JP2003008461A - 高周波信号受信装置 - Google Patents

高周波信号受信装置

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JP2003008461A
JP2003008461A JP2001184503A JP2001184503A JP2003008461A JP 2003008461 A JP2003008461 A JP 2003008461A JP 2001184503 A JP2001184503 A JP 2001184503A JP 2001184503 A JP2001184503 A JP 2001184503A JP 2003008461 A JP2003008461 A JP 2003008461A
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Akira Fujishima
明 藤島
Kazuo Suzuki
一生 鈴木
Masakatsu Yasuda
雅克 安田
Haruki Owaki
春樹 大脇
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 消費電力を少なくする携帯機器等に使用する
高周波信号受信装置を得る。 【解決手段】 放送波が入力される入力端子31と、こ
の入力端子31に入力された信号が一方の入力に供給さ
れるとともに他方の入力にはPLL回路39にループ接
続された局部発振器40の出力信号が供給される混合器
37と、この混合器37から出力される中間周波数が供
給される出力端子38とを備え、中間周波数の生成に
は、1チャンネル中に含まれる複数セグメントの数に基
づいて異なる値に設定することが可能なマイクロコンピ
ュータ43を設け、希望する受信放送波が1チャンネル
中に含まれる最大セグメントの数に対して少ないセグメ
ントのときには中間周波数を低い周波数に設定するもの
である。これにより、携帯機器等の消費電力を少なくす
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1チャンネル中に
複数のセグメントを含む放送波を受信する高周波信号受
信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の高周波信号受信装置は図8に示す
ように、1チャンネル中に複数のセグメントを含む放送
波が入力される入力端子1と、この入力端子1に入力さ
れた信号が接続された高周波増幅器2と、この高周波増
幅器2の出力が一方の入力に供給されるとともに他方の
入力にはPLL回路3にループ接続された局部発振器4
の出力信号が接続された混合器5と、この混合器5から
出力される第1の中間周波数を通過させるフィルタ6
と、このフィルタ6の出力が一方の入力に供給されると
ともに他方の入力にはPLL回路7にループ接続された
局部発振器8の出力が供給される混合器9と、この混合
器9から出力される第2の中間周波数が接続された出力
端子10と、PLL回路3に選局データを与えるデータ
端子11と、PLL回路3と7に夫々基準周波数を供給
する水晶振動子12,13から構成されていた。
【0003】以上のように構成された高周波信号受信装
置について、以下にその動作を説明する。入力端子1に
は、図9(a)に示されるように略200MHzの放送
波が入力される。この放送波15は局部発振器4の出力
と混合器5で混合されて図9(b)に示されるように5
6MHzの中間周波数16に変換される。即ち選局され
る訳である。
【0004】そして、この混合器6からの出力された中
間周波数16はフィルタ6を介して次の混合器9で選局
発振器8の出力と混合されて図9(c)に示すように4
MHzに固定された中間周波数17に変換される。な
お、ここで図9における横軸18は周波数(MHz)で
ある。
【0005】ここで、放送波15は1チャンネル中に、
ハイビジョン放送の受信では13セグメント含まれてお
り、音声とデータ放送の受信では3セグメントであり、
音声や音楽放送の受信では1セグメントである。従っ
て、混合器9の出力ではハイビジョン受信時には図10
(a)に示すように4MHzを中心に5.6MHzの帯
域幅20を占有し、音声とデータ受信では図10(b)
に示すように4MHzを中心に1.3MHzの帯域幅2
1を占有し、音声や音楽放送の受信時には図10(c)
に示すように4MHzを中心に0.43MHzの帯域幅
22を占有している。ここで図10における横軸23は
周波数(MHz)である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来の構成では、ハイビジョン放送も音声とデータ放
送も音声や音楽放送も夫々処理すべきセグメントの数が
異なっている。しかしながらそれにもかかわらず、混合
器9から出力される第2中間周波数の帯域幅が20,2
1,22と4MHzに固定された値となっている。従っ
て、これらの受信放送波を処理するためには少なくとも
4MHzの2倍の周波数である8MHz以上のサンプリ
ング周波数でサンプルすることが必要となる。
【0007】ここでサンプリング周波数が高くなればな
るほど処理が増え、消費電力が大きくなる。逆にサンプ
リング周波数が低くなればなるほど消費電力が少なくて
良いことになる。
