JPH10200682A - インターフェース装置及びその方法 - Google Patents

インターフェース装置及びその方法

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JPH10200682A
JPH10200682A JP9014810A JP1481097A JPH10200682A JP H10200682 A JPH10200682 A JP H10200682A JP 9014810 A JP9014810 A JP 9014810A JP 1481097 A JP1481097 A JP 1481097A JP H10200682 A JPH10200682 A JP H10200682A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 フィーダ上の原稿の種類及び原稿の置き方に
応じてホストコンピュータの指定通りにデジタルカラー
複写機のフィーダを動作させる。 【解決手段】 I/F装置101は、ホストコンピュー
タ102と複数の原稿を給排紙するフィーダ450を有
するデジタルカラー複写機103,104とを接続す
る。I/F装置101は、SCSIインターフェース2
05を介してホストコンピュータ102と通信するCP
U203と、ホストコンピュータ102からフィーダを
制御する制御コマンドを受信し、当該制御コマンドを解
析し、それを予め定義された変換テーブルに基づきデジ
タルカラー複写機103,104の認識できるコマンド
シーケンスに変換するCPU209と、変換されたコマ
ンドシーケンスをデジタルカラー複写機103,104
に送信するコントローラとを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の原稿を給排
紙するフィーダを持つデジタルカラー複写機とホストコ
ンピュータとのインターフェース装置及びその方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタルカラー複写機においてホ
ストコンピュータからの指令によりプリント、スキャン
も行うことができる複合機としての機能が重視されてい
るが、このデジタルカラー複写機に原稿の給排紙を行う
フィーダが装着されるようになり、ホストコンピュータ
からのデジタルカラー複写機のプリント、スキャン等の
制御を実行する場合にもこのフィーダを利用する必要性
が増してきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】片面、両面原稿等の原
稿の種類に加え、ユーザのフィーダへの原稿の置き方等
によって、フィーダ上にセットされた用紙の給排紙には
いくつもの動作モードがあり、プリント時にはそれらの
動作モードをホストコンピュータから指定する必要があ
る。また、ホストコンピュータからの動作モード等の指
定に従ってデジタルカラー複写機のフィーダを動かすに
はホストコンピュータからのコマンドをデジタルカラー
複写機のフィーダが認識できるコマンドに変換する必要
がある。
【0004】本発明は、フィーダ上の原稿の種類及び原
稿の置き方に応じてホストコンピュータの指定通りにデ
ジタルカラー複写機のフィーダを動作させる、デジタル
カラー複写機とホストコンピュータとのインターフェー
ス装置及びその方法を提供することを目的とする。
【0005】
【問題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、請求項1記載のインターフェース装置は、ホスト
コンピュータと複数の原稿を給排紙する給排紙手段を有
するデジタルカラー複写機とを接続するインターフェー
ス装置において、前記ホストコンピュータと通信する通
信手段と、前記通信手段で受信され、前記ホストコンピ
ュータから前記給排紙手段を制御する制御コマンドを受
信し、当該受信された制御コマンドを解析する解析手段
と、前記解析手段で解析された前記制御コマンドを予め
定義された変換テーブルに基づき、前記デジタルカラー
複写機が認識できるコマンドシーケンスに変換する変換
手段と、前記変換手段で変換された前記コマンドシーケ
ンスを前記デジタルカラー複写機に送信する他の通信手
段とを備えることを特徴とする。
【0006】請求項2記載のインターフェース装置は、
請求項1のインターフェース装置において、前記制御コ
マンドは、前記給排紙手段の動作モードを指定するコマ
ンドと、前記給排紙手段を実際に動作させるトリガとし
て発行されるコマンドとからなることを特徴とする。
【0007】請求項3記載のインターフェース装置は、
請求項2記載のインターフェース装置において、前記給
排紙手段の動作モードを指定するコマンドは、前記給排
紙手段における給紙動作の有無、排紙動作の有無、スキ
ャン動作の有無を指定するコマンドであることを特徴と
する。
【0008】請求項4記載のインターフェース装置は、
請求項3記載のインターフェース装置において、前記給
排紙手段は、スキャン動作を行うことなく原稿を複数枚
送ることができることを特徴とする。
【0009】請求項5記載のインターフェース装置は、
請求項3記載のインターフェース装置において、前記給
排紙手段は、スキャンされた原稿を排紙することなく当
該原稿を再スキャンすることができることを特徴とす
る。
【0010】前述の目的を達成するために、請求項6記
載のインターフェース方法は、ホストコンピュータと複
数の原稿を給排紙する給排紙手段を有するデジタルカラ
ー複写機とを接続するインターフェース方法において、
前記ホストコンピュータと通信する通信工程と、前記通
信工程で受信され、前記ホストコンピュータから前記給
排紙手段を制御する制御コマンドを受信し、当該受信さ
れた制御コマンドを解析する解析工程と、前記解析工程
で解析された前記制御コマンドを予め定義された変換テ
ーブルに基づき、前記デジタルカラー複写機が認識でき
るコマンドシーケンスに変換する変換工程と、前記変換
工程で変換された前記コマンドシーケンスを前記デジタ
ルカラー複写機に送信する他の通信工程とを含むことを
特徴とする。
【0011】請求項7記載のインターフェース方法は、
請求項6記載のインターフェース方法において、前記制
御コマンドは、前記給排紙手段の動作モードを指定する
コマンドと、前記給排紙手段を実際に動作させるトリガ
として発行されるコマンドとからなることを特徴とす
る。
【0012】請求項8記載のインターフェース方法は、
請求項7記載のインターフェース方法において、前記給
排紙手段の動作モードを指定するコマンドは、前記給排
紙手段における給紙動作の有無、排紙動作の有無、スキ
ャン動作の有無を指定するコマンドであることを特徴と
する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示す好ましい
実施の形態を参照しながら詳述する。
【0014】図1は、本発明の実施の形態に係るインタ
ーフェース装置のシステム構成の接続概略図である。1
01はインターフェース(I/F)装置であり、102
はホストコンピュータである。ホストコンピュータ10
2は、例えばSCSI等の汎用インターフェースからな
るインターフェースケーブル106を介してI/F装置
101と接続され、コンピュータグラフィックス(C
G)画像データをI/F装置101のフレームメモリ2
01,202に転送する。また、ホストコンピュータ1
02はI/F装置101に制御コマンドを送ることによ
りシステム全体を制御することができる。
【0015】スキャナ・プリンタ機能を有するデジタル
カラー複写機103,104はインターフェースケーブ
ル107,108を介してI/F装置101の後述する
スキャナ・プリンタインターフェース223,224に
接続されている。I/F装置101内のフレームメモリ
201,202に格納された画像はデジタルカラー複写
機103,104を用いてプリント出力することができ
る。また、デジタルカラー複写機103,104のスキ
ャナで読み取った画像をI/F装置101内のフレーム
メモリ201、202に格納することもできる。これら
のデジタル複写機103,104もホストコンピュータ
102と同様にスキャナから読み取った画像をI/F装
置101内のフレームメモリ201,202に格納する
ことができる。これらのデジタル複写機103,104
もホストコンピュータ102と同様に、その操作部から
システム全体を制御することができる。
【0016】109、110はフィルムスキャナであ
り、インターフェースケーブル111,112を介して
I/F装置101のスキャナ・プリンタインターフェー
