部品ボックスの設定符号とを各
々入力記憶させ、記憶手段に記憶された前記制御パラメ
ータに基づく制御によって組立作業が行なわれるように
なしたことを特徴とする。
【0015】したがって、この場合は、特に、外側回転
テーブルの同じ周回において、異なる種類の部品を治具
に簡単に組み付けることができ、各種類の部品に対応し
て異なる種類の作業ユニットの専用機により各々自動的
に作業が行われて、複数の品種に対応する人の手による
作業及び専用機による作業が簡単に行われる。
【0016】本発明の請求項5記載の組立作業テーブル
は、上記請求項1〜4のいずれか一つの請求項記載の組
立作業テーブルにおいて、外側回転テーブルの外周に同
一の作業ユニットを周方向に複数配設して、専用機によ
る作業の専用工程を複数に分割したことを特徴とする。
【0017】したがって、この場合は、特に、外側回転
テーブルの外周に同一の作業ユニットが周方向に複数配
設されて、専用機による作業の専用工程が複数に分割さ
れるので、人の手による作業のタクトタイムよりも専用
機による作業のタクトタイムの方が長いときに、同専用
機による作業の専用工程に要する時間を分割して短縮す
ることができ、トータルとしてのタクトタイムを削減す
ることができる。
【0018】本発明の請求項6記載の組立作業テーブル
は、上記請求項1〜4のいずれか一つの請求項記載の組
立作業テーブルにおいて、外側回転テーブルの外周に同
一の作業ユニットを周方向に複数配設すると共に該複数
の作業ユニットを外側回転テーブルと同軸で回転される
ように設置し、同複数の作業ユニットが外側回転テーブ
ルと同調して回転した後に反対方向へ復帰回転するよう
になしたことを特徴とする。
【0019】したがって、この場合は、特に、人の手に
よる作業のタクトタイムよりも専用機による作業のタク
トタイムの方が長いときに、外側回転テーブルが間欠回
転されながら続いて次の停止位置でも同一の作業ユニッ
トの専用機による作業が複数の治具に対応して行われる
ので、トータルとしてのタクトタイムを削減することが
でき、又、複数の作業ユニットが復帰回転されるので、
各治具に対応して順次支障なく作業は行われる。
【0020】本発明の請求項7記載の組立作業テーブル
は、上記請求項1〜4のいずれか一つの請求項記載の組
立作業テーブルにおいて、異なる種類の部品が収容され
た二つの部品ボックスを近接して配設すると共に該二種
類の部品に対応して異なる専用機により作業が行なわれ
る二つの作業ユニットを外側回転テーブルの外周に配設
し、該外側回転テーブルの同じ周回において、二種類の
部品を両部品ボックスから取り出して各々治具に組み付
けると共に該治具に組み付けられた両部品に対し両作業
ユニットが同時に動作して作業を行なうようになしたこ
とを特徴とする。
【0021】したがって、この場合は、特に、外側回転
テーブルの同じ周回において、二種類の部品を両部品ボ
ックスから取り出して各々治具に簡単に組み付けること
ができ、該治具に組み付けられた両部品に対し両作業ユ
ニットが同時に動作して作業を行なうので、二品種に対
応する人の手による作業及び専用機による作業が簡単に
行われ、しかも、異なる二つの専用機による作業がパラ
レルに行われて、トータルとしてのタクトタイムも削減
される。
【0022】本発明の請求項8記載の組立作業テーブル
は、上記請求項7記載の組立作業テーブルにおいて、作
業者用スイッチによって外側回転テーブルが治具二つ分
まとめて間欠回転されるようになしたことを特徴とす
る。したがって、この場合は、特に、作業者用スイッチ
によって外側回転テーブルが治具二つ分まとめて間欠回
転されるようになっているので、作業者が同作業者用ス
イッチを操作する手間と時間とを削減することができ
る。
【0023】本発明の請求項9記載の組立作業テーブル
は、上記請求項1〜4のいずれか一つの請求項記載の組
立作業テーブルにおいて、同軸で各々独立に回転される
内側回転テーブルを上下に複数段配設したことを特徴と
する。したがって、この場合は、特に、異なる種類の部
品の収納スペースを大きく確保することができ、異なる
部品を取り出す際に各部品ボックスまでの距離が短くな
って、生産性を向上させることができ、しかも、上下複
数段の内側回転テーブルが同軸で各々独立に回転される
ので、各内側回転テーブル毎に制御することができて部
品ボックスの配置パターンを多く設定することができ
る。
【0024】本発明の請求項10記載の組立作業テーブル
は、上記請求項1〜4のいずれか一つの請求項記載の組
立作業テーブルにおいて、外側回転テーブルの外周に複
数の作業台を周方向に配設すると共に各作業台に対応す
る複数の作業者用スイッチを配設したことを特徴とす
る。したがって、この場合は、特に、生産数が増えたと
きに複数の作業者で対応したり、或いは、人の手による
作業のタクトタイムが専用機による作業のタクトタイム
よりも長いときに、複数の作業者で分割対応すること
で、同専用機による作業の稼働率を向上させたりするこ
とができる。
【0025】本発明の請求項11記載の組立作業テーブル
は、上記請求項1〜4のいずれか一つの請求項記載の組
立作業テーブルにおいて、作業ユニットの動作中に不良
が発生した際に記憶手段に該不良を発生した治具の位置
が記憶され、該治具の分をカウントしない生産数が表示
手段には表示され、同治具が作業台に対応する位置とな
るように外側回転テーブルが間欠回転された際に同表示
手段に不良発生が表示されるようになしたことを特徴と
する。
【0026】したがって、この場合は、特に、作業ユニ
