JPH10200057A - 静電破壊防止装置 - Google Patents
静電破壊防止装置Info
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Abstract
の回路を追加することなく、ゲート絶縁膜に損傷を与え
ずに静電気に対する保護を行うことができる静電破壊防
止装置を提供する。 【解決手段】 第1導電型の半導体基板内に第1,第2
不純物領域を有するバイポーラトランジスタを形成さ
せ、隔離膜を介して形成された第1,第2不純物領域と
隔離膜状に形成させた金属とによるフィールドトランジ
スタをバイポーラトランジスタの平面上で垂直な方向の
両側に形成させ、フィールドトランジスタの不純物領域
のうちの一つにバイポーラトランジスタのゲートライン
を連結したことを特徴とする。
Description
特に静電気(ESD)から内部回路を保護することがで
きる静電破壊防止装置に関する。
回路のサイズも減少する。特に超高集積素子や超高速素
子は、静電気保護回路の接合付近で発生する静電容量が
RC遅延の主要な原因となってきた。従って、接合面積
をより減少させなければならないという課題を抱えるこ
とになった。しかし、既存の寄生バイポーラトランジス
タ(一般にフィールドトランジスタを用いる)を用いて
静電気保護回路を形成させる場合、接合静電容量を減少
させかつ静電気保護の性能をそのまま維持するのには限
界があった。なお、上記中フィールドトランジスタと
は、フィールド絶縁層の正面にゲートが形成され、基板
のその両隣に不純物領域を形成させたトランジスタであ
る。したがって、通常のFETとは異なり、ゲート酸化
膜が厚いためにしきい値電圧が高くなる。通常、サイリ
スタは、バイポーラトランジスタより単位面積当たり2
倍以上の電流排出能力があるために、小さい接合面積で
もバイポーラトランジスタを使用した時より効率的に静
電気保護を実現することができる。このようなサイリス
タ(SCR)を用いた静電気保護回路が、米国特許
(U.S.P4,896,243)に記述されている。
ように、ウェルの耐圧を用いて静電気保護回路を形成し
ている。P形基板1内の所定領域に低濃度の不純物が注
入されたNウェル2を形成し、Nウェル2内にそれぞれ
高濃度の第1N+ 不純物領域3と第1P+ 不純物領域4
を形成する。そして、Nウェル2以外のP形基板1内の
所定領域に第2N+ 不純物領域3aと第2P+ 不純物領
域4aを形成する。この静電破壊防止装置を等価回路に
して示すと、図2の通りである。
22に該当する。そして、図1の第1P+ 不純物領域4
はNウェル2内に不純物拡散によって形成され、これは
図2の第1P層24に該当する。従って、第1N層22
と第1P層24によってPN接合がなされる。そして、
第1P層24はパッドPADに連結される。また、図1
の第2N+ 不純物領域3aは、図2の第2N層23に該
当する。したがって、図1のP形基板1とともにPN接
合を成す。そして、第2N+ 不純物領域3aと第2P+
不純物領域4aはグラウンドまたはVssに連結される。
示すように、パッドに静電気が印加されると、Nウェル
2でブレークダウンが発生してキャリアがP形基板1に
注入され、注入されたキャリアがP形基板1の第2N+
不純物領域3aとの接合に流入してNPNバイポーラト
ランジスタが動作し、最終的にPNPN経路が形成され
て、静電気によって印加されたキャリアが抜け出す。
サイリスタの場合、トリガ電圧が30〜50V程度とた
いへん高いために、静電気保護素子それ自体は別に問題
が無いが、内部回路のゲート絶縁膜や接合部などが破壊
される現象が生じる。従って、サイリスタのトリガ電圧
を低くするためウェルの耐圧を用いる代わりに、接合の
耐圧を用いる方法が試みられた。図3は接合の耐圧を用
いた静電破壊防止装置を示す図面である。図3に示すよ
うに接合の耐圧を用いた静電破壊防止装置は、接合の耐
圧がおおよそ10〜15V程度に低くなる。しかし、ゲ
ート絶縁膜の厚さが100Å以下の場合には、ゲート絶
縁膜の破壊電圧が約12V程度であるので、接合の耐圧
とゲート絶縁膜の破壊電圧がほとんど同一である。従っ
て、静電気によるゲート絶縁膜の特性がかなり劣化す
る。特に、256MDRAM以上の超高集積素子のゲー
