JPH10202024A - 濾過体の製造方法およびそれに用いる成形型 - Google Patents

濾過体の製造方法およびそれに用いる成形型

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸引成形時における欠肉部の発生防止 【解決手段】 繊維を含むスラリー1の吸引を開始して
から所定時間経過し、プロテクタ11の外周面に堆積し
た繊維の厚さが所定の厚さとなった後、保持部12aに
回動可能に取付けられた複数の脚部12bをプロテクタ
11側に移動させ、プロテクタ11の外周面から所定間
隔隔てた位置に配置し、吸引を続行する。スラリー1の
吸引を開始してからプロテクタ11の外周面に堆積した
繊維の厚さが所定の厚さとなるまでの間、プロテクタ1
1と脚部12bとは離れた状態となっているので、吸引
ポンプ7により吸引されたスラリー1中に含まれる繊維
がプロテクタ11と各脚部12bとの間に引っ掛かって
しまうことなく、繊維を含むスラリー1をひだ状部11
bの凹部の奥まで容易に流入させることができる。その
結果、欠肉部を発生させることなく、繊維を堆積させる
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吸引成形により製
造される、外周面に多数の凹部および凸部を有する濾過
体の製造方法およびそれに用いる成形型に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明者らは、特願平8−139814
において、外周面に複数のひだ状部が形成された濾過体
を吸引成形により製造する製造方法を提案している。特
願平8−139814では、成形型として、図11に示
すように、多数の吸引孔51aが形成され、成形体60
の内周形状を規定するプロテクタ51、およびこのプロ
テクタ51と組み付けられ、成形体60の外周形状を規
定する外形治具52とからなる吸引治具50を用い、プ
ロテクタ51の内側に組み付けた吸引芯53を介して濾
材である繊維を含むスラリーを吸引成形し、成形体60
を形成する製造方法が提案されている。外形治具52
は、プロテクタ51の凹部となる部分に対向するように
配置される複数の脚部52aを有しており、これらの脚
部52aの間には、繊維が通過できるような隙間が形成
されている。この各脚部52aの間から繊維を含むスラ
リーを流入させ、繊維を堆積させることによって、外周
面に複数のひだ状部が形成された成形体60を吸引成形
するとしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、本発明
者らが検討した結果、上述した特願平8−139814
において提案したような製造方法であると、繊維を含む
スラリーがプロテクタ51を介して吸引され、各脚部5
2aの間から流入する際に、特に各脚部52aの先端部
52b付近において、スラリーに含まれる繊維が各脚部
52aとプロテクタ51との間で引っ掛かってしまい、
この引っ掛かった繊維によって順次吸引されるスラリー
に含まれる繊維がプロテクタ51側へと流入することが
阻害されてしまう可能性があった。その結果、図12に
示すように、成形体60の一部に欠肉部54が形成され
る可能性があることが明らかとなった。
【0004】そこで、本発明は上記の点に鑑みてなされ
たものであり、繊維を含むスラリーを吸引成形すること
により外周面に多数の凹部および凸部が形成された成形
体を形成する濾過体の製造方法において、欠肉部の発生
の抑制を目的とする濾過体の製造方法およびそれに用い
る成形型に関するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1ないし6の発明によれば、スラリー(1)
の吸引を開始してから第1の成形型(11)の外周面に
濾材を所定の厚さ堆積させるまでの間、第2の成形型
(12)は、第1の位置よりも第1の成形型の外周面か
ら離れた第2の位置に配されているので、スラリーに含
まれる濾材が第1の成形型と第2の成形型との間に引っ
掛かることなく、スラリーを第1の成形体の凹部の奥の
部位まで流入させることができる。そのため、従来、第
1の成形体の凹部の奥の部位において生じやすかった欠
肉部の発生を抑制することができる。
【0006】また、多数の凹部および凸部を有する成形
