JPH10201280A - ブラシレス直流モータの駆動装置 - Google Patents

ブラシレス直流モータの駆動装置

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JPH10201280A
JPH10201280A JP9004380A JP438097A JPH10201280A JP H10201280 A JPH10201280 A JP H10201280A JP 9004380 A JP9004380 A JP 9004380A JP 438097 A JP438097 A JP 438097A JP H10201280 A JPH10201280 A JP H10201280A
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temperature
motor
resistance element
circuit
sensitive resistance
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Katsuya Yonetani
勝也 米谷
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Shibaura Engineering Works Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブラシレス直流モータの駆動装置を、簡便な
構成で、モータの温度の過度の上昇を防止する。 【手段】 過電流検出回路35は、前記電源ライン39
に直列に挿入され、抵抗値Rの電流検出用抵抗41に並
列に接続された抵抗値R0 の感温抵抗素子42を備え
る。感温抵抗素子42の電源ライン39と反対側の出力
V0 は、比較回路36の信号入力端子に接続されると共
に、抵抗値R1 の抵抗43を介して基準電位Eの共通電
源44に接続される。また、比較回路36の他方入力端
子には、基準電位Vrefの基準電源37に接続されて
いる。感温抵抗素子42は、温度を検出する対象のモー
タ22のハウジング内に内蔵され、或はモータ22のハ
ウジングの表面に固定される。感温抵抗素子42がモー
タ22の温度を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブラシレス直流モ
ータの駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からエアコンや給湯器等の分野等に
おいて、3相の直流ブラシレスモータ(以下、モータ)
が用いられていて、モータのロックや過負荷等の異常状
態が発生すると、モータ温度が過度に上昇し、モータの
巻線が損傷や絶縁不良となったり、モータに内蔵されて
いる各種電気回路、電子回路が破壊される場合がある。
また、最悪の場合、モータの過度の温度上昇により、発
火する場合がある。
【0003】図11は、このような対策を含む従来のモ
ータの駆動回路1のブロック図である。
【0004】このモータ2は、3相であって、U相、V
相及びW相の駆動信号Iu,Iv,Iwが供給される3
本のコイル3,4,5を有する固定子を備える。また、
モータ2は、一対の磁極を有する永久磁石等からなる回
転子6を備える。また、モータ2には、回転子6の回転
速度を検出するためにホール素子等から構成され、各相
毎の磁極信号Hu,Hv,Hwを出力する磁極検出素子
7を備える。
【0005】駆動回路1は、コイル3,4,5に前記U
相、V相及びW相の駆動信号Iu,Iv,Iwをそれぞ
れ供給するインバータ回路8を備え、インバータ回路8
において、6つのトランジスタQ1,Q2,Q3,Q
4,Q5,Q6が設けられる。各トランジスタQ1〜Q
6とそれぞれ並列にダイオードD1,D2,D3,D
4,D5,D6が設けられる。各ダイオードD1〜D6
のアノードは、各トランジスタQ1〜Q6のエミッタに
接続され、トランジスタQ1〜Q6は直流電源20に接
続される。トランジスタQ1,Q4;Q2,Q5;Q
3,Q6の各接続点から前記U相、V相及びW相の駆動
信号Iu,Iv,Iwがそれぞれ出力される。トランジ
スタQ4〜Q6には、電源ライン18、19を介して直
流電源20に接続され、また、各トランジスタQ4〜Q
6のエミッタは、直流電源20の負極に接続される。
