JPH10201232A - 多出力型電源装置 - Google Patents

多出力型電源装置

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JPH10201232A
JPH10201232A JP35807596A JP35807596A JPH10201232A JP H10201232 A JPH10201232 A JP H10201232A JP 35807596 A JP35807596 A JP 35807596A JP 35807596 A JP35807596 A JP 35807596A JP H10201232 A JPH10201232 A JP H10201232A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電力変換効率の低下を最小限に抑えながら、
サージ電圧によるレギュレータ回路の入力電圧の上昇を
抑制する。 【解決手段】 多出力電源装置の所定の出力チャンネル
(第2出力チャンネルCH2)に、電圧安定化のための
レギュレータ回路REGを設ける。レギュレータ回路R
EGの入力側に接続された平滑用のコンデンサC6に対
し、負荷抵抗RD1とスイッチ回路SWの直列回路から
なるダミー負荷回路DLCを並列に接続する。サージ電
圧が発生した時、スイッチ回路SWが閉路し、サージ電
圧によって3次巻線N3から供給される電力を負荷抵抗
RD1において消費させる。これによりサージ電圧によ
ってレギュレータ回路REGの入力電圧、すなわちコン
デンサC6の端子間電圧の上昇を抑える。またサージ電
圧の発生期間だけ負荷抵抗RD1で電力消費を行わせ、
効率の低下を最小限に抑える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多出力型電源装置
の各出力電圧を安定化するのに際し、電力損失の増加を
抑制するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】今日では、電子機器の多機能化と小型化
の要求から、その電子機器に搭載される電源装置には多
出力型の電源装置が使用される。このような多力型電源
装置の従来における一例として、図5に示す回路構成を
有するものが存在した。図5において、先ず入力端子1
a、1b間にフィルタ用のコンデンサC1が接続され、
さらに入力端子1a、1b間にトランスTの1次巻線N
1とスイッチングトランジスタQ1と過電流検出用の抵
抗R1が直列に接続される。1次巻線N1の両端子間に
ダイオードD1とコンデンサC3が直列接続され、コン
デンサC3に対して抵抗R4が並列接続される。このダ
イオードD1、コンデンサC3及び抵抗R4はスナバ回
路を形成する。
【0003】スイッチングトランジスタQ1のゲートと
入力端子1aとの間にバイアス用の抵抗R2が接続さ
れ、スイッチングトランジスタQ1のゲートと入力端子
1bとの間にコンデンサC2、抵抗R3及び帰還巻線N
4が直列に接続される。このコンデンサC2、抵抗R
3、帰還巻線N4は電源装置の自励発振部を形成する。
そしてスイッチングトランジスタQ1のゲートと入力端
子1bとの間に制御トランジスタQ1の主電流路が接続
され、制御トランジスタQ2のベースがスイッチングト
ランジスタQ1と抵抗R1との接続点に接続される。抵
抗R3と帰還巻線N4の接続点と、制御トランジスタQ
2のベースとの間にダイオードD2とフォトカプラPC
の受光素子が直列に接続される。この制御トランジスタ
Q2、ダイオードD2及びフォトカプラPCの受光素子
は電源装置の制御部を形成する。
【0004】トランスTに設けられた2次巻線N2の一
端はダイオードD3とチョークコイルL1との直列回路
を介して出力端子2aに接続され、2次巻線N2の他端
は出力端子2bに接続される。チョークコイルL1の両
端は、それぞれコンデンサC4、コンデンサC5を介し
て出力端子2bに接続される。この2次巻線N2、ダイ
オードD3、チョークコイルL1、コンデンサC4及び
コンデンサC5は電源装置の第1の出力チャンネルCH
1を形成する。またトランスTの3次巻線N3の一端は
ダイオードD4とレギュレータ回路REGを介して出力
端子3aに接続され、3次巻線N3の他端は出力端子3