体の外周面の形状は、第1の成形型の外周面に濾材を所
定の厚さ堆積させた後、第2の成形型を第2の位置から
第1の位置へと移動させ、第1の成形型と第2の成形型
との間にスラリーを流入させ、濾材を堆積させることに
より形成されるので、濾材の厚さが所定の厚さである成
形体を形成することができる。
【0007】さらに、請求項2の発明によれば、スラリ
ー(1)の吸引を所定時間行うことにより第1の成形型
(11)の外周面に濾材を所定の厚さ堆積させることが
できる。また、請求項3の発明によれば、第1の成形型
(11)と第2の成形型(12)との間に堆積する濾材
の全体量の10〜70%の濾材を前記第1の成形型の外
周面に堆積させた後、第2の成形型を第1の位置へと移
動させるので、スラリー(1)に含まれる濾材が第1の
成形型と第2の成形型との間に引っ掛かることなく、ス
ラリーを第1の成形体の凹部の奥の部位まで流入させる
ことができる。そのため、従来、第1の成形体の凹部の
奥の部位において生じやすかった欠肉部の発生を抑制す
ることができる。
【0008】また、請求項4の発明によれば、第1の成
形型(11)と第2の成形型(12)との間に堆積する
濾材の全体量の20〜40%の濾材を前記第1の成形型
の外周面に堆積させた後、第2の成形型を第1の位置へ
と移動させるので、より確実に欠肉部の発生を抑制する
ことができる。また、請求項5の発明によれば、熱硬化
性樹脂の溶媒をスラリー(1)の溶媒である水とするこ
とができるので、成形体(16)を形成させた後、いっ
たん乾燥させることなく、樹脂含浸を行うことができ、
製造工程を簡略化できる。
【0009】また、請求項6の発明によれば、スラリー
の吸引成形と熱硬化性樹脂の樹脂含浸とを同時に行うこ
とができ、製造工程をより簡略化できる。また、請求項
7の発明によれば、濾材は負電荷を有しているので、熱
硬化性樹脂に正電荷を付与することにより、濾材と熱硬
化性樹脂との吸着力を高めることができる。そのため、
熱硬化性樹脂を成形体に含浸させた後、乾燥させる際
に、熱硬化性樹脂が溶媒である水とともに成形体表面へ
と移動してしまうことを防止することができる。その結
果、乾燥時における熱硬化性樹脂の成形体表面への移動
によって起因する濾過体の開孔部の閉塞を防止すること
ができる。
【0010】また、請求項8の発明によれば、スラリー
(1)の吸引を開始してから第1の成形体(11)に所
定の厚さの濾材が堆積するまでの間、第2の成形体(1
2)を第1の位置よりも第1の成形型の外周面から離れ
た第2の位置に配し、第1の成形体に所定の厚さの濾材
が堆積した後、第1の成形型の外周面から所定間隔を隔
てた第1の位置へと移動させることができるので、上述
したような、欠肉部がなく、成形体の厚さが所定の厚さ
である濾過体の製造に用いる濾過体の成形型とすること
ができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図1ないし8に基づいて説明する。図3に示す、筒状
の形状を有する濾過体100は、その外周面に軸方向に
沿って伸びる多数のひだ状部101(凹部および凸部か
らなる)が形成されており、例えば内燃機関の潤滑油濾
過用のオイルフィルタに用いられる。濾過体100の両
端面には中央開口102が開口しており、一端の中央開
口102は濾過体100がオイルフィルタとしてハウジ
ング(図示しない)内に収容される際にハウジングに接
続される吸出口となっており、他端の中央開口102は
リリーフ弁(図示しない)によって閉塞される。なお、
濾過体100の内側には、後述するプロテクタの形状に
対応した星型断面の空間が形成されている。
【0012】このような濾過体100は、図4に示す吸
引成形装置により成形される。吸引装置は、濾材である
繊維を含む水性のスラリー1が入った水槽2、この水槽
2内のスラリー1を攪拌する攪拌機3、水槽2内でスラ
リー1を吸引して成形体16を形成する吸引治具4(請
求項における成形型)、この吸引治具4に接続された吸
引用ホース5を通してスラリー1を吸引し、排出用ホー
ス6を通して再び水槽2内へと戻す吸引ポンプ7等によ
り構成される。なお、オイルフィルタの濾材として用い
られる繊維としては、耐油強度を得るために有用なポリ
エステル、濾過性能を得るために有用なアクリル、およ