ットの動作中に不良が発生した際に記憶手段に該不良を
発生した治具の位置が記憶され、該治具が作業台に対応
する位置となるように外側回転テーブルが間欠回転され
た際に表示手段に不良発生が表示されるので、作業者は
確実に不良を発見することができ、しかも、該不良分が
生産数にカウントされないこともあって、不良率の管理
を適切に行うことができる。
【0027】本発明の請求項12記載の組立作業テーブル
は、上記請求項1〜4のいずれか一つの請求項記載の組
立作業テーブルにおいて、部品ボックス内に残っている
該部品ボックスにおいて全個の部品の重量と該部品一個
の重量とから割り出される同部品ボックスにおける残り
の部品数が表示手段に表示されるようになしたことを特
徴とする。
【0028】したがって、この場合は、特に、部品ボッ
クス内に残っている全個の部品の重量と該部品一個の重
量とから割り出される同部品ボックスにおける残りの部
品数が表示手段に表示されるようになっているので、作
業者は部品ボックス内の残りの部品数を簡単且つ確実に
把握管理することができ、部品切れを防止することがで
きる。
【0029】
【発明の実施の形態】図1、2は、本発明の請求項1〜
3に対応する一実施形態を示し、該実施形態の組立作業
テーブルは、独立に間欠回転される同軸の内側回転テー
ブル1及び外側回転テーブル2と、該外側回転テーブル
2の外周に設置される人が作業を行なうための作業台3
及び専用機により作業が行なわれる作業ユニット4と、
同外側回転テーブル2に周方向で複数配設される治具5
と、該治具5に組み付ける部品を取り出し自在に収容す
るボックスであって同内側回転テーブル1に周方向で複
数配設される部品ボックス6と、前記作業ユニット4の
動作及び前記内側回転テーブル1、外側回転テーブル2
の動作を制御する制御手段7と、該制御手段7による制
御パラメータを入力する入力手段8と、該入力された制
御パラメータを記憶する記憶手段9と、その時点におけ
る生産数を表示する表示手段10と、前記外側回転テーブ
ル2の間欠回転の開始のタイミングを発するための作業
者用スイッチ11とを備えている。
【0030】この場合、作業者用スイッチ11によって外
側回転テーブル2が間欠回転され、前記制御手段7によ
り制御パラメータに基づく制御が行なわれて、使用され
る部品が収容された部品ボックス6が作業台3に対応す
る位置となるように内側回転テーブル1が間欠回転され
ると共に作業ユニット4にて治具5に組み付けられた部
品に対し専用機による作業が行なわれる。
【0031】又、図1に示す如く、テーブル本体12の天
板13の前端部分が作業台3として形成され、該天板13の
略中央に内側回転テーブル1及び外側回転テーブル2が
同軸で回転するように設置されており、同テーブル本体
12の内部には駆動装置(図示せず)が収容設置されてい
て、該駆動装置によって同内側回転テーブル1、外側回
転テーブル2は各々独立に間欠回転され、その際、制御
手段7により制御される。
【0032】又、作業台3上の側部には表示パネル14が
立設されており、該表示パネル14内に制御手段7、記憶
手段9が内蔵されており、同表示パネル14の表面の片側
部にキーボードでなる入力手段8、同表面の反対側部に
ディスプレイでなる表示手段10が各々配設されている。
この場合、入力手段10として画面タッチ型のものを採用
すると同ディスプレイとなる表示手段10を共用すること
ができ、又、表示手段10以外の制御手段7、記憶手段9
及び入力手段10等を別途にコンピュータとして設置して
も良い。なお、同表示手段10となるディスプレイの下側
には、作業ユニット4が動作中に点灯して該動作中であ
ることを表示する動作表示ランプLが設けられている。
又、テーブル本体12の下部に架設される足載せ板15上に
作業者用スイッチ11が設置されており、該作業者用スイ
ッチ11は作業者の足によって操作されるものである。
【0033】又、該実施形態の組立作業テーブルにおい
ては、図3、4に示す如く、部品ボックス6及び治具5
を内側回転テーブル1、外側回転テーブル2に各々取り
替え自在に配設している。この場合、図3に示す如く、
部品ボックス6は平面視略扇形状の上方に開口した箱体
でなり、該部品ボックス6の外周面下部に部品取り出し
口16が形成されている。又、該部品ボックス6の底部に
は周方向に沿って下方に開口した凹溝17が形成されてお
り、該凹溝17が内側回転テーブル1の上面に全周にわた
って突設された凸条18に係合されることによって、同部
品ボックス6は同内側回転テーブル1上に着脱自在に設
置される。
【0034】又、図4に示す如く、治具5は矩形板状に
形成され、その上面中程に部品セット部19が突設されて
おり、該部品セット部19は品種によって各々異なる形状
に形成される。同治具5の一方の対角部分には大孔20、
他方の対角部分には小孔21が各々穿設されており、該大
孔20及び小孔21に対応して外側回転テーブル2の上面に
位置決め凸起22、固定ネジ孔23が各々配設されている。
この場合、大孔20に位置決め凸起22がブッシュ24を介し
て嵌合され、小孔21に挿通されるボルト25が固定ネジ孔
23に螺合されることによって、同治具5は同外側回転テ
ーブル2の上面に着脱自在に設置される。
【0035】又、該実施形態の組立作業テーブルにおい
ては、制御パラメータとして、製品の品種と、外側回転
テーブル2の一品種生産あたりの全周回数と、作業ユニ
ット4を動作させる周回番号と、各周回番号毎に使用さ
れる部品が収容された部品ボックス6の設定符号とを各
