JPH10200427A - 受信装置及び携帯無線機 - Google Patents

受信装置及び携帯無線機

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JPH10200427A
JPH10200427A JP9011804A JP1180497A JPH10200427A JP H10200427 A JPH10200427 A JP H10200427A JP 9011804 A JP9011804 A JP 9011804A JP 1180497 A JP1180497 A JP 1180497A JP H10200427 A JPH10200427 A JP H10200427A
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dsp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は受信装置及び携帯無線機に関して、簡
易な構成によつて装置内の回路の内部動作クロツクによ
る受信信号の感度抑圧を防止する。 【解決手段】クロツク生成部(15)において生成され
る内部動作クロツクの周波数(f1)をクロツク制御部
(3、22)によつて受信チヤネルの周波数に応じて切
り換え制御するようにしたことにより、受信チヤネルに
対する内部動作クロツクによる感度抑圧を防止すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 発明の属する技術分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段 発明の実施の形態(図1〜図4) (1)第1実施例(図1及び図2) (2)第2実施例(図3及び図4) (3)他の実施例 発明の効果
【0002】
【発明の属する技術分野】本発明は受信装置及び携帯無
線機に関し、例えばデイジタル携帯電話の受信装置及び
携帯無線機に適用して好適なものである。
【0003】
【従来の技術】従来、デイジタル携帯電話装置において
は、TDD/FDMA(Time DivisionDuplex/Frequency
Division Multiple Access) 方式やTDD/TDMA
(TimeDivision Duplex/Time Division Multiple Acces
s)方式によつて無線回線を接続して通話するようにした
ものがある。例えばTDD/TDMAのデイジタル携帯
電話装置には、800 〔MHz 〕帯及び1.5 〔GHz 〕帯の使
用周波数帯域が設定されている。すなわち800 〔MHz 〕
帯の使用周波数帯域として810 〔MHz 〕〜826 〔MHz 〕
を設定して、さらに1.5 〔GHz 〕帯の使用周波数帯域と
して1477〔MHz 〕〜1501〔MHz 〕を設定して各周波数帯
域を25〔kHz 〕間隔に周波数分割して通信チヤネルを割
り当てている。
【0004】このようなデイジタル携帯電話装置では、
送受信される音声データ信号を、1つの音を例えば24ビ
ツト単位のデータに対応させて一定単位のデータを効率
良くバツチ処理するのに適したDSP(Digital Signal
Processor 、デイジタル・シグナル・プロセツサ) を用
いて処理している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところでかかる構成の
デイジタル携帯電話装置においては、内部動作クロツク
の高調波が発生し、この高調波によつて特定の受信チヤ
ネルに対して感度抑圧が発生するという問題がある。す
なわち例えばDSPの内部動作クロツクの周波数が40.3
2 〔MHz 〕の場合、その37倍の1491.84 〔MHz 〕の高調
波が、1.5 〔GHz〕帯の受信チヤネル(594CH) の受信周
波数付近に発生して、この受信チヤネルに対して感度抑
圧が発生する。この場合、感度抑圧を防ぐには高調波の
出る信号ラインにコンデンサを接続したり、或いは電磁
シールドを施さなければならないため部品点数が増える
という問題がある。
【0006】ここでDSPに設定する内部動作クロツク
の周波数としては、40〔MHz 〕以上の高いクロツク周波
数が求められる一方において、あまり高いクロツク周波
数を設定すると内部消費電力が増大するという問題があ
る。このためDSPの内部動作クロツク周波数は、特定
の周波数範囲に限定されることになり、このような条件
の中で全ての受信チヤネルに対して感度抑圧を与えるの
を回避するようなクロツク周波数を設定するのは難しい
という実情がある。
【0007】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、簡易な構成によつて装置内の回路の内部動作クロツ