びコストを低下させることができるパルプなどが挙げら
れる。
【0013】吸引治具4は、接続管8を有する円形のベ
ース部9、このベース部9に組み付けられる円筒形の吸
引芯10、この吸引芯10の外周に装着される、第1の
成形型であるプロテクタ11、このプロテクタ11と組
み合わされる第2の成形型である外形治具12などによ
り構成される。接続管8には、その開口端にジョイント
13を介して吸引用ホース5が接続され、ストッパ14
によって接続管8にジョイント13が固定される。但
し、ジョイント13は、接続管8と吸引用ホース5とが
相対的に回転できるように接続している。
【0014】吸引芯10には、全体に亘って略均一に多
数の吸引孔10aが開口している。なお、吸引芯10の
筒方向において、ベース部9側から反ベース側(図1、
2中下側から上側)となるにしたがって吸引孔10aの
数が多くなるように、または吸引孔10aの数が多くな
るようにし、吸引孔10aの開口率が増大するようにし
てもよい。
【0015】吸引芯10の先端は閉塞されており、治具
固定用のボルト15がねじ込まれる穴が形成されてい
る。このボルト15によってプロテクタ11と外形治具
12とはベース部9に固定され、吸引治具4は組み立て
られる。耐蝕性に優れたステンレスからなるプロテクタ
11は、断面形状が略星形の、両端が開口した筒状の形
状を有しており、その壁面には多数の吸引孔11aが形
成されている。なお、吸引孔11aの大きさは、スラリ
ー1から繊維を漉し取ることが可能な大きさとなってい
る。また、吸引孔11aは、吸引成形される際に顕著な
圧力損失が生じない程度に高密度でプロテクタ11の壁
面に形成されている。なお、プロテクタ11は軸方向お
よび径方向に対して所定の剛性を有している。
【0016】プロテクタ11は濾過体100の内周形
状、オイルフィルタにおいてはクリーンサイドの形状を
規定する部材であって、略筒状の形状をなしている。プ
ロテクタ11の外表面には、軸方向に沿って、外側に向
って放射状に伸びだした複数の凸部11b1および、各
凸部11b1の間に形成された複数の略V字型の溝部1
1b2(請求項における凹部)が形成されており、ひだ
状に形成されたひだ状部11bとなっている。
【0017】プロテクタ11の中央部には、吸引芯10
を受入可能な円柱状の中央空間11cが区画されてお
り、この中央空間11cから放射状に広がるように複数
の三角柱状のひだ空間11dがひだ状部11bによって
区画されている。一方、プロテクタ11の、軸方向にお
ける両端面には、ほぼ円形の輪郭を有する中央開口10
2と、ひだ状部11bに対応するひだ部開口とが形成さ
れている。このひだ部開口は、スラリー1から繊維を漉
し取ることができる程度の隙間となっている。
【0018】なお、ひだ部開口の隙間を狭くするよう
に、あるいは閉塞するように加工してもよいが、後工程
において他の部材との接触によって中央開口102を閉
塞するためには、中央開口102の外側全周に繊維が堆
積していることが重要であり、ひだ状部11bの開口上
にも繊維が堆積するようにすることが重要である。ま
た、プロテクタ11の両端面に中央開口102を形成す
ることで、その一方をオイルフィルタとしての出口と
し、その他方にオイルフィルタのリリーフ弁を装着する
ことができる。
【0019】吸引芯10のベース部9側の付け根には、
プロテクタ11を吸引芯10に組み付けた際に、プロテ
クタ11の下端面に当接し、プロテクタ11の下端面と
ベース部9との間に所定の間隙を確保するスペーサ部9
bと、プロテクタ11のひだ状部11bと係合し、プロ
テクタ11の回転を阻止するストッパ部9cとからなる
台座9aが設けられている。スペーサ部9bによってプ
ロテクタ11の下端面とベース部9との間に所定の間隙
が確保されることによって、後述する吸引過程において
プロテクタ11の下端面に繊維を堆積させることができ
る。プロテクタ11の下端面のひだ部開口は繊維によっ
て閉じられるので、ベース部9のプロテクタ11側の面
は上記間隙に繊維を堆積させた成形体16の外側形状を
規定する外側治具12の一部となっている。
【0020】外側治具12は、濾過体100の外側形
状、本実施の形態ではオイルフィルタにおけるダスティ
サイドの形状を規定する部材である。外側治具12は、
プロテクタ11に組み付けられる保持部12aと、回動
