JPH10200864A - 映像信号変換装置 - Google Patents
映像信号変換装置Info
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- JPH10200864A JPH10200864A JP9004011A JP401197A JPH10200864A JP H10200864 A JPH10200864 A JP H10200864A JP 9004011 A JP9004011 A JP 9004011A JP 401197 A JP401197 A JP 401197A JP H10200864 A JPH10200864 A JP H10200864A
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- Japan
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- signal
- video signal
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- frequency
- field
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 NTSC方式の再生映像信号を高画質化して
ハイビジョン方式の受像機で受像する。 【解決手段】 再生装置の基準クロック周波数がfck2
=27.027MHzとして再生が行われる。この再生
装置のNTSCエンコーダ75に供給される信号が、
Y、U、V信号の分離回路1を通じて、Yh、Pb、P
r信号の変換回路2に供給される。さらに変換された信
号が画素数4倍化回路3に供給され、この信号が960
ラインを1035ラインに変換する垂直拡大フィルタ4
に供給されて例えばハイビジョン方式の有効ライン数の
1035ラインに変換される。さらにこの垂直拡大フィ
ルタ4からの信号が同期合成回路5に供給されてそれぞ
れ所定の同期信号が合成され、合成されたハイビジョン
方式の信号が3チャンネルのD/A変換回路6、ローパ
スフィルタ7、バッファ回路8を通じて出力される。
ハイビジョン方式の受像機で受像する。 【解決手段】 再生装置の基準クロック周波数がfck2
=27.027MHzとして再生が行われる。この再生
装置のNTSCエンコーダ75に供給される信号が、
Y、U、V信号の分離回路1を通じて、Yh、Pb、P
r信号の変換回路2に供給される。さらに変換された信
号が画素数4倍化回路3に供給され、この信号が960
ラインを1035ラインに変換する垂直拡大フィルタ4
に供給されて例えばハイビジョン方式の有効ライン数の
1035ラインに変換される。さらにこの垂直拡大フィ
ルタ4からの信号が同期合成回路5に供給されてそれぞ
れ所定の同期信号が合成され、合成されたハイビジョン
方式の信号が3チャンネルのD/A変換回路6、ローパ
スフィルタ7、バッファ回路8を通じて出力される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばDVD(Di
gital Versatile Disc)から再生されるNTSC方式の
映像信号からHDTV信号を形成する際に使用して好適
な映像信号変換装置に関するものである。
gital Versatile Disc)から再生されるNTSC方式の
映像信号からHDTV信号を形成する際に使用して好適
な映像信号変換装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば映像信号の記録媒体としてDVD
(Digital Versatile Disc)が実用化されている。この
ようなDVDの再生装置としては、例えば図6に示すよ
うな構成が提案されている。すなわち図6は、例えばD
VDと、映像または音声信号あるいはデジタルデータの
記録されたいわゆるCD(Compact Disc)の両用の再生
装置の例である。
(Digital Versatile Disc)が実用化されている。この
ようなDVDの再生装置としては、例えば図6に示すよ
うな構成が提案されている。すなわち図6は、例えばD
VDと、映像または音声信号あるいはデジタルデータの
記録されたいわゆるCD(Compact Disc)の両用の再生
装置の例である。
【0003】この装置において、まずDVD101はピ
ックアップ装置61によって再生される。そしてこのピ
ックアップ装置61で再生された信号(RF信号)は、
RFアンプ62を通じてRFプロセッサ63と後述する
CD信号プロセッサ及びサーボプロセッサ64に供給さ
れる。なおDVD101には、例えばMPEG2方式で
圧縮された画像データ、音声データ、及び字幕などに対
応するサブピクチャーデータ等が記録されている。
ックアップ装置61によって再生される。そしてこのピ
ックアップ装置61で再生された信号(RF信号)は、
RFアンプ62を通じてRFプロセッサ63と後述する
CD信号プロセッサ及びサーボプロセッサ64に供給さ
れる。なおDVD101には、例えばMPEG2方式で
圧縮された画像データ、音声データ、及び字幕などに対
応するサブピクチャーデータ等が記録されている。
【0004】さらにRFプロセッサ63では、供給され
た信号が2値化されて、2値化された信号がデータプロ
セッサ65に供給される。またデータプロセッサ65で
は、供給された信号のエラー訂正と共に画像データのデ
インターリーブ等の処理が行われる。そしてこの処理さ
れた画像データ、音声データ、及び字幕などに対応する
サブピクチャーデータ等が、デマルチプレクサ66に出
力される。
た信号が2値化されて、2値化された信号がデータプロ
セッサ65に供給される。またデータプロセッサ65で
は、供給された信号のエラー訂正と共に画像データのデ
インターリーブ等の処理が行われる。そしてこの処理さ
れた画像データ、音声データ、及び字幕などに対応する
サブピクチャーデータ等が、デマルチプレクサ66に出
力される。
【0005】またCD102はピックアップ装置67に
よって再生される。そしてこのピックアップ装置67で
再生された信号(RF信号)は、RFアンプ68を通じ
て上述のCD信号プロセッサ及びサーボプロセッサ64
に供給される。
よって再生される。そしてこのピックアップ装置67で
再生された信号(RF信号)は、RFアンプ68を通じ
て上述のCD信号プロセッサ及びサーボプロセッサ64
に供給される。
【0006】なおCD102には、CD102がいわゆ
るビデオCDの場合には、例えばMPEG1方式で圧縮
された画像データ等が記録されている。またCD102
がいわゆるオーディオCDの場合には、例えばリニアP
CMオーディオ形式による音声データが記録されてい
る。さらにCD102がいわゆるCD−ROMの場合に
は、所定のCD−ROM形式に従ったデジタルデータが
記録されている。
るビデオCDの場合には、例えばMPEG1方式で圧縮
された画像データ等が記録されている。またCD102
がいわゆるオーディオCDの場合には、例えばリニアP
CMオーディオ形式による音声データが記録されてい
る。さらにCD102がいわゆるCD−ROMの場合に
は、所定のCD−ROM形式に従ったデジタルデータが
記録されている。
【0007】そしてCD信号プロセッサ及びサーボプロ
セッサ64では、上述のRFアンプ62、68から供給
された信号が2値化されて後段のCD−ROMデコーダ
69等に供給されると共に、供給された再生信号に対応
して各種のサーボ用の制御信号等が形成されて、上述の
ピックアップ装置61、67等に供給される。
セッサ64では、上述のRFアンプ62、68から供給
された信号が2値化されて後段のCD−ROMデコーダ
69等に供給されると共に、供給された再生信号に対応
して各種のサーボ用の制御信号等が形成されて、上述の
ピックアップ装置61、67等に供給される。
【0008】また、上述のCD102がオーディオCD
の場合、または上述のDVD101の音声データがリニ
アPCMオーディオ形式の場合には、このCD信号プロ
セッサ及びサーボプロセッサ64で2値化された信号
