JPH10201613A - 炊飯器 - Google Patents

炊飯器

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Publication number
JPH10201613A
JPH10201613A JP1360097A JP1360097A JPH10201613A JP H10201613 A JPH10201613 A JP H10201613A JP 1360097 A JP1360097 A JP 1360097A JP 1360097 A JP1360097 A JP 1360097A JP H10201613 A JPH10201613 A JP H10201613A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
heating plate
rice cooker
pan
packing
Prior art date
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Pending
Application number
JP1360097A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatoshi Yagi
正俊 八木
Tatsuo Washisaki
龍夫 鷲崎
Masahiro Koyama
政博 小山
Norio Ikeda
典生 池田
Osamu Miyazaki
治 宮崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP1360097A priority Critical patent/JPH10201613A/ja
Publication of JPH10201613A publication Critical patent/JPH10201613A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加熱板の汚れを簡単に落とすことができる炊
飯器の提供。 【解決手段】 蓋体内部に設けられ蓋ヒーター19で加
熱される加熱板20を蓋体と着脱可能としたことによ
り、加熱板20を容易に洗浄することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、炊飯、保温を行う
炊飯器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の炊飯器は、図6のような構成であ
った。図6においてヒンジ部1aと本体係止部1bとを
設けた容器本体1と、この容器本体1に着脱自在に収納
する内鍋2と、この内鍋2の上部をシ−ルする蓋パッキ
ン6と、さらに内鍋2に対抗する放熱板7を取りつけた
フタユニット3を備え、このフタユニット3は炊飯器本
体上部でヒンジ部1aを軸として回動し、容器本体1を
開閉蓋し、フタユニット3に蓋パッキン6を着脱可能に
装着するとともに蓋パッキン6に容器本体1の本体係止
部1bと係合する蓋係合部を一体化して設けた炊飯器で
あった。また、蓋パッキン6の内周に引っ掛け用の凸部
を設け、放熱板7の外周部に引っ掛け用の凸部を設けて
蓋パッキン6を着脱可能に装着するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のような構成の炊
飯器では、蓋パッキン6は従来容器本体と内鍋2のシ−
ルを構成するためシリコンゴムのような柔らかいゴム系
の材質が使用され、蓋パッキン6に容器本体1の本体係
止部1bと係合する蓋係合部を一体化して設けた構成で
は、フタユニットを炊飯器本体上部でヒンジ部1aを軸
として回動させ、容器本体1を閉蓋させるための十分な
強度を得ることができなかった。特にこの強度不足によ
りフタユニットを炊飯器本体上部で閉蓋した時に蒸気漏
れを起こす可能性があった。また従来、鍋の上面開口部
に配置された放熱板を洗浄したいという課題があった。
また、加熱板と同時に鍋パッキンも洗え、しかも変形し
にくく強度のあるものが望まれていた。さらに、放熱板
の取りつけ忘れ防止することができるものが望まれてい
た。また、省エネの炊飯器が従来からの課題であった。
【0004】本発明はおいしいご飯を炊き、しかも、放
熱板の汚れを簡便に落とすことができる炊飯器の提供を
目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の炊飯器は、鍋を収納する本体と、前記本体
の上面開口部を覆う蓋体とを備え、前記蓋体は、着脱自
在な加熱板が係合されてなるものである。
【0006】