可能に保持部12aに取り付けられた複数の脚部12b
とを備えている。プロテクタ11に組み付けられた際
に、プロテクタ11側となる保持部12aの面には、ベ
ース部9の台座9aに対応する台座12aが形成されて
いる。台座12aは、プロテクタ11に組み付けられた
際に、プロテクタ11の上端面に当接し、プロテクタ1
1の上端面と保持部12aとの間に所定の間隙を確保す
るスペーサ部12dと、プロテクタ11のひだ状部11
bと係合し、プロテクタ11の回転を阻止するストッパ
部12eとを有している。プロテクタ11側となる保持
部12aの面は滑らかな面となっており、プロテクタ1
1と保持部12aとの間の間隙に堆積する繊維の外側形
状を規定する。つまり、保持部12aによって、濾過体
100の端面形状は規定される。
【0021】略三角柱形状を有する複数の脚部12b
は、その一端が保持部12aに取り付けられており、こ
の保持部12aに取り付けられた端部を中心として、図
示しない駆動手段(例えば、電動モータ、リンク機構な
ど)により回動できるようになっている。各脚部12b
は回動することにより、プロテクタ11の外周面から所
定間隔を隔てた第1の位置と、この第1の位置よりもプ
ロテクタ11の外周面から離れた第2の位置との間を移
動できるようになっている。なお、脚部12bは、第1
の位置に配された際に、その先端部12b1がプロテク
タ11の溝部11b2と対向する位置となるように保持
部12aに取り付けられている。
【0022】脚部12bが第1の位置に配される際、脚
部12bと脚部12bとの間には、この脚部12b間を
通って繊維が自由に流通することができる程度の大きさ
の隙間が形成されており、スラリー1の吸引が行われる
と、プロテクタ11に向けて外周側のほぼ全周からスラ
リー1が流入し、均一な繊維配向を得ることができると
ともに、吸引時間を短くすることができる。
【0023】続いて、濾過体100の製造工程について
述べる。予め図示しないミキサー等により細かく切断さ
れた繊維を、濾過体100の補強材料となるバインダ繊
維(熱融着性繊維)とともに水槽2に投入し、攪拌機3
により攪拌分散して水性のスラリー1の繊維濃度を均一
化する。続いて、スラリー1内に吸引治具4を浸し、吸
引ポンプ7を作動させて吸引成形を行う。この吸引成形
工程は、吸引治具4を回転させながら吸引ポンプ7の吸
引量を調節して行う。その結果、水槽2内のスラリー1
は、吸引治具4→吸引用ホース5→吸引ポンプ7→排出
用ホース6を流れて再び水槽2内へと流入し、循環す
る。吸引されたスラリー1がプロテクタ11に形成され
た吸引孔11aを通過する際に、スラリー1に含まれる
繊維は吸引孔11aを通過することなくプロテクタ11
の外周面に付着する。さらに、このプロテクタ11の外
周面に付着した繊維の上に、順次、スラリー1に含まれ
る繊維が堆積する。
【0024】ところで、吸引ポンプ7が作動を開始し、
スラリー1の吸引を開始してから所定時間経過するまで
の間、外形治具12の脚部12bは第2の位置に配され
ており、図1に示すように、プロテクタ11から離れる
向きに移動した状態、つまり、傘が開いたような状態と
なっている。そのため、スラリー1中に含まれる繊維が
各脚部12bとプロテクタ11との間に引っ掛かること
なく、スラリー1をプロテクタ11の溝部11b2の奥
の部位まで流入させることができる。そのため、従来技
術の項において述べたように、プロテクタ11の溝部1
1b2において欠肉部を発生させることなく、繊維を堆
積させることができる。
【0025】吸引ポンプ7が作動を開始後、所定時間が
経過し、プロテクタ11の外周面に所定量(望ましく
は、濾材全体の10〜70%、さらに望ましくは20〜
40%)の繊維が堆積し、堆積した濾材の厚さが所定の
厚さとなると、開いた状態となっていた外形治具12の
脚部12bは、駆動手段によりプロテクタ11側へと移
動し、図2に示すように、先端部12b1がプロテクタ
11の溝部11b2に対向し、プロテクタ11の外周面
から所定の間隔を隔てた位置 (第1の位置)に配置され
た状態、つまり、傘が閉じたような状態となる。
【0026】さらに吸引成形を続けることにより、プロ
テクタ11と各脚部12bとの間にスラリー1がが流入
し、プロテクタ11の外周面にスラリー1に含まれる繊
維がさらに堆積する。その結果、プロテクタ11と外形