ス223,224に接続され、デジタルカラー複写機1
03,104と同様にスキャナ109,110から読み
取った画像をI/F装置101内のフレームメモリ20
1,202に格納することができる。また、これらのフ
ィルムスキャナ109,110の代りに高精細度テレビ
(HDTV)等のビデオ画像を取り込む装置又はその他
の各種画像取り込み装置を接続してもよく、スキャナ1
09,110と同様にインターフェース101内のフレ
ームメモリ201,202に同様に画像を格納できる。
【0017】なお、I/F装置101は、フレームメモ
リ201,202に格納された画像はプリント出力とし
て出力することができる。なお、I/F装置101の詳
細は後述する。
【0018】図2は、図1のインターフェース装置に接
続されるデジタルカラー複写機を有するデジタルカラー
複写機103,104の概略構成図である。
【0019】デジタルカラー複写機103,104は、
デジタルカラー画像読み取り部(以下スキャナという)
400、原稿をスキャナ400にセットする循環式反射
原稿送給装置(以下フィーダと称する)450、デジタ
ルカラー画像を印刷出力するデジタルカラー画像プリン
ト部(以下プリンタと称する)500とからなる。
【0020】スキャナ400は、主としてスキャナコン
トローラ401により以下の制御を行う。
【0021】露光系コントローラ403は密着型CCD
ラインセンサにより原稿台上の原稿をRGB各色毎に色
分解し点順次のアナログ画像信号に変換する。このアナ
ログ画像信号はA/D変換部で各色8ビットのデジタル
画像信号に変換され、輝度データであるRGB各色がそ
れぞれ線順次信号として出力される。このデジタル画像
信号は、画像処理部402でRGBの輝度レベルからト
ナー量にそれぞれ対応する濃度レベルのCMYBkの4
色に変換される。そこで、同時に画像処理部402で各
色補正演算され、合成、変倍、移動等の画像処理が行わ
れる。
【0022】また、スキャナ部400の図示しない操作
面には、ユーザに対してメッセージを表示する機能とカ
ラー複写機103,104各構成部についての操作・指
示を行うためのタッチセンサの機能の両方を持つ図示し
ない操作パネル・タッチセンサとが設けられている。ま
た、スキャナ部400には前記操作パネル・タッチセン
サの制御を行う操作パネルコントローラ406を有す
る。
【0023】スキャナ部400の原稿台の上部にはフィ
ーダ450が組み込まれており、このフィーダ450は
スキャナ400内のフィーダコントローラ405によっ
て制御される。
【0024】上に原稿束がセットされる積載トレイ45
1には、原稿給紙時に原稿が斜行しないように原稿を幅
方向に規制する図示しないガイドが設けられており、こ
のガイドは原稿給紙方向と垂直にスライド移動する。こ
のガイドと連動して図示しないスライドボリュームが作
動して原稿の幅方向のサイズも検知可能となっている。
【0025】まず、片面原稿では、半月ローラ453及
び分離ローラ454により積載トレイ451の原稿束の
最下部から一枚づつ分離され、この分離された原稿はパ
ス1を通過する間にパス1に設けられた密着型紙幅セン
サ462により給紙方向の紙長さが検知され、さらに搬
送ローラ455及び全面ベルト456によりパス2を通
り、プラテンガラス上の露光位置まで搬送され停止す
る。スキャン後にプラテンガラス上の原稿は搬送大ロー
ラ457と排紙ローラ458により再び原稿束の最上部
に戻される。小サイズの原稿の場合は、全面ベルト45
6と排紙ローラ461により再び原稿束の最上部に戻さ
れる。
【0026】また、原稿給紙開始時に原稿束上部にリサ
イクルレバー459を載せ、原稿が順次給紙され、最終
原稿の後端がリサイクルレバー459を抜けた時に自重
で積載トレイ451上に落ちたことを検知することによ
り原稿の一巡を検知する。
【0027】次に、両面原稿の場合は、前述のように原
稿の片面をスキャンした後、原稿を一旦パス3に通し、
回転動作可能な切替えフラッパ460を切替えることに
より、原稿の先端をパス4に導き、搬送ローラ455に
よりパス2を通して全面ベルト456でプラテンガラス
上の露光位置まで搬送され、原稿の他の片面をスキャン
する。すなわち、搬送大ローラ457の回転によりパス
3,4,2のルートで原稿が反転される。
【0028】また、原稿束を1枚づつパス1,2,3,
5,6のルートを通してリサイクルレバー459で原稿
が一巡したことを検知するまで原稿を搬送することによ
り紙幅センサ462で原稿枚数をカウントすることも可
能である。
【0029】プリンタ部500は電子写真方式のレーザ
ビームプリンタであり、プリンタ部500では、スキャ
ナ部400より送られてきたC,M,Y,Bkの各デジ
タル画像信号が半導体レーザ部の点灯信号に変換され、
レーザドライブ部510で制御され、そのレーザの点灯
信号はデジタル画像信号のレベルに対応したパルス幅と
して出力される。レーザの点灯レベルは、256レベル
(8ビットに対応)となっている。この出力すべきデジ
タル画像信号に応じて、カラー画像を各CMYBkのカ
ラー別に制限し、それぞれ、現像部516で感光ドラム
515に順次デジタル的なドット形式で露光及び現像
し、転写部514で感光ドラム515上のトナーを用紙
に複数転写し、その後転写ドラム519、分離部52
0、搬送部521を経て、最後に定着部522で用紙に
転写されたトナーを定着する。
【0030】フィーダ部450とプリンタ部500と
は、スキャナ部400により制御され、その結果これら
はデジタルカラー複写機103、104としても機能す
ることができる。
【0031】次に、I/F装置101の内部構成を説明
する。図1において、203は第1のCPUであり、I
/F装置101の外部に接続されるスキャナ、プリンタ
以外のI/Oを制御するものである。その詳細は後述す
る。204はCPU203のCPUバスであり、ホスト
コンピュータ102とのインターフェースを行うSCS
Iコントローラ205、プログラムメモリ206、I/
Oバス208を制御するI/Oバスコントローラ207
等が接続されている。また、第2のCPU209のCP
Uバス210と結合できるようにバスコントローラ21
1も接続されている。CPU209については後述す
る。
【0032】I/Oバス208にはI/Oコントローラ
212が接続されており、ハードディスクドライブ(H
DD)213、フロッピディスクドライブ(FDD)2
14、キーボード(KBD)コントローラ215、CR
Tコントローラ216、液晶表示装置(LCD)コント
ローラ217等の汎用I/Oを制御している。
【0033】218は液晶表示装置(LCD)であり、
I/F装置101の状態を常に表示できるようになって
いる。また、キーボードコントローラ215には操作部
219が接続され、I/F装置101の初期設定の変
更、また独立にサービスモードの設定ができるようにな
っている。必要であれば、外部に、CRTコントローラ
216を介してモニタが、さらにキーボードコントロー
ラ215を介してキーボードが接続されてもよい。
【0034】さらに、I/Oバス208にはAUXスロ
ット220、221が用意され、例えば、CD−ROM
に格納されている各種画像をフレームメモリ201,2
02に展開して、プリント出力を得ることもでき、将来
のマルチメディア対応が可能である。
【0035】CPU209は、外部に接続されるデジタ
ルカラー複写機103,104のスキャナ、プリンタの
I/Oを制御し、さらにフレームメモリ201,202
に格納される画像に画像回転、画像の色空間圧縮等の画
像処理を行うことができる。メモリ222はプログラム
メモリであり、電源投入時にハードディスクドライブ2
13からバスコントローラ211を介して制御プログラ
ムをロードするように構成されている。また、メモリ2
22は、CPU203との通信にも用いられる。CPU
バス210にはスキャナ・プリンタインターフェース
(以下単にインターフェース)223,224の2種が
接続され、各種設定を行いながらスキャナ、プリンタを
制御する。225は画像専用のバスであり、画像のスキ
ャン、プリントを行う際に画像データはこのバスを流れ
る。
【0036】I/F装置101のインターフェース22
3,224には、例えば静電写真方式やインクジェット
方式等の異なる方式のスキャナプリンタであっても接続
することができる。このI/F装置101によれば、異
なる方式の各機器が同じフレームメモリ201,202
を共有することができるので、方式の異なる各機器に対
応してフレームメモリを予め設定しておく必要がなく、
効率的にメモリを使用することができる。
【0037】また、これらのインターフェース223,