々入力記憶させ、組立作業を行なう際に、入力手段8に
より生産すべき製品の品種を入力することによって、記
憶手段9に記憶された前記品種に対応する前記制御パラ
メータに基づく制御が行なわれるようになしている。
【0036】ここで、下記に例示するA品種の生産を行
う場合の制御パラメータの入力設定操作について説明す
る。
【0037】 ・品 種 A品種 ・部品点数 4点(部品a、部品b、部品c、部品d) ・作業ユニット工程 部品a組み付け後かしめ (作業ユニット4Aにて) 部品b組み付け後プレス (作業ユニット4Bにて) 部品c組み付け後樹脂充填(作業ユニット4Dにて) 部品d組み付け後検査 (作業ユニット4Fにて) ・生産予定数 3000個 なお、表示手段10は通常、図5に示す如く、メイン画面
26を表示しており、該メイン画面26においては、品種
(A)、生産予定数(3000)、その時点での生産数
(0)等が表示されていて、同メイン画面26の下側には
画面を切り替える切替タッチスイッチ27が表示されてい
る。
【0038】まず、メイン画面26の切替タッチスイッチ
27を操作して、図6に示す如く、表示手段10を部品ボッ
クスティーチング画面28に切り替える。該部品ボックス
ティーチング画面28には、a〜lのティーチング用の設
定タッチスイッチ29、内側回転テーブル1を回転動作さ
せる動作タッチスイッチ30、設定終了タッチスイッチ31
が各々配列表示されている。この場合、左回転或いは右
回転の動作タッチスイッチ30をタッチ操作して、部品a
が収容された部品ボックス6aを作業台3の中央に位置し
た状態とし、この状態でaの設定タッチスイッチ29をタ
ッチ操作することによって、部品aについてのティーチ
ングを行うことができる。同様に、部品b〜dについて
も各々ティーチングを行って、設定終了タッチスイッチ
31をタッチ操作する。これによって、各部品ボックス
(6a〜6d)に設定符号(a〜d)が入力設定される。
【0039】次に、前記と同様に、図7に示す如く、表
示手段10を品種別制御パラメータ設定画面32に切り替え
る。該品種別制御パラメータ設定画面32において、どの
作業ユニット4が何周目に動作するか、どの部品(a〜
d)が何周目に必要か、全周回数が何周か等を設定す
る。この場合、作業ユニット4Aによる専用工程Aを1周
目、作業ユニット4Bによる専用工程Bを2周目、作業ユ
ニット4Dによる専用工程Dを3周目、作業ユニット4Fに
よる専用工程Fを4周目と各々入力設定し、部品取り出
し工程としての1周を加え全周回数を5周と入力設定す
る。又、1周目に必要な部品としてaを、2周目に必要
な部品としてbを、3周目に必要な部品としてcを、4
周目に必要な部品としてdを各々入力設定する。なお、
入力設定が終了したときには、設定終了タッチスイッチ
31をタッチ操作する。
【0040】これによって、外側回転テーブル2の品種
(A)生産あたりの全周回数(5)と、各作業ユニット
4A、4B、4D、4Fを動作させる周回番号(1〜4)と、各
周回番号(1〜4)毎に使用される部品(a〜d)が収
容された各部品ボックス6a〜6dの設定符号(a〜d)と
が各々入力されて記憶手段9に記憶される。なお、同品
種別制御パラメータ設定画面32に表示される次ページタ
ッチスイッチ33は、周回数や専用工程数等が多い場合に
タッチ操作されるものである。
【0041】その後、前記と同様に、図8に示す如く、
表示手段10を品種別生産数一覧画面34に切り替え、該品
種別生産数一覧画面34において、生産するA品種の生産
予定数(3000)を入力する。これで、制御パラメー
タの入力設定操作は完了するが、組立作業を行う際に
は、図5に示したメイン画面26において、生産すべき製
品の品種(A)を入力すことによって、記憶手段9に記
憶された前記制御パラメータに基づく制御が行なわれ
る。
【0042】前記制御パラメータに基づく制御による作
業工程順を下記に示す。 1.作業者が部品ボックス6aより部品aを取り出して治
具5に組み付ける作業を行い、その後、作業者用スイッ
チ11を操作して外側回転テーブル2を治具5一つ分間欠
回転させる。該作業を16回繰り返すと、内側回転テー
ブル1が自動的に間欠回転して、部品ボックス6bが作業
台3の中央に対応する位置となる。又、同作業の周回に
おいて、治具5に組み付けられた部品aに対して作業ユ
ニット4Aによって専用機による専用工程Aのかしめ作業
が自動的に行われる。 2.作業者が部品ボックス6bより部品bを取り出して治
具5に組み付ける作業を行い、その後、作業者用スイッ
チ11を操作して外側回転テーブル2を治具5一つ分間欠
回転させる。該作業を16回繰り返すと、内側回転テー
ブル1が自動的に間欠回転して、部品ボックス6cが作業
台3の中央に対応する位置となる。又、同作業の周回に
おいて、治具5に組み付けられた部品bに対して作業ユ
ニット4Bによって専用機による専用工程Bのプレス作業
が自動的に行われる。 3.作業者が部品ボックス6cより部品cを取り出して治
具5に組み付ける作業を行い、その後、作業者用スイッ
チ11を操作して外側回転テーブル2を治具5一つ分間欠
回転させる。該作業を16回繰り返すと、内側回転テー
ブル1が自動的に間欠回転して、部品ボックス6dが作業
台3の中央に対応する位置となる。又、同作業の周回に
おいて、治具5に組み付けられた部品cに対して作業ユ
ニット4Dによって専用機による専用工程Dのエポキシ樹
脂充填作業が自動的に行われる。 4.作業者が部品ボックス6dより部品dを取り出して治
具5に組み付ける作業を行い、その後、作業者用スイッ