【0008】そこで、特に携帯機器等に使用される高周
波信号受信装置においては全体として低消費電力化が望
まれる。
【0009】本発明は、このような問題点を解決するも
ので、消費電力を少なくする携帯機器等に使用される高
周波信号受信装置を提供することを目的としたものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の高周波信号受信装置は、放送波が入力される
入力端子と、この入力端子に入力された信号が一方の入
力に供給されるとともに他方の入力にはPLL回路にル
ープ接続された局部発振器の出力信号が供給される混合
器と、この混合器から出力される中間周波数が供給され
る出力端子とを備え、前記中間周波数の生成には、1チ
ャンネル中に含まれる複数セグメントの数に基づいて異
なる値に設定することが可能な中間周波数設定手段を設
け、希望する受信放送波が前記1チャンネル中に含まれ
る最大セグメントの数に対して少ないセグメントのとき
には前記中間周波数設定手段で前記中間周波数を前記最
大セグメントのときよりも低い周波数に設定するもので
ある。これにより、本高周波信号受信装置が使用される
携帯機器等の消費電力を少なくすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、1チャンネル中に複数セグメントを含む放送波を受
信する高周波信号受信装置であって、前記高周波信号受
信装置は、前記放送波が入力される入力端子と、この入
力端子に入力された信号が一方の入力に供給されるとと
もに他方の入力にはPLL回路にループ接続された局部
発振器の出力信号が供給される混合器と、この混合器か
ら出力される中間周波数が供給される出力端子とを備
え、前記中間周波数の生成には、前記1チャンネル中に
含まれる複数セグメントの数に基づいて異なる値に設定
することが可能な中間周波数設定手段を設け、希望する
受信放送波が前記1チャンネル中に含まれる最大セグメ
ントの数に対して少ないセグメントのときには前記中間
周波数設定手段で前記中間周波数を前記最大セグメント
のときよりも低い周波数に設定する高周波信号受信装置
であり、1チャンネル中に含まれるセグメントの数に基
づいて中間周波数を低い周波数に設定するので、サンプ
リング周波数を低くすることができ、消費電力を少なく
することができる。従って、携帯機器等に使用すれば電
池寿命を長くすることができる。
【0012】請求項2に記載の発明は、少なくとも混合
器と、局部発振器と、PLL回路とは、同一のパッケー
ジに集積された請求項1に記載の高周波信号受信装置で
あり、集積化するので、小型化を図ることができるとと
もに部品管理や製造工数の削減ができる。
【0013】請求項3に記載の発明は、1チャンネル中
に複数セグメントを含む放送波を受信する高周波信号受
信装置であって、前記高周波信号受信装置は、前記放送
波が入力される入力端子と、この入力端子に入力された
信号が一方の入力に供給されるとともに他方の入力には
第1のPLL回路にループ接続された第1の局部発振器
の出力信号が供給される第1の混合器と、この第1の混
合器から出力される第1の中間周波数が通過するフィル
タと、このフィルタの出力が一方の入力に供給されると
ともに他方の入力には第2のPLL回路にループ接続さ
れた第2の局部発振器の出力が供給される第2の混合器
と、この第2の混合器から出力される第2の中間周波数
が供給される出力端子とを備え、前記放送波の周波数よ
り前記第1の中間周波数を低く設定して、この第1の中
間周波数より前記第2の中間周波数は更に低く設定する
とともに、前記第2の中間周波数の生成には、前記1チ
ャンネル中に含まれる複数セグメントの数に基づいて異
なる値に設定することが可能な中間周波数設定手段を設
け、希望する受信放送波が前記1チャンネル中に含まれ
る最大セグメントの数に対して少ないセグメントのとき
には前記第2の中間周波数設定手段で前記中間周波数を
前記最大セグメントのときよりも低い周波数に設定する
高周波信号受信装置であり、1チャンネル中に含まれる
セグメントの数に基づいて第2の中間周波数を低い周波
数に設定するので、サンプリング周波数を低くすること
ができ、消費電力を少なくすることができる。従って、
携帯機器等に使用すれば電池寿命を長くすることができ
る。
【0014】また、放送波の周波数より第1の中間周波
数を低く設定しているので、NF性能が良い高周波信号
受信装置を得ることができる。
【0015】請求項4に記載の発明は、第1のPLL回
路に供給される基準周波数と第2のPLL回路に供給さ
れる基準周波数とは同一の水晶発振子から供給される請
求項3に記載の高周波信号受信装置であり、水晶発振子
を共有しているので、小型化を図ることができるととも
に低価格化を図ることができる。
【0016】請求項5に記載の発明は、第2の局部発振
器の発振周波数は、第1の局部発振器の発振周波数の略
4.68倍に設定するとともに、前記第2の局部発振器
の出力と第2の混合器の他方の入力との間に分周器が設
けられた請求項3に記載の高周波信号受信装置であり、
第2の局部発振器の発振周波数は第1の局部発振器の発
振周波数の整数倍ではないので、第1の局部発振器の出
力が第2の局部発振器の出力に妨害を与えることはな
い。
【0017】また、第2の発振器の出力は、入力端子に