治具12との間の空間に、外周面に多数のひだ状部10
1を有する、断面形状が星型の筒形状の成形体16が形
成される。なお、プロテクタ11と各脚部12bとの間
のみならず、プロテクタ11の両端面にも繊維は堆積
し、プロテクタ11の外周全体に繊維は堆積する。
【0027】吸引成形が終了した後、吸引治具4からプ
ロテクタ11ごと成形体16を取り外し、脱水処理を行
う。続いて、水にコロージョン状となるように分散さ
れ、正電荷が付与されたバインダ樹脂(例えば、水分散
性フェノール樹脂などの熱硬化性樹脂)を成形体16に
含浸させた後、所定の温度で加熱し、乾燥させるととも
にバインダ樹脂を硬化させる。
【0028】以上に示した各工程を経て、図3に示すよ
うな、外周面に多数のひだ状部101が形成された濾過
体100が完成する。本実施の形態において示した濾過
体100の製造方法によれば、吸引成形を開始してから
所定時間経過するまでの間、外形治具12の各脚部12
bは開いた状態となっており、プロテクタ11から離れ
た位置(第2の位置)に配されている。そのため、吸引
ポンプ7により吸引されたスラリー1中に含まれる繊維
がプロテクタ11と各脚部12bとの間に引っ掛かって
しまうことなく、スラリー1をプロテクタ11の溝部1
1b2の奥の部位まで容易に流入させることができる。
その結果、欠肉部を発生させることなく、繊維をプロテ
クタ11の外周面に堆積させることができる。
【0029】また、本実施の形態では、スラリー1の吸
引を開始してから所定時間経過し、プロテクタ11の外
周面に繊維を所定の厚さ堆積させた後、脚部12bをプ
ロテクタ11側へと移動させて第1の位置に配置し、プ
ロテクタ11と外形治具12との間にスラリー1を流入
させ、吸引成形を行うことにより、成形体16の外周面
の形状は形成される。そのため、プロテクタに繊維を堆
積させた後、堆積した繊維の外周面に各脚部を押し付け
ることにより成形体の外周形状を成形する場合のよう
に、プロテクタに堆積した繊維が引っ張られ、ひだ状部
の凸部となる部分の濾材の厚さが薄くなってしまうこと
を防止することができ、濾材の厚さが所定の厚さである
成形体16を製造することができる。
【0030】また、本実施の形態では、成形体16を形
成させた後、含浸させるバインダ樹脂として、水に安定
な状態で分散する水分散性の熱硬化性樹脂を用いるの
で、スラリー1の溶媒とバインダ樹脂の溶媒とを共通の
溶媒とすることができる。したがって、吸引成形により
成形体16を形成した後、成形体16をいったん乾燥さ
せることなく、続けて樹脂含浸を行うことができる。そ
のため、バインダ樹脂の溶媒として、例えばメタノール
などの有機溶媒を用いる場合必要とされる、成形体16
を形成した後、成形体16をいったん乾燥させる工程を
省略することができ、製造工程を簡略化することができ
る。
【0031】ところで、バインダ樹脂を成形体16に含
浸させた後、乾燥させる際、バインダ樹脂の溶媒は濾過
体100の表面から蒸発するため、濾過体100の表面
へと移動する。本実施の形態では、成形体16に含浸さ
せるバインダ樹脂には正電荷が付与されているので、バ
インダ樹脂と負電荷を有する繊維との吸着力を高めるこ
とができる。そのため、バインダ樹脂を成形体16に含
浸させた後、乾燥させる際に、バインダ樹脂の溶媒であ
る水のみを濾過体100の表面へと移動させることがで
き、バインダ樹脂の成形体16表面への移動により生じ
る濾過体100の開孔部の閉塞を防止することができ
る。
【0032】〔変形例〕以上に述べた実施の形態では、
吸引ポンプ7の作動の開始から所定時間経過し、スラリ
ー1に含まれる繊維の全量のうち所定量の繊維が堆積し
た後、脚部12bをプロテクタ11側へと移動させ、続
けてスラリー1の吸引を行う実施の形態について述べた
が、予め所定量の繊維を含むスラリーを調製し、吸引成
形を行った後、脚部をプロテクタ側へと移動させ、別の
水槽において調製した残りの量の繊維を含むスラリーを
吸引させるといった方法により成形体の形成を行っても
よい。
【0033】また、以上に述べた実施の形態では、各脚
部12bの一端が保持部12aに回動可能な状態で取り
付けられた外形治具12を用いて成形体16の外周面形
状を規定する実施の形態について述べたが、プロテクタ
の外周面を取り囲むように配された複数の脚部を、成形