bに接続される。ダイオードD4とレギュレータ回路R
EGの接続点と出力端子3bとの間にコンデンサC6が
接続され、出力端子3a、3b間にコンデンサC7とダ
ミー抵抗RD2が並列に接続される。この3次巻線N
3、ダイオードD4、レギュレータ回路REG、コンデ
ンサC6、コンデンサC7及びダミー抵抗RD2は電源
装置の第2の出力チャンネルCH2を形成する。
【0005】出力端子2a、2b間に、抵抗R5と抵抗
R6の直列回路と、抵抗R7と抵抗R8と三端子レギュ
レータSRの直列回路が並列に接続される。抵抗R5と
R6の接続点は三端子レギュレータSRの制御端子に接
続され、三端子レギュレータSRの制御端子と入力端子
との間にコンデンサC8が接続される。抵抗R8に対し
て並列にフォトカプラPCの発光素子が接続される。こ
の抵抗R5、R6、R7、R8、三端子レギュレータS
R、コンデンサC8及びフォトカプラPCの発光素子は
電源装置の出力検出部を形成する。以上のような回路構
成とした電源装置の動作は、概略として以下のようにな
っていた。
【0006】スイッチングトランジスタQ1はゲート
に、抵抗R2あるいはコンデンサC2、抵抗R3、帰還
巻線N4からなる自励発振部からバイアス電圧を受け、
交互にオン、オフを繰り返す自励発振動作を行う。この
スイッチングトランジスタQ1のオン、オフによって1
次巻線N1に流れる電流が断続し、トランスTの各巻線
に電圧が発生する。2次巻線N2に発生した電圧はダイ
オードD3、コンデンサC4、チョークコイルL1及び
コンデンサC5によって整流・平滑され、第1出力チャ
ンネルCH1の直流出力として出力端子2a、2bより
外部へ供給される。また、3次巻線N3に発生した電圧
はダイオードD4、コンデンサC6によって整流・平滑
され、さらにレギュレータ回路REGにより電圧値の安
定化が図られた後に、第2出力チャンネルCH2の直流
出力として出力端子3a、3bより外部へ供給される。
【0007】なお、第1出力チャンネルCH1の出力電
圧VO1については、抵抗R5〜R8、コンデンサC8及
び三端子レギュレータSRの回路部分によってその電圧
値が監視されている。この監視の結果、出力電圧VO1
基準値からの偏差は電流信号となって制御トランジスタ
Q2のベースに入力され、その偏差に応じて制御トラン
ジスタQ2はスイッチングトランジスタQ1のオンデュ
ーティを変化させる。これにより出力電圧VO1の電圧値
は、負荷状態が変化しても基準値と一致した値となるよ
うに制御されており、安定した値を維持する。一方、第
2出力チャンネルCH2の出力電圧VO2については、仮
に第1と第2の出力チャンネルCH1、CH2に接続さ
れる各負荷の状態が大きく変化し、電圧VO1を基準とし
た制御動作によって、3次巻線N3が第2出力チャンネ
ルCH2の負荷が要求する電力よりも過剰な電力を供給
するような状態となっても、レギュレータ回路REGの
電圧安定化動作によって、ほぼ安定した値を維持するこ
とになる。
【0008】ここで、図5に示す回路の第2出力チャン
ネルCH2に接続される負荷を無負荷状態とし、第1出
力チャンネルCH1に接続される負荷を変化させた場合
について考える。先ず、第1出力チャンネルCH1の負
荷が軽負荷の時、3次巻線N3に発生した電圧をダイオ
ードD4にて整流した直後には、およそその電圧波形は
図6に示すような形となる。この時、コンデンサC6の
端子間電圧、すなわちレギュレータ回路REGの入力電
圧は方形波のピーク値付近の電圧となる。
【0009】一方、第1出力チャンネルCH1の負荷が
重負荷の時、3次巻線N3に発生する電圧にはサージ電
圧が現れるようになる。このサージ電圧は負荷が重くな
ったことによって第1出力チャンネルCH1の出力電流
が増加し、1次巻線N1に流れる電流が大きくなった結
果、この大きな電流がトランスTのリーケージインダク
タンスに等価的に流れることにより発生する。このた
め、3次巻線N3に発生した電圧をダイオードD4にて
整流した直後の電圧波形は、図7に示すように、電圧の
立ち上がり部分に尖塔状のサージ電圧が重畳された波形
となる。すると第2出力チャンネルCH2に接続される
負荷が無負荷であることから、レギュレータ回路REG
の入力電圧がサージ電圧の大きさに応じて上昇する、と
いう現象が発生する。なお、第1出力チャンネルCH1