入力される信号と大きく異なるので、第2の局部発振器
の出力が入力端子(アンテナ側)に悪影響を与えること
はない。
【0018】請求項6に記載の発明は、第1のPLL回
路と第2のPLL回路とは、一つのマイクロコンピュー
タで制御される請求項3に記載の高周波信号受信装置で
あり、第1のPLL回路と第2のPLL回路とを一つの
マイクロコンピュータで制御するので、外部からの制御
が容易となる。
【0019】請求項7に記載の発明は、少なくとも第1
の混合器と、第1の局部発振器と、第1のPLL回路
と、第2の混合器と、第2の局部発振器と、第2のPL
L回路とは、同一のパッケージに集積された請求項3に
記載の高周波信号受信装置であり、集積化するので、小
型化を図ることができるとともに部品管理や製造工数の
削減ができる。
【0020】請求項8に記載の発明は、1チャンネル中
に複数セグメントを含む放送波を受信する高周波信号受
信装置であって、前記高周波信号受信装置は、前記放送
波が入力される入力端子と、この入力端子に入力された
信号が一方の入力に供給されるとともに他方の入力には
第1のPLL回路にループ接続された第1の局部発振器
の出力信号が供給される第1の混合器と、この第1の混
合器から出力される第1の中間周波数が通過するフィル
タと、このフィルタの出力が一方の入力に供給されると
ともに他方の入力には第2のPLL回路にループ接続さ
れた第2の局部発振器の出力が供給される第2の混合器
と、この第2の混合器から出力される第2の中間周波数
が供給される出力端子とを備え、前記放送波の周波数よ
り前記第1の中間周波数を高く設定するとともに前記第
2の中間周波数は前記放送波の周波数よりも低く設定
し、前記第2の中間周波数の生成には、前記1チャンネ
ル中に含まれる複数セグメントの数に基づいて異なる値
に設定することが可能な中間周波数設定手段を設け、希
望する受信放送波が前記1チャンネル中に含まれる最大
セグメントの数に対して少ないセグメントのときには前
記第2の中間周波数設定手段で前記中間周波数を前記最
大セグメントのときよりも低い周波数に設定する高周波
信号受信装置であり、1チャンネル中に含まれるセグメ
ントの数に基づいて第2の中間周波数を低い周波数に設
定するので、サンプリング周波数を低くすることがで
き、消費電力を少なくすることができる。従って、携帯
機器等に使用すれば電池寿命を長くすることができる。
【0021】また、放送波の周波数より第1の中間周波
数を高く設定しているので、放送帯域におけるイメージ
周波数妨害を受けない高周波信号受信装置を得ることが
できる。
【0022】請求項9に記載の発明は、第1のPLL回
路に供給される基準周波数と第2のPLL回路に供給さ
れる基準周波数とは同一の水晶発振子から供給される請
求項8に記載の高周波信号受信装置であり、水晶発振子
を共有しているので、小型化を図ることができるととも
に低価格化を図ることができる。
【0023】請求項10に記載の発明は、第1のPLL
回路と第2のPLL回路とは、一つのマイクロコンピュ
ータで制御される請求項8に記載の高周波信号受信装置
であり、第1のPLL回路と第2のPLL回路とを一つ
のマイクロコンピュータで制御するので、外部からの制
御が容易となる。
【0024】請求項11に記載の発明は、少なくとも第
1の混合器と、第1の局部発振器と、第1のPLL回路
と、第2の混合器と、第2の局部発振器と、第2のPL
L回路とは、同一のパッケージに集積された請求項8に
記載の高周波信号受信装置であり、集積化するので、小
型化を図ることができるとともに部品管理や製造工数の
削減ができる。
【0025】請求項12に記載の発明は、1チャンネル
中に複数セグメントを含む放送波を受信する高周波信号
受信装置であって、前記高周波信号受信装置は、前記放
送波が入力される入力端子と、この入力端子に入力され
た信号が接続された第1の同調フィルタと、この第1の
同調フィルタの出力に一方の入力に供給されるとともに
他方の入力にはPLL回路にループ接続された局部発振
器の出力信号が供給される混合器と、この混合器から出
力される中間周波数が供給される第2の同調フィルタ
と、この第2の同調フィルタの出力が供給される出力端
子とを備え、前記中間周波数の生成には、前記1チャン
ネル中に含まれる複数セグメントの数に基づいて異なる
値に設定することが可能な中間周波数設定手段を設け、
希望する受信放送波が前記1チャンネル中に含まれる最
大セグメントの数に対して少ないセグメントのときには
前記中間周波数設定手段で前記中間周波数を前記最大セ
グメントのときよりも低い周波数に設定する高周波信号
受信装置であり、1チャンネル中に含まれるセグメント
の数に基づいて中間周波数を低い周波数に設定するの
で、サンプリング周波数を低くすることができ、消費電
力を少なくすることができる。従って、携帯機器等に使
用すれば電池寿命を長くすることができる。
【0026】また、シングルスーパーなのでNF性能が
向上するとともに、小型の高周波信号受信装置が実現で
きる。
【0027】請求項13に記載の発明は、第1の同調フ
ィルタはPLL回路の出力電圧で制御されるとともに、
第2の同調フィルタはマイクロコンピュータからD/A
変換器を介して制御される請求項12に記載の高周波信
号受信装置であり、マイクロコンピュータで第2の同調