ト絶縁膜の厚さは非常に薄いため、このようなゲート絶
縁膜の特性が劣化する問題点は一層深刻である。従っ
て、このような問題を改善するために、サイリスタを用
いて静電気保護素子を形成させ、かつ別の同期回路を構
成して静電気印加時にホットキャリアを発生させて、こ
れを用いてサイリスタのトリガ電圧を低くする方法が試
みられた。
発生回路を用いた静電破壊防止装置を図4に示した。V
ssに対するVccの正(+)極性ストレスに対する初期静
電気保護回路はNPN,PNPを用いて形成したバイポ
ーラトランジスタQ1とQ2からなるSCR構造によっ
て与えられる。N−ウェルとP−ウェルの抵抗は図4に
示すようにそれぞれRNW,RPNで表れる。SCRは、N
MOSトランジスタM1で生成されたホットキャリアの
トランジスタQ1のベースの注入によって低インピーダ
ンス状態にトリガされる。トランジスタM2〜M5はS
CRのトリガを制御し、ESDが発生している間だけホ
ットキャリアを生成させるようにする回路である。トラ
ンジスタM2はキャパシタとして働き、トランジスタM
1のゲートにVcc電源を供給する。トランジスタM1の
ゲートは、トランジスタM5のターンオンによってオン
するトランジスタM3を介してVssに接続される。トラ
ンジスタM2とM3はESDが発生している間にNMO
S FETのVt より大きいゲート電圧Vgateが確実に
得られるようにするのに利用される。
た静電破壊防止回路の正常動作時には、トランジスタM
3がトランジスタM1のゲート電圧をVssに保持し、S
CRのトリガを防止する。そして、トランジスタM4は
トランジスタM2のゲート酸化膜を横切る電圧を制限す
るためのESDクランプとして動作する。
電破壊防止方法は、次のような問題点があった。接合の
耐圧を用いる場合においては、ゲート絶縁膜の厚さは超
高速素子になればなるほど薄くなり、これにより絶縁膜
の耐圧もこれに比例して低くなる。ところが、接合の耐
圧は低くならないので、接合の耐圧を用いて静電気を保
護するのはほとんど不可能である。ホットキャリアを用
いる場合においては、ホットキャリア発生による素子自
体の劣化によって、静電気が累積すると同期回路が動作
しなくなる。また、ホットキャリアを発生させるために
別途の等価回路を追加しなければならないので、構成が
複雑になる。
を解決するためのもので、その目的はサイリスタのトリ
ガ電圧を低くするための別途の回路を追加せずに、ゲー
ト絶縁膜に損傷を与えずに静電気を保護することができ
る静電破壊防止装置を提供することにある。
めに、本発明の静電破壊防止装置は、第1,第2不純物
領域を有し、第1導電型の半導体基板内に互いに一定の
間隔を置いて形成されたバイポーラトランジスタと、そ
れぞれが隔離膜を間においてその両側に形成された2つ
の不純物領域を有し、前記バイポーラトランジスタの両
側にそれぞれ形成させたフィールドトランジスタと、前
記各フィールドトランジスタの不純物領域のうちの一つ
に連結され、前記バイポーラトランジスタの第1不純物
領域と第2不純物領域との間の半導体基板上に形成され
るゲートラインと、前記フィールドトランジスタの不純
物領域のうち、ゲートラインに連結されていない不純物
領域及び前記バイポーラトランジスタの第1不純物領域
にコンタクトホールを通じて連結されたVssラインと、
前記バイポーラトランジスタの第2不純物領域上でコン
タクトホールを通じてそれらに連結され且つパッドに連
結される金属層とを有することを特徴とする。
実施形態の静電破壊防止装置を説明する。図5は本実施
形態の静電破壊防止装置のレイアウト図であり、図6は
図5のI−I’線に沿った断面図で、図7は図5のII−
II’線に沿った断面図である。本実施形態は、第1導電
型の半導体基板31内に第1導電型の第1不純物領域3
2を間に挟んでその両側に第2導電型の第1不純物領域
33と第2不純物領域34とが形成されている。半導体
基板31にはさらに第2導電型のウェル35が形成され
ている。この第2導電型のウェル35は、第1導電型の
第1不純物領域32と第2導電型の第2不純物領域34
との全体を含んでおり、そして第2導電型の第1不純物
領域33に一部がかかっているように、これらの下側に
形成されている。半導体基板31の表面部には、第2導
電型の第1不純物領域33と一定の間隔をおいて、さら