が、例えば後述するD/A変換器70に供給されるよう
になされている。
の場合、または上述のDVD101の音声データがリニ
アPCMオーディオ形式の場合には、このCD信号プロ
セッサ及びサーボプロセッサ64で2値化された信号
が、例えば後述するD/A変換器70に供給されるよう
になされている。
【0009】さらに上述のCD−ROMデコーダ69で
は、CD102がいわゆるビデオCDの場合に、CD信
号プロセッサ及びサーボプロセッサ64で2値化された
信号からCD−ROM形式のデジタルデータがデコード
され、デコードされた画像データと音声データがデマル
チプレクサ66に出力される。
は、CD102がいわゆるビデオCDの場合に、CD信
号プロセッサ及びサーボプロセッサ64で2値化された
信号からCD−ROM形式のデジタルデータがデコード
され、デコードされた画像データと音声データがデマル
チプレクサ66に出力される。
【0010】そしてこのデマルチプレクサ66では、上
述のデータプロセッサ65及びCD−ROMデコーダ6
9から供給されたデータの内、画像データがビデオデコ
ーダ71に、音声データがオーディオ信号処理部72
に、サブピクチャーデータがサブピクチャー処理部73
にそれぞれ出力されるようになされている。
述のデータプロセッサ65及びCD−ROMデコーダ6
9から供給されたデータの内、画像データがビデオデコ
ーダ71に、音声データがオーディオ信号処理部72
に、サブピクチャーデータがサブピクチャー処理部73
にそれぞれ出力されるようになされている。
【0011】ここでビデオデコーダ71には、上述のM
PEG1方式で圧縮された画像データをデコードする第
1のデコーダと、MPEG2方式で圧縮された画像デー
タをデコードする第2のデコーダとが内蔵されている。
そしてビデオCD102が再生されている場合には、供
給された画像データが第1のデコーダでデコードされ、
DVD101が再生されている場合には、供給された画
像データが第2のデコーダでデコードされる。
PEG1方式で圧縮された画像データをデコードする第
1のデコーダと、MPEG2方式で圧縮された画像デー
タをデコードする第2のデコーダとが内蔵されている。
そしてビデオCD102が再生されている場合には、供
給された画像データが第1のデコーダでデコードされ、
DVD101が再生されている場合には、供給された画
像データが第2のデコーダでデコードされる。
【0012】さらにこのビデオデコーダ71でデコード
された画像データが、レターボックス処理部74に供給
される。このレターボックス処理部74では、再生信号
の形式とこの再生信号が供給される例えば受像機(図示
せず)の形式に従って、例えばアスペクト比が4:3の
受像機に16:9の画像を表示する場合には、画面の上
下に黒帯部分を設けて、16:9の画像を正しいアスペ
クト比で4:3の受像機に表示できるようにするなどの
処理が行われる。
された画像データが、レターボックス処理部74に供給
される。このレターボックス処理部74では、再生信号
の形式とこの再生信号が供給される例えば受像機(図示
せず)の形式に従って、例えばアスペクト比が4:3の
受像機に16:9の画像を表示する場合には、画面の上
下に黒帯部分を設けて、16:9の画像を正しいアスペ
クト比で4:3の受像機に表示できるようにするなどの
処理が行われる。
【0013】また、このレターボックス処理部74で処
理された画像データが、サブピクチャー処理部73に供
給される。このサブピクチャー処理部73では、上述の
デマルチプレクサ66から供給されるサブピクチャーデ
ータが、レターボックス処理部74で処理された画像デ
ータに重畳される。これによって、例えば字幕などのサ
ブピクチャーの画像が、レターボックス処理部74で処
理された画像データの画像に合成される。
理された画像データが、サブピクチャー処理部73に供
給される。このサブピクチャー処理部73では、上述の
デマルチプレクサ66から供給されるサブピクチャーデ
ータが、レターボックス処理部74で処理された画像デ
ータに重畳される。これによって、例えば字幕などのサ
ブピクチャーの画像が、レターボックス処理部74で処
理された画像データの画像に合成される。
【0014】さらにこのサブピクチャー処理部73で処
理された画像データが、NTSCエンコーダ75に供給
される。このNTSCエンコーダ75では、上述のビデ
オデコーダ71でデコードされ、サブピクチャー処理部
73等で処理された画像データが、例えばNTSC方式
のコンポジットビデオ信号やいわゆるSビデオ信号、あ
るいはコンポーネントビデオ信号に変換される。
理された画像データが、NTSCエンコーダ75に供給
される。このNTSCエンコーダ75では、上述のビデ
オデコーダ71でデコードされ、サブピクチャー処理部
73等で処理された画像データが、例えばNTSC方式
のコンポジットビデオ信号やいわゆるSビデオ信号、あ
るいはコンポーネントビデオ信号に変換される。
【0015】そしてこのNTSCエンコーダ75で所定
のNTSC方式に準拠した映像信号に変換された信号が
OSD回路76に供給され、装置の動作モード(再生、
停止等)や、再生開始からの経過時間等の表示がOSD
(On Screen Display )されるように、これらの表示に
対応する映像信号がNTSCエンコーダ75からの映像
信号に重畳される。さらにこのOSD回路76から取り
出される映像信号が、上述の受像機等の後段の任意の映
像出力装置(図示せず)に出力される。
のNTSC方式に準拠した映像信号に変換された信号が
OSD回路76に供給され、装置の動作モード(再生、
停止等)や、再生開始からの経過時間等の表示がOSD
(On Screen Display )されるように、これらの表示に
対応する映像信号がNTSCエンコーダ75からの映像
信号に重畳される。さらにこのOSD回路76から取り
出される映像信号が、上述の受像機等の後段の任意の映
像出力装置(図示せず)に出力される。
【0016】また上述のオーディオ信号処理部72で
は、デマルチプレクサ66から供給された音声データが
適宜デコードされて、例えばリニアPCMオーディオ形
式の信号に変換される。そしてこのオーディオ信号処理
部72で変換された信号と、上述のCD信号プロセッサ
及びサーボプロセッサ64で2値化された信号が、D/
A変換器70に供給され、デジタルからアナログに変換
された音声信号が後段の任意の音声出力装置(図示せ
ず)に出力される。
は、デマルチプレクサ66から供給された音声データが
適宜デコードされて、例えばリニアPCMオーディオ形
式の信号に変換される。そしてこのオーディオ信号処理
部72で変換された信号と、上述のCD信号プロセッサ
及びサーボプロセッサ64で2値化された信号が、D/
A変換器70に供給され、デジタルからアナログに変換
された音声信号が後段の任意の音声出力装置(図示せ
ず)に出力される。
【0017】さらにインターフェイスマイクロコンピュ
ータ81では、図示せぬ入力部における使用者による操
作に対応して供給される信号が処理され、使用者による
操作に対応する信号をシステムコントロールマイクロコ
ンピュータ82等に供給するようになされている。
ータ81では、図示せぬ入力部における使用者による操
作に対応して供給される信号が処理され、使用者による
操作に対応する信号をシステムコントロールマイクロコ
ンピュータ82等に供給するようになされている。
【0018】また、システムコントロールマイクロコン
ピュータ82では、上述の各回路に制御信号を供給し
て、それらの回路の処理動作を制御するようになされて
いる。さらにドライブコントロールマイクロコンピュー
タ83では、DVD101やCD102を所定の線速度
で回転させる駆動系(図示せず)などを制御するように
なされている。
ピュータ82では、上述の各回路に制御信号を供給し
て、それらの回路の処理動作を制御するようになされて
いる。さらにドライブコントロールマイクロコンピュー
タ83では、DVD101やCD102を所定の線速度
で回転させる駆動系(図示せず)などを制御するように
なされている。