【0006】前記磁極検出素子7は、三相分配回路(以
下、分配回路)10に接続される。分配回路10の出力
は、前記各トランジスタQ1,Q2,Q3,Q4,Q
5,Q6をオン/オフする制御信号を出力するゲートド
ライブ回路9に入力される。一方、三相分配回路10に
は、PWM(パルス幅変換)回路12とロック検知回路
15とが接続される。PWM回路12では、速度指令入
力部11からの信号が三角波発生回路13からの三角波
と比較回路14で比較され、所定の回転速度に対応した
オン期間のPWM信号が前記三相分配回路10へ出力さ
れる。
【0007】ロック検知回路15は、例として、モータ
2の回転速度を検出し、各コイル3、4、5に駆動電流
が供給されているにも関わらず、検出された回転速度が
異常に低いとき、ロック信号を出力するような回路であ
る。モータ2がロックした場合、ロック検知回路15は
ロック信号を出力し、三相分配回路10は、このロック
信号に基づいて電流制限信号を出力する。一方、モータ
2がロックしていない通常の回転状態である場合、三相
分配回路10は、電流許可信号を出力する。これによ
り、ゲートドライブ回路9は、モータ2がロックしてい
ないとき、所定の回転速度に対応するタイミングで各ト
ランジスタQ1〜Q6をオン/オフする。また、三相分
配回路10は、モータ2のロック状態が検知されると、
ゲートドライブ回路9を介して、各トランジスタQ1〜
Q6を遮断し、モータ2の回転を停止させる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような構成の駆動
回路1において、以下のような問題点がある。
【0009】 モータ2の停止処理は、モータ2の回
転速度を検出してから行う。従って、モータ2の構造や
設置環境等により、モータ2のロックを検出した時点
で、モータ2の温度が、既に回転停止されるべき予め定
められている温度になる場合がある。このような場合、
実際にモータ2の回転を停止するまでに、モータ2に前
記不具合が発生してしまう。
【0010】 前記ロック検知回路15が必要であ
り、部品点数が増大し、構成が複雑になる。
【0011】 前記項の不具合を防止するために、
温度ヒューズや温度リレー等を用いる従来技術もある
が、部品が大型化し、高価になる。
【0012】 前記インバータ回路8からモータ2へ
供給される駆動電流を、例として電流制限抵抗等を用い
る回路によって予め制限することも考えられるが、この
場合、モータ2に供給される駆動電流が通常時でも制限
され、モータ2から期待する出力が得られなくなる。
【0013】 ロック検知回路動作時に、モータを再
起動するために外部からリセットする等の特別な構成が
必要である。
【0014】そこで、本発明の目的は、上述の技術的課
題を解決し、簡便な構成で、モータの温度の過度の上昇
を防止することができるブラシレス直流モータの駆動装
置を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明のブラシ
レス直流モータの駆動装置は、複数相のコイルを有する
直流モータの各相毎のコイルに駆動電流をそれぞれ供給
する複数のスイッチ素子と、温度によって電気的抵抗値
が変化する感温抵抗素子と、該感温抵抗素子が検出した
直流モータの検出温度を予め定める基準温度と比較し、
該検出温度が該基準温度以上になったか否かを検知する
温度判別部と、該複数のスイッチ素子を個別にオン/オ
フ駆動すると共に、前記温度判別部が前記基準温度以上
になったことを検知した場合に、該複数のスイッチ素子
のオン期間を制限して、該モータに供給される駆動電流
を抑制する駆動部とを備える。
【0016】従って、本発明の駆動回路では、モータの
温度を検出してモータの温度の過度の上昇を防止するよ
うにしているので、モータの実際の温度に対応して、モ
ータに供給される駆動電流を制限することができるの
で、モータの温度が誤って過度に上昇する事態が確実に
防止される。
【0017】また、モータの回転速度を検出してモータ
のロックを識別し、これによるモータの回転数の制限を
行う従来からの構成と比較し、ロック検知回路が不要に
なり、部品点数の削減と、構成の簡略化を図ることがで
きる。また、温度ヒューズや温度リレー等を用いる従来
技術と比較しても同様な作用効果が実現される。
【0018】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、前記感温抵抗素子として、温度に対して正に相関