体の径方向においてプロテクタ側へと移動させる外形治
具を用いてもよい。
【0034】さらに、本実施の形態では、軸方向に沿っ
て複数のひだ状部101が形成された濾過体100の製
造方法に適用した実施の形態について述べたが、外周面
に複数の凹部および凸部を有する濾過体の製造方法であ
れば適用することは可能であり、例えば、図9に示すよ
うな蛇腹状のプロテクタ120を用い、軸方向に対して
ほぼ垂直な方向に沿って複数のひだ状部が形成された濾
過体(成形体)160を製造することもできる。さら
に、図10に示すような、デージ型と呼ばれる花弁形の
プロテクタ130を用い、外表面上に複数の凹部および
凸部が形成された濾過体(成形体)170を製造するこ
ともできる。また、筒状のプロテクタではなく、外表面
に複数の凹部および凸部が形成された球形のプロテクタ
を用い、外表面上に複数の凹部および凸部が形成された
球形の濾過体(成形体)を製造することもできる。
【0035】さらに、以上に述べた実施の形態では、ス
ラリー1を吸引成形し、成形体16を形成した後、水に
分散させたバインダ樹脂に含浸させる実施の形態につい
て述べたが、バインダ樹脂として水分散性の樹脂を用い
る場合、吸引治具に吸引成形させるスラリーとして濾材
や補強材などとともにバインダ樹脂を配合し、調整した
スラリーを用いてもよい。このようなスラリーを用いる
ことにより吸引成形と樹脂含浸とを同時に行うことがで
きる。
【0036】また、バインダ樹脂の溶媒として、有機溶
剤性の熱硬化性樹脂を用いてもよい。ただし、この場
合、スラリーの溶媒とバインダ樹脂の溶媒とが異なるの
で、バインダ樹脂の含浸を行う前に成形体を乾燥させる
必要がある。なお、以上に述べた実施の形態では、凹部
および凸部の断面形状が略V字型であるひだ状部101
を有する濾過体100の製造方法およびそれに用いる成
形型について述べたが、以上に述べた製造方法および成
形型により製造される濾過体(成形体)の外周面に形成
される凹部および凸部の断面形状は平らな底面を有する
ような形状であってもよい。また、本実施の形態では、
凹部が溝状である濾過体を形成する実施の形態について
述べたが、凹部の形状が溝状である濾過体を製造する製
造方法およびそれに用いる成形型に限定されるものでは
ない。つまり、外周面に多数の凸部および凹部が形成さ
れる濾過体の製造方法であれば本発明を適用することが
可能であり、成形体および濾過体の外周面に形成される
複数の凹部および凸部の断面形状や形状は特に限定され
るものではない。
【0037】また、以上に述べた実施の形態では、オイ
ルフィルタに用いられる濾過体に本発明を適用した実施
の形態について述べたが、他の用途に用いられる濾過体
に対しても本発明を適用することも可能である。また、
以上に述べた実施の形態では、濾材の材質として樹脂繊
維を用いた実施の形態について述べたが、たとえば金属
繊維や粉体といった濾材に対しても本発明を適用するこ
とができ、濾材の材質については特に限定されるもので
はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における、脚部が第2の位置に配置され
る際の吸引治具の状態を示す分解斜視図である。
【図2】本発明における、脚部が第1の位置に配置され
る際の吸引治具の状態を示す分解斜視図である。
【図3】本発明における濾過体(成形体)の斜視図であ
る。
【図4】本発明における吸引成形装置の全体模式図であ
る。
【図5】本発明において、脚部が第2の位置に配される
際の、プロテクタの外周面に繊維が堆積した状態を模式
的に示す断面図である。
【図6】本発明において、脚部を第1の位置へと移動す
る直前の、プロテクタの外周面に繊維が堆積した状態を
模式的に示す断面図である。
【図7】本発明において、脚部を第1の位置へと移動し
た直後の、プロテクタの外周面に繊維が堆積した状態を
模式的に示す断面図である。
【図8】本発明において、脚部が第1の位置に配される
際の、プロテクタの外周面に繊維が堆積した状態を模式
的に示す断面図である。
【図9】本発明の変形例における濾過体(成形体)の斜
視図である。
【図10】本発明の変形例における、一部断面を含む濾
過体(成形体)の斜視図である。
【図11】従来技術における吸引治具の分解斜視図であ
る。