【0019】そしてこのようにして上述の再生装置で
は、DVD101あるいはCD102に記録された映像
または音声信号あるいはデジタルデータが再生され、再
生された映像または音声信号あるいはデジタルデータが
後段の任意の映像出力装置や音声出力装置等に出力され
る。
は、DVD101あるいはCD102に記録された映像
または音声信号あるいはデジタルデータが再生され、再
生された映像または音声信号あるいはデジタルデータが
後段の任意の映像出力装置や音声出力装置等に出力され
る。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】ところで、いわゆるハ
イビジョン方式と呼ばれるHDTV信号を受像する受像
機が普及してきている。そこで例えば上述のDVD再生
装置からの再生映像信号を、このようなハイビジョン方
式の受像機で見ることへの要求が高まって来ている。そ
の場合にハイビジョン方式の受像機を例えばNTSC方
式に準拠して映像信号を表示するのでは、充分な画質を
得ることができないものである。
イビジョン方式と呼ばれるHDTV信号を受像する受像
機が普及してきている。そこで例えば上述のDVD再生
装置からの再生映像信号を、このようなハイビジョン方
式の受像機で見ることへの要求が高まって来ている。そ
の場合にハイビジョン方式の受像機を例えばNTSC方
式に準拠して映像信号を表示するのでは、充分な画質を
得ることができないものである。
【0021】これに対して、例えばDVDから再生され
る画像データをデジタル処理して、疑似的に高画質の画
像データを得る研究が行われている。そこでこのような
高画質化された画像データを用いて、例えばハイビジョ
ン方式に準拠したHDTV信号を形成すれば、DVD再
生装置からの再生映像信号を例えばハイビジョン方式の
受像機で充分な画質で鑑賞することができる。
る画像データをデジタル処理して、疑似的に高画質の画
像データを得る研究が行われている。そこでこのような
高画質化された画像データを用いて、例えばハイビジョ
ン方式に準拠したHDTV信号を形成すれば、DVD再
生装置からの再生映像信号を例えばハイビジョン方式の
受像機で充分な画質で鑑賞することができる。
【0022】ところが上述の再生装置において、例えば
DVDから再生される映像信号がNTSC方式の場合に
は、NTSC方式の規定に従ってフィールド周波数が約
59.94Hzで再生が行われている。一方、例えばハ
イビジョン方式のフィールド周波数は60Hzに規定さ
れており、ハイビジョン方式の受像機ではこのフィール
ド周波数で受像が行われると共に、例えばハイビジョン
方式の受像においてこのフィールド周波数に変更を加え
ることは極めて困難である。
DVDから再生される映像信号がNTSC方式の場合に
は、NTSC方式の規定に従ってフィールド周波数が約
59.94Hzで再生が行われている。一方、例えばハ
イビジョン方式のフィールド周波数は60Hzに規定さ
れており、ハイビジョン方式の受像機ではこのフィール
ド周波数で受像が行われると共に、例えばハイビジョン
方式の受像においてこのフィールド周波数に変更を加え
ることは極めて困難である。
【0023】この出願はこのような点に鑑みて成された
ものであって、解決しようとする問題点は、例えばDV
Dから再生される映像信号がNTSC方式の場合には、
例えばフィールド周波数が約59.94Hzで再生が行
われているために、この再生映像信号を高画質化して
も、この高画質化された再生映像信号を例えばフィール
ド周波数が60Hzのハイビジョン方式の受像機で受像
することは極めて困難であったというものである。
ものであって、解決しようとする問題点は、例えばDV
Dから再生される映像信号がNTSC方式の場合には、
例えばフィールド周波数が約59.94Hzで再生が行
われているために、この再生映像信号を高画質化して
も、この高画質化された再生映像信号を例えばフィール
ド周波数が60Hzのハイビジョン方式の受像機で受像
することは極めて困難であったというものである。
【0024】
【課題を解決するための手段】このため本発明において
は、例えば記録媒体からの再生信号のフィールド周波数
が60Hzになるように再生映像信号の変換を行うもの
であって、これによれば、例えばNTSC方式の再生映
像信号を高画質化して、例えばハイビジョン方式の受像
機で受像を行うことができる。
は、例えば記録媒体からの再生信号のフィールド周波数
が60Hzになるように再生映像信号の変換を行うもの
であって、これによれば、例えばNTSC方式の再生映
像信号を高画質化して、例えばハイビジョン方式の受像
機で受像を行うことができる。
【0025】
【発明の実施の形態】すなわち本発明においては、任意
の記録媒体に記録されたNTSC方式の映像信号を再生
してフィールド周波数が60HzのHDTV信号に変換
するに当たり、記録媒体からの再生信号のフィールド周
波数が60Hzになるように、記録媒体を再生する再生
装置の基準周波数をNTSC方式の再生を行う際より約
0.1%高めて再生を行う切り換え手段を設けてなるも
のである。
の記録媒体に記録されたNTSC方式の映像信号を再生
してフィールド周波数が60HzのHDTV信号に変換
するに当たり、記録媒体からの再生信号のフィールド周
波数が60Hzになるように、記録媒体を再生する再生
装置の基準周波数をNTSC方式の再生を行う際より約
0.1%高めて再生を行う切り換え手段を設けてなるも
のである。
【0026】あるいは本発明においては、任意の記録媒
体に記録されたNTSC方式の映像信号を再生してフィ
ールド周波数が60HzのHDTV信号に変換するに当
たり、記録媒体からの再生信号を1000フィールドに
1フィールドずつ同じフィールドの信号で補間し、この
補間の際にインターレースの連続性が保たれるように各
フィールドの信号の変換処理をしてなるものである。
体に記録されたNTSC方式の映像信号を再生してフィ
ールド周波数が60HzのHDTV信号に変換するに当
たり、記録媒体からの再生信号を1000フィールドに
1フィールドずつ同じフィールドの信号で補間し、この
補間の際にインターレースの連続性が保たれるように各
フィールドの信号の変換処理をしてなるものである。
【0027】以下、図面を参照して本発明の各実施の形
態について説明するに、最初は請求項1において、記録
媒体からの再生信号のフィールド周波数が60Hzにな
るように、記録媒体を再生する再生装置の基準周波数を
NTSC方式の再生を行う際より約0.1%高めて再生
を行う場合について説明する。
態について説明するに、最初は請求項1において、記録
媒体からの再生信号のフィールド周波数が60Hzにな
るように、記録媒体を再生する再生装置の基準周波数を
NTSC方式の再生を行う際より約0.1%高めて再生
を行う場合について説明する。
【0028】すなわちNTSC方式の映像信号(フィー
ルド周波数約59.94Hz、水平走査線数525本)
においては、クロック周波数fck、ピクセル周波数fp
、水平同期周波数fh 、垂直同期周波数fv は以下の
表1の関係になっている。
ルド周波数約59.94Hz、水平走査線数525本)
においては、クロック周波数fck、ピクセル周波数fp
、水平同期周波数fh 、垂直同期周波数fv は以下の
表1の関係になっている。
【0029】
【表1】
【0030】そこでこのNTSC方式の映像信号のフィ
ールド周波数を60Hzにした場合(フィールド周波数
60Hz、水平走査線数525本)には、クロック周波
数fck2 、ピクセル周波数fp2、水平同期周波数fh2、
垂直同期周波数fv2の関係は以下の表2のようになる。
ールド周波数を60Hzにした場合(フィールド周波数
60Hz、水平走査線数525本)には、クロック周波
数fck2 、ピクセル周波数fp2、水平同期周波数fh2、
垂直同期周波数fv2の関係は以下の表2のようになる。
【0031】
【表2】
【0032】さらに例えばハイビジョン方式のHDTV
信号(フィールド周波数60Hz、水平走査線数112
5本)におけるピクセル周波数fp3、水平同期周波数f
h3、垂直同期周波数fv3の関係は以下の表3のようにな