する抵抗値特性を有する感温抵抗素子が用いられる。こ
の発明でも、上記作用効果と同様な作用効果が実現され
る。
【0019】請求項3の発明では、請求項2の発明にお
いて、前記感温抵抗素子の抵抗値特性は、常温からキュ
リー温度までは、ほぼ一定抵抗値の特性であり、キュリ
ー温度以上の温度では、比較的急峻な正の特性を有して
いる。これによれば、モータが正常な状態では、モータ
が過度な温度になるまでは、モータに必要とされる出力
に十分な駆動電流を供給することができる。一方、モー
タの温度が過度に上昇したことが検出されると、モータ
へ供給される駆動電流を急速に制限することができるの
で、モータを過度の温度上昇から保護する機能を確実に
実現することができる。
【0020】請求項4の発明では、請求項1の発明にお
いて、前記感温抵抗素子として、温度に対して負に相関
する抵抗値特性を有する感温抵抗素子が用いられる。こ
の発明でも、上記請求項1の発明の作用効果と同様な作
用効果が実現される。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を以下の複数
の実施例に即して、以下の図1〜図10を参照して説明
する。
【0022】図1は本発明の第1実施例のモータの駆動
装置21の過電流検出部35の電気的構成を示す回路図
であり、図2は駆動装置21の電気的構成を示す回路図
であり、図3は本実施例に用いられる感温抵抗素子42
の温度ー抵抗変化比の関係を示すグラフであり、図4は
本実施例における温度ー電流制限値の関係を示すグラフ
であり、図5は本発明の第2実施例の過電流検出部35
aの電気的構成を示す回路図であり、図6は本発明の第
3実施例の過電流検出部35bの電気的構成を示す回路
図であり、図7は本発明の第4実施例の過電流検出部3
5cの電気的構成を示す回路図であり、図8は本発明の
第5実施例の過電流検出部35dの電気的構成を示す回
路図であり、図9は本実施例の感温抵抗素子42aの温
度ー抵抗変化比の関係を示すグラフであり、図10は本
実施例の感温抵抗素子42aの熱時定数を示すグラフで
ある。
【0023】(第1実施例)第1実施例のモータの駆動
回路21で駆動されるモータ22は、3相であって、U
相、V相及びW相の駆動信号Iu,Iv,Iwが供給さ
れる3本のコイル23,24,25を有する固定子を備
える。また、モータ22は、一対の磁極を有する永久磁
石等からなる回転子26を備える。また、モータ22に
は、回転子26の回転速度を検出するためにホール素子
等から構成され、各相毎の磁極信号Hu,Hv,Hwを
出力する磁極検出素子27を備える。
【0024】駆動回路21は、コイル23,24,25
に前記U相、V相及びW相の駆動信号Iu,Iv,Iw
をそれぞれ供給するインバータ回路28を備え、インバ
ータ回路28において、6つのトランジスタQ1,Q
2,Q3,Q4,Q5,Q6が設けられる。各トランジ
スタQ1〜Q6とそれぞれ並列にダイオードD1,D
2,D3,D4,D5,D6が設けられる。各ダイオー
ドD1〜D6のアノードは、各トランジスタQ1〜Q6
のエミッタに接続され、トランジスタQ1〜Q6は直流
電源20に接続される。トランジスタQ1,Q4;Q
2,Q5;Q3,Q6の各接続点から前記U相、V相及
びW相の駆動信号Iu,Iv,Iwがそれぞれ出力され
る。トランジスタQ4〜Q6には、電源ライン38、3
9を介して直流電源40に接続され、また、各トランジ
スタQ4〜Q6のエミッタは、直流電源40の負極に接
続される。
【0025】前記磁極検出素子27は、三相分配回路
(以下、分配回路)30に接続される。分配回路30の
出力は、前記各トランジスタQ1,Q2,Q3,Q4,
Q5,Q6をオン/オフする制御信号を出力するゲート
ドライブ回路29に入力される。一方、三相分配回路3
0には、PWM(パルス幅変換)回路32と過電流検出
回路35とが接続される。PWM回路32では、速度指
令入力部31からの信号が三角波発生回路33からの三
角波と比較回路34で比較され、所定の回転速度に対応
したオン期間のPWM信号が前記三相分配回路30に出
力される。
【0026】過電流検出回路35の構成の概略は以下の
通りである。即ち、過電流検出回路35は、例として、
前記電源ライン39に直列に接続された電流検出用抵抗