クによる受信信号の感度抑圧を防止することのできる受
信装置及び携帯無線機を提案しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、所定の周波数に設定された受信チ
ヤネルの通信信号を受信するとともに、受信した通信信
号をデイジタル信号処理するようにした受信装置におい
て、デイジタル信号処理に用いるための内部動作クロツ
クを生成するクロツク生成部と、内部動作クロツクの周
波数を受信チヤネルの周波数に応じて切り換え制御する
クロツク制御部とを備える。これによりクロツク生成部
の内部動作クロツクの周波数をクロツク制御部によつて
受信チヤネルの周波数に応じて切り換え制御することに
より、受信チヤネルに対して内部動作クロツクによる感
度抑圧が発生するのを未然に防止することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施例を詳述する。
【0010】図1において、1は全体としてデイジタル
携帯電話装置を示し、入出力インターフエイスであるM
MI(Manmachine Interface)2を介してユーザによる制
御命令が装置全体を制御するためのCPU(Central Pro
cessing Unit) 3に送出される。CPU3は、MMI2
を通じて入力されるユーザの操作命令に応じてメモリ4
内に格納された制御用のプログラムに従つて変復調及び
音声符号化/復号処理するためのASIC(Application
Specific Integrated Circuit) 回路5及び音声データ
を圧縮伸張処理するためのDSP6を制御して送受信デ
ータを処理する。
【0011】またCPU3は、MMI2の入力キー等か
ら入力される電話番号等の入力データをメモリ4に蓄え
させるとともに、ユーザの操作に応じてMMI2を制御
し、LCD等の表示部(図示せず)を通じてデータを出
力表示する。
【0012】デイジタル携帯電話装置1では送信データ
S1の送信時、マイク(図示せず)等の音声入力部を介
して入力された送信データS1をまず、ASIC回路5
のコーデツク10によつてA/D(Analog/Digital)変換
して、このデイジタル送信データS11をDSP6に送
出する。DSP6では音声圧縮/伸張回路11によつて
送信データを音声圧縮した後、再びASIC回路5に送
出する。ASIC回路5では変調回路12によつて送信
データを直交変調して、これによつて得られる変調信号
S12をRF回路7に送出する。RF回路7では、変調
信号S12をアツプコンバートしてアンプ(図示せず)
を介して増幅した後、アンテナ切換えスイツチ(図示せ
ず)を介してアンテナANより送信する。
【0013】また受信時においては、アンテナANで受
信した受信データS2をRF回路7においてまず、第1
ローカル信号によつて第1中間周波にダウンコンバート
して、さらにその第1中間周波を第2ローカル信号によ
つて変調信号S21に変調してASIC回路5に送出す
る。ASIC回路5では、復調回路13によつて変調信
号S21を復調してDSP6に送出する。DSP6は復
調された受信データ信号を音声圧縮/伸張回路11によ
つて音声伸張した後、再びASIC回路5に送出する。
ASIC回路5はコーデツク10によつて伸張されたデ
イジタル音声データをD/A(Digital/Analog)変換する
ことによつて、アナログ音声信号としてアンプ(図示せ
ず)を介して増幅した後、スピーカ(図示せず)を通じ
て出力する。
【0014】ここでデイジタル信号処理するためのAS
IC回路5、CPU3及びDSP6の各内部動作クロツ
クは、それぞれ水晶振動子XLの発振周波数f1をもと
に分周、逓倍してつくられている。すなわち水晶振動子
XLの10.752〔MHz 〕の発振周波数f1をASIC回路
5に送出して1/2 に分周した後、DSP6及びCPU3
それぞれに送出する。各DSP6及びCPU3において
は、1/2 に分周された5.376 〔MHz 〕の周波数を逓倍し
てそれぞれ内部動作クロツクの周波数を生成するように
なされている。
【0015】DSP6の内部動作クロツクの周波数は図
2に示すクロツク周波数の設定手順(1)に従つて設定
する。すなわちクロツク周波数の設定手順は、まずステ
ツプSP1において、CPU3が内部ソフトウエアによ
つて、CPU3の入力ポートをみることによつてデイジ
タル携帯電話装置1の受信周波数帯域を判別すると、次
のステツプSP2において、デイジタル携帯電話装置2
0の受信周波数帯域が1.5 〔GHz 〕帯であつた場合、D
SP6に設けられた制御用の入力ポート14のレベルを
ハイレベル「H」に設定し、また受信周波数帯域は800