っている。
信号(フィールド周波数60Hz、水平走査線数112
5本)におけるピクセル周波数fp3、水平同期周波数f
h3、垂直同期周波数fv3の関係は以下の表3のようにな
っている。
【0033】
【表3】
【0034】従って上述の装置において、クロック周波
数をfck2 =27.027MHzとすることによって、
DVDのフィールド周波数を60Hzとして映像信号の
再生を行うことができる。そしてこの映像信号を高画質
化して、例えばハイビジョン方式の受像機で受像を行う
ことができるものである。
数をfck2 =27.027MHzとすることによって、
DVDのフィールド周波数を60Hzとして映像信号の
再生を行うことができる。そしてこの映像信号を高画質
化して、例えばハイビジョン方式の受像機で受像を行う
ことができるものである。
【0035】そこで図1においては、上述のように再生
装置の基準クロック周波数がfck2=27.027MH
zとして再生が行われている。なお、以下の図1の説明
で上述の図6と対応する部分には同一の符号を附して示
してある。そしてこの図1において、サブピクチャー処
理部73からNTSCエンコーダ75に供給される信号
が、Y、U、V信号の分離回路1に供給される。
装置の基準クロック周波数がfck2=27.027MH
zとして再生が行われている。なお、以下の図1の説明
で上述の図6と対応する部分には同一の符号を附して示
してある。そしてこの図1において、サブピクチャー処
理部73からNTSCエンコーダ75に供給される信号
が、Y、U、V信号の分離回路1に供給される。
【0036】ここでサブピクチャー処理部73からの信
号は、上述のようにフィールド周波数が60Hzとして
出力されているものである。従ってこの信号はNTSC
エンコーダ75に供給されても、少なくとも正規のコン
ポジットビデオ信号やいわゆるSビデオ信号にはエンコ
ードすることはできない。このためこの間のNTSCエ
ンコーダ75の動作は無効とされる。
号は、上述のようにフィールド周波数が60Hzとして
出力されているものである。従ってこの信号はNTSC
エンコーダ75に供給されても、少なくとも正規のコン
ポジットビデオ信号やいわゆるSビデオ信号にはエンコ
ードすることはできない。このためこの間のNTSCエ
ンコーダ75の動作は無効とされる。
【0037】さらに分離回路1で分離されたY、U、V
信号が、例えばハイビジョン方式で用いられるYh、P
b、Pr信号の変換回路2に供給される。ここでこの変
換回路2では、例えば Yh=Y−0.118304U−0.212987V Pb= 1.018771U+0.115312V Pr= 0.074523U+1.025156V によって、変換が行われる。
信号が、例えばハイビジョン方式で用いられるYh、P
b、Pr信号の変換回路2に供給される。ここでこの変
換回路2では、例えば Yh=Y−0.118304U−0.212987V Pb= 1.018771U+0.115312V Pr= 0.074523U+1.025156V によって、変換が行われる。
【0038】そしてこの変換回路2で変換されたYh、
Pb、Pr信号が、例えば720ピクセル×480ライ
ンの画像を、水平、垂直をそれぞれ2倍にした1440
ピクセル×960ラインの画像に変換する画素数4倍化
回路3に供給される。さらにこの画素数4倍化回路3か
らの信号が960ラインを1035ラインに変換する垂
直拡大フィルタ4に供給され、例えばハイビジョン方式
の有効ライン数の1035ラインに変換される。
Pb、Pr信号が、例えば720ピクセル×480ライ
ンの画像を、水平、垂直をそれぞれ2倍にした1440
ピクセル×960ラインの画像に変換する画素数4倍化
回路3に供給される。さらにこの画素数4倍化回路3か
らの信号が960ラインを1035ラインに変換する垂
直拡大フィルタ4に供給され、例えばハイビジョン方式
の有効ライン数の1035ラインに変換される。
【0039】これによって、DVDからフィールド周波
数を60Hzにして再生された映像信号が、例えばハイ
ビジョン方式のHDTV信号に変換される。さらにこの
とき同時に525×2=1050ラインを1125ライ
ンに変換する時間軸補正を行うことによって、画像のア
スペクト比の保存された正しいハイビジョン方式のHD
TV信号を得ることができる。
数を60Hzにして再生された映像信号が、例えばハイ
ビジョン方式のHDTV信号に変換される。さらにこの
とき同時に525×2=1050ラインを1125ライ
ンに変換する時間軸補正を行うことによって、画像のア
スペクト比の保存された正しいハイビジョン方式のHD
TV信号を得ることができる。
【0040】そしてこの垂直拡大フィルタ4からの変換
されたYh、Pb、Pr信号が同期合成回路5に供給さ
れて、それぞれ所定の同期信号が合成される。さらにこ
れらの同期信号の合成されたYh、Pb、Pr信号が、
3チャンネルのD/A変換回路6に供給されてアナログ
信号に変換され、変換されたYh、Pb、Pr信号が3
チャンネルのローパスフィルタ7、バッファ回路8を通
じて出力される。
されたYh、Pb、Pr信号が同期合成回路5に供給さ
れて、それぞれ所定の同期信号が合成される。さらにこ
れらの同期信号の合成されたYh、Pb、Pr信号が、
3チャンネルのD/A変換回路6に供給されてアナログ
信号に変換され、変換されたYh、Pb、Pr信号が3
チャンネルのローパスフィルタ7、バッファ回路8を通
じて出力される。
【0041】なお、上述の装置において、各回路は基準
のクロック発生器9からのクロック信号によって駆動が
制御されている。そこで上述の基準のクロック周波数
を、NTSC方式の再生を行うfck=27MHzと、そ
れより約0.1%高いfck2 =27.027MHzとで
切り換えて再生を行う場合には、次のような切り換え手
段を有するクロック発生器が用いられる。
のクロック発生器9からのクロック信号によって駆動が
制御されている。そこで上述の基準のクロック周波数
を、NTSC方式の再生を行うfck=27MHzと、そ
れより約0.1%高いfck2 =27.027MHzとで
切り換えて再生を行う場合には、次のような切り換え手
段を有するクロック発生器が用いられる。
【0042】すなわち図2は、そのための切り換え手段
を有するクロック発生器9の構成を示している。この図
2において、発振周波数が24.576MHzと24.
6006MHzの水晶発振器(XO)11、12が設け
られる。そしてこれらの水晶発振器11、12からの発
振出力が、NTSC方式の再生を行う際には水晶発振器
11、ハイビジョン方式の再生を行う際には水晶発振器
12に切り換えられる第1のスイッチ13を通じて取り
出される。
を有するクロック発生器9の構成を示している。この図
2において、発振周波数が24.576MHzと24.
6006MHzの水晶発振器(XO)11、12が設け
られる。そしてこれらの水晶発振器11、12からの発
振出力が、NTSC方式の再生を行う際には水晶発振器
11、ハイビジョン方式の再生を行う際には水晶発振器
12に切り換えられる第1のスイッチ13を通じて取り
出される。
【0043】さらにこのスイッチ13から取り出された
発振出力が3/2分周器14を通じて1/1536分周
器15に供給される。これにより分周器14、15から
は、それぞれNTSC方式の再生を行う際には36.8
64MHzと24kHz、ハイビジョン方式の再生を行
う際には36.9009MHzと24.024kHzの
信号が取り出される。
発振出力が3/2分周器14を通じて1/1536分周
器15に供給される。これにより分周器14、15から
は、それぞれNTSC方式の再生を行う際には36.8
64MHzと24kHz、ハイビジョン方式の再生を行
う際には36.9009MHzと24.024kHzの
信号が取り出される。
【0044】そしてこの1/1536分周器15から取
り出される信号が位相比較器16に供給され、後述する
1/1125分周器17からの信号と位相比較される。
さらにこの位相比較器16からの比較出力がローパスフ
ィルタ18を通じて、基準周波数が27MHzと27.