フィルタの制御をするので、外部からの制御を容易に行
うことができる。
【0028】請求項14に記載の発明は、第2の同調フ
ィルタを可変型のローパスフィルタとした請求項12に
記載の高周波信号受信装置であり、ローパスフィルタで
あるので、バンドパスフィルタに比べて小型化と低価格
化を図ることができる。
【0029】以下、本発明の実施の形態について、図面
を用いて説明する。
【0030】(実施の形態1)図1は、実施の形態1に
おける高周波信号受信装置のブロック図である。図1に
おいて、本発明の高周波信号受信装置は、1チャンネル
中に最大13のセグメントを含む放送波を受信する高周
波信号受信装置であって、この高周波信号受信装置は、
90MHzから770MHzの放送波が入力される入力
端子31と、この入力端子31に接続されたバンドパス
フィルタ付きの増幅器32と、この増幅器32の出力が
一方の入力に供給されるとともに他方の入力にはPLL
回路33にループ接続された局部発振器34の出力が接
続された混合器35と、この混合器35の出力に接続さ
れるとともに第1の中間周波数を通過させるバンドパス
フィルタ36と、このバンドパスフィルタ36の出力が
一方の入力に接続された混合器37と、この混合器37
の出力には第2の中間周波数が供給される出力端子38
が接続されている。
【0031】また、混合器37の他方の入力には、PL
L回路39にループ接続された局部発振器40が分周器
41を介して接続されている。また、PLL回路33と
39はともに一つの水晶発振子42に接続されるととも
にマイクロコンピュータ43に接続されている。そし
て、このマイクロコンピュータ43はデータ端子44に
接続されている。PLL回路39は、局部発振器40の
発振周波数を予め定められた値に設定することができ、
本発明で言う中間周波数設定手段である。
【0032】ここで、入力端子31に入力される放送波
の周波数45は図2(a)に示すように90MHzから
770MHzであり、混合器35から出力される第1の
中間周波数は、図2(b)の46に示すように56MH
zと低く設定している。
【0033】また、混合器37から出力される第2の中
間周波数は図2(c)の47に示すように設定されてい
る。ここで、第2の中間周波数は局部発振器40の出力
周波数をマイクロコンピュータ43で制御することによ
り、PLL回路39を介して4MHz以下の予め定めら
れた周波数に設定することができる。
【0034】以上のように構成された高周波信号受信装
置について、以下にその動作を説明する。入力端子31
には、図2(a)に示されるように略200MHzの放
送波が入力される。この放送波45は局部発振器34の
出力と混合器35で混合されて図2(b)に示すように
56MHzの中間周波数46に変換される。即ち選局さ
れる訳である。
【0035】そして、この混合器35からの出力された
中間周波数46はフィルタ36を介して次の混合器37
で局部発振器40が分配器41を介して出力される信号
と混合されて図2(c)に示すように4MHz以下の予
め定められた可変される中間周波数47に変換される。
なお、ここで図2における横軸48は周波数(MHz)
である。
【0036】ここで、放送波45は1チャンネル中に、
ハイビジョン放送の受信では13セグメント含まれてお
り、音声とデータの受信では3セグメントであり、音声
や音楽放送の受信では1セグメントである。
【0037】そこで、マイクロコンピュータ43でPL
L回路39を介して局部発振器40の発振周波数を制御
することにより、混合器37の出力ではハイビジョン受
信時には図3に示すように4MHzを中心に5.6MH
zの帯域幅50を占有し音声とデータの受信では図4に
示すように1MHzを中心に1.3MHzの帯域幅51
を占有し、音声や音楽放送の受信時には図5に示すよう
に0.5MHzを中心に0.43MHzの帯域幅52を
占有している。ここで図3,4,5における横軸53,
54,55は周波数(MHz)である。
【0038】即ち、放送波45の情報に基づいて、セグ
メントの数を決定し、この決定に基づいてマイクロコン
ピュータ43でPLL回路39を制御する。PLL回路
39ではマイクロコンピュータ43からの情報に基づい
て局部発振器40の発振周波数を制御して、4MHz,
1MHz,0.5MHzに設定する。
【0039】このように、1チャンネル中に含まれるセ
グメントの数に基づいて第2の中間周波数を低い周波数
に設定するので、受信放送の種類に応じてサンプリング
周波数を低くすることができ、消費電力を少なくするこ
とができる。従って、本高周波信号受信装置を携帯機器
等に使用すれば電池寿命を長くすることができる。
【0040】また、放送波45の周波数より第1の中間
周波数46を低く設定しているので、NF性能が良い高
周波信号受信装置を得ることができる。
【0041】更に、PLL回路33に供給される基準周
波数とPLL回路39に供給される基準周波数とは同一
の水晶発振子42から供給しているので、小型化を図る
ことができるとともに低価格化を実現することができ
る。
【0042】なお、局部発振器40の発振周波数は、1
200MHz(局部発振器34の発振周波数の略4.6
8倍)に設定しているので、局部発振器34の出力が局
部発振器40の出力に妨害を与えることはない。ここで
重要なことは局部発振器40の発振周波数は局部発振器