の負荷が大きくなるほどサージ電圧のピーク値は高くな
り、これに従ってレギュレータ回路REGの入力電圧は
上昇することになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】先に述べたように、第
2出力チャンネルCH2の負荷が、無負荷かあるいは極
めて軽負荷の状態である場合には、レギュレータ回路R
EGの入力電圧はサージ電圧に応じて上昇するという現
象が発生する。ところで、一般的なレギュレータ回路R
EGの最大入力電圧は30〜40〔V〕位であり、場合
によってはレギュレータ回路REGの入力電圧がこれを
越えるような事態が発生する恐れがある。そこで、レギ
ュレータ回路REGの入力電圧の上昇を抑えるために、
従来では図5に示すようにダミー抵抗RD2を接続する
必要があった。ここでダミー抵抗RD2は、レギュレー
タ回路REGの出力側で電力を消費し、図8に示すよう
に、コンデンサC6の端子間電圧、すなわちレギュレー
タ回路REGの入力電圧を低下させる。このため、ダミ
ー抵抗RD2の抵抗値を適当に選択することによって、
レギュレータ回路REGの最大入力電圧以上にコンデン
サC6の端子間電圧が上昇しないようにすることが可能
であった。
【0011】しかしその反面、ダミー抵抗RD2では常
時、電力の消費が行われることになる。ダミー抵抗RD
2における電力消費は、必然的に電源装置の電力変換効
率を著しく低下させ、同時に発熱量の増加を引き起こす
という問題があった。発熱量の増加は装置形状を大型に
し、さらに発熱に伴う温度上昇は電子部品の劣化を速め
るため、電源装置の信頼性を低下させる不都合を生じさ
せる。従って本発明は、電力変換効率の低下を最小限に
抑えながら、サージ電圧による所定の出力チャンネルの
平滑後の直流電圧の上昇を抑制することを可能とした多
出力型電源装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、スイッチング
素子、制御回路及び、複数の巻線が設けられたインダク
タンス部品を有し、スイッチング素子が動作することに
よってインダクタンス部品の各巻線に発生する電圧から
複数の出力チャンネルに複数の出力を得る多出力型電源
装置において、インダクタンス部品の巻線にサージ電圧
が発生した時に閉路するスイッチ回路と負荷抵抗とを有
するダミー負荷回路を、所定の出力チャンネルに設けた
ことを特徴とする多出力型電源装置である。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態としては、所
定の出力チャンネルの出力側に設けられた平滑用のコン
デンサに対して並列に、負荷抵抗とサージ電圧が発生し
た時に閉路するスイッチ回路との直列回路によるダミー
負荷回路を接続する。ここで、サージ電圧が発生した時
に閉路するスイッチ回路の具体的な構成は、トランスの
巻線の端子間に接続した、逆流阻止用のダイオード、定
電圧ダイオード及び、分圧用の複数の抵抗の直列回路
と、負荷抵抗に対してその主電流路を直列に接続し、そ
の制御端子を分圧用の複数の抵抗の所定の接続点に接続
したトランジスタにより構成する。
【0014】
【実施例】電力変換効率の低下を最小限に抑えながらも
所定の出力チャンネルの平滑後の直流電圧の上昇を抑制
することを可能とした、本発明による多出力電源装置の
回路を図1に示した。図1に示す電源装置は、第2出力
チャンネルCH2の構成が図5の回路と異なっており、
その他の部分の回路構成は図5と同じとなっている。図
1に示す回路の第2出力チャンネルCH2は以下のよう
な構成となっている。3次巻線N3の一端をダイオード
D4とレギュレータ回路REGを介して出力端子3aに
接続し、3次巻線N3の他端を出力端子3bに接続す
る。ダイオードD4とレギュレータ回路REGの接続点
と出力端子3bとの間にコンデンサC6を接続し、出力
端子3a、3b間にコンデンサC7を接続する。そし
て、コンデンサC6に対して並列にダミー負荷回路DL
Cを接続する。
【0015】図1の回路におけるダミー負荷回路DLC
は、負荷抵抗RD1とスイッチ回路SWとの直列回路よ
り構成されており、ここでスイッチ回路SWは、3次巻
線N3の一端において3次巻線N3に発生する電圧を監
視し、サージ電圧が現れた時に閉路する機能を有するも
のとなっている。図2には、このような機能を実現する