027MHzの可変発振器(VXO)19、20に供給
される。
り出される信号が位相比較器16に供給され、後述する
1/1125分周器17からの信号と位相比較される。
さらにこの位相比較器16からの比較出力がローパスフ
ィルタ18を通じて、基準周波数が27MHzと27.
027MHzの可変発振器(VXO)19、20に供給
される。
【0045】またこれらの可変発振器19、20からの
発振出力が、NTSC方式の再生を行う際には水晶発振
器19、ハイビジョン方式の再生を行う際には水晶発振
器20に切り換えられる第2のスイッチ21を通じて取
り出される。それと共に、このスイッチ21から取り出
された発振出力が、上述の1/1125分周器17を通
じて位相比較器16に供給される。
発振出力が、NTSC方式の再生を行う際には水晶発振
器19、ハイビジョン方式の再生を行う際には水晶発振
器20に切り換えられる第2のスイッチ21を通じて取
り出される。それと共に、このスイッチ21から取り出
された発振出力が、上述の1/1125分周器17を通
じて位相比較器16に供給される。
【0046】これによってこのクロック発生器9におい
て、NTSC方式の再生を行う際には27MHzのクロ
ック周波数が取り出されると共に、ハイビジョン方式の
再生を行う際にはスイッチ13、21を切り換えること
によって27.027MHzのクロック周波数が取り出
されて、上述のDVDからフィールド周波数を60Hz
にした映像信号の再生を行うことができる。
て、NTSC方式の再生を行う際には27MHzのクロ
ック周波数が取り出されると共に、ハイビジョン方式の
再生を行う際にはスイッチ13、21を切り換えること
によって27.027MHzのクロック周波数が取り出
されて、上述のDVDからフィールド周波数を60Hz
にした映像信号の再生を行うことができる。
【0047】なお、上述のスイッチ13から取り出され
る、NTSC方式の再生を行う際に24.576MH
z、ハイビジョン方式の再生を行う際に24.6006
MHzの信号は、例えば上述の図6のD/A変換器70
で、音声データのD/A変換を行う際に用いられる。
る、NTSC方式の再生を行う際に24.576MH
z、ハイビジョン方式の再生を行う際に24.6006
MHzの信号は、例えば上述の図6のD/A変換器70
で、音声データのD/A変換を行う際に用いられる。
【0048】従ってこの装置において、例えば記録媒体
からの再生信号のフィールド周波数が60Hzになるよ
うに再生映像信号の変換を行うことによって、例えばN
TSC方式の再生映像信号を高画質化して、例えばハイ
ビジョン方式の受像機で受像を行うことができる。
からの再生信号のフィールド周波数が60Hzになるよ
うに再生映像信号の変換を行うことによって、例えばN
TSC方式の再生映像信号を高画質化して、例えばハイ
ビジョン方式の受像機で受像を行うことができる。
【0049】これによって、従来は、例えばDVDから
再生される映像信号がNTSC方式の場合には、この再
生映像信号を高画質化しても、この高画質化された再生
映像信号を例えばハイビジョン方式の受像機で受像する
ことは極めて困難であったものを、本発明によればこの
ような問題点を解消することができる。
再生される映像信号がNTSC方式の場合には、この再
生映像信号を高画質化しても、この高画質化された再生
映像信号を例えばハイビジョン方式の受像機で受像する
ことは極めて困難であったものを、本発明によればこの
ような問題点を解消することができる。
【0050】なお上述の実施例において、記録媒体を再
生する再生装置の基準周波数をNTSC方式の再生を行
う際より約0.1%高めて再生を行っている場合には、
例えば再生時間がその分短くなるが、これは例えば1時
間の再生時間に対して約3.6秒であり、通常の再生で
は問題になるものではない。また音声信号のピッチも約
0.1%高くなるが、これも半音の1/60程度である
ので、通常の再生では問題にはならないものである。
生する再生装置の基準周波数をNTSC方式の再生を行
う際より約0.1%高めて再生を行っている場合には、
例えば再生時間がその分短くなるが、これは例えば1時
間の再生時間に対して約3.6秒であり、通常の再生で
は問題になるものではない。また音声信号のピッチも約
0.1%高くなるが、これも半音の1/60程度である
ので、通常の再生では問題にはならないものである。
【0051】しかしながら、厳密にこのような再生時間
等が問題にされる場合には、例えば以下に述べるような
方式が用いられる。すなわち以下の説明は、本発明の請
求項2において、記録媒体からの再生信号を1000フ
ィールドに1フィールドずつ同じフィールドの信号で補
間し、この補間の際にインターレースの連続性が保たれ
るように各フィールドの信号の変換処理して再生を行う
場合である。
等が問題にされる場合には、例えば以下に述べるような
方式が用いられる。すなわち以下の説明は、本発明の請
求項2において、記録媒体からの再生信号を1000フ
ィールドに1フィールドずつ同じフィールドの信号で補
間し、この補間の際にインターレースの連続性が保たれ
るように各フィールドの信号の変換処理して再生を行う
場合である。
【0052】そこで図3においては、再生装置の基準ク
ロック周波数がfck=27MHzとして再生が行われて
いる。なお、以下の図3の説明で上述の図6及び図1と
対応する部分には同一の符号を附して示してある。そし
てこの図3において、サブピクチャー処理部73からN
TSCエンコーダ75に供給される信号が、Y、U、V
信号の分離回路1に供給される。
ロック周波数がfck=27MHzとして再生が行われて
いる。なお、以下の図3の説明で上述の図6及び図1と
対応する部分には同一の符号を附して示してある。そし
てこの図3において、サブピクチャー処理部73からN
TSCエンコーダ75に供給される信号が、Y、U、V
信号の分離回路1に供給される。
【0053】ここでサブピクチャー処理部73からの信
号は、例えばNTSC方式のフィールド周波数が約5
9.94Hzとして出力されている。従ってこの信号
は、上述のNTSCエンコーダ75で正規のコンポジッ
トビデオ信号やいわゆるSビデオ信号にエンコードする
ことができるものである。
号は、例えばNTSC方式のフィールド周波数が約5
9.94Hzとして出力されている。従ってこの信号
は、上述のNTSCエンコーダ75で正規のコンポジッ
トビデオ信号やいわゆるSビデオ信号にエンコードする
ことができるものである。
【0054】それと共に、分離回路1で分離されたY、
U、V信号が、フィールド周波数を約59.94Hzか
ら60Hzに変換する変換回路10に供給される。ここ
でこの変換回路10は、例えば図4に示すように構成さ
れている。
U、V信号が、フィールド周波数を約59.94Hzか
ら60Hzに変換する変換回路10に供給される。ここ
でこの変換回路10は、例えば図4に示すように構成さ
れている。
【0055】すなわち図4において、例えば分離回路1
から供給されるY、U、Vの各映像信号がフィールドメ
モリ41に供給される。それと共に、このフィールドメ
モリ41の書き込みが、例えばNTSC方式のクロック
周波数fck=27MHzの水晶発振器(XO)42から
の発振出力を1/2分周器43で分周したピクセル周波
数fp =13.5MHzの信号で行われる。
から供給されるY、U、Vの各映像信号がフィールドメ
モリ41に供給される。それと共に、このフィールドメ
モリ41の書き込みが、例えばNTSC方式のクロック
周波数fck=27MHzの水晶発振器(XO)42から