チ11を操作して外側回転テーブル2を治具5一つ分間欠
回転させ、該作業を16回繰り返す。又、同作業の周回
において、治具5に組み付けられた部品dに対して作業
ユニット4Fによって専用機による専用工程Fの検査作業
が自動的に行われる。 5.次の周回において、作業者は作業者用スイッチ11を
操作して外側回転テーブル2を治具5一つ分づつ間欠回
転させながら、部品a〜dで組み立てられた16個の製
品を順次治具5から取り出す作業を行う。該最後の5周
回目が完了すると部品ボックス6aが作業台3の中央に対
応する位置となるように内側回転テーブル1が自動的に
間欠回転して、上記1〜5の作業が再度繰り返される。
【0043】なお、上記各段階の作業において、作業者
が作業者用スイッチ11を操作して外側回転テーブル2を
回転させる際には、動作表示ランプLが消灯しているこ
とを確認して操作する。
【0044】したがって、該実施形態の組立作業テーブ
ルにおいては、作業台3に対応して位置する作業者が作
業者用スイッチ11を操作すると、外側回転テーブル2が
間欠回転して組み付け作業に必要な治具5が手元に位置
し、これと共に、間欠回転される内側回転テーブル1に
よって使用される部品が収容された部品ボックス6も作
業台3に対応する位置となっており、作業者は該部品ボ
ックス6から部品を取り出し前記手元の治具5に組み付
けて簡単に作業を行うことができる。又、該治具5に組
み付けられた部品に対しては、外側回転テーブル2が間
欠回転されて同治具5がこれに必要な作業を行う作業ユ
ニット4と対応する位置となった際に、該作業ユニット
4の専用機によって自動的に作業が行われる。
【0045】しかも、この場合、入力手段8で入力され
記憶手段9に記憶されて予め設定される制御パラメータ
に基づき、作業ユニット4、内側回転テーブル1、外側
回転テーブル2等が自動的に動作するので、人の手によ
る作業と作業ユニット4の専用機による作業とが一連の
作業として効率的に行われ、生産性が向上されると共に
多品種少量生産品の品種切替も容易に行うことができ、
更に、その時点における生産数が表示手段10にて表示さ
れることもあって、品種毎の生産管理を簡単に行うこと
もできる。
【0046】又、該実施形態の組立作業テーブルにおい
ては、治具5及び部品ボックス6が外側回転テーブル
2、内側回転テーブル1に各々着脱取り替え自在に配設
されているので、同治具5或いは部品ボックス6を取り
替えて、より多くの品種切替に対応することができる。
しかも、制御パラメータとして、製品の品種と、外側回
転テーブル2の一品種生産あたりの全周回数と、作業ユ
ニット4を動作させる周回番号と、各周回番号毎に使用
される部品が収容された部品ボックス6の設定符号とを
各々入力記憶させているので、組立作業を行なう際に、
入力手段8により生産すべき製品の品種を入力すること
により、作業ユニット4、内側回転テーブル1、外側回
転テーブル2等が所定通りに動作して、同品種に対応す
る人の手による作業及び作業ユニット4の専用機による
作業が簡単に行われる。
【0047】図9〜11は、本発明の請求項4に対応する
別の実施形態を示し、該実施形態の組立作業テーブルに
おいては、外側回転テーブル2の外周に複数種類の作業
ユニット4A〜4Dが周方向に配設され、制御パラメータと
して、外側回転テーブル2に配設される各治具5a〜5d毎
の製品の品種A〜Dと、各品種A〜Dに対応する前記作
業ユニット4A〜4Dの種類と、各品種A〜D毎に使用され
る部品a〜dが収容された部品ボックス6a〜6dの設定符
号(a〜d)とを各々入力記憶させ、記憶手段9に記憶
された前記制御パラメータに基づく制御によって組立作
業が行なわれるようになしている。
【0048】したがって、該実施形態の組立作業テーブ
ルにおいては、外側回転テーブル2の同じ周回におい
て、異なる種類の部品a〜dを治具5a〜5dに簡単に組み
付けることができ、各種類の部品a〜dに対応して異な
る種類の作業ユニット4A〜4Dの専用機により各々自動的
に作業が行われて、複数の品種A〜Dに対応する人の手
による作業及び専用機による作業が簡単に行われる。
【0049】この場合、下記〔表1〕に示す如く、生産
数が異なる例1〜3については、図9〜11に示す如く、
表示手段10(入力手段8)の設定画面において各制御パ
ラメータが入力され、これに対応するように異なる種類
の治具5a〜5dが実際に配置される。
【0050】
【表1】
【0051】例えば、例1の場合、作業者は治具5a〜5d
に部品a〜dを順次組み付け、周回毎で同作業を4回繰
り返し、その際、作業台3において各治具5a〜5dに各部
品ボックス6a〜6dが対応する位置となるように内側回転
テーブル1は間欠回転し(部品ボックス6e、6fは使用さ
れないので通過される)、又、各作業ユニット4A〜4Dで
は、各治具5a〜5dが対応する位置となったときに自動的
に専用機による異なる作業が行われ、この場合は、品種
A〜Dの製品が各々同じ数(50)だけ生産される。例
2の場合は、同様に、品種A、Bの製品が各々同じ数
(200)だけ生産される。例3の場合は、同様に品種
A、Bの製品が1:3の割合の数(200と600)で
生産される。なお、例1〜3における各品種A〜D毎に
使用される治具5a〜5dの数を下記〔表2〕に示す。
【0052】
【表2】
【0053】図12(b)は、本発明の請求項5に対応す
る一実施形態を示し、該実施形態の組立作業テーブルに
おいては、外側回転テーブル2の外周に同一の作業ユニ
ット4A、4Aを周方向に複数配設して、専用機による作業