スイッチ回路SWの具体的な構成と、第2出力チャンネ
ルCH2の回路部分を示した。図2においてスイッチ回
路SWは、負荷抵抗RD1にトランジスタQ3を直列接
続し、3次巻線N3の端子間に、ダイオードD5、定電
圧ダイオードDZ、抵抗R9及び抵抗R10の直列回路
を接続し、トランジスタQ3のベースを抵抗R9と抵抗
R10の接続点に接続した構成となっている。
【0016】このように、レギュレータ回路REGが存
在する第2出力チャンネルCH2にダミー負荷回路DL
Cを設けた図2の回路においては、レギュレータ回路R
EGの入力電圧は、その大きさが以下のようにして抑制
される。今、第1の出力チャンネルCH1の負荷が重負
荷となり、3次巻線N3にサージ電圧を伴った電圧が誘
起されている場合を想定する。図2に示す構成のスイッ
チ回路SWでは、定電圧ダイオードDZのツェナーレベ
ル以上の電圧が3次巻線N3に発生すると、トランジス
タQ3のベースには順方向のバイアス電圧が供給され
る。そこで図3に示すように、3次巻線N3にサージ電
圧が現れた時にトランジスタQ3が導通するように定電
圧ダイオードDZのツェナーレベルを適当に設定してお
くと、サージ電圧の発生に伴って3次巻線N3から供給
される電力は負荷抵抗RD1に流入するようになる。こ
の時、負荷抵抗RD1が電力を消費し、コンデンサC6
の端子間電圧、すなわちレギュレータ回路REGの入力
電圧の上昇を抑制する。
【0017】ちなみに、定電圧ダイオードDZのツェナ
ーレベルを越えるサージ電圧が3次巻線N3に現れるま
では図2に示すダミー負荷回路DLCは動作しない。こ
のため、第1の出力チャンネルCH1の負荷がさして重
くない時には図1に示す回路は図5の回路からダミー抵
抗RD2を除いた場合と同じ状態となる。そして第1の
出力チャンネルCH1の負荷が重くなり、定電圧ダイオ
ードDZのツェナーレベルを越えるサージ電圧が3次巻
線N3に現れると、ダミー負荷回路DLCは動作し、レ
ギュレータ回路REGの入力電圧の上昇を抑制する。こ
のため、第1出力チャンネルCH1の負荷を増加させ、
出力電流を大きくしていった時、図1、図2に示す回路
におけるレギュレータ回路REGの入力電圧は図4に示
すように推移することになる。
【0018】以上の説明から分かるように、図1、図2
に示す回路では、負荷抵抗RD1に電流が流入するのは
サージ電圧が現れた時だけであり、負荷抵抗RD1はサ
ージ電圧によって供給される過剰分の電力だけを消費す
る。このため、常時、電力を消費する図5のダミー抵抗
RD2よりも本発明におけるダミー負荷回路DLCの方
が電力消費量が少なくて済む。従って、電力消費量が少
ないことから電源装置の全体の電力変換効率の低下が最
小限に抑えられるようになる。なお、負荷抵抗RD1で
消費される電力の平均は小さいことから、負荷抵抗RD
1に小型の部品を使用することができ、また電流のオン
オフを行うトランジスタQ3にも小型の部品を使用する
ことができる。このため、ダミー負荷回路DLCを設け
ることにより電源装置が大型化することはない。
【0019】なお、以上までには、多出力型電源装置と
して自励フライバック型のコンバータ回路を例示して本
発明の実施例を説明したが、本発明は他励フライバック
型やフォワード型などの他の方式の電源回路に適用する
ことも可能である。当然、出力チャンネルの数も図1の
ような2チャンネルの電源回路に限定されるものではな
く、さらに多くの出力チャンネルを有する電源回路にも
適用可能である。この時、複数のダミー負荷回路を複数
の出力チャンネルに設けても構わない。さらに、レギュ
レータ回路が設けられていない出力チャンネルで、レギ
ュレータ回路を使用するほどの出力電圧の安定度は不要
であるが出力電圧の上昇を抑えておきたい、という場合
にも本発明は有効である。
【0020】
【発明の効果】以上に述べたように本発明は、多出力型
電源装置の所定の出力チャンネルに、サージ電圧が発生
した時に閉路するスイッチ回路と負荷抵抗とを具備する
ダミー負荷回路を設けることを特徴とする。このような
構成とすることにより、負荷抵抗がサージ電圧による過
剰供給分の電力を消費し、レギュレータ回路の入力電圧
の上昇を抑制する。また、負荷抵抗が電力を消費するの
はサージ電圧が発生した時のみであるため、負荷抵抗で