34の整数倍にしないことである。整数倍にするとその
高調波が妨害を与えることになる。また、局部発振器4
0の出力は、入力端子31に入力される信号と大きく異
なるので、局部発振器40の出力が入力端子(アンテナ
側)31に悪影響を与えることはない。
【0043】更に、PLL回路33とPLL回路39と
は、一つのマイクロコンピュータ43で制御しており、
外部からの制御が容易である。
【0044】更にまた、増幅器32と、PLL回路33
と、局部発振器34と、混合器35と、局部発振器40
と、PLL回路39と、分配器41と、混合器37と
は、同一のパッケージに集積されて、小型化を図ること
ができるとともに部品管理や製造工数の削減ができる。
なお、マイクロコンピュータ43も、同一のパッケージ
に集積しても良い。
【0045】なお、分配器41は混合器37に近づけて
配置することが重要である。これは、分配器41の分配
出力が妨害波となって入力端子31側へ悪影響を与えな
いようにするための配慮である。
【0046】(実施の形態2)図6は、実施の形態2に
おける高周波信号受信装置のブロック図である。実施の
形態1においては、ダウン/ダウン方式であったのに対
して実施の形態2ではアップ/ダウン方式である点にお
いて相違する。
【0047】以下、説明する。図6における高周波信号
受信装置は、1チャンネル中に最大13のセグメントを
含む放送波を受信する高周波信号受信装置であって、こ
の高周波信号受信装置は、90MHzから770MHz
の放送波が入力される入力端子61と、この入力端子6
1に接続されたバンドパスフィルタ付きの増幅器62
と、この増幅器62の出力が一方の入力に供給されると
ともに他方の入力にはPLL回路63にループ接続され
た局部発振器64の出力が接続された混合器65と、こ
の混合器65の出力に接続されるとともに第1の中間周
波数を通過させるバンドパスフィルタ66と、このバン
ドパスフィルタ66の出力が一方の入力に接続されると
ともに他方の入力にはPLL回路67にループ接続され
た局部発振器68の出力が接続された混合器69と、こ
の混合器69の出力には第2の中間周波数が供給される
出力端子70が接続されている。
【0048】また、PLL回路63と67はともに一つ
の水晶発振子71に接続されるとともにマイクロコンピ
ュータ72に接続されている。そして、このマイクロコ
ンピュータ72はデータ端子73に接続されている。
【0049】ここで、入力端子61に入力される放送波
45の周波数は実施の形態1と同様に、図2(a)に示
すように90MHzから770MHzであり、混合器6
5から出力される第1の中間周波数は、図2(b)の7
6に示すように1400MHzと高く設定している。
【0050】また、混合器69から出力される第2の中
間周波数は実施の形態1と同様に、図2(c)の47に
示すように設定されている。ここで、第2の中間周波数
は局部発振器68の出力周波数をPLL回路67を介し
てマイクロコンピュータ72で制御することにより、4
MHz以下の予め定められた周波数に設定することがで
きる。PLL回路67は、局部発振器68の発振周波数
を予め定められた値に設定することができ、本発明で言
う中間周波数設定手段である。
【0051】以上のように構成された高周波信号受信装
置について、以下にその動作を説明する。入力端子61
には、図2(a)に示すように略200MHzの放送波
が入力される。この放送波45は局部発振器64の出力
と混合器65で混合されて図2(b)に示すように14
00MHzの中間周波数76に変換される。即ち選局さ
れる訳である。
【0052】そして、この混合器65からの出力された
中間周波数76はフィルタ66を介して次の混合器69
で局部発振器68から出力される信号と混合されて図2
(c)に示すように4MHz以下の予め定められた可変
される中間周波数47に変換される。
【0053】ここで、放送波45の1チャンネル中に含
まれるセグメントの数は実施の形態1と同様である。従
って、マイクロコンピュータ72でPLL回路67を介
して、局部発振器68の発振周波数が制御される。即
ち、混合器69の出力はハイビジョン受信時には図3に
示すように4MHzを中心に5.6MHzの帯域幅50
を占有し、音声とデータの受信では図4に示すように1
MHzを中心に1.3MHzの帯域幅51を占有し、音
声や音楽放送の受信時には図5に示すように0.5MH
zを中心に0.43MHzの帯域幅52を占有してい
る。
【0054】即ち、放送波45の情報に基づいて、セグ
メントの数を決定し、この決定に基づいてマイクロコン
ピュータ72でPLL回路67を制御する。PLL回路
67ではマイクロコンピュータ72からの情報に基づい
て局部発振器68の発振周波数を制御して、4MHz,
1MHz,0.5MHzに設定する。
【0055】このように、1チャンネル中に含まれるセ
グメントの数に基づいて第2の中間周波数を低い周波数
に設定するので、サンプリング周波数を低くすることが
でき、消費電力を少なくすることができる。従って、本
高周波信号受信装置を携帯機器等に使用すれば電池寿命
を長くすることができる。
【0056】また、放送波の周波数45より第1の中間
周波数76を高く設定しているので、イメージ周波数が
受信帯域に妨害を与えることはない。
【0057】更に、PLL回路63に供給される基準周