224は、接続される静電写真方式(以下CLC方式と
いう)やインクジェット方式(BJ方式)等の複写機の
方式、又は速度に応じて新たにインターフェースボード
を含むカードを差し替えることができるようになってお
り、将来のシステムの変更にも対応できるようになって
いる。
【0038】従って、接続される各機器に柔軟に対応す
ることができ、システムの拡張性が高い。また、本実施
の形態では、インターフェース223、224には、デ
ジタルカラー複写機103,104に加えて2種類のフ
ィルムスキャナ109,110を接続することができ
る。なお、インターフェース223,224に接続でき
る機器は上述のデジタルカラー複写機103,104及
びスキャナプリンタ109、110に限らず、例えばイ
ンクジェット方式のプリンタ、スキャナ等の他の機器で
もよい。
【0039】図3は、図1のインターフェース装置にお
けるインターフェース223,224及びフレームメモ
リ201,202の構成図である。フレームメモリ20
1,202は同一の構成であり、各々赤(R)、緑
(G)、青(B)のプレーンメモリ311,312と、
プレーンメモリ311,312を制御するメモリコント
ローラ301,302を有する。メモリコントローラ3
01,302は各々プレーンメモリ311、312にお
ける画像データの読み出し、書き込み及びリフレッシュ
等の制御を行う。
【0040】上述の2つのフレームメモリ201,20
2は独立の動作、すなわち、一方がプリント出力中のと
き、他方はCPUバス210を介してホストコンピュー
タ102からの画像の転送やPDL画像の展開、または
前述したようなCPU209を用いた画像処理を行うこ
とができる。
【0041】また、2つのフレームメモリ201,20
2をつなげて1つのメモリとみなすことができ、例え
ば、両方がそれぞれA4サイズ分のメモリ容量をもって
いた場合、2つをつなげることでA3サイズの画像を扱
うことができる。
【0042】図3のインターフェース223,224に
おいて同一の回路には同一の参照番号が付されている。
マスキング回路305は、接続されている出力装置の色
再現性に合わせたマスキング、UCR演算処理等の画像
を中実に再現するための色処理を行う。なお、本図で
は、便宜上、マスキング回路305がI/F装置101
に配されている場合を示しているが、このマスキング回
路305はデジタルカラー複写機103に配されてもよ
く、以下の説明では、マスキング回路305がデジタル
カラー複写機103に配されているものとして説明す
る。
【0043】FIFO306は、同一のフレームメモリ
から画像データの読み出し及び書き込みを行う場合、フ
レームメモリへの画像データの書き込みタイミングを調
整する。セレクタ307は、書き込みタイミングを調整
する必要があるか否かに応じて画像データの経路を切り
換える。コントローラ303は上述の各回路を制御す
る。
【0044】以下、本実施の形態のインターフェース装
置がインターフェース223にケーブル107を介し、
CLC方式のデジタルカラー複写機103が接続されて
いると仮定して本インターフェース装置の具体的な動作
について説明する。すなわち、ホストコンピュータ10
2から発行されたプリントコマンドに基づき、I/F装
置101内のプレーンメモリ311に記憶されている画
像をデジタルカラー複写機103を用いて出力する場合
の動作を説明する。
【0045】CPU203は、SCSIインターフェー
ス205を介してホストコンピュータ102からプリン
トコマンドを受け取る。ここに、CPU203及びSC
SIインターフェース205は通信手段を構成する。C
PU209はそのコマンドを解析し、バスコントローラ
211の制御のもとに受け取ったコマンド内容をメモリ
222に書き込む。CPU209はコマンドの書き込み
を認識すると、メモリ222の内容を読み、プリントコ
マンドを実行する。CPU209はインタフェース22
3内のコントローラ303に対し、デジタルカラー複写
機103へのプリントコマンド発行の命令を出し、他の
通信手段としてのコントローラ303はケーブル107
を介し、通信によってデジタルカラー複写機103へプ
リントコマンドを発行する。
【0046】ケーブル107,108,111,112
内部は同じ構造となっており、画像データ24ビット、
同期信号、クロック、通信が双方向で1つのケーブル内
に収まっている。
【0047】プリンタコマンドを受け取ったデジタルカ
ラー複写機103はプリンタ500を起動し、同時に画
像同期信号を送り返す。画像同期信号を受け取ったコン
トローラ303は、画像同期信号に従ってビデオバス2
25内のコントロールバスに画像リクエスト信号を載
せ、フレームメモリ201のメモリコントロール301
に画像出力要求を出す。メモリコントロール301は画
像リクエスト信号に従って、画像データをビデオバス2
25にRGB24ビットを出力する。出力された画像デ
ータは、インターフェース223内の色変換回路304
に入力され、プレーンメモリ311における所定のRG
B色空間の画像データからデジタルカラー複写機103
の色空間の画像データへの変換を行い、マスキング回路
305を介して画像データをケーブル107を介してカ
ラー複写機103に転送する。
【0048】なお、本実施の形態における色空間とはホ
ストコンピュータ102からの画像データのRGB色空
間、デジタルカラー複写機103,104固有のRGB
色空間やCMYBk色空間等の色の表現方法のことであ
る。
【0049】ケーブル107では、カラー複写機103
における画像の現象に同期させ、画像データ24ビット
をフルに用い、面順次でRGB画像データの転送を各色
毎に4回行う。その結果、計4回フレームメモリ201
からRGB画像データが読み出され、同一の処理が行わ
れる。
【0050】なお、本実施の形態では、面順次に画像デ
ータを転送するものに限らず、例えば、点順次等で転送
してもよく、出力装置がサポートしている方法で画像デ
ータを転送する。
【0051】図4(a)は、フレームメモリ201,2
02に格納されている画像データの説明図であり、図4
(b)は、デジタルカラー複写機103がインターフェ
ース223から受け取った画像データから画像を形成す
る方法の説明図である。図4(a)において、601は
フレームメモリ201,202に格納されている画像デ
ータであり、例えば、図4(a)の画像データ601の
A−A線区間のマゼンタの静電潜像を感光ドラム602
に形成する様子を示したものである。603はレーザ光
線を発するレーザであり、転送される画像データに基づ
いてレーザ光線のON、OFFを行い、ポリゴンミラー
604を経由して感光ドラム602に静電潜像を形成す
る。感光ドラム602は矢印606の回転方向に回転す
る。
【0052】ビーム検出センサ605が感光ドラム60
2の一方の端に設けられており、ビーム検出センサ60
5でポリゴンミラー604からのレーザ光線を受光する
ことにより、画像端を検出し、これを水平同期信号(以
下HSYNC信号という)として画像転送の同期をとっ
ている。図5にHSYNC信号のタイミングチャートを
示す。
【0053】画像形成は、上記の動作を各色毎に4回繰
り返して行われる。
【0054】以上述べたものは、LOG変換回路、マス
キング回路をデジタルカラー複写機103側にもつ場合
の説明であるが、図3に示されるように勿論I/F装置
101側に持ってもよいことは前述の通りである。その
場合は、ケーブル107内部の画像データ線24ビット
のうち8ビットを用いて、MCYBk画像データを転送
する。
【0055】次に、上述の動作とは逆に、デジタルカラ
ー複写機103のスキャナ400を用いて得られた原稿
の画像データをフレームメモリ201に格納する動作を
説明する。
【0056】CPU203は、ホストコンピュータ10
2からSCSIインターフェース205を介してスキャ
ンコマンドを受け取り、認識する。CPU209はイン
ターフェース223内のコントローラ303を通してデ
ジタルカラー複写機103へ通信によってスキャンコマ
ンドを発行する。デジタルカラー複写機103はスキャ
ンコマンドの基づいて原稿を操作し、得られたデジタル
カラー複写機103の入力特性に基づいたRGB色空間
の画像データをケーブル107内部の画像データ24ビ
ットをフルに用い、RGB画像データとして転送する。
【0057】I/F装置101内部では、転送されたR
GB画像データをインターフェース223内の色変換回
路304に入力し、画像データを接続デバイスと登録さ
れるファイルタイプに応じて色空間を変換し、ビデオバ