41の端子間電圧が一方入力端子に入力される比較回路
36と、比較回路36の他方入力端子に予め定める基準
電圧を入力するための基準電源37とを備えて構成され
る。前記比較回路36の出力は、前記三相分配回路30
に入力される。
【0027】以下、図1を参照して、前記過電流検出回
路35の詳細な構成例について説明する。過電流検出回
路35は、前記電源ライン39に直列に挿入され、抵抗
値Rの電流検出用抵抗41に並列に接続された抵抗値R
0 の感温抵抗素子42を備える。感温抵抗素子42の電
源ライン39と反対側の出力V0 は、比較回路36の信
号入力端子に接続されると共に、抵抗値R1 の抵抗43
を介して基準電位Eの共通電源44に接続される。ま
た、比較回路36の他方入力端子には、基準電位Vre
fの基準電源37に接続されている。上記感温抵抗素子
42は、例として、温度を検出する対象のモータ22の
ハウジング内に内蔵され、或はモータ22のハウジング
の表面に固定される。
【0028】本実施例の前記感温抵抗素子42には、例
としてチタン酸バリウムに希土類元素を微量添加したn
型原子価制御形半導体等が好適に用いられる。このよう
な感温抵抗素子42の一例としてポジスタ(商標名、村
田製作所)の使用が可能である。本実施例で使用される
感温抵抗素子42の温度―抵抗変化比特性の一例が、図
3のグラフに示されている。このグラフには、3種類の
感温抵抗素子42の特性A、B、Cが示されている。特
性Aを有する感温抵抗素子42は、低温から約70℃ま
では抵抗変化比が緩やかな減少傾向を示し、約120℃
を超えると抵抗変化比が急速に増大する。特性Bを有す
る感温抵抗素子42は、低温から約50℃までは抵抗変
化比が緩やかな減少傾向を示し、約100℃を超えると
抵抗変化比が急速に増大する。特性Cを有する感温抵抗
素子42は、低温から約40℃までは抵抗変化比がほぼ
一定値であるが、約80℃を超えると抵抗変化比が急速
に増大する。これらの抵抗変化比が急変する温度がキュ
リー温度である。言い換えると、キュリー温度とはポジ
スタの抵抗値が25℃の抵抗値の2倍になる温度をい
う。
【0029】図4に上記特性A、B、Cの各感温抵抗素
子42の電流制限値温度特性の計測結果をグラフに示
す。このときの計測条件は、上記各抵抗値や電圧に関し
てR=0.6 Ω、R0 =470 Ω、R1 =120 kΩ、E=7.
5 V、Vref=0.5 Vである。図4の各グラフA、
B、Cから以下の事柄が判明した。
【0030】 約10℃付近から約55℃付近までは
ほぼ同一の電流制限値(=0.8 A)である。
【0031】 約60℃を超えると各感温抵抗素子4
2の電流制限値の差が顕著になり始め、図3の特性Cの
感温抵抗素子42は約85℃付近以上の温度で、電流制
限値が急速に小さくなる。
【0032】 図3の特性Bの感温抵抗素子42は約
105℃付近以上の温度で、電流制限値が急速に小さく
なる。
【0033】 図3の特性Aの感温抵抗素子42は約
125℃付近以上の温度で、電流制限値が急速に小さく
なる。
【0034】本実施例の駆動回路21では、モータ22
の温度に関する所定の閾値温度未満の温度帯域では所望
の出力が得られ、前記閾値温度以上の温度になると急速
にかつ大幅にモータ22への駆動電流を制限する動作特
性が望ましい。この点で、項〜項で説明したよう
な、キュリー温度を有する感温抵抗素子42の特性は好
適である。
【0035】一方、本実施例の駆動回路21にどの特性
の感温抵抗素子42を採用するかは、本実施例のモータ
22が設置される環境条件等から適宜選択される。
【0036】以下、本実施例の駆動回路21の動作につ
いて説明する。駆動回路21は、後述する。モータ22
がロックや過負荷等の理由でモータ22の温度が上昇し
て、感温抵抗素子42の前記キュリー温度を超えると、
感温抵抗素子42の抵抗変化比が急速に増大する。これ
により、図1における感温抵抗素子42の端子間電圧V
0 が増大する。電圧V0 が前記基準電位Vrefを超え
ると、比較回路36から過電流検出信号が出力され、過
電流検出回路35は過電流検出信号を出力し、三相分配
回路30は、この検出信号に基づいて電流制限信号をゲ
ートドライブ回路29に出力し、インバータ回路28の
各トランジスタQ1〜Q6のオン時間を短くしていき駆
動電流を抑制する。
【0037】これにより、モータの温度が過度に上昇す
る事態を防止できる。すなわち、駆動電流の供給によっ