波数とPLL回路67に供給される基準周波数とは同一
の水晶発振子71から供給しているので、小型化を図る
ことができるとともに低価格化を実現することができ
る。
【0058】なお、PLL回路63とPLL回路67と
は、一つのマイクロコンピュータ72で制御しており、
外部からの制御が容易となる。
【0059】更にまた、増幅器62と、PLL回路63
と、局部発振器64と、混合器65と、局部発振器68
と、PLL回路67と、混合器69とは、同一のパッケ
ージに集積されて、小型化を図ることができるとともに
部品管理や製造工数の削減ができる。なお、マイクロコ
ンピュータ72も、同一のパッケージに集積することも
できる。
【0060】(実施の形態3)図7は、実施の形態3に
おける高周波信号受信装置のブロック図である。実施の
形態1においては、ダウン/ダウン方式のダブルスーパ
ーであったのに対して実施の形態3ではシングルスーパ
ーである点において相違する。
【0061】以下、説明する。図7における高周波信号
受信装置は、1チャンネル中に最大13のセグメントを
含む放送波を受信する高周波信号受信装置であって、こ
の高周波信号受信装置は、90MHzから770MHz
の放送波が入力される入力端子81と、この入力端子8
1に接続された増幅器90と、この増幅器90の出力に
接続された同調フィルタ82と、この同調フィルタ82
の出力が一方の入力に供給されるとともに他方の入力に
はPLL回路83にループ接続された局部発振器84の
出力が接続された混合器85と、この混合器85の出力
に接続されるとともに中間周波数を通過させる同調フィ
ルタ86と、この同調フィルタ86の出力に中間周波数
が供給される出力端子87が接続されている。
【0062】また、PLL回路83はマイクロコンピュ
ータ88が接続され、このマイクロコンピュータ88は
データ端子89に接続されている。
【0063】ここで、入力端子81に入力される放送波
45の周波数は実施の形態1と同様に、図2(a)に示
すように90MHzから770MHzであり、混合器8
5から出力される中間周波数は実施の形態1と同様に、
図2(c)の47に示すように設定されている。ここ
で、中間周波数は局部発振器84の出力周波数をマイク
ロコンピュータ88で制御することにより、4MHz以
下の予め定められた周波数に設定することができる。ま
た、このマイクロコンピュータ88ではマイクロコンピ
ュータ88に内蔵されたD/A変換器を介して同調フィ
ルタ86を直接制御している。このマイクロコンピュー
タ88とD/A変換器とで中間周波数設定手段を形成し
ている。
【0064】以上のように構成された高周波信号受信装
置について、以下にその動作を説明する。入力端子81
には、図2(a)に示すように略200MHzの放送波
が入力される。この放送波45は局部発振器84の出力
と混合器85で混合された後、同調フィルタ86を介し
て出力端子87から出力される。
【0065】ここで、放送波45の1チャンネル中に含
まれるセグメントの数は実施の形態1と同様である。従
って、マイクロコンピュータ88で局部発振器84の発
振周波数を制御して選局するとともに同調フィルタ86
をも制御する。なお、PLL回路83の出力で同調フィ
ルタ82の中心周波数も制御して概略の選局をする。
【0066】即ち、混合器85の出力はハイビジョン受
信時には図3に示すように同調フィルタ86の中心周波
数を4MHzとし、この4MHzを中心に5.6MHz
の帯域幅50を占有し、音声とデータの受信では図4に
示すように同調フィルタ86の中心周波数を1MHzと
し、この1MHzを中心に1.3MHzの帯域幅51を
占有し、音声や音楽放送の受信時には図5に示すように
同調フィルタ86の中心周波数を0.5MHzとし、こ
の0.5MHzを中心に0.43MHzの帯域幅52を
占有している。
【0067】即ち、放送波45の情報に基づいて、セグ
メントの数を決定し、この決定に基づいてマイクロコン
ピュータ88でD/A変換器を介して同調フィルタ86
の中心周波数を4MHz,1MHz,0.5MHzに設
定する。なお、この同調フィルタ86の周波数の微調整
は出力端子87の信号を検波して、A/D変換してマイ
クロコンピュータ88でこの出力が最大になるように制
御しても良い。
【0068】このように、1チャンネル中に含まれるセ
グメントの数に基づいてマイクロコンピュータ88とD
/A変換器を用いて中間周波数を予め定められた低い周
波数に設定するので、サンプリング周波数を低くするこ
とができ、消費電力を少なくすることができる。従っ
て、本高周波信号受信装置を携帯機器等に使用すれば電
池寿命を長くすることができる。
【0069】また、PLL回路83と同調フィルタ86
とは、一つのマイクロコンピュータ88で制御してお
り、外部からの制御が容易となる。
【0070】更に、増幅器90と、PLL回路83と、
局部発振器84と、混合器85とは、同一のパッケージ
に集積されているので、小型化を図ることができるとと
もに部品管理や製造工数の削減ができる。なお、マイク
ロコンピュータ88も同一のパッケージに集積すること
ができる。
【0071】
【発明の効果】以上のように本発明の高周波信号受信装
置によれば、中間周波数の生成には、1チャンネル中に
含まれる複数セグメントの数に基づいて異なる値に設定