ス225に出力する。同時にコントローラ303は、コ
ントロールバスを介して取り込みリクエスト信号をメモ
リコントロール301に出力し、メモリコントロール3
01はビデオバス225上の画像を取り込みリクエスト
信号に基づいてプレーンメモリ311に格納する。
【0058】以上は、フレームメモリ201についての
説明であるが、メモリフレーム202についても同様で
あり、コントローラ303がメモリコントロール302
に対してコントロールバス上にリクエスト信号を載せる
とフレームメモリ202が動作を開始する。この時、コ
ントローラ303、304のバスのコンフリクトを避け
るためにインターフェース223,224は同時に動作
しないように構成されている。
【0059】以上、デジタルカラー複写機103につい
ての画像の入出力の動作を示したが、デジタルカラー複
写機104、フィルムスキャナ109,110等も同様
の動作を行う。
【0060】図6は、I/F装置とデジタルカラー複写
機、フィルムスキャナ等のデバイス間の信号の構成を示
す。画像信号は前述したように24ビットの信号線によ
り伝送される。画像制御信号は画像データを転送するた
めの制御信号であり、画素同期信号、ライン同期信号、
ページ同期信号で構成される。通信制御信号は、動作指
示、状態管理をコマンド/ステータスのシリアル通信で
行う信号である。シーケンス制御信号は、各装置のパワ
ー状態を示す情報を送る信号である。
【0061】図7は、本実施の形態で電源投入直後プロ
グラムメモリ222にダウンロードされ、CPU209
側で動作する制御プログラムのモジュール構成を示す。
リアルタイムOSモジュール701はリアルタイムOS
であり、複数のタスクの管理を行う。各タスクはイベン
トドリブンで起動される。ブート部モジュール702は
本制御プログラムの起動時に実行されるタスクであり、
各種のIC、フレームメモリの初期設定並びにインター
フェースボードの識別等を行う。マスター用デバイス通
信部モジュール703,スレーブデバイス通信部704
はデジタルカラー複写機103,104又はフィルムス
キャナ109,110とのコマンド通信を司り、モジュ
ール703はI/F装置101がマスター側になると共
にカラー複写機103,104側がスレーブ側になる場
合であり、I/F装置101からコマンドを発行し、カ
ラー複写機103,104側がステータスを返信する通
信制御タスクである。モジュール704はモジュール7
03と逆のタイプであり、カラー複写機103,104
側からコマンドを発行し、I/F装置101がステータ
スを返信する通信制御タスクである。
【0062】ホスト通信部モジュール705はCPU2
03とのコマンド通信及び画像転送制御を司る。このタ
スクによりホストコンピュータからSCSIコントロー
ラ205を介して受け取ったコマンドをCPU209側
で解析し、通信制御タスクや画像処理タスクへ処理開始
の指示を送る。
【0063】CLC方式カラー複写機制御部モジュール
706,BJ方式カラー複写機制御部モジュール70
7,フィルムスキャナ制御部モジュール708は、それ
ぞれCLC方式カラー複写機、BJ方式カラー複写機、
フィルムスキャナとの画像データの入出力制御を司る画
像入出力制御タスクである。画像処理部モジュール70
9は、画像の圧縮、伸長、回転、鏡像、色空間圧縮、色
空間等の画像処理を司る。メモリ管理部モジュール71
0はフレームメモリ201,202に登録される画像フ
ァイルの管理を司る。
【0064】図8はI/F装置101のソフトウェアシ
ステムの構成図である。本図を用いてI/F装置101
のソフトウェアシステムの動作を説明する。まず、電源
投入後モジュール701のリアルタイムOSが起動さ
れ、以下に説明するブートタスク901,DOSマネー
ジャタスク902を生成する。
【0065】ブートタスク901は、モジュール702
を司り、各初期設定時に図9(a)の構成テーブル中の
カードコードを設定する。構成テーブルとは、スロット
すなわちインターフェース223,224のそれぞれに
セットされたボード及び各スロットにデジタルカラー複
写機103,104及びフィルムスキャナ109,11
0が接続されているか否かを管理するものである。
【0066】図示されていないが、インタフェース22
3,224は、ボードタイプ別に通信タイプを示すボー
ドIDがハード的にセットされたインターフェースボー
ドがスロットに差し込まれる構造となっており、スロッ
トに差し込まれた各々のボードのボードIDをCPU2
09によって読み出し、それらのインターフェースボー
ドのタイプを各スロットに対応して自動的に識別するこ
とができる。この認識に基づき図9(b)に示したエン
ジンカードコードを図9(a)の構成テーブルの対応す
るスロットの場所に書き込む。
【0067】さらに、インターフェース223,224
上のシーケンス制御信号として送られるカラー複写機1
03,104、フィルムスキャナ109,110の電源
待機(Power Ready) をインターフェース223,224
上にある信号検知用の図示しないポートで見ることによ
って、各デバイスが起動されていたら図9(a)の構成
テーブル中のエンジンカードコードに従ってI/F制御
タスク905,906,907を生成する。タスク90
6,907はI/F装置101がマスター側であるモジ
ュール703の通信制御を、タスク905はI/F装置
101がスレーブ側であるモジュール704の通信制御
を行い、デジタルカラー複写機103,104、フィル
ムスキャナ109,110とコマンド/ステータスのや
り取りを行う。この通信で得られた情報により、デバイ
スコード、カセット情報等を図9、図10のデバイス情
報テーブルに設定する。
【0068】従って、まず差し込まれているインターフ
ェースボードを判別し、スロットに対応させてカードコ
ードを管理することにより通信タイプを設定する。次
に、設定された通信タイプに基づき、接続されている機
器と通信を行い、図9(c)、図9(d)に示したデバ
イスコードを各スロットに対応させて図9(a)、図9
(d)に示した構成テーブル中に設定する。
【0069】以上の処理により、I/F装置101はス
ロットに対応させて、接続されている各機器を自動的に
識別することができる。また、上述の接続デバイス認識
処理を毎日の電源投入時に行うので常に最新のI/F装
置のシステムの状態を把握することができる。
【0070】タスク902はモジュール705を司り、
かつホストコンピュータ102から受け取ったコマンド
を解析する解析手段をもつ。タスク906,907はタ
スク902で解析されたコマンドを予め定義された変換
テーブルに基づきデジタルカラー複写機103,104
が認識できるコマンドシーケンスに変換する変換手段を
有する。また、プリント/スキャンコマンドを受け取る
とタスク905,906,907を介して画像入出力制
御タスク908,909,910が起動される。この
時、プリント/スキャンコマンドに伴うパラメータでI
/Fカードが装着されているスロットを選択し、図9
(a)の構成テーブル中のデバイスコードに従ってデバ
イス毎に異なる画像入出力制御を行う。これにより、ど
の機器でスキャンするか、若しくはプリントするかをユ
ーザの用途に応じて切り換えることができる。さらに、
接続されている機器に応じて例えばCLC方式やFS方
式等の異なった制御方式の画像入出力タスクを動作させ
ることができる。
【0071】次に、ホストコンピュータから受けたコマ
ンドを解析処理する図8のタスク902、及び予め定義
された変換テーブルに基づきタスク902で解析された
コマンドを変換処理するタスク906,907を介して
実行され、ホストコンピュータ102によるデジタルカ
ラー複写機103のフィーダ450の制御処理について
説明する。
【0072】(1)基本的な制御シーケンス 最初に図11から図16を参照しながらホストコンピュ
ータ102からI/F装置101に発行されるコマンド
を説明する。
【0073】図16のフローチャートにおいて、ホスト
コンピュータ102からデジタルカラー複写機103の
フィーダ450を制御するときにはI/F装置101に
対して、まず図11のリモート(Remote) コマンドを発
行し、デジタルカラー複写機103をリモート制御可能
な状態にする(ステップS1601)。次に、図12の
RF制御コマンドにより図13に示された原稿給紙モー
ド、及び給排紙停止フラグ、原稿先送りページ数を指定
する(ステップS1602)。ここで、給排紙停止フラ
グを0にすると給排紙を行い、1にすると給排紙を行わ
ず、また原稿先送りページ数を指定すると指定ページ分
だけ先に用紙を送ることができる。ここでは、1枚ずつ