の発振出力を1/2分周器43で分周したピクセル周波
数fp =13.5MHzの信号で行われる。
【0056】一方、例えばハイビジョン方式のピクセル
周波数fp3=74.25MHzの水晶発振器(XO)4
4からの発振出力が1/500分周器45で分周されて
148.5kHzの信号が形成される。そしてこの分周
器45からの分周信号が位相比較器46に供給される。
周波数fp3=74.25MHzの水晶発振器(XO)4
4からの発振出力が1/500分周器45で分周されて
148.5kHzの信号が形成される。そしてこの分周
器45からの分周信号が位相比較器46に供給される。
【0057】また上述のピクセル周波数fp2=13.5
135MHzを基準周波数とする可変発振器(VXO)
47からの発振出力が1/91分周器48で分周されて
148.5kHzの信号が形成される。そしてこの分周
器48からの分周信号が位相比較器46に供給される。
さらにこの位相比較器46からの比較出力がローパスフ
ィルタ49を通じて可変発振器47に供給される。
135MHzを基準周波数とする可変発振器(VXO)
47からの発振出力が1/91分周器48で分周されて
148.5kHzの信号が形成される。そしてこの分周
器48からの分周信号が位相比較器46に供給される。
さらにこの位相比較器46からの比較出力がローパスフ
ィルタ49を通じて可変発振器47に供給される。
【0058】これによってこの可変発振器47からは、
例えばハイビジョン方式のピクセル周波数fp3に同期し
たフィールド周波数60Hz、水平走査線数525本の
映像信号のピクセル周波数fp2の信号が出力される。そ
こでこのピクセル周波数fp2の信号を用いて上述のフィ
ールドメモリ41の読み出しが行われる。従ってこのフ
ィールドメモリ41からは、書き込まれたNTSC方式
の映像信号が、フィールド周波数60Hzに変換されて
取り出される。
例えばハイビジョン方式のピクセル周波数fp3に同期し
たフィールド周波数60Hz、水平走査線数525本の
映像信号のピクセル周波数fp2の信号が出力される。そ
こでこのピクセル周波数fp2の信号を用いて上述のフィ
ールドメモリ41の読み出しが行われる。従ってこのフ
ィールドメモリ41からは、書き込まれたNTSC方式
の映像信号が、フィールド周波数60Hzに変換されて
取り出される。
【0059】なお、このような変換を行っている場合に
は、書き込み速度より読み出し速度が速いために、やが
て読み出しアドレスが書き込みアドレスに追いつくこと
になる。そこで上述の変換回路10では、アドレスジャ
ンプ制御回路50を設けて、例えばフィールドメモリ4
1の書き込みアドレスと読み出しアドレスの差が所定値
以下になったときに、同じフィールドを繰り返し読みだ
すようにアドレスジャンプ制御を行う。
は、書き込み速度より読み出し速度が速いために、やが
て読み出しアドレスが書き込みアドレスに追いつくこと
になる。そこで上述の変換回路10では、アドレスジャ
ンプ制御回路50を設けて、例えばフィールドメモリ4
1の書き込みアドレスと読み出しアドレスの差が所定値
以下になったときに、同じフィールドを繰り返し読みだ
すようにアドレスジャンプ制御を行う。
【0060】これによって、例えば映像信号の1000
フィールドごとに同じ1フィールドが繰り返し出力され
るようにフィールドメモリ41の読み出しアドレスがジ
ャンプ制御される。そしてこの制御によって、例えば映
像信号のフィールド周波数を約59.94Hzから60
Hzにする変換が行われる。ところがこのように、映像
信号の1000フィールドごとに同じ1フィールドが繰
り返し出力されると、このフィールド間で走査線のイン
ターレースに不都合が生じる。
フィールドごとに同じ1フィールドが繰り返し出力され
るようにフィールドメモリ41の読み出しアドレスがジ
ャンプ制御される。そしてこの制御によって、例えば映
像信号のフィールド周波数を約59.94Hzから60
Hzにする変換が行われる。ところがこのように、映像
信号の1000フィールドごとに同じ1フィールドが繰
り返し出力されると、このフィールド間で走査線のイン
ターレースに不都合が生じる。
【0061】すなわち図5のAにおいて、破線で囲って
示す各フレームごとに偶数フィールド(E)と奇数フィ
ールド(O)とが交互に設けられて走査線のインターレ
ースが行われている場合に、アドレスジャンプ制御(矢
印で図示)の間で奇数、偶数フィールドの関係が反転し
て出力されることになる。そしてこのように奇数、偶数
フィールドの関係が反転すると、図中に示すように走査
線の位置(番号を付して示す)が上下に変動し、映像信
号の1000フィールド(約16.7秒)ごとに、画面
が上下に振動してしまうことになる。
示す各フレームごとに偶数フィールド(E)と奇数フィ
ールド(O)とが交互に設けられて走査線のインターレ
ースが行われている場合に、アドレスジャンプ制御(矢
印で図示)の間で奇数、偶数フィールドの関係が反転し
て出力されることになる。そしてこのように奇数、偶数
フィールドの関係が反転すると、図中に示すように走査
線の位置(番号を付して示す)が上下に変動し、映像信
号の1000フィールド(約16.7秒)ごとに、画面
が上下に振動してしまうことになる。
【0062】なお上述のジャンプ制御を、映像信号の1
000フレームごとに同じ1フレームが繰り返し出力さ
れるようにした場合には、画面の上下振動は発生しない
ことになるが、ジャンプ制御で同じ画面が2フレーム期
間続いた時には、一瞬画面が停止したように見えてしま
う恐れがある。また、画像と音声の間で33msec
(ピークトゥピーク)のずれが発生し、例えばジャンプ
制御の直後に画像より音声を16msec進めると、3
3秒後には17msec遅れることになって、このずれ
が不自然なものになってしまう。
000フレームごとに同じ1フレームが繰り返し出力さ
れるようにした場合には、画面の上下振動は発生しない
ことになるが、ジャンプ制御で同じ画面が2フレーム期
間続いた時には、一瞬画面が停止したように見えてしま
う恐れがある。また、画像と音声の間で33msec
(ピークトゥピーク)のずれが発生し、例えばジャンプ
制御の直後に画像より音声を16msec進めると、3
3秒後には17msec遅れることになって、このずれ
が不自然なものになってしまう。
【0063】そこでさらに上述の装置では、フィールド
メモリ41の後段に奇数、偶数フィールドの変換回路5
1を設けて、奇数、偶数フィールドの連続した関係が保
たれるように変換が行われる。
メモリ41の後段に奇数、偶数フィールドの変換回路5
1を設けて、奇数、偶数フィールドの連続した関係が保
たれるように変換が行われる。
【0064】すなわち図5のBにおいては、アドレスジ
ャンプ制御(矢印で図示)の間の奇数、偶数フィールド
の関係が反転して出力されている期間に、上下の走査線
を1:1で合成して、これらの中間の走査線を形成する
変換が行われる。これによって、例えば偶数フィールド
が奇数フィールドに変換され、奇数フィールドが偶数フ
ィールドに変換されて、奇数、偶数フィールドの連続し
た関係が保たれるようにすることができる。
ャンプ制御(矢印で図示)の間の奇数、偶数フィールド
の関係が反転して出力されている期間に、上下の走査線
を1:1で合成して、これらの中間の走査線を形成する
変換が行われる。これによって、例えば偶数フィールド
が奇数フィールドに変換され、奇数フィールドが偶数フ
ィールドに変換されて、奇数、偶数フィールドの連続し
た関係が保たれるようにすることができる。
【0065】なおこの場合には、ジャンプ制御で2フィ