【図12】従来技術における成形体の断面図である。
【符号の説明】
1 スラリー 4 成形型である吸引治具 11 第1の成形型であるプロテクタ 11a 吸引孔 12 第2の成形型である外形治具 16 成形体 100 濾過体

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の吸引孔を有し、外周面に複数の凹
    部および凸部が形成された第1の成形型を通して濾材を
    含む水性のスラリーを吸引し、前記第1の成形型の前記
    凹部と対向し、前記第1の成形型の外周面から所定間隔
    を隔てた第1の位置に配される第2の成形型と前記第1
    の成形型との間に前記濾材を堆積させることにより外周
    面に多数の凹部および凸部を有する成形体を形成する濾
    過体の製造方法において、 前記スラリーの吸引を開始してから前記第1の成形型の
    外周面に前記濾材を所定の厚さ堆積させるまでの間、前
    記第2の成形型を前記第1の位置よりも前記第1の成形
    型の外周面から離れた第2の位置に配し、前記第1の成
    形型の外周面に前記濾材を所定の厚さ堆積させた後、前
    記第2の成形型を前記第2の位置から前記第1の位置へ
    と移動させ、前記第1の成形型と第2の成形型との間に
    前記濾材をさらに堆積させることによって前記成形体の
    外周面に多数の凹部および凸部を形成することを特徴と
    する濾過体の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記スラリーの吸引を開始してから所定
    時間経過した後、前記第2の成形型を、前記第2の位置
    から前記第1の位置へと移動させることを特徴とする請
    求項1記載の濾過体の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記第1の成形型と前記第2の成形型と
    の間に堆積する前記濾材の全体量の10〜70%の前記
    濾材が前記第1の成形型の外周面に堆積した後、前記第
    2の成形型を前記第2の位置から前記第1の位置へと移
    動させることを特徴とする請求項1または2記載の濾過
    体の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記第1の成形型と前記第2の成形型と
    の間に堆積する前記濾材の全体量の20〜40%の前記
    濾材が前記第1の成形型の外周面に堆積した後、前記第
    2の成形型を前記第2の位置から前記第1の位置へと移
    動させることを特徴とする請求項3記載の濾過体の製造
    方法。
  5. 【請求項5】 吸引成形により形成された前記成形体を
    水に分散させた熱硬化性樹脂に含浸させた後、乾燥させ
    ることを特徴とする請求項1ないし4のうちいずれか1
    つに記載の濾過体の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記スラリーに、水に分散させた熱硬化
    性樹脂を混合することにより前記成形体に前記熱硬化性
    樹脂を含浸させた後、乾燥硬化させることを特徴とする
    請求項1ないし4のうちいずれか1つに記載の濾過体の
    製造方法。
  7. 【請求項7】 前記熱硬化性樹脂に正電荷を付与するこ
    とを特徴とする請求項5または6記載の濾過体の製造方
    法。
  8. 【請求項8】 多数の吸引孔を有し、外周面に複数の凹
    部および凸部が形成された第1の成形型と、 この第1の成形型の外周に配され、前記第1の成形型の
    前記凹部と対向し、前記第1の成形型の外周面から所定
    間隔を隔てた第1の位置とこの第1の位置よりも前記第
    1の成形型の外周面から離れた第2の位置との間を移動
    する第2の成形型とを有し、 前記第1の成形型を介して濾材を含むスラリーを吸引
    し、前記第1の成形型と前記第2の成形型との間に前記
    濾材を堆積させることにより外周面に複数の凹部および
    凸部を有する成形体を形成することを特徴とする濾過体
    の吸引成形型。
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