原稿を給紙し、スキャンするために原稿給紙モードを任
意、給排紙停止フラグを0、先送りページ数を0に設定
する。
【0074】さらに、図14のスキャンファイル(Scan
File)コマンドを発行することにより図12のRF制御
コマンドで設定したモードに従い、実際にフィーダ45
0からの給紙を行う(ステップS1603)。この図1
2のRF制御コマンドと図14のスキャンファイルコマ
ンドを繰り返し発行することによりさまざまな給排紙を
行うことができる(ステップS1604〜S160
6)。1枚ずつ原稿を給紙しスキャンするだけなら図1
4のスキャンファイルコマンドのみを繰り返し発行す
る。この際、片面コピーモード時は次原稿の給紙を行
い、両面コピーモード時は原稿の反転を行う。排紙を行
うには図12のRF制御コマンドのみを発行すればよ
い。
【0075】次いで、RF制御コマンドにより図13の
原稿給紙モードを0に設定して自動フィーダ(RF)の
制御を解除し(ステップS1607)、最後にRF制御
解除時は図11のリモートコマンドを発行して、デジタ
ルカラー複写機103をローカル (LOCAL) コピー可能
な状態にする(ステップS1608)。
【0076】このホストコンピュータ102からI/F
装置101に対し発行されたコマンドを図8のタスク9
02で解析処理し、該コマンドを図8のタスク906,
907で予め定義された変換テーブルを参照して、デジ
タルカラー複写機103が認識できる形に変換してから
デジタルカラー複写機103に対して発行するコマンド
シーケンスを以下に説明する。
【0077】ホストコンピュータ102から図11のリ
モートコマンドのリモート要求を受け取るとデジタルカ
ラー複写機103に対しRemote status controlコマン
ドを発行し、デジタルカラー複写機103をリモート制
御可能な状態にする。
【0078】次に、図12のRF制御コマンドを受け取
るとI/F装置101はそのモードを保持し、図14の
スキャンファイルコマンド受信時に予め定義された変換
テーブルを参照し、デジタルカラー複写機103に対し
て図12のRF制御コマンドで要求されたモードに従
い、DHmode、NS、FI、FO等のパラメータを含む書
き込み開始(Write starat)コマンドを少なくとも1回以
上発行し、デジタルカラー複写機103を動作させる。
ここでDHmodeは原稿台に対して給排紙をどのように行う
かを表す。発行コマンドのDHmodeは実動作を対応させて
後で説明する。また、NSはスキャンの有無、FIは給
紙の有無、FOは排紙の有無を示す。この書き込み開始
コマンドのパラメータDHmode、NS、FI、FOの設定
によるデジタルカラー複写機103の動作の違いを図1
7に示す。図17では、例えば、正給正排は一枚正給正
排の高速動作モードである。
【0079】最後にホストコンピュータ102から図1
1のリモートコマンドのローカル要求を受け取るとI/
F装置101はデジタルカラー複写機103に対して
Remote status control コマンドを発行し、デジタルカ
ラー複写機103をローカルコピー可能な状態に戻す。
【0080】以下、I/F装置101からデジタルカラ
ー複写機103に対しての制御に関する図12のRF制
御コマンドの原稿給紙モードによる相違を図18から図
25を参照しながら説明する。
【0081】a.表面(連続、一面)給紙(図18及び
図19) ホストコンピュータ102から図11のリモートコマン
ドのリモート要求を受け取り、I/F装置101からデ
ジタルカラー複写機103に対してRemote status cont
rol コマンドを発行し、デジタルカラー複写機103を
リモート制御可能な状態にした後、図14のスキャンフ
ァイルコマンド受信時に図12のRF制御コマンドに基
づき、予め定義された変換テーブルを参照し、パラメー
タをDHmode=0(正給正排モード)、又はDHmode=5
(一枚正給正排モード)、NS=0(スキャンあり)、
FI=1(給紙あり)、FO=0(排紙なし)に設定し
て書き込み開始コマンドを発行して表面のスキャンを実
行する。
【0082】この後、続けて図14のスキャンファイル
コマンドを受信した場合には、図12のRF制御コマン
ドに基づき、継続してスキャンを行うがこのときも同じ
ように、予め定義された変換テーブルを参照し、パラメ
ータを設定して書き込み開始コマンドを再び発行し、表
面のスキャンを行う。
【0083】一方、スキャンファイルコマンドの代りに
RF制御コマンド解除(原稿排紙)の図12のRF制御
コマンドを受信し、スキャンを終了する場合は、予め定
義された変換テーブルを参照し、パラメータをDHmode=
0(正給正排モード)、DHmode=5(一枚正給正排モー
ド)、NS=1(スキャンなし)、FI=0(給紙な
し)、FO=1(排紙あり)に設定して書き込み開始コ
マンドを発行して原稿の排紙を行う。
【0084】最後にホストコンピュータ102から図1
1のリモートコマンドのローカル要求を受け取るとI/
F装置101はデジタルカラー複写機103に対してRe
motestatus control コマンドを発行し、デジタルカラ
ー複写機103をローカルプリント可能な状態に戻す。
【0085】b.裏面給紙(図20及び図21) ホストコンピュータ102から図11のリモートコマン
ドのリモート要求を受け取り、I/F装置101からデ
ジタルカラー複写機103に対してRemote status cont
rol コマンドを発行し、デジタルカラー複写機103を
リモート制御可能な状態にした後、図14のスキャンフ
ァイルコマンド受信時に図12のRF制御コマンドに基
づき、予め定義された変換テーブルを参照し、パラメー
タをDHmode=3(反給反排モード)、NS=0(スキャ
ンあり)、FI=1(給紙あり)、FO=0(排紙な
し)に設定して書き込み開始コマンドを発行して裏面の
スキャンを実行する。
【0086】この後続けて図14のスキャンファイルコ
マンドを受信した場合には図12のRF制御コマンドに
基づき、継続してスキャンを行うが、このときも同じよ
うに予め定義された変換テーブルを参照してパラメータ
を設定し書き込みコマンドを再び発行し、裏面のスキャ
ンを行う。一方、スキャンファイルコマンドの代りにR
F制御コマンド解除(原稿排紙)の図12のRF制御コ
マンドを受信し、スキャンを終了する場合は、予め定義
された変換テーブルを参照し、パラメータをDHmode=3
(反給反排モード)、NS=1(スキャンなし)、FI
=0(給紙なし)、FO=1(排紙あり)に設定して書
き込みコマンドを発行して原稿の排紙を行う。
【0087】最後にホストコンピュータ102から図1
1のリモートコマンドのローカル要求を受け取るとI/
F装置101はデジタルカラー複写機103に対してRe
motestatus control コマンドを発行し、デジタルカラ
ー複写機103をローカルプリント可能な状態に戻す。
【0088】c.両面(表→裏)給紙(図22及び図2
3) ホストコンピュータ102から図11のリモートコマン
ドのリモート要求を受け取り、I/F装置101からデ
ジタルカラー複写機103に対してRemote status cont
rol コマンドを発行し、デジタルカラー複写機103を
リモート制御可能な状態にした後、図14のスキャンフ
ァイルコマンド受信時に図12のRF制御コマンドに基
づき、予め定義された変換テーブルを参照し、パラメー
タをDHmode=5(一枚正給正排モード)、NS=0(ス
キャンあり)、FI=1(給紙あり)、FO=0(排紙
なし)に設定して書き込み開始コマンドを発行して表面
のスキャンを実行する。
【0089】次の図14のスキャンファイルコマンド受
信時には、予め定義された変換テーブルを参照し、まず
パラメータをDHmode=4(反転モード)、NS=0(ス
キャンあり)、FI=0(給紙なし)、FO=0(排紙
なし)に設定して書き込み開始コマンドを発行して原稿
を裏返し、裏面のスキャンを実行して、続けてパラメー
タをDHmode=4(反転モード)、NS=1(スキャンな
し)、FI=0(給紙なし)、FO=0(排紙なし)に
設定した後に書き込み開始コマンドを再び発行して原稿
を裏返す。ここで、原稿を余分に一回裏返すのは原稿の
排紙時に原稿の表裏の向きがそろうようにするためであ
る。
【0090】この後、図14のスキャンファイルコマン
ドを受信した場合には図12のRF制御コマンドに基づ
き、継続してスキャンを行うが、このときも同じように
予め定義された変換テーブルを参照し、表面スキャン時
のパラメータを設定して書き込み開始コマンドを発行
し、表面のスキャンを行う。一方、スキャンファイルコ