て発熱するモータの温度と、電流制限値に対応する感温
抵抗素子の検知温度とが釣り合う温度で平衡状態とな
る。
【0038】但し、駆動電流を抑制しても、何らかの外
的要因によりモータの温度が上昇し続けると、さらに駆
動電流を抑制し、最終的に駆動電流の供給を停止する。
【0039】また、モータがロックや過負荷状態等から
解放されるとモータの温度が低くなるため、感温抵抗素
子の抵抗値が正常値に戻り、モータには所定の出力が得
られるのに充分な電流が供給できる状態に自動的に復帰
する。
【0040】このような電流制限時の最大電流値IM
は、 Vref={(E−R・IM )R0 /(R0 +R1 )}+R・IM =(E・R0 +IM ・R・R1 )/(R0 +R1 ) …(1) から、 IM ={(Vref−E)・R0 +Vref・R1 }/R・R1 …(2) のように定められる。
【0041】従って、前記各固定抵抗値R、R1を適宜
定め、さらに感温抵抗素子42の前記キュリー温度に対
応する抵抗値R0 、各電圧E、Vrefをそれぞれ適宜
定めることにより、モータ温度に対応した電流制限時の
最大電流値IM を所望の値に設定することができる。
【0042】更に、本実施例で感温抵抗素子42として
用いられている素子は、外部温度が常温から前記キュリ
ー温度に到達するまではほぼ一定の抵抗を示し、外部温
度がキュリー温度を超えると急峻な正の温度ー抵抗変化
を示すので、モータ22が正常に回転している場合に
は、モータ22の温度が前記キュリー温度を超える温度
等の過度な高温になるまでは、モータ22の仕様として
設定されている出力を得るに十分な電流をモータ22に
供給することができる。また、モータ22が過度に高温
になると、感温抵抗素子42が急速に抵抗値を増大させ
るので、過電流検出回路35は速やかにモータ22へ供
給される駆動電流値を制限し、或は遮断する。これによ
り、本実施例の過電流検出回路35は、モータ22の過
度な高温からの保護を確実に図ることができる。また、
本実施例では、異常高温を検出する等して、モータ22
の回転数を制限する場合でも、前記電源ライン38、3
9や、駆動回路21からモータ22に駆動電流を供給す
る電源ライン等を遮断する構成を採用していないため、
大電流を遮断する回路部品を新たに必要としない。この
ため、使用する部品を小型で安価なものにすることがで
き、構成の簡略化、小形化を図ることができると共にコ
ストダウンを図ることができる。
【0043】一方、モータ22が正常に回転してその温
度が常温である場合、感温抵抗素子42の温度は前記キ
ュリー温度未満であり、駆動回路21における電流制限
値は比較的大きく、モータ22には所望の出力が得られ
るに十分な電流が供給される。即ち、この場合、三相分
配回路30は、電流許可信号を出力する。これにより、
ゲートドライブ回路29は、モータ22がロック等せ
ず、従って過電流が流れていないとき、所定の回転速度
に対応するタイミングで各トランジスタQ1〜Q6をオ
ン/オフする。
【0044】以上のように、本実施例の駆動回路21に
よれば、従来技術で説明したような、モータの回転速度
を検出してモータのロックを識別し、これによるモータ
の回転数の制限を行う従来からのロック検知回路が不要
になり、部品点数の削減と、構成の簡略化を図ることが
できる。また、温度ヒューズや温度リレー等も不要にな
り、これらを用いる従来技術と比較しても同様な作用効
果が実現される。さらに、本実施例では、モータ22に
供給される駆動電流を予め大きく制限しておく従来から
の構成と異なり、温度が過度に上昇していない通常状態
では、モータ22に通常の駆動電流を供給することがで
きるので、モータ22の出力が通常時でも制限される事
態が防止される。
【0045】(第2実施例)以下、図5を参照して、本
発明の第2実施例のモータ駆動回路21における過電流
検出回路35aの電気的構成を説明する。
【0046】モータ駆動回路21における過電流検出回
路35a以外の構成は、前記第1実施例のモータ駆動回
路21の構成例と同様である。本実施例の特徴は、前記
第1実施例の過電流検出回路35において、感温抵抗素
子42の比較回路36側の出力端が、基準電位Eの共通
電源44に接続されている前記抵抗43と、接地電位と
に接続されている抵抗44とに接続され、これにより、
感温抵抗素子42の出力レベルが、レベル変換されて比