に第2導電型の第3不純物領域36が形成されている。
これらの不純物領域は、図5に示すように細長い矩形状
に形成され、互いにほぼ並行に配置されている。
角方向に少し離れた位置にこれらの不純物領域とは垂直
な方向に形成された第2導電型の第4、第5不純物領域
38,38aが形成されている。これらの不純物領域も
図示のようにそれぞれ矩形に間を離して形成され、それ
らの間に第1素子隔離膜37を介在させて配置されてい
る。そして、前記した第2導電型の第1、第2、第3不
純物領域を間に挟んで第4、第5不純物領域と対称的な
位置に第2導電型の第6、第7不純物領域39,39a
が配置されている。
金属層である。第1金属層40は、第2導電型の第3,
第5,第7不純物領域36,38a,39aの上側に形
成され、それぞれコンタクトホールを通じてそれらに連
結されている。第2金属層41は、第2導電型の第4,
第6不純物領域38,39の上側に配置され、コンタク
トホールを通じてそれらに連結されている。図示のよう
に、この第2金属層41は図面上上下に分かれている。
これらを連結するようにゲートライン42が形成されて
いる。このゲートライン42は、半導体基板31上で第
2導電型の第1不純物領域33と第2導電型の第3不純
物領域36との間に形成されている(図6参照)。第
1,第2素子隔離膜37,37aの上にはそれぞれ第3
金属層43が形成されている。最後に、第4金属層44
が第2導電型の第1,第2不純物領域33,34と第1
導電型の第1不純物領域32の上側に形成されている。
第1導電型の第1不純物領域32と第2導電型の第2不
純物領域34とにはコンタクトホールを通じて連結され
ている。第4金属層44は第2導電型の第1不純物領域
33とは連結されていない。第3,第4金属層43,4
4にはパッド45が電気的に連結されている。上記した
第1導電型の第1不純物領域32、第2導電型の第1不
純物領域33、及び第2導電型の第2不純物領域34に
よってバイポーラトランジスタが形成されている。ま
た、第2導電型の第3,第5,第7不純物領域36,3
8a,39aの上側に形成された第1金属層40は電源
電圧を印加するVssラインとして用いられる。さらに、
第2導電型の第4不純物領域38と、第2導電型の第5
不純物領域38aと隔離膜37の上に形成された第3金
属層43とによってフィールドトランジスタが形成され
ている。本実施形態においては、第1導電型はP導電型
であり、第2導電型はN導電型である。
のI−I’線に沿った断面図であり、図7は図5のII−
II’線に沿った断面図である。まず、図6に示すよう
に、本実施形態の静電破壊防止装置は、第1導電型の半
導体基板31のフィールド酸化膜61によって区画され
た活性領域の所定領域に第2導電型のウェル35が形成
されている。その第2導電型のウェル35内には第1導
電型の第1不純物領域32が形成され、かつその一方の
側に並んで第2導電型の第2不純物領域34が形成され
ている。また、第1導電型の第1不純物領域32の他方
の側に第2導電型の第1不純物領域33が形成されてい
るが、それは領域32、34と異なり、第2導電型のウ
ェル35内には一部が入っているだけである。この領域
33と離れて基板表面部には第2導電型の第3不純物領
域36が形成させてある。半導体基板31上に絶縁層を
介して第2導電型の第1不純物領域33と第3不純物領
域36との間にゲートライン42が配置されている。第
2導電型の第3不純物領域に電気的に連結されてVssラ
イン40が形成されている。これが第5不純物領域38
a、第7不純物領域39aにも接続されているのは前記
の通りである。さらに、第1導電型の第1不純物領域3
2と第2導電型の第2不純物領域34の上側にそれぞれ
のコンタクトホールを通じて連結される第4金属層44
が形成されている。不純物領域32,33,34、36
とゲートライン42とによってバイポーラトランジスタ
が形成され、第2導電型の第3不純物領域36はVssラ
インに連結される。
ィールドトランジスタの断面図である。即ち、第1導電
型の半導体基板31と、基板31内の所定領域に素子隔
離膜37を介して形成された第2導電型の第4,第5不
純物領域38,38aと、素子隔離膜37の上側に形成
され、パッド5と電気的に連結される第3金属層43