〔MHz 〕帯であつた場合は入力ポート14のレベルをロ
ーレベル「L」に設定する。そしてステツプSP3にお
いてDSP6は入力ポート14のレベルに応じて、レベ
ルが「H」であつた場合、ステツプSP4に移つて内部
のクロツク制御部17を介して周波数シンセサイザ15
のPLL16を制御することによつて、1/2 に分周され
た発振周波数f1を8逓倍して内部動作クロツクの周波
数として出力する。この結果、DSP6の内部動作クロ
ツクの周波数f2は次式、
【数1】 により43.008〔MHz 〕に設定される。この場合、内部動
作クロツクの周波数f2を43.008〔MHz 〕に設定したこ
とによつて1.5 〔GHz 〕帯の全ての受信チヤネルに対し
て内部動作クロツクの高調波による感度抑圧が発生する
のを未然に防止することができる。
【0016】またステツプSP3において、入力ポート
14のレベルがローレベル「L」であつた場合、ステツ
プSP5に移り、CPU3によりDSP内部のクロツク
制御部17を介して周波数シンセサイザ15のPLL1
6を制御することによつて、1/2 に分周された発振周波
数f1を 7.5倍して内部動作クロツクの周波数として出
力する(このときデイジタル携帯電話装置1の受信周波
数帯域は800 〔MHz 〕帯とする)。この結果、DSP6
の内部動作クロツクの周波数f2は次式、
【数2】 により40.32 〔MHz 〕に設定される。この場合、内部動
作クロツクの周波数f2を40.32 〔MHz 〕に設定したこ
とによつて800 〔MHz 〕帯の全ての受信チヤネルに対し
て内部動作クロツクの高調波による感度抑圧が発生する
のを未然に防止することができる。
【0017】ステツプSP4及びSP5によつて受信周
波数帯域に応じた内部動作クロツクの周波数が設定され
ると、DSP6の処理はステツプSP6に移つて内部動
作クロツクに基づいたDSP6によるデイジタルデータ
に対する通常処理を実行する。
【0018】以上の構成において、CPU3はクロツク
周波数の設定手順(1)に従つて読み出したCPU3の
入力ポートのレベルに基づいて、使用する受信周波数帯
域が1.5 〔GHz 〕帯であるか又は800 〔MHz 〕帯である
かを判別し、この判別結果に応じて、クロツク制御部1
7を制御することによつてDSP6の内部動作クロツク
の周波数を受信周波数帯域が1.5 〔GHz 〕帯の場合は、
43.008〔MHz 〕、また受信周波数帯域が800 〔MHz 〕帯
の場合は、40.32 〔MHz 〕に設定する。
【0019】このようにCPU制御によつて受信周波数
帯域に応じて受信周波数帯域内の全ての受信チヤネルに
ついて内部動作クロツクの高調波による感度抑圧が発生
しないようにDSP6の内部動作クロツクの周波数を設
定するようにしたことにより、感度抑圧を防止するため
にコンデンサを信号ラインに接続したり、電磁シールド
等の対策を施す必要がなくなる。さらにこの場合、1つ
のDSP6を1.5 〔GHz 〕帯又は800 〔MHz 〕帯のデイ
ジタル携帯電話装置に共通に用いて、使用される全ての
受信周波数帯域において感度抑圧の発生を防止すること
のできるデイジタル携帯電話装置を実現し得る。
【0020】以上の構成によれば、CPU3により受信
周波数帯域を判別し、DSP6の入力ポート14のレベ
ルを設定し、当該レベルに応じてDSP6がクロツク制
御部17の制御によつて内部動作クロツクの周波数を設
定する簡易な構成によつて、使用する受信周波数帯域内
の全ての受信チヤネルに対して内部動作クロツクの高調
波による感度抑圧が発生しないようにすることができ
る。さらに上述の実施例によれば、1つのDSP6を2
つ以上の受信周波数帯域について共通に用いて、各帯域
において感度抑圧の発生を防止することができ、かくし
て一つのDSP6を異なつた受信周波数帯域の設定され
た受信装置に対して汎用に用いることができる。
【0021】(2)第2実施例 図1との対応部分に同一符号を符して示す、図3におい
て20は第2実施例によるデイジタル携帯電話装置を示
し、受信周波数帯域に応じて設定される固定抵抗R1及
びR2、並びに当該固定抵抗R1及びR2を制御用の入
力ポートへ切り換え接続するための切換えスイツチSW
を設けた構成を除いて、第1実施例のデイジタル携帯電
話装置1と同じ構成としている。
【0022】DSP6の内部動作クロツクの周波数は図
4に示すクロツク周波数の設定手順に従つて設定する。
すなわちクロツク周波数の設定手順は、まずステツプS
P10において、DSP21が内部ソフトウエアによつ
てDSP6の内部動作クロツクの切換判別用の入力ポー
ト14のレベルをリードして制御用ポートのレベルを判
定する。ここでステツプSP11において、入力ポート