ールド期間同じ画面が続いても、目障りに感じられるこ
とはない。また、画像と音声のずれは16.7msec
(ピークトゥピーク)である。従って、例えばジャンプ
制御の直後に画像より音声を8msec進めた場合に、
16.7秒後に8.7msec遅れる程度であって、こ
のずれが不自然に感じられることはない。さらにフィー
ルド処理では、メモリの容量をフレーム処理の場合の半
分にすることができる。
ールド期間同じ画面が続いても、目障りに感じられるこ
とはない。また、画像と音声のずれは16.7msec
(ピークトゥピーク)である。従って、例えばジャンプ
制御の直後に画像より音声を8msec進めた場合に、
16.7秒後に8.7msec遅れる程度であって、こ
のずれが不自然に感じられることはない。さらにフィー
ルド処理では、メモリの容量をフレーム処理の場合の半
分にすることができる。
【0066】しかしながら上述の装置において、アドレ
スジャンプ制御の間の一方の期間だけで変換が行われて
いると、この期間(約16.7秒)ごとに画質に変化を
生じてしまうものである。そしてこのような周期的な画
質の変化は、再生信号の鑑賞の際に察知され易いもので
あって、これによって再生信号の品質が著しく劣化して
いるように感じさせてしまうものである。
スジャンプ制御の間の一方の期間だけで変換が行われて
いると、この期間(約16.7秒)ごとに画質に変化を
生じてしまうものである。そしてこのような周期的な画
質の変化は、再生信号の鑑賞の際に察知され易いもので
あって、これによって再生信号の品質が著しく劣化して
いるように感じさせてしまうものである。
【0067】これに対して図5のCにおいては、アドレ
スジャンプ制御(矢印で図示)の間の一方の期間では上
下の走査線を3:1で合成し、他方の期間では上下の走
査線を1:3で合成して、それぞれ中間の走査線を形成
する変換が行われる。これによって奇数、偶数フィール
ドの連続した関係が保たれると共に、常に変換が行われ
ることによって周期的な画質の変化を減少させることが
できる。
スジャンプ制御(矢印で図示)の間の一方の期間では上
下の走査線を3:1で合成し、他方の期間では上下の走
査線を1:3で合成して、それぞれ中間の走査線を形成
する変換が行われる。これによって奇数、偶数フィール
ドの連続した関係が保たれると共に、常に変換が行われ
ることによって周期的な画質の変化を減少させることが
できる。
【0068】このようにして、変換回路10では、分離
回路1で分離されたY、U、V信号のフィールド周波数
を約59.94Hzから60Hzに変換することができ
る。そしてこのフィールド周波数が60Hzに変換され
たY、U、V信号が、変換回路2に供給されて、例えば
ハイビジョン方式で用いられるYh、Pb、Pr信号に
変換される。
回路1で分離されたY、U、V信号のフィールド周波数
を約59.94Hzから60Hzに変換することができ
る。そしてこのフィールド周波数が60Hzに変換され
たY、U、V信号が、変換回路2に供給されて、例えば
ハイビジョン方式で用いられるYh、Pb、Pr信号に
変換される。
【0069】そしてこの変換回路2で変換されたYh、
Pb、Pr信号が、例えば720ピクセル×480ライ
ンの画像を、水平、垂直をそれぞれ2倍にした1440
ピクセル×960ラインの画像に変換する画素数4倍化
回路3に供給される。さらにこの画素数4倍化回路3か
らの信号が960ラインを1035ラインに変換する垂
直拡大フィルタ4に供給され、例えばハイビジョン方式
の有効ライン数の1035ラインに変換される。
Pb、Pr信号が、例えば720ピクセル×480ライ
ンの画像を、水平、垂直をそれぞれ2倍にした1440
ピクセル×960ラインの画像に変換する画素数4倍化
回路3に供給される。さらにこの画素数4倍化回路3か
らの信号が960ラインを1035ラインに変換する垂
直拡大フィルタ4に供給され、例えばハイビジョン方式
の有効ライン数の1035ラインに変換される。
【0070】これによって、DVDからフィールド周波
数をfv =60Hzにして再生された映像信号が、例え
ばハイビジョン方式のHDTV信号に変換される。さら
にこのとき同時に525×2=1050ラインを112
5ラインに変換する時間軸補正を行うことによって、画
像のアスペクト比の保存された正しいハイビジョン方式
のHDTV信号を得ることができる。
数をfv =60Hzにして再生された映像信号が、例え
ばハイビジョン方式のHDTV信号に変換される。さら
にこのとき同時に525×2=1050ラインを112
5ラインに変換する時間軸補正を行うことによって、画
像のアスペクト比の保存された正しいハイビジョン方式
のHDTV信号を得ることができる。
【0071】そしてこの垂直拡大フィルタ4からの変換
されたYh、Pb、Pr信号が同期合成回路5に供給さ
れて、それぞれ所定の同期信号が合成される。さらにこ
れらの同期信号の合成されたYh、Pb、Pr信号が、
3チャンネルのD/A変換回路6に供給されてアナログ
信号に変換され、変換されたYh、Pb、Pr信号が3
チャンネルのローパスフィルタ7、バッファ回路8を通
じて出力される。
されたYh、Pb、Pr信号が同期合成回路5に供給さ
れて、それぞれ所定の同期信号が合成される。さらにこ
れらの同期信号の合成されたYh、Pb、Pr信号が、
3チャンネルのD/A変換回路6に供給されてアナログ
信号に変換され、変換されたYh、Pb、Pr信号が3
チャンネルのローパスフィルタ7、バッファ回路8を通
じて出力される。
【0072】従ってこの装置においても、例えば記録媒
体からの再生信号のフィールド周波数が60Hzになる
ように再生映像信号の変換を行うことによって、例えば
NTSC方式の再生映像信号を高画質化して、例えばハ
イビジョン方式の受像機で受像を行うことができる。
体からの再生信号のフィールド周波数が60Hzになる
ように再生映像信号の変換を行うことによって、例えば
NTSC方式の再生映像信号を高画質化して、例えばハ
イビジョン方式の受像機で受像を行うことができる。
【0073】これによって、従来は、例えばDVDから
再生される映像信号がNTSC方式の場合には、この再
生映像信号を高画質化しても、この高画質化された再生
映像信号を例えばハイビジョン方式の受像機で受像する
ことは極めて困難であったものを、本発明によればこの
ような問題点を解消することができる。
再生される映像信号がNTSC方式の場合には、この再
生映像信号を高画質化しても、この高画質化された再生
映像信号を例えばハイビジョン方式の受像機で受像する
ことは極めて困難であったものを、本発明によればこの
ような問題点を解消することができる。
【0074】そしてこの本発明の請求項2の実施例にお
いては、記録媒体からの再生信号を1000フィールド
に1フィールドずつ同じフィールドの信号で補間するこ
とによって、再生時間が短くなったり、また音声信号の
ピッチが高くなったりするようなこともなく、常に良好
な再生信号を得ることができるものである。
いては、記録媒体からの再生信号を1000フィールド
に1フィールドずつ同じフィールドの信号で補間するこ
とによって、再生時間が短くなったり、また音声信号の
ピッチが高くなったりするようなこともなく、常に良好
な再生信号を得ることができるものである。
【0075】さらにこの実施例においては、サブピクチ
ャー処理部73からの信号はフィールド周波数が約5
9.94Hzのままである。従ってこの場合には、上述
のビデオデコーダ71でデコードされ、サブピクチャー
処理部73等で処理された画像データを、例えばNTS
C方式のコンポジットビデオ信号やいわゆるSビデオ信