することが可能な中間周波数設定手段を設け、希望する
受信放送波が前記1チャンネル中に含まれる最大セグメ
ントの数に対して少ないセグメントのときには前記中間
周波数設定手段で前記中間周波数を前記最大セグメント
のときよりも低い周波数に設定するものであり、1チャ
ンネル中に含まれるセグメントの数に基づいて中間周波
数を低い周波数に設定するので、サンプリング周波数を
低くすることができ、消費電力を少なくすることができ
る。従って、携帯機器等に使用すれば電池寿命を長くす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における高周波信号受信
装置のブロック図
【図2】(a)は、実施の形態1,2,3における高周
波信号受信装置の放送波信号図 (b)は、実施の形態1,2における高周波信号受信装
置の第1の中間周波数の信号図 (c)は、実施の形態1,2,3における高周波信号受
信装置の出力周波数の信号図
【図3】同、ハイビジョン信号受信時の出力信号の信号
【図4】同、音声とデータ信号受信時の出力信号の信号
【図5】同、音声や音楽信号時の出力信号の信号図
【図6】同、実施の形態2における高周波信号受信装置
のブロック図
【図7】同、実施の形態3における高周波信号受信装置
のブロック図
【図8】従来の高周波信号受信装置のブロック図
【図9】(a)は同、高周波信号受信装置の放送波信号
図 (b)は同、第1の中間周波数の信号図 (c)は同、出力周波数の信号図
【図10】(a)は、ハイビジョン信号受信時の出力信
号の信号図 (b)は同、音声とデータ信号受信時の出力信号の信号
図 (c)は同、音声や音楽信号受信時の出力信号の信号図
【符号の説明】 31 入力端子 33 PLL回路 34 局部発振器 35 混合器 37 混合器 38 出力端子 39 PLL回路 40 局部発振器 43 マイクロコンピュータ 45 放送波 47 中間周波数
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安田 雅克 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 大脇 春樹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5C025 AA25 BA18 BA30 DA01 5K020 AA02 BB04 BB05 CC03 DD13 EE01 EE04 FF04 GG02 GG11 HH13 KK07 MM04 NN10

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1チャンネル中に複数セグメントを含む
    放送波を受信する高周波信号受信装置であって、前記高
    周波信号受信装置は、前記放送波が入力される入力端子
    と、この入力端子に入力された信号が一方の入力に供給
    されるとともに他方の入力にはPLL回路にループ接続
    された局部発振器の出力信号が供給される混合器と、こ
    の混合器から出力される中間周波数が供給される出力端
    子とを備え、前記中間周波数の生成には、前記1チャン
    ネル中に含まれる複数セグメントの数に基づいて異なる
    値に設定することが可能な中間周波数設定手段を設け、
    希望する受信放送波が前記1チャンネル中に含まれる最
    大セグメントの数に対して少ないセグメントのときには
    前記中間周波数設定手段で前記中間周波数を前記最大セ
    グメントのときよりも低い周波数に設定する高周波信号
    受信装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも混合器と、局部発振器と、P
    LL回路とは、同一のパッケージに集積された請求項1
    に記載の高周波信号受信装置。
  3. 【請求項3】 1チャンネル中に複数セグメントを含む
    放送波を受信する高周波信号受信装置であって、前記高
    周波信号受信装置は、前記放送波が入力される入力端子
    と、この入力端子に入力された信号が一方の入力に供給
    されるとともに他方の入力には第1のPLL回路にルー
    プ接続された第1の局部発振器の出力信号が供給される
    第1の混合器と、この第1の混合器から出力される第1
    の中間周波数が通過するフィルタと、このフィルタの出
    力が一方の入力に供給されるとともに他方の入力には第
    2のPLL回路にループ接続された第2の局部発振器の
    出力が供給される第2の混合器と、この第2の混合器か
    ら出力される第2の中間周波数が供給される出力端子と
    を備え、前記放送波の周波数より前記第1の中間周波数
    を低く設定して、この第1の中間周波数より前記第2の
    中間周波数は更に低く設定するとともに、前記第2の中
    間周波数の生成には、前記1チャンネル中に含まれる複
    数セグメントの数に基づいて異なる値に設定することが
    可能な中間周波数設定手段を設け、希望する受信放送波
    が前記1チャンネル中に含まれる最大セグメントの数に
    対して少ないセグメントのときには前記第2の中間周波
    数設定手段で前記中間周波数を前記最大セグメントのと