14のレベルがハイレベル「H」であつた場合、ステツ
プSP12に移つて、CPU3によつてDSP21の内
部のクロツク制御22を介して周波数シンセサイザ15
のPLL16を制御することによつて、1/2 に分周され
た発振周波数f1を8逓倍して内部動作クロツクの周波
数として出力する(このときデイジタル携帯電話装置1
の受信周波数帯域は1.5 〔GHz 〕帯とする)。この結
果、DSP21の内部動作クロツクの周波数f2は次
式、
【数3】 により43.008〔MHz 〕に設定される。この場合、内部動
作クロツクの周波数f2を43.008〔MHz 〕に設定したこ
とによつて1.5 〔GHz 〕帯の全ての受信チヤネルに対し
て内部動作クロツクの高調波による感度抑圧が発生する
のを未然に防止することができる。
【0023】またステツプSP11において、入力ポー
ト14のレベルがローレベル「L」であつた場合、ステ
ツプSP13に移り、CPU3によりDSP内部のクロ
ツク制御部22を介して周波数シンセサイザ15のPL
L16を制御することによつて、1/2 に分周された発振
周波数f1を 7.5倍して内部動作クロツクの周波数とし
て出力する(このときデイジタル携帯電話装置20の受
信周波数帯域は800 〔MHz 〕帯とする)。この結果、D
SP21の内部動作クロツクの周波数f2は次式、
【数4】 により40.32 〔MHz 〕に設定される。この場合、内部動
作クロツクの周波数f2を40.32 〔MHz 〕に設定したこ
とによつて800 〔MHz 〕帯の全ての受信チヤネルに対し
て内部動作クロツクの高調波による感度抑圧が発生する
のを未然に防止することができる。
【0024】ステツプSP12及びSP13によつて受
信周波数帯域に応じた内部動作クロツクの周波数が設定
されると、DSP21の処理はステツプSP14に移つ
て内部動作クロツクに基づいたDSP21によるデイジ
タルデータに対する通常処理を実行する。
【0025】以上の構成において、DSP21は内部ソ
フトウエアに従つて内部動作クロツクの制御用の入力ポ
ート14のレベルをリードすることによつて入力ポート
14のレベルを判定する。すなわちデイジタル携帯電話
装置20の受信周波数帯域が1.5 〔GHz 〕帯の場合、切
換えスイツチSWは入力ポート14が電源側の固定抵抗
R1に接続してプルアツプするように切り換えられてい
るので、DSP21の内部ソフトウエアは入力ポート1
4のレベルがハイレベル「H」であると判別する。この
場合、クロツク制御部22の制御により周波数シンセサ
イザ15のPLL16を制御して1/2 に分周された発振
周波数f1を8逓倍して内部動作クロツクの周波数を4
3.008〔MHz 〕に設定して出力する。このように第1実
施例と同様にクロツク周波数を43.008〔MHz 〕に設定し
たことによつて1.5 〔GHz 〕帯の全ての受信チヤネルに
対して内部動作クロツクの高調波による感度抑圧が発生
するのを未然に防止することができる。
【0026】またデイジタル携帯電話装置20の受信周
波数帯域が800 〔MHz 〕帯の場合、入力ポート14が接
地側の固定抵抗R2に接続してプルダウンするように切
り換えられているのでDSP21の内部ソフトウエアは
入力ポート14のレベルがレベルがローレベル「L」で
あると判別する。この場合、DSP21は内部ソフトウ
エアに従つてクロツク制御部22により周波数シンセサ
イザ15のPLL16を制御して、1/2 に分周された発
振周波数f1を 7.5倍して内部動作クロツクの周波数を
40.32 〔MHz 〕に設定して出力する。このようにクロツ
ク周波数を40.32 〔MHz 〕に設定したことによつて800
〔MHz 〕帯の全ての受信チヤネルに対して内部動作クロ
ツクの高調波による感度抑圧が発生するのを未然に防止
することができる。
【0027】以上の構成によれば、DSP21は内部ソ
フトウエアに従い、DSP21の入力ポート14の入力
レベルの判別結果に応じてDSP21の内部動作クロツ
クの周波数をクロツク制御部22によつて切り換え制御
するようにしたことにより、受信チヤネルに対して内部
動作クロツクの高調波による感度抑圧が発生するのを未
然に防止することができ、かくして第1実施例と同様の
効果を得ることができる。
【0028】(3)他の実施例 なお上述の実施例においては、内部動作クロツクの周波
数を、使用する受信周波数帯域に応じて可変に設定した
場合について述べたが、本発明はこれに限らず、受信装
置において、使用する受信チヤネルの周波数に応じて内
部動作クロツクの周波数を可変に切り換えて設定するよ
うにしても良い。これにより上述の実施例と同様の効果
が得られる。
【0029】また上述の実施例においては、DSP6の