【発明の実施の形態】請求項1、2記載の発明は、鍋を
収納する本体と、前記本体の上面開口部を覆う蓋体とを
備え、前記蓋体は、着脱自在な加熱板が係合されてなる
ことにより、あとかたずけの時に、加熱板を容易に洗浄
可能とするものである。
【0007】請求項3記載の発明は、加熱板と蓋体との
間に空気層を設けたことにより、上部に静止空気層が形
成されて、強力な断熱効果が生じ、炊飯器上部からの熱
の放散が抑制されるものである。この結果、省エネの炊
飯器を提供することができる。また、誘導加熱時におい
ては、加熱板により蓋体が熱的に離れることで、蓋体の
不要な変形を防止し得るものである。
【0008】請求項4記載の発明は、鍋パッキンが加熱
板と加熱板支えで挟持されたことにより、蓋パッキンの
固定される強度をアップし、耐久性のあるものとするこ
とができるのである。
【0009】請求項5記載の発明は、蓋体内部に加熱コ
イルを備え、加熱板を前記加熱コイルにより誘導加熱さ
れる磁性材料で形成してなることにより、加熱板の離脱
時にヒータを外部に露出させることが無く、蓋体の手入
れ性を一層向上させるものである。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづ
いて説明する。
【0011】図1、図2、図3、図4および図5におい
て炊飯器本体14は、往来の炊飯器と同様に上面開口
し、この炊飯器本体14内部に被加熱調理物を収納する
鍋15を配置し、この鍋15を載置する保護枠16と、
この保護枠16外周に配置されたヒ−タ−17を固定し
ている。このヒ−タ−17がはIHであれば、一層おい
しいご飯を炊くことができるのである。
【0012】また、炊飯器本体14と鍋15の上面開口
部は蓋体18で開閉自在に覆われ、この蓋体18は炊器
本体14の一方で、開閉自在に軸支するヒンジ軸18a
と、ヒンジ軸18aの略反対に位置し炊飯器本体14に
は、フックボタン14aを介して、蓋体18と係合する
係合部23を備えている。ヒンジ軸18aには蓋体18
を開蓋方向に力がかかるようにバネ(図示せず)が設け
られている。18bは蓋体18の外面を形成する外蓋で
ある。18cは外蓋18bの鍋15側を覆う外蓋カバ−
である。外蓋カバ−18cには蓋ヒ−タ−19が配置さ
れている。
【0013】さらに、外蓋カバ−18c側には蓋ヒ−タ
−19より発生する熱により加熱される加熱板20が配
置されている。蓋ヒ−タ−19がIHヒ−タ−であれば
磁力線により加熱板20はより効率的に加熱される。発
熱する加熱板20は通常はアルミまた、IHの場合はス
テンレスあるいは鉄系の金属が材料として使用される。
加熱板20の外周は樹脂性の加熱板支え21が設けられ
鍋15の上面開口部をシ−ルする鍋パッキン22が加熱
板支え21に固定されている。
【0014】また、加熱板支え21には前述の係合部2
3が設けられている。また加熱板支え21には外蓋カバ
−18cと着脱する係合爪部21aが設けられている。
鍋パッキン22は加熱板20と加熱板支え21とで挟持
され、リベットあるいはビス20aにより固定される。
また、加熱板20と蓋体18の下面部を覆う外蓋カバ−
18cとの間は、図5に示すように空気層24が設けら
れている。
【0015】以上のように構成され炊飯器の蓋体につい
て、動作を以下に説明する。蓋体18と炊飯器本体14
との係合手段、即ちフックボタン14aの係合を解除す
ると、バネの力により蓋体18は開蓋を開始し、ヒンジ
軸6を中心に回動する。一方逆にフックボタン14aの
係合をさせることにより蓋体18は閉蓋する。
【0016】次に、一実施例の構成における作用を説明
する。図1に示すように、外蓋カバ−18cには蓋ヒ−
タ−19が配置されている。本実施例では蓋ヒ−タ−1
9をIHとして説明する。外蓋カバ−18cの鍋15側
には蓋ヒ−タ−19より発生する磁力線により発熱する
加熱板20が配置されているため炊飯器本来の目的であ
るおいしいご飯を炊くことができるのである。即ち、炊
飯中に加熱板20自身を発熱させ、鍋底のヒ−タ−と加
熱板のヒ−タ−効果によりオ−ブンのようにまわりから
加熱しご飯を焼きあげることができるのである。これ
は、蒸したイモと焼いたイモを比較すると焼いたほうが
おいしのと同じである。このことはよく知られているが
澱粉はうまく焼くと甘くなるからである。
【0017】一方、加熱板20の外周は樹脂性の加熱板
支え21が設けられており、しかも鍋15の上面開口部
をシ−ルする鍋パッキン22が加熱板20と加熱板支え
21で挟持されて固定されているため、柔軟性のある鍋
パッキン22を加熱板20と加熱板支え21の剛性によ
り強度をアップすることができるのである。また、加熱