較回路36に入力されていることである。
【0047】このような構成例の過電流検出回路35に
よっても、前記第1実施例の駆動回路21によって実現
される前述した作用効果と同様な作用効果が実現される
ことは明らかである。
【0048】(第3実施例)以下、図6を参照して本発
明の第3実施例のモータ駆動回路21における過電流検
出部35bの電気的構成を説明する。
【0049】本実施例のモータ駆動回路21における過
電流検出回路35b以外の構成は、前記第1実施例のモ
ータ駆動回路21の構成例と同様である。本実施例の特
徴は、以下の通りである。前記第1実施例の過電流検出
回路35において、電源ライン19に接続されている電
流検出用抵抗41が抵抗46を介して、前記比較回路3
6の信号入力端に接続されると共に、感温抵抗素子42
の一端が接地電位に接続され、他端は抵抗43を介して
基準電位Eに接続されている。また、感温抵抗素子42
の前記他端は抵抗47を介して比較回路36側の前記信
号入力端に接続されている。これにより、前記基準電位
Eが、抵抗43、47と感温抵抗素子42の抵抗値とで
分圧されて比較回路36に入力される。
【0050】このような構成例の過電流検出回路35b
によっても、前記第1実施例の駆動回路21によって実
現される前述した作用効果と同様な作用効果が実現され
ることは明らかである。
【0051】(第4実施例)以下、図7を参照して、本
発明の第4実施例のモータ駆動回路21における過電流
検出部35cの電気的構成を説明する。
【0052】本実施例のモータ駆動回路21における過
電流検出回路35c以外の構成は、前記第1実施例のモ
ータ駆動回路21の構成例と同様である。本実施例の特
徴は、以下の通りである。前記第1実施例の過電流検出
回路35において、電源ライン19に接続されている電
流検出用抵抗41が出力する端子間電圧が、前記比較回
路36の一方入力端に入力される。また、感温抵抗素子
42の一端が前記基準電位Eに接続され、他端は抵抗4
8を介して接地電位に接続されている。また、感温抵抗
素子42の前記他端は比較回路36の他方入力端に接続
されている。これにより、前記基準電位Eが、抵抗4
2、48で分圧されて比較回路36に入力される。
【0053】このような構成例の過電流検出回路35c
によっても、前記第1実施例の駆動回路21によって実
現される前述した作用効果と同様な作用効果が実現され
ることは明らかである。
【0054】(第5実施例)以下、図8を参照して、本
発明の第5実施例の過電流検出部35dの電気的構成を
説明する。
【0055】本実施例のモータ駆動回路21における過
電流検出回路35d以外の構成は、前記第1実施例のモ
ータ駆動回路21の構成例と同様である。本実施例の特
徴は、以下の通りである。前記第1実施例の過電流検出
回路35において、電源ライン19に接続されている電
流検出用抵抗41が出力する端子間電圧が、抵抗49を
介して前記比較回路36の一方入力端に入力されると共
に、抵抗49の比較回路36側端部は、感温抵抗素子4
2を介して基準電位Eに接続される。また、比較回路3
6の他方入力端には、基準電位Vrefの基準電源37
が接続されている。また、本実施例では、前記感温抵抗
素子42として、前記各実施例で用いられた正の温度ー
抵抗変化比特性を有する素子に代えて、図9に示される
ような負の温度ー抵抗変化比特性を有する通常のサーミ
スタ等の素子が用いられている。このような、サーミス
タ等の通常の感温抵抗素子を用いる場合でも、図10に
示される熱時定数がモータ22の使用環境等に適合した
種類の素子を用いることにより、前記第1実施例で説明
した作用効果と同様な作用効果を実現することができ
る。
【0056】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明のブラシ
レス直流モータの駆動装置では、モータ温度が、基準温
度以上になると温度判別部が検出し、駆動部がこれによ
り複数のスイッチ素子のオン期間を制限して、モータに
供給される駆動電流を抑制する。従って、モータの実際
の温度に対応して、モータに供給される駆動電流を制限
することができるので、モータの温度が誤って過度に上
昇する事態が確実に防止される。
【0057】また、モータの回転速度を検出してモータ
のロックを識別し、これによるモータの回転数の制限を
行う従来からの構成と比較し、ロック検知回路が不要に