の専用工程を複数に分割している。したがって、この場
合、人の手による作業のタクトタイムTよりも専用機に
よる作業のタクトタイムtの方が長い(該実施形態にお
いてはtがTの二倍程度に長い)ときに、同専用機によ
る作業の専用工程に要する時間を分割(該実施形態にお
いては二分割)して短縮することができ、トータルとし
てのタクトタイムを削減することができる。
【0054】例えば、図12(a)に示す如く、外側回転
テーブル2の外周に作業ユニット4Aを一つだけ設けた場
合に比して、図12(b)に示す場合には、専用機による
作業の専用工程に要する時間を短縮することができる。
すなわち、図12(a)に示す場合においては、下記〔表
3〕に示す如く、専用工程Aに必要な10秒毎でないと外
側回転テーブル2を間欠回転させることができない。
【0055】
【表3】
【0056】これに対して、図12(b)に示す場合にお
いては、下記〔表4〕に示す如く、専用工程Aを二分割
した5秒毎で外側回転テーブル2を間欠回転させること
ができ、トータルとしてのタクトタイムを削減すること
ができる。
【0057】
【表4】
【0058】図13は、本発明の請求項6に対応する更に
別の実施形態を示し、該実施形態の組立作業テーブルに
おいては、外側回転テーブル2の外周に同一の作業ユニ
ット4A、4Aを周方向に複数配設すると共に該複数の作業
ユニット4A、4Aを外側回転テーブル2と同軸で回転され
るように設置し、図13(a)に示す如く、同複数の作業
ユニット4A、4Aが外側回転テーブル2と同調して回転し
た後に、図13(b)に示す如く、反対方向へ復帰回転す
るようになしている。この場合、外側回転テーブル2の
更に外側に同軸で回転されるように補助回転テーブル35
が設置されており、該補助回転テーブル35上に作業ユニ
ット4A、4Aは並設されている。
【0059】したがって、該実施形態の組立作業テーブ
ルにおいては、人の手による作業のタクトタイムよりも
専用機による作業のタクトタイムの方が長いときに、外
側回転テーブル2が間欠回転されながら続いて次の停止
位置でも同一の作業ユニット4A、4Aの専用機による作業
が複数の治具5に対応して行われるので、トータルとし
てのタクトタイムを削減することができ、又、複数の作
業ユニット4A、4Aが復帰回転されるので、各治具5に対
応して順次支障なく作業は行われる。
【0060】例えば、図12(a)に示す如く、外側回転
テーブル2の外周に作業ユニット4Aを一つだけ設けた場
合に比して、該実施形態の組立作業テーブルにおいて
は、専用機による作業の専用工程に要する時間を短縮す
ることができる。すなわち、図12(a)に示す場合にお
いては、下記〔表5〕に示す如く、専用工程Aに必要な
10秒毎でないと外側回転テーブル2を間欠回転させるこ
とができない。
【0061】
【表5】
【0062】これに対して、該実施形態の組立作業テー
ブルにおいては、下記〔表6〕に示す如く、専用工程A
の10秒毎で外側回転テーブル2を二回づつ間欠回転させ
ることができ、トータルとしてのタクトタイムを1/2
に削減することができる。
【0063】
【表6】
【0064】図14は、本発明の請求項7、8に対応する
更に別の実施形態を示し、該実施形態の組立作業テーブ
ルにおいては、異なる種類の部品a、bが収容された二
つの部品ボックス6a、6bを近接して配設すると共に該二
種類の部品a、bに対応して異なる専用機により作業が
行なわれる二つの作業ユニット4A、4Bを外側回転テーブ
ル2の外周に配設し、該外側回転テーブル2の同じ周回
において、二種類の部品a、bを両部品ボックス6a、6b
から取り出して各々治具5a、5bに組み付けると共に該治
具5a、5bに組み付けられた両部品a、bに対し両作業ユ
ニット4A、4Bが同時に動作して作業を行なうようになし
ている。
【0065】したがって、該実施形態の組立作業テーブ
ルにおいては、二品種A、Bに対応する人の手による作
業及び専用機による作業が簡単に行われ、しかも、図15
に示す如く、同じ周回において作業を行うことで、異な
る二つの専用機による作業がパラレルに行われて、トー
タルとしてのタクトタイムも削減される。なお、図15の
下側が該実施形態の場合を示し、同上側が部品a、bに
対し異なる周回で作業を行った場合を示している。又、
該実施形態の組立作業テーブルにおいては、作業者用ス
イッチ11によって外側回転テーブル2が治具5a、5b二つ
分まとめて間欠回転されるようになっているので、作業
者が同作業者用スイッチ11を操作する手間と時間とを削
減することができる。なお、作業者用スイッチ11は作業
台3上の側方に設置されている。
【0066】例えば、図15の上側に示す場合において
は、下記〔表7〕に示す如く、専用工程Aと部品aの組
立との間で6(10−4)秒、専用工程Bと部品bの組立
との間で7(12−5)秒の待機時間が各々発生して、効
率的な作業が行われない。
【0067】
【表7】
【0068】これに対して、図15の下側に示す該実施形
態の場合においては、下記〔表8〕に示す如く、専用工
程A、Bの長い方の12秒の間に部品a、bの組立が9秒
で行われ待機時間が3(12−9)秒に短縮されて、効率
的な作業が行われる。
【0069】
【表8】
【0070】図16は、本発明の請求項9に対応する更に
別の実施形態を示し、該実施形態の組立作業テーブルに
おいては、同軸で各々独立に回転される内側回転テーブ
ル1を上下に複数段配設している。この場合、上下二段
に内側回転テーブル1、1が配設され、上側の内側回転