号、あるいはコンポーネントビデオ信号に変換して取り
出すこともできる。
ャー処理部73からの信号はフィールド周波数が約5
9.94Hzのままである。従ってこの場合には、上述
のビデオデコーダ71でデコードされ、サブピクチャー
処理部73等で処理された画像データを、例えばNTS
C方式のコンポジットビデオ信号やいわゆるSビデオ信
号、あるいはコンポーネントビデオ信号に変換して取り
出すこともできる。
【0076】こうして上述の映像信号変換装置によれ
ば、任意の記録媒体に記録されたNTSC方式の映像信
号を再生してフィールド周波数が60HzのHDTV信
号に変換するに当たり、記録媒体からの再生信号のフィ
ールド周波数が60Hzになるように、記録媒体を再生
する再生装置の基準周波数をNTSC方式の再生を行う
際より約0.1%高めて再生を行う切り換え手段を設け
ることにより、例えばNTSC方式の再生映像信号を高
画質化して、例えばハイビジョン方式の受像機で受像を
行うことができるものである。
ば、任意の記録媒体に記録されたNTSC方式の映像信
号を再生してフィールド周波数が60HzのHDTV信
号に変換するに当たり、記録媒体からの再生信号のフィ
ールド周波数が60Hzになるように、記録媒体を再生
する再生装置の基準周波数をNTSC方式の再生を行う
際より約0.1%高めて再生を行う切り換え手段を設け
ることにより、例えばNTSC方式の再生映像信号を高
画質化して、例えばハイビジョン方式の受像機で受像を
行うことができるものである。
【0077】あるいは、任意の記録媒体に記録されたN
TSC方式の映像信号を再生してフィールド周波数が6
0HzのHDTV信号に変換するに当たり、記録媒体か
らの再生信号を1000フィールドに1フィールドずつ
同じフィールドの信号で補間し、この補間の際にインタ
ーレースの連続性が保たれるように各フィールドの信号
の変換処理することにより、例えばNTSC方式の再生
映像信号を高画質化して、例えばハイビジョン方式の受
像機で受像を行うことができるものである。
TSC方式の映像信号を再生してフィールド周波数が6
0HzのHDTV信号に変換するに当たり、記録媒体か
らの再生信号を1000フィールドに1フィールドずつ
同じフィールドの信号で補間し、この補間の際にインタ
ーレースの連続性が保たれるように各フィールドの信号
の変換処理することにより、例えばNTSC方式の再生
映像信号を高画質化して、例えばハイビジョン方式の受
像機で受像を行うことができるものである。
【0078】
【発明の効果】この発明によれば、例えば記録媒体から
の再生信号のフィールド周波数が60Hzになるように
再生映像信号の変換を行うことによって、例えばNTS
C方式の再生映像信号を高画質化して、例えばハイビジ
ョン方式の受像機で受像を行うことができるようになっ
た。
の再生信号のフィールド周波数が60Hzになるように
再生映像信号の変換を行うことによって、例えばNTS
C方式の再生映像信号を高画質化して、例えばハイビジ
ョン方式の受像機で受像を行うことができるようになっ
た。
【0079】これによって、従来は、例えばDVDから
再生される映像信号がNTSC方式の場合には、この再
生映像信号を高画質化しても、この高画質化された再生
映像信号を例えばハイビジョン方式の受像機で受像する
ことは極めて困難であったものを、本発明によればこの
ような問題点を解消することができるものである。
再生される映像信号がNTSC方式の場合には、この再
生映像信号を高画質化しても、この高画質化された再生
映像信号を例えばハイビジョン方式の受像機で受像する
ことは極めて困難であったものを、本発明によればこの
ような問題点を解消することができるものである。
【図1】本発明の適用される映像信号変換装置の一例の
構成図である。
構成図である。
【図2】その要部の一例の構成図である。
【図3】本発明の適用される映像信号変換装置の他の例
の構成図である。
の構成図である。
【図4】その要部の一例の構成図である。
【図5】その動作の説明のための図である。
【図6】DVD再生装置の説明のためのブロック図であ
る。
る。
1 Y、U、V信号の分離回路、2 Yh、Pb、Pr
信号の変換回路、3画素数4倍化回路、4 垂直拡大フ
ィルタ、5 同期合成回路、6 3チャンネルD/A変
換回路、7 ローパスフィルタ、8 バッファ回路、9
基準のクロック発生器、71 ビデオデコーダ、73
サブピクチャー処理部、74 レターボックス処理
部、75 NTSCエンコーダ
信号の変換回路、3画素数4倍化回路、4 垂直拡大フ
ィルタ、5 同期合成回路、6 3チャンネルD/A変
換回路、7 ローパスフィルタ、8 バッファ回路、9
基準のクロック発生器、71 ビデオデコーダ、73
サブピクチャー処理部、74 レターボックス処理
部、75 NTSCエンコーダ
Claims (4)
- 【請求項1】 任意の記録媒体に記録されたNTSC方
式の映像信号を再生してフィールド周波数が60Hzの
HDTV信号に変換するに当たり、 上記記録媒体からの再生信号のフィールド周波数が60
Hzになるように、 上記記録媒体を再生する再生装置の基準周波数を上記N
TSC方式の再生を行う際より約0.1%高めて再生を
行う切り換え手段を設けることを特徴とする映像信号変
換装置。 - 【請求項2】 任意の記録媒体に記録されたNTSC方
式の映像信号を再生してフィールド周波数が60Hzの
HDTV信号に変換するに当たり、 上記記録媒体からの再生信号を1000フィールドに1
フィールドずつ同じフィールドの信号で補間し、 この補間の際にインターレースの連続性が保たれるよう
に各フィールドの信号の変換処理を行うことを特徴とす
る映像信号変換装置。 - 【請求項3】 請求項2記載の映像信号変換装置におい
て、 上記各フィールドの信号の変換処理は、垂直補間フィル
タにて上下の水平走査線の中間の走査線を形成して行う
ことを特徴とする映像信号変換装置。 - 【請求項4】 請求項3記載の映像信号変換装置におい
て、 上記垂直補間フィルタが常に映像信号系に挿入されてい
ることを特徴とする映像信号変換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9004011A JPH10200864A (ja) | 1997-01-13 | 1997-01-13 | 映像信号変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9004011A JPH10200864A (ja) | 1997-01-13 | 1997-01-13 | 映像信号変換装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10200864A true JPH10200864A (ja) | 1998-07-31 |
Family
ID=11573040
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9004011A Pending JPH10200864A (ja) | 1997-01-13 | 1997-01-13 | 映像信号変換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10200864A (ja) |
-
1997
- 1997-01-13 JP JP9004011A patent/JPH10200864A/ja active Pending
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