板20の外周部に前記蓋体18と着脱可能とする係合部
23を設けたことにより、加熱板20だけでなく、蓋パ
ッキン22の汚れも簡単に洗い流すことができるのであ
る。
【0018】さらに、加熱板を加熱板支えを介し蓋体と
着脱可能とした構成は形状が小さいために、皿と同じよ
うに食器洗い乾燥機の中でも洗うことができ洗浄時間を
短縮できるとともに、時間の有効活用も可能とすること
ができるのである。
【0019】また、加熱板20と蓋体18との間に空気
層を設けたことにより鍋15の上部に断熱効率の高い静
止空気層を配置することにより省エネの炊飯器を提供す
ることができるのである。
【0020】
【発明の効果】以上のように、請求項1、2記載の発明
によれば、鍋を収納する本体と、前記本体の上面開口部
を覆う蓋体とを備え、前記蓋体は、着脱自在な加熱板が
係合されてなることにより、あとかたずけの時に、加熱
板を容易に洗浄可能とするものである。
【0021】また、請求項3記載の発明によれば、加熱
板と蓋体との間に空気層を設けたことにより、上部に静
止空気層が形成されて、強力な断熱効果が生じ、炊飯器
上部からの熱の放散が抑制されるものである。この結
果、省エネの炊飯器を提供することができる。また、誘
導加熱時においては、加熱板により蓋体が熱的に離れる
ことで、蓋体の不要な変形を防止し得るものである。
【0022】また、請求項4記載の発明によれば、鍋パ
ッキンが加熱板と加熱板支えで挟持されたことにより、
蓋パッキンの固定される強度をアップし、耐久性のある
ものとすることができるのである。
【0023】さらに、請求項5記載の発明によれば、蓋
体内部に加熱コイルを備え、加熱板を前記加熱コイルに
より誘導加熱される磁性材料で形成してなることによ
り、加熱板の離脱時にヒータを外部に露出させることが
無く、蓋体の手入れ性を一層向上させるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における炊飯器の要部斜視図
【図2】同、炊飯器の加熱板支え周辺の要部斜視図
【図3】同、炊飯器の蓋体周辺の要部断面図
【図4】同、炊飯器の蓋体の要部詳細図
【図5】同、炊飯器の破断断面図
【図6】従来の炊飯器の要部断面図
【符号の説明】
14 本体 15 鍋 17 ヒーター 18 蓋体 19 蓋ヒ−タ− 20 加熱板 21 加熱板支え 22 鍋パッキン 23 係合部 24 空気層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 典生 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 宮崎 治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鍋を収納する本体と、前記本体の上面開
    口部を覆う蓋体とを備え、前記蓋体は、加熱板が着脱自
    在に係合されてなる炊飯器。
  2. 【請求項2】 加熱板を固定する加熱板支えを備え、前
    記加熱板支えを蓋体に係合させてなる請求項1記載の炊
    飯器。
  3. 【請求項3】 加熱板は、蓋体との間に隙間を設けて係
    合されてなる請求項1または2記載の炊飯器。
  4. 【請求項4】 加熱板外周に鍋パッキンを備え、前記鍋
    パッキンは、加熱板と加熱板支えで挟持されてなる請求
    項2記載の炊飯器。
  5. 【請求項5】 蓋体内部に加熱コイルを備え、加熱板を
    前記加熱コイルにより誘導加熱してなる請求項1〜4の
    いずれか1項に記載の炊飯器。
JP1360097A 1997-01-28 1997-01-28 炊飯器 Pending JPH10201613A (ja)

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JP1360097A JPH10201613A (ja) 1997-01-28 1997-01-28 炊飯器

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ID=11837716

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007319453A (ja) * 2006-06-01 2007-12-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 炊飯器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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