テーブル1には部品ボックス6a、6dが、下側の内側回転
テーブル1には部品ボックス6b、6c、6eが各々設置され
ており、外側回転テーブル2の1周目には、部品ボック
ス6a、6b、6cに対向しこれ等から各々部品を取り出して
組み付け作業を行うことができ、2周目には両内側回転
テーブル1、1が各々独立に回転されて、部品ボックス
6d、6eに対向しこれ等から各々部品を取り出して組み付
け作業を行うことができる。
【0071】したがって、この場合、異なる種類の部品
の収納スペースを大きく確保することができ、異なる部
品を取り出す際に各部品ボックス6a、6b、6c或いは6d、
6eまでの距離が短くなって、生産性を向上させることが
できる。しかも、上下二段の内側回転テーブル1、1が
同軸で各々独立に回転されるので、各内側回転テーブル
1、1毎に制御することができて部品ボックス6a〜6eの
配置パターンを多く設定することができる。
【0072】図17、18は、本発明の請求項10に対応する
更に別の二つの実施形態を示し、該両実施形態の組立作
業テーブルにおいては、外側回転テーブル2の外周に複
数の作業台3を周方向に配設すると共に各作業台3に対
応する複数の作業者用スイッチ11を配設している。この
場合、図17(a)に示す実施形態では、外側回転テーブ
ル2の外周に対向して二つの作業台3が配設されてお
り、作業者は向かい合って作業を行うことができる。
又、図17(b)に示す実施形態では、外側回転テーブル
2の外周に隣接して二つの作業台3が配設されており、
作業者は隣り合って作業を行うことができる。又、作業
者用スイッチ11はいずれも作業者の側方の作業台3上に
設置されており、両作業者用スイッチ11が操作されたと
きに、外側回転テーブル2は間欠回転されるようになっ
ている。したがって、この場合、生産数が増えたときに
複数の作業者で対応したり、或いは、人の手による作業
のタクトタイムが専用機による作業のタクトタイムより
も長いときに、複数の作業者で分割対応することで、同
専用機による作業の稼働率を向上させたりすることがで
きる。
【0073】図19は、本発明の請求項11に対応する更に
別の実施形態を示し、該実施形態の組立作業テーブルに
おいては、作業ユニット4の動作中に不良が発生した際
に記憶手段9に該不良を発生した治具5の位置が記憶さ
れ、該治具5の分をカウントしない生産数が表示手段10
には表示され、同治具5が作業台3に対応する位置とな
るように外側回転テーブル2が間欠回転された際に同表
示手段10に不良発生が表示されるようになしている。
【0074】例えば、図19(a)において、位置番号1
の治具5で作業ユニット4Aにより専用作業を行っている
際に不良が発生した場合、該治具5の位置番号1が記憶
手段9に記憶されて、次に、図19(b)において、同位
置番号1の治具5が作業ユニット4Bの位置となるように
外側回転テーブル2が間欠回転された際には同作業ユニ
ット4Bが動作せず、最後に、図19(c)において、同位
置番号1の治具5が作業台3に対応する位置となるよう
に外側回転テーブル2が間欠回転された際に表示手段10
に作業ユニット4Aにて不良が発生したことが表示され
る。又、同位置番号1の治具5の分は生産数としてカウ
ントされないように制御手段7にて制御され、表示手段
10にはその分を差し引いた数が生産数として表示され
る。したがって、この場合、作業者は確実に不良を発見
することができ、しかも、該不良分が生産数にカウント
されないこともあって、不良率の管理を適切に行うこと
ができる。
【0075】図20は、本発明の請求項12に対応する更に
別の実施形態を示し、該実施形態の組立作業テーブルに
おいては、部品ボックス6内に残っている該部品ボック
ス6において全個の部品の重量と該部品一個の重量とか
ら割り出される同部品ボックス6における残りの部品数
が表示手段10に表示されるようになしている。この場
合、例えば、各部品ボックス6に取り付けられたセンサ
ーによって各部品ボックス6内に残っている全個の部品
の重量が計測され、予め入力手段8から入力され記憶手
段9に記憶されている各部品一個あたりの重量で、同計
測された重量が割られる演算が行われることによって、
各部品ボックス6における残りの部品数が割り出され
る。したがって、この場合、同割り出された各部品ボッ
クス6における残りの部品数が表示手段10に表示される
ようになっているので、作業者は各部品ボックス6内の
残りの部品数を簡単且つ確実に把握管理することがで
き、部品切れを防止することができる。
【0076】なお、図9以降において示した実施形態に
あっても、各図において説明した以外の構成について
は、図1〜8に示した実施形態と同様に備えており、同
構成に係る作用効果が同様に奏される。
【0077】
【発明の効果】上述の如く、本発明の請求項1記載の組
立作業テーブルにおいては、人の手による作業と専用機
による作業とが一連の作業として効率的に行われ、生産
性が向上されると共に多品種少量生産品の品種切替も容
易に行うことができ、更に、品種毎の生産管理を簡単に
行うこともできる。
【0078】又、本発明の請求項2記載の組立作業テー
ブルにおいては、特に、治具或いは部品ボックスを取り
替えて、より多くの品種切替に対応することができる。
【0079】又、本発明の請求項3記載の組立作業テー
ブルにおいては、特に、組立作業を行なう際に、入力手
段により生産すべき製品の品種を入力することにより、
同品種に対応する人の手による作業及び専用機による作
業が簡単に行われる。