の電力消費は少なくて済む。従って本発明によれば、電
力変換効率の低下を最小限に抑えられ、しかもサージ電
圧によるレギュレータ回路の入力電圧の上昇が抑制され
る多出力型電源装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による多出力型電源装置の回路図。
【図2】 本発明におけるダミー負荷回路の具体的な構
成と、ダミー負荷回路とレギュレータ回路が設けられた
第2出力チャンネルの構成を示す回路図。
【図3】 サージ電圧の現れた整流後の電圧波形とトラ
ンジスタのバイアス状態を示す図。
【図4】 図1に示す回路の、第1出力チャンネルの負
荷状態を変化させた時のレギュレータ回路の入力電圧の
変化を示す図。
【図5】 従来存在した多出力型電源装置の回路図。
【図6】 第1出力チャンネルの負荷が軽い時における
第2出力チャンネルの整流後の電圧波形とレギュレータ
回路の入力電圧を説明する図。
【図7】 第1出力チャンネルの負荷が重い時における
第2出力チャンネルの整流後の電圧波形とレギュレータ
回路の入力電圧を説明する図。
【図8】 図5に示す回路の、第1出力チャンネルの負
荷状態を変化させた時のレギュレータ回路の入力電圧の
変化を示す図。
【符号の説明】 1a、1b 入力端子 2a、2b 第1の出力端子 3a、3b 第2の出力端子 Q1 スイッチングトランジスタ Q2 制御トンジスタ T トランス CH1 第1の出力チャンネル CH2 第2の出力チャンネル REG レギュレータ回路 DLC ダミー負荷回路 RD1 負荷抵抗 RD2 ダミー抵抗 SW スイッチ回路 PC フォトカプラ SR 三端子レギュレータ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年3月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】スイッチングトランジスタQ1のゲートと
入力端子1aとの間にバイアス用の抵抗R2が接続さ
れ、スイッチングトランジスタQ1のゲートと入力端子
1bとの間にコンデンサC2、抵抗R3及び帰還巻線N
4が直列に接続される。このコンデンサC2、抵抗R
3、帰還巻線N4は電源装置の自励発振部を形成する。
そしてスイッチングトランジスタQ1のゲートと入力端
子1bとの間に制御トランジスタQ2の主電流路が接続
され、制御トランジスタQ2のベースがスイッチングト
ランジスタQ1と抵抗R1との接続点に接続される。抵
抗R3と帰還巻線N4の接続点と、制御トランジスタQ
2のベースとの間にダイオードD2とフォトカプラPC
の受光素子が直列に接続される。この制御トランジスタ
Q2、ダイオードD2及びフォトカプラPCの受光素子
は電源装置の制御部を形成する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチング素子、制御回路及び、複数
    の巻線が設けられたインダクタンス部品を有し、該スイ
    ッチング素子が動作することによって該インダクタンス
    部品の各巻線に発生する電圧から複数の出力チャンネル
    に複数の出力を得る多出力型電源装置において、 該インダクタンス部品の巻線にサージ電圧が発生した時
    に閉路するスイッチ回路と負荷抵抗とを有するダミー負
    荷回路を、所定の出力チャンネルに設けたことを特徴と
    する多出力型電源装置。
  2. 【請求項2】 前記ダミー負荷回路が、前記インダクタ
    ンス部品の巻線の端子間に接続したダイオード、定電圧
    ダイオード及び複数の分圧抵抗からなる直列回路と、所
    定の出力チャンネルの平滑容量にその一端を接続した負
    荷抵抗と、該負荷抵抗の他端にその主電流路を直列接続
    し、複数の分圧抵抗の所定の分圧点に制御端子を接続し
    た半導体スイッチとによって構成されることを特徴とす
    る、請求項1に記載した多出力型電源装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2012127926A1 (ja) * 2011-03-22 2012-09-27 ダイキン工業株式会社 電源回路
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