と、第2導電型の第5不純物領域38aにコンタクトホ
ールを通じて連結されるVssラインと、前記第2導電型
の第4不純物領域38とゲートライン42を電気的に連
結させる第2金属層41とで構成されている。図5の下
側の第6、第7不純物領域39、39aに対しても同様
にフィールドトランジスタが形成されている。
静電破壊防止装置の動作を説明する。本実施形態におい
てはバイポーラトランジスタのゲート電極42にがアー
スされずに、フィールドトランジスタのN+ 層38に接
続されているので、パッドを通って静電気が印加される
と、バイポーラトランジスタのゲート電極42のブレー
クダウン電圧が、フィールドトランジスタのキャパシタ
ンス及びバイポーラトランジスタのゲートキャパシタン
スのカップリングの程度に応じて誘導される。したがっ
て、バイポーラトランジスタのゲート電極42を接地端
に連結するより低い電圧でバイポーラトランジスタを動
作させることができる。すなわち、ゲート電極に所定の
電圧が誘導されるので、BVDSS(Breakdown Voltag
e Drain Source Short)を低くするのと同一の効果を得
ることができる。従って、低い電圧でもバイポーラトラ
ンジスタは動作することができる。上記構成から分かる
ように、バイポーラトランジスタのゲート電極42は、
電源端子に連結されずに、フィールドトランジスタに連
結されている。従って、静電気が印加されると、ゲート
に所定の電圧が印加される効果をもたらす。トランジス
タの特性を評価する項目中のスナップバック(snap bac
k) 電圧を測定することで寄生バイポーラトランジスタ
の動作電圧を測定する。一般に、スナップバック電圧が
BVDSS電圧より低いので、これを用いると、静電気
を効果的に除去することができる。本実施形態は、サイ
リスタを同期させてサイリスタの動作電圧を10V以下
に低くすることにより、酸化膜の厚さが100Å以下の
工程にも適用可能にした。
タのトリガ電圧を低くするのに別途の回路を必要としな
いので、レイアウトの設計が容易であり、回路劣化特性
が改善される。また、サイリスタのトリガ電圧を低くす
るために能動素子を使用してもBVDSS電圧を低くす
るための別の静電気保護素子が必要ではない。さらに、
本発明は、ゲート酸化膜の厚さが100Å未満の工程で
も、静電気保護素子の工程変更無しに使用することが出
来る。
構造断面図。
置の回路構成図。
Claims (5)
- 【請求項1】 第1,第2不純物領域を有し、第1導電
型の半導体基板内に互いに一定の間隔を置いて形成され
たバイポーラトランジスタと、 それぞれが隔離膜を間においてその両側に形成された2
つの不純物領域を有し、平面的に前記バイポーラトラン
ジスタの両側にそれぞれ形成させたフィールドトランジ
スタと、 前記各フィールドトランジスタの不純物領域のうちの一
つに連結され、前記バイポーラトランジスタの第1不純
物領域と第2不純物領域との間の半導体基板上に形成さ
れるゲートラインと、 前記フィールドトランジスタの不純物領域のうち、ゲー
トラインに連結されていない不純物領域及び前記バイポ
ーラトランジスタの第1不純物領域にコンタクトホール
を通じて連結されたVssラインと、 前記バイポーラトランジスタの第2不純物領域上でコン
タクトホールを通じてそれらに連結され且つパッドに連
結される金属層とを有することを特徴とする静電破壊防
止装置。 - 【請求項2】 前記バイポーラトランジスタの第1不純
物領域は、第1導電型の不純物領域を中心にしてその両
側に第2導電型の不純物領域が形成されて構成されるこ
とを特徴とする請求項1記載の静電破壊防止装置。 - 【請求項3】 前記フィールドトランジスタの隔離膜の
上側には金属層が形成され、その金属層はパッドに連結
されることを特徴とする請求項1記載の静電破壊防止装
置。 - 【請求項4】 前記ゲートラインと各フィールドトラン
ジスタのある一つの不純物領域は金属層によって連結さ
れることを特徴とする請求項1記載の静電破壊防止装
置。 - 【請求項5】 前記バイポーラトランジスタの第1不純
物領域の下部には第2導電型のウェルが形成されている
ことを特徴とする請求項1記載の静電破壊防止装置。
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