マンドの代りにRF制御解除(原稿排紙)の図12のR
F制御コマンドを受信し、スキャンを終了する場合は、
予め定義された変換テーブルを参照し、パラメータをDH
mode=5(一枚正給正排モード)、NS=1(スキャン
なし)、FI=0(給紙なし)、FO=1(排紙あり)
に設定して書き込みコマンドを発行して原稿の排紙を行
う。
【0091】この時継続してスキャンを行ったときは次
のコマンド受信時に図12のRF制御コマンドに基づ
き、原稿を裏返して裏面のスキャンを実行し、さらにそ
の原稿を裏返すか、又は原稿の排紙を行うかのどちらか
であるが、予め定義された変換テーブルを参照し、各パ
ラメータを変更し同様にスキャンファイルコマンドを発
行することによりこれを実現する。
【0092】最後にホストコンピュータ102から図1
1のリモートコマンドのローカル要求を受け取るとI/
F装置101はデジタルカラー複写機103に対してRe
motestatus control コマンドを発行し、デジタルカラ
ー複写機103をローカルプリント可能な状態に戻す。
【0093】d.両面(裏→表)給紙(図24及び図2
5) ホストコンピュータ102から図11のリモートコマン
ドのリモート要求を受け取り、I/F装置101からデ
ジタルカラー複写機103に対してRemote status cont
rol コマンドを発行し、デジタルカラー複写機103を
リモート制御可能な状態にした後、図14のスキャンフ
ァイルコマンド受信時に図12のRF制御コマンドに基
づき、予め定義された変換テーブルを参照し、パラメー
タをDHmode=1(反給正排モード)、NS=0(スキャ
ンあり)、FI=1(給紙あり)、FO=0(排紙な
し)に設定して書き込み開始コマンドを発行して裏面の
スキャンを実行する。
【0094】次の図14のスキャンファイルコマンド受
信時には、予め定義された変換テーブルを参照し、まず
パラメータをDHmode=4(反転モード)、NS=0(ス
キャンあり)、FI=0(給紙なし)、FO=0(排紙
なし)に設定して書き込み開始コマンドを発行して原稿
を裏返し、表面のスキャンを実行して、続けてパラメー
タをDHmode=4(反転モード)、NS=1(スキャンな
し)、FI=0(給紙なし)、FO=0(排紙なし)に
設定した後に書き込み開始コマンドを再び発行して原稿
を裏返す。ここで、原稿を余分に一回裏返すのは原稿の
排紙時に原稿の表裏の向きがそろうようにするためであ
る。
【0095】この後、図14のスキャンファイルコマン
ドを受信した場合には図12のRF制御コマンドに基づ
き、継続してスキャンを行うが、このときも同じように
予め定義された変換テーブルを参照し、裏面スキャン時
のパラメータを設定して書き込み開始コマンドを発行
し、裏面のスキャンを行う。一方、スキャンファイルコ
マンドの代りにRF制御解除(原稿排紙)の図12のR
F制御コマンドを受信し、スキャンを終了する場合は、
予め定義された変換テーブルを参照し、パラメータをDH
mode=1(反給正排モード)、NS=1(スキャンな
し)、FI=0(給紙なし)、FO=1(排紙あり)に
設定して書き込みコマンドを発行して原稿の排紙を行
う。
【0096】この時継続してスキャンを行ったときは次
のコマンド受信時に図12のRF制御コマンドに基づ
き、原稿を裏返して表面のスキャンを実行し、さらにそ
の原稿を裏返すか、又は原稿の排紙を行う。
【0097】最後にホストコンピュータ102から図1
1のリモートコマンドのローカル要求を受け取るとI/
F装置101はデジタルカラー複写機103に対してRe
motestatus control コマンドを発行し、デジタルカラ
ー複写機103をローカルプリント可能な状態に戻す。
【0098】(2)再スキャン 以下、図26を参照しながらフィーダ450上の原稿を
一度スキャンした後同一原稿を再スキャンする場合の制
御シーケンスを説明する。図26は、ホストコンピュー
タ102からI/F装置101に対して発行されるコマ
ンド手順のフローチャートである。
【0099】ホストコンピュータ102からデジタルカ
ラー複写機103のフィーダ450を制御するときは、
まず、I/F装置101に対して、図11のリモートコ
マンドを発行し、デジタルカラー複写機103をリモー
ト制御可能な状態にする(ステップS2601)。次
に、図12のRF制御コマンドにより図13に示された
原稿給紙停止モード、及び給排紙フラグ、原稿先送りペ
ージ数を指定する(ステップS2602)、ここで、給
排紙停止フラグを0にして給排紙を行い、原稿先送りペ
ージ数は0にする。
【0100】さらに、図14のスキャンファイルコマン
ドを発行することにより図12のRF制御コマンドで設
定したモードに従い、実際にフィーダ450からの給紙
を行い、1回目のスキャンを実行する(ステップS26
03)。続けて2回目のスキャンを行うには、デジタル
カラー複写機103をリモート制御可能な状態にしたま
ま、まず図12のRF制御コマンドにより図13に示さ
れた原稿給紙モード及び給排紙停止フラグ、原稿先送り
ページ数を指定するがここでは原稿給紙モードを1枚目
の原稿のスキャン実行時と同じモード、給排紙停止フラ
グを1、原稿送りページ数を0にする(ステップS26
04)。次に、図14のスキャンファイルコマンドを発
行することにより図12のRF制御コマンドで設定した
モードに従い、フィーダ450からの給排紙を行わず、
2回目のスキャンを実行する(ステップS2605)。
【0101】給紙後3回目のスキャンを行うには図12
のRF制御コマンドを発行後(ステップS2606)、
図14のスキャンファイルコマンドを発行する(ステッ
プS2607)。なお、ステップS2605の後、3回
目のスキャンを行うには図14のスキャンファイルコマ
ンドを発行するだけでよく(ステップS2607)、原
稿を排紙するには図12のRF制御コマンドのみを発行
すればよい(ステップS2606)。
【0102】最後にフィーダ制御解除時は図11のリモ
ートコマンドを発行し、デジタルカラー複写機103を
ローカルコピー可能な状態にする(ステップS261
0)。
【0103】以下、ホストコンピュータ102からI/
F装置101に対し発行されたコマンドを図8のタスク
902で解析処理し、該コマンドを図8のタスク90
6,907で予め定義された変換テーブルを参照して、
デジタルカラー複写機103が認識できる形に変換して
からデジタルカラー複写機103に対して発行するコマ
ンドシーケンスの説明を行う。
【0104】ホストコンピュータ102から図11のリ
モートコマンドのリモート要求を受け取るとI/F装置
101からデジタルカラー複写機103に対してRemote
status control コマンドを発行し、デジタルカラー複
写機103をリモート制御可能な状態にする。次に、図
12のRF制御コマンドを受け取るとI/F装置101
はそのモードを保持し、図14のスキャンファイルコマ
ンド受信時に予め定義された変換テーブルを参照し、デ
ジタルカラー複写機103に対して図12 のRF制御
コマンドで要求されたモードに従い、反転、カウントモ
ード以外のDHmode、NS=1、FI=1、FO=x(x
は任意の値)に設定されたパラメータを含む書き込み開
始コマンドを発行し、給排紙を行い、1回目のスキャン
を実行する。
【0105】続けて2回目のスキャンを行うための図1
2のRF制御コマンドを受け取るとI/F装置101は
そのモードを保持し、図14のスキャンファイルコマン
ド受信時に予め定義された変換テーブルを参照し、デジ
タルカラー複写機103に対して図12のRF制御コマ
ンドで要求されたモードに従い、1回目のスキャンのと
きと同じモードのDHmode、NS=1、FI=1、FO=
0に設定されたパラメータを含む書き込み開始コマンド
を発行し、2回目のスキャンを実行する。
【0106】この後、ホストコンピュータ102から図
14のスキャンファイルコマンドを受信したら書き込み
開始コマンドを発行し、再び同一原稿をスキャンし、図
12のRF制御コマンドを受信したら、そのモードに従
い、給紙後のスキャンのため、もしくは排紙のために予
め定義された変換テーブルを参照し、書き込み開始コマ
ンドを発行する。
【0107】最後にホストコンピュータ102から図1
1のリモートコマンドのローカル要求を受け取るとI/
F装置101はデジタルカラー複写機103に対してRe
motestatus control コマンドを発行し、デジタルカラ
ー複写機103をローカルプリント可能な状態に戻す。
【0108】(3)複数ページ先送り後のスキャン 以下、図27を参照しながら、フィーダ450上の原稿