【0080】又、本発明の請求項4記載の組立作業テー
ブルにおいては、特に、外側回転テーブルの同じ周回に
おいて、複数の品種に対応する人の手による作業及び専
用機による作業が簡単に行われる。
【0081】又、本発明の請求項5記載の組立作業テー
ブルにおいては、特に、人の手による作業よりも専用機
による作業の方がタクトタイムの長いときに、該専用機
による作業の専用工程に要する時間を分割して短縮する
ことができ、トータルとしてのタクトタイムを削減する
ことができる。
【0082】又、本発明の請求項6記載の組立作業テー
ブルにおいては、特に、人の手による作業よりも専用機
による作業の方がタクトタイムの長いときに、トータル
としてのタクトタイムを削減することができ、各治具に
対応して順次支障なく作業を行うことができる。
【0083】又、本発明の請求項7記載の組立作業テー
ブルにおいては、特に、二品種に対応する人の手による
作業及び専用機による作業が簡単に行われ、しかも、異
なる二つの専用機による作業がパラレルに行われて、ト
ータルとしてのタクトタイムも削減される。
【0084】又、本発明の請求項8記載の組立作業テー
ブルにおいては、特に、作業者用スイッチによって外側
回転テーブルは治具二つ分まとめて間欠回転され、作業
者が同作業者用スイッチを操作する手間と時間とを削減
することができる。
【0085】又、本発明の請求項9記載の組立作業テー
ブルにおいては、特に、異なる種類の部品の収納スペー
スを大きく確保することができ、異なる部品を取り出す
際に各部品ボックスまでの距離が短くなって、生産性を
向上させることができ、しかも、上下複数段の各内側回
転テーブル毎に制御することができて部品ボックスの配
置パターンを多く設定することができる。
【0086】又、本発明の請求項10記載の組立作業テー
ブルにおいては、特に、生産数が増えたときに複数の作
業者で対応したり、或いは、人の手による作業の方が専
用機による作業よりもタクトタイムの長いときに、該専
用機による作業の稼働率を向上させたりすることができ
る。
【0087】又、本発明の請求項11記載の組立作業テー
ブルにおいては、特に、不良を確実に発見することがで
き、しかも、該不良分が生産数にカウントされないこと
もあって、不良率の管理を適切に行うことができる。
【0088】又、本発明の請求項12記載の組立作業テー
ブルにおいては、特に、部品ボックス内の残りの部品数
を簡単且つ確実に把握管理することができ、部品切れを
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である組立作業テーブルを
示す斜視図。
【図2】同組立作業テーブルにおける制御関係を示すブ
ロック図。
【図3】同組立作業テーブルにおける部品ボックスの取
付状態を示す斜視図。
【図4】同組立作業テーブルにおける治具の取付状態を
示す斜視図。
【図5】同組立作業テーブルにおいて表示手段となるデ
ィスプレイの一画面を示す正面図。
【図6】同ディスプレイの別の画面を示す正面図。
【図7】同ディスプレイの更に別の画面を示す正面図。
【図8】同ディスプレイの更に別の画面を示す正面図。
【図9】別の実施形態における一作業工程(例1)を説
明するための設定画面と実際の配置状態とを例示する概
略説明図。
【図10】同実施形態における別の作業工程(例2)を説
明するための設定画面と実際の配置状態とを例示する概
略説明図。
【図11】同実施形態における更に別の作業工程(例3)
を説明するための設定画面と実際の配置状態とを例示す
る概略説明図。
【図12】(b)は更に別の実施形態である組立作業テー
ブルを示す概略平面図、(a)は該実施形態に対応した
比較形態となる組立作業テーブルを示す概略平面図。
【図13】更に別の実施形態である組立作業テーブルを示
し、(a)(b)各々異なる過程における概略平面図。
【図14】更に別の実施形態である組立作業テーブルを示
す概略平面図。
【図15】同実施形態における工程と該実施形態に対応し
た比較形態における工程とを比較する工程説明図。
【図16】更に別の実施形態である組立作業テーブルを示
す要部斜視図。
【図17】(a)(b)各々異なる更に別の実施形態であ
る組立作業テーブルを示す概略平面図。
【図18】図17(a)に示した実施形態における作業工程
を示す工程説明図。
【図19】更に別の実施形態である組立作業テーブルを示
し、(a)(b)(c)各々異なる過程における概略平
面図。
【図20】更に別の実施形態である組立作業テーブルを示
す要部概念図。
【図21】従来例である組立作業テーブルを示す概略平面
図。
【図22】別の従来例である組立作業テーブルを示す概略
平面図。
【符号の説明】
1 内側回転テーブル 2 外側回転テーブル 3 作業台 4 作業ユニット 5 治具 6 部品ボックス 7 制御手段 8 入力手段 9 記憶手段 10 表示手段 11 作業者用スイッチ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 独立に間欠回転される同軸の内側回転テ
    ーブル及び外側回転テーブルと、該外側回転テーブルの
    外周に設置される人が作業を行なうための作業台及び専
    用機により作業が行なわれる作業ユニットと、同外側回
    転テーブルに周方向で複数配設される治具と、該治具に
    組み付ける部品を取り出し自在に収容するボックスであ
    って同内側回転テーブルに周方向で複数配設される部品
    ボックスと、前記作業ユニットの動作及び前記内側回転