なり、部品点数の削減と、構成の簡略化を図ることがで
きる。また、温度ヒューズや温度リレー等を用いる従来
技術と比較しても同様な作用効果が実現される。
【0058】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、前記感温抵抗素子として、温度に対して正に相関
する抵抗値特性を有する感温抵抗素子が用いられる。こ
の発明でも、上記と同様な作用効果が実現される。
【0059】請求項3の発明では、請求項2の発明にお
いて、前記感温抵抗素子の抵抗値特性は、常温からキュ
リー温度までは、ほぼ一定抵抗値の特性であり、キュリ
ー温度以上の温度では、比較的急峻な正の特性を有して
いる。これによれば、モータが正常な状態では、モータ
が過度な温度になるまでは、モータに必要とされる出力
に十分な駆動電流を供給することができる。一方、モー
タの温度が過度に上昇したことが検出されると、モータ
へ供給される駆動電流を急速に制限することができるの
で、モータを過度の温度上昇から保護する機能を確実に
実現することができる。
【0060】請求項4の発明では、請求項1の発明にお
いて、前記感温抵抗素子として、温度に対して負に相関
する抵抗値特性を有する感温抵抗素子が用いられる。こ
の発明でも、上記請求項1の発明と同様な作用効果が実
現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のモータの駆動回路21の
過電流検出部35の電気的構成を示す回路図である。
【図2】駆動回路21の電気的構成を示す回路図であ
る。
【図3】本実施例に用いられる感温抵抗素子42の温度
−抵抗変化比の関係を示すグラフである。
【図4】本実施例における温度−電流制限値の関係を示
すグラフである。
【図5】第2実施例の過電流検出部35aの電気的構成
を示す回路図である。
【図6】第3実施例の過電流検出部35bの電気的構成
を示す回路図である。
【図7】第4実施例の過電流検出部35cの電気的構成
を示す回路図である。
【図8】第5実施例の過電流検出部35dの電気的構成
を示す回路図である。
【図9】本実施例の感温抵抗素子42aの温度ー抵抗変
化比の関係を示すグラフである。
【図10】本実施例の感温抵抗素子42aの熱時定数を
示すグラフである。
【図11】従来技術のモータの駆動回路1のブロック図
である。
【符号の説明】
21 駆動装置 22 モータ 28 インバータ回路 29 ゲートドライブ回路 30 三相分配回路 35、35a、35b、35c、35d 過電流検出部 36 比較回路 37 基準電源 38、39 電源ライン 40 直流電源 41 電流検出用抵抗 42、42a 感温抵抗素子 44 共通電源

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数相のコイルを有する直流モータの各相
    毎のコイルに駆動電流をそれぞれ供給する複数のスイッ
    チ素子と、 温度によって電気的抵抗値が変化する感温抵抗素子と、 該感温抵抗素子が検出した直流モータの検出温度を予め
    定める基準温度と比較し、該検出温度が該基準温度以上
    になったか否かを検知する温度判別部と、 該複数のスイッチ素子を個別にオン/オフ駆動すると共
    に、前記温度判別部が前記基準温度以上になったことを
    検知した場合に、該複数のスイッチ素子のオン期間を制
    限して、該モータに供給される駆動電流を抑制する駆動
    部とを備えるブラシレス直流モータの駆動装置。
  2. 【請求項2】前記感温抵抗素子として、温度に対して正
    に相関する抵抗値特性を有する感温抵抗素子が用いられ
    る請求項1に記載のブラシレス直流モータの駆動装置。
  3. 【請求項3】前記感温抵抗素子の抵抗値特性は、常温か
    らキュリー温度までは、ほぼ一定抵抗値の特性であり、
    該キュリー温度以上の温度では、比較的急峻な正の特性
    を有している請求項2に記載のブラシレス直流モータの
    駆動装置。
  4. 【請求項4】前記感温抵抗素子として、温度に対して負
    に相関する抵抗値特性を有する感温抵抗素子が用いられ
    る請求項1に記載のブラシレス直流モータの駆動装置。
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