を複数ページ先送りした後、スキャンする場合を説明す
る。図27は、ホストコンピュータ102からI/F装
置101に対して発行されるコマンド手順のフローチャ
ートである。
【0109】まず、図11のリモートコマンドを発行
し、デジタルカラー複写機103をリモート制御可能な
状態にする(ステップS2701)。次に、図12のR
F制御コマンドにより図13に示された原稿給紙モード
及び給排紙フラグ、原稿先送りページ数を指定する(ス
テップS2702)。ここでは給排紙停止フラグを0に
し、原稿先送りページ数はn(nは任意の数)にして給
排紙を行う(ステップS2703)。さらに、図14の
スキャンファイルコマンドを発行することによりRF制
御コマンドで設定したモードに従い、フィーダ450か
ら指定したページ数nだけ先送りした(ステップS27
04)後、フィーダ450により通常の給紙を行い、ス
キャンを実現する(ステップS2705,S270
6)。
【0110】RFシーケンスが完了したら(ステップS
2707でYES)、図12のRF制御コマンドにより
原稿を排紙し(ステップS2708)、フィーダ制御解
除時は図11のリモートコマンドを発行し、デジタルカ
ラー複写機103をローカルコピー可能な状態にする
(ステップS2709)。
【0111】以下、ホストコンピュータ102からI/
F装置101に対し発行されたコマンドを図8のタスク
902で解析処理し、該コマンドを図8のタスク90
6,907で予め定義された変換テーブルを参照して、
デジタルカラー複写機103が認識できる形に変換して
からデジタルカラー複写機103に対して発行するコマ
ンドシーケンスの説明を行う。
【0112】ホストコンピュータ102から図11のリ
モートコマンドのリモート要求を受け取るとI/F装置
101からデジタルカラー複写機103に対してRemote
status control コマンドを発行し、デジタルカラー複
写機103をリモート制御可能な状態にする。次に、図
12のRF制御コマンドを受け取るとI/F装置101
はそのモードを保持し、図14のスキャンファイルコマ
ンド受信時に予め定義された変換テーブルを参照し、デ
ジタルカラー複写機103に対してRF制御コマンドで
要求されたモードに従い、カウントモード以外のDHmod
e、NS=1、FI=1、FO=x(xは任意の値)に
設定されたパラメータを含む書き込み開始コマンドをn
以下の回数m回だけ発行し、原稿をnページ分先送りす
る。ここで発行する回数mについては後述する。その後
のカウントモード以外のDHmode、NS=1、FI=1、
FO=x(xは任意の値)に設定されたパラメータを含
む書き込み開始コマンドを発行し、給排紙を行い、スキ
ャンを実行する。続けて、ホストコンピュータ102よ
り受信したコマンドに従い、予め定義された変換テーブ
ルを参照し、デジタルカラー複写機103に書き込み開
始コマンドを発行する。
【0113】最後にホストコンピュータ102から図1
1のリモートコマンドのローカル要求を受け取るとI/
F装置101はデジタルカラー複写機103に対してRe
motestatus control コマンドを発行し、デジタルカラ
ー複写機103をローカルプリント可能な状態に戻す。
【0114】a.複数ページ先送り時に発行する書き込
み開始コマンドの回数mについて 図12のRF制御コマンドの原稿給紙モードによって原
稿1枚のページ数は異なる、片面モード時は原稿1枚で
1ページ、両面モード時は原稿1枚で2ページになるか
らである。片面モード時は先送りしたい枚数と同じ回数
だけ書き込み開始コマンドを発行すればよいが、両面
(表→裏)給紙のときは、給紙した紙を裏返した後にま
たもう1回余分に裏返すコマンドを発行するため、2ペ
ージ毎に余分に書き込みコマンドを1回発行する。つま
り、両面モード時は先送りページ数nよりも多いm回の
書き込みコマンドを発行しなければならなくなる。しか
し、順番に図27のようなDHmodeを送るのではなく、別
のDHmodeでデジタルカラー複写機103に書き込み開始
コマンドを送ることにより、2ページを1回の書き込み
開始コマンドで送ることができるので、2ページ以上の
偶数ページ分は1回の書き込み開始コマンドで2ページ
送るようにしている。例えば、4ページ先送りのときは
4ページを2回の書き込み開始コマンドで送り、また、
5ページ先送りのときは4ページを2回の書き込みコマ
ンドで送り、残りの1ページを1回の書き込み開始コマ
ンドで送る。
【0115】(5)原稿台上の原稿との合成プリントを
行うとき 以下、図28を参照しながら、I/F装置101から送
られる画像とフィーダ450上の原稿を合成する場合
(以下、原稿台合成という)を説明する。図28は、ホ
ストコンピュータ102からI/F装置101に対して
発行されるコマンド手順のフローチャートである。
【0116】まず、原稿台上に原稿があるときの原稿台
合成について説明する。I/F装置101内の画像と原
稿台の原稿を合成する場合、まず初めに、通常I/F装
置101内の画像をプリントするときに用いる図15の
プリントファイルコマンドで合成したい画像のファイル
IDを指定し、出力枚数を0にして、その画像を仮想的
にプリントする。この操作をI/F装置101内の画像
を合成したい回数だけ繰り返し行って仮想プリントを行
う。
【0117】次に図15のプリントファイルコマンドの
ファイルIDを0xFFにしてコマンドを発行すること
により、それまでに仮想プリントされていた画像と原稿
台の画像を合成することができる。原稿が原稿台上にあ
るときは、図11のリモートコマンドを発行し、デジタ
ルカラー複写機103をリモート制御可能な状態にした
(ステップS2801)後、図12のRF制御コマンド
により図13に示された原稿給紙モード、及び給排紙停
止フラグ、原稿先送りページ数を指定する。
【0118】次に、図15のプリントファイルコマンド
でプリントしたい画像のファイルIDを指定し、出力枚
数を0にして、その画像を仮想的にプリントする(ステ
ップS2803)。この操作をI/F装置101内の画
像を合成したい回数だけ繰り返し行って仮想プリントを
行う(ステップS2804)。
【0119】さらに、図15のプリントファイルコマン
ドのファイルIDを0xFFにしたコマンドを発行する
ことにより図12のRF制御コマンドで設定したモード
に従い、フィーダ450からの給紙を行い、スキャンを
実行し、それまでに仮想プリントされたI/F装置10
1内の画像と合成する(ステップS2805)。
【0120】続いて、図12のRF制御コマンド、図1
4のスキャンファイルコマンドを発行し、1枚づつの給
紙スキャン、同一原稿の再スキャン、先送り後のスキャ
ンを実現する。
【0121】最後にフィーダ制御解除時は図11のリモ
ートコマンドを発行しデジタルカラー複写機103をロ
ーカルプリント可能な状態にする(ステップS281
0)。
【0122】以下、ホストコンピュータ102からI/
F装置101に対し発行されたコマンドを図8のタスク
902で解析処理し、該コマンドを図8のタスク90
6,907で予め定義された変換テーブルを参照して、
デジタルカラー複写機103が認識できる形に変換して
からデジタルカラー複写機103に対して発行するコマ
ンドシーケンスの説明を行う。
【0123】ホストコンピュータ102から図11のリ
モートコマンドのリモート要求を受け取るとI/F装置
101からデジタルカラー複写機103に対してRemote
status control コマンドを発行し、デジタルカラー複
写機103をリモート制御可能な状態にする。次に、図
12のRF制御コマンドを受け取るとI/F装置101
はそのモードを保持する。
【0124】続けて出力枚数を0に設定した図15のプ
リントファイルコマンド受信時にはI/F装置101内
に仮想的にプリントを出力枚数を0に設定した図15の
プリントファイルコマンド受信回数だけ行う。その後、
ファイルIDを0xFFに設定した図15のプリントフ
ァイルコマンド受信時に、予め定義された変換テーブル
を参照し、デジタルカラー複写機103に対して図12
のRF制御コマンドで要求されたモードに従い、パラメ
ータDHmode、NS、FI、FO(NS=1、他は任意の
値)を発行して給紙を行うが(再スキャンの場合は給排
紙は行わない)、スキャンは実行しない。次に、読み取
り開始コマンドでデジタルカラー複写機103に対して
合成ありのプリント要求を行い、原稿台合成が実行され
る。続けてホストコンピュータ102より受信したコマ
ンドに従い、予め定義された変換テーブルを参照し、デ
ジタルカラー複写機103に書き込み開始コマンドを発
行する。