内部動作クロツクの周波数を切り換え制御した場合につ
いて述べたが、本発明はこれに限らず、例えばCPU3
の内部動作クロツクの高調波が受信チヤネルに干渉する
場合において、CPU3の内部動作クロツクの周波数を
切り換え制御する場合に用いても良く、要はDSP6以
外においてもデイジタル信号処理回路の内部動作クロツ
クの周波数を切り換え制御する場合に適用し得、これに
より上述の実施例のような効果を得ることができる。
【0030】また上述の実施例においては、受信信号の
受信時に内部動作クロツク周波数を切り換え制御した場
合について述べたが、本発明はこれに限らず、送信時に
おいて送信信号の周波数に応じて内部動作クロツク周波
数を切り換え制御するようにしても良く、これにより特
定の送信信号に対する内部動作クロツクの干渉を防止す
ることもできる。
【0031】さらに上述の実施例においては、デイジタ
ル携帯電話装置において受信チヤネルの感度抑圧を防止
する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、広
く内部で信号をデイジタル信号処理する受信装置一般に
ついて回路内部の動作クロツクの周波数を受信信号の周
波数に応じて切り換え制御するのに適用し得、これによ
り上述の実施例と同様の効果を得ることができる。
【0032】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、クロツク
生成部において生成される内部動作クロツクの周波数を
受信チヤネルの周波数に応じて切り換え制御するように
したことにより、受信チヤネルに対して内部動作クロツ
クによる感度抑圧が発生するのを未然に防止することが
できる受信装置及び携帯無線機を実現し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1実施例のデイジタル携帯電話
装置の全体構成を示すブロツク図である。
【図2】内部動作クロツクの周波数設定手順を示すフロ
ーチヤートである。
【図3】本発明による第2実施例のデイジタル携帯電話
装置の全体構成を示すブロツク図である。
【図4】内部動作クロツクの周波数設定手順を示すフロ
ーチヤートである。
【符号の説明】
1、20……デイジタル携帯電話装置、2……MMI、
3……CPU、4……メモリ、5……ASIC回路、
6、21……DSP、7……RF回路、14……入力ポ
ート、15……周波数シンセサイザ、16……PLL、
22……クロツク制御部、R1、R2……固定抵抗、S
W……スイツチ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の周波数に設定された受信チヤネルの
    通信信号を受信するとともに、受信した上記通信信号を
    デイジタル信号処理するようにした受信装置において、 上記デイジタル信号処理に用いるための内部動作クロツ
    クを生成するクロツク生成部と、 上記内部動作クロツクの周波数を上記受信チヤネルの周
    波数に応じて切り換え制御するクロツク制御部とを具え
    ることを特徴とする受信装置。
  2. 【請求項2】上記クロツク生成部は、上記通信信号をデ
    イジタル信号処理するためのデイジタル・シグナル・プ
    ロセツサの内部動作クロツクを生成することを特徴とす
    る請求項1に記載の受信装置。
  3. 【請求項3】上記クロツク生成部は、デイジタル信号の
    演算処理によつて所定の回路を制御するための制御部の
    内部動作クロツクを生成することを特徴とする請求項1
    に記載の受信装置。
  4. 【請求項4】上記クロツク制御部は、上記デイジタル・
    シグナル・プロセツサ内のソフトウエアによつて上記内
    部動作クロツクの周波数を切り換え制御することを特徴
    とする請求項2に記載の受信装置。
  5. 【請求項5】上記クロツク制御部は、上記制御部の制御
    によつて上記内部動作クロツクの周波数を切り換え制御
    することを特徴とする請求項3に記載の受信装置。
  6. 【請求項6】所定の周波数に設定された受信チヤネルの
    通信信号を受信するとともに、受信した上記通信信号を
    デイジタル信号処理するようにした受信装置を有する携
    帯無線機において、 上記受信装置は、上記デイジタル信号処理に用いるため
    の内部動作クロツクを生成するクロツク生成部と、上記
    内部動作クロツクの周波数を上記受信チヤネルの周波数
    に応じて切り換え制御するクロツク制御部とを具えるこ
    とを特徴とする携帯無線機。
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