    きよりも低い周波数に設定する高周波信号受信装置。
  4. 【請求項4】 第1のPLL回路に供給される基準周波
    数と第2のPLL回路に供給される基準周波数とは同一
    の水晶発振子から供給される請求項3に記載の高周波信
    号受信装置。
  5. 【請求項5】 第2の局部発振器の発振周波数は、第1
    の局部発振器の発振周波数の略4.68倍に設定すると
    ともに、前記第2の局部発振器の出力と第2の混合器の
    他方の入力との間に分周器が設けられた請求項3に記載
    の高周波信号受信装置。
  6. 【請求項6】 第1のPLL回路と第2のPLL回路と
    は、一つのマイクロコンピュータで制御される請求項3
    に記載の高周波信号受信装置。
  7. 【請求項7】 少なくとも第1の混合器と、第1の局部
    発振器と、第1のPLL回路と、第2の混合器と、第2
    の局部発振器と、第2のPLL回路とは、同一のパッケ
    ージに集積された請求項3に記載の高周波信号受信装
    置。
  8. 【請求項8】 1チャンネル中に複数セグメントを含む
    放送波を受信する高周波信号受信装置であって、前記高
    周波信号受信装置は、前記放送波が入力される入力端子
    と、この入力端子に入力された信号が一方の入力に供給
    されるとともに他方の入力には第1のPLL回路にルー
    プ接続された第1の局部発振器の出力信号が供給される
    第1の混合器と、この第1の混合器から出力される第1
    の中間周波数が通過するフィルタと、このフィルタの出
    力が一方の入力に供給されるとともに他方の入力には第
    2のPLL回路にループ接続された第2の局部発振器の
    出力が供給される第2の混合器と、この第2の混合器か
    ら出力される第2の中間周波数が供給される出力端子と
    を備え、前記放送波の周波数より前記第1の中間周波数
    を高く設定するとともに前記第2の中間周波数は前記放
    送波の周波数よりも低く設定し、前記第2の中間周波数
    の生成には、前記1チャンネル中に含まれる複数セグメ
    ントの数に基づいて異なる値に設定することが可能な中
    間周波数設定手段を設け、希望する受信放送波が前記1
    チャンネル中に含まれる最大セグメントの数に対して少
    ないセグメントのときには前記第2の中間周波数設定手
    段で前記中間周波数を前記最大セグメントのときよりも
    低い周波数に設定する高周波信号受信装置。
  9. 【請求項9】 第1のPLL回路に供給される基準周波
    数と第2のPLL回路に供給される基準周波数とは同一
    の水晶発振子から供給される請求項8に記載の高周波信
    号受信装置。
  10. 【請求項10】 第1のPLL回路と第2のPLL回路
    とは、一つのマイクロコンピュータで制御される請求項
    8に記載の高周波信号受信装置。
  11. 【請求項11】 少なくとも第1の混合器と、第1の局
    部発振器と、第1のPLL回路と、第2の混合器と、第
    2の局部発振器と、第2のPLL回路とは、同一のパッ
    ケージに集積された請求項8に記載の高周波信号受信装
    置。
  12. 【請求項12】 1チャンネル中に複数セグメントを含
    む放送波を受信する高周波信号受信装置であって、前記
    高周波信号受信装置は、前記放送波が入力される入力端
    子と、この入力端子に入力された信号が接続された第1
    の同調フィルタと、この第1の同調フィルタの出力に一
    方の入力に供給されるとともに他方の入力にはPLL回
    路にループ接続された局部発振器の出力信号が供給され
    る混合器と、この混合器から出力される中間周波数が供
    給される第2の同調フィルタと、この第2の同調フィル
    タの出力が供給される出力端子とを備え、前記中間周波
    数の生成には、前記1チャンネル中に含まれる複数セグ
    メントの数に基づいて異なる値に設定することが可能な
    中間周波数設定手段を設け、希望する受信放送波が前記
    1チャンネル中に含まれる最大セグメントの数に対して
    少ないセグメントのときには前記中間周波数設定手段で
    前記中間周波数を前記最大セグメントのときよりも低い
    周波数に設定する高周波信号受信装置。
  13. 【請求項13】 第1の同調フィルタはPLL回路の出
    力電圧で制御されるとともに、第2の同調フィルタはマ
    イクロコンピュータからD/A変換器を介して制御され
    る請求項12に記載の高周波信号受信装置。
  14. 【請求項14】 第2の同調フィルタを可変型のローパ
    スフィルタとした請求項12に記載の高周波信号受信装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007142819A (ja) * 2005-11-18 2007-06-07 Seiko Epson Corp 受信装置
JP4696868B2 (ja) * 2005-11-18 2011-06-08 セイコーエプソン株式会社 受信装置および受信方法

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