【0125】最後にホストコンピュータ102から図1
1のリモートコマンドのローカル要求を受け取るとI/
F装置101はデジタルカラー複写機103に対してRe
motestatus control コマンドを発行し、デジタルカラ
ー複写機103をローカルプリント可能な状態に戻す。
【0126】本実施の形態に係るI/F装置101によ
れば、複数の原稿を給排紙するフィーダ450の制御を
行うために、タスク902でホストコンピュータ102
からの制御コマンドを解析し、タスク906,907
で、前記解析された制御コマンドを予め定義された変換
テーブルに基づき、デジタルカラー複写機が認識できる
コマンドシーケンスに変換することにより、給排紙モー
ド、給排紙の有無、スキャンの有無により本来複雑なコ
マンドシーケンスを必要とするフィーダ450の制御を
ホストコンピュータ102から容易に行うことができ
る。
【0127】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、請求項1
記載のインターフェース装置及び請求項6記載のインタ
ーフェース方法によれば、複数の原稿を給排紙する給排
紙手段の制御を行うために、ホストコンピュータからの
制御コマンドを解析し、当該解析された制御コマンドを
予め定義された変換テーブルに基づき、デジタルカラー
複写機が認識できるコマンドシーケンスに変換すること
により、給排紙モード、給排紙の有無、スキャンの有無
により本来複雑なコマンドシーケンスを必要とする給排
紙手段の制御をホストコンピュータから容易に行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るインターフェース装
置のシステム構成の概略図である。
【図2】図1のインターフェース装置に接続されるデジ
タルカラー複写機の構成図である。
【図3】図1のインターフェース装置におけるスキャナ
・プリンタインターフェース及びフレームメモリの構成
図である。
【図4】(a)は、フレームメモリに格納されている画
像データの説明図であり、(b)は、デジタルカラー複
写機がインターフェース装置から受け取った画像データ
から画像を形成する方法の説明図である。
【図5】画像転送のタイミングを示す図である。
【図6】I/F装置とデジタルカラー複写機、フィルム
スキャナ間の信号の構成図である。
【図7】I/F装置内制御プログラムのモジュール構成
の説明図である。
【図8】I/F装置のソフトウェアのシステム構成図で
ある。
【図9】デバイス情報テーブルの説明図である。
【図10】デバイス情報テーブルの説明図である。
【図11】ホストコンピュータからI/F装置へ送信さ
れる制御コマンドの説明図である。
【図12】ホストコンピュータからI/F装置へ送信さ
れる制御コマンドの説明図である。
【図13】ホストコンピュータからI/F装置へ送信さ
れる制御コマンドの説明図である。
【図14】ホストコンピュータからI/F装置へ送信さ
れる制御コマンドの説明図である。
【図15】ホストコンピュータからI/F装置へ送信さ
れる制御コマンドの説明図である。
【図16】ホストコンピュータからI/F装置に対して
発行されるコマンド手順の一例を表したフローチャート
である。
【図17】書き込み開始コマンドのパラメータ DHmod
e、NS、FI、FOの設定によるデジタルカラー複写
機の動作の相違の説明図である。
【図18】表面(連続、一面)給紙時のフィーダ上の原
稿の動作の説明図である。
【図19】表面(連続、一面)給紙時におけるI/F装
置とデジタルカラー複写機との間の通信制御の説明図で
ある。
【図20】裏面給紙時のフィーダ上の原稿の動作の説明
図である。
【図21】裏面給紙時におけるI/F装置とデジタルカ
ラー複写機との間の通信制御の説明図である。
【図22】両面(表→裏)給紙時のフィーダ上の原稿の
動作の説明図である。
【図23】両面(表→裏)給紙時におけるI/F装置と
デジタルカラー複写機との間の通信制御の説明図であ
る。
【図24】両面(裏→表)給紙時のフィーダ上の原稿の
動作の説明図である。
【図25】両面(裏→表)給紙時におけるI/F装置と
デジタルカラー複写機との間の通信制御の説明図であ
る。
【図26】ホストコンピュータからI/F装置に対して
発行されるコマンド手順の一例を表したフローチャート
である。
【図27】ホストコンピュータからI/F装置に対して
発行されるコマンド手順の一例を表したフローチャート
である。
【図28】ホストコンピュータからI/F装置に対して
発行されるコマンド手順の一例を表したフローチャート
である。
【符号の説明】
101 インターフェース装置 102 ホストコンピュータ 103、104 デジタルカラー複写機 201,202 フレームメモリ 203 第1のメモリ 209 第2のメモリ 223,224 スキャナ・プリンタインターフェース 301,302 メモリコントロール 303 コントローラ 304 色変換回路 305 マスキング回路 400 デジタルカラー画像読み取り部(スキャナ) 450 循環式反射原稿送給装置(フィーダ) 500 デジタルカラー画像プリント部(プリンタ)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストコンピュータと複数の原稿を給排
    紙する給排紙手段を有するデジタルカラー複写機とを接
    続するインターフェース装置において、前記ホストコン
    ピュータと通信する通信手段と、前記通信手段で受信さ
    れ、前記ホストコンピュータから前記給排紙手段を制御
    する制御コマンドを受信し、当該受信された制御コマン
    ドを解析する解析手段と、前記解析手段で解析された前
    記制御コマンドを予め定義された変換テーブルに基づ
    き、前記デジタルカラー複写機が認識できるコマンドシ
    ーケンスに変換する変換手段と、前記変換手段で変換さ
    れた前記コマンドシーケンスを前記デジタルカラー複写
    機に送信する他の通信手段とを備えることを特徴とする
    インターフェース装置。
  2. 【請求項2】 前記制御コマンドは、前記給排紙手段の
    動作モードを指定するコマンドと、前記給排紙手段を実
    際に動作させるトリガとして発行されるコマンドとから
    なることを特徴とする請求項1記載のインターフェース
    装置。
  3. 【請求項3】 前記給排紙手段の動作モードを指定する
    コマンドは、前記給排紙手段における給紙動作の有無、
    排紙動作の有無、スキャン動作の有無を指定するコマン
    ドであることを特徴とする請求項2記載のインターフェ
    ース装置。
  4. 【請求項4】 前記給排紙手段は、スキャン動作を行う
    ことなく原稿を複数枚送ることができることを特徴とす
    る請求項3記載のインターフェース装置。
  5. 【請求項5】 前記給排紙手段は、スキャンされた原稿
    を排紙することなく当該原稿を再スキャンすることがで
    きることを特徴とする請求項3記載のインターフェース
    装置。
  6. 【請求項6】 ホストコンピュータと複数の原稿を給排
    紙する給排紙手段を有するデジタルカラー複写機とを接
    続するインターフェース方法において、前記ホストコン
    ピュータと通信する通信工程と、前記通信工程で受信さ
    れ、前記ホストコンピュータから前記給排紙手段を制御
    する制御コマンドを受信し、当該受信された制御コマン
    ドを解析する解析工程と、前記解析工程で解析された前
    記制御コマンドを予め定義された変換テーブルに基づ
    き、前記デジタルカラー複写機が認識できるコマンドシ
    ーケンスに変換する変換工程と、前記変換工程で変換さ
    れた前記コマンドシーケンスを前記デジタルカラー複写
    機に送信する他の通信工程とを含むことを特徴とするイ
    ンターフェース方法。
  7. 【請求項7】 前記制御コマンドは、前記給排紙手段の
    動作モードを指定するコマンドと、前記給排紙手段を実
    際に動作させるトリガとして発行されるコマンドとから
    なることを特徴とする請求項6記載のインターフェース
    方法。
  8. 【請求項8】 前記給排紙手段の動作モードを指定する
    コマンドは、前記給排紙手段における給紙動作の有無、
    排紙動作の有無、スキャン動作の有無を指定するコマン
    ドであることを特徴とする請求項7記載のインターフェ
    ース方法。
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