    テーブル、外側回転テーブルの動作を制御する制御手段
    と、該制御手段による制御パラメータを入力する入力手
    段と、該入力された制御パラメータを記憶する記憶手段
    と、その時点における生産数を表示する表示手段と、前
    記外側回転テーブルの間欠回転の開始のタイミングを発
    するための作業者用スイッチとを備え、該作業者用スイ
    ッチによって外側回転テーブルが間欠回転され、前記制
    御手段により制御パラメータに基づく制御が行なわれ
    て、使用される部品が収容された部品ボックスが作業台
    に対応する位置となるように内側回転テーブルが間欠回
    転されると共に作業ユニットにて治具に組み付けられた
    部品に対し専用機による作業が行なわれるようになした
    組立作業テーブル。
  2. 【請求項2】 治具及び部品ボックスを外側回転テーブ
    ル、内側回転テーブルに各々取り替え自在に配設したこ
    とを特徴とする請求項1記載の組立作業テーブル。
  3. 【請求項3】 制御パラメータとして、製品の品種と、
    外側回転テーブルの一品種生産あたりの全周回数と、作
    業ユニットを動作させる周回番号と、各周回番号毎に使
    用される部品が収容された部品ボックスの設定符号とを
    各々入力記憶させ、組立作業を行なう際に、入力手段に
    より生産すべき製品の品種を入力することによって、記
    憶手段に記憶された前記品種に対応する前記制御パラメ
    ータに基づく制御が行なわれるようになしたことを特徴
    とする請求項1又は2記載の組立作業テーブル。
  4. 【請求項4】 外側回転テーブルの外周に複数種類の作
    業ユニットが周方向に配設され、制御パラメータとし
    て、外側回転テーブルに配設される各治具毎の製品の品
    種と、各品種に対応する前記作業ユニットの種類と、各
    品種毎に使用される部品が収容された部品ボックスの設
    定符号とを各々入力記憶させ、記憶手段に記憶された前
    記制御パラメータに基づく制御によって組立作業が行な
    われるようになしたことを特徴とする請求項1又は2記
    載の組立作業テーブル。
  5. 【請求項5】 外側回転テーブルの外周に同一の作業ユ
    ニットを周方向に複数配設して、専用機による作業の専
    用工程を複数に分割したことを特徴とする請求項1〜4
    のいずれか一つの請求項記載の組立作業テーブル。
  6. 【請求項6】 外側回転テーブルの外周に同一の作業ユ
    ニットを周方向に複数配設すると共に該複数の作業ユニ
    ットを外側回転テーブルと同軸で回転されるように設置
    し、同複数の作業ユニットが外側回転テーブルと同調し
    て回転した後に反対方向へ復帰回転するようになしたこ
    とを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つの請求項記
    載の組立作業テーブル。
  7. 【請求項7】 異なる種類の部品が収容された二つの部
    品ボックスを近接して配設すると共に該二種類の部品に
    対応して異なる専用機により作業が行なわれる二つの作
    業ユニットを外側回転テーブルの外周に配設し、該外側
    回転テーブルの同じ周回において、二種類の部品を両部
    品ボックスから取り出して各々治具に組み付けると共に
    該治具に組み付けられた両部品に対し両作業ユニットが
    同時に動作して作業を行なうようになしたことを特徴と
    する請求項1〜4のいずれか一つの請求項記載の組立作
    業テーブル。
  8. 【請求項8】 作業者用スイッチによって外側回転テー
    ブルが治具二つ分まとめて間欠回転されるようになした
    ことを特徴とする請求項7記載の組立作業テーブル。
  9. 【請求項9】 同軸で各々独立に回転される内側回転テ
    ーブルを上下に複数段配設したことを特徴とする請求項
    1〜4のいずれか一つの請求項記載の組立作業テーブ
    ル。
  10. 【請求項10】 外側回転テーブルの外周に複数の作業台
    を周方向に配設すると共に各作業台に対応する複数の作
    業者用スイッチを配設したことを特徴とする請求項1〜
    4のいずれか一つの請求項記載の組立作業テーブル。
  11. 【請求項11】 作業ユニットの動作中に不良が発生した
    際に記憶手段に該不良を発生した治具の位置が記憶さ
    れ、該治具の分をカウントしない生産数が表示手段には
    表示され、同治具が作業台に対応する位置となるように
    外側回転テーブルが間欠回転された際に同表示手段に不
    良発生が表示されるようになしたことを特徴とする請求
    項1〜4のいずれか一つの請求項記載の組立作業テーブ
    ル。
  12. 【請求項12】 部品ボックス内に残っている該部品ボッ
    クスにおいて全個の部品の重量と該部品一個の重量とか
    ら割り出される同部品ボックスにおける残りの部品数が
    表示手段に表示されるようになしたことを特徴とする請
    求項1〜4のいずれか一つの請求項記載の組立作業テー
    ブル。
JP01350597A 1997-01-28 1997-01-28 組立作業テーブル Expired - Lifetime JP3577867B2 (ja)

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